クラフトユニヴァ - ウマムスタン連合共和国大統領府史料編纂局

概要

ウマムスタン連合共和国のパカンダ諸王国連合駐在大使。ザイールの内戦に関する一連の介入において現地での窓口の役割を果たす。

作中でネオユニヴァースがなぜか彼女を模した姿で活動していたが、該当部分はネオユニヴァースの項目を参照のこと。

主な身分

• 外務省職員、パカンダ諸王国連合駐在大使

作中の動向

...

初登場。キリチ部隊による東部軍閥の拠点襲撃後、パカンダのイクノディクタス内務大臣と会談を行う。
パカンダ側から後方支援体制の増強に協力を申し出られたものの、機密保持の観点から一旦断りを入れ、代わりに東部軍閥に対してパカンダが持つ情報の提供を求めた。(49スレ)

ザイールによる【防除作戦】の成功後、パカンダ側の代表者であるイクノディクタスと共に、南部鉱山国の指導者マチカネタンホイザとの会談に臨む。
上からの「最初に特大の恫喝を行い、それを以て交渉を有利に進めろ」との指示に従い、南部鉱山国の拠点ルブンバシに対する熱核兵器の使用の可能性をちらつかせつつ、原子力施設建設中止、重金属蓄積性植物の栽培禁止、ウラン濃縮アーキア廃棄および核拡散防止を目的とした上記の植物2種のサンプル引き渡しを要求した。
これに対してタンホイザ側はなんと核開発完全凍結・特殊植物の処分とサンプル引き渡し・コバルト利権および遺物（機動兵器）の譲渡という満額回答とでもいうべき返答を行い、その対価として、下記の三点を要求した。

• 一つ、南部鉱山国改め『ザイール民主連邦』の国家承認
• 二つ、ウマムスタンが立ち上げた集団防衛機構への加盟承認
• 三つ、東部軍閥と正統政府を打倒するためのインフラ及び軍事支援

南部鉱山国が古代遺物を所有していたことを上から聞かされておらず、内心で動揺していたクラフトユニヴァだが、同席していたブリュスクマン中佐のフォローで立ち直り、改めて会談に当たる。
ここで交渉を纏めれば、次期タルカン(事務次官)の座は貰ったも同然と一瞬打算に駆られたものの、自身の裁量では手に余るとして、前向きに検討するとしながら一度会談の内容を本国に持ち帰った。(66スレ)

ザイール民主連邦の暫定首都ルブンバシ上空に謎の機動兵器が現れ、ルブンバシ国際空港の一角に存在する格納庫に対して高出力レーザー兵器による攻撃をおこない、これを消滅させるという事件が発生。
民主連邦側はパカンダ大使を通じてウマムスタンが今回の件に大きく関わっているのではないかと疑念を持っていることを伝えた。(73スレ)

作中人物との関係

イクノディクタス

駐在国の政府高官。ザイール問題に関して連携して対応にあたる。

ブリュスクマン

キリチ部隊の隊長。マチカネタンホイザとの会談の際に同席し彼女のフォローを受ける。

ネオユニヴァース

エデンコロニーの外で活動する生体型端末を生成する際にクラフトユニヴァを参考にした(54-123)ものを使っていた。恐らく直接の面識はない。

マチカネタンホイザ

交渉相手。会談の件の報告書で彼女のことを『強か』と評した(82-158)