「……。恨んでは、いますわよ。」
眼三(まなみ)
イラスト |
メインデータ |
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名前 |
眼三(まなみ) |
種族 |
不明(精霊?) |
分類 |
可能性の海 |
異名 |
不明 |
役職 |
不明 |
住居 |
可能性の海? |
サブデータ |
性別 |
女 |
所属 |
可能性の海 |
登場 |
オバマス |
声優 |
真田アサミ |
概要
眼三とは、『デート・ア・ライブ』コラボイベント「
デート・ア・ナザリックⅡ」で登場した五年前の狂三の似た姿をした存在である。名前は「眼帯をつけたもう一人の狂三」を略してよしのんが命名。
時崎狂三は時間を操り、分身体を創造、影を操作する力を持つが『デート・ア・ライブ』本編に登場する「五年前の狂三」「過去の狂三の分身体」とは全くの別個体。
姿は「五年前の時崎狂三」だが、ある時点での時崎狂三の特徴が目立つ分身体とは異なり、六年前や、七年前の時崎狂三の感性も混ざっていて、各特徴が平等に表出している様子を見せている。また、本物と同様に刻々帝を行使可能。時崎狂三とは影内部の空間を共有しているのか、時崎狂三の影を経由して移動することもできる。
正体
時崎狂三が無意識に恐れ、「もしかしたら」とその想像した分身体や犠牲者の無念の集合体。
時崎狂三の無意識の恐怖と想像、霊力が世界の外へと漏れ出て、世界と世界の狭間とでも呼ぶべき場所に浸透。そこに潜んでいた「何か」が、その可能性に実体を持たせ、己の表皮として利用して形を得たのがこの眼三と呼ばれる個体の正体である。
怨念の可能性として、時崎狂三を憎む様子を見せるが、本編では「そういう存在だから」というだけで義務的に動いてるようにしか見えないと士道は語りかけている。実際、恨んではいると返答はしたが、その理由は、その気になれば士道との関係も変えられるくせに、頑固にそれを拒む時崎狂三への嫉妬染みたものであり、無念の集合体と言うにはズレたものだった。
精霊の好感度を観測する端末では最初から封印可能圏内。刻々帝による過去改変前の世界で士道を殺害してしまった際には、すぐに逃走していることから、事故で士道を死なせてしまった事にショックを受けたのではないかと予想されている。
時崎狂三は「もしも士道さんに霊力を封印されてしまったら」という恐怖や警戒が、形を得た結果であると言うが、どこまで己の意思で、そしてどこから「何か」の意思で行動していたのか、本物の狂三への「恨み」があったのか、真相は不明とされている。
作中の動向
二回目の罅の異変に巻き込まれまいと、抵抗する士道達を罅の中から【一の弾】を使用して妨害。その存在が確認される。その数日後、エ・ランテルを壊滅させた。
この時のエ・ランテルの状況としては、都市住民の大部分が死亡。潜伏させていた影の悪魔からの報告では突然、住民たちの足元に奇妙な影が忍び寄り、その直後に昏倒してそのまま衰弱死したらしい。≪時喰みの城≫によって寿命吸い上げられたと考えられる。
その後、時崎狂三の影を通じてナザリックへと侵入するも、戦闘中に四糸乃を庇って士道が死亡。それを経て何を思ったか直ぐに撤退したため、時崎狂三の【六の弾】による四糸乃の数日前へ時間遡行を許した。
時間遡行後の世界では、四糸乃経由でエ・ランテル襲撃の未来を知ったナザリックに迎撃されて襲撃は失敗。レイナースを含む都市の全住民が昏睡状態にはなったが、エ・ランテル壊滅は避けられ、その後の時崎狂三の影を介した奇襲も対応された。
組織的に潰しにかかるナザリックを相手に大暴れするも多勢に無勢。敗北が見えたかに思えたが突如苦しむ様子を見せたのち、時崎狂三の姿から
死神へと姿を変えて戦闘続行。コキュートスと協力して、士道が身体を張って言葉を尽くしたことで眼三としての姿を取り戻し、最期には精霊らしく「デートして、デレさせる」方法で霊力を封印され、過去の集合体を核に実体を保っていた「何か」は借り物の
霊力を失い、消滅していった。
能力
時崎狂三と同様に刻々帝を使用可能。
時崎狂三と同様に時喰みの城を使用可能。
余談
一応オバマス世界産まれの存在とはいえ、コラボキャラとは思えない程に尋常ではない被害を出している。
いくつものストーリーを経て、ナザリックの足場固めに活用してきたエ・ランテルの壊滅。ナザリックに侵入し、鳶一折紙、五河琴里、夜刀神十香の前で士道を殺害するという確実に反転したであろう状況の成立。ナザリック壊滅に追い込んだ存在に次いで、ナザリックに痛手を負わせた存在だろう。まあ、『オーバーロード』のキャラもコラボで異世界に行くと、高確率で世界征服し始めるので人の事言えないが。
関連項目
自由コメント欄
最終更新:2025年03月16日 21:13