魔石

ませき

魔素を多分に含んだ鉱山資源。石油や石炭と同じく分布が偏っており、アルタラス王国などオイルマネーならぬ「魔石マネー」で力をつけた国もある。
ケイ素型、金属型など様々な形態があり、特殊なものは液状だったりガス*1だったりするらしい。

魔素を魔力として放出する効果があり、魔導機関の燃料として使われる。補給時、「魔石を付け替える」と表現されていることから電池のようなものと推測されていたが、三巻巻末資料の「ゲルニカ35型」の項目には「液状の魔石を『消費』して飛行する」との記述があった。
後の設定で、魔石の使用方法はいくつもあり、固体の魔石は内部の魔素を魔法で取り出す電池方式、液体魔石は直接術式を与えて目的のエネルギーに変化させると設定されている。*2

単に魔力をためておくもののほか、風神の涙など特定の魔法現象を起こすことに特化したものもある。どうやらどんな魔石も何かしら魔法現象を起こすようだが、思った効果を引き起こすには精錬が不可欠らしい。
ちなみに魔石発掘場では魔法の使用は厳禁とのこと。これは衝撃にとても弱く作中で頻繁に誘爆して悲惨なことになっているのを見れば分かると思う。

なお書籍第6巻巻末の、マルムッド山脈(空洞山脈)の解説によれば、魔石とは魔力を持った生き物の死骸が化石化したものであるらしい。
関連項目
用語魔法魔素

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過去のコメント
  • 魔石の発掘は普通の鉱山と同じで良いのでしょうか? -- 名無しさん (2017-12-23 21:20:13)
  • 魔素は物理法則下では観測不能な新元素なのであれば、魔素の消費を重量の変化や体積の変化や形状の変化で検知できないと想像していたが、魔素を含んだ魔石の消費は観測可能なのだろうか……魔素以外の元素の変化は観測できても矛盾は無いな -- 名無しさん (2017-12-28 21:20:54)
  • 魔石の効果は魔素を保有していることと、魔素+魔力→現象化を促す性質によるものらしい -- 名無しさん (2017-12-28 21:24:57)
  • 液体の魔石の便利そうなところは循環させることで交換が楽にできそうなところ。使用済みは空中に棄てていると想像してる -- 名無しさん (2017-12-28 21:56:36)
  • 魔石の設定って電池を基準にしたのかな? -- 名無しさん (2018-01-10 22:33:06)
  • 魔石→電池 魔力→電力 魔素→電池を構成する元素 魔法現象→電流が流れる -- 名無しさん (2018-01-10 22:34:20)
  • 某二次創作ではミスリルは銀原子の電子の一部が魔素に置換したモノとされていたが・・・ この設定って物理的な理屈としては結構うまかったりするんよね。魔力ってモノが回路に流れたり、動物の神経活動と共鳴する事も説明し易くなるし。 - ハインフェッツ (2019-08-25 23:48:12)
  • 仮に魔石利用に酸素がいらなきゃAIP推進に使えそうなもんだが - 名無しさん (2020-02-12 13:51:01)

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〔最終更新日:2023年01月16日〕

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最終更新:2023年01月16日 16:38

*1 圧力や外部からの魔力で気体になる

*2 五巻P22~23