第一話 ~とある桜道にて~
(視点:時棟)
「きらきらぁ~♪ ダイヤモンド~♪
輝くぅ~♪ 星のように~♪」
輝くぅ~♪ 星のように~♪」
「…おい」
「えいこー♪ しぼーこー♪
何とかし~て~入ろう」
何とかし~て~入ろう」
「…おーい」
「天才っ 秀才♪
トップ目指~して~♪」
トップ目指~して~♪」
「…見られてるぞ」
「何言ってるんだいでぃあるんッッ!
大学だぜぇ大学ぅ!!栄光のキャンパスライフぅ~☆」
大学だぜぇ大学ぅ!!栄光のキャンパスライフぅ~☆」
…えーと、駄目だついていけない。
周りの人がくすくす笑い出す中、くるくる回りながら… えーと、何て曲だっけ…まぁいいか…
とりあえず何だかカラオケで絶対歌いたくない曲を歌っている。
…同時に可哀想な視線が私に向けられている感じがするが気のせいにしよう。
もう慣れてるし。
周りの人がくすくす笑い出す中、くるくる回りながら… えーと、何て曲だっけ…まぁいいか…
とりあえず何だかカラオケで絶対歌いたくない曲を歌っている。
…同時に可哀想な視線が私に向けられている感じがするが気のせいにしよう。
もう慣れてるし。
こいつが私の頭痛の種だ。ああ、不幸な事に幼稚園から大学までの腐れ縁である。
…『しかも』成績が良いし、いろいろな情報を握っている。
この大学に入れたのも、彼女の勉強の教え込み(※ムチを無料進呈)のお陰でもある。
まぁ要するに 『ここまで厄介な奴もいないがここまで頼れる奴もいない』というわけだ。
…『しかも』成績が良いし、いろいろな情報を握っている。
この大学に入れたのも、彼女の勉強の教え込み(※ムチを無料進呈)のお陰でもある。
まぁ要するに 『ここまで厄介な奴もいないがここまで頼れる奴もいない』というわけだ。
…しかし、せめて大学に来るまでの道のりは親友と行かないのだろうか。
「何って、あいつはいじっても君ほど面白くないんだよ」
……。
いやいや、こいつには突っ込むまいと決めていたのに。
これも遺伝なのだろうか。遺伝。そう、遺伝である。
そう考えないとやってられない。
いやいや、こいつには突っ込むまいと決めていたのに。
これも遺伝なのだろうか。遺伝。そう、遺伝である。
そう考えないとやってられない。
私たちは『名律屋市』…
っと、その前にこの名前をどう読むのかだな。
大体は『なつやし』とか『なりやし』と読むだろう。『なごやし』と読む人もたまーにいるが。
…『なりつやし』と読む。このネーミングセンスは絶対におかしい。
何か由来があるのだろうか?
っと、その前にこの名前をどう読むのかだな。
大体は『なつやし』とか『なりやし』と読むだろう。『なごやし』と読む人もたまーにいるが。
…『なりつやし』と読む。このネーミングセンスは絶対におかしい。
何か由来があるのだろうか?
町が一望できるという桜の名所スポットに私たちの大学はある。
しかし何とも奇妙な道で、ぐるぐると道路が山を囲っているような地形。
その頂上に… … …あれ?
しかし何とも奇妙な道で、ぐるぐると道路が山を囲っているような地形。
その頂上に… … …あれ?
「そういえば…何て名前だったか」
「半人だけのりま~し… 何が?」
「いや、その…」
「半人だけのりま~し… 何が?」
「いや、その…」
私は言いよどんだ。
…が、しょうがない。
これくらいの恥ならまだマシな方だ。
…が、しょうがない。
これくらいの恥ならまだマシな方だ。
「…大学の名前、何だったか」
「んー、私も覚えてないよ。
だって今年開校でしょ?知ってる人の方が少ないんじゃない?」
「んー、私も覚えてないよ。
だって今年開校でしょ?知ってる人の方が少ないんじゃない?」
それって学校としてマズくないのだろうか。
「へらへら~♪にやけながら~♪
げらげら~♪笑いながらぁ~」
げらげら~♪笑いながらぁ~」
「…歌詞が2番になってるぞ」
一応突っ込んでおく。
「まぁまぁいいじゃないか!レコーディングじゃあるまいし。
でも、何で時棟がこの曲知ってるの?」
「え、あ、いや」
でも、何で時棟がこの曲知ってるの?」
「え、あ、いや」
今思い出したが、自己紹介を忘れていた。
白宮 時棟。それが私の名前だ。
一応言っておくと『しらみや ときむね』と読む。
まぁ、私の名前はいいとして…
白宮 時棟。それが私の名前だ。
一応言っておくと『しらみや ときむね』と読む。
まぁ、私の名前はいいとして…
「もしかして…ニコヤカ動画、見てる?」
「いやいやいやいやいやいや見ない見ない見ない見ない!!」
「いやいやいやいやいやいや見ない見ない見ない見ない!!」
思わず焦ってしまった。
私は自分のPCで見たりなどしていない。妹のPCの履歴を隅々までチェックしているだけだ。
私は自分のPCで見たりなどしていない。妹のPCの履歴を隅々までチェックしているだけだ。
「…っつ――妹が見てるからこっちにも聞こえてくるだけだ」
「ああ、春奈ちゃん?あの子かわいいよね。でも家に置いてきちゃって平気?」
「ああ、春奈ちゃん?あの子かわいいよね。でも家に置いてきちゃって平気?」
こんな少しは女らしい気遣いをしてくれる奴。
…真辺 香音。
『まべ かおん』と読む。これはまだましな読み方ができるな。
しかし、こいつはとても厄介だ。だから時々『かおん』ではなく『きゃのん』と呼ぶ。
本人は喜んでそれを受け入れた。あいつも時々『ディアルガに似ているから』と私を『でぃあるん』とか呼ぶし…
…あいこ、といったところか。認めたくないが。
…真辺 香音。
『まべ かおん』と読む。これはまだましな読み方ができるな。
しかし、こいつはとても厄介だ。だから時々『かおん』ではなく『きゃのん』と呼ぶ。
本人は喜んでそれを受け入れた。あいつも時々『ディアルガに似ているから』と私を『でぃあるん』とか呼ぶし…
…あいこ、といったところか。認めたくないが。
「もう自分の事くらい一人でできる。
…一人でできすぎて冷蔵庫が潰れるくらいにな」
「ははははは、どうやったら冷蔵庫が潰れるんだいでぃあるん。
今の私には理解できない」
「…そんな理由は、愛が無ければ視えない」
「ごめん愛って何だっけ、百科事典貸してくれ。
それで君の頭を叩いたら思い出すかも」
…一人でできすぎて冷蔵庫が潰れるくらいにな」
「ははははは、どうやったら冷蔵庫が潰れるんだいでぃあるん。
今の私には理解できない」
「…そんな理由は、愛が無ければ視えない」
「ごめん愛って何だっけ、百科事典貸してくれ。
それで君の頭を叩いたら思い出すかも」
とまぁ『ニコヤカ動画』のネタを織り交ぜた会話を交わしているうちに回りに人が増えてきた。
…どうやらもうすぐらしいな。
…どうやらもうすぐらしいな。
<続く>
こんなカオスなノリで書くことをオススメします。いや真面目に。
…書く人…いるのか…?
…書く人…いるのか…?
唐突ですが『大学の名前』と『この合作小説全体の題名』を募集します。
その他、大学の部屋割りや質問なども大歓迎します。
スカイプやなりチャなどで聞いてみてくださいな。
その他、大学の部屋割りや質問なども大歓迎します。
スカイプやなりチャなどで聞いてみてくださいな。
あと、今回勝手にディアr…時棟視点になってますが別にキャラ視点で書く必要は無いのでご安心を。
ついでに言うと日本名にする必要も全くありません。コロンの趣味です。(…)
ついでに言うと日本名にする必要も全くありません。コロンの趣味です。(…)