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Bグループ第二話『急襲』


今回予告

―H275年、6月。
ブースト軍、敗走。その噂はたちまちノームコプ全土を駆け巡り、各地に衝撃を与えることとなった。
なかでも、反乱して間もないサン軍の受けた影響は大きい。仮に、ブースト軍がこのまま消滅してしまった場合、次に狙われる勢力は、間違いなくサン軍だ。
それを理解しているダイソンたちは、生き残りをかけて一つの作戦を決行する―

登場人物


PC


サンとその仲間たち

ダイソンたちとは昔馴染みで、リヴィアの主君。シオンで旗揚げした後、ヤマブキから派遣されたヒロズ軍を撃退。
更にハーテン教徒の巣食うセキチクの奪取を奪取したことでそれなりの基盤を獲得、現在はシオンで民政に辣腕を奮っている。
ブースト軍の敗北が自分たちへと影響を及ぼさないよう、ヤマブキ攻めを敢行する。

ダイソンたちの昔馴染みの軍人で策略家。かねてより堅牢なヤマブキを落とすために策を練っていたが、
情勢の変化により準備が整わないまま策は実行されることになる。
現在はセキチクの太守となり、周辺の慰撫に忙殺されているため今回は出番がなかった。

サンやダイソンたちと昔から親交のあった若者。若いながら軍人としては優れた才のある人物。
サンたちがヤマブキ攻めを敢行するのを助けるため、クチバ近くの砦でノンキ軍を牽制する役目を担った。
そのため、彼も今回は出番がない。

  • ポポン(ヴァーナ(アウリラ)、女性、22歳)
かつてバルクルの部下で、その縁もあってサン軍に協力している女性。
サンと共に兵を連れてヤマブキ攻めを敢行する。

  • トーレス(ドラゴネット(アンスロック)、男性、26歳)
ポポンと共にサン軍に協力することになった男性。ポポンがシオンに行ってしまったこともあって、
現在はセキチクに残ったハーテン教徒たちを取りまとめる立場となっている。そのため、今回は出番がなかった。

ダイソン周りの女性たち

  • ユキ(ヒューリン、女性、24歳)
ダイソン、バルクルの幼馴染。それなりの腕の錬金術師でもある。ダイソンとは両思いであるが、当人同士は気づいていない。
ダイソンの意見を受けセキエイを脱出、シオンに向かうも。現状は家がないため、ダイソンたちと同居している。

  • コメット・スクローファ(ヒューリン、女性、12歳)
ダイソンとは一回り離れた妹。コメットが誕生してすぐ母親が無くなったため、ユキのことを母や姉の様に慕っている。

  • エッジ(ヒューリン(ハーフドゥアン/セラトス)、女性、19歳)
 ユキやコメットの身辺警護を任されている女性。

ヤマブキ軍

  • ジャイロ・ボール(ヒューリン、男性、48歳)
大将軍、バレー・ボールの息子。父ほどの実力がないことは当人が最も自覚しており、堅実な戦い方を好む。
女好きなことが欠点であり、ヤマブキ軍の上層部は女性が多い。

  • カーブ(ドゥアン(オルニス)、女性、34歳)
ジャイロの部下の一人でお気に入りの女性の一人。巨大なかなづちを振り回して戦う。
シオン攻めを任されるが、ダイソンらの奇襲により敗走。現在は自宅で謹慎処分となっている。

  • フォーク(ヒューリン、女性、29歳)
ジャイロの部下の一人でお気に入りの女性の一人。三又の槍を手に、騎士とともに戦う。
シオン攻めで失脚したカーブに代わり、軍権を任されることが多い。

  • スプリットフィンガー・ファスト=ボール(フィルボル、女性、18歳)
ジャイロの妻、別に犯罪ではない。意外なことに、ジャイロとは良好な夫婦関係を気づいている。
フィルボルであるため外見は子供にしか見えない。は、犯罪じゃないよ!

ジャイロの部下としてハーテン教の乱のころから活躍するが、男性ゆえに不遇であった。
自らの策が聞き入られず、カーブやフォークばかり徴用するジャイロに失望し、ユーメの誘いに応じることとなる。

セッション内容

反乱をして以降、激務に追われていたダイソンとバルクルが、久しぶりの休日をダイソン宅で過ごしていたころ、
ブースト軍敗走の知らせをルシンダは部下のミルから、リヴィアは主のサンから聞かされていた。
サンはリヴィアに対し、ユーメたちと準備している最中だった、ある策を実行することを告げる。
ただちに集められたダイソンたち一行に対し、サンはその策、すなわちヤマブキへの急襲の内容を述べるのだった。
最初は難色を示したダイソンたちだったが、ついにはそれに応じ、ダイソン、バルクル、リヴィア(そしてルシンダ)はヤマブキの守備の要である
城門の開閉装置を破壊すべく、一足先に内通者、アム・ジストとの合流地点へと向かったのである。
アムによれば、ヤマブキには使われていない地下通路の隠し道から入れるとのことであり、彼の案内でヤマブキへと続く地下通路へと一行は足を踏み入れた。
そこでダイソンたちは最近、地下通路に住み着いた巨大なワニからと二度の激闘(本当につらい戦いだった)を繰り広げるが、切り札を使い続けたリヴィアの活躍もあってどうにかこれに勝利し、無事ヤマブキへと到着したのであった。
しかし、アムの内通は既に太守、ジャイロ・ボールの知るところとなっており、サン軍の接近に合わせて城門の開閉装置を破壊しに行った一行を待ち受けていたのは、ジャイロとその腹心の部下たちだった。一行はダイソンの作りだす巨大なプロテクションのおかげもあってジャイロたちの猛攻を辛うじて凌ぎながら、バルクルがスプリットフィンガーを、リヴィアがフォークを倒し、リヴィアが怒りのリゼントメントでどうにかジャイロを倒したのであった。
時を同じくしてアムが城門の開閉装置をどうにか壊し、サン軍が突入してきたこともあってジャイロは転送石を使ってフォークと共にいずこかへと逃亡。
ヤマブキはサン軍のものとなったのである。サンはカントーの中心であるこの地を拠点に変更し、ダイソンは報償としてシオン太守になったのである。
その翌日、緊急の場合にジャイロが避難場所にすると言っていた地点に向かったクチバの守将、ノンキが見たのは一刀両断にされたジャイロたちの姿であった。
ジャイロ死亡の報はたちまちヒロズ国中を駆け巡り、その知らせを聞いた大将軍、バレー・ボールは息子を失った衝撃か、老体にはたまたたまりにたまった心労が災いしたのか、倒れてしまう。これによりバレーの考えていたアサギ攻めは延期となってしまった。
一方でシオン太守になったダイソンは、周りの協力も得つつ、シオンの統治を始める一方で、ブースト軍との本格的な同盟をサンに訴えていくこととなり、サンと様々な協議をしている最中、7月の半ばに、バレーが倒れたことを受けてようやく一息つけたブースト軍側から、感謝の意を告げる使者が到来する。
その使者をきっかけとして両軍は話し合いに応じ、年末に共にヒロズ国を攻めることで合意するのであった。
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