セイウンスカイ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

現代軍で言う伍長〜上級曹長にあたる十騎長(オンバシ)を先祖に持つウマ娘。
氏族は明らかになっていないが、実馬要素から貴族の端くれであるとは思われる。
しかし実家は衰退しているのか、彼女自身は一般人と変わらぬ生活をしている模様（103-100）。
トゥインクルシリーズで活躍し、「黄金世代」と呼ばれた7人の一人（27-47）。
フマ記念（芝1800）やカスピステークス（芝3600）といった幅広い距離でGⅠに勝利（18-119）しており、本家同様実力派のトリックスター。
トレセン学園卒業後はウマムスタンの最高学府であるウマルカンド大学に進学しており、農業工学を専攻中。

実馬ネタからハイペリオン氏族の本流筋でありうる他。
片親の失踪やシンボリ族の末裔など家庭事情が複雑であるかもしれないが、その背景は現状不明。
また、本家の要素や専攻分野からガルブゴル博士と関連がある可能性もある。

主な身分

• ウマムスタン 中央トレセン学園ウマルカンド校 卒業

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• ウマルカンド大学 農業工学専攻 在籍

作中の動向

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特別番組『あのウマ娘の今』編でトレセン学園の夏合宿を視察に来たスズカガンが現役ウマ娘たちに模擬レースを提案した場面で初登場（27-60）。
（実は世界線変動前のスペシャルウィークの戦績決めの際、「青雲」の名で存在が示されており、シャングリラカップにも参加していた（18-119,133）。）

スズカガンとの模擬レースでは調整を優先し分析を選択、キングヘイローと参加しないのかと探り合っていた（27-60）。

模擬レース後のインタビューで、トレセン学園卒業後は大学進学から一般企業への就職を希望（28-36）しており、無事国内最高学府のウマルカンド大学に入学、農業工学を学んでいる（103-94~107）。

96スレから始まった建国期編でキングヘイローと共に再登場（103-95）。
現代のウマルカンド大学で、月曜日の一限目（130-109）から大講堂で行われる『建国史研究』に出席し、19世紀の初代カガン達を中心にした視点とはまた違う、現代の研究者の視点で見る建国期について他の学生たちと共に学んでいる。教授に講義内容に関連する質問を当てられても、的確な分析で完璧な回答を返し、名前を覚えられるなど最高学府の学生に相応しい頭脳明晰な点も明らかになっている（103-121~128）。

初代カガン達を中心にした視点では事実とされたものが、現代では誇張や脚色と見做されている部分もある一方、新たに発見された資料や研究によって従来信じられてきた事績が前倒しになっていることもあり、細部に多くの違い（103-95）はあるが、講義している教授も含めて「初代カガンは偉業を為した」という点では一致している。
なお、この講義の密度は非常に濃く、第一回目の講義内容が終わったのは王選定問答が終わり、サンデーサイレンスの思想について教授が解説したあたり（109-79）であり、スレにして13スレ分、実更新時間にして一か月強の内容である。
繰り返しになるが、この講義は月曜日の一限目である。その余りの内容の濃密さに思わず彼女も横になるほどであった（109-80）。

大学ではヒジャブを被り、髪を隠しているためGⅠウマ娘であるが周囲からはあまり気づかれていない（103-125,131）。

作中人物との関係

スペシャルウィーク

トレセン学園の同級生。
シニア級のフマ記念やカスピステークスでは彼女を二度に渡って破った。（18-119）。

キングヘイロー

トレセン学園の同級生。
共にウマルカンド大学に進学したため、進学後も交友は続いている。
彼女からの誘いで『建国史研究』に出席することとなり、月曜日の一限目から付き合ってもらうお詫びにランチを奢ってもらっている。

グラスワンダー

トレセン学園の同級生。
シニア級のフマ記念に関しては（18-119）ではセイウンスカイが勝っているはずであるが、（27-51）ではグラスワンダーもシニア級のフマ記念に勝利したと取れる発言をしており、エルコンドルパサーがこのレースに敗北したことと、スペシャルウィークが5着である事実を合わせて考えるとセイウンスカイとグラスワンダーの同着優勝の可能性が存在する（おそらくはガバ）。

ガルブゴル

核科学者兼農学者。
パールス人である彼女とどのような関係があるかは不明だが、本家との関係およびスカイが農業工学専攻であることを考えると今後関係する可能性がある。

セイウンスカイの祖父

本家通りの釣り好きのお祖父ちゃんと思われる。
※この場合の釣りとは偽情報を流布することで情報機関内部の裏切り者を炙り出すことを意味する……みたいな感じなのかもしれない(殺伐)(137-72)

父方か母方か、またどの氏族なのかも不明であるが、蔵のある家に住み、十騎長(オンバシ)を先祖に持つ家系の模様（103-100）。
この先祖が下級貴族であったのか、ケトマン周辺の人々のような昇進した者であったのかは不明。
ガルブゴル博士とは、彼を通しての関係な可能性もある。

教授

ウマルカンド大学で『建国史研究』の教鞭を執るウマ娘の教授。
キングヘイローとはヘイロー氏族の氏族集会で時々会い、彼女が忖度しなければならないような立場にある模様(103-107)。
人の名前を覚えると驚かれるような人物像をしている(103-128)彼女をして、その問いかけに完璧な答えを返したスカイは覚えておこうと言わしめた。

また、どれくらいかは不明ながら非常に長生きで大学教授以前にも様々な経験を持っており。
氏族長やその身近でしか知り得ないはずの部族間調整会議の詳細すら知っている。(137-61、66)
そしてその質疑応答の中で、スカイはこれらのことを知らなかった一方で教授は「君ならそのうち知ることになるだろう」と話した。
概要の通り下級貴族からハイペリオン氏族本流筋まで諸説存在するスカイの出自について、当人も知らない何かを知っているのかもしれない。

黄金世代

友達以上、仲間でライバル