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D-関係者
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Dグループの登場人物
※年齢はH255年現在のもの
PC
シアル・フィング
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:32(H223~H255) | |
| 役職:ミシロ太守/騎馬隊隊長→将軍/キッサキ守備総隊長/騎馬隊隊長 | 戦力+8 | 統率:5 指揮官 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
DグループPC①。王族の血を引く青年。騎馬隊の隊長でもあり、疾風のような機動力を誇る。生真面目な性格だが、自然と人の輪の中心に位置することが多い。大地震で壊滅したミシロの復興に際し、その指揮官として皆をまとめている。後にミシロ太守に就任。ムーン・ボールから好意を寄せられており、紆余曲折を経て恋人、更には結婚することととなる。
詳細はシアル・フィングを参照。
詳細はシアル・フィングを参照。
ドレイク・マラード
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:男 | 年齢:35(H220~) | |
| 役職:デムーラン城砦軍師/飛竜軍補佐→相談役 | 戦力+8 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
DグループPC②。『御三家』の一つ、ラーデン家の傍系出身。魔術に関して天賦の才を誇る。ゴサリン・マラードを養子にしている。コダマ・リィ、サラマンダー・タカイ、ヤマとサトなど妙な個性の持ち主が周囲に多い。
詳細はドレイク・マラードを参照。
詳細はドレイク・マラードを参照。
リシア
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:31(H224~255) | |
| 役職:リシア財団会長/兵站担当 | 戦力+8 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
DグループPC③。大陸有数の武術の持ち主。それ故、自らが対等に戦えるような相手を求めている。親友であるレヴィンの頼みもあり、遺跡に潜って凶悪な魔獣や機械と戦い続けていた。レヴィンに乞われる形でミシロの復興に手を貸すことになる。その莫大な財団を活かし、リシア財団を設立。レヴィンとも結婚する。
詳細はリシアを参照。
詳細はリシアを参照。
ユリアンヌ・クライスラー
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:女 | 享年:38(H217~255) | |
| 役職:デムーラン城砦総隊長/射撃隊隊長→キッサキ守備隊長/射撃隊隊長 | 戦力+8 | 統率:5 指揮官 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
DグループPC④。既婚者。一人息子はレイ・クライスラー。夫、ダン・クライスラーとは死別。射撃の名手であり、狙った的には必ず当てる正確な腕を持つ。大将軍バレー・ボールのもとで射撃隊を率いており、騎馬隊のシアル・フィング、遊撃隊のセイン・ボッツらと共に『四天王』と呼ばれている。デムーランを軍師とした新砦の隊長に就任。ゲン・ロンの反乱後はシアルと共にキッサキに戻る。
詳細はユリアンヌ・クライスラーを参照。
詳細はユリアンヌ・クライスラーを参照。
ソレイユ・ローランサン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:33(H222~H255) | |
| 役職:フォール軍軍師/聖職者→聖職者 | 戦力+8 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
DグループPC⑤。アーケンラーヴに選ばれた聖職者で、アーケンラーヴの神器である赤い珠が付いた腕輪を自在に操る。一方で、享楽主義者でもあり朝帰りや酒の臭いを漂わせたまま動き回ることは日常茶飯事。妹のレテ・ローランサンからは呆れられており、一緒に暮らしていた時は頻繁に説教されていた。幼馴染であるキーナとは恋人同士に。
詳細はソレイユ・ローランサンを参照。
詳細はソレイユ・ローランサンを参照。
ダニエル・ヘルガー
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 享年:45(H210~H255) | |
| 役職:相談役 | 戦力+8 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
Dグループ⑥。動物の王の一柱、アラクネをファミリアとする召喚士。召喚士として類い稀の実力を誇るだけでなく、鉄扇の扱いも比類なきものを持つ。友人であるオドリックに乞われる形でゲン軍との戦いに身を投じる。ファミリアであるアラクネを用いた訓練は、一種の名物となっている。
詳細はダニエル・ヘルガーを参照。
詳細はダニエル・ヘルガーを参照。
アニマウーナ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:22(H233~H255) | |
| 役職:アニマ軍総隊長/影の軍総隊長→自由人 | 戦力+8 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
Dグループ⑦。『天使の羽根』からの脱走者。組織にいたころ、度重なる改造を受け普通の人間ではあり得ないような力を手にしている。
現在はモミジ・シューターのもとに身を寄せ、『天使の羽根』を壊滅させるすべを見つけようとしている。
詳細はアニマウーナを参照。
現在はモミジ・シューターのもとに身を寄せ、『天使の羽根』を壊滅させるすべを見つけようとしている。
詳細はアニマウーナを参照。
PCの血縁者
セリス・フィング
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:1(H254~) | |
| 役職:なし | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-5 |
ゴサリン・マラード
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:女 | 年齢:10(H245~) | |
| 役職:なし | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-2、D-3、D-5 |
ドレイク・マラードの養女。高い魔力の持ち主。コダマ・リィやサラマンダー・タカイなど一癖も二癖もある面々に囲まれながら、健やかに育っている。
高い魔力を持っていたため、『因石』魔力を注ぎ込む器として『天使の羽根』に狙われる。最初の襲撃はキーナやムーン・ボールの奮戦もあって一度は逃れることができた。だが、その後の混乱の中で魔力を奪われ、一時的に全魔力を消失してしまった。
高い魔力を持っていたため、『因石』魔力を注ぎ込む器として『天使の羽根』に狙われる。最初の襲撃はキーナやムーン・ボールの奮戦もあって一度は逃れることができた。だが、その後の混乱の中で魔力を奪われ、一時的に全魔力を消失してしまった。
ミリオット
| 種族:ヒューリン(ハーフアンスロック) | 性別:男 | 年齢:1(H254~) | |
| 役職:なし | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-5 |
レイ・クライスラー
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:男 | 年齢:7(H248~) | |
| 役職:なし | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-3、D-4、D-5 |
アニムスディッセンバー
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:15(H240~) | |
| 役職:学生 | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-2、D-3、D-4、D-5 |
アニマウーナの弟。アニマと共に幼くして攫われ、『天使の羽根』の研究所で育てられる。アニマの手で奪還され、ユリアンヌ・クライスラーの紹介で士官学校へ。やや病弱なところがある。やや固いが真面目で良識のある性格。姉からは溺愛されている。
ミシロ、コトキの人々
※名前順です。
アストール
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:41(H214~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:密偵 | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-1 |
情報屋であり、自分の情報を高く買ってくれる人物を求めていた。ゲン・ロンが反乱を起こすと、ヒロズ国とゲン軍との戦いでミシロが重要な役割を果たすと考え、ミシロの指導者であるシアル・フィングに自分を売り込む。
アルゥーンダ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 享年:22(H229~H251) | 副官時の能力:なし |
| 役職:武官 | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-3 |
カナシダ山脈に集う賊徒の頭領。髯面でとても二十そこそこの人間とは思えない雰囲気を持つ。元は近くの村の村長の息子。村長である母から貰った木彫りの梟を首から下げている。斧の師匠はルア・ダーン。
ゲン・ロンが反乱を起こし、ホウエン地方の大半を占領下においた際、配下の役人が独断で過剰に税を接収しようとしたため、アルゥーンダはそれに反発。役人を半殺しにして逃げ出した。だが、犯人はアルゥーンダだと割れていたため村長である母が捕えられる。ゲンが役人を処罰した際には母が獄死していたためアルゥーンダは態度を硬化。カナシダ山脈で同じような境遇の者たちを集め、攻めてきたゲン軍を二度ほど打ち破る。部下は、気づけば五百人になっていた。
ただ、ゲン軍がアルゥーンダを兵糧攻めにしようと方針を変えたことで立ち行かなくなる。兵糧がなくなり、本物の賊徒となる前にシアル軍に加えようと、ダニエル・ヘルガーとヒイが説得に赴く。
師匠であるルアを倒したダニエルに仇討ちを試みるも失敗。その際、二人からシアル軍に加わるよう勧められたことで部下全員と共に投降し、ヒワダにいるオドリックの配下となる。ダニエルによるアラクネ特訓やロベルトの投球など様々な訓練を受ける中で頭角を現し、将校の一人となる。
『大刀』サコン率いるゲン軍がシダイナ川を越えて進軍してきた際、オドリックやダニエルと共に出陣。オドリックを強襲しようとしたサコンを止める形で、サコンの騎竜と相打ちした。アルゥーンダが騎竜を倒したことで、シアルたちはサコンを討ち取る大きな機会を得る。
死後、身に付けていた木彫りの梟はオドリックへと引き継がれる。
ゲン・ロンが反乱を起こし、ホウエン地方の大半を占領下においた際、配下の役人が独断で過剰に税を接収しようとしたため、アルゥーンダはそれに反発。役人を半殺しにして逃げ出した。だが、犯人はアルゥーンダだと割れていたため村長である母が捕えられる。ゲンが役人を処罰した際には母が獄死していたためアルゥーンダは態度を硬化。カナシダ山脈で同じような境遇の者たちを集め、攻めてきたゲン軍を二度ほど打ち破る。部下は、気づけば五百人になっていた。
ただ、ゲン軍がアルゥーンダを兵糧攻めにしようと方針を変えたことで立ち行かなくなる。兵糧がなくなり、本物の賊徒となる前にシアル軍に加えようと、ダニエル・ヘルガーとヒイが説得に赴く。
師匠であるルアを倒したダニエルに仇討ちを試みるも失敗。その際、二人からシアル軍に加わるよう勧められたことで部下全員と共に投降し、ヒワダにいるオドリックの配下となる。ダニエルによるアラクネ特訓やロベルトの投球など様々な訓練を受ける中で頭角を現し、将校の一人となる。
『大刀』サコン率いるゲン軍がシダイナ川を越えて進軍してきた際、オドリックやダニエルと共に出陣。オドリックを強襲しようとしたサコンを止める形で、サコンの騎竜と相打ちした。アルゥーンダが騎竜を倒したことで、シアルたちはサコンを討ち取る大きな機会を得る。
死後、身に付けていた木彫りの梟はオドリックへと引き継がれる。
イオ・ラ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:27(H228~255) | 副官時の能力:なし |
| 役職:護衛 | 戦力+6 | 統率:0 | 登場話:D-4、D-5 |
キョウコの友人。栗毛の髪を二つ結びにしている。大人びた顔の持ち主。
魔術師の家系の出で、イオ自身は爆破術と呼ばれる魔術を得意としている。他にも、短剣や体術の優れた使い手。
ムーン・ボールの護衛を探していたユリアンヌ・クライスラーにキョウコが紹介した。その出自を調べた後、ダニエル・ヘルガーとオドリックの審査を受け正式に護衛となる。
キョウコに対してはかなりの信頼を抱いているらしく、キョウコが負傷した際は驚いていた。ゲン・ロンの反乱が終結してからもムーンの護衛としてキッサキへ共に向かう。キッサキではムーンとその夫シアル・フィングの家に共に住むこととなり、忙しい二人に代わって家事全般をこなすこともあった。
また、同じ短剣使いとしてかダニエルと親交が深い。互いに時間を見つけては稽古をしていた。
『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際、ムーンと共に子どもたちの救出に向かう。だが、二代目『エース』と戦闘になり、死亡。
魔術師の家系の出で、イオ自身は爆破術と呼ばれる魔術を得意としている。他にも、短剣や体術の優れた使い手。
ムーン・ボールの護衛を探していたユリアンヌ・クライスラーにキョウコが紹介した。その出自を調べた後、ダニエル・ヘルガーとオドリックの審査を受け正式に護衛となる。
キョウコに対してはかなりの信頼を抱いているらしく、キョウコが負傷した際は驚いていた。ゲン・ロンの反乱が終結してからもムーンの護衛としてキッサキへ共に向かう。キッサキではムーンとその夫シアル・フィングの家に共に住むこととなり、忙しい二人に代わって家事全般をこなすこともあった。
また、同じ短剣使いとしてかダニエルと親交が深い。互いに時間を見つけては稽古をしていた。
『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際、ムーンと共に子どもたちの救出に向かう。だが、二代目『エース』と戦闘になり、死亡。
オーダマ・リィ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:39(H211~H250) | 副官時の能力:なし |
| 役職:魔獣研究家 | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-1 |
ミシロに住むドレイク・マラードの古くからの友人。160cm、赤茶色の長髪を一つに束ねている。ファミリアはブイ。ブイはウサギのような外見をしているが、その正体は魔獣で、体内には光と闇の精霊を宿している。
真面目な性格だが、魔獣の研究に没頭し始めると見境が無くなってしまう。コダマ・リィは一人娘。アニマウーナやモミジ・シューターとも親交があった。
主に魔獣の生態について研究しており、危険な魔獣に対する対策を用意することで、魔獣による人的被害を無くすことを目標としていた。とは言え、本人は魔獣が大好きであり、温和な魔獣であるブイをファミリアとしていることからもそれは伺える。
友人から、大地の力と深いかかわりを持つ赤い珠を譲り受ける。オーダマは、この赤い珠が魔獣と深い関わり合いを持っているのではないかと考え、友人のレヴィンと共に研究を開始。だが、ドレイクと共に旅に出ることにさせたコダマが、赤い珠をどうしても持っていきたいと駄々をこねたため、やむなく彼女にそれを貸し与える。普段の真面目なオーダマであれば、そんな重要なものを娘に貸し与えることはなかったが、ひょっとすると自分の将来に何かを感じており、彼女に貸し与えたのかもしれない。
その後も、一人で赤い珠に関して研究を続けており、赤い珠のことについて、何らかの確証を抱くようになる。赤い珠の模造品が強奪されたと警告に来たレヴィンとリシアにそのことを告げようとするが、間の悪い偶然が重なり、そのことを伝え損ねたまま二人はコダマを迎えに行くためトクサネへと旅立つ。
残ったオーダマは、研究所兼自宅となっている建物で赤い珠について更に調べものをしていたが、そこを『天使の羽根』の一員、『エース』に襲撃される。オーダマは、コダマやドレイクのことを思いながらエースに殺された。
死後、その場に置いてあった赤い珠が模造品であったことに怒った『エース』により家を燃やされ、オーダマが集めた貴重な資料は全て灰燼と帰してしまった。
真面目な性格だが、魔獣の研究に没頭し始めると見境が無くなってしまう。コダマ・リィは一人娘。アニマウーナやモミジ・シューターとも親交があった。
主に魔獣の生態について研究しており、危険な魔獣に対する対策を用意することで、魔獣による人的被害を無くすことを目標としていた。とは言え、本人は魔獣が大好きであり、温和な魔獣であるブイをファミリアとしていることからもそれは伺える。
友人から、大地の力と深いかかわりを持つ赤い珠を譲り受ける。オーダマは、この赤い珠が魔獣と深い関わり合いを持っているのではないかと考え、友人のレヴィンと共に研究を開始。だが、ドレイクと共に旅に出ることにさせたコダマが、赤い珠をどうしても持っていきたいと駄々をこねたため、やむなく彼女にそれを貸し与える。普段の真面目なオーダマであれば、そんな重要なものを娘に貸し与えることはなかったが、ひょっとすると自分の将来に何かを感じており、彼女に貸し与えたのかもしれない。
その後も、一人で赤い珠に関して研究を続けており、赤い珠のことについて、何らかの確証を抱くようになる。赤い珠の模造品が強奪されたと警告に来たレヴィンとリシアにそのことを告げようとするが、間の悪い偶然が重なり、そのことを伝え損ねたまま二人はコダマを迎えに行くためトクサネへと旅立つ。
残ったオーダマは、研究所兼自宅となっている建物で赤い珠について更に調べものをしていたが、そこを『天使の羽根』の一員、『エース』に襲撃される。オーダマは、コダマやドレイクのことを思いながらエースに殺された。
死後、その場に置いてあった赤い珠が模造品であったことに怒った『エース』により家を燃やされ、オーダマが集めた貴重な資料は全て灰燼と帰してしまった。
オドリック
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:51(H204~) | 副官時の能力:《光の反射》シナリオ3回まで、相手の行為判定のダイスを(-1D)する |
| 役職:コトキ太守/歩兵隊隊長→ポケトピア太守 | 戦力+4 | 統率:5 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
「うわっ、まぶしっ」
ダニエル・ヘルガーの古くからの友人。身長170cm、65kg。毎朝髪を剃っており、光が反射するほどに磨き上げている。磨き上げる理由は光の反射で相手を幻惑するためであり、かつて傭兵団の隊長をしていたころからの習慣。コトキの太守になってからもその習慣は変わらず、むしろより一層磨きをかけている。その輝き方は、ブラギに武器と勘違いされるほど。
かつては、傭兵団の隊長として各地で働いていた。オドリック本人としては、自分より優れた実力の持ち主のもとで働きたいとの欲求があったが、入った傭兵団にはオドリックより腕の立つ者がおらず、やむを得ずオドリックが隊長として傭兵団を取り仕切っていた。その頃に得た人脈をもとに、傭兵団を辞めた後はヒロズ国の文官に。現在はコトキの太守にまで登り詰める。傭兵だったころの習性からか、不必要に危険なことはすべきではないと考えており、反乱を起こしたゲン・ロンがコトキに侵攻してきた際は、対応を迷う一面もあった。
だが、ダニエルやミシロからやってきたレテ・ローランサンの説得、デムーランの献策もあってゲン軍と戦うことを決意。以降は臆することもなく、ゲン軍と戦っている。
ゲン軍の武将であるルア・ダーンと戦う際、策の一環として偽装投稿。この際、頭の状態についてユリアンヌ・クライスラーやアニマウーナ、 セイン・ボッツから怒涛のようにからかわれていた。
シアルやユリアンヌたちが砦の建設、防御に勤しむ中、ダニエルと共にミシロ、コトキ方面の防衛を担当。ゲン軍が攻めてくることはなかったため、出番は少なかったが、ダニエルと共に鬼の様に訓練していた。
シアルたちの中では唯一、ゲン軍の反乱前からヒロズ国の要職についていたこともあり、現在もコトキ太守としてシアルたちと共に重要な会議に出席する役割を担っている。
ゲン軍からも重要人物と考えられており、『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍の暗殺対象にもなってしまう。雪夜軍に襲われた際は、持ち前の輝きとオドリックとの連携で暗殺を防ぎきった。
ダニエルの説得でシアル軍に加わったアルゥーンダに期待を寄せていたが、アルゥーンダはオドリックを庇う形で亡くなってしまう。そのことで意気消沈していたが、ダニエルに励まされ輝きを取り戻した。
ユリアンヌの要請を受け、ダニエルと共にイオ・ラがムーン・ボールの護衛として相応しいか審査を行う。また、ゲン軍との決戦においてはモズメと共にシアル軍の歩兵を指揮した。
ゲン軍との戦いが一段落してからは、宰相であるボックス・ワンの目を避けるために軍から距離を置く。
H254年にはコトキに別れを告げ、ポケトピアの太守に就任。シアルたちともほとんど会わなくなる。例外は友人のダニエルと影の軍のスタンダールくらいだった。
ダニエルと共に、久しぶりにシアルたちに会いに行こうとしたところ、『天使の羽根』との戦いに再び巻き込まれる。グランドラゴンが復活し、エントツ山が噴火したとの情報がもたらされると、太守としての地位を活かすべく住民の避難を担当。グランドラゴンの封印に向かうダニエルたちを見送る。
ダニエルの故郷である里のことを知っている数少ない人間であり、ダニエルからは近いうちに弟子を連れてくると言われていた。また、アルゥーンダの形見である木彫りの梟を首から下げている。
ダニエル・ヘルガーの古くからの友人。身長170cm、65kg。毎朝髪を剃っており、光が反射するほどに磨き上げている。磨き上げる理由は光の反射で相手を幻惑するためであり、かつて傭兵団の隊長をしていたころからの習慣。コトキの太守になってからもその習慣は変わらず、むしろより一層磨きをかけている。その輝き方は、ブラギに武器と勘違いされるほど。
かつては、傭兵団の隊長として各地で働いていた。オドリック本人としては、自分より優れた実力の持ち主のもとで働きたいとの欲求があったが、入った傭兵団にはオドリックより腕の立つ者がおらず、やむを得ずオドリックが隊長として傭兵団を取り仕切っていた。その頃に得た人脈をもとに、傭兵団を辞めた後はヒロズ国の文官に。現在はコトキの太守にまで登り詰める。傭兵だったころの習性からか、不必要に危険なことはすべきではないと考えており、反乱を起こしたゲン・ロンがコトキに侵攻してきた際は、対応を迷う一面もあった。
だが、ダニエルやミシロからやってきたレテ・ローランサンの説得、デムーランの献策もあってゲン軍と戦うことを決意。以降は臆することもなく、ゲン軍と戦っている。
ゲン軍の武将であるルア・ダーンと戦う際、策の一環として偽装投稿。この際、頭の状態についてユリアンヌ・クライスラーやアニマウーナ、 セイン・ボッツから怒涛のようにからかわれていた。
シアルやユリアンヌたちが砦の建設、防御に勤しむ中、ダニエルと共にミシロ、コトキ方面の防衛を担当。ゲン軍が攻めてくることはなかったため、出番は少なかったが、ダニエルと共に鬼の様に訓練していた。
シアルたちの中では唯一、ゲン軍の反乱前からヒロズ国の要職についていたこともあり、現在もコトキ太守としてシアルたちと共に重要な会議に出席する役割を担っている。
ゲン軍からも重要人物と考えられており、『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍の暗殺対象にもなってしまう。雪夜軍に襲われた際は、持ち前の輝きとオドリックとの連携で暗殺を防ぎきった。
ダニエルの説得でシアル軍に加わったアルゥーンダに期待を寄せていたが、アルゥーンダはオドリックを庇う形で亡くなってしまう。そのことで意気消沈していたが、ダニエルに励まされ輝きを取り戻した。
ユリアンヌの要請を受け、ダニエルと共にイオ・ラがムーン・ボールの護衛として相応しいか審査を行う。また、ゲン軍との決戦においてはモズメと共にシアル軍の歩兵を指揮した。
ゲン軍との戦いが一段落してからは、宰相であるボックス・ワンの目を避けるために軍から距離を置く。
H254年にはコトキに別れを告げ、ポケトピアの太守に就任。シアルたちともほとんど会わなくなる。例外は友人のダニエルと影の軍のスタンダールくらいだった。
ダニエルと共に、久しぶりにシアルたちに会いに行こうとしたところ、『天使の羽根』との戦いに再び巻き込まれる。グランドラゴンが復活し、エントツ山が噴火したとの情報がもたらされると、太守としての地位を活かすべく住民の避難を担当。グランドラゴンの封印に向かうダニエルたちを見送る。
ダニエルの故郷である里のことを知っている数少ない人間であり、ダニエルからは近いうちに弟子を連れてくると言われていた。また、アルゥーンダの形見である木彫りの梟を首から下げている。
キーナ
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:女 | 年齢:26(H229~) | 副官時の能力:《馬の友人》騎乗時、行動+10。難易度15の器用判定で騎乗時の転倒を打ち消す |
| 役職:騎馬隊隊長 | 戦力+5 | 統率:1 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
ソレイユ・ローランサン、レテ・ローランサンの兄妹の幼馴染。195cm、75kg。金髪碧眼。非常に大柄な体格だが、引っ込み思案な性格でいつもどこかおどおどとしている。人と話すことも苦手だが、その分馬と会話している。馬の気持ちを読み取ることも得意。戦場では、両手剣を振り回して戦う。
幼馴染であるソレイユに昔から好意を抱いていたが、引っ込み思案な性格ゆえそのことを伝えられずにいた。大人になってソレイユと再会してからもそれは変わらない。
家族や幼馴染であるソレイユ、レテ以外の人間と話すことが苦手であり、ソレイユが神官として、レテが軍人としてミシロを離れてからは孤独な生活が続いていた。だが、そんな中でも馬を乗り回すことだけは楽しみとして続けており、馬を乗り回していた際にミシロ太守のテセウスと出会う。キーナの馬術の才能に気付いたテセウスにより、テセウスが創設しようとしていた騎馬隊の一員として選ばれた。
元々大柄で体力もあった彼女は訓練の中で頭角を現していく。そんな中、ヒロズ国の王子ゲン・ロンが反乱を起こしたことをテセウスから聞かされる。キーナはたまたま地元に帰ってきていたレテにそのことを相談。レテは、話を聞くとキーナに協力を申し出る。レテとテセウスの話し合いの結果、キーナが所属する騎馬隊はレテが指揮することとなった。レテがシアル・フィングの騎馬隊で副官を務めていたためである。
軍人としてキーナは、目立ちはしないものの、堅実な戦功を積み重ねており、レテからはその力を期待されていた。また、ソレイユと再会した際、レテと共にソレイユに協力を呼びかける。こうして、気を許せる幼馴染二人と共にミシロとコトキをゲン軍の侵攻から守り抜くこととなった。
だが、ミシロを大地震が襲った際、レテは太守であるテセウスの救援に迎い、二人とも帰らぬ人となってしまう。キーナはそのことに強い衝撃を受けるが、ソレイユから言葉をかけられどうにか立ち直る。ルア・ダーンとの戦いではデムーランと共に囮の兵を率いて勝利に貢献した。
その後は、騎馬隊の隊長としてミシロ、コトキの兵を鍛えるために奔走。ゲン軍の将軍である『神剣魔狼』ルードヴィッヒとの戦いではレテに代わってシアルの副官として騎馬隊を率いた。また、この戦いの直前、レテを見習って頑張るためにと、レテがつけていたのと同じように、赤と白の布を自らの両手剣の柄につける。その際、キーナの様子を見ていたソレイユと互いの生存を約束した。
戦後、ソレイユがミシロの重要人物となっていることに気付いたキーナは、朝帰りを繰り返すソレイユに何かがあってはまずいと考え、彼を酒場に迎えに行くようになる。最も、ソレイユはだいたい酔い潰れており、キーナは正体不明となったソレイユを背負って帰ることになるのだが。また、ソレイユの行く酒場を全て知っていると言い放っており、ソレイユの顔を真っ青にさせた。
現在はシアルとは独立した騎馬隊を率いており、『開眼』バルドゥイノとの戦いでも活躍している。
ソレイユに少なからず好意を抱いているが、引っ込み思案な性格ゆえ一歩引いてしまうところがある。ソレイユがデムーラン城砦に務めることとなり、ミシロを空けるようになってからはその傾向が増し、ほとんど話さなくなってしまう。
ソレイユがシーキンセツ攻めの軍師となり、キーナも騎馬隊を率いて参加することが決まると、二人の関係は復活。ソレイユが『雪石花』ブルーナに襲われた際は身を挺して庇おうとするも、実力差から役に立つことが出来ず悔落ち込んでいた。
ソレイユと気兼ねなく話せるキョウコには複雑な気持ちを抱いている。
ゲン軍との戦いが続く中でソレイユにも好意を寄せられるようになり、何度か告白一歩手前のところまで行くも、キーナ自身が肝心なところで一歩引いてしまったため結ばれることはなかった。更に、デオッチー軍の使者として現れたユアン=モヘナまでもがソレイユに好意を抱くようになると、キーナは半ばあきらめ気味に日々を過ごすようになる。
だが、ユアン=モヘナは暗殺者であり、ソレイユを暗殺しようとしたところを防がれる。この際、キョウコがユアン=モヘナの刃にかかり殺されてしまった。ソレイユがキョウコから託されたゲンの子、クー・ロンを育てることを決めると、その手伝いを志願。ソレイユと共にクロエと名付けられた赤子の世話をしていく中で、ソレイユから正式に告白され、涙を流しながら了承した。
シアルが将軍としてキッサキに向かうことが決まると、騎馬隊を率いているキーナも共に行くことが決定する。キッサキに住み始めて一年半ほどでソレイユと正式に結婚。更に、妊娠していることが判明する。
本来であれば、ソレイユと共にウノーヴァの入り口に置かれた拠点に向かう予定だったが、身重な人間を向かわせるわけにはいかないとのことでキッサキに残る。それが幸いし、『天使の羽根』の襲撃から子どもたちを守りきった。
襲撃事件後、グランドラゴンの討伐に向かうソレイユを見送る。生まれてくる子も含めた四人で、思い出の景色を見に行こうと約束して。
幼馴染であるソレイユに昔から好意を抱いていたが、引っ込み思案な性格ゆえそのことを伝えられずにいた。大人になってソレイユと再会してからもそれは変わらない。
家族や幼馴染であるソレイユ、レテ以外の人間と話すことが苦手であり、ソレイユが神官として、レテが軍人としてミシロを離れてからは孤独な生活が続いていた。だが、そんな中でも馬を乗り回すことだけは楽しみとして続けており、馬を乗り回していた際にミシロ太守のテセウスと出会う。キーナの馬術の才能に気付いたテセウスにより、テセウスが創設しようとしていた騎馬隊の一員として選ばれた。
元々大柄で体力もあった彼女は訓練の中で頭角を現していく。そんな中、ヒロズ国の王子ゲン・ロンが反乱を起こしたことをテセウスから聞かされる。キーナはたまたま地元に帰ってきていたレテにそのことを相談。レテは、話を聞くとキーナに協力を申し出る。レテとテセウスの話し合いの結果、キーナが所属する騎馬隊はレテが指揮することとなった。レテがシアル・フィングの騎馬隊で副官を務めていたためである。
軍人としてキーナは、目立ちはしないものの、堅実な戦功を積み重ねており、レテからはその力を期待されていた。また、ソレイユと再会した際、レテと共にソレイユに協力を呼びかける。こうして、気を許せる幼馴染二人と共にミシロとコトキをゲン軍の侵攻から守り抜くこととなった。
だが、ミシロを大地震が襲った際、レテは太守であるテセウスの救援に迎い、二人とも帰らぬ人となってしまう。キーナはそのことに強い衝撃を受けるが、ソレイユから言葉をかけられどうにか立ち直る。ルア・ダーンとの戦いではデムーランと共に囮の兵を率いて勝利に貢献した。
その後は、騎馬隊の隊長としてミシロ、コトキの兵を鍛えるために奔走。ゲン軍の将軍である『神剣魔狼』ルードヴィッヒとの戦いではレテに代わってシアルの副官として騎馬隊を率いた。また、この戦いの直前、レテを見習って頑張るためにと、レテがつけていたのと同じように、赤と白の布を自らの両手剣の柄につける。その際、キーナの様子を見ていたソレイユと互いの生存を約束した。
戦後、ソレイユがミシロの重要人物となっていることに気付いたキーナは、朝帰りを繰り返すソレイユに何かがあってはまずいと考え、彼を酒場に迎えに行くようになる。最も、ソレイユはだいたい酔い潰れており、キーナは正体不明となったソレイユを背負って帰ることになるのだが。また、ソレイユの行く酒場を全て知っていると言い放っており、ソレイユの顔を真っ青にさせた。
現在はシアルとは独立した騎馬隊を率いており、『開眼』バルドゥイノとの戦いでも活躍している。
ソレイユに少なからず好意を抱いているが、引っ込み思案な性格ゆえ一歩引いてしまうところがある。ソレイユがデムーラン城砦に務めることとなり、ミシロを空けるようになってからはその傾向が増し、ほとんど話さなくなってしまう。
ソレイユがシーキンセツ攻めの軍師となり、キーナも騎馬隊を率いて参加することが決まると、二人の関係は復活。ソレイユが『雪石花』ブルーナに襲われた際は身を挺して庇おうとするも、実力差から役に立つことが出来ず悔落ち込んでいた。
ソレイユと気兼ねなく話せるキョウコには複雑な気持ちを抱いている。
ゲン軍との戦いが続く中でソレイユにも好意を寄せられるようになり、何度か告白一歩手前のところまで行くも、キーナ自身が肝心なところで一歩引いてしまったため結ばれることはなかった。更に、デオッチー軍の使者として現れたユアン=モヘナまでもがソレイユに好意を抱くようになると、キーナは半ばあきらめ気味に日々を過ごすようになる。
だが、ユアン=モヘナは暗殺者であり、ソレイユを暗殺しようとしたところを防がれる。この際、キョウコがユアン=モヘナの刃にかかり殺されてしまった。ソレイユがキョウコから託されたゲンの子、クー・ロンを育てることを決めると、その手伝いを志願。ソレイユと共にクロエと名付けられた赤子の世話をしていく中で、ソレイユから正式に告白され、涙を流しながら了承した。
シアルが将軍としてキッサキに向かうことが決まると、騎馬隊を率いているキーナも共に行くことが決定する。キッサキに住み始めて一年半ほどでソレイユと正式に結婚。更に、妊娠していることが判明する。
本来であれば、ソレイユと共にウノーヴァの入り口に置かれた拠点に向かう予定だったが、身重な人間を向かわせるわけにはいかないとのことでキッサキに残る。それが幸いし、『天使の羽根』の襲撃から子どもたちを守りきった。
襲撃事件後、グランドラゴンの討伐に向かうソレイユを見送る。生まれてくる子も含めた四人で、思い出の景色を見に行こうと約束して。
キョウコ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 享年:24(H228~252) | 副官時の能力:なし |
| 役職:軍師 | 戦力+7 | 統率:3 | 登場話:D-2、D-3、D-4 |
ドレイク・マラードのかつての旅仲間。金髪緑目。180cm、80kg。白い翼を持ち、大柄でよく見ると筋肉質な体つきをしている。石積みの才に優れるが、多芸で武術や馬術、錬金術や魔術すらもこなす。学識もあり、ムーン・ボールも驚くほど。
元々は貧農の出身であり、人がやらない山の斜面などで畑仕事を行っていた。石積みの技術はその時身に付けたもので、斜面で畑仕事を行う際に重宝していた。他の村人たちからもその技術は頼りにされており、その噂を聞きつけた領主により石垣の建設を頼まれる。それ以降、各地を旅しながら学識などを深め、石積み職人として活動していた。ドレイクとは旅の中で出会い、数年間行動を共にしたことがある。
なお、酒癖が悪い。酔うと人に抱き着くか爆睡するかのどちらかになる。
ミシロの城壁が直せず困っているとの情報を入手したキョウコはドレイクに書簡を送り、城壁の修復を志願。その実力をシアル・フィングやムーン・ボールに認められ、城壁の修理を任されることになる。
だが、折しもデムーランが新しい砦の建設を提案してきたことから、キョウコは新しい砦の防御網を一任されることになる。三重の濠と三段の石積みを目標としていたが、『開眼』バルドゥイノ軍の侵攻にはわずかに間に合わず、壕に水を入れられずにいた。だが、バルドゥイノ軍に見つからないようにしながら昼夜敢行で水を引き続けた結果、砦の陥落前に水を引き入れることに成功する。
その後、その学識を買われてバルドゥイノ軍との戦いで亡くなったデムーランに代わり、デムーラン城砦の軍師に就任。シダイナ川からデムーラン城砦に至るまでの防御網を構築した。また、シアルたちがシーキンセツを奪還すると、船に関する知識を持っているとの理由から、フライ・クリストフが水軍の将としてやってくるまで水軍を担当していた。
ソレイユ・ローランサンがデムーラン城砦にいたころから、ユリアンヌ・クライスラーと共に彼の軍師としての才能を買っており、行動を共にすることも多い。それが原因なのか、キーナからは敬遠されている。
シアル軍が進軍停止命令を受けてからは、ホウエン東部からゲン軍の領土を攻撃することとなったデオッチー軍に密かな協力をすべく何度も出向くことになる。ドレイクやソレイユと共に出掛けた際、『雪石花』ブルーナの襲撃を受けるが、事なきを得る。その際、キーナを励まそうとソレイユがキーナに抱き着いたのを見て、何かを察してしまう。
デオッチーの死後、軍をまとめることになったデイビスのもとにシアル軍から軍師が派遣されることになると、その役目を志願。更に、バルドゥイノ軍の目を引くために賊徒のふりをする軍とその拠点が必要になると、特技の石積みを活かすべく変装して現地に赴く。
デイビス軍の下級将校であるマリスの軍師として石積みを作り始め、拠点となる丘全体を利用した石積みを築き上げる。バルドゥイノ軍が攻めてきた際は、その石積みを利用してバルドゥイノ軍の勢いを大きくそいだ。
だが、その最中にバルドゥイノの銃撃を受け左脇腹を負傷。近くにソレイユがいたため大事にはならなかったが、二月に渡り戦列を離れることに。復帰後は体力の低下と激務から体調不良に悩まされることが増えていた。
また、オルニスの女性であることから、『天使の羽根』との関わり合いを疑われ、密かに影の軍から監視されるようになる。そんな中、ゲン軍との決戦を目前に過労で倒れることとなる。
幸い一月ほどで復帰し、キンセツを囲うシアル軍に合流した。直後、バルドゥイノがシアル軍に投降。彼が抱いていた赤子がゲンの子、クー・ロンであり、新たな親を探していると聞くや母親として立候補した。
ソレイユが父親になって欲しいようなそぶりを見せるも、ソレイユが渋ったため結論は出ず。会議の直後にソレイユのもとへ謝罪に行こうと思ったところ、ソレイユの幕舎からただならぬ気配を感じ突撃。ユアン=モヘナによるソレイユ暗殺を防ぐが、キョウコ自身が刺されてしまう。
ソレイユを愛していたことと赤子の将来を心配しながら死亡した。死後、赤子はクロエと名付けられソレイユに引き取られることとなる。
元々は貧農の出身であり、人がやらない山の斜面などで畑仕事を行っていた。石積みの技術はその時身に付けたもので、斜面で畑仕事を行う際に重宝していた。他の村人たちからもその技術は頼りにされており、その噂を聞きつけた領主により石垣の建設を頼まれる。それ以降、各地を旅しながら学識などを深め、石積み職人として活動していた。ドレイクとは旅の中で出会い、数年間行動を共にしたことがある。
なお、酒癖が悪い。酔うと人に抱き着くか爆睡するかのどちらかになる。
ミシロの城壁が直せず困っているとの情報を入手したキョウコはドレイクに書簡を送り、城壁の修復を志願。その実力をシアル・フィングやムーン・ボールに認められ、城壁の修理を任されることになる。
だが、折しもデムーランが新しい砦の建設を提案してきたことから、キョウコは新しい砦の防御網を一任されることになる。三重の濠と三段の石積みを目標としていたが、『開眼』バルドゥイノ軍の侵攻にはわずかに間に合わず、壕に水を入れられずにいた。だが、バルドゥイノ軍に見つからないようにしながら昼夜敢行で水を引き続けた結果、砦の陥落前に水を引き入れることに成功する。
その後、その学識を買われてバルドゥイノ軍との戦いで亡くなったデムーランに代わり、デムーラン城砦の軍師に就任。シダイナ川からデムーラン城砦に至るまでの防御網を構築した。また、シアルたちがシーキンセツを奪還すると、船に関する知識を持っているとの理由から、フライ・クリストフが水軍の将としてやってくるまで水軍を担当していた。
ソレイユ・ローランサンがデムーラン城砦にいたころから、ユリアンヌ・クライスラーと共に彼の軍師としての才能を買っており、行動を共にすることも多い。それが原因なのか、キーナからは敬遠されている。
シアル軍が進軍停止命令を受けてからは、ホウエン東部からゲン軍の領土を攻撃することとなったデオッチー軍に密かな協力をすべく何度も出向くことになる。ドレイクやソレイユと共に出掛けた際、『雪石花』ブルーナの襲撃を受けるが、事なきを得る。その際、キーナを励まそうとソレイユがキーナに抱き着いたのを見て、何かを察してしまう。
デオッチーの死後、軍をまとめることになったデイビスのもとにシアル軍から軍師が派遣されることになると、その役目を志願。更に、バルドゥイノ軍の目を引くために賊徒のふりをする軍とその拠点が必要になると、特技の石積みを活かすべく変装して現地に赴く。
デイビス軍の下級将校であるマリスの軍師として石積みを作り始め、拠点となる丘全体を利用した石積みを築き上げる。バルドゥイノ軍が攻めてきた際は、その石積みを利用してバルドゥイノ軍の勢いを大きくそいだ。
だが、その最中にバルドゥイノの銃撃を受け左脇腹を負傷。近くにソレイユがいたため大事にはならなかったが、二月に渡り戦列を離れることに。復帰後は体力の低下と激務から体調不良に悩まされることが増えていた。
また、オルニスの女性であることから、『天使の羽根』との関わり合いを疑われ、密かに影の軍から監視されるようになる。そんな中、ゲン軍との決戦を目前に過労で倒れることとなる。
幸い一月ほどで復帰し、キンセツを囲うシアル軍に合流した。直後、バルドゥイノがシアル軍に投降。彼が抱いていた赤子がゲンの子、クー・ロンであり、新たな親を探していると聞くや母親として立候補した。
ソレイユが父親になって欲しいようなそぶりを見せるも、ソレイユが渋ったため結論は出ず。会議の直後にソレイユのもとへ謝罪に行こうと思ったところ、ソレイユの幕舎からただならぬ気配を感じ突撃。ユアン=モヘナによるソレイユ暗殺を防ぐが、キョウコ自身が刺されてしまう。
ソレイユを愛していたことと赤子の将来を心配しながら死亡した。死後、赤子はクロエと名付けられソレイユに引き取られることとなる。
クロエ・ローランサン
| 種族:ヒューリン(ハーフオルニス) | 性別:女 | 年齢:3(H252~) | 副官時の能力:クロエは戦場に連れて行けない |
| 役職:なし | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4、D-5 |
ゲン・ロンと『阿修羅』ジェナーラの間の子。本当の名前はクー・ロン。
生まれてすぐ、ゲンを殺そうとする『憤怒』アクローマによってゲン諸共殺されそうになるが、ジェナーラが一計を案じたため、『開眼』バルドゥイノに連れられてシアル・フィングのもとにやってくる。
ゲンの子だと言うことを隠して育てて欲しいとのバルドゥイノの要望を受け、オルニスであるキョウコを母親として立候補。父親はキョウコと仲のいいソレイユ・ローランサンが渋ったため、保留となった。だが、直後にキョウコがユアン=モヘナに殺されてしまう。
結局、ソレイユが自らを父親として育てることとなった。この際、クロエと名付けられる。出生に関する秘密を知っているのはシアルを始めとする極僅かな人間だけであり、ほとんどの人間はソレイユが父、キョウコが母だと考えている。
現在はソレイユとキーナのもとで育てられている。
生まれてすぐ、ゲンを殺そうとする『憤怒』アクローマによってゲン諸共殺されそうになるが、ジェナーラが一計を案じたため、『開眼』バルドゥイノに連れられてシアル・フィングのもとにやってくる。
ゲンの子だと言うことを隠して育てて欲しいとのバルドゥイノの要望を受け、オルニスであるキョウコを母親として立候補。父親はキョウコと仲のいいソレイユ・ローランサンが渋ったため、保留となった。だが、直後にキョウコがユアン=モヘナに殺されてしまう。
結局、ソレイユが自らを父親として育てることとなった。この際、クロエと名付けられる。出生に関する秘密を知っているのはシアルを始めとする極僅かな人間だけであり、ほとんどの人間はソレイユが父、キョウコが母だと考えている。
現在はソレイユとキーナのもとで育てられている。
コダマ・リィ
| 種族:ヒューリン(ハーフエルダナーン) | 性別:女 | 年齢:17(H238~) | 副官時の能力:コダマは戦場に連れて行けない |
| 役職:なし | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
「ヴァニッシング・ムーンライト!」
オーダマ・リィの一人娘。155cm、45kg(12歳時)→165cm、45kg(17歳時)。長く伸ばした金髪に、琥珀色の瞳を持つ。幼いころから魔術に強い興味を示しており、魔術に対して高い才能を持つ。だが、魔術の本を読み漁り続けた結果、自らを天才魔術師と称するようになり、天才魔術師ならではの特別な魔術や道具に強い憧れを持つようになってしまった。そのため、絶えず魔術や周囲の道具に自分だけの特別な名前を付けるようになり、母であるオーダマや母の友人であるドレイク・マラード、レヴィンを呆れさせるようになる。
その性格や独特の口調のままコダマが育つことを危惧したオーダマにより、常識を身に付けて欲しいとドレイクの旅について行くこととになる。この際、オーダマからコダマが気に入っていた赤い珠を懇願して借り受け、『生命と血の宝珠』として持っていくことにした。
だが、その赤い珠の危険性に気付いたレヴィンが、誰かに預けるよう強く告げると、渋々ドレイクに渡す。この際、申し訳ないと思ったレヴィンから償いはすると告げられたため、間髪入れずに邪法転生の書が欲しいと返している。当然、断られた。
独特の言葉遣いをするが、性格は正義感溢れるものであり、宿屋で喧嘩していたヤマとサトを、周囲が見て見ぬふりをする中、堂々と注意しに行くほどである。
ドレイクやレヴィンと共に、ミシロへと帰った際、母であるオーダマが死んだことを知る。当初は落ち込んでいたが、立ち直った。
地震と火災で家を焼失してしまったこともあり、ドレイクの家に居候している。また、オーダマのファミリアだったブイを自らのファミリアとした。
ドレイクの副官であるサラマンダー・タカイとは仲が良く、彼の乗る騎竜ブラックギャラクシーを大いに気に入っている。その影響か、サラマンダーが組織する飛龍軍を応援しているようだ。また、古書に興味を持ち始めており、時折レヴィンの家に行っては昔の本を読んでいる。
古書を借りようとレヴィンの家に向かった際、レヴィンとリシアが結婚したことを察してしまう。コダマはそのことをドレイクとサラマンダーに伝え、サラマンダーが皆に伝えたことでシアルたちは即リシアたちの結婚を知ることになった。
シアル・フィングたちがキッサキに移ると、ドレイクの家に同居しているコダマも共にキッサキへ。キッサキでも魔術の研鑽を積みつつ古書を読み漁っていた。それが功を奏したのか、『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際に、その目的が『因石』に魔力を貯めこむためのものだと気付く。
その知識を見込まれ、レヴィンには自らの後継者として期待されている。コダマ本人はまずタマムシ大学に進学し、魔術と知識を深めたいと考えているようだ。
必殺技はヴァニッシング・ムーンライト。
オーダマ・リィの一人娘。155cm、45kg(12歳時)→165cm、45kg(17歳時)。長く伸ばした金髪に、琥珀色の瞳を持つ。幼いころから魔術に強い興味を示しており、魔術に対して高い才能を持つ。だが、魔術の本を読み漁り続けた結果、自らを天才魔術師と称するようになり、天才魔術師ならではの特別な魔術や道具に強い憧れを持つようになってしまった。そのため、絶えず魔術や周囲の道具に自分だけの特別な名前を付けるようになり、母であるオーダマや母の友人であるドレイク・マラード、レヴィンを呆れさせるようになる。
その性格や独特の口調のままコダマが育つことを危惧したオーダマにより、常識を身に付けて欲しいとドレイクの旅について行くこととになる。この際、オーダマからコダマが気に入っていた赤い珠を懇願して借り受け、『生命と血の宝珠』として持っていくことにした。
だが、その赤い珠の危険性に気付いたレヴィンが、誰かに預けるよう強く告げると、渋々ドレイクに渡す。この際、申し訳ないと思ったレヴィンから償いはすると告げられたため、間髪入れずに邪法転生の書が欲しいと返している。当然、断られた。
独特の言葉遣いをするが、性格は正義感溢れるものであり、宿屋で喧嘩していたヤマとサトを、周囲が見て見ぬふりをする中、堂々と注意しに行くほどである。
ドレイクやレヴィンと共に、ミシロへと帰った際、母であるオーダマが死んだことを知る。当初は落ち込んでいたが、立ち直った。
地震と火災で家を焼失してしまったこともあり、ドレイクの家に居候している。また、オーダマのファミリアだったブイを自らのファミリアとした。
ドレイクの副官であるサラマンダー・タカイとは仲が良く、彼の乗る騎竜ブラックギャラクシーを大いに気に入っている。その影響か、サラマンダーが組織する飛龍軍を応援しているようだ。また、古書に興味を持ち始めており、時折レヴィンの家に行っては昔の本を読んでいる。
古書を借りようとレヴィンの家に向かった際、レヴィンとリシアが結婚したことを察してしまう。コダマはそのことをドレイクとサラマンダーに伝え、サラマンダーが皆に伝えたことでシアルたちは即リシアたちの結婚を知ることになった。
シアル・フィングたちがキッサキに移ると、ドレイクの家に同居しているコダマも共にキッサキへ。キッサキでも魔術の研鑽を積みつつ古書を読み漁っていた。それが功を奏したのか、『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際に、その目的が『因石』に魔力を貯めこむためのものだと気付く。
その知識を見込まれ、レヴィンには自らの後継者として期待されている。コダマ本人はまずタマムシ大学に進学し、魔術と知識を深めたいと考えているようだ。
必殺技はヴァニッシング・ムーンライト。
サト
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 年齢:36(H219~) | 副官時の能力:《料理人(2E)》取得。ギルドスキルの上限無視して持ち込み可 |
| 役職:料理人 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-1 |
髪をとんがらせている料理人。タケノコを最高の食材と信じて疑わず、キノコを至高の食材と考えているヤマとは口論が絶えない。だが、本来は優しい性格の持ち主であり、ミシロで大地震が起きたと知るや、ヤマと共に料理を提供すべくミシロへと向かう。そこで、ドレイク・マラードやコダマ・リィと再会。二人には頭が上がらないようであり、ヤマとの喧嘩を止めろと言われた際は、一瞬とは言え喧嘩を止めている。
サラマンダー・タカイ
| 種族:ドラゴネット(メディオン) | 性別:男 | 年齢:30(H225~) | 副官時の能力:《ホースバトラー(2E)》 |
| 役職:飛龍軍隊長 | 戦力+4 | 統率:1 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
義勇軍として加わった新兵の一人。高いところが好きで、その趣味からか竜に乗っている。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、ドレイク・マラードの副官として出陣した。
騎竜による部隊『飛竜軍』を組織したいと考えており、市庁舎にあるドレイクの部屋を勝手に飛龍軍の軍営だとしている。ただ、現在飛龍軍はサラマンダーとドレイク、キョウコの三名しかおらず、このうち騎竜に乗っているのはサラマンダー一人である。
なお、他にシアル軍で竜に乗る人間はサラマンダーの他にはリシアしかおらず、そのリシアには飛龍軍の加入を断られていた。それでも、飛竜軍の人員を増やすべく日々努力している。
愛竜は黒竜ブラックギャラクシー。その名をコダマ・リィが気に入っており、よく遊んでいる。コダマが暴走しかけた時はそれを止めるなど、良好な関係を築いている。
リシアとレヴィンの結婚をシアルたちに広めた元凶。
騎竜による部隊『飛竜軍』を組織したいと考えており、市庁舎にあるドレイクの部屋を勝手に飛龍軍の軍営だとしている。ただ、現在飛龍軍はサラマンダーとドレイク、キョウコの三名しかおらず、このうち騎竜に乗っているのはサラマンダー一人である。
なお、他にシアル軍で竜に乗る人間はサラマンダーの他にはリシアしかおらず、そのリシアには飛龍軍の加入を断られていた。それでも、飛竜軍の人員を増やすべく日々努力している。
愛竜は黒竜ブラックギャラクシー。その名をコダマ・リィが気に入っており、よく遊んでいる。コダマが暴走しかけた時はそれを止めるなど、良好な関係を築いている。
リシアとレヴィンの結婚をシアルたちに広めた元凶。
シーザ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:33(H222~) | 副官時の能力:《スマッシュ》 |
| 役職:武官 | 戦力+3 | 統率:3 | 登場話:D-1 |
ショウエン
| 種族:フィルボル | 性別:男 | 年齢:22(H233~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:リシア財団職員 | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-3、D-4、D-5 |
ヒイの弟。十人兄弟の五人目。賊がショウエンの住む家を襲った際は、近くの街に出かけていたため難を逃れる。既に家を出ていたため無事だったヒイの助言を得て、街に移り住む。ヒイとは手紙を通じてやりとりを行っており、ゲン・ロンの反乱が落ち着いてきたら共に暮らそうと話していた。
久しぶりにヒイと会う約束をしていたが、ヒイの死によりそれは叶わず。ヒイと同じくシアル軍の兵站を担当していたリシアやレヴィンから書簡を受け取り、兄のような商人になりたいとシアル軍に合流。リシアやレヴィンのもとで商才を磨いている。現在はアンダールと共にホウエンの物流を差配している。
久しぶりにヒイと会う約束をしていたが、ヒイの死によりそれは叶わず。ヒイと同じくシアル軍の兵站を担当していたリシアやレヴィンから書簡を受け取り、兄のような商人になりたいとシアル軍に合流。リシアやレヴィンのもとで商才を磨いている。現在はアンダールと共にホウエンの物流を差配している。
スタンダール
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:男 | 年齢:30(H225~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:リシア財団職員/影の軍隊長 | 戦力+2 | 統率:2 | 登場話:D-4、D-5 |
よく日に焼けた黒い肌を持つ。元は傭兵であり、マリスは傭兵時代の頭。やや優しすぎるところがあり、そこを周囲からは心配されている。
ライデンのもとで小隊長をしており、その実力はダニエル・ヘルガーやオドリックからも注目されていた。デイビス軍と共に『開眼』バルドゥイノの気を引くべく囮として賊徒まがいの軍を用意することになった際、シアル軍の精鋭たちをまとめる形で参加。
傭兵時代の頭だったマリスと久しぶりに再会したほか、軍師であるキョウコの多彩さには舌を巻いていた。
バルドゥイノ軍の攻撃をソレイユ・ローランサンたちの協力もあって防ぎ、時間を稼ぐことに成功するが、キョウコは負傷、マリスはバルドゥイノに打たれ死亡してしまう。
マリスの死後、赤い鉢巻を身に付けるようになり、過剰な優しさもなくなっていた。それを見たダニエルから影の軍の隊長へと推薦される。影の軍に加わってからはラディと担当を分けながら情報収集や攪乱を行っている。
シアル・フィングたちがキッサキに移ると、リシア財団の職員として影の軍を率いることに。また、仲の良かったダニエルやオドリックの連絡役も受け持つ。グランドラゴンとの決戦時は、現地での案内をラディに任せて影の軍を取り纏める。
ライデンのもとで小隊長をしており、その実力はダニエル・ヘルガーやオドリックからも注目されていた。デイビス軍と共に『開眼』バルドゥイノの気を引くべく囮として賊徒まがいの軍を用意することになった際、シアル軍の精鋭たちをまとめる形で参加。
傭兵時代の頭だったマリスと久しぶりに再会したほか、軍師であるキョウコの多彩さには舌を巻いていた。
バルドゥイノ軍の攻撃をソレイユ・ローランサンたちの協力もあって防ぎ、時間を稼ぐことに成功するが、キョウコは負傷、マリスはバルドゥイノに打たれ死亡してしまう。
マリスの死後、赤い鉢巻を身に付けるようになり、過剰な優しさもなくなっていた。それを見たダニエルから影の軍の隊長へと推薦される。影の軍に加わってからはラディと担当を分けながら情報収集や攪乱を行っている。
シアル・フィングたちがキッサキに移ると、リシア財団の職員として影の軍を率いることに。また、仲の良かったダニエルやオドリックの連絡役も受け持つ。グランドラゴンとの決戦時は、現地での案内をラディに任せて影の軍を取り纏める。
ジャンヌ・ボッツ
| 種族:ヒューリン(ハーフフィルボル) | 性別:女 | 年齢:1(H254~) | 副官時の能力:ジャンヌは戦場に連れて行けない |
| 役職:なし | 戦力+0 | 統率:0 | 登場話:D-5 |
セイン・ボッツ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:31(H224~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:遊撃騎馬隊隊長 | 戦力+8 | 統率:3 指揮官 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
※戦場に同行させた場合、《緑衣の礫》を使用可能
《緑衣の礫》ダメージロール直前。与えるダメージに+50 シナリオ1回。
《緑衣の礫》ダメージロール直前。与えるダメージに+50 シナリオ1回。
シアル・フィング、ユリアンヌ・クライスラーの同僚であり、大将軍バレー・ボールのもとで神出鬼没の遊撃隊の隊長を務める若手将校。シアル、ユリアンヌ、ツーマイ・ガイと共に『四天王』とも呼ばれている。180cm、85kg。茶色の短髪。緑色が好きで、戦場では常に緑色の外套を身にまとっている。普段も緑色の服を着ていることが多い。
礫の達人であり、五十歩ほどの距離であれば小石の真ん中に命中させ、二つに割ることも容易である。飛び道具であるがゆえに、百発百中の腕前を誇るユリアンヌの魔道銃とは比較されることが多いが、当人たちは比べる意味はないとして気にも留めていない。
バレーの命を受け、反乱を起こしたゲン・ロンの侵攻を食い止めるべくユリアンヌと共にコトキへ。コトキ太守のオドリックやミシロ太守テセウスと協力してゲン軍を退けていたが、ミシロに大地震が起こった際にテセウスが死亡してしまう。危機的な状況であったが、攻めてきたルア・ダーンをムーン・ボールの策を利用して倒すと、シアルを指導者としてミシロの復興に乗り出す。
『神剣魔狼』ルードヴィッヒが分身した際は、その技術を持った人間がいると聞いたことがあると冷静に告げていた。
シアル、ユリアンヌと並び優れた将であり、シアルとユリアンヌが前線に出る際は、背後の守りを頼まれる場合も多い。とは言え、本人は攻めたい気持ちがあるようで、ハジツゲにあるボックスの宝物庫から青い珠を奪還する際に留守番を任された時は不満そうにしていた。
シアル軍のシーキンセツ攻めではフォール・ラーデンと共に軍の中核に。奪還後は、『雪石花』ブルーナに襲われていたソレイユ・ローランサンやモズメの窮地を救う。
モズメとはこの一件の後仲良くなったようであり、共に行動することが増えている。また、モズメに弓の使い方を伝授している。
後にモズメとは恋人関係になり、結婚する。
『憤怒』アクローマとの戦いにおいて、得意の礫を利用として攻撃しようとするも礫を燃やされてしまい苦笑していた。乱戦の中、窓から落とされ戦線離脱する。
ゲン軍との戦いが終わった後も、シアルたちと行動を共にする。キッサキでは街の近くに小さな砦を構え、遊撃隊の拠点としていた。グランドラゴンが復活した際は、シアルたちと共にグランドラゴンの封印に向かう予定だったが、救出作戦の陣頭に立つためやむを得ず残る。シアルの愛馬クラメリアンを預かり、早く戻ってこいと話していた。
好物は蓬餅。
礫の達人であり、五十歩ほどの距離であれば小石の真ん中に命中させ、二つに割ることも容易である。飛び道具であるがゆえに、百発百中の腕前を誇るユリアンヌの魔道銃とは比較されることが多いが、当人たちは比べる意味はないとして気にも留めていない。
バレーの命を受け、反乱を起こしたゲン・ロンの侵攻を食い止めるべくユリアンヌと共にコトキへ。コトキ太守のオドリックやミシロ太守テセウスと協力してゲン軍を退けていたが、ミシロに大地震が起こった際にテセウスが死亡してしまう。危機的な状況であったが、攻めてきたルア・ダーンをムーン・ボールの策を利用して倒すと、シアルを指導者としてミシロの復興に乗り出す。
『神剣魔狼』ルードヴィッヒが分身した際は、その技術を持った人間がいると聞いたことがあると冷静に告げていた。
シアル、ユリアンヌと並び優れた将であり、シアルとユリアンヌが前線に出る際は、背後の守りを頼まれる場合も多い。とは言え、本人は攻めたい気持ちがあるようで、ハジツゲにあるボックスの宝物庫から青い珠を奪還する際に留守番を任された時は不満そうにしていた。
シアル軍のシーキンセツ攻めではフォール・ラーデンと共に軍の中核に。奪還後は、『雪石花』ブルーナに襲われていたソレイユ・ローランサンやモズメの窮地を救う。
モズメとはこの一件の後仲良くなったようであり、共に行動することが増えている。また、モズメに弓の使い方を伝授している。
後にモズメとは恋人関係になり、結婚する。
『憤怒』アクローマとの戦いにおいて、得意の礫を利用として攻撃しようとするも礫を燃やされてしまい苦笑していた。乱戦の中、窓から落とされ戦線離脱する。
ゲン軍との戦いが終わった後も、シアルたちと行動を共にする。キッサキでは街の近くに小さな砦を構え、遊撃隊の拠点としていた。グランドラゴンが復活した際は、シアルたちと共にグランドラゴンの封印に向かう予定だったが、救出作戦の陣頭に立つためやむを得ず残る。シアルの愛馬クラメリアンを預かり、早く戻ってこいと話していた。
好物は蓬餅。
ダイ・ク
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:男 | 年齢:46(H209~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:大工 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3 |
ダニエル・ヘルガーの誘いを受けてミシロにやってきた大工。優れた技術を持つが、妥協はしない性格。現在は住居の再建、兵舎の作成と忙しい日々を過ごしている。ただ、城壁については石積みの専門家がいないと満足が行くものが作れないと考えており、困っていた。
石積みの専門家であるキョウコが来てからは城壁などのことはキョウコに任せ、住居や弊社の作成に専念する。
石積みの専門家であるキョウコが来てからは城壁などのことはキョウコに任せ、住居や弊社の作成に専念する。
ツーマイ・ガイ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:33(H222~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:トウカ軍総隊長 | 戦力+6 | 統率:6 指揮官 | 登場話:D-3、D-4 |
シアル・フィング、ユリアンヌ・クライスラー、セイン・ボッツの同僚で、ヒロズ国の大将軍バレーボール配下『四天王』の一人。歩兵隊を指揮する。堅実な指揮を取り、個人の武勇はさほどではないためシアル、ユリアンヌ、セインと比べると戦功は地味。本人も、自分に天賦の才がないことは分かっており、自分が出来ることを最大限やって行こうとの姿勢を崩さない。
キッサキでの妖魔との戦いが一段落したことから、苦境にあるシアルたちを支援するためバレーの命を受け派遣される。シーキンセツ、トウカなどホウエン南西部の都市奪還をシアルたちが試みた際は、歩兵を率いてその先陣を切る。
現在はトウカで歩兵隊を指揮し、ゲン軍に備えている。ゲン軍の反乱が終結した後は、バレーの元へと戻った。
キッサキでの妖魔との戦いが一段落したことから、苦境にあるシアルたちを支援するためバレーの命を受け派遣される。シーキンセツ、トウカなどホウエン南西部の都市奪還をシアルたちが試みた際は、歩兵を率いてその先陣を切る。
現在はトウカで歩兵隊を指揮し、ゲン軍に備えている。ゲン軍の反乱が終結した後は、バレーの元へと戻った。
テセウス
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:36(H214~H250) | 副官時の能力:なし |
| 役職:ミシロ太守 | 戦力+6 | 統率:5 指揮官 | 登場話:D-1 |
ミシロ太守。175cm、茶髪黒目。義理に厚く公正な性格。ミシロの人々を思いやった政治を行っており、市民からの支持も厚い。がっしりとした体型の持ち主で、兵と共に剣や馬の稽古をすることもある。文官しか太守になれないが、有事に備え密かに五十人ほどからなる騎馬隊を作り上げていた。
ゲン・ロンが反乱を起こすと、ヒロズ国への反乱は道理にもとるとして、攻めてくるゲン軍を迎え撃つ準備を始める。当初はテセウス本人が騎馬隊を率いる予定だったが、名高いシアル・フィングの騎馬隊で副官を勤めるレテ・ローランサンが協力を申し出たことで戦術を変更。レテが騎馬隊を率いてテセウス本人はその他の歩兵を率いることになった。
レテに兵の選抜をさせている中、薬師のモミジ・シューターと彼女の友人であるアニマウーナが市庁舎へとやってくる。アニマの実力を見抜いたテセウスは、アニマに協力を要請。アニマの活躍もあって、ゲン軍を退けることに成功する。その後はコトキ太守のオドリックと連携を取りながらゲン軍の侵攻を防いでいた。
だが、『天使の羽根』の裏の指導者である『エース』が大地の結晶を利用して、ミシロに大地震を起こすとその混乱の中で『ブラックジャック』の襲撃を受ける。テセウスを助けに来たレテと共に『ブラックジャック』と戦闘になるが、『ブラックジャック』には勝てずレテと共に凶刃に倒れることとなる。テセウスの死後、ミシロはレテの上役であったシアルが指導者として治めることとなった。
ゲン・ロンが反乱を起こすと、ヒロズ国への反乱は道理にもとるとして、攻めてくるゲン軍を迎え撃つ準備を始める。当初はテセウス本人が騎馬隊を率いる予定だったが、名高いシアル・フィングの騎馬隊で副官を勤めるレテ・ローランサンが協力を申し出たことで戦術を変更。レテが騎馬隊を率いてテセウス本人はその他の歩兵を率いることになった。
レテに兵の選抜をさせている中、薬師のモミジ・シューターと彼女の友人であるアニマウーナが市庁舎へとやってくる。アニマの実力を見抜いたテセウスは、アニマに協力を要請。アニマの活躍もあって、ゲン軍を退けることに成功する。その後はコトキ太守のオドリックと連携を取りながらゲン軍の侵攻を防いでいた。
だが、『天使の羽根』の裏の指導者である『エース』が大地の結晶を利用して、ミシロに大地震を起こすとその混乱の中で『ブラックジャック』の襲撃を受ける。テセウスを助けに来たレテと共に『ブラックジャック』と戦闘になるが、『ブラックジャック』には勝てずレテと共に凶刃に倒れることとなる。テセウスの死後、ミシロはレテの上役であったシアルが指導者として治めることとなった。
デムーラン
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 享年:35(H215~250) | 副官時の能力:《陣形》取得。ギルドスキルの上限無視して持ち込み可 |
| 役職:軍師 | 戦力+2 | 統率:2 | 登場話:D-1、D-2 |
ユリアンヌ・クライスラーの古くからの友人。170cm。声が非常に大きく、ユリアンヌからよく注意されている。軍学を学んだことをないが、頭の回転が早く、胆力もあるため多くの戦術を思いつく。神経質そうな顔をしているが、目に力がある。
もともとはユリアンヌの夫となるダン・クライスラーの友人であり、ダンと共に困っている人々のために動き回っていた。勝手な動きを神殿から注意されることもあったが、本人は気にせず振る舞っていたため神殿内での地位は低い。ダンを盗賊退治に誘った際に、ダンが腕の立つ部下としてユリアンヌを紹介したことで知り合った。ダンの死後もユリアンヌとの付き合いは続いており、息の合ったやり取りを見せている。
コトキで神官をしていた時、ヒロズ国の王子ゲン・ロンが反乱したことを知る。コトキに侵攻してくるゲン軍と戦うためには援軍が必要不可欠と考えたデムーランは、オドリックやダニエル・ヘルガーがいる会議の場で口を開き、キッサキにいるバレー・ボールの部下であるユリアンヌと彼女が率いる射撃隊を呼び寄せることを提案する。オドリックによりその作戦は取り入れられ、バレーのもとに出向いたデムーランはバレーを説得。ユリアンヌと遊撃隊のセイン・ボッツ、そしてハジツゲにいた騎馬隊のシアル・フィングがコトキとミシロを救援するために向かうこととなった。
ここでの献策に光る物を感じた光り輝くオドリックにより、ミシロでの戦いにも従軍。指揮官として軍を率いた経験がないキーナを上手く支えながら、囮として兵を誘い出した。
ミシロ、コトキを守る上で砦の建設が必要だと考え、ユリアンヌに提案。会議の場でそのことを意見した際、ムーン・ボールの推薦もあって砦の軍師に任命される。
砦を守り抜くため、隊長となったユリアンヌ、石積み職人のキョウコと共に策を練り、ゲン軍の侵攻に備える。始めて軍師として実戦の場に立った際は、ゲン軍に裏をかかれ狼狽していたが、ユリアンヌの叱咤もあって復活。逆に策を用意して突出していたゲン軍を討った。
砦の防衛線では僅かな部下と共に砦に残る。武力はそこまででもないが、砦を守り抜くとの強靭な意志と機転を利かせた策で『開眼』バルドゥイノ軍を退け続けた。
しかし、その実力を警戒したバルドゥイノにより常人では不可能な距離から狙撃されてしまう。重傷を負ったデムーランは、ユリアンヌの励ましも空しく息を引き取った。ちょうど壕に水が行き渡り、砦の防衛が決定的となった矢先のことだった。
死後、ユリアンヌの働きもあって、彼が守り抜いた砦はデムーラン城砦と呼ばれるようになる。
軍師として独り立ちしつつあった彼の死は、その後のシアル軍の戦略に大きな影響を与えることとなった。
もともとはユリアンヌの夫となるダン・クライスラーの友人であり、ダンと共に困っている人々のために動き回っていた。勝手な動きを神殿から注意されることもあったが、本人は気にせず振る舞っていたため神殿内での地位は低い。ダンを盗賊退治に誘った際に、ダンが腕の立つ部下としてユリアンヌを紹介したことで知り合った。ダンの死後もユリアンヌとの付き合いは続いており、息の合ったやり取りを見せている。
コトキで神官をしていた時、ヒロズ国の王子ゲン・ロンが反乱したことを知る。コトキに侵攻してくるゲン軍と戦うためには援軍が必要不可欠と考えたデムーランは、オドリックやダニエル・ヘルガーがいる会議の場で口を開き、キッサキにいるバレー・ボールの部下であるユリアンヌと彼女が率いる射撃隊を呼び寄せることを提案する。オドリックによりその作戦は取り入れられ、バレーのもとに出向いたデムーランはバレーを説得。ユリアンヌと遊撃隊のセイン・ボッツ、そしてハジツゲにいた騎馬隊のシアル・フィングがコトキとミシロを救援するために向かうこととなった。
ここでの献策に光る物を感じた光り輝くオドリックにより、ミシロでの戦いにも従軍。指揮官として軍を率いた経験がないキーナを上手く支えながら、囮として兵を誘い出した。
ミシロ、コトキを守る上で砦の建設が必要だと考え、ユリアンヌに提案。会議の場でそのことを意見した際、ムーン・ボールの推薦もあって砦の軍師に任命される。
砦を守り抜くため、隊長となったユリアンヌ、石積み職人のキョウコと共に策を練り、ゲン軍の侵攻に備える。始めて軍師として実戦の場に立った際は、ゲン軍に裏をかかれ狼狽していたが、ユリアンヌの叱咤もあって復活。逆に策を用意して突出していたゲン軍を討った。
砦の防衛線では僅かな部下と共に砦に残る。武力はそこまででもないが、砦を守り抜くとの強靭な意志と機転を利かせた策で『開眼』バルドゥイノ軍を退け続けた。
しかし、その実力を警戒したバルドゥイノにより常人では不可能な距離から狙撃されてしまう。重傷を負ったデムーランは、ユリアンヌの励ましも空しく息を引き取った。ちょうど壕に水が行き渡り、砦の防衛が決定的となった矢先のことだった。
死後、ユリアンヌの働きもあって、彼が守り抜いた砦はデムーラン城砦と呼ばれるようになる。
軍師として独り立ちしつつあった彼の死は、その後のシアル軍の戦略に大きな影響を与えることとなった。
ドクターワリオ
| 種族:フィルボル | 性別:男 | 年齢:31(H224~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:医者 | 戦力-3 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-3、D-4、D-5 |
白い外套をまとった青年。医者であり、助けられる命は可能な限り助けたいと考えている。実際に、ミシロを大地震が襲った時はアニマウーナの目の前で、地震に巻き込まれた人間を助けようとしていた。
その後、医者としてシアル・フィングたちに協力することになる。『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍にムーン・ボールが襲われた際は、その怪我を治療。シアルに本人が気力を取り戻すような言葉をかけて欲しいと告げた。
レヴィンが病にかかった際は、その治療を担当する。
その後、医者としてシアル・フィングたちに協力することになる。『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍にムーン・ボールが襲われた際は、その怪我を治療。シアルに本人が気力を取り戻すような言葉をかけて欲しいと告げた。
レヴィンが病にかかった際は、その治療を担当する。
ヒィ
| 種族:フィルボル | 性別:男 | 享年:29(H222~H251) | 副官時の能力:《派遣売買》取得。ギルドスキルの上限無視して持ち込み可 |
| 役職:商人 | 戦力-5 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3 |
やや小太りの商人。物資の調達には天才的なものを発揮する。大地震が発生したミシロでは多くの物資が不足すると考え、金儲けをすべくシアル・フィングのもとに売り込みをかける。薄利多売を目指しているため、歓迎されている。
ユリアンヌ・クライスラーを隊長とする新しい砦の建設が始まると、砦に必要な食料と武器の調達をリシアと共に任されることになる。その量は膨大なものだったが、ヒイは集めきっていた。
十人兄弟の長子で、幼いころから家事を手伝うなど働いていた。若くして家を出て、商人となる。実家に商売で得たお金を送っていたが、実家は賊徒に襲撃され、たまたま近くの街に出かけていたショウエンを残し全滅。その賊徒を討伐したシアルたちに深い恩を感じている。
ショウエンとはゲン・ロンの反乱がひと段落し、ヒロズ国が平和になったらともに住もうと手紙を通じて話していた。久しぶりに会うことになっていたが、その矢先、ミシロで流行している流行り病に用いる薬草を取りに行ったところをゲン軍に襲われ、死亡する。
モミジ・シューターから依頼された薬草は、袋の中に入れてあり、それを利用してプライム・ベリーや何人もの人間が命を救われた。
表に出ることは少ないが、シアルたちを陰ながら支えている一人だった。
ユリアンヌ・クライスラーを隊長とする新しい砦の建設が始まると、砦に必要な食料と武器の調達をリシアと共に任されることになる。その量は膨大なものだったが、ヒイは集めきっていた。
十人兄弟の長子で、幼いころから家事を手伝うなど働いていた。若くして家を出て、商人となる。実家に商売で得たお金を送っていたが、実家は賊徒に襲撃され、たまたま近くの街に出かけていたショウエンを残し全滅。その賊徒を討伐したシアルたちに深い恩を感じている。
ショウエンとはゲン・ロンの反乱がひと段落し、ヒロズ国が平和になったらともに住もうと手紙を通じて話していた。久しぶりに会うことになっていたが、その矢先、ミシロで流行している流行り病に用いる薬草を取りに行ったところをゲン軍に襲われ、死亡する。
モミジ・シューターから依頼された薬草は、袋の中に入れてあり、それを利用してプライム・ベリーや何人もの人間が命を救われた。
表に出ることは少ないが、シアルたちを陰ながら支えている一人だった。
フェミナ
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 年齢:24(H231~) | 副官時の能力:《ウィンドセンス(2E)》 |
| 役職:騎銃隊隊長 | 戦力+2 | 統率:2 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
義勇軍として加わった新兵の一人。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、ユリアンヌ・クライスラーの副官として出陣した。
元々馬と親しくしていたこともあって馬に乗ることを得意としており、馬に乗って銃を撃つ部隊、騎銃隊を創立した。
騎銃隊の人間は馬と銃の扱いに長ける者でなければならず、手軽に人員を増やせる部隊ではなかったが、フェミナの懸命な努力により人数を増やしている。
ゲン軍にいた『開眼』バルドゥイノには同じ銃の使い手とのことで気にされていたのか、彼の死後彼の愛銃を受け取る。この銃は槍にも変形できることから槍術を学び始め、そちらでもめきめきと頭角を伸ばしている。
陽気な性格で、美人なこともあり兵からの人気は高い。山岳隊の一員として大霊峰を踏破した際は、多くの隊員たちから好意を持たれていた。半面、不思議と恋人はおらず本人もそのことを気にしている。
他人の恋愛話を聞くことが好きで、ユリアンヌやアニマウーナと盛り上がることも多い。
ユリアンヌからは後継者として期待されている。
元々馬と親しくしていたこともあって馬に乗ることを得意としており、馬に乗って銃を撃つ部隊、騎銃隊を創立した。
騎銃隊の人間は馬と銃の扱いに長ける者でなければならず、手軽に人員を増やせる部隊ではなかったが、フェミナの懸命な努力により人数を増やしている。
ゲン軍にいた『開眼』バルドゥイノには同じ銃の使い手とのことで気にされていたのか、彼の死後彼の愛銃を受け取る。この銃は槍にも変形できることから槍術を学び始め、そちらでもめきめきと頭角を伸ばしている。
陽気な性格で、美人なこともあり兵からの人気は高い。山岳隊の一員として大霊峰を踏破した際は、多くの隊員たちから好意を持たれていた。半面、不思議と恋人はおらず本人もそのことを気にしている。
他人の恋愛話を聞くことが好きで、ユリアンヌやアニマウーナと盛り上がることも多い。
ユリアンヌからは後継者として期待されている。
フォール・ラーデン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:31(H224~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:シーキンセツ軍総隊長 | 戦力+7 | 統率:5 指揮官 | 登場話:D-3、D-4 |
御三家の一つ、ラーデン家の出身。ドレイク・マラードとは遠縁にあたり、シアル・フィングとは士官学校時代からの友人。シアルやドレイクと比べると、武芸や魔術に天賦の才を持つわけではないが、兵の指揮に関して光るものを持つ。
士官学校を出た後は将軍であるカタスト・レイサイトのもとで副官を務め、一軍を任せられるようになる。カタストがセキエイに召喚された際、新たに集めた兵五千と共にシアルたちに合流。シーキンセツ攻めでは軍師のソレイユ・ローランサン、遊撃隊のセイン・ボッツらと共に活躍した。
その後、シーキンセツの総隊長となり、太守となったムー・ガイやソレイユと共にシーキンセツの統治に携わる。ソレイユやフライ・クリストフなど大酒飲みが周囲に多く、苦労している。
士官学校を出た後は将軍であるカタスト・レイサイトのもとで副官を務め、一軍を任せられるようになる。カタストがセキエイに召喚された際、新たに集めた兵五千と共にシアルたちに合流。シーキンセツ攻めでは軍師のソレイユ・ローランサン、遊撃隊のセイン・ボッツらと共に活躍した。
その後、シーキンセツの総隊長となり、太守となったムー・ガイやソレイユと共にシーキンセツの統治に携わる。ソレイユやフライ・クリストフなど大酒飲みが周囲に多く、苦労している。
フライ・クリストフ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:41(H214~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:水軍総隊長 | 戦力+5 | 統率:4 | 登場話:D-3、D-4 |
ミナモに左遷された将軍カタスト・レイサイトのもとで、長らく水軍の将を務めていた。シアルたちがムロを奪還する際に船を操れる人間が必要との理由でシーキンセツに赴く。
自他共に認める大酒飲みであり、酒にも強い。シーキンセツの軍師であるソレイユ・ローランサンとはすぐに仲良くなった様子。
自他共に認める大酒飲みであり、酒にも強い。シーキンセツの軍師であるソレイユ・ローランサンとはすぐに仲良くなった様子。
プライム・ベリー
| 種族:ヴァーナ(アウリラ) | 性別:女 | 年齢:10(H245~) | 副官時の能力:プライムは戦場に連れて行けない |
| 役職:なし | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-3、D-4、D-5 |
孤児。二年前にモミジ・シューターによって拾われ、現在はモミジやアニマウーナと共に暮らしている。孤児であることを全く感じさせないような性格の持ち主。剣術や冒険に興味を持っており、アニマに連れられて出かけることを楽しみとしているが、ミシロを大地震が襲った際、アニマに背負われながら街中を連れまわされた時は流石に疲れ切っていた。
暇を見ては、アニマから剣術を学んでいる。
ミシロで流行り病が蔓延した際、罹患する。運悪くモミジが薬草を切らしていた時であり、アニマが血相を変えて探しに行った。
ヒイが最後に残した薬草をアニマが発見し、それを飲ませたことで病は快方に向かった。
暇を見ては、アニマから剣術を学んでいる。
ミシロで流行り病が蔓延した際、罹患する。運悪くモミジが薬草を切らしていた時であり、アニマが血相を変えて探しに行った。
ヒイが最後に残した薬草をアニマが発見し、それを飲ませたことで病は快方に向かった。
ブラギ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:50(H205~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:鍛冶 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2 |
エントツ山で鍛冶屋を営んでいたネヴァーフの男性。鍛冶の邪魔になるため髯を短く刈り込み、丸太の様に太い腕を持つ。武具に関して強いこだわりを持っており、武具の作成に関しては右に出る者はいないと言われている。武具にかける情熱はかなりのものがあり、人を名前ではなく武具で覚えるほど。それ以外の鍛冶全般の腕も非常に高く、多くの作品を手掛けている。
コトキの神殿にある鐘の修理を依頼するため、ソレイユ・ローランサンがブラギのもとを訪れた際、ブラギは『ブラックジャック』の襲撃を受けていた。ソレイユによって間一髪助け出され、コトキに住むこととなる。ブラギは自分が襲われた理由がわからず訝しんでいたが、元々武具と鍛冶以外のことにはさほど興味を持っていない性格もあり、さほど気にしてはいない。だが、自由に武具を作っていたエントツ山と異なり、コトキの工房では自由な物づくりが行えず、困惑していた。その最中、ソレイユから誘いを受け、自分が望むような鍛冶工房を作るべくミシロへと移り住む。
自分を危機から救ってくれたソレイユには恩を感じており、レテ・ローランサンの死後に元気を失っていたことを気にしていた。
コトキの神殿にある鐘の修理を依頼するため、ソレイユ・ローランサンがブラギのもとを訪れた際、ブラギは『ブラックジャック』の襲撃を受けていた。ソレイユによって間一髪助け出され、コトキに住むこととなる。ブラギは自分が襲われた理由がわからず訝しんでいたが、元々武具と鍛冶以外のことにはさほど興味を持っていない性格もあり、さほど気にしてはいない。だが、自由に武具を作っていたエントツ山と異なり、コトキの工房では自由な物づくりが行えず、困惑していた。その最中、ソレイユから誘いを受け、自分が望むような鍛冶工房を作るべくミシロへと移り住む。
自分を危機から救ってくれたソレイユには恩を感じており、レテ・ローランサンの死後に元気を失っていたことを気にしていた。
ベオウルフ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:39(H216~) | 副官時の能力:《フルスイング》1 |
| 役職:歩兵隊隊長→リシア財団職員/山岳隊隊長 | 戦力+6 | 統率:5 | 登場話:D-1、D-3、D-5 |
腕利きの傭兵。既婚者で、デルムッドと名付けた息子がいる。金に対して強い執着心を持っており、高額の雇用金と引き換えにシアル・フィングの仲間に加わることを望んでいた。
だが、幸か不幸かシアルの仲間には遺跡の探索で一山当てたリシアが加わっており、彼女からあっさりとその雇用代を支払われる。その際、リシアから戦いが終わったら共に遺跡を探索しようと声をかけられていた。
『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、シーザと共にミシロの防衛を担当した。
リシアの一言が余程気になっていたのか、ゲン軍との戦いが終了した後は軍を抜けてリシア財団の職員になる。ただ、リシアが多忙なこともありなかなか遺跡に向かうことはできなかった。ベオウルフ自身も統率能力を買われ、山岳隊の指揮に。ユリアンヌと共に大霊峰の踏破へと向かう。その後は大霊峰を抜けた先に作られた拠点の将校を任されている。
だが、幸か不幸かシアルの仲間には遺跡の探索で一山当てたリシアが加わっており、彼女からあっさりとその雇用代を支払われる。その際、リシアから戦いが終わったら共に遺跡を探索しようと声をかけられていた。
『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、シーザと共にミシロの防衛を担当した。
リシアの一言が余程気になっていたのか、ゲン軍との戦いが終了した後は軍を抜けてリシア財団の職員になる。ただ、リシアが多忙なこともありなかなか遺跡に向かうことはできなかった。ベオウルフ自身も統率能力を買われ、山岳隊の指揮に。ユリアンヌと共に大霊峰の踏破へと向かう。その後は大霊峰を抜けた先に作られた拠点の将校を任されている。
ベルフ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:40(H215~) | 副官時の能力:《カバーリング》 |
| 役職:遊撃歩兵隊隊長 | 戦力+3 | 統率:4 | 登場話:D-1 |
義勇軍として加わった傭兵の一人。 『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、ダニエル・ヘルガーの副官として出陣。
ボルテック・フジワラ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:26(H224~250) | 副官時の能力:なし |
| 役職:影の軍隊長 | 戦力+3 | 統率:1 | 登場話:D-1、D-2 |
臙脂色の髪を持つ大柄な男。180cm、80kg。目立つ容貌をしているが、性格は真面目。義勇軍としてミシロの兵となるが、訓練初日にアニマウーナの訓練に文句を唱え、軽く捻られていた。この際、アニマに言われた言葉が胸に残ったようで、綱もなしに城壁を登るなど特殊な訓練を自らに課しながら自らが出来ることを考えていた。
それはやがて、奇襲・攪乱・潜入などを専門とする影の軍の創立へと繋がり、アニマに初代隊長を依頼するに至る。その場ではアニマに断られてしまったものの、ついにはアニマが隊長となり、ボルテックはラディと共に実行部隊の隊長となる。ボルテックはゲン・ロン軍の糧道の攪乱などを行っていたが、ゲン軍によるハジツゲへの急襲が行われると、そのことをアニマたちに知らせるため砦へと戻る。
そのまま、アニマたちに付き従う形でハジツゲへと急行。アニマたちの補佐として退路を確保する係を担っていたが、『黄金』ギセラの攻撃により戦死。遺体は持っていた爆弾を爆発させたことで残らなかった。
それはやがて、奇襲・攪乱・潜入などを専門とする影の軍の創立へと繋がり、アニマに初代隊長を依頼するに至る。その場ではアニマに断られてしまったものの、ついにはアニマが隊長となり、ボルテックはラディと共に実行部隊の隊長となる。ボルテックはゲン・ロン軍の糧道の攪乱などを行っていたが、ゲン軍によるハジツゲへの急襲が行われると、そのことをアニマたちに知らせるため砦へと戻る。
そのまま、アニマたちに付き従う形でハジツゲへと急行。アニマたちの補佐として退路を確保する係を担っていたが、『黄金』ギセラの攻撃により戦死。遺体は持っていた爆弾を爆発させたことで残らなかった。
ミディア
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:女 | 年齢:37(H218~) | 副官時の能力:《オース》 |
| 役職:歩兵隊隊長 | 戦力+5 | 統率:5 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4 |
大将軍バレー・ボール配下の若手将校の一人。バレーの指示により、ミシロを救援すべくシアル・フィングに合流する。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ軍との戦いでは、リシアの副官として出陣。『開眼』バルドゥイノ軍との戦いでも歩兵隊を率いた。
ゲン・ロンとの決戦においてはミシロに残り、守備を担当した。
ゲン・ロンとの決戦においてはミシロに残り、守備を担当した。
ムー・ガイ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:58(H197~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:シーキンセツ太守 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-3 |
ツーマイ・ガイの叔父。穏健な人物。各地の太守を歴任してきた。
ムーン・ボール
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:27(H228~255) | 副官時の能力:《アドヴァイス》5《プレディクション》《チェックメイト》5《キャスリング》(5回使用で撤退) |
| 役職:軍師 | 戦力+4 | 統率:2 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
大将軍バレー・ボールの娘。一つ年上の兄がおり、シアル・フィングとは幼馴染。シアルに対し、密かに思いを寄せている。155cm、40kg。黒髪黒目。髪の毛を右側で縛っており、痩身。バレーの戦略家としての才を受け継ぎ、幼いころから学問に打ち込んだため知識・戦略に優れる。武術や馬術も幼いころから鍛錬を重ねているが、シアルには遠く及ばない。時間が足りなくなるとすぐに睡眠時間を削る悪癖があり、いつも目の下に大きな隈を作っている。そのため、美人ではあるのだが、周囲からはそう思われていない。
幼いころは全てにおいて自分が一番であろうとし、学問の面では誰にも負けなかったが、武術はなかなか上達しなかった。上達するためにと夜通し無茶な稽古をし続けるムーンを、周囲の人間はただ止めるだけであったが、ただ一人だけその理由を丁寧に聞き、真摯に助言や指導を行ってくれた人物がいた。それが、当時十七歳で騎馬隊の一員となったばかりのシアルだった。シアルのお蔭でムーンの武術は飛躍的に上達していく。その中でムーンはシアルの優しさや真面目さに憧れ、惹かれていった。やがてその憧れは恋心へと発展し、三年後、十五歳になったムーンはシアルの傍に居続けられるようにと軍人、それも騎馬隊を志すようになる。だが、ムーンは馬術もそこまで上手ではなく、シアルのように華麗に馬に乗れるようになろうと再び無茶な練習を始めてしまう。不幸なことに、その時シアルは傍におらず、シアルがムーンの傍に戻ってきたときムーンは落馬して大怪我をした後だった。流石のシアルもこれには怒り、ムーンに無茶をしないようにと約束させる。これ以降、二人の間では「無茶はするな」「してません」や「休め」「休んでいます」のやりとりが頻繁に繰り広げられることとなった。結局、ムーンはその軍略を買われ、十八歳の時から参謀として父バレーの軍に所属することとなる。
ヒロズ国の宰相ボックス・ワンの要請を受け、ハジツゲの近くにいる賊徒の討伐をすべくシアルと共にハジツゲへ。ムーンはこれをボックスの罠だと考えており、シアルに警戒を促した後一人で調査を重ねていた。結局、賊徒の退治は何事もなく終わったが、その場でヒロズ国の王子、ゲン・ロンの反乱を知る。ミシロとコトキの救援をバレーに支持されたシアルとムーンは、それぞれ別方面からミシロへと向かう。一足先にミシロにたどり着いたムーンは、ユリアンヌ・クライスラーやセイン・ボッツなど父のもとにいた優秀な将校たちと合流。攻めてきたゲン軍配下の将校ルア・ダーンを倒すための策を練り上げ、シアルの救援もあって無事ルアを倒すことに成功。
その後はその知識を活かしてミシロの軍師と民政の責任者となり、休むことなく働く日々が続く。『神剣魔狼』ルードヴィッヒを倒した後は、ミシロとコトキの安定のため、空白となっていたミシロ太守にシアルがつけないか画策。シアルの家に伝わる青い珠と引き換えに、シアルをミシロ太守とすることに成功した。
性格やシアルへの態度もあり、宰相であるボックスのことを毛嫌いしているが、ボックスからは可愛いと気に入られている。また、幼いころからシアルなど年上の人間と接することが多かったためか、同世代の友人がほとんどいない。
レヴィンから青い珠の正体とその奪還作戦を聞かされると、ボックスと仲のいい人間は自分だと告げてハジツゲへと出向くことを希望する。軍師でミシロの民政の頂点にいる彼女が出向くのは危険だったが、他に候補もいないとのことで決定。途中でレヴィンと交代することとなったが、ボックスの要望もあってその後も何度かハジツゲへと出向いていた。たまたまムーンがハジツゲにいる時にゲン軍による奇襲が起きる。ムーンは咄嗟に宝物庫をがら空きにすることで青い珠の奪還を容易にさせようと『黄金』ギセラなど腕の立つ者をボックスの護衛に付けさせる。自らもボックスの護衛役として行動していたが、ボックスとギセラを宝物庫から少しでも離すべく自らも囮としてゲン軍の前に飛び出す。
ルア・ダーンの弟子たちが率いる部隊に襲われるが、シアルへの愛から不屈の精神で立ち向かう。ただ、多勢に無勢となりムーンは追いつめられていく。あわやと言うところでムーンを助けたのが、シアルだった。
その後、劇的に関係性が変化したわけではないが、以前と比べるとシアルの言うことを素直に聞くようになったり、共に食事に行ったりするなど少しづつその関係は変わりつつある。
軍師としてゲン軍からは警戒されており、『雪石花』ブルーナの雪夜軍から命を狙われる。アニマウーナの助言もあってシアルが傍にいたことが幸いしたものの、雪夜軍の兵が放った一本の毒矢がムーンに掠ってしまう。生死を彷徨うこととなったがドクターワリオの治療やシアルの懸命な励ましにより、どうにか死の淵から生還した。
この際、ひょんなことからシアルに告白。シアルが了承したことで二人は付き合い始めることとなる。ただ、もともと奥手な二人であり、以前と比べ、変化したことは少ない。最も、ムーンもシアルもそれが自分たちの付き合い方だろうと考えている。。
なお、ムーンの告白をセインが偶然聞いてしまったため、その事実は風のように周囲に伝わっていった。
シアルと出かけるときは常にユリアンヌやアニマ、セインが好奇心から覗き見ているのだが、幸か不幸かムーンもシアルも気づいていない。
なお、あまりにも暗殺されかかっていたため、暗殺を防ぐため傍に護衛を置くようにユリアンヌとアニマウーナに主張される。ムーンもそれは一理あると認めたが、護衛代わりにシアルと同棲するように言われた際は流石に動揺していた。同性の護衛を置くようにムーンは主張したが、結局シアルと同棲することには変わらず。ただ、同性の護衛としてイオ・ラが雇われることとなった。
優秀な軍師だが、純粋すぎる所を持ち合わせており、極力仲間を信じようとする。キョウコがユリアンヌたちに疑われた際も、疑うことに難色を示していた。
ゲン軍の反乱が鎮圧されたのを待って、将軍となったシアルと正式に結婚する。二人の間には息子であるセリス・フィングが生まれた。
キッサキに移ってからも軍師として政務を担当する。有能さは変わらずで、ムーンがいないと政務に滞りが生まれるほど。半面、ムーンがいないと仕事に差しさわりが出てしまうとのこともあって、セリスはモズメ}に預けることが多かった。
『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際は、護衛のイオと共に子どもたちの救出に向かう。子どもたちやキーナを逃がすことに成功したが、自身は『天使の羽根』の新たな指導者、二代目『エース』と戦闘に。子どもを守り抜かなければいけないとの思いから実力以上の力を見せ、シアルの到着まで持ち堪えた。だが、命を削って戦っていたムーンは、シアルが来ると糸が切れたように倒れてしまう。『エース』の撃退後、シアルに抱かれながら息を引き取った。
あまり装飾品には興味を持っていなかったが、シアルに似合うからとの理由で青い腕輪を購入し、シアルに渡している。
幼いころは全てにおいて自分が一番であろうとし、学問の面では誰にも負けなかったが、武術はなかなか上達しなかった。上達するためにと夜通し無茶な稽古をし続けるムーンを、周囲の人間はただ止めるだけであったが、ただ一人だけその理由を丁寧に聞き、真摯に助言や指導を行ってくれた人物がいた。それが、当時十七歳で騎馬隊の一員となったばかりのシアルだった。シアルのお蔭でムーンの武術は飛躍的に上達していく。その中でムーンはシアルの優しさや真面目さに憧れ、惹かれていった。やがてその憧れは恋心へと発展し、三年後、十五歳になったムーンはシアルの傍に居続けられるようにと軍人、それも騎馬隊を志すようになる。だが、ムーンは馬術もそこまで上手ではなく、シアルのように華麗に馬に乗れるようになろうと再び無茶な練習を始めてしまう。不幸なことに、その時シアルは傍におらず、シアルがムーンの傍に戻ってきたときムーンは落馬して大怪我をした後だった。流石のシアルもこれには怒り、ムーンに無茶をしないようにと約束させる。これ以降、二人の間では「無茶はするな」「してません」や「休め」「休んでいます」のやりとりが頻繁に繰り広げられることとなった。結局、ムーンはその軍略を買われ、十八歳の時から参謀として父バレーの軍に所属することとなる。
ヒロズ国の宰相ボックス・ワンの要請を受け、ハジツゲの近くにいる賊徒の討伐をすべくシアルと共にハジツゲへ。ムーンはこれをボックスの罠だと考えており、シアルに警戒を促した後一人で調査を重ねていた。結局、賊徒の退治は何事もなく終わったが、その場でヒロズ国の王子、ゲン・ロンの反乱を知る。ミシロとコトキの救援をバレーに支持されたシアルとムーンは、それぞれ別方面からミシロへと向かう。一足先にミシロにたどり着いたムーンは、ユリアンヌ・クライスラーやセイン・ボッツなど父のもとにいた優秀な将校たちと合流。攻めてきたゲン軍配下の将校ルア・ダーンを倒すための策を練り上げ、シアルの救援もあって無事ルアを倒すことに成功。
その後はその知識を活かしてミシロの軍師と民政の責任者となり、休むことなく働く日々が続く。『神剣魔狼』ルードヴィッヒを倒した後は、ミシロとコトキの安定のため、空白となっていたミシロ太守にシアルがつけないか画策。シアルの家に伝わる青い珠と引き換えに、シアルをミシロ太守とすることに成功した。
性格やシアルへの態度もあり、宰相であるボックスのことを毛嫌いしているが、ボックスからは可愛いと気に入られている。また、幼いころからシアルなど年上の人間と接することが多かったためか、同世代の友人がほとんどいない。
レヴィンから青い珠の正体とその奪還作戦を聞かされると、ボックスと仲のいい人間は自分だと告げてハジツゲへと出向くことを希望する。軍師でミシロの民政の頂点にいる彼女が出向くのは危険だったが、他に候補もいないとのことで決定。途中でレヴィンと交代することとなったが、ボックスの要望もあってその後も何度かハジツゲへと出向いていた。たまたまムーンがハジツゲにいる時にゲン軍による奇襲が起きる。ムーンは咄嗟に宝物庫をがら空きにすることで青い珠の奪還を容易にさせようと『黄金』ギセラなど腕の立つ者をボックスの護衛に付けさせる。自らもボックスの護衛役として行動していたが、ボックスとギセラを宝物庫から少しでも離すべく自らも囮としてゲン軍の前に飛び出す。
ルア・ダーンの弟子たちが率いる部隊に襲われるが、シアルへの愛から不屈の精神で立ち向かう。ただ、多勢に無勢となりムーンは追いつめられていく。あわやと言うところでムーンを助けたのが、シアルだった。
その後、劇的に関係性が変化したわけではないが、以前と比べるとシアルの言うことを素直に聞くようになったり、共に食事に行ったりするなど少しづつその関係は変わりつつある。
軍師としてゲン軍からは警戒されており、『雪石花』ブルーナの雪夜軍から命を狙われる。アニマウーナの助言もあってシアルが傍にいたことが幸いしたものの、雪夜軍の兵が放った一本の毒矢がムーンに掠ってしまう。生死を彷徨うこととなったがドクターワリオの治療やシアルの懸命な励ましにより、どうにか死の淵から生還した。
この際、ひょんなことからシアルに告白。シアルが了承したことで二人は付き合い始めることとなる。ただ、もともと奥手な二人であり、以前と比べ、変化したことは少ない。最も、ムーンもシアルもそれが自分たちの付き合い方だろうと考えている。。
なお、ムーンの告白をセインが偶然聞いてしまったため、その事実は風のように周囲に伝わっていった。
シアルと出かけるときは常にユリアンヌやアニマ、セインが好奇心から覗き見ているのだが、幸か不幸かムーンもシアルも気づいていない。
なお、あまりにも暗殺されかかっていたため、暗殺を防ぐため傍に護衛を置くようにユリアンヌとアニマウーナに主張される。ムーンもそれは一理あると認めたが、護衛代わりにシアルと同棲するように言われた際は流石に動揺していた。同性の護衛を置くようにムーンは主張したが、結局シアルと同棲することには変わらず。ただ、同性の護衛としてイオ・ラが雇われることとなった。
優秀な軍師だが、純粋すぎる所を持ち合わせており、極力仲間を信じようとする。キョウコがユリアンヌたちに疑われた際も、疑うことに難色を示していた。
ゲン軍の反乱が鎮圧されたのを待って、将軍となったシアルと正式に結婚する。二人の間には息子であるセリス・フィングが生まれた。
キッサキに移ってからも軍師として政務を担当する。有能さは変わらずで、ムーンがいないと政務に滞りが生まれるほど。半面、ムーンがいないと仕事に差しさわりが出てしまうとのこともあって、セリスはモズメ}に預けることが多かった。
『天使の羽根』がキッサキを襲撃した際は、護衛のイオと共に子どもたちの救出に向かう。子どもたちやキーナを逃がすことに成功したが、自身は『天使の羽根』の新たな指導者、二代目『エース』と戦闘に。子どもを守り抜かなければいけないとの思いから実力以上の力を見せ、シアルの到着まで持ち堪えた。だが、命を削って戦っていたムーンは、シアルが来ると糸が切れたように倒れてしまう。『エース』の撃退後、シアルに抱かれながら息を引き取った。
あまり装飾品には興味を持っていなかったが、シアルに似合うからとの理由で青い腕輪を購入し、シアルに渡している。
モズメ
| 種族:フィルボル | 性別:女 | 年齢:24(H231~) | 副官時の能力:《ボルテクスアタック(2E)》 |
| 役職:アニマ軍隊長→歩兵隊隊長 | 戦力+5 | 統率:6 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
義勇軍として加わった一人。村人の出であり、本人は全く気付いていなかったが軍人として天賦の才能を持つ。訓練の様子を見ていたアニマウーナにその力を見いだされ、シアル・フィングのもとで将校の一人として育てられる。間もなく、見込み通りの指揮力を発揮するようになるが、自身は出自もあって自分の実力を卑下して考えている。そのため、『神剣魔狼』ルードヴィッヒとの戦いを目前に、アニマの副官として三千の兵をすることが決まった際は、大いに混乱していた。
自らを見出してくれたアニマと非常に仲が良く、アニマの副官として振り回されることが多い。モズメ自身はアニマのことを優れた武力の使い手として尊敬しており、アニマに少しでも近づくため日々短槍を片手に稽古に励んでいる。そのため、アニマが軍を去ろうとした際は大いに悲しみ、シアルの説得もあって残ることが決まった際は涙を流して喜んでいた。
本人は全く気づいていないが動体視力が優れており、射撃手としての才能、特に弓に関しては天賦を持っている。アニマやセイン・ボッツはその才に気付いており、ユリアンヌ・クライスラーに射撃を教えられないか話していた。
ただ、ユリアンヌが多忙だったことから実現には至らず、シーキンセツ攻めを迎える。戦いの直後、ソレイユ・ローランサンを襲撃した『雪石花』ブルーナを止めようと戦うものの、手も足も出ず惨敗。窮地に陥った所をセインに助けられる。
そのお礼も兼ねてセインの好物である蓬餅を持っていったことからセインと親しくなり、セインから弓の撃ち方を伝授してもらう。
それ以外でも、休日などセインと共に行動することが増えており、ユリアンヌやアニマから暖かい目で見られている。
セインとは正式に付き合うようになり、後に結婚した。
ゲン軍との戦いが終結した後、セインがシアルと共にキッサキに向かうことが決まると、モズメも歩兵隊と共にキッサキへ。
セインとの間に娘のジャンヌ・ボッツを授かったことに合わせ一時、軍を抜けた。ジャンヌが生まれてからはシアルの子であるセリス・フィングやリシアの子であるミリオットの面倒も見る。
シアルの死後、セレネからシアルの形見を託された。
自らを見出してくれたアニマと非常に仲が良く、アニマの副官として振り回されることが多い。モズメ自身はアニマのことを優れた武力の使い手として尊敬しており、アニマに少しでも近づくため日々短槍を片手に稽古に励んでいる。そのため、アニマが軍を去ろうとした際は大いに悲しみ、シアルの説得もあって残ることが決まった際は涙を流して喜んでいた。
本人は全く気づいていないが動体視力が優れており、射撃手としての才能、特に弓に関しては天賦を持っている。アニマやセイン・ボッツはその才に気付いており、ユリアンヌ・クライスラーに射撃を教えられないか話していた。
ただ、ユリアンヌが多忙だったことから実現には至らず、シーキンセツ攻めを迎える。戦いの直後、ソレイユ・ローランサンを襲撃した『雪石花』ブルーナを止めようと戦うものの、手も足も出ず惨敗。窮地に陥った所をセインに助けられる。
そのお礼も兼ねてセインの好物である蓬餅を持っていったことからセインと親しくなり、セインから弓の撃ち方を伝授してもらう。
それ以外でも、休日などセインと共に行動することが増えており、ユリアンヌやアニマから暖かい目で見られている。
セインとは正式に付き合うようになり、後に結婚した。
ゲン軍との戦いが終結した後、セインがシアルと共にキッサキに向かうことが決まると、モズメも歩兵隊と共にキッサキへ。
セインとの間に娘のジャンヌ・ボッツを授かったことに合わせ一時、軍を抜けた。ジャンヌが生まれてからはシアルの子であるセリス・フィングやリシアの子であるミリオットの面倒も見る。
シアルの死後、セレネからシアルの形見を託された。
モミジ・シューター
| 種族:ヒューリン(ハーフフィルボル) | 性別:女 | 年齢:26(H229~) | 副官時の能力:《アロマフラッド》《薬剤師(2E)》取得。ギルドスキルの上限無視して持込可 |
| 役職:薬師 | 戦力-3 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
アニマウーナと共にミシロで暮らしている薬師。身長130cm。オレンジ色の髪と茶色の瞳を持つ。フィルボルの血を引くために小柄で、更に童顔なので成人しているにもかかわらず、少女と間違えられることも多い。優しい性格で困っている人がいると、見過ごせない性格。孤児であったプライム・ベリーを拾ったのも、アニマがやってきた際にそれをあっさりと受け入れたのもその性格故である。同じく薬師であった父スプラ・シューターは体術の心得があり、モミジも父からいくらか体術を教わっているが、一般人よりわずかに強い程度のものである。半面、薬師としての力はスプラをも大きく上回っており、彼女が作り上げている調合書には普通の薬師ですら知らない情報が書き込まれている。
ゲン・ロンがヒロズ国に反旗を翻し、ミシロへと侵攻を始めると、ミシロを愛する彼女は兵士として協力すべく太守テセウスのもとへと向かうが、テセウスやアニマの説得もあって軍に加わることは諦める。その後は、医者であるドクターワリオと共に兵の看護を担当することになった。
ミシロで流行り病が蔓延した際、自らが開発した新薬を治療に使う。その効果はドクターワリオも感心するほどであったが、材料の薬草が知られていなかったこともあり、間もなく材料不足に陥ってしまう。アニマや商人のヒイ、リシアが材料を収集しに回るが、必要な分には遠く、在庫は定期的に尽きていた。
そんな中、プライムが流行り病に感染。更に、数日前から薬草を取りに行っていたヒイが戻ってこないとの事態になる。アニマが材料を探しに行くと告げたものの、自分も探しに行った方がいいと考えたモミジは、アニマの忠告を無視する形でカナシダ山脈へと向かう。そこで、ゲン軍の兵士たちに遭遇。あわやと言うところをアニマに助けられる。
アニマと話す中で父とアニマの関係性に興味を持つが、アニマにははぐらかされてしまった。プライムは、アニマが持ち帰った薬草を利用して治療している。
スプラが実は密偵として『天使の羽根』を調べていたことや、スプラを殺した人物がアニマであることは全く知らず、アニマや友人たちの無事を祈り続けている。
アニマを倒そうとする『黄金』ギセラにアニマの弱点と見なされ、誘拐される。この際、モミジの父を殺した人間がアニマだと伝えられる。アニマによって助け出された際にも再度そのことを告げられるが、モミジは気にしていないと告げ、無事和解した。
ゲンの反乱終結後は、アニマやプライムと共に暮らしている。アニマから残りの寿命が少ないと聞かされた際は、少しでも自分にできることがないか考え、アニマの症状を和らげることが出来そうな薬を譲った。
ゲン・ロンがヒロズ国に反旗を翻し、ミシロへと侵攻を始めると、ミシロを愛する彼女は兵士として協力すべく太守テセウスのもとへと向かうが、テセウスやアニマの説得もあって軍に加わることは諦める。その後は、医者であるドクターワリオと共に兵の看護を担当することになった。
ミシロで流行り病が蔓延した際、自らが開発した新薬を治療に使う。その効果はドクターワリオも感心するほどであったが、材料の薬草が知られていなかったこともあり、間もなく材料不足に陥ってしまう。アニマや商人のヒイ、リシアが材料を収集しに回るが、必要な分には遠く、在庫は定期的に尽きていた。
そんな中、プライムが流行り病に感染。更に、数日前から薬草を取りに行っていたヒイが戻ってこないとの事態になる。アニマが材料を探しに行くと告げたものの、自分も探しに行った方がいいと考えたモミジは、アニマの忠告を無視する形でカナシダ山脈へと向かう。そこで、ゲン軍の兵士たちに遭遇。あわやと言うところをアニマに助けられる。
アニマと話す中で父とアニマの関係性に興味を持つが、アニマにははぐらかされてしまった。プライムは、アニマが持ち帰った薬草を利用して治療している。
スプラが実は密偵として『天使の羽根』を調べていたことや、スプラを殺した人物がアニマであることは全く知らず、アニマや友人たちの無事を祈り続けている。
アニマを倒そうとする『黄金』ギセラにアニマの弱点と見なされ、誘拐される。この際、モミジの父を殺した人間がアニマだと伝えられる。アニマによって助け出された際にも再度そのことを告げられるが、モミジは気にしていないと告げ、無事和解した。
ゲンの反乱終結後は、アニマやプライムと共に暮らしている。アニマから残りの寿命が少ないと聞かされた際は、少しでも自分にできることがないか考え、アニマの症状を和らげることが出来そうな薬を譲った。
モリナガ
| 種族:ドラゴネット(メディオン) | 性別:男 | 年齢:56(H199~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:文官 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4 |
ミシロにいる古株の文官。仕事はしっかりこなすが、小心で常識にとらわれがちなところがある。 ゲン軍の反乱が始まってからは、コトキでオドリックとの交渉を任されていた。そのため、ミシロを襲った大地震と『ブラックジャック』による暗殺劇から高位の文官として唯一、難を逃れる。レヴィンがテセウスに代わる新たな指導者として、シアル・フィングを推薦した際は勝手に太守を決めるのは国家に対する反逆だとして反対したが、太守を決めるわけではないとレヴィンに一蹴された。
その後は、レヴィンやムーン・ボールと共にミシロの内政を担っている。
その後は、レヴィンやムーン・ボールと共にミシロの内政を担っている。
ヤマ
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:36(H219~) | 副官時の能力:《料理人(2E)》取得。ギルドスキルの上限無視して持ち込み可 |
| 役職:料理人 | 戦力-2 | 統率:0 | 登場話:D-1 |
おかっぱ頭の料理人。キノコを至高の食材と信じて疑わず、タケノコを最高の食材と考えているサトとは口論が絶えない。だが、本来は優しい性格の持ち主であり、ミシロで大地震が起きたと知るや、サトと共に料理を提供すべくミシロへと向かう。そこで、ドレイク・マラードやコダマ・リィと再会。二人には頭が上がらないようであり、サトとの喧嘩を止めろと言われた際は、一瞬とは言え喧嘩を止めている。
ライデン
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 年齢:37(H218~) | 副官時の能力:《プロヴォック》 |
| 役職:武官 | 戦力+3 | 統率:4 | 登場話:D-1、D-4 |
義勇軍として加わった傭兵の一人。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ 軍との戦いでは、ラディ、ロベルトと共にコトキの守備を担当した。
スタンダールの上官として、彼の才能に目をかけている。一方で、彼の優しすぎる性格を危惧していた。
スタンダールの上官として、彼の才能に目をかけている。一方で、彼の優しすぎる性格を危惧していた。
ラディ
| 種族:ヴァーナ(アウリル) | 性別:男 | 年齢:26(H229~) | 副官時の能力:《ファーストストライク(2E)》 |
| 役職:影の軍隊長/リシア財団職員 | 戦力+3 | 統率:2 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
義勇軍として加わった傭兵の一人。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ 軍との戦いでは、ライデン、ロベルトと共にコトキの守備を担当した。
その身軽さや度胸の良さ、冷静さを買われ、ボルテック・フジワラが創立した陰の軍の隊長に任命される。
命令を受けハジツゲに潜入し、宰相ボックス・ワンから青い珠を奪還する作戦を影の隊の隊長であるアニマウーナと協力して行った。そこでボルテックが死んだことに衝撃を受け、ボルテックのような優れた隊長にならなければいけないと努力をするようになっていた。
アニマと話す中で、ボルテックの残した影の隊を存続させることを重要視していると話しており、アニマからは死ぬなと約束させられている。
レヴィンの発案もあり、ボックスが影の軍に介入することを防ぐため、『天使の羽根』について調べていた影の軍の兵少数と共にリシア財団の職員となる。グランドラゴンが復活した際は、シアル・フィングたちの先導を任された。
その身軽さや度胸の良さ、冷静さを買われ、ボルテック・フジワラが創立した陰の軍の隊長に任命される。
命令を受けハジツゲに潜入し、宰相ボックス・ワンから青い珠を奪還する作戦を影の隊の隊長であるアニマウーナと協力して行った。そこでボルテックが死んだことに衝撃を受け、ボルテックのような優れた隊長にならなければいけないと努力をするようになっていた。
アニマと話す中で、ボルテックの残した影の隊を存続させることを重要視していると話しており、アニマからは死ぬなと約束させられている。
レヴィンの発案もあり、ボックスが影の軍に介入することを防ぐため、『天使の羽根』について調べていた影の軍の兵少数と共にリシア財団の職員となる。グランドラゴンが復活した際は、シアル・フィングたちの先導を任された。
レイリア
| 種族:エルダナーン | 性別:女 | 年齢:33(H222~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:牧場主 | 戦力-3 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-3 |
ミシロの近くで牧場を営む女性。幼少の頃より馬を見てきたため、馬の気持ちを理解し、その力をより引き出すすべを身に付けている。シアル・フィングの要請を受け、シアルたちの馬匹を担当する。
ミシロで流行り病が蔓延した際、その治療に必要な薬草を取りに行くためにリシアやヒイが利用していた。
ミシロで流行り病が蔓延した際、その治療に必要な薬草を取りに行くためにリシアやヒイが利用していた。
レヴィン
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:男 | 年齢:37(H218~) | 副官時の能力:《コンコーダンス(2E)》所持、エネミー識別に+10(2D) |
| 役職:研究者 | 戦力-3 | 統率:0 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4、D-5 |
リシアと馬の合う友人。身長170cm、55kg。緑髪緑目。知識にかけては右に出る者はいないが、戦いはからっきしでポメロにも勝てないほど。リシアの騎竜にホットドッグと勝手に名づけるなどやや飄々とした性格。研究を始めると見境が無くなってしまうこともあるが、真面目な一面も持つ。
かつて、レヴィンの名を聞いたヒロズ国の大将軍、バレー・ボールに乞われ、シアル・フィングやユリアンヌ・クライスラー、セイン・ボッツなど若手将校たちに学問を教授したことがある。その際、レヴィンと同じように武術を教えに来ていたリシアと出会い、意気投合。レヴィンがかねてより目をつけていたズイの遺跡を探索し始める。もっとも、レヴィンは資料的価値の高いものにしか興味を示さず、リシアが古代の印を見つけた際も全く欲しがらなかったことからリシアはそれを売却していた。
ミシロに住む魔獣研究家のオーダマ・リィと共に、彼女が譲り受けたと言われる赤い珠についての研究を行っていた。レヴィンはその赤い珠に秘められた大地の力に興味を示し、同じような力を秘めた大地の結晶を作り上げてしまう。本物に比べたら大人と赤子くらいの差がある代物であったが、それでも大量の魔力を込めれば街一つくらいは壊滅させるような大地震を起こすことは可能であった。レヴィン本人はこの力を何かに行かせないかと模索していたが、その矢先、何者かによって赤い珠の模造品と共に大地の結晶を盗まれてしまう。
リシアと共にレヴィンは本物を持つオーダマのところに警告に向かうが、赤い珠はオーダマの娘であるコダマ・リィが旅に出る際に持って行ってしまったと知る。レヴィンは大急ぎでコダマがいるトクサネへと向かい、コダマと保護者代わりのドレイク・マラードに事情を話す。結局、赤い珠はドレイクが預かることとなり、赤い珠に関する詳しい話をオーダマから聞くためレヴィンたちは、ミシロへと戻ることとなった。
だが、ミシロへと戻ってきたレヴィンたちを待ち受けていたのは、城壁は崩れ、あちこちから火の手が上がっているミシロだった。状況から大地の結晶が使われたことを察したレヴィンは自責の念に駆られながらも、リシアたちと共にオーダマを探しに向かう。だが、オーダマは既に殺されていた。せめてもの償いにと、レヴィンはミシロを守る人々への協力を決意。その知識を活かしてムーン・ボールと共に民政を担当する。また、ミシロ太守テセウスが亡くなった今、新たな指導者が必要だと話し、シアルを指導者に推薦する。また、赤い珠に関する資料をオーダマの研究所から得ようとしたが、オーダマの研究所は灰燼と帰しており得るものはなかった。
シアルたちがゲン軍の将軍である『神剣魔狼』ルードヴィッヒを打ち破ると、小康状態である今の内に赤い珠に関する研究を進めたいとして、リシアと共に暇を見てはタマムシにある大学の書庫に通い始めていた。その甲斐もあって、赤い珠やシアルの家に代々伝わっていた青い珠が古の魔獣であるグランドラゴンや海王ガラエドリルと関係が深いことを突き止める。
その事実をシアルたちに報告すると共に、シアルが手放した青い珠を宰相のボックス・ワンから奪還すべく策を練る。また、少しでも役に立ちたいとしてムーンと交代でハジツゲに向かった。だが、そこでゲン軍の奇襲に会い、レヴィンはあわやと言うところをリシアに救われる。
その後は奪還した青い珠に関する調査を続けており、シアルの家に代々伝わる青い珠が海王ガラエドリルと深い関係があると突き止めていた。
デムーランを倒した『開眼』バルドゥイノがつけていた魔術眼を作った人物が、エントツ山でソレイユ・ローランサンを襲った人物と同じ、青みがかった黒髪に白い翼を持ったオルニスであることを知り、関係があるのではとアニマウーナ率いる影の軍に調査を依頼。
その中で、『天使の羽根』が事件の裏にいることに気が付く。間もなく、青みがかった黒髪の女は『雪石花』ブルーナであることを突き止め、ブルーナが『天使の羽根で』『ブラックジャック』と呼ばれていること、更に『黄金』ギセラが『ゴルフ』であることも突き止めていた。
その知識はゲン軍からも警戒されており、ソレイユやムーンと並び暗殺の対象となる。幸い、リシアが近くにいたことで暗殺は防がれた。
リシアの提案でリシア財団を作り上げることとなり、副会長となる。
シアル軍がボックスによって進軍停止命令を受けると、レヴィンは将来的に影の軍にもボックスの魔の手が伸びてくることを危惧し、影の軍の一部をリシア財団に移すよう主張する。その主張は認められ、ラディを含む『天使の羽根』探索にあたっていた影の軍の兵がリシア財団の管下に移行した。また、それと並行してリシア財団の資金の一部をズイにある遺跡に秘匿している。
リシアとは友人以上の関係が長らく続いたが、ついに結婚した。二人の間には息子のミリオットが生まれる。
その後も、グランドラゴンやウノーヴァに漂う瘴気の研究を続けていたが、病を患う。ドクターワリオの診療とモミジ・シューターの薬により状態は安定したが、いつ病が悪化するかわからない。
不安に感じたレヴィンはコダマに自らの知識を伝えることを決意し、文献などを少しずつ譲っている。
グランドラゴンが復活した際はセイン・ボッツやオドリックと共に避難民の対応に回る。
かつて、レヴィンの名を聞いたヒロズ国の大将軍、バレー・ボールに乞われ、シアル・フィングやユリアンヌ・クライスラー、セイン・ボッツなど若手将校たちに学問を教授したことがある。その際、レヴィンと同じように武術を教えに来ていたリシアと出会い、意気投合。レヴィンがかねてより目をつけていたズイの遺跡を探索し始める。もっとも、レヴィンは資料的価値の高いものにしか興味を示さず、リシアが古代の印を見つけた際も全く欲しがらなかったことからリシアはそれを売却していた。
ミシロに住む魔獣研究家のオーダマ・リィと共に、彼女が譲り受けたと言われる赤い珠についての研究を行っていた。レヴィンはその赤い珠に秘められた大地の力に興味を示し、同じような力を秘めた大地の結晶を作り上げてしまう。本物に比べたら大人と赤子くらいの差がある代物であったが、それでも大量の魔力を込めれば街一つくらいは壊滅させるような大地震を起こすことは可能であった。レヴィン本人はこの力を何かに行かせないかと模索していたが、その矢先、何者かによって赤い珠の模造品と共に大地の結晶を盗まれてしまう。
リシアと共にレヴィンは本物を持つオーダマのところに警告に向かうが、赤い珠はオーダマの娘であるコダマ・リィが旅に出る際に持って行ってしまったと知る。レヴィンは大急ぎでコダマがいるトクサネへと向かい、コダマと保護者代わりのドレイク・マラードに事情を話す。結局、赤い珠はドレイクが預かることとなり、赤い珠に関する詳しい話をオーダマから聞くためレヴィンたちは、ミシロへと戻ることとなった。
だが、ミシロへと戻ってきたレヴィンたちを待ち受けていたのは、城壁は崩れ、あちこちから火の手が上がっているミシロだった。状況から大地の結晶が使われたことを察したレヴィンは自責の念に駆られながらも、リシアたちと共にオーダマを探しに向かう。だが、オーダマは既に殺されていた。せめてもの償いにと、レヴィンはミシロを守る人々への協力を決意。その知識を活かしてムーン・ボールと共に民政を担当する。また、ミシロ太守テセウスが亡くなった今、新たな指導者が必要だと話し、シアルを指導者に推薦する。また、赤い珠に関する資料をオーダマの研究所から得ようとしたが、オーダマの研究所は灰燼と帰しており得るものはなかった。
シアルたちがゲン軍の将軍である『神剣魔狼』ルードヴィッヒを打ち破ると、小康状態である今の内に赤い珠に関する研究を進めたいとして、リシアと共に暇を見てはタマムシにある大学の書庫に通い始めていた。その甲斐もあって、赤い珠やシアルの家に代々伝わっていた青い珠が古の魔獣であるグランドラゴンや海王ガラエドリルと関係が深いことを突き止める。
その事実をシアルたちに報告すると共に、シアルが手放した青い珠を宰相のボックス・ワンから奪還すべく策を練る。また、少しでも役に立ちたいとしてムーンと交代でハジツゲに向かった。だが、そこでゲン軍の奇襲に会い、レヴィンはあわやと言うところをリシアに救われる。
その後は奪還した青い珠に関する調査を続けており、シアルの家に代々伝わる青い珠が海王ガラエドリルと深い関係があると突き止めていた。
デムーランを倒した『開眼』バルドゥイノがつけていた魔術眼を作った人物が、エントツ山でソレイユ・ローランサンを襲った人物と同じ、青みがかった黒髪に白い翼を持ったオルニスであることを知り、関係があるのではとアニマウーナ率いる影の軍に調査を依頼。
その中で、『天使の羽根』が事件の裏にいることに気が付く。間もなく、青みがかった黒髪の女は『雪石花』ブルーナであることを突き止め、ブルーナが『天使の羽根で』『ブラックジャック』と呼ばれていること、更に『黄金』ギセラが『ゴルフ』であることも突き止めていた。
その知識はゲン軍からも警戒されており、ソレイユやムーンと並び暗殺の対象となる。幸い、リシアが近くにいたことで暗殺は防がれた。
リシアの提案でリシア財団を作り上げることとなり、副会長となる。
シアル軍がボックスによって進軍停止命令を受けると、レヴィンは将来的に影の軍にもボックスの魔の手が伸びてくることを危惧し、影の軍の一部をリシア財団に移すよう主張する。その主張は認められ、ラディを含む『天使の羽根』探索にあたっていた影の軍の兵がリシア財団の管下に移行した。また、それと並行してリシア財団の資金の一部をズイにある遺跡に秘匿している。
リシアとは友人以上の関係が長らく続いたが、ついに結婚した。二人の間には息子のミリオットが生まれる。
その後も、グランドラゴンやウノーヴァに漂う瘴気の研究を続けていたが、病を患う。ドクターワリオの診療とモミジ・シューターの薬により状態は安定したが、いつ病が悪化するかわからない。
不安に感じたレヴィンはコダマに自らの知識を伝えることを決意し、文献などを少しずつ譲っている。
グランドラゴンが復活した際はセイン・ボッツやオドリックと共に避難民の対応に回る。
レテ・ローランサン
| 種族:ヒューリン | 性別:女 | 享年:23(H227~250) | 副官時の能力:《クロススラッシュ》 |
| 役職:騎馬隊隊長 | 戦力+7 | 統率:4 | 登場話:D-1 |
ソレイユ・ローランサンの妹。キーナは幼馴染。165cm、55kg。茶髪茶目。軍人らしいきびきびとした性格であり、だらけがちなソレイユとは対照的。ソレイユがだらしない生活を送るたびに叱っている。シアル・フィング率いる騎馬隊の副官を務めており、馬の扱いや剣術は見事なもの。赤と白、それぞれの布を柄に付けた二本の長剣を自在に操る。
各地を渡り歩いているソレイユが故郷のミシロに戻ってくると聞き、久しぶりに兄に会うべく休みを取ってミシロへと戻る。だが、兄は直前で別の用事が入ってしまい到着が遅れることとなり、苦笑していたところでキーナからゲン・ロンが反乱を起こし、ゲンの軍がミシロへと向かっていることを聞かされる。自らに出来ることはないかと、ミシロ太守テセウスのもとに出向く。そこで、彼が作った騎馬隊の話を聞き、その騎馬隊の指揮を任されることに。その騎馬隊には、キーナも所属していた。歩兵の選抜を行っていた最中にテセウスが連れてきたアニマウーナともで会う。アニマの実力を即座に見抜いた彼女は、その実力で旗頭であるテセウスの護衛を頼むが、戦いの最中にアニマは護衛と称し一人でゲン軍相手に無双を始め、このことを知ったレテは苦笑していた。
その後、コトキにゲン軍が向かっていると知り、コトキを救援すべくコトキ太守オドリックのもとへ。レテやダニエル・ヘルガーの説得と、デムーランの献策によってオドリックが共闘を決意する。なお、戦いそのものはダニエルが無双して終わった。その後は、軍の貧弱さを嘆くオドリックの要望もあり、コトキの軍を訓練していた。その中で、仕事から解放されたソレイユと再会。再会を喜びつつ、ソレイユの協力を取り付ける。
その後も、ミシロとコトキの軍を訓練しながら、次の戦いに備えていたが、ミシロを大地震が襲う。ミシロに残っているテセウスが危険と考えたレテは、自らの馬に乗り単騎でミシロへと戻る。テセウスのもとへとたどり着いた際、テセウスは『天使の羽根』の一員、『ブラックジャック』の襲撃を受けていた。レテはテセウスとの共闘を選び、剣を抜いた。
だが、『ブラックジャック』には敵わず、ソレイユたちがやってきた際はテセウスと共に絶命していた。その死顔は満足げであり、テセウスを庇って死亡したようだった。死後、彼女の騎馬隊はキーナが隊長として引き継ぐことになり、キーナはレテと同じく紅白の布を剣につけるようになる。
各地を渡り歩いているソレイユが故郷のミシロに戻ってくると聞き、久しぶりに兄に会うべく休みを取ってミシロへと戻る。だが、兄は直前で別の用事が入ってしまい到着が遅れることとなり、苦笑していたところでキーナからゲン・ロンが反乱を起こし、ゲンの軍がミシロへと向かっていることを聞かされる。自らに出来ることはないかと、ミシロ太守テセウスのもとに出向く。そこで、彼が作った騎馬隊の話を聞き、その騎馬隊の指揮を任されることに。その騎馬隊には、キーナも所属していた。歩兵の選抜を行っていた最中にテセウスが連れてきたアニマウーナともで会う。アニマの実力を即座に見抜いた彼女は、その実力で旗頭であるテセウスの護衛を頼むが、戦いの最中にアニマは護衛と称し一人でゲン軍相手に無双を始め、このことを知ったレテは苦笑していた。
その後、コトキにゲン軍が向かっていると知り、コトキを救援すべくコトキ太守オドリックのもとへ。レテやダニエル・ヘルガーの説得と、デムーランの献策によってオドリックが共闘を決意する。なお、戦いそのものはダニエルが無双して終わった。その後は、軍の貧弱さを嘆くオドリックの要望もあり、コトキの軍を訓練していた。その中で、仕事から解放されたソレイユと再会。再会を喜びつつ、ソレイユの協力を取り付ける。
その後も、ミシロとコトキの軍を訓練しながら、次の戦いに備えていたが、ミシロを大地震が襲う。ミシロに残っているテセウスが危険と考えたレテは、自らの馬に乗り単騎でミシロへと戻る。テセウスのもとへとたどり着いた際、テセウスは『天使の羽根』の一員、『ブラックジャック』の襲撃を受けていた。レテはテセウスとの共闘を選び、剣を抜いた。
だが、『ブラックジャック』には敵わず、ソレイユたちがやってきた際はテセウスと共に絶命していた。その死顔は満足げであり、テセウスを庇って死亡したようだった。死後、彼女の騎馬隊はキーナが隊長として引き継ぐことになり、キーナはレテと同じく紅白の布を剣につけるようになる。
ロベルト
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 享年:46(H205~H251) | 副官時の能力:《ウェポンガード》 |
| 役職:歩兵隊隊長 | 戦力+3 | 統率:4 | 登場話:D-1、D-3 |
義勇軍として加わった傭兵の一人。『神剣魔狼』ルードヴィッヒ 軍との戦いでは、ライデン、ラディと共にコトキの守備を担当した。
毛皮で出来た球を相手陣に入れ合う闘球と呼ばれる訓練法を持っており、コトキではダニエル・ヘルガーのアラクネ訓練と並んで名物となっていた。
『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍がコトキを襲撃した際、『黄金』ギセラからアルゥーンダを庇う形で殺される。
毛皮で出来た球を相手陣に入れ合う闘球と呼ばれる訓練法を持っており、コトキではダニエル・ヘルガーのアラクネ訓練と並んで名物となっていた。
『雪石花』ブルーナ率いる雪夜軍がコトキを襲撃した際、『黄金』ギセラからアルゥーンダを庇う形で殺される。
シアル軍以外の人々
※名前順です
アンダール
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 年齢:33(H220~) | |
| 役職:兵站担当 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4、D-5 |
ウー二世
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:59(H196~) | |
| 役職:国王 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-4 |
ヒロズ国の第十三代国王。先代国王であるロア二世の四男に当たり、シアル・フィング、ゲン・ロンは甥。四男で側室の子との出自もあってか、王になる可能性は低いと幼少のころから考えられており、本人も政治に対して大きな興味を持ってこなかった。だが、ヒロズ国の皇太子であった兄、ソツ・ロンが突然亡くなり、その後継者を決める前にロア二世も亡くなったことから、ゲンと共に次期国王の最有力候補となる。国王として有力視されていたのはゲンだったが、ボックス・ワンなど臣下の働きかけもあり、実際に王となったのはウー二世だった。だが、元々王になる予定のなかったウー二世は政治に興味を持たず、変わって政治を行ったのは宰相のボックスであった。その結果、H250年にウー二世による王位継承を不服に思うゲンが反乱を起こしてしまう。
カタスト・レイサイト
| 種族:エルダナーン | 性別:男 | 年齢:62(H193~) | 副官時の能力:なし |
| 役職:将軍 | 戦力- | 統率- | 登場話:D-2、D-3 |
ヒロズ国の将軍。優れた将軍として慕うものも多い。宰相のボックス・ワンに何度も直言を呈しており、ボックスからは疎まれている。
ゲン・ロン軍の反乱が起きた際は弱兵一万と共にミナモの守備についており、その兵でゲン軍の侵攻を何度も食い止めていた。
シアル・フィングたちが『開眼』バルドゥイノの軍に勝利したことで戦いに余裕が生まれる。シアルと連絡を取り、年明けにもカイナやシーキンセツなどゲン軍から南側の領土を奪い返そうと画策している。
だが、ハジツゲを失ったことで、王都セキエイまでゲン軍の侵攻を止めきれないと判断したボックスによりセキエイへと召喚される。
シアルと二人描いていた計画は潰えることとなったが、副官のフォール・ラーデンに五千の兵を持たせ、シアルに託している。
ゲン・ロン軍の反乱が起きた際は弱兵一万と共にミナモの守備についており、その兵でゲン軍の侵攻を何度も食い止めていた。
シアル・フィングたちが『開眼』バルドゥイノの軍に勝利したことで戦いに余裕が生まれる。シアルと連絡を取り、年明けにもカイナやシーキンセツなどゲン軍から南側の領土を奪い返そうと画策している。
だが、ハジツゲを失ったことで、王都セキエイまでゲン軍の侵攻を止めきれないと判断したボックスによりセキエイへと召喚される。
シアルと二人描いていた計画は潰えることとなったが、副官のフォール・ラーデンに五千の兵を持たせ、シアルに託している。
セレネ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代前半 | |
| 役職:護衛 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4、D-5 |
ボックス・ワンのもとに新たに加わった護衛。黒髪で素顔は覆面をつけているため不明。どこかムーン・ボールに似た目を持つ。
オルニスにしては華奢で小柄な体格。知恵袋のような役割も持ち、ボックスに度々助言している。その知識量は、ムーンさえも舌を巻くほど。
正体は『エックス』によってムーンをもとに造りだされた天使。従って、その見た目や考え方などはムーンと似通っている。知恵袋としての役割を『エックス』二は期待されていた。ただ、『エックス』があまりにもムーンに似せすぎたため、ムーンの考え方に多く影響を受けている。
当初は『天使の羽根』の知恵袋として『天使の羽根』の利益を優先して考えていたものの、シアルへの愛を抑えることが出来ずにいた。洞窟の崩落に巻き込まれたシアルを見た際、助けようと決意する。だが、その場でシアルを助けることはできなかった。シアルは生きていると信じ、洞窟内を歩いていたところで、そのシアルから奇襲を受ける。捕まったセレネはシアルの無事に安堵すると共に、捕まった立場としてシアルに最大限協力すると約束。その後、敵である自分を殺すようシアルに告げるが、シアルに断られる。
グランドラゴンや『エックス』の危険性を知っているセレネは逃げるようシアルに告げるが、それも断られた。何か自分にできることはないかと考えたセレネは、自身が持っていた『瑠璃色の首飾り』をお守りとしてシアルに渡す。この際、シアルから逃げるよう提案されるが、迷惑をかけない程度に残ると逆に断っていた。
シアルたちがグランドラゴンを封印した後、洞窟が崩落する中シアルを助け出す。だが、シアルは既に死のうとしており懸命の治療の甲斐なく息を引きとった。
シアルから、死の間際に息子セリス・フィングのことを託されている。
オルニスにしては華奢で小柄な体格。知恵袋のような役割も持ち、ボックスに度々助言している。その知識量は、ムーンさえも舌を巻くほど。
正体は『エックス』によってムーンをもとに造りだされた天使。従って、その見た目や考え方などはムーンと似通っている。知恵袋としての役割を『エックス』二は期待されていた。ただ、『エックス』があまりにもムーンに似せすぎたため、ムーンの考え方に多く影響を受けている。
当初は『天使の羽根』の知恵袋として『天使の羽根』の利益を優先して考えていたものの、シアルへの愛を抑えることが出来ずにいた。洞窟の崩落に巻き込まれたシアルを見た際、助けようと決意する。だが、その場でシアルを助けることはできなかった。シアルは生きていると信じ、洞窟内を歩いていたところで、そのシアルから奇襲を受ける。捕まったセレネはシアルの無事に安堵すると共に、捕まった立場としてシアルに最大限協力すると約束。その後、敵である自分を殺すようシアルに告げるが、シアルに断られる。
グランドラゴンや『エックス』の危険性を知っているセレネは逃げるようシアルに告げるが、それも断られた。何か自分にできることはないかと考えたセレネは、自身が持っていた『瑠璃色の首飾り』をお守りとしてシアルに渡す。この際、シアルから逃げるよう提案されるが、迷惑をかけない程度に残ると逆に断っていた。
シアルたちがグランドラゴンを封印した後、洞窟が崩落する中シアルを助け出す。だが、シアルは既に死のうとしており懸命の治療の甲斐なく息を引きとった。
シアルから、死の間際に息子セリス・フィングのことを託されている。
デイビス
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 享年:37(H215~252) | |
| 役職:武官 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4 |
デオッチー軍の将校。ユアン=モヘナを護衛にしている。
奇を衒ったところは少ないが、堅実な指揮を得意とする。デオッチーの死後はデオッチー軍をまとめる形となり、ボックス・ワンから指揮権を与えらえれる。シアル軍と協力して『開眼』バルドゥイノの軍をキンセツに張り付かせた後、ホウエン東部の奪還を目指す。
カイナの奪還後、ゲン軍との決戦でも三万の軍を率いて戦うが、バルドゥイノ軍の攻撃を受け死亡した。
奇を衒ったところは少ないが、堅実な指揮を得意とする。デオッチーの死後はデオッチー軍をまとめる形となり、ボックス・ワンから指揮権を与えらえれる。シアル軍と協力して『開眼』バルドゥイノの軍をキンセツに張り付かせた後、ホウエン東部の奪還を目指す。
カイナの奪還後、ゲン軍との決戦でも三万の軍を率いて戦うが、バルドゥイノ軍の攻撃を受け死亡した。
デオッチー
| 種族:ネヴァーフ | 性別:男 | 享年:49(H202~251) | |
| 役職:武官 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4 |
筋肉質で、引き締まった体型の男性。前将軍マケ・ルー副官。マケの死後はマケの軍を率いる。
斧槍と呼ばれる武器の使い手。マケの死後、空位となった将軍位に付くべくボックス・ワンと協力する。実は、将軍となってボックスの影響を取り除くための策であった。シアル・フィングたちとは早期から連絡を取り合っており、密かな協力を取り付けている。
ホウエン上陸後、北東部にある都市ヒワマキを奪還すべく包囲していたが、『雪石花』ブルーナや『開眼』バルドゥイノの郷愁を受けてしまった。斧槍を手に持ってブルーナに戦いを挑むも敗死。
斧槍と呼ばれる武器の使い手。マケの死後、空位となった将軍位に付くべくボックス・ワンと協力する。実は、将軍となってボックスの影響を取り除くための策であった。シアル・フィングたちとは早期から連絡を取り合っており、密かな協力を取り付けている。
ホウエン上陸後、北東部にある都市ヒワマキを奪還すべく包囲していたが、『雪石花』ブルーナや『開眼』バルドゥイノの郷愁を受けてしまった。斧槍を手に持ってブルーナに戦いを挑むも敗死。
バレー・ボール
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 年齢:56(H199~) | |
| 役職:大将軍 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-3 |
ヒロズ国の大将軍でキッサキの守備に就いてその策で何度も妖魔を撃退している希代の戦略家。部下の将校にも優秀な人間が多く、中でも騎馬隊のシアル・フィング、射撃隊のユリアンヌ・クライスラー、遊撃隊のセイン・ボッツ、歩兵隊のツーマイ・ガイの四人はまとめて『四天王』と呼ばれている。キッサキへの妖魔の侵攻が激化する中で、コトキの神官デムーランの報告によりヒロズ国の王子ゲン・ロンが反乱を起こしたことを知る。バレーは、ユリアンヌとセインに精鋭を引き連れてコトキとミシロの救援に向かわせると共に、部下やムーンと共にハジツゲに向かっていたシアルにもユリアンヌたちに合流するよう指示を出した。
何かと無茶をしてしまう娘のムーンには手を焼いており、シアルと共にハジツゲへと旅立つ際、シアルにムーンをよろしく頼むと声をかけた。
キッサキでの対妖魔戦線が一段落し、兵を出す余裕が出てきたことから、歩兵隊のツーマイをシアルたちのもとに派遣。この時、依頼に来たユリアンヌの前でレイ・クライスラーを可愛がっており、ユリアンヌに諌められていた。
レイとの仲は非常に良好なようで、『じいじ』と呼ばれ慕われている。
何かと無茶をしてしまう娘のムーンには手を焼いており、シアルと共にハジツゲへと旅立つ際、シアルにムーンをよろしく頼むと声をかけた。
キッサキでの対妖魔戦線が一段落し、兵を出す余裕が出てきたことから、歩兵隊のツーマイをシアルたちのもとに派遣。この時、依頼に来たユリアンヌの前でレイ・クライスラーを可愛がっており、ユリアンヌに諌められていた。
レイとの仲は非常に良好なようで、『じいじ』と呼ばれ慕われている。
ボックス・ワン
| 種族:エルダナーン | 性別:女 | 年齢:71(H184~) | |
| 役職:宰相 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-5 |
ヒロズ国の宰相。170cm。紫色の長髪を持ち、大人の色香を漂わせる女性。ゆっくりとした口調で話し、妖艶な笑みを絶やさない。華美な装飾、特に宝石に眼のない人物であり、宝石商の『黄金』ギセラから数多くの宝石を購入している。宰相としては、決して無能ではないが賄賂に弱く、ヒロズ国の政治が徐々に崩れていく元凶にもなっている。一方で、自らの政治権力を上昇、維持することは非常に上手く、ウー二世とゲン・ロンが次期国王の候補となった際はウー二世に味方し、見事ウー二世を国王にさせている。だが、このことで元とは対立し始め、ゲンが反乱を起こす原因となった。
宝石に目がないことから、シアル・フィングの一族に代々伝わる青い珠やソレイユ・ローランサンの持つ赤い珠が付いた神器の腕輪を密かに欲しがっており、シアルをミシロの太守とする代わりにどちらかを手渡すよう密かに要求。背に腹は変えられないとするシアルによって、青い珠を譲り受ける。
ムーン・ボールのことを気に入っているが、ムーン本人からは嫌悪感を抱かれている。
ただ、ムーンにはそのことを利用され、青い珠を奪還する準備を密かにされることになる。宝物庫のあるハジツゲがゲン軍に襲撃された際にその作戦は実行されることとなり、ボックスはムーンやギセラと共に街から逃げることとなった。
当初は慌てふためいていたボックスであったが、ギセラと二人きりになった途端に落ち着いた様子となり、ムーンの策をギセラに告げた上で、青い珠を奪われないようにしてほしいとギセラに告げる。
ギセラから、何故ムーンの策を見逃していたのかと尋ねられた際には、ムーンが可愛かったからと話しており、ギセラを唖然とさせていた。
ハジツゲが陥落したことで、王都セキエイまでゲン軍の侵攻を止める手段がなくなったとしてミナモでゲン軍相手に孤軍奮闘していたカタスト・レイサイトをセキエイに召喚。これがきっかけとなり、シアルとカタストは今後の戦略の変更を余儀なくされてしまった。
それでもシアルがフォール・ラーデンたちと共にホウエン南西部に支配地を広げていくと、これ以上シアルに功績を上げさせないため進軍停止命令を出す。代わりに、将軍候補であるデオッチーに功を上げさせるべくホウエン東部に派遣する。デオッチーが敗死した後はその部下であるデイビスに全てを託そうとするも、デイビスも敗北。
他の官僚からの責任追及を防ぐべく、進軍停止命令を解除しないとの条件のもとシアル軍に協力を呼びかけた。シアル軍の協力もあってデイビスはホウエン東部の諸都市の奪還に成功する。だが、ゲン軍との決戦に際してデイビスは討ち死にしてしまう。
やむを得ずシアルを将軍位に付けることに同意するが、妖魔の侵攻が激しいキッサキの守備へとシアルを追いやった。
その正体は『天使の羽根』の黒幕『エックス』であり、古代魔獣からの宝石の獲得やノームコプの支配を目論んでいた。シアルたちと死闘を繰り広げるが、シアルたちに敗北。
だが、自身が『真の死』を迎えるまで何度も復活する魔族であるとの特性を生かし、その身を生贄に捧げることでグランドラゴンを覚醒させた。そのため、一応は『死亡』している。
宝石に目がないことから、シアル・フィングの一族に代々伝わる青い珠やソレイユ・ローランサンの持つ赤い珠が付いた神器の腕輪を密かに欲しがっており、シアルをミシロの太守とする代わりにどちらかを手渡すよう密かに要求。背に腹は変えられないとするシアルによって、青い珠を譲り受ける。
ムーン・ボールのことを気に入っているが、ムーン本人からは嫌悪感を抱かれている。
ただ、ムーンにはそのことを利用され、青い珠を奪還する準備を密かにされることになる。宝物庫のあるハジツゲがゲン軍に襲撃された際にその作戦は実行されることとなり、ボックスはムーンやギセラと共に街から逃げることとなった。
当初は慌てふためいていたボックスであったが、ギセラと二人きりになった途端に落ち着いた様子となり、ムーンの策をギセラに告げた上で、青い珠を奪われないようにしてほしいとギセラに告げる。
ギセラから、何故ムーンの策を見逃していたのかと尋ねられた際には、ムーンが可愛かったからと話しており、ギセラを唖然とさせていた。
ハジツゲが陥落したことで、王都セキエイまでゲン軍の侵攻を止める手段がなくなったとしてミナモでゲン軍相手に孤軍奮闘していたカタスト・レイサイトをセキエイに召喚。これがきっかけとなり、シアルとカタストは今後の戦略の変更を余儀なくされてしまった。
それでもシアルがフォール・ラーデンたちと共にホウエン南西部に支配地を広げていくと、これ以上シアルに功績を上げさせないため進軍停止命令を出す。代わりに、将軍候補であるデオッチーに功を上げさせるべくホウエン東部に派遣する。デオッチーが敗死した後はその部下であるデイビスに全てを託そうとするも、デイビスも敗北。
他の官僚からの責任追及を防ぐべく、進軍停止命令を解除しないとの条件のもとシアル軍に協力を呼びかけた。シアル軍の協力もあってデイビスはホウエン東部の諸都市の奪還に成功する。だが、ゲン軍との決戦に際してデイビスは討ち死にしてしまう。
やむを得ずシアルを将軍位に付けることに同意するが、妖魔の侵攻が激しいキッサキの守備へとシアルを追いやった。
その正体は『天使の羽根』の黒幕『エックス』であり、古代魔獣からの宝石の獲得やノームコプの支配を目論んでいた。シアルたちと死闘を繰り広げるが、シアルたちに敗北。
だが、自身が『真の死』を迎えるまで何度も復活する魔族であるとの特性を生かし、その身を生贄に捧げることでグランドラゴンを覚醒させた。そのため、一応は『死亡』している。
マケ・ルー
| 種族:ヴァーナ(アウリラ) | 性別:男 | 享年:45(H205~250) | 副官時の能力:なし |
| 役職:将軍 | 戦力- | 統率- | 登場話:D-2 |
ヒロズ国の将軍。特徴的な赤耳を持つ。将軍の中では最年少だが、将来を期待されている。 調和を重んじる性格で、他の将軍たちがボックス・ワンに苦言を呈する中、ボックスと協調しながらボックスの専横を防ごうとしていた。
ゲン軍の攻撃を食い止めるため、ボックスの別邸があるハジツゲへと派遣される。だが、ゲン軍がフエンの攻略に手間取っていたことから僅かに気を緩ませてしまい、ゲン軍によるハジツゲ奇襲を見抜けなかった。そのまま敗死。
ゲン軍の攻撃を食い止めるため、ボックスの別邸があるハジツゲへと派遣される。だが、ゲン軍がフエンの攻略に手間取っていたことから僅かに気を緩ませてしまい、ゲン軍によるハジツゲ奇襲を見抜けなかった。そのまま敗死。
マリス
| 種族:ドラゴネット(アンスロック) | 性別:女 | 享年:28(H224~252) | |
| 役職:武官 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4 |
やや色白で大柄なアンスロック。もとは傭兵の頭で、同郷の仲間にスタンダールがいた。
デオッチー軍には最近加わったばかりだが、その能力を買われ早くも将校の地位についている。その判断能力、指揮能力は下級将校とは思えないほど。
前髪が目にかからないよう、赤い鉢巻をつけている。
デオッチーの死後、後を継いだデイビスにより、兵糧庫襲撃のための陽動部隊を任される。シアル軍のスタンダールやキョウコと共に賊徒のふりをすることになった。派手な動きをして『開眼』バルドゥイノの目を引くことに成功するが、陽動だと知っていた『憤怒』アクローマの策により窮地に陥る。
シアル・フィングやソレイユ・ローランサンの活躍もあって陽動部隊は壊滅こそ免れるが、マリス自身はバルドゥイノに撃ち抜かれ死亡した。
デオッチー軍には最近加わったばかりだが、その能力を買われ早くも将校の地位についている。その判断能力、指揮能力は下級将校とは思えないほど。
前髪が目にかからないよう、赤い鉢巻をつけている。
デオッチーの死後、後を継いだデイビスにより、兵糧庫襲撃のための陽動部隊を任される。シアル軍のスタンダールやキョウコと共に賊徒のふりをすることになった。派手な動きをして『開眼』バルドゥイノの目を引くことに成功するが、陽動だと知っていた『憤怒』アクローマの策により窮地に陥る。
シアル・フィングやソレイユ・ローランサンの活躍もあって陽動部隊は壊滅こそ免れるが、マリス自身はバルドゥイノに撃ち抜かれ死亡した。
ユアン=モヘナ
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:女 | 年齢:22(H232~) | |
| 役職:護衛 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-4 |
デイビスの護衛。銀髪の美人。武術は一通りこなすが、特に短剣の技術に優れる。
デイビスの付き添いでソレイユ・ローランサンにあった際、一目惚れしたのか始終ソレイユを見つめていた。
その後も、ソレイユが近くにいる際は常に見つめてくるようになる。周囲から囃し立てられることもあったが、ユアン=モヘナ本人は全く気にしていない。一方で、ソレイユに好意を持つキーナやキョウコとの仲はあまり良くなかった。
ゲン・ロンとの戦いの中でデイビスが敗死してからはソレイユに護衛としての腕を売り込む。
実は、『雪石花』ブルーナの部下の暗殺者であり、古の魔獣に関する珠か神器をシアルたちから奪うように命じられていた。ソレイユを狙ったのは、最もその在り処が分かりやすかったためである。
ソレイユを殺して『真朱の腕輪』を奪おうとするも、たまたま近くにいたキョウコによって失敗。キョウコの機転で仲間も呼ばれてしまう。キョウコを刺して逃げようとしたところをアニマに斬られ捕まえられた。
拷問を担当したラディによれば、重要なことはほとんど知らされていないとのこと。孤児として『天使の羽根』に拾われたため、命令を断りにくかったのだろうとのことだった。
デイビスの付き添いでソレイユ・ローランサンにあった際、一目惚れしたのか始終ソレイユを見つめていた。
その後も、ソレイユが近くにいる際は常に見つめてくるようになる。周囲から囃し立てられることもあったが、ユアン=モヘナ本人は全く気にしていない。一方で、ソレイユに好意を持つキーナやキョウコとの仲はあまり良くなかった。
ゲン・ロンとの戦いの中でデイビスが敗死してからはソレイユに護衛としての腕を売り込む。
実は、『雪石花』ブルーナの部下の暗殺者であり、古の魔獣に関する珠か神器をシアルたちから奪うように命じられていた。ソレイユを狙ったのは、最もその在り処が分かりやすかったためである。
ソレイユを殺して『真朱の腕輪』を奪おうとするも、たまたま近くにいたキョウコによって失敗。キョウコの機転で仲間も呼ばれてしまう。キョウコを刺して逃げようとしたところをアニマに斬られ捕まえられた。
拷問を担当したラディによれば、重要なことはほとんど知らされていないとのこと。孤児として『天使の羽根』に拾われたため、命令を断りにくかったのだろうとのことだった。
ゲン軍
※名前順です
『憤怒』アクローマ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 享年:33(H219~252) | |
| 役職:魔術師 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-3、D-4 |
燃えるような赤い髪と翼を持つ女性。いつも怒ったような表情を見せる。『阿修羅』ジェナーラとは遠縁。魔術師だが、剣術に関しても並外れた実力を持つ。人を多く殺せるとの理由でゲン・ロンの軍に加わった。
『雪石花』ブルーナの実力を見ぬいており、ゲンにブルーナを中心とした諜報、暗殺部隊の組織を訴えた。
ゲン軍には『瑠璃色の首飾り』の探索を目的として加わっており、同じくゲン軍の配下にいたジェナーラが『瑠璃色の首飾り』を手に入れるや証拠隠滅としてゲンを殺しに行こうとする。この際、ゲンに余計な情を持つからとジェナーラにはゲンとの間に生まれたクー・ロンを殺すよう伝えている。
ゲンを殺しに行く際、出会った『開眼』バルドゥイノ、セイン・ボッツと戦闘になる。セインを戦線から離脱させ、ゲンとバルドゥイノの殺害に成功するが、後から到着したシアルたちに倒された。
『雪石花』ブルーナの実力を見ぬいており、ゲンにブルーナを中心とした諜報、暗殺部隊の組織を訴えた。
ゲン軍には『瑠璃色の首飾り』の探索を目的として加わっており、同じくゲン軍の配下にいたジェナーラが『瑠璃色の首飾り』を手に入れるや証拠隠滅としてゲンを殺しに行こうとする。この際、ゲンに余計な情を持つからとジェナーラにはゲンとの間に生まれたクー・ロンを殺すよう伝えている。
ゲンを殺しに行く際、出会った『開眼』バルドゥイノ、セイン・ボッツと戦闘になる。セインを戦線から離脱させ、ゲンとバルドゥイノの殺害に成功するが、後から到着したシアルたちに倒された。
『黄金』ギセラ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 享年:31(H221~252) | |
| 役職:商人 | 戦力- | 統率:- | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4 |
赤髪に白い翼を持つ、宰相ボックス・ワンお気に入りの商人。主に宝石について取り扱っている商人で、その審美眼は確かなもの。『黄金』とのあだ名が示すように指輪や髪飾りなど身に付けている装飾品は全て黄金でできている。シアル・フィングの家に代々伝わる青い宝石に強い興味を示しており、手放すときは是非ギセラを頼って欲しいと告げた。また、その身のこなしから相当な武芸者だと考えられている。
ゲン・ロンの軍がハジツゲを奇襲した際、その場に居合わせたムーン・ボールからボックスの警護と安全な場所への移動を要請される。その陰には、シアルたちの青い珠奪還作戦の際、腕利きの武芸者であるギセラを少しでも離しておきたいとの狙いがあった。ギセラはそれに気づかず、不満ながらもその役目を了承。ムーンとも別れながら、最後までボックスを守っていた。その後、転移の術を結界が破られるのを確認したボックスからムーンの狙いを聞かされ、青い珠をシアルたちに奪われないよう大急ぎで宝物庫へと戻る。その場でドレイク・マラードやアニマウーナたちと戦闘になるも、僅かな隙をつかれてラディに青い珠を持ち出されてしまう。
慌てて追おうとするも、アニマにより防がれてしまう。この際、アニマを庇ったボルテック・フジワラを刺殺しており、アニマとの間に因縁が生まれることとなった。その後、宝物庫の崩落と共に行方知れずとなり、現在も居場所は分かっていない。
黄金の鞘を虎に変えたり、黄金の剣を竜に変えたりと黄金を自在に変化させる、殴った物質を黄金に変化させるなど人間とは思えない技術を習得している。
妹の『雪石花』ブルーナに誘われ、シアル軍の要人を暗殺しに向かう。立ち向かってきたロベルトを倒すも、シアルたちは倒せず撤退した。
アニマを倒すべく、友人であるモミジ・シューターを誘拐。アニマに一体一で戦いを挑むも、アニマに倒される。死の間際、アニマがモミジの父スプラを殺した犯人だとモミジに告げたが、動揺したアニマにより殺された。
ゲン・ロンの軍がハジツゲを奇襲した際、その場に居合わせたムーン・ボールからボックスの警護と安全な場所への移動を要請される。その陰には、シアルたちの青い珠奪還作戦の際、腕利きの武芸者であるギセラを少しでも離しておきたいとの狙いがあった。ギセラはそれに気づかず、不満ながらもその役目を了承。ムーンとも別れながら、最後までボックスを守っていた。その後、転移の術を結界が破られるのを確認したボックスからムーンの狙いを聞かされ、青い珠をシアルたちに奪われないよう大急ぎで宝物庫へと戻る。その場でドレイク・マラードやアニマウーナたちと戦闘になるも、僅かな隙をつかれてラディに青い珠を持ち出されてしまう。
慌てて追おうとするも、アニマにより防がれてしまう。この際、アニマを庇ったボルテック・フジワラを刺殺しており、アニマとの間に因縁が生まれることとなった。その後、宝物庫の崩落と共に行方知れずとなり、現在も居場所は分かっていない。
黄金の鞘を虎に変えたり、黄金の剣を竜に変えたりと黄金を自在に変化させる、殴った物質を黄金に変化させるなど人間とは思えない技術を習得している。
妹の『雪石花』ブルーナに誘われ、シアル軍の要人を暗殺しに向かう。立ち向かってきたロベルトを倒すも、シアルたちは倒せず撤退した。
アニマを倒すべく、友人であるモミジ・シューターを誘拐。アニマに一体一で戦いを挑むも、アニマに倒される。死の間際、アニマがモミジの父スプラを殺した犯人だとモミジに告げたが、動揺したアニマにより殺された。
ゲン・ロン
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:39(H213~252) | |
| 役職:王子 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4 |
ヒロズ国の王子。175cm。前国王ロア二世の長子、ソツ・ロンの息子。自らも長子であることから、将来の王と目され育つ。公正で華のある性格。かつては軍人として竜騎隊を率いており、妖魔との戦いにおいては先陣を切って幾多もの功績を上げていた。だが、王に必要な政治力をつけるため軍を引退。文官としてコトキの太守に就任した。愛竜は白竜のウィレム。
だが、H248年に父であるソツ・ロンが急死したことでゲンの運命は大きく変わる。ロア二世も正式な後継者を決定することなく世を去ったため、ゲンとロアの四男であるウー二世の間で後継者を巡る争いが発生。だが、勝利したのはウー二世であり、ウー二世のもとで宰相となったボックス・ワンが力を持つようになる。その結果、ゲンはホウエンの一都市であるトウカの太守を命じられた後、ヒロズ国の統治がままならない辺境の島、ムロの太守を任されることになる。
兵が賊徒から逃げる有様であったムロの統治は困難を極めたが、竜騎隊時代の副官である『大刀』サコンや、護衛である『阿修羅』ジェナーラの力添えを受け、少しずつ統治を安定させていった。だが、それを苦々しく思ったボックスはムロの太守の座すらも奪おうとしており、このままではいずれ暗殺されると考えたゲンは反乱を計画。H250年にはサコン、ジェナーラに加え、自分の理解者であった『開眼』バルドゥイノや『神剣魔狼》ルードヴィッヒたちと共に反乱に踏み切ることになる。反乱が始まると、自らはジェナーラ、バルドゥイノと共にホウエン西部に侵攻。シーキンセツ、トウカと続けざまに都市を落とし、快進撃を続けている。
シアル・フィングとは王族出身、武官志望と共通点も多く、シアルが幼いころから親交があった。かつては仲も良好であり、反乱する直前には軍の訓練を共同で行っていた。その場では、シアルが去る際に何かを告げようとしたが、結局シアルに告げることはなかった。
ハジツゲをゲン軍が奇襲した際に、ムーン・ボールを救出したシアルと再会。シアルに同行していたユリアンヌ・クライスラーも含め、ゲン軍への協力を呼びかけるが、シアルとユリアンヌには断られてしまう。だが、ゲン自身もそう言われるとは思っていたようで、次に会う時は遠慮せず戦うと告げていた。
別れ際、シアルにムーンとの仲について、友人からとして助言を告げ去って行った。
ジェナーラの遠縁である『憤怒』アクローマを紹介された際は、その性格を危険視したが、その様な人間も使いこなせなければ王にはなれないと考え魔術師として仲間に加えた。
シアル軍との戦いが徐々に劣勢になっていく中、バルドゥイノと共にシアル軍との決戦を目指す。だが、決戦の場ではシアルたちに勝てず、劣勢を覆すことはできなかった。
いつの間にかジェナーラと愛し合っていたようで、一女を儲ける。だが、生まれたばかりのクー・ロンとジェナーラの身を案じたゲンはジェナーラにどこかに逃げるよう伝えた。直後、アクローマの裏切りに会う。バルドゥイノやセイン・ボッツと共にアクローマに戦いを挑むも、敗死。死の間際、シアルの到着を予言した。
だが、H248年に父であるソツ・ロンが急死したことでゲンの運命は大きく変わる。ロア二世も正式な後継者を決定することなく世を去ったため、ゲンとロアの四男であるウー二世の間で後継者を巡る争いが発生。だが、勝利したのはウー二世であり、ウー二世のもとで宰相となったボックス・ワンが力を持つようになる。その結果、ゲンはホウエンの一都市であるトウカの太守を命じられた後、ヒロズ国の統治がままならない辺境の島、ムロの太守を任されることになる。
兵が賊徒から逃げる有様であったムロの統治は困難を極めたが、竜騎隊時代の副官である『大刀』サコンや、護衛である『阿修羅』ジェナーラの力添えを受け、少しずつ統治を安定させていった。だが、それを苦々しく思ったボックスはムロの太守の座すらも奪おうとしており、このままではいずれ暗殺されると考えたゲンは反乱を計画。H250年にはサコン、ジェナーラに加え、自分の理解者であった『開眼』バルドゥイノや『神剣魔狼》ルードヴィッヒたちと共に反乱に踏み切ることになる。反乱が始まると、自らはジェナーラ、バルドゥイノと共にホウエン西部に侵攻。シーキンセツ、トウカと続けざまに都市を落とし、快進撃を続けている。
シアル・フィングとは王族出身、武官志望と共通点も多く、シアルが幼いころから親交があった。かつては仲も良好であり、反乱する直前には軍の訓練を共同で行っていた。その場では、シアルが去る際に何かを告げようとしたが、結局シアルに告げることはなかった。
ハジツゲをゲン軍が奇襲した際に、ムーン・ボールを救出したシアルと再会。シアルに同行していたユリアンヌ・クライスラーも含め、ゲン軍への協力を呼びかけるが、シアルとユリアンヌには断られてしまう。だが、ゲン自身もそう言われるとは思っていたようで、次に会う時は遠慮せず戦うと告げていた。
別れ際、シアルにムーンとの仲について、友人からとして助言を告げ去って行った。
ジェナーラの遠縁である『憤怒』アクローマを紹介された際は、その性格を危険視したが、その様な人間も使いこなせなければ王にはなれないと考え魔術師として仲間に加えた。
シアル軍との戦いが徐々に劣勢になっていく中、バルドゥイノと共にシアル軍との決戦を目指す。だが、決戦の場ではシアルたちに勝てず、劣勢を覆すことはできなかった。
いつの間にかジェナーラと愛し合っていたようで、一女を儲ける。だが、生まれたばかりのクー・ロンとジェナーラの身を案じたゲンはジェナーラにどこかに逃げるよう伝えた。直後、アクローマの裏切りに会う。バルドゥイノやセイン・ボッツと共にアクローマに戦いを挑むも、敗死。死の間際、シアルの到着を予言した。
『大刀』サコン
| 種族:ドラゴネット(メディオン) | 性別:男 | 享年:42(H209~H251) | |
| 役職:ゲン軍大将軍 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-3 |
ゲン・ロン率いる反乱軍の大将軍。200cm。『大刀』のあだ名が示すとおり、自らの背丈の倍近い剣を操る。もともとは、ゲンが率いていた竜騎隊の副官だった。ゲンが軍を去ってコトキの太守となった際も、ゲンに付き従う。ゲンが反乱を起こしてからは、大将軍としてホウエン東部へと進行する部隊の指揮者となり、ヒロズ国の将軍であるカタスト・レイサイトと交戦している。
シアル・フィングたちがトウカとムロを攻めるのに対し、『開眼』バルドゥイノと共に軍を展開。騎竜の機動性をいかしてオドリックを追い詰めるなど縦横無尽に活躍するが、アルゥーンダの決死の一撃で竜を倒され、そこをアニマウーナに討ち取られた。
シアル・フィングたちがトウカとムロを攻めるのに対し、『開眼』バルドゥイノと共に軍を展開。騎竜の機動性をいかしてオドリックを追い詰めるなど縦横無尽に活躍するが、アルゥーンダの決死の一撃で竜を倒され、そこをアニマウーナに討ち取られた。
『阿修羅』ジェナーラ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | :女 | 年齢:28(H227~) | |
| 役職:ゲンの護衛 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-2、D-3 |
ゲン・ロンの護衛。武器は持たないが、体術の達人。感情の起伏が非常に激しく、『阿修羅』とあだ名される原因にもなっている。ゲンが反乱を起こしてからもゲンの護衛として付き従っている。
遠縁として『憤怒』アクローマをゲンに紹介。ゲンがアクローマの正確に難を示した際は、泣き出さんばかりの勢いで謝ろうとしていた。
いつの間にかゲンと愛し合っていたようで、一女を儲ける。だが、生まれたばかりのクー・ロンとジェナーラの身を案じたゲンにより、どこかに逃げるよう言われてしまう。その際、王家の一員であることを示す証として『瑠璃色の首飾り』を手渡された。
『天使の羽根』の一員としてこの首飾りを探し求めていたジェナーラはアクローマにこれを渡し、ゲン軍からの撤退を求める。だが、アクローマはゲンの暗殺を決めており、その子であるクーを殺すようジェナーラに求める。ジェナーラはクーを殺すふりをしてバルドゥイノに身柄を預け、死んだ別の赤子をアクローマには見せた。
その後、戦力としては役に立たないとみなされたジェナーラはブルーナのもとに預けられ、ブルーナと共に何処かへと飛び立っている。
現在は娘を失った喪失感から、気が狂ったようになっているらしい。
遠縁として『憤怒』アクローマをゲンに紹介。ゲンがアクローマの正確に難を示した際は、泣き出さんばかりの勢いで謝ろうとしていた。
いつの間にかゲンと愛し合っていたようで、一女を儲ける。だが、生まれたばかりのクー・ロンとジェナーラの身を案じたゲンにより、どこかに逃げるよう言われてしまう。その際、王家の一員であることを示す証として『瑠璃色の首飾り』を手渡された。
『天使の羽根』の一員としてこの首飾りを探し求めていたジェナーラはアクローマにこれを渡し、ゲン軍からの撤退を求める。だが、アクローマはゲンの暗殺を決めており、その子であるクーを殺すようジェナーラに求める。ジェナーラはクーを殺すふりをしてバルドゥイノに身柄を預け、死んだ別の赤子をアクローマには見せた。
その後、戦力としては役に立たないとみなされたジェナーラはブルーナのもとに預けられ、ブルーナと共に何処かへと飛び立っている。
現在は娘を失った喪失感から、気が狂ったようになっているらしい。
『春嵐』セレスタン
| 種族:ヴァーナ(アウリク) | 性別:女 | 享年:29(H221~250) | |
| 役職:バルドゥイノ軍副官 | 戦力+30 | 統率:10 | 登場話:D-2 |
『開眼』バルドゥイノ軍の副官。騎馬隊を率いる。また、セレスタン自身の魔術の才を生かし、精鋭の百騎と共に魔導騎兵隊を結成している。
もともとはヒロズ国の軍人をしており、その頃から魔導騎兵隊を作りたいと周囲に話していた。だが、ヒロズ国ではその騎馬隊を作り上げることはできず、バルドゥイノの紹介を受ける形でゲン軍に合流。以降はその機動力を生かして戦いを勝利に導いていた。
シアル・フィング率いる軍との戦いに置いても、魔術の才を大いに活かして戦う。特に緒戦では、魔術を利用した作戦でユリアンヌ・クライスラーの軍を討ち破り、軍師のデムーランを狼狽させていた。
砦近くで行われた攻防では、シアルの騎馬隊と目まぐるしい攻防を繰り広げた。だが、速さでシアルの騎馬隊に勝ることはできず、頼みの魔術もドレイク・マラードに打ち消されてしまう。最後はドレイク目掛けて執拗な突撃を繰り返すも、ドレイクを討ち取ることはできなかった。最後は、シアルの攻撃を受けて倒れる。
もともとはヒロズ国の軍人をしており、その頃から魔導騎兵隊を作りたいと周囲に話していた。だが、ヒロズ国ではその騎馬隊を作り上げることはできず、バルドゥイノの紹介を受ける形でゲン軍に合流。以降はその機動力を生かして戦いを勝利に導いていた。
シアル・フィング率いる軍との戦いに置いても、魔術の才を大いに活かして戦う。特に緒戦では、魔術を利用した作戦でユリアンヌ・クライスラーの軍を討ち破り、軍師のデムーランを狼狽させていた。
砦近くで行われた攻防では、シアルの騎馬隊と目まぐるしい攻防を繰り広げた。だが、速さでシアルの騎馬隊に勝ることはできず、頼みの魔術もドレイク・マラードに打ち消されてしまう。最後はドレイク目掛けて執拗な突撃を繰り返すも、ドレイクを討ち取ることはできなかった。最後は、シアルの攻撃を受けて倒れる。
ディー=フェンス
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 年齢:45(H210~) | |
| 役職:武官 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-3、D-4 |
守りに優れるゲン・ロン軍の武官。当初はシーキンセツの守将をしていたが、影の軍の内部攪乱と攻城兵器によってシアル・フィングの軍に奪還を許してしまう。雪辱を期すべくトウカの守将となるがそこも守りきれなかった。
カナズミの守将となった際はシアル軍に奪われないよう守りを固め続けるもシアル軍は攻めて来ず。
カイナの守将となった際はフォール・ラーデン率いる騎馬隊に翻弄され陥落を許してしまう。
だが、その後は終戦まで生き延び、ゲン軍唯一の将校としてヒロズ国との交渉を任されることになる。
カナズミの守将となった際はシアル軍に奪われないよう守りを固め続けるもシアル軍は攻めて来ず。
カイナの守将となった際はフォール・ラーデン率いる騎馬隊に翻弄され陥落を許してしまう。
だが、その後は終戦まで生き延び、ゲン軍唯一の将校としてヒロズ国との交渉を任されることになる。
『開眼』バルドゥイノ
| 種族:ヒューリン(ハーフエルダナーン) | 性別:男 | 享年:38(H214~252) | |
| 役職:ゲン軍将軍 | 戦力+60 | 統率:14 指揮官 | 登場話:D-1、D-2、D-3、D-4 |
ゲン・ロン率いる反乱軍の将軍の一人でゲンとは古くからの友人。元々は狙撃手で、ユリアンヌ・クライスラーが軍に入ったころは狙撃の名手として有名だった。『開眼』とはその頃のあだ名で、本気で狙撃する際に細目を大きくすることが由来。だが、妖魔との戦いで右目を失い、まもなく軍を去っていた。現在は右目に眼帯を着けている。
ゲンの反乱に協力し、当初から将軍の一人として活動する。銃の代わりに槍を持ち、歩兵を率いる。ゲン、『阿修羅』ジェナーラと共にホウエン西部に進軍。卓越した歩兵の指揮と攻城兵器を利用した攻城能力の高さでシーキンセツ、トウカと各都市を続けざまにゲン軍の支配下に入れ、快進撃を続けていた。
フエンを陥落させるのに苦戦しているように見せかけ、ヒロズ国の将軍であるマケ・ルーの油断を誘った後、マケのいるハジツゲを急襲し、陥落させた。その後、攻城能力の高さを生かし、ユリアンヌやデムーランが築いていた砦を攻略すべく進軍を開始。緒戦は『春嵐』セレスタンとの連携により相手に大きな打撃を与えるも、立ち直ったデムーランの策を受け大隊長を二人失ってしまう。
砦を巡る攻防戦が始まると、セレスタンに城外にいるシアル・フィングたちの相手を任せ、自らは攻城を指揮。砦はほとんどの兵を外に出しており、陥落させられるかと思いきやキョウコの用意した罠やデムーランの鬼神のような働きに遮られる。バルドゥイノはデムーランを止めなければ砦の歓楽は不可能と悟り、デムーラン暗殺を目論んだ。
槍に密かに仕込んでいた銃と右目に填めこんでいた魔術眼を利用し、常人では届かない距離から正確な射撃でデムーランを撃ち抜く。だが、デムーランの代わりに指揮を引き継いだユリアンヌの奮闘やキョウコの用意した水濠の完成により砦を落とすことはかなわず、退却していった。
シアルたちがトウカとムロを攻めるのに対し、『大刀』サコンと共に軍を展開。シアルたちの虚を突く動きで翻弄したものの、サコンが討ち取られたことで軍は混乱。バルドゥイノは精鋭たち共に兵の殿を務め、被害を最小限に食い止めながら退却した。
ホウエン東部からデオッチー軍が攻めてきた際は、雪夜軍を率いる『雪石花』ブルーナと共に強襲をかける。デオッチーをブルーナが討ち取るなど戦果を残したが、三度目の強襲を行う前にリシアやダニエル・ヘルガーらに兵糧庫を焼き討ちされ、遠征が行えなくなった。その隙を活かしたデイビスによりヒワマキを陥落させられ、守勢に回らざるを得なくなる。
シアル軍との決戦においては、デイビスを討ち取るも劣勢になったため退却。今後の対策を練るべくハジツゲでゲンと話し合っていたところにジェナーラが現れる。ジェナーラからクー・ロンを託されたバルドゥイノはシアル軍に投降。更にゲンを助けるため、セイン・ボッツと共に『憤怒』アクローマに戦いを挑むも敗死した。
ゲンの反乱に協力し、当初から将軍の一人として活動する。銃の代わりに槍を持ち、歩兵を率いる。ゲン、『阿修羅』ジェナーラと共にホウエン西部に進軍。卓越した歩兵の指揮と攻城兵器を利用した攻城能力の高さでシーキンセツ、トウカと各都市を続けざまにゲン軍の支配下に入れ、快進撃を続けていた。
フエンを陥落させるのに苦戦しているように見せかけ、ヒロズ国の将軍であるマケ・ルーの油断を誘った後、マケのいるハジツゲを急襲し、陥落させた。その後、攻城能力の高さを生かし、ユリアンヌやデムーランが築いていた砦を攻略すべく進軍を開始。緒戦は『春嵐』セレスタンとの連携により相手に大きな打撃を与えるも、立ち直ったデムーランの策を受け大隊長を二人失ってしまう。
砦を巡る攻防戦が始まると、セレスタンに城外にいるシアル・フィングたちの相手を任せ、自らは攻城を指揮。砦はほとんどの兵を外に出しており、陥落させられるかと思いきやキョウコの用意した罠やデムーランの鬼神のような働きに遮られる。バルドゥイノはデムーランを止めなければ砦の歓楽は不可能と悟り、デムーラン暗殺を目論んだ。
槍に密かに仕込んでいた銃と右目に填めこんでいた魔術眼を利用し、常人では届かない距離から正確な射撃でデムーランを撃ち抜く。だが、デムーランの代わりに指揮を引き継いだユリアンヌの奮闘やキョウコの用意した水濠の完成により砦を落とすことはかなわず、退却していった。
シアルたちがトウカとムロを攻めるのに対し、『大刀』サコンと共に軍を展開。シアルたちの虚を突く動きで翻弄したものの、サコンが討ち取られたことで軍は混乱。バルドゥイノは精鋭たち共に兵の殿を務め、被害を最小限に食い止めながら退却した。
ホウエン東部からデオッチー軍が攻めてきた際は、雪夜軍を率いる『雪石花』ブルーナと共に強襲をかける。デオッチーをブルーナが討ち取るなど戦果を残したが、三度目の強襲を行う前にリシアやダニエル・ヘルガーらに兵糧庫を焼き討ちされ、遠征が行えなくなった。その隙を活かしたデイビスによりヒワマキを陥落させられ、守勢に回らざるを得なくなる。
シアル軍との決戦においては、デイビスを討ち取るも劣勢になったため退却。今後の対策を練るべくハジツゲでゲンと話し合っていたところにジェナーラが現れる。ジェナーラからクー・ロンを託されたバルドゥイノはシアル軍に投降。更にゲンを助けるため、セイン・ボッツと共に『憤怒』アクローマに戦いを挑むも敗死した。
『雪石花』ブルーナ
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:33(H222~) | |
| 役職:研究者/雪夜軍隊長 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-3、D-4、D-5 |
『天使の羽根』の一員。180cm、青みがかった黒髪と白い翼の持ち主。研究者としては、魔術が付与された装備を研究、精製している。『開眼』バルドゥイノが身に付けている魔術眼を作ったのも彼女。
また、かつて暗殺組織のようなところで働いていた経験があるようで、その実力を『憤怒』アクローマに見込まれ、攪乱、潜入、暗殺などを主として行う雪夜軍を作成。ソレイユ・ローランサン、ムーン・ボール、レヴィン、オドリックなどシアル・フィング軍の要人を暗殺すべく密かに送り込む。
自身もソレイユを暗殺すべく向かうが、セイン・ボッツに右肩を砕かれ失敗してしまう。その状況で『黄金』ギセラと共にオドリック暗殺を狙うが、それも失敗。他の面々に任せていたムーンやレヴィンの暗殺も上手くいかなかった。
暗殺に失敗したことで打撃を受けた雪夜軍の補充を行った後、再びソレイユや他のシアル軍の関係者を暗殺すべく動き出す。手始めにデオッチー軍にいたソレイユたちを襲うも、デオッチーを殺害するだけに留まる。
密かに潜り込ませた部下の情報を利用して、シアル軍の兵糧庫奇襲計画を察知するや、バルドゥイノ、アクローマと協力してシアル軍を待ち受ける作戦を取る。だが、シアル軍の手際の良さがブルーナたちを上回り奇襲は失敗。その後もソレイユを中心にシアル軍の要人を暗殺しようとするが失敗。ついには部下を失うに至る。
『阿修羅』ジェナーラがゲン・ロンから譲り受けた『瑠璃色の首飾り』を所有していたが、『エックス』の命もあり『スペード』に渡した。
『因石』を『天使の羽根』が入手すると、その性質を調べ上げる。強力な魔力の貯蔵庫との特性を理解するや、高い魔力を保持しているシアル軍の面々に目をつけ、彼らから魔力を奪おうと画策した。
シアルたちの不在をついた作戦は功を奏し、ブルーナ本人がゴサリン・マラードから魔力を奪うことに成功。グランドラゴンを復活させた。
グランドラゴンが覚醒するために力を蓄えていることを理解すると、『スペード』と共にシアルたちの足止めに。だが、不意に起きた噴火とそれに伴う洞窟の崩落に巻き込まれてしまう。
ギセラとは姉妹関係で、ブルーナが妹。
また、かつて暗殺組織のようなところで働いていた経験があるようで、その実力を『憤怒』アクローマに見込まれ、攪乱、潜入、暗殺などを主として行う雪夜軍を作成。ソレイユ・ローランサン、ムーン・ボール、レヴィン、オドリックなどシアル・フィング軍の要人を暗殺すべく密かに送り込む。
自身もソレイユを暗殺すべく向かうが、セイン・ボッツに右肩を砕かれ失敗してしまう。その状況で『黄金』ギセラと共にオドリック暗殺を狙うが、それも失敗。他の面々に任せていたムーンやレヴィンの暗殺も上手くいかなかった。
暗殺に失敗したことで打撃を受けた雪夜軍の補充を行った後、再びソレイユや他のシアル軍の関係者を暗殺すべく動き出す。手始めにデオッチー軍にいたソレイユたちを襲うも、デオッチーを殺害するだけに留まる。
密かに潜り込ませた部下の情報を利用して、シアル軍の兵糧庫奇襲計画を察知するや、バルドゥイノ、アクローマと協力してシアル軍を待ち受ける作戦を取る。だが、シアル軍の手際の良さがブルーナたちを上回り奇襲は失敗。その後もソレイユを中心にシアル軍の要人を暗殺しようとするが失敗。ついには部下を失うに至る。
『阿修羅』ジェナーラがゲン・ロンから譲り受けた『瑠璃色の首飾り』を所有していたが、『エックス』の命もあり『スペード』に渡した。
『因石』を『天使の羽根』が入手すると、その性質を調べ上げる。強力な魔力の貯蔵庫との特性を理解するや、高い魔力を保持しているシアル軍の面々に目をつけ、彼らから魔力を奪おうと画策した。
シアルたちの不在をついた作戦は功を奏し、ブルーナ本人がゴサリン・マラードから魔力を奪うことに成功。グランドラゴンを復活させた。
グランドラゴンが覚醒するために力を蓄えていることを理解すると、『スペード』と共にシアルたちの足止めに。だが、不意に起きた噴火とそれに伴う洞窟の崩落に巻き込まれてしまう。
ギセラとは姉妹関係で、ブルーナが妹。
ルア・ダーン
| 種族:ドゥアン(セラトス) | 性別:男 | 享年:44(H206~250) | |
| 役職:ルードヴィッヒ軍副官 | 戦力+10 | 統率:15 | 登場話:D-1 |
ゲン・ロン軍の武将。『神剣魔狼』ルードヴィッヒの副官。禿げ上がった頭を持つ巨躯であり、常人では持ち上げることすらもままならない巨大な斧を軽々と振り回している。地震により壊滅的な打撃を受けたミシロを一万の兵で攻めようとするも、ムーン・ボールの策とシアル・フィングの奇襲を受けてしまう。そのままシアルたちと戦闘になるが、ルアを汚いハゲと罵るダニエル・ヘルガーにより斃された。
ルア・ダーンの弟子たち
ルア・ダーンの一番弟子であるダン=ルーアと二番弟子のアダ・ルーンがいる。両者ともにルアのことを敬愛しており、毛が薄い。
ハジツゲをゲン軍が奇襲した際、ゲン軍からボックス・ワンを逃がすべくゲン軍の前に躍り出たムーン・ボールと戦いになる。ムーンを窮地に追い込むが、シアル・フィングとユリアンヌ・クライスラーに邪魔される。シアルをルアの仇と定め、首を取ろうとするも叶うはずもなく返り討ちにあった。
ハジツゲをゲン軍が奇襲した際、ゲン軍からボックス・ワンを逃がすべくゲン軍の前に躍り出たムーン・ボールと戦いになる。ムーンを窮地に追い込むが、シアル・フィングとユリアンヌ・クライスラーに邪魔される。シアルをルアの仇と定め、首を取ろうとするも叶うはずもなく返り討ちにあった。
『神剣魔狼』ルードヴィッヒ
| 種族:ヒューリン | 性別:男 | 享年:49(H201~250) | |
| 役職:ゲン軍将軍 | 戦力+40 | 統率10 | 登場話:D-1 |
ゲン・ロン率いる反乱軍の将軍の一人。ゲンが三方向からホウエンを攻めることにした際、ホウエン中央から侵攻を開始。だが、ミシロとコトキからの抵抗は激しく、ついには副官であるルア・ダーンまでもを失ってしまう。業を煮やしたルードヴィッヒ本人もシダケを落とした後、ミシロとコトキへと進軍を開始する。この際、挟撃しようとしてきたシアル・フィングたちの策を躱すべく分身。シアルたちとの戦闘を開始するが、ドレイク・マラードの魔術とアニマウーナの剣術の前に敗れ、討たれることとなった。
『天使の羽根』
『天使の羽根』とは、今から二十年近く前にオルニスの女性、『大天使』レイディアントが創始した、行く当てのない孤児や貧民を支援しているただの慈善団体である。だが、それはあくまで表の姿であり、諜報活動を始めとして、撹乱や扇動、時には要人の暗殺すらもやってのける裏の姿が存在する。裏の人間たちは、互いに互いのことをコードネームで呼び合っており、その全貌を知る者はいない。
裏の組織の面々は、ホウエン地方に封じられた古の魔獣、グランドラゴンと海王ガラエドリルを復活させようとしているが、その理由は不明。
裏の組織の面々は、ホウエン地方に封じられた古の魔獣、グランドラゴンと海王ガラエドリルを復活させようとしているが、その理由は不明。
『エース』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 享年:30前後 | |
| 役職:裏の指導者 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-3、D-4 |
『天使の羽根』の裏の指導者。燃えているのかと錯覚するような赤い髪と翼の持ち主。
何らかの理由でオーダマ・リィが所有する赤い珠を求めており、強奪するためオーダマの研究室を襲撃、オーダマを殺害する。だが、赤い珠はそれを気にいったコダマ・リィが持ち出しており、オーダマが持っていたものは模造品であった。模造品を掴まれたことに対する怒りからか、赤い珠を破壊すると、レヴィンが作り出した大地の結晶を利用して、ミシロに大地震を引き起こした。
『憤怒』アクローマと同一人物
シアル・フィングに倒される。
何らかの理由でオーダマ・リィが所有する赤い珠を求めており、強奪するためオーダマの研究室を襲撃、オーダマを殺害する。だが、赤い珠はそれを気にいったコダマ・リィが持ち出しており、オーダマが持っていたものは模造品であった。模造品を掴まれたことに対する怒りからか、赤い珠を破壊すると、レヴィンが作り出した大地の結晶を利用して、ミシロに大地震を引き起こした。
『憤怒』アクローマと同一人物
シアル・フィングに倒される。
二代目『エース』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代前半 | |
| 役職:なし | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-5 |
身長200cm。白髪に白い翼。黒い服を好み、自身の背丈より長い刀、真正宗を扱う。
『憤怒』アクローマが死亡したことにより、『天使の羽根』の新しい指導者が必要だと考えた『エックス』により見出された逸材。だが、一方でシアル・フィングたちと『天使の羽根』の激闘を知らなかったこともあり、強者との戦いを望んでいた。
ムーン・ボールを襲撃したことでシアルと戦いになるが、怒りに駆られたシアルの攻撃により劣勢に回る。黒い隕石を呼び出すことでその場から離脱するが、左腕を折られていた。
その怪我を懸念した『エックス』や『雪石花』ブルーナによりシアルたちとの決戦には出撃を禁止される。
『憤怒』アクローマが死亡したことにより、『天使の羽根』の新しい指導者が必要だと考えた『エックス』により見出された逸材。だが、一方でシアル・フィングたちと『天使の羽根』の激闘を知らなかったこともあり、強者との戦いを望んでいた。
ムーン・ボールを襲撃したことでシアルと戦いになるが、怒りに駆られたシアルの攻撃により劣勢に回る。黒い隕石を呼び出すことでその場から離脱するが、左腕を折られていた。
その怪我を懸念した『エックス』や『雪石花』ブルーナによりシアルたちとの決戦には出撃を禁止される。
『エックス』
| 種族:不明 | 性別:女? | 年齢:不明 | |
| 役職:指導者 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-4、D-5 |
名前だけの登場。アクローマからはお母様と呼ばれていた。『天使の羽根』の真の指導者。その名を知る者は極僅かで、アクローマの他はブルーナ、『スペード』程度。
グランドラゴンを復活させようと暗躍していた。正体はヒロズ国宰相のボックス・ワン
グランドラゴンを復活させようと暗躍していた。正体はヒロズ国宰相のボックス・ワン
『ゴルフ』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 享年:30前後 | |
| 役職:組織員 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-2、D-3、D-4 |
『天使の羽根』の一員。『ブラックジャック』とは姉妹関係にある。ヒロズ国の宰相ボックス・ワンの傍らにいる人物。
ボックスが青い珠を手に入れたことで、青い珠が手を伸ばせば届くところにやってきたことを喜んでいた。黄金の鞘を持つ。
レヴィンと影の軍の調査により、ボックス子飼いの商人で、ハジツゲ陥落後に姿をくらました『黄金』ギセラと同一人物であることが判明。
アニマウーナに倒される。
ボックスが青い珠を手に入れたことで、青い珠が手を伸ばせば届くところにやってきたことを喜んでいた。黄金の鞘を持つ。
レヴィンと影の軍の調査により、ボックス子飼いの商人で、ハジツゲ陥落後に姿をくらました『黄金』ギセラと同一人物であることが判明。
アニマウーナに倒される。
『ジョーカー』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代半ば | |
| 役職:連絡役 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-2、D-4 |
『スペード』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代前半 | |
| 役職:参謀 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-4、D-5 |
新たに『天使の羽根』の一員となった女性。早くも参謀としての地位を確立している。
黒い髪に黒い翼を持つ。覆面をしており、目以外の部分を見ることはできない。
火口の中でも覆面を取ろうとはしなかった。
黒い髪に黒い翼を持つ。覆面をしており、目以外の部分を見ることはできない。
火口の中でも覆面を取ろうとはしなかった。
『ブラックジャック』
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:20代後半 | |
| 役職:組織員 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1、D-3、D-4、D-5 |
『天使の羽根』の一員。180cm、青みがかった黒髪と白い翼の持ち主。『ゴルフ』とは姉妹関係にある。
暗殺者を育てるために人体実験を行っていた過去があり、その過程でアニマウーナに様々な改造を施した。現在は何か目的を持って行動しているようであり、ブラギの家を襲ってブラギや近くに来たソレイユ・ローランサンの命を狙ったり、ミシロで大地震が起きた際にはテセウスの強襲。テセウスとテセウスを守るために現れたレテ・ローランサンを殺している。
レヴィンと影の軍の調査により、ゲン軍にいる『雪石花』ブルーナと同一人物であることが判明。
暗殺者を育てるために人体実験を行っていた過去があり、その過程でアニマウーナに様々な改造を施した。現在は何か目的を持って行動しているようであり、ブラギの家を襲ってブラギや近くに来たソレイユ・ローランサンの命を狙ったり、ミシロで大地震が起きた際にはテセウスの強襲。テセウスとテセウスを守るために現れたレテ・ローランサンを殺している。
レヴィンと影の軍の調査により、ゲン軍にいる『雪石花』ブルーナと同一人物であることが判明。
『大天使』レイディアント
| 種族:ドゥアン(オルニス) | 性別:女 | 年齢:47(H206~) | |
| 役職:指導者 | 戦力+? | 統率:? | 登場話:D-1 |
『天使の羽根』の表の指導者にして創始者。レヴィンや影の軍の調査により、裏の『天使の羽根』との関係性はないと判明した。