日向直毘人(ヒムカ ナオビト)

(by きたみさん @KitaMintcandy)
基本情報
| 所属 | 組織/ミワシ部隊 |
|---|---|
| 誕生日 | 2月11日 |
| 血液型 | A型 |
| 身長 | 178cm(不定期的に変動あり) |
| 体重 | 71kg(不定期的に変動あり) |
| 好きなもの | 鹿肉、読書、故郷、烏有先生 |
| 嫌いなもの | 烏有先生が嫌うモノ、黒 |
| 天敵・弱点 | 勾津日乃 |
ステータス
| 身体強度 | C |
|---|---|
| 霊体強度 | B |
| 加護出力 | A |
| 被呪耐性 | B |
| 祭具運用 | C |
概要
天狗の面を常に被った烏有先生を"先生閣下"と呼び慕う崇拝者。
山奥で死にかけていた所を拾われ、以降は絶対的な信仰心を向けるようになったらしい?
普段身につけている天狗の面は第四部隊内で製作された一種の呪具であり、彼自身の本体は寮内の自室に置かれた自らの遺影。
任務で身につけるミワシ部隊制式外套の左胸部分には狼を模ったエンブレムが縫い付けられている。
つまる所今の肉体は本来の日向直毘人のものではなく、また致命的な損壊を受けた場合は天狗の面を通して代わりの肉体を得ることができる。
尚、天狗の面を被らされた人間は時間をかけて直毘人本人の精神に掌握され、最終的には魂魄が死に至ることで完全に乗っ取りが完了する。
これらの理由から"殉教"に躊躇はなく部隊員にもそうであるように強いる、もしそれらから外れた者が部隊に入ったのなら即座に粛清、あるいは別部隊へ異動される。
かつて瀬織と弥十という二人の妹がいたが、前杜村集団自決事件の際に他の家族と共に亡くした。
実は"彼岸の徒"として彼が忌み嫌う勾津日乃は従妹に当たり、前杜村集団自決事件の直後は共通の祖父である勾津直毘人の許で老人が亡くなるまでの6年を共に過ごした。
山奥で死にかけていた所を拾われ、以降は絶対的な信仰心を向けるようになったらしい?
普段身につけている天狗の面は第四部隊内で製作された一種の呪具であり、彼自身の本体は寮内の自室に置かれた自らの遺影。
任務で身につけるミワシ部隊制式外套の左胸部分には狼を模ったエンブレムが縫い付けられている。
つまる所今の肉体は本来の日向直毘人のものではなく、また致命的な損壊を受けた場合は天狗の面を通して代わりの肉体を得ることができる。
尚、天狗の面を被らされた人間は時間をかけて直毘人本人の精神に掌握され、最終的には魂魄が死に至ることで完全に乗っ取りが完了する。
これらの理由から"殉教"に躊躇はなく部隊員にもそうであるように強いる、もしそれらから外れた者が部隊に入ったのなら即座に粛清、あるいは別部隊へ異動される。
かつて瀬織と弥十という二人の妹がいたが、前杜村集団自決事件の際に他の家族と共に亡くした。
実は"彼岸の徒"として彼が忌み嫌う勾津日乃は従妹に当たり、前杜村集団自決事件の直後は共通の祖父である勾津直毘人の許で老人が亡くなるまでの6年を共に過ごした。
所持祭具・呪具
身装・燃え滾る剣
日向直毘人が本来の自分自身の肉体をそのまま素材にし、作り上げた攻性祭具。
形状は内部で火が燻っているように見える十拳剣。
第四隊長自身の感情の増大によって燃え上がり、火力を増す特性を備えている。
最大出力では約4000℃ほどの高温となり、金属すら焼き溶かすレベルの火力となる。
剣から炎を噴き出して火炎放射器のように扱う事すらできるとても便利な祭具(本人談)である。
形状は内部で火が燻っているように見える十拳剣。
第四隊長自身の感情の増大によって燃え上がり、火力を増す特性を備えている。
最大出力では約4000℃ほどの高温となり、金属すら焼き溶かすレベルの火力となる。
剣から炎を噴き出して火炎放射器のように扱う事すらできるとても便利な祭具(本人談)である。
無亡の天狗面
後述する生遺影とセットで扱う呪具
これを人間に被せれば生遺影に込められた魂魄が対象の霊体、魂、精神と言ったものを徐々に上書きして乗っ取っていく。
初代第四部隊部隊長"鮒坂 太助"が作成し、現代まで継承されている呪具である。
複数製造され、形状自体は融通が効くらしく用途によって目元のみを覆うモノだったり口元だけ覆うモノだったりもする。
これを人間に被せれば生遺影に込められた魂魄が対象の霊体、魂、精神と言ったものを徐々に上書きして乗っ取っていく。
初代第四部隊部隊長"鮒坂 太助"が作成し、現代まで継承されている呪具である。
複数製造され、形状自体は融通が効くらしく用途によって目元のみを覆うモノだったり口元だけ覆うモノだったりもする。
生遺影
本体。
日向直毘人の魂、精神は彼の部屋に立てかけられたその遺影に込められている。
無亡の天狗面と同様に初代第四部隊部隊長が作成し、現代まで継承されている呪具である。
穢れや加護による過負荷などで破損する可能性があり、生遺影が損傷を受ければそこに込められている魂も同様に損傷、最終的には2度目の死に至る。
余談だが第四部隊歴代隊長の死因はほぼ全てが記録されている。が現行の第四隊長と初代第四隊長の物は記録されていない。
日向直毘人の魂、精神は彼の部屋に立てかけられたその遺影に込められている。
無亡の天狗面と同様に初代第四部隊部隊長が作成し、現代まで継承されている呪具である。
穢れや加護による過負荷などで破損する可能性があり、生遺影が損傷を受ければそこに込められている魂も同様に損傷、最終的には2度目の死に至る。
余談だが第四部隊歴代隊長の死因はほぼ全てが記録されている。が現行の第四隊長と初代第四隊長の物は記録されていない。
特殊技能
日炎祓術
日向家が代々継承していた祓魔術、本家での資料は日向直毘人が所持している。
自身の霊力・加護を燃やし、忌火に"昇華"させる技術である。
日向家の血を引くものはこの術に高い親和性を示し、自らの肉体・精神を触媒にすることでより高い効果を発揮させる事ができる。
自身以外も燃やすことは可能、がその際は効果は薄れる。
その一部として、当主のみに口伝により継承される"日体製術"なるものがあるらしいが……?
自身の霊力・加護を燃やし、忌火に"昇華"させる技術である。
日向家の血を引くものはこの術に高い親和性を示し、自らの肉体・精神を触媒にすることでより高い効果を発揮させる事ができる。
自身以外も燃やすことは可能、がその際は効果は薄れる。
その一部として、当主のみに口伝により継承される"日体製術"なるものがあるらしいが……?
加護:"日向う神"
前杜村で信仰されてきたおてんとさま、ヒムカのカミ、或いは日向う神の加護。
高天原の主神の分霊である日向う神の加護とは、"視線"に関連する権能を借りて行使することが可能となるものである。
日向直毘人はこの加護に対する適性が高く、自分や物体に視線を集めたり、日炎祓術を用いて刻んだ陣で視線を通じた術理を行使したり、逆に視線を逸らす、離させることも可能となっている。
高天原の主神の分霊である日向う神の加護とは、"視線"に関連する権能を借りて行使することが可能となるものである。
日向直毘人はこの加護に対する適性が高く、自分や物体に視線を集めたり、日炎祓術を用いて刻んだ陣で視線を通じた術理を行使したり、逆に視線を逸らす、離させることも可能となっている。
狼脚走法
前杜村で狩りの為に用いられていた技術の一つ。
狼が走るように両脚を同時に踏み出し、駆けていくモノ。
その瞬発力と速度はかなりのもの、かつての直毘人はこれと魔改造した銃器、縄を持って戦場を縦横無尽にかけていたようだが今では多少衰えている(そのようなことをする必要が無くなった為であるが)
狼が走るように両脚を同時に踏み出し、駆けていくモノ。
その瞬発力と速度はかなりのもの、かつての直毘人はこれと魔改造した銃器、縄を持って戦場を縦横無尽にかけていたようだが今では多少衰えている(そのようなことをする必要が無くなった為であるが)
台詞
「ミワシ部隊第四隊長、日向直毘人です。以後お見知り置きを」
「先生閣下……!私は、今、猛烈に感激しております……!」
「……第三隊長ですか……そうだ、アレの様子はどうですか?」
「相変わらずお元気そうで何よりです、第八隊長。あぁ、単なる社交辞令ですのでお気になさらず」
「各員は後退せよ。私は突貫します」
「先生閣下……!私は、今、猛烈に感激しております……!」
「……第三隊長ですか……そうだ、アレの様子はどうですか?」
「相変わらずお元気そうで何よりです、第八隊長。あぁ、単なる社交辞令ですのでお気になさらず」
「各員は後退せよ。私は突貫します」
「お前は、私の故郷、私の家族……私の、大切な思い出を奪ったのだから……せめて、私の手で始末を着けなければ……いまやたった1人の、肉親代わりとして」
関連ページ
"彼岸の徒"
キャラクター/勾津日乃(まがつ・ひの)
キャラクター/勾津日乃(まがつ・ひの)
関連ノベル
権利情報
| 権利者 | ふむゆる |
|---|---|
| コンタクト先 | X→@kkfumuyu22 |
| 他作品での使用範囲 | 基本的にキャラクターとしての制限は設けません。 |
| 登場作品 | ノベル/交戦記録:第四対第四 |
過去
以下の情報は扱いづらいモノなので、日向直毘人を使用する場合は無視していただいても構いません
山奥にある前杜村、その長たる家の日向家に長男として生を受けた直毘人は12歳まで不自由を感じずに生きていた。
妹も二人生まれ、これからというところに悲劇が訪れる。
村伝統の夏祭り、彼岸返しが執り行われたある日の夜。
その日、三人を除き村人達は全滅した。
生き残ったのは村から離れていた日向直毘人とその祖父、そして祖父の拾ってきた赤子のみ。
赤子は日乃と名づけられ、生活費を工面する祖父に代わり彼がその面倒を見ることになる。
妹も二人生まれ、これからというところに悲劇が訪れる。
村伝統の夏祭り、彼岸返しが執り行われたある日の夜。
その日、三人を除き村人達は全滅した。
生き残ったのは村から離れていた日向直毘人とその祖父、そして祖父の拾ってきた赤子のみ。
赤子は日乃と名づけられ、生活費を工面する祖父に代わり彼がその面倒を見ることになる。
祖父の隠す秘密に薄々勘づきながらも6年の歳月が過ぎ、祖父が亡くなる前日に村全ての秘密と村人達が死んだことになった原因を知ることになる。
全てを知った直毘人は三人目の妹となっていた日乃の殺害を決意、そして失敗。
重傷を負って彷徨っていたところを当時のミワシ部隊第四隊長である茅野毅に拾われ、そのままミワシ部隊へと入隊することになる。
全てを知った直毘人は三人目の妹となっていた日乃の殺害を決意、そして失敗。
重傷を負って彷徨っていたところを当時のミワシ部隊第四隊長である茅野毅に拾われ、そのままミワシ部隊へと入隊することになる。
その後、ミワシ第四部隊に籍を置き『灰積家放火殺人事件』などに関わり腐り征く神掌握作戦時に茅野毅が死亡、彼が第四隊長の任を引き継ぐこととなった。
彼には確かに烏有先生に対する忠誠がある、ただそれは自身の模範、規範、自身の価値判断基準を総隊長に委ねているだけ。
彼の心はずっと昔から過去にある、かつて家族がいたあの前杜村に、祖父と妹と暮らしたあのボロボロの長屋に。
彼の心はずっと昔から過去にある、かつて家族がいたあの前杜村に、祖父と妹と暮らしたあのボロボロの長屋に。







