キングヘイロー - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

ヘイロー氏族出身のウマ娘。おそらくはグッバイヘイローの子孫。
セイウンスカイ曰く「ヘイロー氏族の良い所の出」（103-105）。
トゥインクルシリーズで活躍し、「黄金世代」と呼ばれた7人の一人（27-47）。
ウマネスト再征国との交流レースであるシャングリラカップに出場し、世界線変動前後で変わらず初代優勝者となっている（18-134）（34-159）。
トレセン学園卒業後はウマムスタンの最高学府であるウマルカンド大学に進学している。

ヘイロー氏族の中でも、五代目カガンの行った歴史研究に関する弾圧の真実を伝えられている家系（105-23~35）であり、おそらく開放政策以前から彼女の家系は五代目史観に基づかない歴史教育が行われていた模様。

主な身分

• ウマムスタン 中央トレセン学園ウマルカンド校 卒業

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• ウマルカンド大学 農業工学専攻 在籍

作中の動向

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特別番組『あのウマ娘の今』編でトレセン学園の夏合宿を視察に来たスズカガンを合宿に参加していた生徒たちが囲んでいる場面で初登場（27-34）。週末のシャングリラカップに選手として参加予定の彼女の競争能力がまったく衰えていないことに驚愕していた。
（実は世界線変動前のスペシャルウィークの戦績決めの際、「王」の名で存在が示されており、シャングリラカップにも参加していた（18-119,133）。）
実はこの際、（警護の観点から）主催者側が真の参加選手発表を行う前日に外国メディアにスズカガンが参加予定だと口を滑らせている（27-34~42）のだが、お咎めはなかったようである。

スズカガンとの模擬レースでは作戦の練り直しを優先し分析を選択、セイウンスカイと参加しないのかと探り合っていた（27-60）。

模擬レース後のインタビューで、トレセン学園卒業後は大学進学から一般企業への就職を希望（28-36）しており、無事国内最高学府のウマルカンド大学に入学した（103-94~107）。

本番のシャングリラカップ（世界線変動後）では戦績からスプリンターと評価されて最低人気（34-89,91）だったが、本職のレース記者である乙名史記者やコマンドスズカ、サイレンスサンデーからは高く評価されていた（34-91~96）。
レースでは中盤揉まれながらもチャンスを伺い、最終コーナーで豪雨でぬかるみ、全員が避けた内ラチ沿いギリギリを突き抜けるという大博打に勝ち、最低人気を覆して初代優勝者の座をつかみ取った（34-152~159）。

96スレから始まった建国期編でセイウンスカイと共に再登場（103-95）。
現代のウマルカンド大学で、月曜日の一限目（130-109）から大講堂で行われる『建国史研究』に出席し、19世紀の初代カガン達を中心にした視点とはまた違う、現代の研究者の視点で見る建国期について他の学生たちと共に学んでいる。
教授と顔見知りであるためか、学生からの質問に教授の代わりに返答させられたり（105-23）、誰も答えられない質問に代表として答えさせられたりしている。（122-123）。

初代カガン達を中心にした視点では事実とされたものが、現代では誇張や脚色と見做されている部分もある一方、新たに発見された資料や研究によって従来信じられてきた事績が前倒しになっていることもあり、細部に多くの違い（103-95）はあるが、講義している教授も含めて「初代カガンは偉業を為した」という点では一致している。

大学では髪型を変えて伊達眼鏡しているが、GⅠウマ娘と気づかれずとも一流のファッションセンスで普通に衆人の注目を集める模様（103-125,131）。

作中人物との関係

セイウンスカイ

トレセン学園の同級生。
共にウマルカンド大学に進学したため、進学後も交友は続いている。
氏族集会で時々会う教授の『建国史研究』の講義に出席することとなり、一人では心細いので彼女にも同じ講義を取るよう誘った。月曜日の一限目から付き合わせるお詫びにランチを奢っている（103-107,109）。

エアジハード

トレセン学園の同級生。
世界線変動前ではシャングリラカップで彼女との一騎打ちに勝利した。
世界線変動後は領域を発動したスズカガンに次いで三着となっている。

スズカガン

同じヘイロー氏族出身の現カガン。
世界線変動後のシャングリラカップでは落鉄したとはいえ、領域を発動した彼女を差し切り、レース前に彼女が予言したように「今日のレースで勝つのはもっとも根性があるウマ娘」という言葉を証明して見せた。

グッバイヘイロー

おそらくご先祖。
使用される画像が同じ。

ヘイロー氏族の大学教授

ウマルカンド大学で『建国史研究』の教鞭を執るウマ娘の教授。
どれくらいかは不明ながら非常に長生きで大学教授以前にも様々な経験を持っており。
氏族長やその身近でしか知り得ないはずの部族間調整会議の詳細すら知っている。(137-61、66)
キングヘイローとはヘイロー氏族の氏族集会で時々会い、彼女が忖度しなければならないような立場にある模様(103-107)。
人の名前を覚えると驚かれるような人物像をしている(103-128)

黄金世代

友達以上、仲間でライバル