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D子-関係者
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Dグループ(子世代)の登場人物
※年齢はH272年現在のもの
PC
セリス・フィング
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:18(H254~) |
| 役職:セリス軍総大将/騎馬隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
Dグループ(子世代)PC①。シアル・フィングとムーン・ボール=フィングの息子。王族の血を引いており、真面目だが父と比べると呑気で大らかなところがある。バレー私塾の『十傑』の一人。人の輪の中心となりやすく、卓越した馬術を持つ。
詳細はセリス・フィングを参照。
詳細はセリス・フィングを参照。
ゴサリン・マラード
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:女 | 年齢:27(H245~) |
| 役職:バレー私塾講師/リシア財団職員 | 登場話:D-6 |
Dグループ(子世代)PC②。ドレイク・マラードの養女。高い魔力の持ち主で、『天使の羽根』に狙われたこともある。バレー私塾の講師も兼任しており、セリス・フィングやミリオット、フルール・ローランサンは教え子。
ミリオット
| 種族:ヒューリン(ハーフアンスロック) | 性別:男 | 年齢:18(H254~) |
| 役職:タマムシ大学生 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
『ゼロ』レイ・クライスラー
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:男 | 年齢:24(H248~) |
| 役職:傭兵→デムーラン城砦総隊長→クロエ軍将校 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
Dグループ(子世代)PC④。ユリアンヌ・クライスラーとダン・クライスラーの息子。両親と同じく射撃の腕を持つ。母の副官だったフェミナの下で育てられてきたが、自分の実力を知るために出奔。『ゼロ』との偽名を名乗り傭兵として旅をしている。
詳細はレイ・クライスラーを参照。
詳細はレイ・クライスラーを参照。
フルール・ローランサン
| 種族:ヒューリン(ハーフアンスロック) | 性別:女 | 年齢:16(H256~) |
| 役職:バレー私塾生 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
Dグループ(子世代)PC⑤。ソレイユ・ローランサンとキーナ・ローランサンの娘。母違いの姉としてクロエ・ローランサンがいる。母に似ず小柄だが、背中から竜の翼が生えるなど竜の特徴は強く出ている。
バレー私塾の『十傑』の一人で、セリス・フィングら他の『十傑』が卒業してからは塾頭を任されている。美男を求めたり、友人をからかったりとお茶目な性格だったが・・・
詳細はフルール・ローランサンを参照。
バレー私塾の『十傑』の一人で、セリス・フィングら他の『十傑』が卒業してからは塾頭を任されている。美男を求めたり、友人をからかったりとお茶目な性格だったが・・・
詳細はフルール・ローランサンを参照。
アニムスディッセンバー
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:32(H240~) |
| 役職:セリス軍総隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
Dグループ(子世代)PC⑦。アニマウーナの弟。『天使の羽根』に囚われていたところを姉に助け出される。士官学校を出た後、軍に入隊。トバリに派遣され、シモン・ド・モンフォールの下で部隊長になった。
詳細はアニムスディッセンバーを参照。
詳細はアニムスディッセンバーを参照。
ルナ
| 種族:ヒューリン(ハーフオルニス) | 性別:女 | 年齢:20代前半 |
| 役職:軍師/リシア財団役員 | 登場話:D-8 |
セリスたちの関係者
※名前順です
アクセナ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:20(H252~) |
| 役職:大学生 | 登場話:D-6 |
ミリオット、ファイ・ラの学友。タマムシ大学錬金学部所属、からくりについて学んでいる。短めの赤髪に鳶色の目、日に焼けた褐色の肌を持つ。ヨスガ出身で、実家には両親と二人の兄弟がいる。十歳の頃にからくりに出会ったことがきっかけとなり、からくりについて学び始める。ついにはタマムシ大学に入学。
大学では不要になったからくりの動力を譲り受け、小さな護身用のからくりを作製。ジェニファーと名付ける。護身用のため両腕の先に刃があるなど物騒な見た目をしているが、本人は気に入っている。また、動力が失われなければからくりは再生可能であることから、からくりを利用した兵器が作れないかとも考えていた。
からくり士が多く住むニューキンセツに興味があったことからミリオット、ファイを誘い三人でニューキンセツを始めとする
ホウエン諸都市への旅に出る。途中、シナト村に行こうとしたところでハーテン教徒による暴動が起きたことを知り、闘うすべのない自分が状況を知らせに行くべきだとジェニファーをレイ・クライスラーに渡しコトキに戻る。だが、コトキもハーテン教徒の襲撃を受けていた。アクセナはせめて兵士に事情を伝えるべく奔走。兵士に事情を伝えたが、直後にハーテン教徒の襲撃で左足を負傷してしまう。アクセナと行動を共にしていた兵士が亡くなってからの消息は不明だったが、ミリオットやファイは生存を信じていた。
ミリオットたちがズイにある遺跡から出た直後に襲い掛かってきた人型機械を破壊した際、操縦室から出てきた女性がアクセナと酷似しており、ミリオットとファイは生存を確信する。
大学では不要になったからくりの動力を譲り受け、小さな護身用のからくりを作製。ジェニファーと名付ける。護身用のため両腕の先に刃があるなど物騒な見た目をしているが、本人は気に入っている。また、動力が失われなければからくりは再生可能であることから、からくりを利用した兵器が作れないかとも考えていた。
からくり士が多く住むニューキンセツに興味があったことからミリオット、ファイを誘い三人でニューキンセツを始めとする
ホウエン諸都市への旅に出る。途中、シナト村に行こうとしたところでハーテン教徒による暴動が起きたことを知り、闘うすべのない自分が状況を知らせに行くべきだとジェニファーをレイ・クライスラーに渡しコトキに戻る。だが、コトキもハーテン教徒の襲撃を受けていた。アクセナはせめて兵士に事情を伝えるべく奔走。兵士に事情を伝えたが、直後にハーテン教徒の襲撃で左足を負傷してしまう。アクセナと行動を共にしていた兵士が亡くなってからの消息は不明だったが、ミリオットやファイは生存を信じていた。
ミリオットたちがズイにある遺跡から出た直後に襲い掛かってきた人型機械を破壊した際、操縦室から出てきた女性がアクセナと酷似しており、ミリオットとファイは生存を確信する。
オフィーリア
| 種族:エルダナーン | 性別:女 | 年齢:25(H247~) |
| 役職:神官 | 登場話:D-7、D-8 |
シーキンセツにあるダグデモア神殿の神官。両目が見えず、杖やコシュートの助けを受け日常生活を過ごしている。真面目で大人しいが芯の強い性格。転移の術を習得しており、キッサキに転移することができる。
ハーテン教徒がシーキンセツを襲撃した際、神殿の崩壊に巻き込まれ瓦礫に足を挟まれてしまう。オフィーリア自身もハーテン教徒に襲われかけていたところをアニムスディッセンバーに助けられた。その後、アニムスの勧誘もあってセリス・フィングたちに協力。転移の術を利用してデムーラン城砦から密かに兵を脱出させた。
現在はミシロにあるダグデモア神殿に仕えている。母を失った衝撃から立ち直れていないフルール・ローランサンを心配している。
ハーテン教徒がシーキンセツを襲撃した際、神殿の崩壊に巻き込まれ瓦礫に足を挟まれてしまう。オフィーリア自身もハーテン教徒に襲われかけていたところをアニムスディッセンバーに助けられた。その後、アニムスの勧誘もあってセリス・フィングたちに協力。転移の術を利用してデムーラン城砦から密かに兵を脱出させた。
現在はミシロにあるダグデモア神殿に仕えている。母を失った衝撃から立ち直れていないフルール・ローランサンを心配している。
キーナ・ローランサン
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:女 | 享年:42(H229~271) |
| 役職:騎馬隊隊長 | 登場話:D-6 |
フルール・ローランサンの母。夫はソレイユ・ローランサン。血の繋がっていない娘としてクロエ・ローランサンがいる。195cm、65kg。金髪碧眼。髪にはソレイユから貰った小さな赤い花がついた髪留めをつけている。かつては長い金髪を一つにまとめていたが、現在は短くしている。
両手剣の使い手で、剣の柄の先に紅白の布をつけている。人と話すより馬と話すことを好む性格で、軍に入るまでは話はいてもほとんどいなかった。現在はフェミナ、モズメ・ボッツ、レイリアなど同年代の友人も増えている。
フォール・ラーデンの下で騎馬隊の隊長を務めていたが、年齢もあって自らの部隊を部下のグレゴリウスとハインリヒに任せ、自らは一線から身を引こうとしていた。他の騎馬隊からやってきたセリス・フィングとジャンヌ・ボッツの才能を見抜き、副官に任命。また、グレゴリウスとハインリヒに代わって部隊を率いるように告げる。
レイリアの牧場に預けていたシアル・フィングとセイン・ボッツの愛馬の子孫をセリスとジャンヌに渡すためコトキへと向かう。道中でミリオットたちに出会い、彼らと共にシナト村へ。そこでフルールとクロエの姉妹と再会するも、ハーテン教徒の叛乱に巻き込まれる。
アニムスディッセンバーと共にその場にいた人間たちをまとめ、『黒刀』ナルセス率いる傭兵団が襲撃する前にニクソンたち普通の村人とリシア財団の資金を村から逃がそうとするも、彼らの襲撃を受ける。
キーナ自身はナルセスを後一歩のところまで追いつめたが、突如割って入ったベルサリウスに斬られ、ナルセスの部下に殺された。
その死を間近で見たフルールは、精神的に強い打撃を負う。
かつての記録はキーナを参照。
両手剣の使い手で、剣の柄の先に紅白の布をつけている。人と話すより馬と話すことを好む性格で、軍に入るまでは話はいてもほとんどいなかった。現在はフェミナ、モズメ・ボッツ、レイリアなど同年代の友人も増えている。
フォール・ラーデンの下で騎馬隊の隊長を務めていたが、年齢もあって自らの部隊を部下のグレゴリウスとハインリヒに任せ、自らは一線から身を引こうとしていた。他の騎馬隊からやってきたセリス・フィングとジャンヌ・ボッツの才能を見抜き、副官に任命。また、グレゴリウスとハインリヒに代わって部隊を率いるように告げる。
レイリアの牧場に預けていたシアル・フィングとセイン・ボッツの愛馬の子孫をセリスとジャンヌに渡すためコトキへと向かう。道中でミリオットたちに出会い、彼らと共にシナト村へ。そこでフルールとクロエの姉妹と再会するも、ハーテン教徒の叛乱に巻き込まれる。
アニムスディッセンバーと共にその場にいた人間たちをまとめ、『黒刀』ナルセス率いる傭兵団が襲撃する前にニクソンたち普通の村人とリシア財団の資金を村から逃がそうとするも、彼らの襲撃を受ける。
キーナ自身はナルセスを後一歩のところまで追いつめたが、突如割って入ったベルサリウスに斬られ、ナルセスの部下に殺された。
その死を間近で見たフルールは、精神的に強い打撃を負う。
かつての記録はキーナを参照。
グレゴリウス
| 種族:ヴァーナ(アウリル) | 性別:男 | 年齢:33(H239~) |
| 役職:騎馬隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
キーナ・ローランサン率いる騎馬隊の隊員。同僚にハインリヒがいる。キーナの騎馬隊の中で頭角を現しており、ハインリヒと共に部隊長を任されていた。だが、模擬戦において新入りのジャンヌ・ボッツに軽々と捻られ、落馬。更に、グレゴリウスに代わったセリス・フィングが卓越した指揮を行うのを目撃する。その様子を見ていたキーナによって、模擬戦の後にセリスの補佐となるよう命じられた。
実力の差を感じていたグレゴリウスはこれを了承。指揮官の立場に慣れていないセリスの補佐となった。セリスたちがコトキに向かった後は、残された騎馬隊をまとめている。
ハーテン教徒の叛乱が始まると、セリスたちがデムーラン城砦にいると知った将軍フォール・ラーデンの命を受け、五百の兵を率いて合流。デムーラン城砦を巡る攻防でセリスたちを勝利に導いた。
実力の差を感じていたグレゴリウスはこれを了承。指揮官の立場に慣れていないセリスの補佐となった。セリスたちがコトキに向かった後は、残された騎馬隊をまとめている。
ハーテン教徒の叛乱が始まると、セリスたちがデムーラン城砦にいると知った将軍フォール・ラーデンの命を受け、五百の兵を率いて合流。デムーラン城砦を巡る攻防でセリスたちを勝利に導いた。
コシュート
| 種族:海獺 | 性別:男 | 年齢:不明 |
| 役職:騎士 | 登場話:D-7、D-8 |
「おれのシェルブレードが火を噴くぜ・・・ミジュ」
オフィーリアを守護する(自称)騎士。50cm、6kg。どうみてもただの海獺なのだが、人語を問題なく介し、周りからも違和感なくその存在を受け入れられている。語尾に「ミジュ」とつけることがあるが、海獺としての本能がそうさせているのか自分で意図的につけているのかは不明。
懐にシェルブレードと呼ばれる貝殻をしまっている。有事の際には右手にその貝殻を装備し、そこから吹き出る水刃を駆使して闘う。その際、何故かシェルブレードから火を噴くと告げることが多い。
シーキンセツがハーテン教徒の襲撃を受けた際、オフィーリアが神殿の瓦礫に足を挟まれてしまう。非力な海獺の体格ではどうすることもできず、困っていたところをアニムスディッセンバーに助けられる。アニムスとは馬が合ったようで、息の合ったやり取りを見せた。
オフィーリアと共に精神的に不安定なフルール・ローランサンを心配している。
好物は海産物全般。
オフィーリアを守護する(自称)騎士。50cm、6kg。どうみてもただの海獺なのだが、人語を問題なく介し、周りからも違和感なくその存在を受け入れられている。語尾に「ミジュ」とつけることがあるが、海獺としての本能がそうさせているのか自分で意図的につけているのかは不明。
懐にシェルブレードと呼ばれる貝殻をしまっている。有事の際には右手にその貝殻を装備し、そこから吹き出る水刃を駆使して闘う。その際、何故かシェルブレードから火を噴くと告げることが多い。
シーキンセツがハーテン教徒の襲撃を受けた際、オフィーリアが神殿の瓦礫に足を挟まれてしまう。非力な海獺の体格ではどうすることもできず、困っていたところをアニムスディッセンバーに助けられる。アニムスとは馬が合ったようで、息の合ったやり取りを見せた。
オフィーリアと共に精神的に不安定なフルール・ローランサンを心配している。
好物は海産物全般。
ジャンヌ・ボッツ
| 種族:ヒューリン(ハーフフィルボル) | 性別:女 | 年齢:18(H254~) |
| 役職:騎馬隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
セイン・ボッツとモズメ・ボッツの娘。セリス・フィングやミリオットの幼馴染、バレー私塾時代は『十傑』の一人にも数えられた。150cm、35kg。茶髪黒目。目元は母に似ていると評される。髪は肩に届かないくらいで切りそろえていることが多い。父の影響か緑色が好きで、緑色の小物を集めている。私塾を卒業した際に両親から贈られた緑の布袋を腰から下げている。
礫と弓の才能に優れており、距離に応じて使い分ける。礫なら五十歩、弓なら百五十歩までの距離なら正確に当てられる自信を持っている。また、馬の扱いにも優れ騎射も得意。性格は父に近く陽気でお喋りだが、母の真面目さも受け継いでいる。
バレー私塾を卒業後、軍に入隊。即座に頭角を現しキーナ・ローランサンの騎馬隊に配属される。模擬戦の際、部隊長のハインリヒと事前に話し合い、密かに指示を飛ばしていた。だが、キーナにはそれを見抜かれる。模擬戦後、セリスと共にキーナの部隊の副官に。
シナト村での戦いの際もその礫の技術を活かして戦っていた。デムーラン城砦防衛戦においてはセリス、クロエ・ローランサンと共にハーテン教徒の兵站を乱すべく襲撃を繰り返す。また、コトキ奪取でも活躍した。
軍師としてルナが着任してきた際は、セリスと妙に仲良くなっているのを見てからかっていた。
愛馬はシルヴァディ。レイリアの牧場にいた父の馬の子孫を貰っている。
セリスとミリオットが共に若くして両親を失っているのに対し、自分だけ両親が健在で幸せに育ってきていることに引け目を感じている。
礫と弓の才能に優れており、距離に応じて使い分ける。礫なら五十歩、弓なら百五十歩までの距離なら正確に当てられる自信を持っている。また、馬の扱いにも優れ騎射も得意。性格は父に近く陽気でお喋りだが、母の真面目さも受け継いでいる。
バレー私塾を卒業後、軍に入隊。即座に頭角を現しキーナ・ローランサンの騎馬隊に配属される。模擬戦の際、部隊長のハインリヒと事前に話し合い、密かに指示を飛ばしていた。だが、キーナにはそれを見抜かれる。模擬戦後、セリスと共にキーナの部隊の副官に。
シナト村での戦いの際もその礫の技術を活かして戦っていた。デムーラン城砦防衛戦においてはセリス、クロエ・ローランサンと共にハーテン教徒の兵站を乱すべく襲撃を繰り返す。また、コトキ奪取でも活躍した。
軍師としてルナが着任してきた際は、セリスと妙に仲良くなっているのを見てからかっていた。
愛馬はシルヴァディ。レイリアの牧場にいた父の馬の子孫を貰っている。
セリスとミリオットが共に若くして両親を失っているのに対し、自分だけ両親が健在で幸せに育ってきていることに引け目を感じている。
『緑衣』セイン・ボッツ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:48(H224~) |
| 役職:遊撃隊隊長/リシア財団役員 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ジャンヌ・ボッツの父。妻はモズメ・ボッツ。
シアル・フィング、ユリアンヌ・クライスラーらのかつての同僚。180cm、80kg。バレー・ボールの配下だった際は神出鬼没の遊撃隊を率いており、騎馬隊のシアル、射撃隊のユリアンヌ、歩兵隊のツーマイ・ガイと共に『四天王』と呼ばれていた。緑色が好きで、戦場では常に緑色の外套を身にまとっている。普段も緑色の服を着ていることが多い。
礫の達人であり、百歩ほどの距離であれば小石の真ん中に命中させ、二つに割ることも容易である。飛び道具であるがゆえに、百発百中の腕前を誇るユリアンヌの魔道銃とは比較されることが多いが、当人たちは比べる意味はないとして気にも留めていない。
シアルたちがグランドラゴンとの死闘の末に相打ちしたことが判明すると、レヴィンやオドリックと相談の末、『天使の羽根』残党からリシア財団を守るために軍から離脱。レヴィンやドレイク・マラード、オドリックらとリシア財団の役員となった。
グランドラゴンと相打ちしたシアルやユリアンヌと異なり、自分だけが生き残ってしまったことに違和感を感じている。一方で、彼らの子どもの成長も見守るべきだろうと考えセリス・フィングやレイ・クライスラーなど彼らの子どもと接することも多い。レイが傭兵になりたいとの希望を告げた際は、その背中を後押ししている。
デムーラン城砦防衛戦の終盤で、モズメと共に参戦。セリスたちに代わってベルサリウスとの戦いを引き継ぐ。
戦後は軍に復帰し、依然と同じような遊撃隊を作り始める。また、リシア財団の役員だったルナを軍師として紹介した。
かつての記録はセイン・ボッツを参照。
シアル・フィング、ユリアンヌ・クライスラーらのかつての同僚。180cm、80kg。バレー・ボールの配下だった際は神出鬼没の遊撃隊を率いており、騎馬隊のシアル、射撃隊のユリアンヌ、歩兵隊のツーマイ・ガイと共に『四天王』と呼ばれていた。緑色が好きで、戦場では常に緑色の外套を身にまとっている。普段も緑色の服を着ていることが多い。
礫の達人であり、百歩ほどの距離であれば小石の真ん中に命中させ、二つに割ることも容易である。飛び道具であるがゆえに、百発百中の腕前を誇るユリアンヌの魔道銃とは比較されることが多いが、当人たちは比べる意味はないとして気にも留めていない。
シアルたちがグランドラゴンとの死闘の末に相打ちしたことが判明すると、レヴィンやオドリックと相談の末、『天使の羽根』残党からリシア財団を守るために軍から離脱。レヴィンやドレイク・マラード、オドリックらとリシア財団の役員となった。
グランドラゴンと相打ちしたシアルやユリアンヌと異なり、自分だけが生き残ってしまったことに違和感を感じている。一方で、彼らの子どもの成長も見守るべきだろうと考えセリス・フィングやレイ・クライスラーなど彼らの子どもと接することも多い。レイが傭兵になりたいとの希望を告げた際は、その背中を後押ししている。
デムーラン城砦防衛戦の終盤で、モズメと共に参戦。セリスたちに代わってベルサリウスとの戦いを引き継ぐ。
戦後は軍に復帰し、依然と同じような遊撃隊を作り始める。また、リシア財団の役員だったルナを軍師として紹介した。
かつての記録はセイン・ボッツを参照。
セルジュ
| 種族:ドラゴネット(メディオン) | 性別:女 | 年齢:29(H243~) |
| 役職:歩兵隊隊長/新兵訓練担当 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
桃色の髪を持つ大柄な女性。190cm。両耳に竜の特徴があり、竜のような耳を持つ。怪力でもあり、巨大な斧を軽々と振り回す。明確な理由はないが、昔から竜が好き。
トバリ時代のアニムスの同僚。ただ、アニムスや上司のシモン・ド・モンフォールと同じくどこか反権力的なところを持っている。豪放な性格でもあり、シモンが捕縛された際はアニムスと共にヒロズ国に反旗を翻す方法を検討していた。
アニムスや旗手だったメランヒトンがコトキへと移動を命じられた際、セルジュ自身もシーキンセツへと移動を命じられる。
シーキンセツでは歩兵隊の指揮を任されると共に、コスモファントムと名付けた地竜に乗るようになった。地竜に乗るようになってから、地上にいる敵に届きやすいようにと自身の背丈の倍はある長柄の大斧を振り回すようになる。セルジュは軽々と振り回しているが、その重さはかなりのものがあり、かなりの力があるメランヒトンですら持ち上げることができなかった。
デムーラン城砦がハーテン教徒の襲撃を受けた際、救援を求める使者としてアニムスがシーキンセツへとやってくる。だが、シーキンセツも時を同じくして襲撃を受けており、セルジュはあわやと言うところをアニムスに助けられた。救援を依頼するため転移の術が使える人間を探し求めていたアニムスにシーキンセツへと向かう転送石を渡すと、自らは部下を率いてデムーラン城砦へと向かう。
デムーラン城砦を巡る攻防戦では、ラーチェルの依頼もあってハーテン教徒の兵站を乱すことに。ただ、ハーテン教徒が兵站の襲撃を警戒するようになると、アニムスやセリス・フィングの部隊が変わらず兵站を乱し続ける一方で、セルジュの部隊は結果を残せなくなってしまった。この事実に焦ったセルジュはハーテン教徒に味方する傭兵団の罠にはまってしまい、多くの兵を失ってしまう。
そのことで自信を失いかけるも、アニムスの励ましを受けて復活。デムーラン城砦の防衛戦ではフェミナと協力して傭兵団を追い詰める。だが、ロージャに止めを刺そうとしたところで乱入してきたベルサリウスに長柄の大斧を両断されてしまった。セルジュ自身は不利を承知でベルサリウスと戦おうとしたが、機転を利かせたコスモファントムがその場から全力で逃げたため事なきを得る。
コスモファントムのお蔭で自らが生き残ったことには気づいており、戦いの後に落ち込んでいたところをアニムスに再度励まされた。
戦後、アニムスと共にコトキの守備を担当することになり、新兵中心の歩兵隊の隊長となった。愛竜のコスモファントムに兵を追わせる訓練はコトキの名物となっている。
トバリ時代のアニムスの同僚。ただ、アニムスや上司のシモン・ド・モンフォールと同じくどこか反権力的なところを持っている。豪放な性格でもあり、シモンが捕縛された際はアニムスと共にヒロズ国に反旗を翻す方法を検討していた。
アニムスや旗手だったメランヒトンがコトキへと移動を命じられた際、セルジュ自身もシーキンセツへと移動を命じられる。
シーキンセツでは歩兵隊の指揮を任されると共に、コスモファントムと名付けた地竜に乗るようになった。地竜に乗るようになってから、地上にいる敵に届きやすいようにと自身の背丈の倍はある長柄の大斧を振り回すようになる。セルジュは軽々と振り回しているが、その重さはかなりのものがあり、かなりの力があるメランヒトンですら持ち上げることができなかった。
デムーラン城砦がハーテン教徒の襲撃を受けた際、救援を求める使者としてアニムスがシーキンセツへとやってくる。だが、シーキンセツも時を同じくして襲撃を受けており、セルジュはあわやと言うところをアニムスに助けられた。救援を依頼するため転移の術が使える人間を探し求めていたアニムスにシーキンセツへと向かう転送石を渡すと、自らは部下を率いてデムーラン城砦へと向かう。
デムーラン城砦を巡る攻防戦では、ラーチェルの依頼もあってハーテン教徒の兵站を乱すことに。ただ、ハーテン教徒が兵站の襲撃を警戒するようになると、アニムスやセリス・フィングの部隊が変わらず兵站を乱し続ける一方で、セルジュの部隊は結果を残せなくなってしまった。この事実に焦ったセルジュはハーテン教徒に味方する傭兵団の罠にはまってしまい、多くの兵を失ってしまう。
そのことで自信を失いかけるも、アニムスの励ましを受けて復活。デムーラン城砦の防衛戦ではフェミナと協力して傭兵団を追い詰める。だが、ロージャに止めを刺そうとしたところで乱入してきたベルサリウスに長柄の大斧を両断されてしまった。セルジュ自身は不利を承知でベルサリウスと戦おうとしたが、機転を利かせたコスモファントムがその場から全力で逃げたため事なきを得る。
コスモファントムのお蔭で自らが生き残ったことには気づいており、戦いの後に落ち込んでいたところをアニムスに再度励まされた。
戦後、アニムスと共にコトキの守備を担当することになり、新兵中心の歩兵隊の隊長となった。愛竜のコスモファントムに兵を追わせる訓練はコトキの名物となっている。
ドクターワリオ
| 種族:フィルボル | 性別:男 | 年齢:48(H224~) |
| 役職:医者 | 登場話:D-7 |
ハインリヒ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:35(H237~) |
| 役職:騎馬隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
キーナ・ローランサン率いる騎馬隊の隊員。同僚にグレゴリウスがいる。キーナの騎馬隊の中で頭角を現しており、グレゴリウスと共に部隊長を任されていた。だが、新入りのジャンヌと話す中で実力の差を痛感し、模擬戦においては彼女wに指揮を一任することになる。模擬戦は勝利したが、指揮権を渡していたことをキーナに見抜かれており、ハインリヒは部隊長から降格。ジャンヌの補佐となる。
ジャンヌがセリス・フィングやキーナと共にコトキに向かった後はグレゴリウスと共に残された騎馬隊をまとめていた。グレゴリウスがフォール・ラーデンの命を受けてセリス・フィングたちを助けるためデムーラン城砦に向かってからは一人で騎馬隊をまとめていた。その後、フォールの命を受けハインリヒ自身も残りの騎馬隊と共にセリスたちに合流する。
合流後は騎馬隊のいなかったコトキに派遣されることとなり、アニムスディッセンバーと仲良くなる。
軽い性格であり、休日に女性を口説いているところを部下に目撃されている。
ジャンヌがセリス・フィングやキーナと共にコトキに向かった後はグレゴリウスと共に残された騎馬隊をまとめていた。グレゴリウスがフォール・ラーデンの命を受けてセリス・フィングたちを助けるためデムーラン城砦に向かってからは一人で騎馬隊をまとめていた。その後、フォールの命を受けハインリヒ自身も残りの騎馬隊と共にセリスたちに合流する。
合流後は騎馬隊のいなかったコトキに派遣されることとなり、アニムスディッセンバーと仲良くなる。
軽い性格であり、休日に女性を口説いているところを部下に目撃されている。
ファイ・ラ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:19(H253~) |
| 役職:大学生/リシア財団員 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ミリオットやアクセナの学友。魔力の高いラ家の出身。栗毛の長い髪を持つ。イオ・ラは叔母。
無口で感情を表に出さない性格のため、初対面では大人しいと思われやすい。爆破術を得意としており、爆破術を研鑽すべく大学に入学した。
タマムシ大学に入学後、ミリオットに爆破術を驚かれ、調子よく説明していたところミリオットはあっさりと爆破術を取得してしまった。それに対抗心を燃やしたファイはミリオットより優れた爆破術の使い手であることを示そうと定期的にミリオットを襲撃するようになる。
ミリオットがアクセナと共に旅に出ることになると、同行を申し出る。道中もミリオットへの襲撃は続き、アクセナの頭を悩ませていたようだ。
自尊心が高い性格であり、対抗心を燃やしているミリオットの前では饒舌になる。アクセナから借り受けたからくりのジェニファーを所持している。
レイリアの牧場でミリオットを襲撃した際、近くにいたセリス・フィングから牧場で爆破術を使用すると馬が怯えてしまうと注意される。だが、ファイは爆発の音が煩かったために馬が怯えてしまうのだろうと勘違いし、音の出ない爆球を作り出す努力を始める。
完成した爆破術を利用してミリオットを襲撃する。残念ながら襲撃は防がれてしまったが、その魔術の出来栄えにはミリオットも感嘆していた。
ミリオットたちがズイの遺跡に向かうことになった際、自らも同行すべきと力説してアニムスディッセンバーを困らせる。結局、ミリオットや『ゼロ』レイ・クライスラーの仲裁もあってリシア財団の一員として同行することとなった。
極度の方向音痴でもあり、慣れない道を使うとほぼ確実に迷ってしまう。ついには、自宅と間違えて隣の家に侵入してしまった。
無口で感情を表に出さない性格のため、初対面では大人しいと思われやすい。爆破術を得意としており、爆破術を研鑽すべく大学に入学した。
タマムシ大学に入学後、ミリオットに爆破術を驚かれ、調子よく説明していたところミリオットはあっさりと爆破術を取得してしまった。それに対抗心を燃やしたファイはミリオットより優れた爆破術の使い手であることを示そうと定期的にミリオットを襲撃するようになる。
ミリオットがアクセナと共に旅に出ることになると、同行を申し出る。道中もミリオットへの襲撃は続き、アクセナの頭を悩ませていたようだ。
自尊心が高い性格であり、対抗心を燃やしているミリオットの前では饒舌になる。アクセナから借り受けたからくりのジェニファーを所持している。
レイリアの牧場でミリオットを襲撃した際、近くにいたセリス・フィングから牧場で爆破術を使用すると馬が怯えてしまうと注意される。だが、ファイは爆発の音が煩かったために馬が怯えてしまうのだろうと勘違いし、音の出ない爆球を作り出す努力を始める。
完成した爆破術を利用してミリオットを襲撃する。残念ながら襲撃は防がれてしまったが、その魔術の出来栄えにはミリオットも感嘆していた。
ミリオットたちがズイの遺跡に向かうことになった際、自らも同行すべきと力説してアニムスディッセンバーを困らせる。結局、ミリオットや『ゼロ』レイ・クライスラーの仲裁もあってリシア財団の一員として同行することとなった。
極度の方向音痴でもあり、慣れない道を使うとほぼ確実に迷ってしまう。ついには、自宅と間違えて隣の家に侵入してしまった。
フェミナ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:41(H231~) |
| 役職:騎銃隊隊長→騎馬隊隊長/デムーラン城砦総隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ヒロズ国有数の射撃手。特に、騎乗から銃を用いての射撃には定評があり、キッサキで騎銃隊を率いている。
緑髪緑目。身長160cm。若いころから陽気な性格と美貌もあって男たちからの人気は高かったが、現在まで独身。最も、今も容姿は若々しい。
かつての上司であるユリアンヌ・クライスラーを今でも慕っており、彼女の死後は遺児であるレイ・クライスラーを引き取った。レイとは姉弟のような関係。レイが傭兵になる際は、定期的に顔を見せることを条件に許可している。
ハーテン教徒の反乱が起きてすぐ、キッサキにやって来たアニムスディッセンバーからデムーラン城砦の救援を要請される。フェミナは上官であるマルティム・リアルンパの許可を受けると、五百の兵を率いて救援に出発。レイとラーチェルによるデムーラン城砦防衛を側面から援護した。
防衛戦後、軍の再編が行われると、デムーラン城砦の騎馬隊の隊長となる。レイが総隊長となったことから、クライスラー親子を隊長としてデムーラン城砦を守る役目につくこととなり、そのことを感慨深そうに話していた。レイがラーチェルと共にクロエ・ローランサンを助けるためミナモに向かうことを決めると、彼に代わってデムーラン城砦の総隊長を任されることになる。
独身生活を貫いているが、結婚できなかったことへの後悔はあるらしく、酒を飲むと延々と愚痴り始める。また、レイやアニムスには若い男を連れてくるよう冗談めかして話すことも多い。
銃と槍に変形する特殊な武器を持つ。元々はゲン・ロン配下の武将だった『開眼』バルドゥイノのもの。
かつての記録はフェミナを参照。
緑髪緑目。身長160cm。若いころから陽気な性格と美貌もあって男たちからの人気は高かったが、現在まで独身。最も、今も容姿は若々しい。
かつての上司であるユリアンヌ・クライスラーを今でも慕っており、彼女の死後は遺児であるレイ・クライスラーを引き取った。レイとは姉弟のような関係。レイが傭兵になる際は、定期的に顔を見せることを条件に許可している。
ハーテン教徒の反乱が起きてすぐ、キッサキにやって来たアニムスディッセンバーからデムーラン城砦の救援を要請される。フェミナは上官であるマルティム・リアルンパの許可を受けると、五百の兵を率いて救援に出発。レイとラーチェルによるデムーラン城砦防衛を側面から援護した。
防衛戦後、軍の再編が行われると、デムーラン城砦の騎馬隊の隊長となる。レイが総隊長となったことから、クライスラー親子を隊長としてデムーラン城砦を守る役目につくこととなり、そのことを感慨深そうに話していた。レイがラーチェルと共にクロエ・ローランサンを助けるためミナモに向かうことを決めると、彼に代わってデムーラン城砦の総隊長を任されることになる。
独身生活を貫いているが、結婚できなかったことへの後悔はあるらしく、酒を飲むと延々と愚痴り始める。また、レイやアニムスには若い男を連れてくるよう冗談めかして話すことも多い。
銃と槍に変形する特殊な武器を持つ。元々はゲン・ロン配下の武将だった『開眼』バルドゥイノのもの。
かつての記録はフェミナを参照。
フェルグス
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:24(H248~) |
| 役職:傭兵→歩兵隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
レイ・クライスラーの傭兵仲間。金髪で前髪を高く上げた特徴的な髪形をしている。剣の腕もかなりのもの。レイと同じくキッサキでの依頼は避けようとするなど傭兵としての方針が似ているため、行動を共にすることが多い。
レイと共に傭兵仲間の『黒刀』ナルセスの下に向かった際、ハーテン教徒への協力を呼びかけられる。だが、フェルグスはレイと共に協力を断りナルセスの下から離脱。ハーテン教徒の叛乱を他者に伝えるべくコトキを目指すことになる。だが、叛乱はすぐに発生し、フェルグスはレイと共にシナト村の村人を逃がすためにセリス・フィング達に協力する。
リシア財団の資金を狙いに来た傭兵たちと戦闘になった際は、ナルセス相手に防戦一方だったが、キーナ・ローランサンの助太刀により窮地を脱する。だが、直後にキーナがベルサリウスに襲われた際は、どうすることもできなかった。
セリスたちがデムーラン城砦を奪取した後はアニムスディッセンバーの下で歩兵隊の部隊長となった。
ナルセスやアシェラを女性だと思い告白したことがあり、そのことをよくからかわれている。そのため、アニムスからフェミナを勧められた際はその性別から疑っていた。
デムーラン城砦防衛線の際はアニムスと共に兵站を乱し、戦後はレイやフェミナと共にデムーラン城砦の守備に就く。
レイと共に傭兵仲間の『黒刀』ナルセスの下に向かった際、ハーテン教徒への協力を呼びかけられる。だが、フェルグスはレイと共に協力を断りナルセスの下から離脱。ハーテン教徒の叛乱を他者に伝えるべくコトキを目指すことになる。だが、叛乱はすぐに発生し、フェルグスはレイと共にシナト村の村人を逃がすためにセリス・フィング達に協力する。
リシア財団の資金を狙いに来た傭兵たちと戦闘になった際は、ナルセス相手に防戦一方だったが、キーナ・ローランサンの助太刀により窮地を脱する。だが、直後にキーナがベルサリウスに襲われた際は、どうすることもできなかった。
セリスたちがデムーラン城砦を奪取した後はアニムスディッセンバーの下で歩兵隊の部隊長となった。
ナルセスやアシェラを女性だと思い告白したことがあり、そのことをよくからかわれている。そのため、アニムスからフェミナを勧められた際はその性別から疑っていた。
デムーラン城砦防衛線の際はアニムスと共に兵站を乱し、戦後はレイやフェミナと共にデムーラン城砦の守備に就く。
プライム・ベリー
| 種族:ヴァーナ(アウリラ) | 性別:女 | 年齢:27(H245~) |
| 役職:警護隊部隊長 | 登場話:D-6、D-7 |
シナト村の警護隊隊長。もともとは孤児であり、ミシロに住むモミジ・シューターに引き取られ、育てられてきた。モミジの家に居候していたアニマウーナに憧れを持っており、彼女のような剣士になりたいと日々特訓していた。ただ、兵となることをモミジに反対されたため家出同然で傭兵となる。その後、シナト村の警護隊長に。そこでアニムスディッセンバーと再会。特訓していたはずなのにアニムスはおろか部下のメランヒトンにすらあしらわれる現状に衝撃を受けるが、特訓を申し出る。
シナト村がハーテン教の信者に襲撃された後は生き残った村人と共にセリス・フィングたちに同行している。
かつての記録はプライム・ベリーを参照。
シナト村がハーテン教の信者に襲撃された後は生き残った村人と共にセリス・フィングたちに同行している。
かつての記録はプライム・ベリーを参照。
マッキンリー
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:37(H235~) |
| 役職:コトキ太守 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
アニムスディッセンバーやクロエ・ローランサンの上司。青髪に青い髯を持っており、『青髭』と綽名されることもある。ハーテン教徒の活動が激しくなる中、治安の悪化を懸念しアニムスに周辺の警護隊の訓練を要請する。
だが、不幸にしてアニムスが出払っている中でハーテン教による襲撃が発生。コトキをルーア・ダーン率いるハーテン教徒に奪われ、マッキンリーは僅かな文官と百名ほどの兵士と共に辛うじてコトキを脱出した。その後、近くにいたアニムスたちに合流。アニムスたちがルーアの居るデムーラン城砦に向かおうとしていることに気づき、それを引き留めようとした。
アニムスたちがデムーラン城砦を奪った後は、一行の中に王族のセリス・フィングが混じっていることに気付き、彼を旗頭としてデムーラン城砦で戦うことを提案した。
デムーラン城砦の防衛線が終了した後、アニムスやセルジュと共にコトキに戻る。
だが、不幸にしてアニムスが出払っている中でハーテン教による襲撃が発生。コトキをルーア・ダーン率いるハーテン教徒に奪われ、マッキンリーは僅かな文官と百名ほどの兵士と共に辛うじてコトキを脱出した。その後、近くにいたアニムスたちに合流。アニムスたちがルーアの居るデムーラン城砦に向かおうとしていることに気づき、それを引き留めようとした。
アニムスたちがデムーラン城砦を奪った後は、一行の中に王族のセリス・フィングが混じっていることに気付き、彼を旗頭としてデムーラン城砦で戦うことを提案した。
デムーラン城砦の防衛線が終了した後、アニムスやセルジュと共にコトキに戻る。
マデロ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:36(H236~) |
| 役職:歩兵隊隊長 | 登場話:D-8 |
『氷帝』メビウス・ビッケンバイン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:18(H254~) |
| 役職:騎馬隊隊員 | 登場話:D-6、D-8 |
「ミリオット、お前には聞こえるよな。『氷帝』とおれを呼ぶこの圧倒的な声が」
セリス・フィング、ミリオット、フルール・ローランサンらと共にバレー私塾『十傑』の一人。格好いいからとの理由で『氷帝』と自称している。
唯我独尊で、その尊大な口調の持ち主。ただ、似たような方向性のミリオットとの相性は非常によく行動を共にすることも多い。
セリスたちと同年代であり、同じ時期に私塾を卒業。セリスやジャンヌ・ボッツと同じく軍に入る。様々な兵種を経験した後、ツーマイ・ガイ率いる軍の騎馬隊に配属された。そこで頭角を現し騎馬隊の隊長を任されるようになる。
セリスたちがミシロでハーテン教との戦いを始めると、友と共に戦いたいとツーマイに力説し、彼の承諾を受け騎馬隊を率いてセリス軍に合流した。
セリス・フィング、ミリオット、フルール・ローランサンらと共にバレー私塾『十傑』の一人。格好いいからとの理由で『氷帝』と自称している。
唯我独尊で、その尊大な口調の持ち主。ただ、似たような方向性のミリオットとの相性は非常によく行動を共にすることも多い。
セリスたちと同年代であり、同じ時期に私塾を卒業。セリスやジャンヌ・ボッツと同じく軍に入る。様々な兵種を経験した後、ツーマイ・ガイ率いる軍の騎馬隊に配属された。そこで頭角を現し騎馬隊の隊長を任されるようになる。
セリスたちがミシロでハーテン教との戦いを始めると、友と共に戦いたいとツーマイに力説し、彼の承諾を受け騎馬隊を率いてセリス軍に合流した。
メランヒトン
| 種族:ヴァーナ(アウリラ) | 性別:男 | 年齢:27(H245~) |
| 役職:アニムス軍旗手 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
赤眼に白い耳を持つ大柄なアウリラ。膂力に優れ、逞しい腕を持っている。ただ、見た目に反し臆病で常識的な性格。
トバリでセルジュの下で旗手として働く。豪放なセルジュと適当なアニムスディッセンバーの二人の部隊長に振り回されることが多く、胃の痛みが絶えない。
シモン・ド・モンフォールが無実の罪を着せられた後、シモン派の一員としてアニムスと共にトバリへ送られる。守備隊の旗手となり、アニムスが警護隊の視察に向かった際もクロエ・ローランサンと共に同行する。
気弱な性格のため誤解されやすいが、決して腕が立たないわけではなく、プライム・シューターたちと訓練した時は事もなげに全員を倒していた。
セリス・フィングたちがデムーラン城砦を奪還する際、皆を鼓舞するために旗を立てるべきだと力説。
この提案は受け入れられ不死鳥を模した旗が立てられることになった。
力持ちではあるが、セルジュほど怪物じみた力はないようで、セルジュの持つ大斧を動かそうとした時はぴくりともしなかった。
トバリでセルジュの下で旗手として働く。豪放なセルジュと適当なアニムスディッセンバーの二人の部隊長に振り回されることが多く、胃の痛みが絶えない。
シモン・ド・モンフォールが無実の罪を着せられた後、シモン派の一員としてアニムスと共にトバリへ送られる。守備隊の旗手となり、アニムスが警護隊の視察に向かった際もクロエ・ローランサンと共に同行する。
気弱な性格のため誤解されやすいが、決して腕が立たないわけではなく、プライム・シューターたちと訓練した時は事もなげに全員を倒していた。
セリス・フィングたちがデムーラン城砦を奪還する際、皆を鼓舞するために旗を立てるべきだと力説。
この提案は受け入れられ不死鳥を模した旗が立てられることになった。
力持ちではあるが、セルジュほど怪物じみた力はないようで、セルジュの持つ大斧を動かそうとした時はぴくりともしなかった。
モンケ
| 種族:ヴァーナ(アウリラ) | 性別:男 | 年齢:22(H250~) |
| 役職:馬匹担当 | 登場話:D-6、D-7 |
レイリアの牧場に住み込みで働く牧人。琥珀色の髪を持つ。
人と話すより馬と話すことを好む性格。ただ、馬への愛情に偏りがあるとしてレイリアには注意されていた。
セリス・フィングとジャンヌ・ボッツがレイリアの牧場にやって来た際に出会う。オランジェとシルヴァディを貰い受けた二人に嫉妬するも、レイリアに宥められる。その後、レイリアの牧場がハーテン教徒の襲撃を受けた際は、近くにいた十頭ほどの馬と共にセリスたちの助太刀に向かうが、レイリアを助けることはできなかった。その後はセリスたちに同行。
ハーテン教徒にレイリアを殺された恨みから、一刻も早く彼らを倒そうと行動したがっている。
人と話すより馬と話すことを好む性格。ただ、馬への愛情に偏りがあるとしてレイリアには注意されていた。
セリス・フィングとジャンヌ・ボッツがレイリアの牧場にやって来た際に出会う。オランジェとシルヴァディを貰い受けた二人に嫉妬するも、レイリアに宥められる。その後、レイリアの牧場がハーテン教徒の襲撃を受けた際は、近くにいた十頭ほどの馬と共にセリスたちの助太刀に向かうが、レイリアを助けることはできなかった。その後はセリスたちに同行。
ハーテン教徒にレイリアを殺された恨みから、一刻も早く彼らを倒そうと行動したがっている。
ラーチェル
| 種族:エルダナーン | 性別:女 | 年齢:20(H252~) |
| 役職:冒険者→軍師 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
バレー私塾『十傑』の一人。緑髪緑目。160cm50kg。長く伸びた髪を丁寧に編み込んでいる。クロエ・ローランサンとは同年代であり親友。もはやそれ以上の想いを持っているのではないかと邪推されることも多いが、本人は一貫して否定している。ただ、クロエの前とそれ以外で露骨に表情や口調に違いが出る。また、クロエと他の人(クロエの妹であるフルール・ローランサン含む)が話していると、鋭い眼光を向ける。
深い知識を持ち、『天才』ナビリア・ショックトゥーら『三才女』が頭角を現すまでは私塾一の頭脳の持ち主と呼ばれていた。私塾卒業後はクロエと同じく軍に。だが、軍は性に合わなかったのかすぐに辞め(一説には、クロエと同じ部隊でなかったことが原因)、以降は冒険者として活動している。魔術の才もあることから、冒険者としては活躍していた。また、剣の腕もそれなり。イーヴァルディと呼ばれる巨大な氷柱を落とす魔術を得意とする。
もともとトキワ近隣の村に住んでいたが、幼いころは病弱だったこともあって書物を友として過ごしていた。その結果、その知識を大人たちからは認められるものの、同年代とは話が全く合わなくなってしまった。同年代からすれば異質な人間になったラーチェルは嫌がらせを受けるようになり、困っていたところをクロエに助けられた過去を持つ。その後、クロエのような人間が多くいるのではと考えバレー私塾に入塾した。クロエを追いかけるような性格は、入塾時から変わらないらしい。
クロエと共に母方の親戚であるレーガンが住むシナト村への旅を計画していたが、クロエに予定が入ってしまったことから直前で予定を変更。フルールと共にシナト村に行くことに。
シナト村に近づく中でクロエの気配をいち早く察し、フルールと共にクロエの待つ練兵場に飛び込んでいた。その勢いは、敏捷性に長けたアニムスディッセンバーでも止められないほど。
ハーテン教徒による叛乱が起きてからは魔術も使える冒険者としての立場を活かしてセリス・フィング達に同行。キーナ・ローランサンが死亡した後はクロエの精神状態を心配していた。
クロエのために働くことを至上の喜びと考えており、その頭脳を活かしてデムーラン城砦奪取後のクロエたちセリス軍を導くべく一人奮闘する。他者に迷惑はかけられないと気を張るものの、それを『ゼロ』レイ・クライスラーに見抜かれたことから、彼の前では気を張らずに過ごすようになる。その中でレイに対する信頼が生まれたのか、デムーラン城砦に囮として自らが残ることを宣言した際、指揮官として共に残る人間にレイを指名している。
レイと共に十日近くデムーラン城砦を守った後、全体の軍師としてミシロへ。クロエと同じ都市への配置となったが、本人はレイと別の場所になったことを惜しんでいた。
レイから、デムーラン城砦に深くかかわった人間の日誌として、ユリアンヌ・クライスラーの日記を借り受けている。かつてユリアンヌたちが行ったミシロとコトキを同時に奪取し、デムーラン城砦と合わせて面で守りを固める三面作戦を踏襲するなど、ラーチェルの戦略に与える影響は大きい。
セリス軍の軍師として多忙を極めていたが、『臥龍』と評されたクロエがカタスト・レイサイトの下に向かった際は衝撃から泣き叫んでいた。だが、すぐに自分を取り戻すと軍師としての任務に打ち込む。ルナがやってきてからは暗黙の裡にラーチェルが軍略を、ルナが民政を担当するようになり、レイのいるデムーラン城砦に定期的に訪れるようになった。
やがてはデムーラン城砦の専属軍師になるのではないかとも噂されていたが、クロエがミナモに派遣されることが決まるや、ミナモの状況が落ち着くまでとの条件でクロエのミナモ行きに同行を申し出る。それを予想していたレイは自らも同行すると譲らず、セリスの許可を得て二人で向かうこととなった。
人に依存しやすいところがあり、当初はクロエのみに依存していた。最近はレイが現れたことで少しずつクロエ依存は薄くなっているが、代わりにレイに依存することが増えている。
深い知識を持ち、『天才』ナビリア・ショックトゥーら『三才女』が頭角を現すまでは私塾一の頭脳の持ち主と呼ばれていた。私塾卒業後はクロエと同じく軍に。だが、軍は性に合わなかったのかすぐに辞め(一説には、クロエと同じ部隊でなかったことが原因)、以降は冒険者として活動している。魔術の才もあることから、冒険者としては活躍していた。また、剣の腕もそれなり。イーヴァルディと呼ばれる巨大な氷柱を落とす魔術を得意とする。
もともとトキワ近隣の村に住んでいたが、幼いころは病弱だったこともあって書物を友として過ごしていた。その結果、その知識を大人たちからは認められるものの、同年代とは話が全く合わなくなってしまった。同年代からすれば異質な人間になったラーチェルは嫌がらせを受けるようになり、困っていたところをクロエに助けられた過去を持つ。その後、クロエのような人間が多くいるのではと考えバレー私塾に入塾した。クロエを追いかけるような性格は、入塾時から変わらないらしい。
クロエと共に母方の親戚であるレーガンが住むシナト村への旅を計画していたが、クロエに予定が入ってしまったことから直前で予定を変更。フルールと共にシナト村に行くことに。
シナト村に近づく中でクロエの気配をいち早く察し、フルールと共にクロエの待つ練兵場に飛び込んでいた。その勢いは、敏捷性に長けたアニムスディッセンバーでも止められないほど。
ハーテン教徒による叛乱が起きてからは魔術も使える冒険者としての立場を活かしてセリス・フィング達に同行。キーナ・ローランサンが死亡した後はクロエの精神状態を心配していた。
クロエのために働くことを至上の喜びと考えており、その頭脳を活かしてデムーラン城砦奪取後のクロエたちセリス軍を導くべく一人奮闘する。他者に迷惑はかけられないと気を張るものの、それを『ゼロ』レイ・クライスラーに見抜かれたことから、彼の前では気を張らずに過ごすようになる。その中でレイに対する信頼が生まれたのか、デムーラン城砦に囮として自らが残ることを宣言した際、指揮官として共に残る人間にレイを指名している。
レイと共に十日近くデムーラン城砦を守った後、全体の軍師としてミシロへ。クロエと同じ都市への配置となったが、本人はレイと別の場所になったことを惜しんでいた。
レイから、デムーラン城砦に深くかかわった人間の日誌として、ユリアンヌ・クライスラーの日記を借り受けている。かつてユリアンヌたちが行ったミシロとコトキを同時に奪取し、デムーラン城砦と合わせて面で守りを固める三面作戦を踏襲するなど、ラーチェルの戦略に与える影響は大きい。
セリス軍の軍師として多忙を極めていたが、『臥龍』と評されたクロエがカタスト・レイサイトの下に向かった際は衝撃から泣き叫んでいた。だが、すぐに自分を取り戻すと軍師としての任務に打ち込む。ルナがやってきてからは暗黙の裡にラーチェルが軍略を、ルナが民政を担当するようになり、レイのいるデムーラン城砦に定期的に訪れるようになった。
やがてはデムーラン城砦の専属軍師になるのではないかとも噂されていたが、クロエがミナモに派遣されることが決まるや、ミナモの状況が落ち着くまでとの条件でクロエのミナモ行きに同行を申し出る。それを予想していたレイは自らも同行すると譲らず、セリスの許可を得て二人で向かうこととなった。
人に依存しやすいところがあり、当初はクロエのみに依存していた。最近はレイが現れたことで少しずつクロエ依存は薄くなっているが、代わりにレイに依存することが増えている。
リシア財団の関係者
アシェラ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:32(H240~) |
| 役職:イタガキ商会頭取 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
イタガキ商会の若き頭取。長い銀髪を後でまとめており、顔だちも相まって女性とよく間違えられる。声がやや低いと言われるが、女性であることに違和感を持つほどではない。やや幼い顔立ちのため、レイ・クライスラーには同年代だと思われていた。
頭の回転が速く、ユズ・イタガキの婚約者としてイタガキ財団の経営に関わり始めていた。結婚を前にユズが死亡したが、その力を活かして欲しいとの要望もあってイタガキ商会の頭取として活動している。正式な商会の跡継ぎであるエマ・イタガキの才能を買っており、副官のように傍に置いている。体を動かすことは苦手としており、全く泳げない。
転移の術と飛脚を利用した通信網の作成を考えており、それがリシア財団の目に留まったことからレイたちと関係を持つようになった。ナルセスとも顔見知りであり、その顔立ちのことで意気投合していた。
フェルグスからお茶に誘われたが、同性であることを理由に断っている。
頭の回転が速く、ユズ・イタガキの婚約者としてイタガキ財団の経営に関わり始めていた。結婚を前にユズが死亡したが、その力を活かして欲しいとの要望もあってイタガキ商会の頭取として活動している。正式な商会の跡継ぎであるエマ・イタガキの才能を買っており、副官のように傍に置いている。体を動かすことは苦手としており、全く泳げない。
転移の術と飛脚を利用した通信網の作成を考えており、それがリシア財団の目に留まったことからレイたちと関係を持つようになった。ナルセスとも顔見知りであり、その顔立ちのことで意気投合していた。
フェルグスからお茶に誘われたが、同性であることを理由に断っている。
ウンディーネ・リィ
| 種族:ヒューリン(ハーフメディオン) | 性別:女 | 年齢:12(H260~) |
| 役職:なし | 登場話:D-6 |
エマ・イタガキ
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:女 | 年齢:18(H254~) |
| 役職:アシェラ補佐 | 登場話:D-6、D-7 |
イタガキ商会の正式な跡継ぎ。茶髪黒目。やや色黒。頭の回転が速く、その才をアシェラに買われ、副官のような仕事をこなしている。
体を動かすことは苦手ではなく、特に泳ぎの才は目を見張るほどのものであり、水中で生まれたのではないかと言われるほど。
体を動かすことは苦手ではなく、特に泳ぎの才は目を見張るほどのものであり、水中で生まれたのではないかと言われるほど。
『太陽』オドリック
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:68(H204~) |
| 役職:リシア財団役員 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ダニエル・ヘルガーの友人。身長170cm、60kg。毎朝髪を剃っており、光が反射するほどに磨き上げている。磨き上げる理由は光の反射で相手を幻惑するためであり、かつて傭兵団の隊長をしていたころからの習慣。ただ、オドリックの感情によって光が増減したり、降り注いでいる光よりも輝きがが増している時があるなど、規格外な反射をしている時がある。ついた綽名は『太陽』、あるいは『光の化身』。
元々は傭兵団の隊長を務めており、その時の経験を活かしつつコトキやポケトピアなど各地で太守を歴任。ダニエルやシアル・フィングと共にゲン・ロンの叛乱に立ち向かった。
ダニエルたちが古の大魔獣グランドラゴンと相打ちになると、残されたセイン・ボッツやレヴィンと共に『天使の羽根』の残党からリシア財団を守るべく活動を始める。
現在はセイン、コダマ・リィらと共にリシア財団の役員。
かつての記録はオドリックを参照。
元々は傭兵団の隊長を務めており、その時の経験を活かしつつコトキやポケトピアなど各地で太守を歴任。ダニエルやシアル・フィングと共にゲン・ロンの叛乱に立ち向かった。
ダニエルたちが古の大魔獣グランドラゴンと相打ちになると、残されたセイン・ボッツやレヴィンと共に『天使の羽根』の残党からリシア財団を守るべく活動を始める。
現在はセイン、コダマ・リィらと共にリシア財団の役員。
かつての記録はオドリックを参照。
カーター
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 年齢:44(H228~) |
| 役職:リシア財団職員 | 登場話:D-6 |
シナト村に住む村人。農民として暮らしていたが、実はリシア財団員の一人であり、要請を受けて銀を隠し持っていた。
ハーテン教徒の叛乱が起きた際、ハーテン教に帰依していなかったことから信者に狙われるが、セリス・フィングの介入もあって事なきを得る。
セリスたちが村人の救出に向かった際はセリスに同行し、財団の資金回収も行った。
ハーテン教徒の叛乱が起きた際、ハーテン教に帰依していなかったことから信者に狙われるが、セリス・フィングの介入もあって事なきを得る。
セリスたちが村人の救出に向かった際はセリスに同行し、財団の資金回収も行った。
ケネディ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:32(H239~271) |
| 役職:リシア財団職員 | 登場話:D-6 |
『月光』コダマ・リィ
| 種族:ヒューリン(ハーフエルダナーン) | 性別:女 | 年齢:34(H238~) |
| 役職:リシア財団役員 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
「ヴァニッシング・ムーンライト!」
オーダマ・リィの一人娘。165cm、45kg。長く伸ばした金髪に、琥珀色の瞳を持つ。高い魔力と優れた魔術の才の持ち主だが、天才魔術師を自称し独自の境地を持つようになっている。魔術は格好よくあらねばならないとの哲学を持っており、魔術や道具に特殊な名前を付けたり、自分だけの魔術を必殺技として持つことにしている。自称『月光の乙女』で、周囲には『月光』と呼ばせるようにしているらしい。
魔術の才は確かであり、ミリオットなど師事する者の口調や魔術の技術に影響を与えている。また、格好いい言葉を探すために古代書を読み耽っていたためか古代の知識に精通するようになっており、その力をレヴィンに見込まれリシア財団に協力するようになった。
デムーラン城砦を巡る戦いでは、弟子であるミリオットの様子を見るべく参戦。持ち前の魔術で砦の防衛に貢献した。
ファミリアはかつてオーダマのファミリアだったブイ。ウンディーネ・リィは娘。
かつての記録はコダマ・リィを参照。
オーダマ・リィの一人娘。165cm、45kg。長く伸ばした金髪に、琥珀色の瞳を持つ。高い魔力と優れた魔術の才の持ち主だが、天才魔術師を自称し独自の境地を持つようになっている。魔術は格好よくあらねばならないとの哲学を持っており、魔術や道具に特殊な名前を付けたり、自分だけの魔術を必殺技として持つことにしている。自称『月光の乙女』で、周囲には『月光』と呼ばせるようにしているらしい。
魔術の才は確かであり、ミリオットなど師事する者の口調や魔術の技術に影響を与えている。また、格好いい言葉を探すために古代書を読み耽っていたためか古代の知識に精通するようになっており、その力をレヴィンに見込まれリシア財団に協力するようになった。
デムーラン城砦を巡る戦いでは、弟子であるミリオットの様子を見るべく参戦。持ち前の魔術で砦の防衛に貢献した。
ファミリアはかつてオーダマのファミリアだったブイ。ウンディーネ・リィは娘。
かつての記録はコダマ・リィを参照。
ジョンソン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:36(H236~) |
| 役職:村人 | 登場話:D-6 |
スタンダール
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:男 | 年齢:47(H225~) |
| 役職:リシア財団職員/影の軍隊長 | 登場話:D-7 |
名前だけの登場。影の軍の隊長の一人。兵糧庫襲撃を主導した。
かつての記録はスタンダールを参照。
かつての記録はスタンダールを参照。
ニクソン
| 種族:ヴァーナ(アウリル) | 性別:男 | 年齢:40(H232~) |
| 役職:リシア財団職員 | 登場話:D-6、D-7 |
アウリルながら、どこか猫のような印象を持つ男。シナト村に派遣されたリシア財団の職員の一人であり、他の四人が誰かも把握しているまとめ役。しかし、アトラクサにリシア財団職員だと勘付かれてしまい、シナト村をハーテン教徒が襲撃した際に囚われの身になる。拷問されそうになったところをセリス・フィングに救出され、以後はセリスたちと行動を共にする。
この際、自身がかつてリシア財団の諜報組織である影の軍の一員であったこと明かしており、その身のこなしを活かして斥候として活躍する。
この際、自身がかつてリシア財団の諜報組織である影の軍の一員であったこと明かしており、その身のこなしを活かして斥候として活躍する。
フォード
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 年齢:23(H249~) |
| 役職:警護隊員/リシア財団職員 | 登場話:D-6 |
ベオウルフ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:57(H215~) |
| 役職:リシア財団職員 | 登場話:D-6、D-8 |
リシア財団の職員。かつては腕利きの傭兵として活動しており、金に対して強い執着心を持っていた。リシアとの衝撃的な出会いの後、彼女が作り上げたリシア財団に加わる。
年齢の問題もあって現在は戦場に出ることはない。その代わり、リシア財団の職員として交渉の場に立つことが増えている。また、武術の腕も衰えきったわけではなく、セイン・ボッツやコダマ・リィ、ルナと共にリシア財団の隠し財産を探すために遺跡に潜ったこともあった。とは言え、流石に年齢のため長時間剣を握り続けることは厳しい。
セリス・フィングたちがリシア財団の隠し財産を回収するためズイの遺跡に向かった際は、遺跡の近くに残りセリスたちの安否を気遣う。遺跡から出てきたセリスたちを迎えるが、直後に人型機械の襲撃を受けた。この際、攻撃を躱すためにアニムスから飛び蹴りを喰らっている。
デルムッドと名付けた息子がいるが、関係は悪い。現在は出奔されており、ベオウルフもその消息を知らない。
かつての記録はベオウルフを参照。
年齢の問題もあって現在は戦場に出ることはない。その代わり、リシア財団の職員として交渉の場に立つことが増えている。また、武術の腕も衰えきったわけではなく、セイン・ボッツやコダマ・リィ、ルナと共にリシア財団の隠し財産を探すために遺跡に潜ったこともあった。とは言え、流石に年齢のため長時間剣を握り続けることは厳しい。
セリス・フィングたちがリシア財団の隠し財産を回収するためズイの遺跡に向かった際は、遺跡の近くに残りセリスたちの安否を気遣う。遺跡から出てきたセリスたちを迎えるが、直後に人型機械の襲撃を受けた。この際、攻撃を躱すためにアニムスから飛び蹴りを喰らっている。
デルムッドと名付けた息子がいるが、関係は悪い。現在は出奔されており、ベオウルフもその消息を知らない。
かつての記録はベオウルフを参照。
モズメ・ボッツ
| 種族:フィルボル | 性別:女 | 年齢:41(H231~) |
| 役職:リシア財団役員 | 登場話:D-6、D-7 |
ジャンヌ・ボッツの母。夫はセイン・ボッツ。
95cm。黒髪黒目。村人の出であり、義勇軍としてシアル・フィングの軍に加わった所をアニマウーナに見いだされた。
軍人として天賦の才能を持っており、アニマの下で副官として活躍。更に、弓の技術に関しても随一のものを持っていた。セインとの結婚後はジャンヌやセリス・フィング、ミリオットらの子育てのため軍から離れていた。セインと共にリシア財団の役員となる。デムーラン城砦防衛線に際しては、セインと共にベルサリウス相手に時間稼ぎを行った。その後もセインと共にセリス軍に同行するが、年齢と体力を理由に軍への参加は断る。
シアルからセリスへの形見として『瑠璃色の首飾り』と青い腕輪を預かっている。
かつての記録はモズメ・ボッツを参照。
95cm。黒髪黒目。村人の出であり、義勇軍としてシアル・フィングの軍に加わった所をアニマウーナに見いだされた。
軍人として天賦の才能を持っており、アニマの下で副官として活躍。更に、弓の技術に関しても随一のものを持っていた。セインとの結婚後はジャンヌやセリス・フィング、ミリオットらの子育てのため軍から離れていた。セインと共にリシア財団の役員となる。デムーラン城砦防衛線に際しては、セインと共にベルサリウス相手に時間稼ぎを行った。その後もセインと共にセリス軍に同行するが、年齢と体力を理由に軍への参加は断る。
シアルからセリスへの形見として『瑠璃色の首飾り』と青い腕輪を預かっている。
かつての記録はモズメ・ボッツを参照。
ラディ
| 種族:ヴァーナ(アウリル) | 性別:男 | 年齢:43(H229~) |
| 役職:影の軍隊長/リシア財団職員 | 登場話:D-7 |
レイリア
| 種族:エルダナーン | 性別:女 | 享年:49(H222~271) |
| 役職:牧場主 | 登場話:D-6 |
コトキ近郊で牧場を営む女性。馬の気持ちを理解し、その力をより引き出すすべを身に付けている。モンケを始めとして何人か弟子がいる。牧場にはシアル・フィングやセイン・ボッツが乗っていた馬の子孫も残っており、それぞれセリス・フィングとジャンヌ・ボッツに引き継がれた。
ハーテン教徒の叛乱により信徒の襲撃を受け死亡。
かつての記録は、レイリアを参照。
ハーテン教徒の叛乱により信徒の襲撃を受け死亡。
かつての記録は、レイリアを参照。
レーガン
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:男 | 年齢:54(H218~) |
| 役職:リシア財団員 | 登場話:D-6 |
ラーチェルの母方の親戚。ただ、ラーチェルと直接的な血の繋がりはない。髪には白いものが混じっている。陽気な性格で、冗談をよく口にする。
リシア財団員としてシナト村に派遣されており、銀を管理していた。豪快なところもあり、銀を変に隠すよりは堂々と持っていればばれないと家の中で管理していた。
ハーテン教徒の襲撃が起きるとハーテン教徒でないことを理由に信者の襲撃を受ける。右腕を負傷したところをフルール・ローランサンやラーチェルに助けられた。
その後、ハーテン教徒に奪われるよりはとセリス・フィングたちに資金の回収を依頼した。
リシア財団員としてシナト村に派遣されており、銀を管理していた。豪快なところもあり、銀を変に隠すよりは堂々と持っていればばれないと家の中で管理していた。
ハーテン教徒の襲撃が起きるとハーテン教徒でないことを理由に信者の襲撃を受ける。右腕を負傷したところをフルール・ローランサンやラーチェルに助けられた。
その後、ハーテン教徒に奪われるよりはとセリス・フィングたちに資金の回収を依頼した。
ヒロズ国の関係者
エスタック・エスターク
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:38(H233~H271) |
| 役職:ヒロズ国将校 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
宰相ゲマ・エビルマ―子飼いの武将。ゲマに上手く取り入っており、次期将軍と目されている。正義感よりも金銭に対する執着が強い性格で、賄賂も頻繁に受け取っている。
ただ、武術の腕は並外れたものがある。
ある貴族の子弟から賄賂を受け、シモン・ド・モンフォールに無実の罪を着せるべくトバリへと向かい、アニムスディッセンバーとであう。シモンを捕まえることに成功するが、あえなく脱獄された。
ハーテン教徒の反乱が起きると、ゲマの命令を受けヒワダにいるハーテン教徒本隊を叩くべく六万の軍を率いて出発するが、ハーテン・ノールとシモンが率いる軍に大敗。ナルセスには後一歩で首を取られるところまで追いつめられた。
軍を整え直し、キキョウでハーテン教徒の軍と再選するが、ベルサリウスに討ち取られる。
ただ、武術の腕は並外れたものがある。
ある貴族の子弟から賄賂を受け、シモン・ド・モンフォールに無実の罪を着せるべくトバリへと向かい、アニムスディッセンバーとであう。シモンを捕まえることに成功するが、あえなく脱獄された。
ハーテン教徒の反乱が起きると、ゲマの命令を受けヒワダにいるハーテン教徒本隊を叩くべく六万の軍を率いて出発するが、ハーテン・ノールとシモンが率いる軍に大敗。ナルセスには後一歩で首を取られるところまで追いつめられた。
軍を整え直し、キキョウでハーテン教徒の軍と再選するが、ベルサリウスに討ち取られる。
カタスト・レイサイト
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 年齢:79(H193~) |
| 役職:大将軍 | 登場話:D-8 |
ヒロズ国の大将軍。バレー・ボール引退後のヒロズ国において、圧倒的に優れた軍略と指揮能力を持つ。ただ、宰相に直言することも多く、中央との反りは良くない。大将軍にも関わらず、一万しか兵を持てていないのも、その性格に起因する。
ハーテン・ノールがハーテン教徒と共に叛乱を起こすとその鎮圧を要請され、トキワでディア・マンドに勝利する。
ハーテン教徒本隊がエスタック・エスターク率いる軍に大勝したため、本隊を止めるためにキキョウに向かう。
この間、セリス・フィングの下にいたクロエ・ローランサンを『臥龍』と評し自らの軍に引き抜く。代わりに、歩兵隊の隊長としてマデロを向かわせた。
ハーテン教徒本隊との戦いはクロエの活躍もあって勝利。追撃をしようとしたところ、王都セキエイを守って欲しいとの要請を受け王都に戻る。
ハーテン・ノールがハーテン教徒と共に叛乱を起こすとその鎮圧を要請され、トキワでディア・マンドに勝利する。
ハーテン教徒本隊がエスタック・エスターク率いる軍に大勝したため、本隊を止めるためにキキョウに向かう。
この間、セリス・フィングの下にいたクロエ・ローランサンを『臥龍』と評し自らの軍に引き抜く。代わりに、歩兵隊の隊長としてマデロを向かわせた。
ハーテン教徒本隊との戦いはクロエの活躍もあって勝利。追撃をしようとしたところ、王都セキエイを守って欲しいとの要請を受け王都に戻る。
クロエ・ローランサン
| 種族:ヒューリン(ハーフオルニス) | 性別:女 | 年齢:19(H252~) |
| 役職:騎馬隊隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ソレイユ・ローランサンとキョウコの娘、とされているが実際は王族のゲン・ロンと『天使の羽根』の一員でゲンの護衛兼見張りだった『阿修羅』ジェナーラの娘で本名はクー・ロン。キョウコ、ジェナーラが共に金髪緑目のオルニスで、クロエ自身も金髪緑目のため出自を疑われたことはない。170cm、55kg。妹としてフルール・ローランサンがおり、姉妹の仲は良好。
ゲンの血をひいているためか闊達で人を惹きつける性格であり、セリス・フィングと共にバレー私塾時代は人の輪の中心に立つことが多かった。同い年で、クロエと同じく『十傑』に数えられるラーチェルは親友。最も、ラーチェルが必要以上に近づいてくることには苦笑している。
バレー私塾を卒業後、軍に入隊。見る間に頭角を現しキッサキの若手将校として期待されるようになる。その後、ハーテン教の動きを警戒した中央の官吏によりコトキへの移動を命じられる。コトキでも守備隊長のアニムスディッセンバーのもと頭角を現す。
アニムスからは副官のような扱いを受けており、アニムスがマッキンリーに命じられ警護隊の視察に行くことになった際は同行することになった。シナト村でハーテン教徒の叛乱に巻き込まれる。養母のキーナ・ローランサンを失いながらも懸命に戦いを続け、デムーラン城砦奪還の際はラーチェルと共に策を練った。
奪還後は正式にアニムスの副官となり、歩兵や新兵の訓練を受け持つことになる。
妹であるフルールのことは大切に考えているが、やや過保護。また、どんな部隊の指揮でもそつなくこなしてしまう反面、器用貧乏になりかねないところもあった。
ハーテン教徒の信徒がデムーラン城砦に迫ってくると、ラーチェルの策を受けてセリスやミリオットと共に城外に出撃。ハーテン教徒の兵站を乱すべく奮闘した。コトキの奪還でも活躍。セリス軍の再編に伴い、ミシロの歩兵隊隊長に就任した。
だが、セリス軍の様子を見に来たカタスト・レイサイトには臥龍と評され、マデロと入れ替わる形でカタスト軍に加わる。カタスト軍では騎馬隊を担当し、戦いに対する天性の勘の良さを活かし活躍する。ハーテン教徒本隊との戦いにおいては、ベルサリウス相手に一歩も引かず戦い続けた。
その後も戦功をあげ続けた結果、ハーテン教徒との戦いが迫るミナモに守備隊長として派遣されることが決まる。同行を申し出た『ゼロ』レイ・クライスラー、ラーチェルと共にミナモへと向かった。
ゲンの血をひいているためか闊達で人を惹きつける性格であり、セリス・フィングと共にバレー私塾時代は人の輪の中心に立つことが多かった。同い年で、クロエと同じく『十傑』に数えられるラーチェルは親友。最も、ラーチェルが必要以上に近づいてくることには苦笑している。
バレー私塾を卒業後、軍に入隊。見る間に頭角を現しキッサキの若手将校として期待されるようになる。その後、ハーテン教の動きを警戒した中央の官吏によりコトキへの移動を命じられる。コトキでも守備隊長のアニムスディッセンバーのもと頭角を現す。
アニムスからは副官のような扱いを受けており、アニムスがマッキンリーに命じられ警護隊の視察に行くことになった際は同行することになった。シナト村でハーテン教徒の叛乱に巻き込まれる。養母のキーナ・ローランサンを失いながらも懸命に戦いを続け、デムーラン城砦奪還の際はラーチェルと共に策を練った。
奪還後は正式にアニムスの副官となり、歩兵や新兵の訓練を受け持つことになる。
妹であるフルールのことは大切に考えているが、やや過保護。また、どんな部隊の指揮でもそつなくこなしてしまう反面、器用貧乏になりかねないところもあった。
ハーテン教徒の信徒がデムーラン城砦に迫ってくると、ラーチェルの策を受けてセリスやミリオットと共に城外に出撃。ハーテン教徒の兵站を乱すべく奮闘した。コトキの奪還でも活躍。セリス軍の再編に伴い、ミシロの歩兵隊隊長に就任した。
だが、セリス軍の様子を見に来たカタスト・レイサイトには臥龍と評され、マデロと入れ替わる形でカタスト軍に加わる。カタスト軍では騎馬隊を担当し、戦いに対する天性の勘の良さを活かし活躍する。ハーテン教徒本隊との戦いにおいては、ベルサリウス相手に一歩も引かず戦い続けた。
その後も戦功をあげ続けた結果、ハーテン教徒との戦いが迫るミナモに守備隊長として派遣されることが決まる。同行を申し出た『ゼロ』レイ・クライスラー、ラーチェルと共にミナモへと向かった。
ツーマイ・ガイ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:49(H222~) |
| 役職:武官 | 登場話:D-8 |
ヒロズ国の元将軍。バレー・ボールの部下で、かつてはシアル・フィング、ユリアンヌ・クライスラー、セイン・ボッツと共に『四天王』と呼ばれていた。主に歩兵隊を担当する。
若いころからバレー、シアル、ユリアンヌ、セインなど武術や軍略に優れた人間と比較され続けたため、自らを過小評価しがちなところがある。戦功も地味だが、堅実で無駄のない指揮を得意とする。
バレーが軍を引退した後、ヒロズ国の将軍となっていたが、自らはその器に相応しくないとしてキッサキの守備隊長となったマルティム・リアルンパにその地位を譲る。
若いころからバレー、シアル、ユリアンヌ、セインなど武術や軍略に優れた人間と比較され続けたため、自らを過小評価しがちなところがある。戦功も地味だが、堅実で無駄のない指揮を得意とする。
バレーが軍を引退した後、ヒロズ国の将軍となっていたが、自らはその器に相応しくないとしてキッサキの守備隊長となったマルティム・リアルンパにその地位を譲る。
ナビリア・ショックトゥー
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:17(H254~) |
| 役職:バレー私塾生 | 登場話:D-6、D-8 |
バレー・ボールから『天才』と呼ばれるほどの逸材で、セリス・フィングやミリオット、フルール・ローランサンたちと同じくバレー私塾『十傑』の一人。緑眼金髪。
更に、人形を思わせるような美貌と物腰柔らかな性格、優れた武術の腕と完璧を絵に描いたような人間でもある。
その軍才をバレーに見込まれ、セリスたち同年代の面々が私塾を卒業する中、助手として私塾に残る。
更に、人形を思わせるような美貌と物腰柔らかな性格、優れた武術の腕と完璧を絵に描いたような人間でもある。
その軍才をバレーに見込まれ、セリスたち同年代の面々が私塾を卒業する中、助手として私塾に残る。
バレー・ボール
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:72(H199~) |
| 役職:バレー私塾長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
セリス・フィングの祖父。娘はムーン・ボール=フィング。他に息子が一人いる。
かつてはヒロズ国の大将軍としてキッサキで妖魔と戦っていた。
H260年に年齢を理由に軍を引退。トキワで私塾を始める。バレー本人は数名の生徒を教えられれば十分だと考えていたが、希代の戦略家である彼の教えを学びたがるものは多く、私塾はたちまちのうちに盛況となった。
主な教え子はセリス、ミリオット、フルール・ローランサンなど。彼らは三人は『十傑』とも呼ばれ、その中でも特に『天才』と呼ばれるナビリア・ショックトゥーには自身の持つ軍略の全てを教え込もうとしている。
孫のセリスのことを溺愛している。
かつての記録はバレー・ボールを参照。
かつてはヒロズ国の大将軍としてキッサキで妖魔と戦っていた。
H260年に年齢を理由に軍を引退。トキワで私塾を始める。バレー本人は数名の生徒を教えられれば十分だと考えていたが、希代の戦略家である彼の教えを学びたがるものは多く、私塾はたちまちのうちに盛況となった。
主な教え子はセリス、ミリオット、フルール・ローランサンなど。彼らは三人は『十傑』とも呼ばれ、その中でも特に『天才』と呼ばれるナビリア・ショックトゥーには自身の持つ軍略の全てを教え込もうとしている。
孫のセリスのことを溺愛している。
かつての記録はバレー・ボールを参照。
フォール・ラーデン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:47(H224~) |
| 役職:将軍 | 登場話:D-8 |
ヒロズ国の将軍。御三家の一つ、ラーデン家の出身。シアル・フィングやドレイク・マラードの知り合いで、かつてシアル軍に協力していた。現在大将軍のカタスト・レイサイトの副官だったこともある。キーナ・ローランサンの上司であり、キーナの死後、キーナが副官としていたセリス・フィングとジャンヌ・ボッツの下にキーナの部下だった騎馬隊を送り込む。
マルティム・リアルンパ
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 年齢:57(H214~) |
| 役職:将軍/キッサキ守備隊長 | 指揮官 | 登場話:D-7、D-8 |
その他
ドヴァーラヴァティー
| 種族:不明 | 性別:不明 | 年齢:不明 |
| 役職:獣医 | 登場話:D-7 |
名前だけの登場。
ビリャ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:18(H253~) |
| 役職:冒険者 | 登場話:D-8 |
ミシロに住む冒険者。道を歩いていたフルール・ローランサンとぶつかる形で出会う。その後、ズイの遺跡に向かうための準備をしていたフルールと再会。その場にいた店員のことを風変わりと評すなど、裏表はないが空気が少し読めないところがある。
ハーテン教徒軍
アトラクサ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代半ば |
| 役職:ハーテン教幹部 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
金髪緑目。赤い斑点が混じった黒い翼と感情を持たないかのような表情と声色の持ち主。槍を得物とするが、体術を最も得意としている。
ハーテン・ノールが叛乱を起こすにあたり、その資金を確保すべく大商人の隠し財産を奪うよう提案した。
シナト村にリシア財団の隠し財産があると気付いたのも彼女。
記憶喪失者であり、同じように過去の記憶がないアントニナのことを気にかけている。アトラクサ自身はハーテン教徒の乱が起こる五年前に行き倒れていたところをハーテンに助けられていた。
機械巨人に乗ったアントニナと共にセリス・フィングたちを急襲するが、撃退される。
ハーテン・ノールが叛乱を起こすにあたり、その資金を確保すべく大商人の隠し財産を奪うよう提案した。
シナト村にリシア財団の隠し財産があると気付いたのも彼女。
記憶喪失者であり、同じように過去の記憶がないアントニナのことを気にかけている。アトラクサ自身はハーテン教徒の乱が起こる五年前に行き倒れていたところをハーテンに助けられていた。
機械巨人に乗ったアントニナと共にセリス・フィングたちを急襲するが、撃退される。
アントニナ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:20歳前後 |
| 役職:錬金術師 | 登場話:D-7、D-8 |
ベルサリウスがコトキで出会った錬金術師。赤い髪に日に焼けた褐色の肌を持つ。ハーテン教徒がコトキを襲撃した際、左足に矢が刺さった状態で発見される。アントニナ本人は気が付いたら倒れていたと話しており、それ以前の記憶はない。錬金術師も、錬金術やからくりに対する造詣が深いことから、恐らくそうだったのだろうとの理由で自称している。ただ、腕は確か。ベルサリウスからは以前、ニューキンセツかハツデンショにいたのではないかと推測されている。
自衛のために錬金術で銃を自作しており、その使い方をベルサリウスが教え始めていた。コトキが戦乱に巻き込まれることを懸念したベルサリウスの依頼を受け、ナルセスと共にコトキを離れた。
その後ヒワダで暮らしていたが、以前からアントニナが考案していた機械巨人と呼ばれる戦闘用の機械にハーテン・ノールが興味を示したことからその制作を始めることとなる。完成した試作一号機の操縦士となり、アトラクサと共にズイの遺跡から出てきたセリス・フィングたちを急襲。だが、アニムスディッセンバーによって試作一号機は破壊され、自身もあわやと言うところをアトラクサに助けられた。
自衛のために錬金術で銃を自作しており、その使い方をベルサリウスが教え始めていた。コトキが戦乱に巻き込まれることを懸念したベルサリウスの依頼を受け、ナルセスと共にコトキを離れた。
その後ヒワダで暮らしていたが、以前からアントニナが考案していた機械巨人と呼ばれる戦闘用の機械にハーテン・ノールが興味を示したことからその制作を始めることとなる。完成した試作一号機の操縦士となり、アトラクサと共にズイの遺跡から出てきたセリス・フィングたちを急襲。だが、アニムスディッセンバーによって試作一号機は破壊され、自身もあわやと言うところをアトラクサに助けられた。
『水龍』シモン・ド・モンフォール
| 種族:ドラゴネット(メディオン) | 性別:男 | 年齢:55(H216~) |
| 役職:トバリ守備隊長→ハーテン教幹部 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ヒロズ国の元軍人。竜鱗に覆われた左腕に竜の特徴が色濃く出ており、それ以外の全身には無数の傷がついている。
公明正大な性格で、賄賂などの不正を嫌う。一方で、潔癖すぎるきらいがあり世渡りは上手くない。
優秀な指揮官だが、世渡りが上手くないこともあってトバリの守備隊長となっていた。主な部下はアニムスディッセンバーとセルジュであり、二人ともやや反権力的な思考を持っている。
貴族の師弟からの要望を一蹴したことで濡れ衣を着せられ、投獄されそうになる。直前で脱獄。ヒロズ国に愛想を尽かしたシモンはアニムスに別れを告げると隠遁。
その後、友人であるハーテン・ノールの叛乱に参加する。
現状の兵力ではヒロズ国に勝つことは不可能だとハーテンに告げており、勝つための方策を練っている。
ナルセスの推測によれば、軍の中心にいるのは彼。もともと、ハーテン教の叛乱がすぐにヒロズ国に勝てるとは思っておらず、カタスト・レイサイト率いるヒロズ国軍が僅かな手勢で信徒たちに大勝したと聞いても動じなかった。
かつて自分を捕まえようとしたエスタック・エスタークが六万の軍勢を率いてヒワダに向かってくると知ると、ハーテンと共に八万の軍を率いて出陣。大勝した。
カタスト率いる軍との戦いにハーテンが敗北した後、ハーテンの提案により『水龍』と名乗るようになる。ただ、シモン本人は水より炎の方が好きだった。
公明正大な性格で、賄賂などの不正を嫌う。一方で、潔癖すぎるきらいがあり世渡りは上手くない。
優秀な指揮官だが、世渡りが上手くないこともあってトバリの守備隊長となっていた。主な部下はアニムスディッセンバーとセルジュであり、二人ともやや反権力的な思考を持っている。
貴族の師弟からの要望を一蹴したことで濡れ衣を着せられ、投獄されそうになる。直前で脱獄。ヒロズ国に愛想を尽かしたシモンはアニムスに別れを告げると隠遁。
その後、友人であるハーテン・ノールの叛乱に参加する。
現状の兵力ではヒロズ国に勝つことは不可能だとハーテンに告げており、勝つための方策を練っている。
ナルセスの推測によれば、軍の中心にいるのは彼。もともと、ハーテン教の叛乱がすぐにヒロズ国に勝てるとは思っておらず、カタスト・レイサイト率いるヒロズ国軍が僅かな手勢で信徒たちに大勝したと聞いても動じなかった。
かつて自分を捕まえようとしたエスタック・エスタークが六万の軍勢を率いてヒワダに向かってくると知ると、ハーテンと共に八万の軍を率いて出陣。大勝した。
カタスト率いる軍との戦いにハーテンが敗北した後、ハーテンの提案により『水龍』と名乗るようになる。ただ、シモン本人は水より炎の方が好きだった。
『黒刀』ナルセス
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:24(H247~) |
| 役職:猛安隊長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
猛安と呼ばれる傭兵団の隊長。165cm50kg。長く伸ばした桃色の髪を後で一つに結んでいる。端正な顔立ちで、女性としか思えない外見をしているが男。
黒刀と呼ばれる刀身の黒い倭刀を得物としている。切れ味が鋭い分折れやすくなっており、常に腰に予備を一本差している。現在の黒刀は六代目。
十歳のころから剣術を学び始め、師に教える者はないと言わしめるまでに成長。十八の時にテオドラと呼ばれるアウリクの女性に誘われたことがきっかけで猛安に入隊。テオドラの死後は彼女に代わり隊長となった。テオドラの夢である猛安をノームコプ一の傭兵団とするために活動している。
猛安は十名前後の傭兵部隊だが、ナルセスの日ごろの訓練により五十人ほどの部隊とそう変わらない強さを持つ。また、傭兵隊長としての顔も広くレイ・クライスラーやフェルグスとは親交を持っている。
傭兵として活動場所を求めており、ハーテン教徒が叛乱を起こそうとしているとの情報を掴むと、売り込みに行く。そこでハーテン・ノールと話し合い、シナト村にあるリシア財団の秘匿資金を奪うべく傭兵団を動かす。
だが、村にいたアニムスディッセンバーや急を聞いて駆けつけてきたセリス・フィング、レイなどの活躍により既に秘匿資金は持ち出されようとしていた。ナルセスは猛安の仲間と共にセリスたちを襲撃するが、キーナ・ローランサンに追い詰められ、あわやと言うところをベルサリウスに助けられる。
その後、猛安の隊員であったラズィーヤをコトキに残し、自らはハーテンの下へ。エスタック・エスタークとの戦いではエスタックを後一歩のところまで追いつめた。
ベルサリウスの要請を受け、アントニナをコトキから脱出させる。
騎馬隊の創設をハーテンに提言していたことから騎馬隊の隊長を任されることになる。ベルサリウスに精鋭五十騎を預ける一方、千人ほどの騎馬隊を作り上げた。
黒刀と呼ばれる刀身の黒い倭刀を得物としている。切れ味が鋭い分折れやすくなっており、常に腰に予備を一本差している。現在の黒刀は六代目。
十歳のころから剣術を学び始め、師に教える者はないと言わしめるまでに成長。十八の時にテオドラと呼ばれるアウリクの女性に誘われたことがきっかけで猛安に入隊。テオドラの死後は彼女に代わり隊長となった。テオドラの夢である猛安をノームコプ一の傭兵団とするために活動している。
猛安は十名前後の傭兵部隊だが、ナルセスの日ごろの訓練により五十人ほどの部隊とそう変わらない強さを持つ。また、傭兵隊長としての顔も広くレイ・クライスラーやフェルグスとは親交を持っている。
傭兵として活動場所を求めており、ハーテン教徒が叛乱を起こそうとしているとの情報を掴むと、売り込みに行く。そこでハーテン・ノールと話し合い、シナト村にあるリシア財団の秘匿資金を奪うべく傭兵団を動かす。
だが、村にいたアニムスディッセンバーや急を聞いて駆けつけてきたセリス・フィング、レイなどの活躍により既に秘匿資金は持ち出されようとしていた。ナルセスは猛安の仲間と共にセリスたちを襲撃するが、キーナ・ローランサンに追い詰められ、あわやと言うところをベルサリウスに助けられる。
その後、猛安の隊員であったラズィーヤをコトキに残し、自らはハーテンの下へ。エスタック・エスタークとの戦いではエスタックを後一歩のところまで追いつめた。
ベルサリウスの要請を受け、アントニナをコトキから脱出させる。
騎馬隊の創設をハーテンに提言していたことから騎馬隊の隊長を任されることになる。ベルサリウスに精鋭五十騎を預ける一方、千人ほどの騎馬隊を作り上げた。
『天空龍』ハーテン・ノール
| 種族:ヒューリン | 性別: | 年齢:53(H218~) |
| 役職:ハーテン教教祖 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
ハーテン教の教祖。無意識のうちに人を惹きつける才覚を持つ。元はヒワダの街医者。布教活動を行いながら、叛乱の計画を練っていた。だが、旧友であるシモン・ド・モンフォールからは現状ではヒロズ国に勝てないと諭され、計画を変更。軍略をシモンに任せ自らは信者への活動に専念している。
突然ハーテンの下にやって来たナルセスを信じるなど懐は大きい。エスタック・エスタークが六万の兵を率いてヒワダに向かってくると、シモンに戦いを任せつつ自らも出陣。大勝した。
キキョウでベルサリウスがエスタックを討ち取った後、王都セキエイに向けた進軍を開始するが、大将軍カタスト・レイサイト率いる軍との戦いで惨敗。針路をホウエンに向ける。
カタストに敗北した直後も気落ちすることなく、三龍将軍を名乗るよう周囲に進めるなど破天荒な性格。ただ、そんな破天荒さが人を惹きつけている。
突然ハーテンの下にやって来たナルセスを信じるなど懐は大きい。エスタック・エスタークが六万の兵を率いてヒワダに向かってくると、シモンに戦いを任せつつ自らも出陣。大勝した。
キキョウでベルサリウスがエスタックを討ち取った後、王都セキエイに向けた進軍を開始するが、大将軍カタスト・レイサイト率いる軍との戦いで惨敗。針路をホウエンに向ける。
カタストに敗北した直後も気落ちすることなく、三龍将軍を名乗るよう周囲に進めるなど破天荒な性格。ただ、そんな破天荒さが人を惹きつけている。
ベルサリウス
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:19(H252~) |
| 役職:猟師 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
トキワの森を拠点に活動していた猟師。父の顔は知らず、母もベルサリウスが十歳の時に亡くなっており、以降は一人で暮らしてきた。猟師として虎や熊などの野生の動物を相手に生き抜いており、彼らと戦う中で人には真似できないほどの剣の腕を手に入れる。野生動物と変わらぬほどの常人離れした身体能力を持つ。
トキワの森に薬草を採りに来たフルール・ローランサンが賊徒に襲われていたところを救出。その後、猟師仲間に頼まれホウエン南部へと向かう。だが、カナシダ山脈で猟をしていた際に足を滑らせ岩山から落下。そこをちょうど歩いていた『黒刀』ナルセスに助けられる。ナルセスに恩を返そうと追いかけていたところ、キーナ・ローランサンに追い詰められていたナルセスを発見。キーナを斬って助け出した。
その後、ナルセスに同行する形でコトキへ。そこでナルセスと別れ、ハーテン教徒の蜂起により荒れたコトキの復旧を手伝う。その最中に錬金術師のアントニナと出会った。コトキでの復旧がひと段落し、トキワに戻ろうとしたところでナルセスが残した猛安の隊員、ラズィーヤから相談を受ける。ラズィーヤの言うことを聞かない傭兵団に対処すべく共に訓練に向かい、最も反抗的だったロージャを叩きのめした。この出来事がきっかけとなりロージャはベルサリウスのことを親分と慕うようになる。
デムーラン城砦を巡る攻防が始まると、ベルサリウスはナルセスの許可を得て出陣。ロージャの危機を救う。ただ、翌日はセリス・フィングら精鋭たちとの戦いとなり、ベルサリウスがセリスたちとの戦いに夢中になっている間にハーテン教徒が壊走を始めてしまった。
セイン・ボッツ夫妻の時間稼ぎもあってベルサリウスがラズィーヤたちに合流できずにいる間にラズィーヤは『ゼロ』レイ・クライスラーの銃弾に倒れてしまった。
ベルサリウスはナルセスにそのことを詫びると共に、同じ過ちは繰り返さないと誓う。
ナルセスが騎馬隊を組織するにあたり、精鋭五十騎の指揮を任されるようになった。当初は指揮の出し方などが分からず困ったこともあったようだがすぐに適応し、キキョウでの戦いではエスタック・エスタークを討ち取るなど戦功をあげる。大将軍カタスト・レイサイト率いる軍との戦いにおいては、騎馬隊相手に優位に立つが、クロエ・ローランサン率いる騎馬隊に何度も邪魔され、勝つことはできなかった。
自身の武術の腕に自信を持っており、二合以上打ち合ったことのあるセリスとクロエを意識している。
ハーテン教徒に協力する際に、二本の長剣と稲妻のように速く駆ける悍馬を譲り受けていた。馬の名はブケパロス。
トキワの森に薬草を採りに来たフルール・ローランサンが賊徒に襲われていたところを救出。その後、猟師仲間に頼まれホウエン南部へと向かう。だが、カナシダ山脈で猟をしていた際に足を滑らせ岩山から落下。そこをちょうど歩いていた『黒刀』ナルセスに助けられる。ナルセスに恩を返そうと追いかけていたところ、キーナ・ローランサンに追い詰められていたナルセスを発見。キーナを斬って助け出した。
その後、ナルセスに同行する形でコトキへ。そこでナルセスと別れ、ハーテン教徒の蜂起により荒れたコトキの復旧を手伝う。その最中に錬金術師のアントニナと出会った。コトキでの復旧がひと段落し、トキワに戻ろうとしたところでナルセスが残した猛安の隊員、ラズィーヤから相談を受ける。ラズィーヤの言うことを聞かない傭兵団に対処すべく共に訓練に向かい、最も反抗的だったロージャを叩きのめした。この出来事がきっかけとなりロージャはベルサリウスのことを親分と慕うようになる。
デムーラン城砦を巡る攻防が始まると、ベルサリウスはナルセスの許可を得て出陣。ロージャの危機を救う。ただ、翌日はセリス・フィングら精鋭たちとの戦いとなり、ベルサリウスがセリスたちとの戦いに夢中になっている間にハーテン教徒が壊走を始めてしまった。
セイン・ボッツ夫妻の時間稼ぎもあってベルサリウスがラズィーヤたちに合流できずにいる間にラズィーヤは『ゼロ』レイ・クライスラーの銃弾に倒れてしまった。
ベルサリウスはナルセスにそのことを詫びると共に、同じ過ちは繰り返さないと誓う。
ナルセスが騎馬隊を組織するにあたり、精鋭五十騎の指揮を任されるようになった。当初は指揮の出し方などが分からず困ったこともあったようだがすぐに適応し、キキョウでの戦いではエスタック・エスタークを討ち取るなど戦功をあげる。大将軍カタスト・レイサイト率いる軍との戦いにおいては、騎馬隊相手に優位に立つが、クロエ・ローランサン率いる騎馬隊に何度も邪魔され、勝つことはできなかった。
自身の武術の腕に自信を持っており、二合以上打ち合ったことのあるセリスとクロエを意識している。
ハーテン教徒に協力する際に、二本の長剣と稲妻のように速く駆ける悍馬を譲り受けていた。馬の名はブケパロス。
ラズィーヤ
| 種族:ヒューリン(ハーフネヴァーフ) | 性別:女 | 享年:22(H249~H271) |
| 役職:猛安隊員 | 登場話:D-7 |
猛安の隊員の一人。戦いの腕は決して優れていないが、周囲を落ち着いて見られる力を持つ。そのため、猛安を二手に分ける際は別働隊の隊長を任せられることが多い。
160cm、橙髪。父はラズィーヤが五歳の時に蒸発。母と幼い妹弟を養うため、七歳から盗みを始める。妹弟に同じ苦労をさせたくないために始めたことだったが、母が妹にも盗みのやり方を伝えているのを知って失望する。
そんな中、盗みをしようとしたところをテオドラに捕まり、彼女から妹に盗みをさせたくなければまず自分が足を洗えと助言される。テオドラに従者として遣えることとなり、賃金をほぼ全て家族に渡すようになった。たまたま母の死が重なったこともあり、妹と弟は盗みをすることなく成長する。
ラズィーヤ自身は武術の実力が上がらなかったことから、テオドラの紹介を受けて十四の時に踊り子になった。数年は酒場を中心に働いていたが、十九の時にナルセスからテオドラの死を聞かされる。テオドラが猛安と呼ばれる傭兵団を作り、その拡大に心血を注いでいたことを知るや、自分にも何かできることはないかと半ば強引に猛安に入団する。
なかなか戦いの技術が成長しないことから自らの実力は低いと考えているが、ラズィーヤ自身の思い込みによるものが強い。誰かを守りきらなければいけないと強く感じられる状況下では本来の実力を見せることとなり、一人で二十名ほどの賊徒を倒しきるほど。
ナルセスが猛安の団員を連れてハーテン・ノールの下に向かった際、ラズィーヤだけは残された傭兵団を指揮するためコトキに残される。だが、当初はロージャなどラズィーヤの話を聞かない傭兵も多く、苦労していた。ラズィーヤから相談を受けたベルサリウスが訓練の手伝いに来たことでどうにか状況が好転する。
デムーラン城砦を巡る攻防戦の中で、セリス・フィングたちによってハーテン教の兵站が乱されることが続くと、その撃退を依頼される。ナルセスから授けられた策をもとに、兵站と見せかけて爆薬を運び込んでセルジュ率いる部隊に大打撃を与える。
だが、翌日はセルジュとフェミナが率いる部隊に苦戦し、危ないところをベルサリウスに助けられる。ベルサリウスに礼を述べる一方で、自らの力を頼りにしすぎるベルサリウスに危惧を伝える。
翌日、ベルサリウスはセリス率いる精鋭との戦いにかかりきりとなり、その間をつかれたヒロズ国側の攻撃でハーテン教徒は敗走を始める。ベルサリウスを援護すべく前線に出ていたラズィーヤは、追いかけてきたセリスたちから一人でも多く傭兵団を守るべく戦いを挑む。
その身のこなしはセリスたちを苦戦させるも、『ゼロ』レイ・クライスラーの放った銃弾を受け死亡する。
160cm、橙髪。父はラズィーヤが五歳の時に蒸発。母と幼い妹弟を養うため、七歳から盗みを始める。妹弟に同じ苦労をさせたくないために始めたことだったが、母が妹にも盗みのやり方を伝えているのを知って失望する。
そんな中、盗みをしようとしたところをテオドラに捕まり、彼女から妹に盗みをさせたくなければまず自分が足を洗えと助言される。テオドラに従者として遣えることとなり、賃金をほぼ全て家族に渡すようになった。たまたま母の死が重なったこともあり、妹と弟は盗みをすることなく成長する。
ラズィーヤ自身は武術の実力が上がらなかったことから、テオドラの紹介を受けて十四の時に踊り子になった。数年は酒場を中心に働いていたが、十九の時にナルセスからテオドラの死を聞かされる。テオドラが猛安と呼ばれる傭兵団を作り、その拡大に心血を注いでいたことを知るや、自分にも何かできることはないかと半ば強引に猛安に入団する。
なかなか戦いの技術が成長しないことから自らの実力は低いと考えているが、ラズィーヤ自身の思い込みによるものが強い。誰かを守りきらなければいけないと強く感じられる状況下では本来の実力を見せることとなり、一人で二十名ほどの賊徒を倒しきるほど。
ナルセスが猛安の団員を連れてハーテン・ノールの下に向かった際、ラズィーヤだけは残された傭兵団を指揮するためコトキに残される。だが、当初はロージャなどラズィーヤの話を聞かない傭兵も多く、苦労していた。ラズィーヤから相談を受けたベルサリウスが訓練の手伝いに来たことでどうにか状況が好転する。
デムーラン城砦を巡る攻防戦の中で、セリス・フィングたちによってハーテン教の兵站が乱されることが続くと、その撃退を依頼される。ナルセスから授けられた策をもとに、兵站と見せかけて爆薬を運び込んでセルジュ率いる部隊に大打撃を与える。
だが、翌日はセルジュとフェミナが率いる部隊に苦戦し、危ないところをベルサリウスに助けられる。ベルサリウスに礼を述べる一方で、自らの力を頼りにしすぎるベルサリウスに危惧を伝える。
翌日、ベルサリウスはセリス率いる精鋭との戦いにかかりきりとなり、その間をつかれたヒロズ国側の攻撃でハーテン教徒は敗走を始める。ベルサリウスを援護すべく前線に出ていたラズィーヤは、追いかけてきたセリスたちから一人でも多く傭兵団を守るべく戦いを挑む。
その身のこなしはセリスたちを苦戦させるも、『ゼロ』レイ・クライスラーの放った銃弾を受け死亡する。
『鋼龍』リュー・ウマーイ
| 種族:不明 | 性別:不明 | 年齢:不明 |
| 役職:ハーテン教徒本隊副官 | 登場話:D-7、D-8 |
ハーテン・ノールの副官的存在。軍略に関する知識もあり、ハーテン軍の戦略を考えていた。転送石や転移の術をヒロズ国に使用させないことで情報の途絶を目論む。
常識的な性格の持ち主であり、ハーテンたちの破天荒な動きに頭を悩まされることが多い。ハーテンにより『鋼龍』と呼ばれるようになった。
常識的な性格の持ち主であり、ハーテンたちの破天荒な動きに頭を悩まされることが多い。ハーテンにより『鋼龍』と呼ばれるようになった。
ルーア・ダーン
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 享年:39(H232~271) |
| 役職:ハーテン教軍隊長 | 登場話:D-6 |
ルア・ダーンの息子。既に頭髪は薄い。
ダーン家の一族として、幼いころから斧の訓練をしてきた。その甲斐あってか、優れた斧の使い手として有名だった。その実力は、マッキンリーがアニムスディッセンバーにルーアが守るデムーラン城砦攻めを止めさせるほど。
ハーテン教の一員としてコトキとデムーラン城砦を立て続けに襲う。
だが、坑道を伝って城砦内に侵入したセリス・フィングたちを倒そうとと戦闘になり、ミリオットの破壊暴風を受け倒される、
ダーン家の一族として、幼いころから斧の訓練をしてきた。その甲斐あってか、優れた斧の使い手として有名だった。その実力は、マッキンリーがアニムスディッセンバーにルーアが守るデムーラン城砦攻めを止めさせるほど。
ハーテン教の一員としてコトキとデムーラン城砦を立て続けに襲う。
だが、坑道を伝って城砦内に侵入したセリス・フィングたちを倒そうとと戦闘になり、ミリオットの破壊暴風を受け倒される、
ロージャ
| 種族:ヒューリン(ハーフセラトス) | 性別:男 | 年齢:34(H237~) |
| 役職:ドフトエフスキー傭兵団団長 | 登場話:D-6、D-7、D-8 |
眼帯をつけた大柄な男。ドフトエフスキー傭兵団の団長としてナルセスと親交があり、彼の呼びかけを受けてハーテン教徒に協力する。ただ、ナルセスがコトキから去った後は、残されたラズィーヤを侮り、なかなか言うことを聞こうとしなかった。そのことからベルサリウスと戦いになるが、手も足も出ずに敗北したことから心を入れ替えベルサリウスやラズィーヤに従うことを決意する。
陽気で気の良い性格。ベルサリウスを親分と呼んで慕っている。デムーラン城砦を巡る戦いでは、セルジュの歩兵隊と戦いになるが、フェミナの銃撃を受け足を負傷。本人は闘えると話しており、翌日も戦闘を継続したが、セリス・フィングとの戦いの中で再度痛みが発症したことからラズィーヤの命令を受けて戦線を離脱した。
陽気で気の良い性格。ベルサリウスを親分と呼んで慕っている。デムーラン城砦を巡る戦いでは、セルジュの歩兵隊と戦いになるが、フェミナの銃撃を受け足を負傷。本人は闘えると話しており、翌日も戦闘を継続したが、セリス・フィングとの戦いの中で再度痛みが発症したことからラズィーヤの命令を受けて戦線を離脱した。
ン・ルアーダ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 享年:47(H224~271) |
| 役職:ハーテン教徒軍隊長 | 登場話:D-7 |