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Aグループ第十話『封印』
今回予告
―ユウキらの尽力により、ヒロズ国はヨスガをヒート軍の手から奪還することに成功。更にクロガネ山脈を挟んだ反対側の地域でも、
コトブキに戻り体勢を立て直したアキの軍がハクタイを奪取、攻勢に出る。冬が始まるころには、ヒート軍はキッサキ一城を残すまでになっていた。
だが、キッサキを包囲するユウキたちの下に、ヒートの部下数名が城を抜けだし近くのエイチ湖に向かったとの情報が入る。
胸騒ぎを覚えたユウキたちは、エイチ湖へと向かうのであった―
コトブキに戻り体勢を立て直したアキの軍がハクタイを奪取、攻勢に出る。冬が始まるころには、ヒート軍はキッサキ一城を残すまでになっていた。
だが、キッサキを包囲するユウキたちの下に、ヒートの部下数名が城を抜けだし近くのエイチ湖に向かったとの情報が入る。
胸騒ぎを覚えたユウキたちは、エイチ湖へと向かうのであった―
ハンドアウト
- PC⑧用ハンドアウト
君はノモセ太守ニッサ・アノワンの下で働いていた官僚だ。だが、彼女はサン軍の侵攻にもヒートの反乱にも全く動こうとしない。
正義感の強かった君は業を煮やし、ノモセにサスガたちがやってきた際に彼に協力するとして出奔。
ヨスガを奪還した後はユウキたちと共に行動することとなった。
→エッダ
正義感の強かった君は業を煮やし、ノモセにサスガたちがやってきた際に彼に協力するとして出奔。
ヨスガを奪還した後はユウキたちと共に行動することとなった。
→エッダ
登場人物
PC
ユウキの協力者
- ブルータス・スノーケン(ヒューリン(ハーフネヴァーフ)、男性、23歳)
フォールの紹介でユウキ軍に加わり、現在は副隊長として部隊をまとめている長身の男性。
エイチ湖に向かうユウキに代わり、ユウキ軍の指揮を任される。
エイチ湖に向かうユウキに代わり、ユウキ軍の指揮を任される。
- ワガ・ハイ(ヒューリン(ハーフヴァーナ、アウリク)、男性、28歳)
元キッサキの武将で、キッサキで反乱を起こしたヒートには深い因縁がある。
現在は再開した元部下たちと共にユウキ軍に加わっており、エイチ湖にも同行することとなった。
現在は再開した元部下たちと共にユウキ軍に加わっており、エイチ湖にも同行することとなった。
- チアキ・スモールマウス(ヒューリン、女性、23歳)
元ヨスガの武将。意志の強そうな黒髪の美人で努力家。ユウキを慕っており、彼がカンナギへと向かう際、傘下に加わった。
今回もユウキに同行を申し出たが、ブルータスの補佐を頼まれ、渋々ながらも部隊に残る。
今回もユウキに同行を申し出たが、ブルータスの補佐を頼まれ、渋々ながらも部隊に残る。
- ノーバ・セレジェイラ(エルダナーン、女性、25歳)
双子であるセレジェイラ姉妹の姉。虚弱体質であるが、それを補って余りある精神力の持ち主。故郷を救ったユウキに興味を抱き、彼に同行している。
- シャイア・セレジェイラ(エルダナーン、女性、25歳)
双子であるセレジェイラ姉妹の妹。その武術の才からヒロズ国に仕えており、現在は正式にユウキたちの補佐となった模様。
のほほんとした雰囲気を持つが、姉とは違った意味で精神力は高そうである。
のほほんとした雰囲気を持つが、姉とは違った意味で精神力は高そうである。
- リゼル・カーチェス(ヒューリン、女性、19歳)
ユウキ軍の看護兵。大体においてよく倒れるノーバの看護をしている。また、看護兵が先に倒れてはいけないと考えており、肉体も鍛えているようだ。
- スパイアー(ヒューリン(ハーフドゥアン、セラトス)、男性)
ユウキに協力する謎の密偵。その筋肉と性格から、どうして密偵を志したのか疑問を覚えたくなる時がある。
テレポートが効かない地点にいるユウキたちが正確な情報をいち早く手に入れられるのは、彼と部下たちのおかげであろう。
テレポートが効かない地点にいるユウキたちが正確な情報をいち早く手に入れられるのは、彼と部下たちのおかげであろう。
- アイズ(ヒューリン、女性)
スパイアーの部下の一人。小柄で痩身であり、スパイアーと比べると納得のいく密偵である。
長らくマークの護衛をしていたが、テレポートが効かない地点にユウキたちがやってきたため、彼女も情報の取りまとめに参加することとなった。
長らくマークの護衛をしていたが、テレポートが効かない地点にユウキたちがやってきたため、彼女も情報の取りまとめに参加することとなった。
ヒロズ国
- アキ・ロン(ヒューリン、女性、27歳)
国王の娘でコトブキ太守。側室の子であるため王位継承権は第二位。反乱が相次ぐこの国の未来を憂いながらも、この国を良くすべく奔走している。
現在はユウキたちと共にキッサキの包囲を進めている。
現在はユウキたちと共にキッサキの包囲を進めている。
- ジョー(ヒューリン、男性、31歳)
ハーテン教の乱の途中からアキに騎士として仕えることとなった人物。アキの護衛として何度も彼女の窮地を救っており、その信頼は厚い。
- シェン・ロン(ドラゴネット(アンスロック)、男性、48歳)
かつては義賊の親分であったが、ユウキたちの説得を受け、部下とともに山奥に隠遁していた。ヒロズ国の危機を受け、再び兵を起こしたところ、
数奇な運命に導かれ、現在は王族となる。現在はアキの補佐としてキッサキ包囲に同行しており、隙をついてキッサキの兵糧を焼き払うなど活躍している。
数奇な運命に導かれ、現在は王族となる。現在はアキの補佐としてキッサキ包囲に同行しており、隙をついてキッサキの兵糧を焼き払うなど活躍している。
- バンリ・ノ・チョージョー(エルダナーン、男性、26歳)
アキの部下、将来を目される武将の一人。防衛線を得意とする。かつてはマルティムの部下だったこともあり、今回の戦にかける思いは強い。
ヒート軍
- ヒート・テック(ヒューリン、男性、39歳)
反乱軍の総大将。ハーテン教の乱の際は功を上げ、周りの評価も高かった。ヒート軍の反乱の目的が不明なことから、現在は不気味な点が多い。
- ブラック・ディーエス(エルダナーン、男性)
ヒートの右腕と称される男性。かつてはハーテン教の信徒であった。数名の部下と共にエイチ湖に向かったかのように見せかけていたが、
それはあくまで少数精鋭のユウキたちをおびき出すためであり、そこにいたブラックも、正体は彼の影であった。
それはあくまで少数精鋭のユウキたちをおびき出すためであり、そこにいたブラックも、正体は彼の影であった。
- ホワイト・ピーエスピー(ドゥアン(セラトス)、女性、24歳)
ブラックと並びヒートの副官。その美貌を利用し、トウの部下としてヨスガに入り込んでいた。ヨスガ陥落後はヒートの下に戻った。
巨大な長剣を二本操り、机や柱をゴーレムにする。現在はキッサキにいるようだが…?
巨大な長剣を二本操り、机や柱をゴーレムにする。現在はキッサキにいるようだが…?
その他
- カルロス(ヒューリン、男性)
エイチ湖の管理人をしている男性。とても真面目で、感じのいい熱血漢である。
セッション内容
H276年、11月下旬。アキとユウキの軍がキッサキを包囲し出してからひと月以上たっていた。ノームコプ最北の地でもあるこの地では早くも雪が積もりだしており、このまま本格的な冬がやってきてしまうとユウキたちは撤退しなければいけない状況に追い込まれてしまう。
だが、幸いにもヒート軍がハクタイとカンナギから撤退する際に兵糧を持ち出せなかったことと、シェンがその勘を働かせ、わずかな手勢と共にキッサキ城内の兵糧庫の一部を焼き打ちしたことから、間もなく城は降伏するのではないか、というのが大方の意見であった。
しかし、ヴィータは半信半疑であった。ホワイトと戦ったときに感じた不気味な余裕。それが彼女に、ヒート軍は何かを待っていると感じさせたのだ。
スパイアーに様々な情報を調べてもらったヴィータは、ヒートの部下であるブラックとホワイトの両名が元ハーテン教の信徒であり、それ以前の情報が全くないということ、ヒートが行っている洗脳が初期のころと現在では全く質の違うものになっていること、ヒート軍がヒロズ国どころかあらゆる他勢力と一切の交渉を行っていないことを知る。このヒートの反乱は、これまでの反乱とは全く質が違う。兵を思っての降伏などは決してしないだろう、ヴィータは改めてそう感じるのであった。
このキッサキの周りではテレポートが使えない。それはみな共通の悩みであり、正確な情報を集めるべくスパイアーとその部下たちは各地を奔走していた。それはついこの間までマークの護衛をしてくれていたアイズも同じであり、当人たちは大丈夫だろうと言ってはいたものの、護衛がいなくなることを危惧したユウキとヒースは話し合った結果、ヒースがマーク専属の護衛としてこのひと月、マークに付き添うこととなった。
そして、今日も変わらずマークの護衛をしているヒースに、話しかける人物がいた。ミッシェルだ。どこで手に入れたのか分からない怪しい食材―ムジナというらしい―を持ったミッシェルは、ヒースに対し、ユウキと共にいる理由を尋ねた。これからも危ない目に会うのに、どうして?
ヒースは笑って答えた。仲間だから。ミッシェルは納得したのか頷くと、精がつくからと言って冗談交じりにムジナを渡そうとし―瞬時にヒースのファミリア、ノーチェがいずこかへと持ち去ってしまった―困ったように笑うと、去って行った。ヒースも手を振ると何気なく後ろを向き、結果としてこの場でムジナを捌こうとするノーチェを必死で止めることとなった。
軍議の後、ユウキとエッダ、そしてバンリは歩いていた。ユウキはどうだと質問するバンリに、エッダは答える。前の主、ニッサは良い人ではあったものの、動こうとしなかった。ユウキは軍を率いてこの国を良くしようと動いている。
軍議から戻ると、情報を整理するために軍議を欠席したヴィータが待っていた。ヴィータ、エッダ、ユウキ、三人の意見はヒート軍が何かを隠している、あるいは待っているのではないかとのことで一致する。そこに何かを聞きつけたのか、ブルータスが駆け込んできた。思い当たる節のない三人が首をかしげていると、そこに原因であるスパイアーが現れた。そうだろうと思ったと悟ったようにうなずくユウキに対し、スパイアーは二つの悪い知らせを告げる。
一つはブラックを含むヒート軍の部下がエイチ湖に向かったとのこと。もう一つは、カタスト軍配下のシュン率いる軍がフォールの軍を打ち破り、フォール将軍の生死は分からないとのことであった。
フォール軍を打ち破れば、後はセキエイまで止める軍はまずない。ユウキたちは正確な情報収集をスパイアー達にユウキ軍をブルータスとチアキ、そしてシャイアたちに任せ、エイチ湖へと向かった。エイチ湖はかつて青い珠が安置されていたようだが、今はもうない。にもかかわらず、どうして彼らが向かったのかが分からず、不安であったためだ。
エイチ湖の管理人から熱い歓迎を受けた後、一行はブラックたちが向かったであろう洞窟へと足を踏み入れようとする。そこは入ると様々なことが封印されてしまう特殊な洞窟であり、壁に書かれた問いに答えることで封印の一部が解けていくことになっているようであった。
一行は最初の問いを解くと、次に向かう。待ち構えていた巨人から逃げた後、更に問いを解き、次の部屋では騎士たちとの戦いとなった。
この制限された状況下ではヒースとワガが戦線離脱を迫られるも、エッダの魔術が敵将を一瞬で灰に変え、ユウキの鉄壁っぷりが騎士たちをとどめている間にマークとヴィータの連携で彼らを倒すことに成功した。更に問いを二つといた一行は、最初の部屋へと戻り、待っていた巨人を倒すことで、彼らが守っていた部屋に入ることができた。そこで最後の問いを解いた一行はさらに進み、祭壇の前で待ち構えていたブラックたちと出会う。
ブラックはこれは全てユウキたちを誘うための罠であったと告げ、戦闘となる。ブラックの前にいたからくりの動きを瞬時に身切ったエッダ―ではなくそのファミリアのハンニバル―はいち早くその動きを止め、直後にマーク渾身の召喚魔法がブラックたちを襲う。ブラックの横にいた将軍格の男はそれをうまくいなそうとするが、背後に忍び寄っていたヒースの奇襲を受けバランスを崩し、彼もまた濁流に飲み込まれることとなった。
この一撃を耐えたのは横にいた護衛兵が決しに庇った魔術師二人と、影に全ての攻撃を受けさせたブラックの三人であり、魔術師たちは瞬時に反撃に移る。結果として、この反撃からエッダを庇ったワガは倒れるが、魔術師一人をエッダがお返しにと倒す。残った魔術師もユウキが倒し、残るはブラック一人。だが、これまでの様子を違和感を覚えながら見ていたヴィータはある事実に気が付く。このブラックも、影そのものだと。
一行はこの影に追い詰められたものの、マーク、ヒース、ユウキ、エッダがそれぞれ渾身の一撃を放つと影は四散した。
だが、幸いにもヒート軍がハクタイとカンナギから撤退する際に兵糧を持ち出せなかったことと、シェンがその勘を働かせ、わずかな手勢と共にキッサキ城内の兵糧庫の一部を焼き打ちしたことから、間もなく城は降伏するのではないか、というのが大方の意見であった。
しかし、ヴィータは半信半疑であった。ホワイトと戦ったときに感じた不気味な余裕。それが彼女に、ヒート軍は何かを待っていると感じさせたのだ。
スパイアーに様々な情報を調べてもらったヴィータは、ヒートの部下であるブラックとホワイトの両名が元ハーテン教の信徒であり、それ以前の情報が全くないということ、ヒートが行っている洗脳が初期のころと現在では全く質の違うものになっていること、ヒート軍がヒロズ国どころかあらゆる他勢力と一切の交渉を行っていないことを知る。このヒートの反乱は、これまでの反乱とは全く質が違う。兵を思っての降伏などは決してしないだろう、ヴィータは改めてそう感じるのであった。
このキッサキの周りではテレポートが使えない。それはみな共通の悩みであり、正確な情報を集めるべくスパイアーとその部下たちは各地を奔走していた。それはついこの間までマークの護衛をしてくれていたアイズも同じであり、当人たちは大丈夫だろうと言ってはいたものの、護衛がいなくなることを危惧したユウキとヒースは話し合った結果、ヒースがマーク専属の護衛としてこのひと月、マークに付き添うこととなった。
そして、今日も変わらずマークの護衛をしているヒースに、話しかける人物がいた。ミッシェルだ。どこで手に入れたのか分からない怪しい食材―ムジナというらしい―を持ったミッシェルは、ヒースに対し、ユウキと共にいる理由を尋ねた。これからも危ない目に会うのに、どうして?
ヒースは笑って答えた。仲間だから。ミッシェルは納得したのか頷くと、精がつくからと言って冗談交じりにムジナを渡そうとし―瞬時にヒースのファミリア、ノーチェがいずこかへと持ち去ってしまった―困ったように笑うと、去って行った。ヒースも手を振ると何気なく後ろを向き、結果としてこの場でムジナを捌こうとするノーチェを必死で止めることとなった。
軍議の後、ユウキとエッダ、そしてバンリは歩いていた。ユウキはどうだと質問するバンリに、エッダは答える。前の主、ニッサは良い人ではあったものの、動こうとしなかった。ユウキは軍を率いてこの国を良くしようと動いている。
軍議から戻ると、情報を整理するために軍議を欠席したヴィータが待っていた。ヴィータ、エッダ、ユウキ、三人の意見はヒート軍が何かを隠している、あるいは待っているのではないかとのことで一致する。そこに何かを聞きつけたのか、ブルータスが駆け込んできた。思い当たる節のない三人が首をかしげていると、そこに原因であるスパイアーが現れた。そうだろうと思ったと悟ったようにうなずくユウキに対し、スパイアーは二つの悪い知らせを告げる。
一つはブラックを含むヒート軍の部下がエイチ湖に向かったとのこと。もう一つは、カタスト軍配下のシュン率いる軍がフォールの軍を打ち破り、フォール将軍の生死は分からないとのことであった。
フォール軍を打ち破れば、後はセキエイまで止める軍はまずない。ユウキたちは正確な情報収集をスパイアー達にユウキ軍をブルータスとチアキ、そしてシャイアたちに任せ、エイチ湖へと向かった。エイチ湖はかつて青い珠が安置されていたようだが、今はもうない。にもかかわらず、どうして彼らが向かったのかが分からず、不安であったためだ。
エイチ湖の管理人から熱い歓迎を受けた後、一行はブラックたちが向かったであろう洞窟へと足を踏み入れようとする。そこは入ると様々なことが封印されてしまう特殊な洞窟であり、壁に書かれた問いに答えることで封印の一部が解けていくことになっているようであった。
一行は最初の問いを解くと、次に向かう。待ち構えていた巨人から逃げた後、更に問いを解き、次の部屋では騎士たちとの戦いとなった。
この制限された状況下ではヒースとワガが戦線離脱を迫られるも、エッダの魔術が敵将を一瞬で灰に変え、ユウキの鉄壁っぷりが騎士たちをとどめている間にマークとヴィータの連携で彼らを倒すことに成功した。更に問いを二つといた一行は、最初の部屋へと戻り、待っていた巨人を倒すことで、彼らが守っていた部屋に入ることができた。そこで最後の問いを解いた一行はさらに進み、祭壇の前で待ち構えていたブラックたちと出会う。
ブラックはこれは全てユウキたちを誘うための罠であったと告げ、戦闘となる。ブラックの前にいたからくりの動きを瞬時に身切ったエッダ―ではなくそのファミリアのハンニバル―はいち早くその動きを止め、直後にマーク渾身の召喚魔法がブラックたちを襲う。ブラックの横にいた将軍格の男はそれをうまくいなそうとするが、背後に忍び寄っていたヒースの奇襲を受けバランスを崩し、彼もまた濁流に飲み込まれることとなった。
この一撃を耐えたのは横にいた護衛兵が決しに庇った魔術師二人と、影に全ての攻撃を受けさせたブラックの三人であり、魔術師たちは瞬時に反撃に移る。結果として、この反撃からエッダを庇ったワガは倒れるが、魔術師一人をエッダがお返しにと倒す。残った魔術師もユウキが倒し、残るはブラック一人。だが、これまでの様子を違和感を覚えながら見ていたヴィータはある事実に気が付く。このブラックも、影そのものだと。
一行はこの影に追い詰められたものの、マーク、ヒース、ユウキ、エッダがそれぞれ渾身の一撃を放つと影は四散した。