シノビの礼儀

はじめに

『シノビガミ』のそもそもの目的は、GMとPL達が協力し合い、楽しい時間を共有することです。
PC同士が対立したり、戦闘を行ったりすることもありますが、それは過程に過ぎません。
※他システムに共通する部分もあるのでマナーについてやKPのマナーについても参照してください。

勝者と敗者

『戦闘』を行ったプレイヤーは『勝者』になるかもしれませんし、『敗者』になるかもしれません。
しかし『シノビガミ』においては、『勝者』の物語はもちろん、『敗者』の物語さえも、体験した上で楽しむことができるのです。
『勝者』と『敗者』なんて区切りも、あくまで『戦闘』におけるものです。
真の『勝者』は『戦闘』の勝敗なんかに縛られません。
自PCだけに限らず、他PCやNPLの物語を彩り、他の参加者と楽しみを共有したシノビこそが、真の『勝者』と言えるのではないでしょうか。

GMの礼儀

シノビガミのGM(ゲームマスター)は、あらゆるルールに優先して、ゲーム中の出来事を自由に処理することができます。
つまり、使うべきルールを無視することも、通常行わないような処理を行うことも可能です。
これが何を意味するかと言うと、GMも含めた参加者全員がより盛り上がり、楽しめる手助けができると言うことです。
確かにルールは大事ですが、ルールに縛られる事により誰かが楽しめるものも楽しめなくなってしまうことも時にはあります。
そんな時は、GMがそっとその縛りを解いてあげましょう。
きっとその処理をして不快になる人間は少ないはずです
このように、どうすれば参加者全員がより楽しむことができるのかを考え決定しましょう。