日本の
自衛隊が保有する手榴弾の一種。(なお自衛隊では、手榴弾は旧軍から一貫して「てりゅうだん」と呼ばれる。)
その名の通り、破片で攻撃するタイプの手榴弾である。
元々はアメリカ製で、戦争映画等でよく登場し、その外形から「パイナップル」と俗称される。
なお手榴弾は、一般に、破片により殺傷効果を発揮するタイプを防御用、爆風のみで殺傷効果を発揮するタイプを攻撃用と称する。
想像出来るように、前者は殺傷範囲が広く、後者は殺傷範囲が狭い。
にもかかわらず、なぜ、前者を防御用、後者を攻撃用と称するのか?
前者は主に、防御側が塹壕などに身を隠し、攻撃して来る敵に対し使用する。遮蔽物に身を隠して使用するため、殺傷範囲が広くても問題は無い。
後者は主に、攻撃する(突入する)側が防御する敵に対し使用する。遮蔽物など無いことが多いため、殺傷範囲が広いと自軍側にも被害が出るおそれが有る。
主に防御側が使用するから防御用、主に攻撃側が使用するから攻撃用なのである。
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最終更新:2021年04月17日 13:55