ひくうかん
クルセイリース大聖王国が使用している軍用兵器。
上部に設置された回転翼によって空を飛ぶ戦闘艦であり、空気力学では考えられないほどの大型物体が飛行している、という
地球基準では異常な兵器の一つである。
その大きさはかなりのサイズらしく、
日本国の
CH-47を見た
カムーラが飛空艦と比べて小さいと称し、同国人の
アバドンがB787を見ても少しは大きいと称すだけなど、大小の違いはあれど、かなりの巨体と推測される。CH-47を見たカムーラが、日本の技術は自国から200年遅れていると判断したのはこれが原因。
つい最近まで航続距離は300kmだったが、最新の技術革新により1,500kmまで延伸。これが今まで絶海に孤立していた大聖王国が外部進出をするきっかけに繋がる。ただしこの1,500kmというのは船としては非常に短く、航空機として見ても航続距離が短いと言われるC-1ぐらいしかない。そのため十分な補給施設が近辺にないと長期戦には全く向かない可能性がある。
速力は時速200km代後半ほどしかなく、速度はそこまで出ない。
これは飛行装置の方式からくる限界であり、小型化しても速度を上げられない。
武装は
魔導砲と
対竜鳥連射式魔炎砲が確認されており、
ワイバーンを撃墜可能。その戦闘力も、並のワイバーンでは相手にならない模様。
また船体は
強度氷魔法術式で凍結させることでワイバーンの導力火炎弾を大幅に軽減することができるが、展開時は攻撃ができなくなる。
さらに対物理攻撃用装甲を採用しており、魔法により強化することが可能である。
対空戦闘時には上記の術式を展開した艦を盾にして効果的に弾幕を張る対竜鳥滅殺陣を艦隊で組み戦闘する。
さらに消耗は大きいが、艦隊級極大魔法を使用でき、極大魔法
クルスカリバー・
拡散フレア・
リュウセイの3重の防御結界を張ることが出来る。
索敵装置は、
魔信探知機と
魔導電磁レーダーの二つが確認されており、艦隊の旗艦だったダルイヤに搭載された
魔導電磁レーダーは90キロ先から護衛艦のミサイルを探知している。この時、電波式のレーダーが苦手とする下方からレーダーの反射面が狭いミサイルを探知出来ているため、現代のレーダーと比べても遜色ない性能と思われる。
魔法射撃管制による射撃管制装置も確認されており、極大魔法クルスカリバーと組み合わせることで
魔導電磁レーダーから目標情報を取得して火器の管制が可能な模様。流石に撃破こそ出来なかったがマッハ2以上で飛来するミサイルを探知、追尾するという非常に高い能力を示している。ただし使用する攻撃の性能が追いついておらず
風竜に当てるのが限界な模様。
なお、
作者によれば本気を出せば
グラ・バルカス帝国の空母機動艦隊でも手こずるとのこと。おそらく極大魔法を使用された場合は艦載機に被害が出るということだと思われる。
その後の返答で「苦戦はするがWW2クラスではない」との旨の発言をしている。
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〔最終更新日:2025年08月07日〕
最終更新:2025年08月07日 13:03