くうどうさんみゃく
正式名称はマルムッド山脈。
ガム・デ・リオラ山系の一部で、
ムー西方地域の
レイフォルとの国境から約70km、国境の街
アルーから約50kmほど東方にある山脈。山脈の東端から約50km東方には
キールセキがある。
山脈全体が穴だらけで、内部は砂地で戦車戦が行えるほど広い平野になっているというファンタジー全開な地形である。
そのため、榴弾砲等を用いた曲射攻撃が行えないだけでなく、ヘリコプターや航空機も飛ぶことができないため、航空支援を受けることもできない。
少なくとも、山脈の東端と西端に戦車師団が出入り可能な程の出入口があり、山脈内部を通過して反対側に出る事が出来る。
西側にあるアルーと東側にあるキールセキから東西の出入口には道路が繋がっており、天然の超大型トンネルとして利用されていたと思われる。
山脈の長さは東西に約200kmで、
グラ・バルカス帝国陸軍第4機甲師団は通過に2日を要している。
グラ・バルカス帝国人が見ても奇妙に感じていることから、
ユグドにも無かった地形の様である。
書籍版において、この地形は地球由来ではない事が明らかになった。
転移後、魔素が薄いこの地域に迷い込んで死んだ飛竜を呼び水に、次々と引き寄せられた亜竜・竜種がこの地で力尽き、長い年月の間に積み重なった彼等の死体が
魔石化したことで生じた地形で、この世界でもかなり特殊な成り立ちに分類される。
本来、魔石鉱山は火気厳禁だが、この山脈の魔石は風化しているため
爆発の危険性はほとんどない。
高度な精製技術があれば高い利用価値をもつが、科学文明が優位の
第二文明圏にあるため、ほぼ手付かずの状態になっている模様。
※既存の[[コメント]]に返信する場合、返信したいコメントの左側にチェックを入れて下さい。
過去のコメント
ここを編集
〔最終更新日:2022年07月11日〕
最終更新:2022年07月11日 22:01