nomekop @ ウィキ
B-1
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
Bグループ第一話『勃興』
今回予告
―H275年、5月。王都、セキエイは沸き立っていた。数年にわたり城から出たことのなかった王女、メイ・ロンが
久しぶりに城下に姿を見せると言われていたからである。
そして、城門が明き、メイが姿を見せたのと同じころ、そのセキエイの反対側で
兵士たちに追われていた一団があった。そう、PCたちだ―
久しぶりに城下に姿を見せると言われていたからである。
そして、城門が明き、メイが姿を見せたのと同じころ、そのセキエイの反対側で
兵士たちに追われていた一団があった。そう、PCたちだ―
ハンドアウト
- PC①用ハンドアウト
君はヒロズ国の若手将校の一人で、その知識と洞察力で周りから一目置かれている。
若手官僚のサン・ホーエンハイムも君に信頼を置いている人物の一人で、
彼と共に王都、セキエイにいる現在は国の将来について話し合うことが多い。
→ダイソン・スクローファ
若手官僚のサン・ホーエンハイムも君に信頼を置いている人物の一人で、
彼と共に王都、セキエイにいる現在は国の将来について話し合うことが多い。
→ダイソン・スクローファ
- PC②用ハンドアウト
君はヒロズ国の若手将校の一人で、PC①の古くからの親友である。
武術や軍の扱い方に長ける君はハーテン教の乱でも戦功をあげた。
今は戦場にいないが、いつかは君の出番もあるだろう。
君はそれを信じ今日も調練をしている。
→バルクル・ギャスケット
武術や軍の扱い方に長ける君はハーテン教の乱でも戦功をあげた。
今は戦場にいないが、いつかは君の出番もあるだろう。
君はそれを信じ今日も調練をしている。
→バルクル・ギャスケット
- PC③用ハンドアウト
君の父はPC①の父が作成した諜報組織のリーダーであり、
君は古くからPC①の身の回りの世話をする傍ら、PC①の護衛も勤めてきた。
父の死後は君が諜報組織のリーダーとして献身的にPC①に仕えている。
→ルシンダ
君は古くからPC①の身の回りの世話をする傍ら、PC①の護衛も勤めてきた。
父の死後は君が諜報組織のリーダーとして献身的にPC①に仕えている。
→ルシンダ
- PC④ハンドアウト
君はサン・ホーエンハイムの食客だ。
タマムシ大学を出て以来、君は色々な人の元を訪ねたが、誰も君を満足させることは出来なかった。
サン・ホーエンハイムは唯一の例外であり、君が彼の元にいる理由でもある。
→リヴィア・ヤックル
タマムシ大学を出て以来、君は色々な人の元を訪ねたが、誰も君を満足させることは出来なかった。
サン・ホーエンハイムは唯一の例外であり、君が彼の元にいる理由でもある。
→リヴィア・ヤックル
登場人物
PC
セキエイの人物
- ロア三世(ヒューリン、男性、49歳)
ヒロズ国の現国王。実質的な権力はなきに等しい。
今回は名前のみの登場。
今回は名前のみの登場。
- メイ・ロン(ヒューリン、女性、17歳)
ロア三世の娘、王位継承権第一位である王女。ヒロズ国は平和だと信じて疑わない。
セキエイの街を歩いている最中に、兵士たちに追われているダイソンたちに出会う。
セキエイの街を歩いている最中に、兵士たちに追われているダイソンたちに出会う。
- ゲマ・エビルマー(エルダナーン、男性、96歳)
現宰相で、ヒロズ国の実質的な最高権力者。
私腹を肥やすため、邪魔なダイソンを排除しようとするなど無能な人物である一方、
サンの企みに気づくなど、自己保身には優れる。
私腹を肥やすため、邪魔なダイソンを排除しようとするなど無能な人物である一方、
サンの企みに気づくなど、自己保身には優れる。
- ガーランド(ヒューリン、男性、53歳)
国王が即位して以来国王の警護隊長としての任に就いている人物。
今回は名前のみの登場
今回は名前のみの登場
- イブール(ドラゴネット(メディオン)、男性、36歳)
ゲマの推薦により国王警護隊に入った人物。ゲマの力もあってか出世が早く今は隊長補佐。
ゲマの命を受け、サンを捕らえようとするも、ダイソンたちの邪魔もあって失敗する。
ゲマの命を受け、サンを捕らえようとするも、ダイソンたちの邪魔もあって失敗する。
- リン(エルダナーン、女性、22歳)
王女警護隊の隊長。メイの信頼は厚いが、ゲマに目をつけられているため限られた情報しか話せないでいる。
今回は登場判定に失敗したため出番はなかった。
今回は登場判定に失敗したため出番はなかった。
- バルクル・ギャスケット(ネヴァーフ、男性、24歳)
東門警備隊長。バルクル・ギャスケット参照
- カジロ・リョー(ヒューリン、女性、21歳)
西門警備隊長。各門の警備長の中で最年少。リンの友人でメイ・ロンのお気に入り。
上からの指示を受けてダイソンたちを捕らえようとするが、バルクルの言葉に説得され、見逃す。
上からの指示を受けてダイソンたちを捕らえようとするが、バルクルの言葉に説得され、見逃す。
- ジャミ(ヴァーナ(アウリル)、男性、33歳)
北門警備隊長。ゲマの推薦により南門の警備長になった。ゴンズと仲がいい。
ダイソンたちのルート選択の関係で、出番はなかった。ヒヒヒーン。
ダイソンたちのルート選択の関係で、出番はなかった。ヒヒヒーン。
- ゴンズ(ヒューリン、男性、31歳)
南門警備隊長。ゲマの推薦により北門の警備長となった。ジャミと仲がいい。
南門から抜け出そうとするダイソンたちを止めようとするも、逆に倒される。ぶもー。
南門から抜け出そうとするダイソンたちを止めようとするも、逆に倒される。ぶもー。
- ダイソン・スクローファ(ヒューリン、男性)
セキエイの市中警備隊隊長。ダイソン・スクローファ参照
サンとその友人たち
- サン・ホーエンハイム(ヒューリン、男性、24歳)
PC①やPC②とは昔からの友人。真面目で正義感が強い。若くして王都、セキエイで官僚として働いていたが、反乱が相次ぐ中自らや友人たちの意見が無視され続け、逆に世の中が混乱に陥っている現状を憂い、ヒロズ国をよくするために反乱を画策したものの、ゲマに気づかれてしまう。
セキエイ脱出後はダイソン、ユーメたちとシオンにて反乱をおこす。
セキエイ脱出後はダイソン、ユーメたちとシオンにて反乱をおこす。
- ユーメ・イージン(ヒューリン、男性、24歳)
サンたちと同い年。ハーテン教の乱の後はシオンに派遣され、対ボラ=ギ軍の副官としてシオン太守ソンザと共にセキチクに向かっていたが、討伐中にソンザの逆鱗に触れ、現在はシオンで蟄居中であったが、その間にちゃくちゃくとサンのために反乱の準備をしていた。
サンたちがシオンに着た後は南下し、他の仲間との合流を図った。現在はセキチクの実質的な太守になっている。
サンたちがシオンに着た後は南下し、他の仲間との合流を図った。現在はセキチクの実質的な太守になっている。
- シル・ド・ロリコーン(ヒューリン、男性、21歳)
サンやPCたちとも昔から親交のあった若者。軍事面での才があったらしく、若くして2000人の兵士を束ねている。敗走したソンザの要請を受け、現在はソンザと共に賊軍討伐に赴いているが、実はユーメたちと図り、ソンザを殺してソンザ軍を乗っ取る準備をしていた。
ユーメから連絡を受けると、ソンザを殺し、全権を掌握。現在は荒れ果てたセキチクで治安の維持に力を注いでいる。
ユーメから連絡を受けると、ソンザを殺し、全権を掌握。現在は荒れ果てたセキチクで治安の維持に力を注いでいる。
- ノンキ・ゲンキ(ドゥアン(オルニス)、男性、25歳)
PCたちの一つ上で、ハーテンの乱、カタスト軍との戦い、ボラ=ギ軍との戦いのいずれにおいても戦功を上げている戦の名人。PCたち、特にバルクルやシルとも仲は良い。現在はクチバで戦に備えている。
サンたちが反乱を起こす中ヒロズ国への忠節を貫き、反乱には参加せず逆にセキチク、シオン方面からの侵攻に備えた。
サンたちが反乱を起こす中ヒロズ国への忠節を貫き、反乱には参加せず逆にセキチク、シオン方面からの侵攻に備えた。
それ以外
- ジャイロ・ボール(ヒューリン、男性、48歳)
ヤマブキ太守で、大将軍バレー・ボールの息子。大将軍に上り詰めた父ほどの戦の才能はないが、自分の才能のほどを理解しているため無茶はしない堅実な性格の持ち主。かなりの女好きなのが欠点。シオンでの反乱を受け、その討伐に部下のカーブを送る。
- カーブ(ドゥアン(オルニス)、女性、34歳)
ジャイロの部下の一人で、お気に入りの女性のうちの一人。巨大な金鎚を武器として使う。ジャイロの命を受けシオンに向かっている最中、ダイソンたちの奇襲で大打撃を受ける。
- ソンザ・イーガガイ(ヒューリン、男性、51歳)
シオンの太守。対ボラ=ギ軍のシオン側の大将。ボラ=ギ軍から砦を奪還した勢いでセキチク近郊までいくも敗走し、現在は体制を立て直すという名目のもと、酒宴を日夜開いていたが、シルに殺される。
- ボラ=ギ・ノール(ドラゴネット(メディオン)、男性、39歳)
セキチクでハーテン教の残党たちをまとめ上げ、反乱を起こした。タカラ、エラダムリー、カラーの三人を中核に据えていたが、ポポン以外の人物をノンキとユウキに倒されている。サン軍への投降を決意した部下のカラーによって、殺される。マスターシーンですら出番のなかったかわいそうな人物。
- カラー(ヴァーナ(アウリラ)、女性、22歳)
年若いヴァーナの女性。本名はポポン。かつてヒロズ軍に勤めていたが、上官の変更に伴い軍を除隊。その後は名を変えボラ=ギに雇われ軍を率いていたが、サン軍にかつての上司であるバルクルがいると知り、このままボラギ軍にいても将来はないと考え投降を決意。1万5千の兵をサン軍にもたらす。
セッション内容
王都、セキエイの市中警備を任されていたダイソン・スクローファは、王女メイ・ロンが市中を見物しに行く前日に、ゲマ・エビルマーからの呼び出しを受ける。何事かと思っていたダイソンに対し、ゲマは治安維持のためにと、賄賂の要求をしてきた。当然断ったダイソンは、その場で職を解任されてしまう。
翌日、ダイソンの家に幼馴染で東門の警備を担当しているバルクル・ギャスケットと、若手官僚のサン・ホーエンハイム、サンの食客であるリヴィア・ヤックルが次々と訪れてきた。
なかでも、サン・ホーエンハイムは反乱を企てているという。ダイソンは反乱に参加することを断るが、時代の流れはそれを許してくれなかった。
ダイソンの侍女兼密偵長のルシンダがサンとリヴィアが誰かにつけられていることに気がついたのだ。ダイソンは友人であるサンを助けるために反乱に参加することを決意。バルクル、ルシンダの部下のミルと共にゲマの狗の一人、イブールに襲われていたサンとリヴィアを助け、共にイブールを倒す。
その後、ダイソンはもう一人の幼馴染、ユキにセキエイからの脱出を進めるためミルとともに引き返し、残りの三人は西門でカジロ・リョーを説得。その後、再び五人になった一行は王女、メイ・ロンの前に姿を見せた後、南門のゴンズを倒してセキエイからの脱出に成功。ユーメ・イージンのいるシオンへとたどり着いた。
シオンにたどり着いた一行はソンザ・イーガガイの軍を引き継いだシル・ド・ロリコーン、クチバにいるノンキ・ゲンキと合流するためにユーメが南に向かい、ダイソン、バルクルたちは西のヤマブキから派遣されてくるジャイロ軍を一時的に止め、シルたちが戻ってくるために時間を稼ぐことになった。
大将であるカラーを奇襲で倒し、役目を果たすことに成功したバルクルたちはシオンに帰還。シル、そして数日後にはユーメと再会した。ユーメはノンキの参加こそ断られたものの、代わりにバルクルの昔の部下、ポポンを連れていた。聞けば、セキチクの反乱軍の隊長格であったポポンがボラ=ギを殺して降伏したという。
こうして、ダイソンやサンたちの勢力はシオンとセキチクを拠点にヒロズ国に一石を投じることになったのである。
翌日、ダイソンの家に幼馴染で東門の警備を担当しているバルクル・ギャスケットと、若手官僚のサン・ホーエンハイム、サンの食客であるリヴィア・ヤックルが次々と訪れてきた。
なかでも、サン・ホーエンハイムは反乱を企てているという。ダイソンは反乱に参加することを断るが、時代の流れはそれを許してくれなかった。
ダイソンの侍女兼密偵長のルシンダがサンとリヴィアが誰かにつけられていることに気がついたのだ。ダイソンは友人であるサンを助けるために反乱に参加することを決意。バルクル、ルシンダの部下のミルと共にゲマの狗の一人、イブールに襲われていたサンとリヴィアを助け、共にイブールを倒す。
その後、ダイソンはもう一人の幼馴染、ユキにセキエイからの脱出を進めるためミルとともに引き返し、残りの三人は西門でカジロ・リョーを説得。その後、再び五人になった一行は王女、メイ・ロンの前に姿を見せた後、南門のゴンズを倒してセキエイからの脱出に成功。ユーメ・イージンのいるシオンへとたどり着いた。
シオンにたどり着いた一行はソンザ・イーガガイの軍を引き継いだシル・ド・ロリコーン、クチバにいるノンキ・ゲンキと合流するためにユーメが南に向かい、ダイソン、バルクルたちは西のヤマブキから派遣されてくるジャイロ軍を一時的に止め、シルたちが戻ってくるために時間を稼ぐことになった。
大将であるカラーを奇襲で倒し、役目を果たすことに成功したバルクルたちはシオンに帰還。シル、そして数日後にはユーメと再会した。ユーメはノンキの参加こそ断られたものの、代わりにバルクルの昔の部下、ポポンを連れていた。聞けば、セキチクの反乱軍の隊長格であったポポンがボラ=ギを殺して降伏したという。
こうして、ダイソンやサンたちの勢力はシオンとセキチクを拠点にヒロズ国に一石を投じることになったのである。