南カダインの戦いは誰もが想像しないプロセスとなったが、 結末にはある意味で順当な結果に終わった。 これによりロイト陣営は致命的敗北を喫することになり、 大勢は一気に決したかのように思われた。 だが勝者のセーナも、敗者のロイトもまだ終わったとは思っていない。 そう、未だに不動の姿勢を崩さない大国アカネイアが残っていた。