「王国の民を守ってくださったこと、心より感謝申し上げます。」
クレマンティーヌ
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
クレマンティーヌ |
種族 |
人間種 |
分類 |
現地人 |
異名 |
聖女 |
役職 |
新区画の管理者 |
住居 |
エ・ランテル |
サブデータ |
年齢 |
? |
性別 |
女 |
登場 |
web 書籍 オバマス |
声優 |
悠木碧 |
概要
クレマンティーヌとは、エ・ランテルにおいて「聖女」と呼び慕われている王国の要人である。元はスレイン法国最強の部隊「漆黒聖典」の第九席次だった。
法国時代の性格、素行は悪く、今の聖女姿は昔を知る者にとって奇異で驚愕すべき姿である様子。そのため王国では高く評価されている一方で「陽光聖典」のニグンなど法国人からは不信感を抱かれている。
本人曰くエ・ランテルへの奉仕理由は恩返しらしく。「何者か」の善意により命を救われ、その者が『恩返しをしてくれると言うなら自分ではなく、都市の皆さんを手助けする形で願いたい』と彼女に望んだことから来ている模様。
最初はエ・ランテル都市長の指揮下で冒険者組合と連携し、エ・ランテルの治安維持に協力していたが、
第一部・第十二章『人類の導き手』以降は新区画の管理者に任命。天職を得た思いで仕事に励んでるとのこと。
性格
性格や態度は「聖女」らしく穏やかで柔らかい。他人のために危険も顧みない底なしの善人として見られている。
番外席次とエ・ランテルで出会った際は『…………………………ぁ。』と慄きの声を漏らし、初めましてと告げられると困惑した様子で現実逃避を始め、そそくさと退散していった。
番外席次の記憶喪失の件は知らなかったのかもしれない。
真意
罅の異変から少し経った後、クレマンティーヌはカジットから一つの噂を聞く。曰く「神人含む漆黒聖典複数人が任務に失敗、何人かは復活すらできなくなった」と、その中にクレマンティーヌの「肉親」が含まれていると。
動揺そのままに法国への潜入を試み、あっさり見つかって追い回されることとなった彼女は「幼い少女」に匿われる。『家族に手出されたくなきゃ匿え』その言葉に怯えもせず、信仰のためでもなく、親の教育でもなく、心から本気で「困ってる人を助けることは当たり前」だと言う少女に苛立ち、殺す予定を立てながら眠りについたクレマンティーヌが早朝になって見たのは、物盗り目当ての盗賊に殺された少女達の亡骸だった。
絶対的なはずの力は思っていた程、絶対的ではないとわかって。優秀なはずのあいつも思っていた程、優秀じゃなかった。
逆に強者に奪われ玩弄されるのがお似合いなはずの、か弱くてお優しい何かは、能天気な寝顔のまま、本人だけは幸せそうな末路を首尾よく迎えられていた……
……どうも罅割れた後の世界は、それまで私が思っていたのとは違う形をしているらしかった
その事に動揺していたつもりはなかったものの、うっかり追っ手を相手に重傷を負って、それでもエ・ランテルまで辿り着き、最期を覚悟していたところを、都市長パナソレイに助けられる事となる。
聖人じみた少女の目的、不明な「意味」を知るため、パナソレイから底なしの善人を成り切ることを提案されたクレマンティーヌはそれを受けた。時々素の自分を見失って、本気で人格変わりそうになりながら「聖女」としての活動を続けつつも、結局「意味」を知れず、打算で人助けを行っていた彼女だったが、妖巨人(トロール)の攻撃からネムを庇って生死を彷徨ったことで、その「意味」を知る。
『考えるより先に身体が動いた』自覚した時の表情は、笑みにも悔しげにも見える奇妙な複雑さで歪んでいたという。
強さ
元「漆黒聖典」第九席次の力は健在。『私などに「武の才」などとは、あまりにもったいない』等謙遜を口にはしているが、強さを隠しているわけではないようで、ガゼフなどはクレマンティーヌの武勇を沢山耳にしている模様。
スティレットは護身用としてローブの裏に隠しているらしく、
鋼の執事と闇市の闇ではセバスを相手に、従来通りの《疾風走破》を始めとした武技を連続で使用して見せた。
能力
- 《疾風走破》
- 《超回避》
- 《能力向上》
- 《能力超向上》
- 《流水加速》
アイテム
護身用として服の中に隠している武器。
その他
他の
マイページ会話と同様に
主人公とクレマンティーヌの交流が描写される。神に祈るより困っている方々の助けになりたいと語り、
主人公に世界の救済を迫るなど、随所に怪しさのある言動が目立つ。
キャラクター
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年02月24日 21:34