セーナの援軍要請を受けてリーヴェのリュナン、カナンのセネト両雄は
それぞれの信頼できる精鋭を引き連れてガルダ島に集結していた。
両国の黄金騎士ナロンとゼノンはもちろん、
カナン傘下のソフィア公国からもシオン・ラフィン竜騎士団が参戦する規模に及んでいる。
これだけのリーベリアの大軍がユグドラルに上陸しようと言うのは
後の歴史にもこれを含めて2例しかなく、彼らは歴史的一歩を踏み出そうとしていた。
しかしユグドラルもただ見ているだけではない。
ユグドラル最強の水軍がてぐすねを引いてハイライン沖に集結していたのだ。
| 名称略記 | エルトシャン2世→エルトシャンorエルト ノール5世→ノール |