アーク
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概要
アークは、ラプチャーに敗北した人類が地上を放棄し、地下に築いた超巨大都市であり、現存する最後の人類の生存領域である。第一次ラプチャー侵攻時に三大企業が建設したとされ、中央政府の公式見解では「地上に人類は一人も存在せず、地球上の人類はアークに限られる」とされる。
アークの広さはソウル市と同程度(東京23区ほど)とされ、人口は約1000万人。天井には人工空「エターナルスカイ」が設置され、昼夜の再現や人工的な雨・雪の降下も可能である。
都市構造と生活
アークは居住区、行政区、公園、警察、鉄道、道路などを備え、地上都市に匹敵するインフラを持つ。自動車は生産台数が少なく富裕層の所有に限られるため交通量は少ないが、公共交通はAZXが運行を担い、市民であれば基本的に無料で利用できる。
社会保障は非常に充実しており、生きるために最低限必要な生活費はほとんどかからないとされる。ただし「誘惑」が多く存在し、それに応じて支出が増大する仕組みとなっている。
インフラとエネルギー
通信網は高速で安定しており、市民はどこでも接続可能な情報網を利用できる。アーク全体のインフラは高性能AI「エニック」によって厳密に管理されており、自動化可能な領域はほぼ全てがエニックにより統括されている。
アークのエネルギーは外部供給に依存せず自給されており、その源泉は秘匿されている。市民がエネルギー源を調査することは違法とされ、正体は不明ながら「半永久的・半無限的」と評される。
詳しくは超巨大コアを参照。
詳しくは超巨大コアを参照。
地上との関係
アークは地下深くに位置し、地上とを結ぶエレベーターが約1000基設置されている。ゴッデスフォール事件では高度4000メートルでエレベーターが撃墜されており、アークは少なくとも地上から4000メートル以上地下に存在することが判明している。
アウターリム
防衛機能
100年近くラプチャーの侵入を許さなかったが、これは単に立地の堅牢さによるものではなく、エニックがラプチャー側の幹部トーカティブと「アークを襲撃しない代わりに定期的にニケを提供する」という取引を結んでいたためとされる。エニックは人類とラプチャーが総力戦になった場合、勝率を「絶対的な0%」と分析している。
防衛力の限界については、ヘレティック2体が侵入した場合が最悪の事態と想定され、戦力比は「ヘレティック2体 > アーク総戦力 > ヘレティック1体」と推測される。内部には自律兵器や避難シェルターも存在するが、アークテロ事件では自律兵器の有効性に疑問が示された。
ロストセクター
アーク建設は一箇所に限らず複数地域で進められていたが、現アーク以外の候補地は建設途中あるいは完成直前にラプチャーの襲撃を受けて占領された。これらは「ロストセクター」と呼ばれ、資材や技術的遺物が残されており、探索対象となっている。
建造目的と技術
一部のジャーナリストは「これほどの巨大建造物を短期間で建設するのは不可能であり、ラプチャー侵攻以前から建設が進められていたのではないか」と主張している。
NIKKEサービス開始前の宣伝資料では、元来は核兵器攻撃を回避するための地下バンカー計画が発展したものとされる。

NIKKEサービス開始前の宣伝資料では、元来は核兵器攻撃を回避するための地下バンカー計画が発展したものとされる。

建設には超高性能スーパーコンピューター「ハーモニックキューブ」が用いられており、その計算力で物理法則や地形を超常的に書き換えるかのような建築が実現したとされる。
ラプチャーにとってのアーク
一部のヘレティックにとって、アークは進化をもたらす特別な力を秘めた存在と見なされている。