能力値の決定
クトゥルフTRPGでは能力値をダイスで決めます。
例えばSTR(筋力)の値は3D6となります。
3D6とは6面のダイスを3回振った合計値という意味です。
能力値について詳しくは
こちらのページにて。
クトゥルフWEBダイスという非常に便利なツールがあります。
まずはこのサイトにアクセスしてダイスを振ってみましょう。「一括で振る」ボタンを押して下さい。
数値が気に入らなければ振り直すことも可能です。しかし個別の能力値を振り直すことは出来ません。
OK 彡(゚)(゚)「バランス悪いから全部振り直したろ!」
NG 彡(゚)(゚)「筋力もっと欲しいなあ・・・筋力だけ振り直したろ!」
名前や職業の決定
自由です。能力値とも相談しながら好きな職業を決めましょう。
悩ましい場合、初心者は探偵がおすすめです。
持ち物はそのキャラが持ってておかしくない物にしましょう。
例えば、小学生がリコーダーを持っている←自然
成人男性がリコーダーを持っている←不自然
楽器演奏が趣味の成人男性がリコーダーを持っている←自然
技能を割り振る
ダイスを振った時に「職業技能ポイント」と「趣味技能ポイント」というものがあったはずです。
これらの値を足しましょう。ここでは仮にその合計を「技能ポイント」と呼びます。
※厳密には分けて考えるのですが、このスレでは一緒くたにして扱います。
これらをキャラシートの技能という欄に割り振ります。
技能について、例えば目星(初期値25)はその技能を使用する時、25%で成功するという意味です。
目星に技能ポイントを50割り振ると、25+50=75%の確率で目星が成功するということになります。
基本的に割り振りは自由ですが、初期値と割り振りの合計が80を超えないようにしてください。
つまり目星(初期値25)に割り振る場合は55が上限ということになります。
初期値だけで80を超えている場合(初期値がEDU×5で定義される母国語など)、その技能に技能ポイントは割り振れません。
これは「成功確率の高すぎるダイスロールは面白みに欠ける」、
「シナリオクリア時の成長ボーナスを加味した時に、当該技能が90を超えていると成長できないことがある(増加分が無駄になる)」
という理由によるローカルな制約です。他所には他所のローカルルールが存在するため、
分からないことがあったらまずはKPか、詳しい人に聞いてみるとよいでしょう。
クトゥルフ神話(初期値0)に技能ポイントを割り振ることは出来ません。
こちらは卓によらずほぼ共通したルールで、これはクトゥルフTRPGのストーリーの
「未知の怪異(クトゥルフ神話に絡む諸々の事件)に巻き込まれる」という様式の都合による制約です。
これは別な項目でも説明することになると思いますが、例えプレイヤーがクトゥルフ神話について知識を持っていたとしても、
余程の事情が無い限りプレイヤーキャラはクトゥルフ神話について無知でなくてはならず、またそうであるように振舞う必要があります。
また、キャラに合った自然な割り振りをするように心がけましょう。
「投擲」技能が高い野球選手、というのは自然ですね。
「歴史」に長けている野球選手、といのはあまり自然とは言えません。
しかし、そこに「大学時代、卒論のテーマが歴史だった」等の背景が加わると自然に思えます。
一見職業に沿わない技能でも、その他の背景次第では持っていてもおかしくないものです。
ここも妄想のチャンスです。色々と考えてみましょう。
初めはどの技能を取れば良いのか迷うと思います。
その際にオススメするいわゆる鉄板技能は「聞き耳」「目星」「図書館」「応急手当」です。
「聞き耳」「目星」「図書館」は情報収集の際にしばしば使う技能で、無駄になることがありません。
「応急手当」は緊急時の生死を分かつことがあります。迷ったらこれらを優先的に取りましょう。
技能の値に関してのレベルは大体以下のようになります。
数値 |
レベル |
初期値 |
全くの素人 |
25% |
その方面に知識がある |
50% |
かろうじて生計が立てられる |
75-89% |
その道のプロ |
90-99% |
スペシャリスト |
キャラシートが出来たら
不備が無いかチェックしましょう。
特に技能の割り振り合計が技能ポイントと一致しているかもう一度チェックしましょう。
お疲れ様でした。これで正真正銘自分だけのキャラの完成ですね。
キャラシートは大切に保管しときましょう。画像にしておくと後々楽です。
キャラシートはセッションのKPには必ず提出しましょう。
また、セッション中に自分でいつでも確認できる状態にしておいてください。
最終更新:2025年01月25日 18:09