概要
当記事ではユピトルに存在する学園学区について纏める。体制区分としては、特定の提携関係を持たない単独学区をはじめ、複数の学閥共同体(大学・市町村)からなる連合学区(同盟・連邦学区)の2つに分類された。それぞれが異なる文化を持つことから、伝統的に多くの体制を許容。地域主権に配慮した路線を踏襲している。行政の中核を担う学生理事会(中央政府)も基本的には内政不干渉の立場を堅持した。各自治領に対し、外交・安全・社会保障以外の広範な自治権を認めて久しい。強大な自治権を持つ学閥同士の衝突から、多くの死傷者を出して問題となっていた。
共立機構国際平和維持軍が駐留する主な理由とされる。近年、中央政府(学園社会党政権)による改革が進みつつあり、その中で『責任ある自治権』のスローガンも叫ばれた。
学園学区
エールミトナ連合管理区
連合の首都星たるロヴィンエルナを含む。一つの恒星域を収めた行政区分上の最大単位。首都サー・フォスを中心に数多くの転移者学区を内包し、新しい文化を根付かせた。
現在の行政区分としては、星域内の殆どが聖ツォルマール学区系列の自治領で占められる。時代の変遷とともに多くの大学組織を抱えて久しい。数ある連合管理区の中でも政治・経済ともにトップの座をキープして久しく、相当数の著名な卒業者を輩出している。
大陸及びファーレリア本島における最大の連合学区。自由を重んじる校風から多種多様なサークルが存在する。その性質上、様々な分校が付属した。中でも最高学府として位置づけられるリンベルーク大学(University)では
教育区分におけるエリートクラスが複合的に集中し、国中から優秀な学生を集めた。原則として
序列制度に基づくクラス分けを想定するが、個々人の特性を踏まえて分けることもあり一様ではない。また、一般の応募も受け付けており、試験に合格すれば年齢や出自を問わず誰でも入学することができる。以上の性質から、年齢層は幅広く還暦を迎えた大人達も学生の中に溶け込んだ。
新ソヴィエト学区大江戸市
共立公暦1000年時点で、先のベルリン戦争における敗戦から立ち直っておらず、退廃的な光景が広がる。元の経歴としては、戊辰戦争において幕府軍が勝利した世界線の日本国に属していた。その後は清帝国を中心とする東アジア共同体に加盟。西側諸国との適度な距離感を保ちつつ、最大の敵対勢力たるロシア帝国(後のソ連)と対峙した。第一次世界大戦を契機に樺太を奪取して以降は、大韓帝国も含む東アジア諸国との同盟関係を更に強めていき、西側列強の干渉に抵抗。エネルギー利権を巡るソ連との戦い(第二次世界大戦)において、外交交渉が泥沼化した結果、東西列強を団結させてしまい、清帝国もろとも敗戦の憂き目を見る結果となった。時は1965年。国際社会による妥協のもと、新たに成立した日本共和国はソ連の陣営に組み込まれ、きたるべきNATO軍との戦いに備えた。
そして、1991年。アメリカ国内における労働者の怒りが爆発すると、連鎖的に世界規模の革命運動へと推移し、合衆国自体の崩壊を迎えたとされる。その間、奇跡の復興を遂げた日本共和国はソ連との同盟を堅持しつつ、資本主義陣営最後の牙城と見なされるEU(統一ローマ帝国、プロイセン王国、ポーランド=リトアニア共和国等の錚々たる面々が健在のヨーロッパ連合)との決戦に備えた。1999年に核戦争の勃発すると、繁栄を極めていた大江戸にも大量の熱核ミサイルが降り注ぎ、誰もが世界の終末を確信したという。しかし、幸か不幸か、
事象災害による転移現象に巻き込まれ、大江戸23区を含む広大な地域とともに共立世界へ飛ばされた。大江戸臨時政府は当初、平和裏の外交を求めて周辺地域との接触を試みたが、そこで別世界線のベルリン軍と遭遇。先の世界革命をもって崩壊したはずの米軍が何故か生きており、怒りのままに武力闘争路線へと転じたのが事の発端らしい。
その後の展開?ブラウザバックしろ。
異世界の日本から飛ばされてきた。転移者自治領の一つ。現在の新大坂市となる以前はリンベルーク大学所属の記念緑地が広がっていた。
異世界の日本から飛ばされてきた。相模原市を中心に成立した連邦学区。元はリンベルーク大学所属の記念緑地が広がっていた。
ネルトヴィンリル連合管理区
ガルグ・ヴェルノー学区(通称、ガルグ街)
セドルナ学区
ジェクステルナ連合管理区
ゴルヴェドーラ学区
キルマリーナの出資を受けて発展した。ジェクステルナを代表する大型学区の一つ。挨拶からして何かと騒がしく、非常にうるさいことで有名だが、ここに通う殆どの学生が肉体派であることを誇りにするだけあって数多くのプロスポーツマンを輩出している。学区の至るところにブートキャンプが設置されており、鍛えることを美徳として掲げることから名実ともにインドア派の聖地となった。更に学区主催のブラッドレースも盛んに開かれているため、刺激を求めて訪れる観光客は後を絶たない。また、帝国の外交方針が著しく反映されている
ガルグ街に対しては武力闘争も厭わない姿勢を見せており、これを疎んじた時の学生理事会によって強制的に隔離させられた黒歴史を持つ。とにかく暑苦しい。
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最終更新:2024年07月04日 01:15