イスンシン:海軍魂



スキル 冷却 消費MP 効果
ヘブンリーボウ
(パッシブ)
敵との距離によって弓か刀に持ち替えて戦う。
スキルと刀のダメージを与えると、敵に流血効果(移動する毎に固定ダメージを受けて減速)を与える。
海軍を自分のベースに召喚すると、ベースを強化できる。一定期間ごとに亀甲船をベースから乗船できる。
乗船するとBUFF効果を得る。
薙ぎ払い
10.5 70 前方範囲に斬撃を繰り出し、バク転する。
ルート上の敵に160/190/220/250/280/310(+50%合計物理攻撃力)物理ダメージを与える。敵の移動速度 -40%。
2秒間継続。
亀甲船に乗っていると、亀甲船が突撃、
敵ヒーローと周囲の敵に200/235/270/305/340/375(+80%合計物理攻撃力)物理ダメージとスタン効果を与える。
1.5秒間継続。
ブラッドフラッド
10.0 100 前方へ貫通する矢を放ち、敵に160/180/200/220/240/260(+100%合計物理攻撃力)物理ダメージを与える。
ため時間によって、攻撃範囲とダメージが増加する。
命中する毎にダメージ-20%。最大-60%。ため中、自身の移動速度が-20%減少する。
マウンテンショッカー
60.0 170 海軍を召喚して、全ての敵ヒーローに3回攻撃する。
各攻撃は165/225/285(+35%合計物理攻撃力)物理ダメージを与える。

目次



考察

遠距離は弓、近距離は刀と、距離に応じて通常攻撃の手段が変わるという珍しいハンター。
敵全体への攻撃、貫通する矢、乗船しての攻撃など他とは一線を画す動きが特徴的。
その特殊なスキルやパッシブの流血効果をうまく利用して試合を有利に動かしていく。

長所
  • 貫通という特性上、序盤のハラスに優秀なスキル2。
  • 移動スキルとしても使えるスキル1や乗船効果のお陰で移動性能が割りと高い。
  • スキル3の敵全体への攻撃による別レーンへの介入。
  • パッシブの流血効果のお陰で瀕死の敵に対する圧力の高さ。

短所
  • 冷却時間が短いとは言えない為、スキルを使うタイミングを見極める必要がある。(装備で改善は可能。)
  • スキル1の移動距離はそこまで長くないため、追い性能が高いヒーローに対しては効果が薄い。
  • 他のハンターと同様、序盤に転んでしまうと持ち直すのが大変。
  • パッシブの武器切り替えの関係上、離れながら攻撃したいときにでも刀の間合いならば近付いてしまう。
  • 全てのスキルが方向指定、位置指定のため、スキルショットの精度が戦績に大きく関与する。


スキル説明・解説

パッシブ ヘブンリーボウ
イスンシンのアイデンティティであるパッシブ。遠距離の敵には弓、近距離の敵には刀を用いて通常攻撃を行う。刀の通常攻撃には流血効果が乗る。
近距離での殴り合いから一気に離れてしまっても弓での攻撃に切り替わる為、逃げる敵を追いかけるのは意外と得意だったりする。全てのスキルと刀の攻撃に流血効果が乗る為、瀕死の状態でタワー下にいる敵にスキルを当て、流血で倒すということもできる。
敵の動きや立ち位置をよく見て、弓で攻撃するのか刀で攻撃するのかを考えよう。
スキル1 薙ぎ払い
アクションスター顔負けのバック転を決めて移動し、ついでに斬撃を放つ方向指定スキル。
移動スキルとしては、移動距離は短めだが移動速度は非常に早いため即時離脱には向いている。また、その他の移動スキルと同様に壁抜けも可能。移動距離が短いのでしっかりと密着してから抜けるようにしよう。
威力や減速効果が優秀ではあるが、ハンターのスキルとしては飛距離が短い為、ダメージスキルとして当てに行くのは難しいかもしれない。しかし、殴り合いを仕掛けてくる敵に対して距離を取りながら攻撃、その後は下がりながら弓で攻撃、ということもできるので使い道は多いだろう。

乗船している時にはスキルが変わり、発動すると船が指定方向に突撃、ヒットした相手にスタン効果を与える。このスタンの時間が意外と長いので、味方と合わせたりスタンの間にダメージを稼いだりしていこう。
スキル2 ブラッドフラット
序盤のレーン戦を支える方向指定の火力スキル。飛距離は非常に優秀で、溜め時間が長くなるほどに飛距離と威力が上昇する。スキルのボタンを押しっぱなしにすると範囲が円形に表示されるが、実際の当たり判定はその円形の範囲よりも少しだけ長く発生している。
飛距離と威力が優秀な分、横の判定はかなり心許なく、ライラのスキル1やフランコのフックと比べると当たり判定はかなり小さく感じるだろう。貫通という性質を持ち、ミニオン越しにもガンガンハラスを仕掛けることができるので、相手の動きを読んでしっかりと当てられるようにしよう。
スキルを溜めている時にキャンセルが可能だが、溜めを始めた時点でマナを消費してしまうため、どうせなら撃っておいたほうがいいだろう。また、溜め時間が長すぎると強制的にキャンセルになり消費したマナも戻らないので注意。
スキル3 マウンテンショッカー
敵全体を攻撃するという特殊なスキル。イスンシンが嫌われるとしたらこのスキルの影響だろう。
スキル性能は至ってシンプルで、敵がいる地点に合計3回の砲撃をお見舞する。これは敵がアンブッシュに隠れていようが、ステルス状態になっていようがお構いなしに狙うことができ、3回の砲撃が続いている間は全員の位置がマップ上に表示される。
攻撃スキルとしても非常に優秀だが、マップに敵を映し出すレーダーとしての利用価値も高いので覚えておこう。特に終盤の立ち回りでは、敵の居場所を特定できるのは大きなメリットとなる。スプリットプッシュをしたい時、ロードや亀を狩りたい時などに使用して、敵の位置を確認すると良いだろう。


ビルド考察

多くのハンターと同じように、安定感を得るためにブラッドクロウ、攻撃速度を上げるためにスカーレットファントムを採用。
基本的にはその他のハンターと同様なビルドになるのではないだろうか。


以下はAmyDollが使用しているビルドである。


あくまでも参考までに。

立ち回り考察

レーン戦ではスキル2のお陰で有利に進められることが多い。
相手の方向指定スキルはしっかり避けつつ、ミニオンを攻撃する敵に対してしっかりとハラスを決めていこう。対面が近距離系のヒーローならば、遠くから地道にダメージを重ねていき、徐々に有利を作っていこう。
ある程度削ってしまえば相手はタワー下に逃げるしか無いため、タワー下で安心している敵には的確にスキル2を当てていき、隙あらば狙われるということを教え込もう。

スキル3が使えるようになってからはマップを見ながら他レーンの状況を把握するのも重要だ。
敵と味方がぶつかっている時、戦いが終わって瀕死の敵がリコールしようとしている時、アンブッシュで待機しているのが怖いときなどにスキル3を使ってあげると他レーンへ圧力を与え、味方を有利に導くことができる。特に、相手のリコールを読んでの発動は有用性が高いため、感覚を掴んだり味方と連絡を取ったりして、タイミングを図っていこう。

中盤以降は亀甲船に乗りながらの移動やスキル3による攻撃・索敵で多数のレーンに関与していこう。
集団戦が始まる前にはスキル2を多くの敵に当てて、よりこちらが有利な状態で集団戦を始めることができるように意識しよう。
殴り合いや小規模戦が始まったときには逃げるためにスキル1を使うのか、追う時にスキル1を使うのかをしっかりと判断しながら位置調整をするように。ビルドで回復性能を上げているとは言え、単発が強いヒーローラプラプエウドラなど)や行動妨害を持っているヒーローに対しては相性が悪いため、味方が近くにいない場合はできるだけ衝突を避けるようにするといいだろう。


独自の出血効果や全体攻撃などを駆使して他のハンターではできない動き方を覚えることができれば、味方をより有利にできるので、スキルの性能やビルドをしっかり考えて動くように心がけよう。



おまけ:マッチアップ&レーン戦ガイド

ここではランキング戦やマッチング戦で体感した大まかなマッチアップの解説とレーン戦の進め方を書いていく。
興味が無いor低ランクの意見は聞く気がないという人はブラウザバックを推奨する。

マッチアップ

ハンター編
対面でよく見るのはキャリー
基本的には五分だが、スキル3が上がるまでならば有利。
射程は五分だがスキルの性能で勝っているのでパッシブを発動される前にしっかりと距離を取る動きを身につければ一方的にダメージを与えられるだろう。スキルでダメージを出すだけでなく、通常攻撃でもしっかりとハラスを決められるようになると楽に戦えるだろう。

微不利。
基本的に五分だがスキル3が上がるタイミングで不利になる。
両名とも鋭いブリンク(移動スキル)と高いハラス力を持っているので射程に入らないように注意。
ウェーブクリア能力は互角なので立ち回りでしっかり有利を取れるようにしたい。
ブリンクからのハラスにさえ気をつけていれば一方的な被弾は避けられるので意識しておこう。

微有利。
スキルの射程、ブリンクの有無によりレーン戦は基本的に有利だが、うっかりスキルの射程に入ってしまうと減速からの手痛いハラスを貰ってしまうのでそこだけは気をつけておきたい。
ライラは方向指定スキルをしっかりと避け、マイヤはスキル1発動中にミニオンに近づかないようにできれば大きなダメージは避けられるだろう。
スキル3の性能はレーン戦で考えると不利なので、強気にハラスを与えていき、タワー下へ押し込めるように。

有利。
大きなダメージを与えるには近付かなければならないので、射程に気をつけながら一方的にハラスができれば基本的に不利になることはない。
人状態のロジャーは減速効果を持つが、ダメージ源はスキル1の方向指定スキルなので、しっかりと横に動きながら避けていこう。
基本的にレーン戦は有利だが、スキル3の強烈な減速効果と狼状態の攻撃能力&追い撃ち能力によりガンク合わせが得意なので、マップを常に確認してうっかりガンクを食らってキルを取られないように気をつけよう。

不利。
相手のビルドが整うまでは五分だが、スキル3が上がる時点で不利。
圧倒的な射程でじわじわと削られてしまうため、ミニオンを攻撃する時意外は大きく下がって被弾を避けるようにしよう。
最序盤のスキルの威力的には有利なので、最初からガツガツとダメージを与えておき、強気な姿勢を見せ、下手な動きをすると反撃を受けるということを教え込んでおくとその後のレーン戦が楽になる。
キルを狙うためにはジャングルや他レーンのヒーローを呼ぶ必要があるため、ダメージ交換やレベリングは可能な限り互角になるように努力しよう。

五分。
お互いに方向指定スキルの撃ち合いになるため、相手のスキルを避け相手にスキルを当てたほうが勝つ(当たり前)。
スキル2を見てから避けることができる相手には基本的には勝てないのでファームだけは負けないように。
スキルの性能は全く同じなので、いかに通常攻撃でハラスができるかが重要になる。また、他レーンへの介入という意味でもスキル3を撃つタイミングも重要になるので、味方の状況を確認しながら戦うことを心がけよう。


ファイター編
微有利。
スキル3が上がるまでは有利だが、スキル3が上がると五分。
方向指定スキルをしっかりと避けながら、こちらは通常攻撃とスキル2でダメージを与えることができれば有利を取れるだろう。じわじわとヘルスを削ることができれば相手は下がるかリコールするしかなくなるので、その隙にジャングルを狩ったりミニオンをタワーに押し付けたりして有利を取っていこう。
油断した動きをすると相手のスキルで大きなダメージを受けたりガンクを食らったりしてしまうので、ヘルスが有利な状態でも油断せずに立ち回ろう。

微有利。
基本的に有利だが、ガンク合わせが非常に得意なので敵のアサシンがカリナアルカードなど序盤から火力が高いヒーローの時は特に気をつけよう。
相手のスキルの射程を把握してそこに入りすぎないようにすれば1vs1では負けることは無いため、しっかりと通常攻撃やスキルを当てていこう。
序盤のスキルの威力や攻撃性能は互角だが耐久力の面で相手の方が優れているため、ヘルスが互角の状態での殴り合いは絶対に避けるように。こちらのヘルスが満タン付近、相手のヘルスが半分以下という場面では殴り合いをしても問題ない。

微不利。
基本的にキルを取ることが出来なければキルを取られることもない。レーン戦で大きく有利を取れないという意味では、序盤が強いイスンシンとしてはマイナスになる。
ベインは通常攻撃で手痛いハラスを受け、シュウは瞬歩で飛び込んでからのスキル1の3発目を狙ってくるので、じわじわと削られないように気をつけよう。
ベインやシュウのスキル3は高性能で、無理やりタワーへダメージを与えたり、タワーから引きずり出したりされるため、できるだけタワーに近付けないように立ち回るのが大事。レーン戦で明らかに勝てないと判断した場合は味方のジャングルや他レーンのヒーローを呼んで援護してもらおう。

有利。
通常攻撃とスキルの射程が圧倒的に勝っているのでレーン戦では有利。しかし、両名ともに防御性能が高いため、1vs1でキルを取るのは難しいかもしれない。
スキル2を的確に当てて、通常攻撃でじわじわとヘルスを削っていくことを心がけよう。
スキルの威力が強烈で、ガンク合わせも得意なため、相手のアサシンやメイジの動きには気をつけて立ち回ろう。

微有利。
射程的には有利だが、飛び込み性能が高く序盤の火力は優秀なので飛び込まれてからのバーストに気をつけよう。幸いこちらには鋭いブリンクがあるので、飛び込んできたと思ったら後ろに下がりながら通常攻撃を当てていこう。
一方的にダメージを与えられるとは言え、一瞬の火力、追いかける性能はアルカードが上なので、射程を意識しながら地道にハラスをしていこう。


メイジ編
五分。
基本的に五分だが、スキル3の性能や拘束能力を考えると微不利か。
オーロラもナナも主なダメージ源は方向指定スキルなので、発動を見てからしっかり避けられると痛い被弾を抑えられる。そのためにも早い段階でブーツを積んでおくのもいいだろう。
減速やポリモーフ(猫への変身)、ノックアップ、フリーズにより、ガンク合わせが非常に得意なのでマップを見ながら立ち回ろう。
こちらのスキルも充分痛いダメージなので、相手のスキルを避けながらこちらのスキルを当てられるようにしよう。

五分。
グールドもサナもメイン火力は方向指定、範囲指定のスキルなのでそれをしっかり避けることができれば有利に進めることができるだろう。
油断して行動妨害のスキルを食らってしまうと大ダメージを食らってしまうので気をつけること。
射程的には五分なので、相手のスキルを避けながらこちらのスキルを当てていこう。

不利。
全てのスキルが対象指定で発動後は避けることが出来ないため、下手に射程に入らないように気をつけながら立ち回ろう。
スキルを連続して食らってしまうととんでもないダメージを貰ってしまうため、一度スキルを受けたら後ろに下がって仕切り直そう。
スキル2を当てられるとスキル1→スキル3と高火力コンボを受けるのでスキル2だけはエウドラの近くでもらわないように。
こちらのスキル2を撃つ瞬間だけ近付くことを意識すれば圧倒的に負けるようなことはないだろう。
1vs1で勝つのは困難なため、スキル3の撃ち方で他レーンに関与して貢献しよう。

微不利。
スキルの射程が負けているので若干不利。スキルの軌道も独特なので傘がどこにあるか、カグラがどこに居るかを見ながらスキル1の軌道を確認して避けるように。
油断して傘の近くに立っていると飛び込まれて大きなダメージを受けてしまうのでできれば傘から離れた位置でファームするようにしよう。
傘を手元に引き寄せてからは一定時間シールドが付くので、シールドが消えてからスキル2を当てるようにしよう。

五分。
基本的なダメージ源は方向指定スキルなので、発動を見てからしっかり避けることができれば被弾は減らせるだろう。
両名ともにスキル3発動から攻撃を与えるタイプであるが、ダメージの出し方が微妙に異なる。
サイクロプスはスキル3で固定化した後に遠巻きからスキルを当て、ハーリーはスキル3を当てた後に一気に近付いて追い撃ちをする。その為、サイクロプスの場合はスキル3が見えたら即座にスキル1で距離を取る、ハーリーの場合はスキル3を当てられて移動スキルで入って来た瞬間にスキル1で距離を取る、というように対策を変えていくと良いだろう。
移動速度アップやブリンクを持っているのでこちらのスキル2を当てるのは難しいが、しっかりと動きを読んで当てることができればダメージ交換は成立するため、受け身にならずにダメージを与えていこう。


レーン戦ガイド

イスンシンはレーン戦はかなり強いヒーローなので、レーン戦でいかに有利を取れるかが勝利に繋がるといっても過言ではない。
レーン戦では一方的にダメージを与える立ち位置を覚えること、スキル2の精度を上げること、スキル3を撃つタイミングを覚えること、これらを意識することでより有利にレーン戦を進めることができるだろう。

基本的なダメージ源はスキル2だが、スキルだけではマナが枯渇してしまうので、通常攻撃でダメージを与えられる時には地道に通常攻撃を入れていくことを忘れずに。
相手のヘルスがある程度削れた場合は、思い切ってスキル1で飛び込んで刀で斬りながら追いかけ、スキル2でトドメを刺す、という動きがキルを取る時の理想的な動きだろう。

スキル3が上がった時点で他レーンの状況を確認することも忘れずに。
マップを見て敵と味方のアイコンが重なっている時は戦いが起こっていると判断していいだろう。その時に撃つも良し、瀕死の敵がタワー下に逃げ込んだのを確認してから撃つのも良い。
スキル3を撃った後にアシストが取れるようになると他レーンへも大きく貢献できるため、経験を重ねて発動のタイミングを覚えるようにしよう。

その他として、相手の方向指定のスキルは可能な限り避けること。これが出来ないとマッチアップなども関係なくレーン戦で勝つことは難しいため、相手のどのスキルが方向指定なのか、どのような軌道で飛んで来るのか、ダメージはどれくらいなのかというのを意識して立ち回ると良い。


思いついたら随時追加します。


著:AmyDoll44
最終更新:2018年04月04日 01:09