MK2破片手榴弾

まーくつー はへんてりゅうだん

この作品は、作者であるI, Jean-Louis Duboisによって権利が放棄され、パブリックドメインとされました。これは全世界的で適用されます。


日本自衛隊が保有する手榴弾の一種。(なお自衛隊では、手榴弾は旧軍から一貫して「てりゅうだん」と呼ばれる。)
その名の通り、破片で攻撃するタイプの手榴弾である。
元々はアメリカ製で、戦争映画等でよく登場し、その外形から「パイナップル」と俗称される。

なお手榴弾は、一般に、破片により殺傷効果を発揮するタイプを防御用、爆風のみで殺傷効果を発揮するタイプを攻撃用と称する。
想像出来るように、前者は殺傷範囲が広く、後者は殺傷範囲が狭い。
にもかかわらず、なぜ、前者を防御用、後者を攻撃用と称するのか?

前者は主に、防御側が塹壕などに身を隠し、攻撃して来る敵に対し使用する。遮蔽物に身を隠して使用するため、殺傷範囲が広くても問題は無い。
後者は主に、攻撃する(突入する)側が防御する敵に対し使用する。遮蔽物など無いことが多いため、殺傷範囲が広いと自軍側にも被害が出るおそれが有る。
主に防御側が使用するから防御用、主に攻撃側が使用するから攻撃用なのである。

オペレーションモモタロウ」にて、民間人救出時にレッドオーガに対して使用されたが、効果が無かった。
コミカライズ版では、効かない事前提で明確に囮のため(と周りにいるゴブリンを払うための露払いとして)の攻撃として猿渡が使用している。
関連項目
兵器日本自衛隊

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過去のコメント
  • より詳しい編集をお願い致します。 - 名無しさん (2018-12-01 22:05:29)
  • 現実問題として、今の自衛隊にMK2が残っているだろうか? とっくに退役しているのでは? - 名無しさん (2018-12-01 23:22:47)
  • 俗に言う戦場のパイナップルか。 団殻の部分は鋳鉄なのだが、炸薬を高性能火薬に更新したら弾片が細かくなりすぎて殺傷能力が急低下したので全部作り直しになったなんて話もあったかと。 基本は近世からある焙烙玉のまんまなんよね。 - ハインフェッツ (2018-12-02 21:02:51)

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最終更新:2021年04月17日 13:55
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