まほう
新世界に存在する現象。
魔素と呼ばれる『何か』を使用して発動しているらしいが、科学での分析ではまだどのようなものか解析が難航しているらしい。
新世界では、この魔法によって文明が古くから築かれており、約1万2千年前に転移した当時の
ムーの文明に対して遥かに優位に立っていた。
利用方法自体はさまざまで、詠唱による発動や、
魔道具や
魔石による物、
魔素を直接利用する生物を介しての使用などがある。
また、魔法陣や魔術回路、自動呪文詠唱などの補助が付くことで
ワイバーンオーバーロード作成や
魔導砲の威力の向上などを図るなどの工夫を施すこともできる。
しかし、長い時間のせいで、使用方法が失われてしまった魔法も多いらしく、特に
古の魔法帝国の魔法技術は
遺跡を発掘して解析しなければならないぐらいになってしまっている。
基本的に攻撃魔法は科学文明の兵器や魔導兵器に火力面で劣るが、使う存在によっては
戦略級兵器に匹敵する火力出す。
詠唱による発動
文字通り、呪文を唱えて発動させる魔法。
作中では、
ヤゴウと
魔王ノスグーラ、
王宮戦闘魔導隊が詠唱していたが、描写が簡略化されていただけで、他の人物も唱えていた可能性はある。
また、詠唱破棄することによって威力を低下するor魔力消費を増やす代わりに即座に魔法を放つこともできる。
ヤゴウが唱えていたのは、古代
エルフに伝わる魔法のため、日本人では聞き取れなかったらしく、後者は
古の魔法帝国が源流の
大陸共通言語のためか、意味もしっかり聞き取ることができる。
なお、個人が保有する魔力に威力が比例するようだが、複数の人間による協力で、より強力な魔法を使用している描写がある。
また、
神聖ミリシアル帝国では、詠唱文を固めると言う謎の技術で、自動呪文詠唱に成功しており、自動で読み込むことを可能にしている。
作中で使われた主な魔法
ヤゴウが使用した古代エルフ魔法。
頭部にけがを負った女性をその場で応急処置している。
ヤゴウの反応からすると、この世界ではポピュラーな魔法らしい。
ヤミレイが使用した攻撃魔法。
導力火炎弾ほどの火球を打ち出す魔法。
弾速は140km程と非常に遅い。また導力火炎弾に匹敵するとあるが粘性物質は構成できないので、攻撃力ではなくサイズを指しているものと思われる。
マラストラスが使用した魔法。
黒い獄炎の炎を相手にぶつける魔法。
コミカライズ版では、鎧は溶けず中の人間だけが炭にされてしまう恐ろしい魔法。
- 巨大な黒炎の魔法(Web版では炎殺黒鳳波、漫画版ではダークフェニックス)
ノスグーラが使用した魔法。
騎士200人と巻き添えになった
オークが一瞬で骨も残さず灰にされた。
強力な反面呪文復唱には時間がかかる。
漫画版では王宮戦闘魔導隊に対して使用。
ノスグーラが使用した魔法。
全高17mの巨大な岩の塊のゴーレムを生成。
自衛隊にはお台場にあるアレに例えられていた。
コミカライズ版だと明らかに17mを上回る巨体で登場し自衛隊には人型決戦兵器と例えられていた。原作より粘るがコアを撃ち抜かれて
使徒殲滅十字架の爆炎を出して爆散した。
- ライトニング・テンペスト(Web版ではドラゴンサンダーストーム)
王宮戦闘魔導隊が使用した魔法。
竜巻を発生させ、それで発生する静電気で、雷を連続して落とす。
カイザーゴーレムに使用したが焦げ目をつけた程度で見た目程の威力はないと思われる。
…と思われたが、漫画版では分厚いスーパーセルから雷の滅多打ちと言う凄まじい威力を発揮していた。
しかし、魔王やカイザーゴーレムには一切通用していなかった。カイザーゴーレムは投石器で表面を凹ませることができたので、魔法耐性が高すぎて通用しなかったと思われる。
エモール王国で行われる大掛かりな魔法。
近未来に起こる出来事などを観測する。
時間の流れを遅くして物体の劣化を遅くする魔法。
古代エルフが使用しており、現在では使用方法が失われた魔法。
6巻にて、なんと
アニュンリール皇国の皇帝
ザラトストラが自身に使用している。
物質を複製(コピー)することのできる魔法。
古代エルフが使用しており、やはり現在では使用方法が失われた魔法。
キャンディーの助手、
メルが使用した魔法。
或る程度の使用されている成分や物質、さらには、
微生物の有無や
粒子の大きさまで感じとることができる魔法。
ルミエスが使用できる中で最強の威力を持つ魔法。
着弾地点に炎のうねりを発生させる強力な火炎魔法。
撃ったのがGでなけりゃ…
ファルタスが編み出し使用する古代禁術火炎閃光魔法。
魔術師が扱う魔法としては、最強クラスの威力を誇るらしい。
が、
バルチスタ沖大海戦では使う暇なく撃破されてしまった
ミラが
ニースに使用した魔法で対象を瞬時に眠りにつかせる魔法。使用には相手の額に触れる必要がある。
外伝Iでノスグーラが使用した魔素と土を混合して作った盾状の魔法。
同時に10枚展開して14cm砲弾の直撃を防ぎ切ったが、
全魔力を込めて詠唱破棄で作ったためか、その後魔力切れのグロッキー状態で逃げ続ける羽目になった。
ルーサが自分の存在を知らせるために使用した攻撃魔法で巨大な魔法陣から発射する。
本気を出せば高度数千mを飛行する
零式艦上戦闘機二一型を一撃で撃墜することが可能とルーサの脅威的な動体視力も相俟って本作でも屈指の威力を誇る魔法。
赤竜が使用する魔法で自身を中心とする一定の範囲内の重力を操作する魔法。重力を使って物質を止めることが可能で、軽戦車の砲撃はおろか41cm砲による砲撃も防いでしまうほど。
ルーサが使用した土属性魔法で大地を隆起させ敵を貫く魔法。
ゴブリンの軍勢を葬りさった。
ルーサが赤竜の重力魔法に対して使用した魔法で重力魔法の効果を打ち消した。
運命の神の眷属である
ルーサのみが使用できる魔法で術者とその他数人の命を引き換えに対象の魔力を無効化し時間の連続性を断つことで数万年ほど封印可能。使用時には対象の魔力を解析する必要がある。
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〔最終更新日:2025年02月13日〕
最終更新:2025年02月13日 18:29