ユミル・イドゥアム連合帝国 > 共同統治機構

連合帝国共同統治機構
基本情報
公用語 イドゥアム語
ロフィルナ語
本部 フォフトレネヒト皇国
帝都カーマフォルト
形態 任意団体
同君連合
加盟 ・正規加盟国:21ヶ国
指導者 ・皇帝トローネ・ヴィ・ユミル・イドラム
設立 ・共立公暦1195年


概要

 ユミル・イドゥアム連合帝国共同統治機構は、共立公暦1195年に成立した旧皇帝直轄領・新構成国による同君連合である。

経緯

 共立公暦1045年に政府が主導する民主化政策は一部成功したものの、完全な達成には至らなかった。そのため、次善の策として構成国や皇帝直轄領を新秩序世界大戦以前の状態に分けて統治する事となる。
 計画から150年後の共立公暦1195年各国の元首が選出され、連合帝国共同統治機構の象徴となる皇帝としてトローネ・ヴィスプローメ=フォレルト・ケルフィリア(トローネ・ヴィ・ユミル・イドラム)がフォフトレネヒト皇国の女皇帝を兼任することとなった。

体制

 トローネ皇帝がフォフトレネヒトの長であることに加えて、連合帝国全体としては唯一の象徴君主となる。自国を含む全ての加盟勢力に独立および内政不干渉の権利を保障し、中央組織の干渉を最小限に留めた。一方、過去の民主化の経緯から、連合帝国宙軍による一定秩序の持続可能性に期待する声も大きく、これが国内外の政策に影響を及ぼしているとの見方もある。組織図の内訳としては、文明共立機構を参考とし、連合帝国中央評議会、同帝国議会、同帝国裁判所などが存在する。今日のトローネ皇帝に帝国全ての軍を動かす意図は存在せず、そのような特権も放棄して久しい。実質的には各国代表が集いし帝国議会の承認と、中央評議会によるコントロールが必要とされ、チャルチルフ事変に相当する大規模な軍事クーデターの可能性を尽く潰えさせる体制となった。

構成国

連合帝国共同統治機構盟主国

フォフトレネヒト皇国

 チャルチルフ星系及びメーデグアラ星系、ノニバル星系を領有する共同統治機構の盟主国。ケルフィリア人の聖地とされており、トローネ・ヴィスプローメ=フォレルト・ケルフィリアが女皇帝を務める。

正規加盟国

ヘズレル共和国

 ヴァルヌク星系を領有する共和政国家。「力による選挙」という特殊な手法で選ばれた議員による共和統治院による議会制国家。古くからフォフトレネヒト皇国と友好関係を築いており、共立公暦1195年に復活した際も真っ先に皇国との友好を明言した。ユミル・イドゥアム連合帝国時代の地方貴族たちも領主の職務は無くなってしまうが、爵位の保持と企業や資産の保有は許されている。

スクルシ王国

 サティマウ星系を領有する王政国家。ユミル・イドゥアム連合帝国時代もスクルシの王族は一貴族家として存続していたため共立公暦1195年スクルシ王国復活の際も再び同じ王家が国王となった。小人が多く住み、ツリーハウスが多く使われる森林惑星だが連合帝国時代に作られた高架鉄道や宇宙船による次世代技術も多く取り入れられている。

メティア星系連合

 アーディティムシ星系を中心とする共和政国家。ユミル・イドゥアム連合帝国時代は交通の要所とされていた。共立公暦1195年に市民からの投票によって選ばれた議員による行政評議会が発足、帝国時代に地方領主を勤めていた貴族は貴族院として外交を担うこととなり、議員と貴族でお互いの棲み分けを開始した。
しかし実際には双方が相手の権益を奪おうと足の引っ張り合いが頻発し、自身の業務に関してはいちいち議会の採決を取るため中々物事を進められない状態が続く。行政評議会が発足して1年で不祥事により17人の議長が退任させられている。

民主ユピセヴィオ公国

 一星系を領有する国家で国名には無いが共和制となっている。セクター・イドゥニア大戦の経緯から、連合帝国とセトルラームの文化が混ざった独特の民主社会を形成している。連邦との結びつきが強い。共立公暦1195年、現在近いうちにセトルラームの一構成国へ入る事が決まっている。

ウシャバルド統一人民共立国

 蓄電池鉱石と呼ばれる帯電性のある鉱石を算出する鉱山国家。一応選挙などがあるものの、統治機構成立後は一貫してストラーグ・ワヴィルが国家元首である書記長を勤める。成立前は連合帝国が蓄電池鉱石を優良価格で買い取ったり、毎年補助金による支援を行っていたが統治機構成立後は各国が独立した影響でそれらの支援策がなくなった。現在はフォフトレネヒト皇国やセトルラーム共立連邦など資金力のある国家に対する鉱石の押し売りを始めている。

スワ族連合

 惑星ルワに存在する未開拓の保護領域。他の構成国と同じく、共立機構に加盟するが法治国家の体をなしておらず、宇宙進出はおろか産業革命すら迎えていない。地上のジャングルにおいて一定の勢力規模を保つスワ族連合が星の意思を代弁している。ただし、同惑星の中にも連合を認知していない部族がある等、かなり大雑把な統治形態を持つことから、掟を都合よく解釈する他部族出身者とスワ族連合の中心人物の戦が儀式として常態化した。他惑星から降り立った人物は、全員神の国に住む「空人」として崇められており、神にも等しい彼らを巻き込むことは現地人にとって恥(脅威)となるため、極力控えられる。統治機構は、それらの数少ない原始的な文化が残る事を理由に特別保護国家として環境保護のために監視要員数名が配置されているのみとなっており、その数名の監視要員を利用した暫定的な政権の国家として承認されている。

ダムラリニ民主共和国

 イドゥセクメ星系を領有する一時的な君主制国家ダムラリニ帝国として共立公暦1195年に独立。地方議会に属していた貴族の中で長年議長を勤めていたラスティリア伯爵が代理皇帝となった。ダムラリニ帝国独立から6ヶ月後、国民選挙および共和政への変更準備が整い次第、代理皇帝からダムラリニ民主共和国政府へ行政権が移行されダムラリニ民主共和国となった。

レシェドルト共和国

 ヨバンナ・フリートンはかつて、連合帝国直轄領の再編——その歴史上最大規模となった変革——を強く支持した。暫定議会での議論を経て、旧レシェドルティをレシェドルト共和国へと改称することが全会一致で決定され、ここに新たな共和政国家の誕生が実現した。一方、この地に深い縁を持つヴァンス・フリートンは、長年の経験を生かした政策論議が高く評価され、大統領の座に上り詰めた。こうして、長く錆びついていたレシェドルトの舵取りを託されることとなったのである。

カラネア王国

 内黒海に面するカラネア地方が独立して誕生した国家。
連合帝国の大規模海軍基地がある関係で軍に関連した住民が非常に多い。仮想敵国となっているレスゴリア王国を警戒しており、海軍がない代わりにカラネア海洋警備局(海警)は沿岸警備組織としては異例の装甲艦やミサイル艦を保有し、フリーネア特別行政区から多数の高性能戦闘機を購入するなど軍事力もある。

ラル・リーネリア王国

 シャンルリ王国との交易拠点として巨大な貿易港や広大な列車基地が多数建設されており、国王となった元領主であるリネーヤ家は交易に強い家系で輸送系企業を複数保有している。また、リゾート開発や遊覧船事業を手掛けるレミソルト財閥の支店が存在しリゾート都市の開発に拍車がかかっている。

ラギルネ諸島王国

 一つの巨大な本島と3つの島が含まれる王国。元々火山島だった影響で豊富な自然があり漁業が盛んに行われている。反面交通の利便性はイマイチで、島内の輸送は5路線ある国営バスと2路線しかない国営狭軌鉄道、海上はレミソルト財閥傘下の企業である中東海運のラギルネ航路が担っている。国営狭軌鉄道はかなり珍しい蒸気機関車が実際に稼働しており観光コースにもなっている。

ゴントク=東ムハロヤ共同体

 ゴントクと東ムハロヤ2つの統治機関が共同で統治するこの国は流氷や氷塊芸術で観光立国として知られているが、仮想敵国テラソルカトル王政連合と接しており陸軍の増備を続けている国でもある。
国境線が見える丘は貴重な観光資源でもあり、政治においても時折要人が視察に来る場合もあるなど共同統治機構として特殊な立場にある。

カムレア王国

 複雑な模様が描かれた一枚の長い布を頭から足の膝まで幾重にも巻いて着物とするニカと呼ばれるこの地方にのみ普及した独特な着物文化が存在する。軍は沿岸警備隊のみ存在する。海上交通はレミソルト財閥傘下の企業である中東海運のカムレア航路が、陸上交通は同じくレミソルト財閥傘下の企業であるカムレア交通というリニアモノレールが担っている。国王もレミソルト財閥からの献金を受け取り、優先的にリゾート開発を発注するなど財閥とズブズブな関係となっている。

リミレセムス国

 フリーネア特別行政区に向けた外平洋航路の玄関口となっている国。特にキメラ生物に特化した海洋保全隊と呼ばれる特殊部隊を保有しており、複数の大型船舶で構成された船団をキメラ生物から守る為、重装甲を施した護衛戦艦を旗艦とした護衛戦隊を運用するなど対キメラ生物に関連した施設や住民が非常に多い。

ロンドルア王国

 中東洋に面した側はレミソルト財閥傘下によるリゾート都市があり、外平洋に面した側はキメラ生物を迎え撃つ最終防衛圏となっているため海上要塞が大量に建設されている。統治機構海軍による艦隊基地があり、華やかさと物々しさが両立した国家となっている。

ハムラノア部族連合

 様々な少数民族が連合を組織して統治する暖かい国家。海上で暮らすロフィルナ系少数民族であるメラーナ族など珍しい暮らしをしている部族があり、観光の見どころとなっている。外平洋側にはかつて海賊を生業としていた海上の戦闘民族リヴェラナル族がハムラノア海洋警察として活動しており、対キメラ部隊の運用を行っている。

サヴィレーネ共和国

 変異キメラに襲われ国土の大半が廃墟と化しているが、首都を周辺に現在も防衛戦が保たれている。起動城壁で囲まれた防衛都市が中央に聳える山脈の周囲を囲っている。
中央の山脈は、この地に住む民族の神聖なものと扱われており、通常の観光客の立ち入りが制限されているなど特殊な遺構が多く存在する。

ニツリア公国

 各構成国が保有する海上船舶の大半を製造し、重工業が発達している。国民の多くもそれらの企業の労働者となって久しく、中には漁業に関する知識が豊富な技術者も存在する。

ディアロナ王国

 主にサンパレナ共和国との陸路における玄関口として機能する。サンパレナに向かう鉄道連絡を続けており、変異キメラに対する防衛網が豊富に揃っている。
また、サンパレナ共和国西ディアロナ自治区、およびラヴァンジェ諸侯連合体/アロレヤ伯爵領との相互交易協定を結んでいる。

オブザーバー加盟国

エルクール大公国(ジェルビア連邦共同体兼任)

統合統治機構が成立する以前から、星間進出に積極的で、多くの移民の受け入れとともに領地を拡大してきた歴史を持つ。
現代では同統治機構屈指の星間国家として多大な発展を遂げており、独自の航空宇宙軍を有するなど高度な先進国の一つとして知られている。
映画産業の拡大も著しく、多くの著名な演者を排出している。

ラヴァンジェ貴族共和主義諸侯連合体所属・象徴君主

アロレヤ伯爵領

国際関係

タグ:

国家
最終更新:2025年05月27日 09:44