概要
学園学区は、
ユピトル学園主権連合体の地方行政を担う自治単位である。大学と市町村からなる学閥共同体を基盤とし、恒星域ごとに設けられた連合管理区の内側に置かれる。
体制
学区の体制は、特定の提携関係を持たない単独学区と、複数の学閥共同体が手を結んだ連合学区に大別される。連合学区には、同盟学区と連邦学区の形がある。学区ごとに異なる文化を抱える事情を汲んで、
学生理事会は伝統的に多様な体制を認め、内政不干渉の立場を基本に据えてきた。中央の手元に残る権限は外交と安全保障にあり、社会保障も中央の所管に属する。各自治領の自治権は、それ以外の広い範囲に及ぶ。強い自治権を背にした学閥の衝突は多くの死傷者を出し、
共立機構国際平和維持軍から収拾を迫られる事態も招いてきた。近年は
学園社会党政権のもとで中央の改革が進み、『責任ある自治権』の標語が掲げられている。
主な学区
三つの連合管理区には大小の学区が数多く置かれ、規模と来歴で名の通った学区が、各管理区の顔となっている。
エールミトナ連合管理区
この管理区は、連合の首都星ロヴィンエルナを含む恒星域を収めた、行政区分上の最大単位である。
首都サー・フォスの連合直轄区を中心に
転移者の学区を数多く内包し、域内の大半は
聖ツォルマール系列の自治領で占められる。
時代とともに大学組織を増やしながら政治と経済の両面で連合管理区の首位を保ち、多くの著名な卒業者を送り出してきた。
大江戸の23区は、戊辰戦争で幕府軍が勝った世界線の日本から、核戦争のさなかに
事象災害によって丸ごと運ばれてきた。
旧世界ではソ連陣営の日本共和国として冷戦の最前線に立ち、転移後は
ベルリン戦争の敗者として学区に組み込まれている。
一党体制のもとで、汚染された市域の再建に挑んでおり、他の学区との関係は概ね悪い。その後の展開?ブラウザバックしろ。
大坂の街は、元は別世界線の日本国に存在した。市域ごと
共立世界に運ばれて生まれた経緯を持ち、今日では転移者自治領の一つとして知られる。
今の市街が広がる土地には、かつて
リンベルーク大学の
記念公園に連なる緑地があり、転移直後の混乱を越えた街は、路面電車の走る観光都市に姿を変えた。
連邦学区は、同じ世界線に属する相模原とチェンナイに、別軸のベルリンを加えた転移者自治領である。
駐留軍と演習中の部隊も都市ごと転移し、大相模原主義のもとで一つにまとめられた。
市域は
リンベルーク記念公園の一角を占め、ベルリンを含む州の間には、今も貧富の差が色濃く横たわる。
ネルトヴィンリル連合管理区
ネルトヴィンリル星系の諸星域を収める。凍結惑星ブラムスティをはじめ、星系内の各地に学区が置かれている。
学区は、
ユミル・イドゥアム連合帝国の出資によって築かれ、ガルグ街の通称で知られる。
騎士団を擁する筆頭校が街の舵を取る一方、大学の地下に巣くう過激派のテロが続き、問題の区画は今も
学生理事会による隔離制裁の下に置かれる。
通称、ルナ街は、
セトルラーム共立連邦の出資で建てられた。三つの名門校が科学技術の人材を世に送り出す理系の学区として知られる。
山脈の向こうの
ガルグ街とは、隔離制裁の続く現在も学区政府どうしの協力関係を保つ。
ジェクステルナ連合管理区
ジェクステルナ星系の諸星域を収める。ゴルヴァドーラ学区をはじめ、数多くの学区が存在する。
ゴルヴェドーラ学区
この街は、
キルマリーナ共立国の出資を受けて育ち、ジェクステルナを代表する大型学区の一つに数えられる。
挨拶からして騒がしく、肉体派を誇る学生の中から数多くのプロスポーツ選手を排出した。街の至る所にブートキャンプが存在し、鍛錬を美徳とする名実ともに体育会系の聖地を形づくった。
学区主催のブラッドレースにおいては、刺激を求める観光客が詰めかける。
帝国の外交方針を色濃く映す
ガルグ街を相手に武力闘争に踏み込む姿勢を見せた末、時の
学生理事会に強制的に隔離された黒歴史を持つ。とにかく暑苦しい。
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最終更新:2025年08月31日 12:57