安倍しぐさページの「論点ずらし」の項目を独立させました。
詭弁には形式的誤謬と非形式的誤謬がありまして、このページで扱っているのはほとんどが非形式的誤謬であります。非形式誤謬についてもさらに細かい分類がデイマーらによって行われているのであります。このページではわーくしがそれをさらに拡張化して再分類するつもりであります。しかしどうしても一つの誤謬が複数の分類にまたがらざるを得ない部分もあるのでありますが、まあいいじゃんそういうの。
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形式的誤謬
論理的に間違ってる誤謬。細かい解説はWikipediaに任すとして、気をつけていないと誰でもうっかり言ってしまいかねない誤謬なので、本気で探せば聖帝の発言の中からもいくつも見つかるだろう。
関連性の誤謬
結論に関係のない情報を根拠にしているもの。論者の属性などを持ち出す人身攻撃や感情への訴えかけを含む。
論点ずらし(燻製ニシンの虚偽(red herring))
関係のないことや意味不明なレッテル貼りによって相手を黙らせる行為。
具体的な話は一切せず、抽象的な言葉を用いて相手に反論し、正確で自身にヒットするような言葉に対しては「はぐらかし」たり「いいくるめ」を行うことで議論を進めさせない。そして最後は「私が総理」で自身を正当化する技法。
技法は多岐にわたる。
技法は多岐にわたる。
国会でこれをやられると全く議論が進まない………のだが、議論が進まないのは野党のせいと責任転嫁するのが安倍しぐさの真骨頂。
虚偽答弁をする→野党が虚偽だと証拠を出す→はぐらかす→証人喚問応じない…など。
虚偽答弁をする→野党が虚偽だと証拠を出す→はぐらかす→証人喚問応じない…など。
上述の公文書改竄、公文書黒塗り、虚偽答弁などをはじめとして、はっきりとした証拠を一切出さないことや、言葉の言い換えなど含め、安倍しぐさはこの「論点ずらし」に帰結するのではないかとも言える。
国会中継を見たことがない方は、平日日中(9-17時/昼休憩有)にNHKの中継やYouTube生配信 ※自民党のは無いので立憲のチャンネルを是非見ていただきたい。
特に自民党不祥事時は、下手なバラエティ番組より面白いと一部で話題。
特に自民党不祥事時は、下手なバラエティ番組より面白いと一部で話題。
参考語録
ロボット化(論点ずらし(Red Herring)の長強引版)
どんな質問が来ても同じことしか言わなくなる。
特に、晋さんからコロナ対応を無理やり引き継がされた菅っちは「アンシンアンゼンロボ」とも言われた。
特に、晋さんからコロナ対応を無理やり引き継がされた菅っちは「アンシンアンゼンロボ」とも言われた。
現在では、松野博一が安倍派裏金疑惑への追及で「差し控える」ロボットと化した。
丁寧な説明
答えにくい質問に対して「丁寧に説明していく」とだけ答えて直接の回答をしない手法。燻製ニシンの虚偽(Red Herring)の一種だが、聖帝の手法の場合は「丁寧に説明していく」と答え続けるうちに丁寧な説明をしたかのような印象が広まり(*1)、それ以上の追及が非常にしつこい意味のない質問だよという雰囲気になるプロパガンダの側面を兼ねている。ほかに「任命責任は私にある」も繰り返した(*2)。
首相の口癖が、過去一年間聞き飽きるほど聞かされましたが、丁寧に説明する。その言葉だけはクリアに入ってくるんですが、その後一度も丁寧に説明された記憶はありません。一生懸命聞いておりますけれども、丁寧に説明された記憶はありません。何か、紋切り型の決まり切ったお返事か、あとはレッテル張りと逆切ればかりであります。
─小林節(憲法学者) 第189回国会 平和安全法制特別委員会(2015年6月22日)にて
相手をなだめる(トーンポリシング)
旧ジャニーズの会見において当時副社長であった井ノ原快彦が繰り出した論法。
故ジャニー喜多川氏が児童虐待をしていたことについての記者会見であるにも関わらず「落ち着いてください笑」「子どもたちに揉めている姿を見せたくない」などと発言し、直後には「神対応!」「会場からは拍手!」といった提灯記事がリリースされ、旧ジャニーズ事務所がいかにマスコミを囲い込んでいたかが明らかとなった。まさに三権を統一した聖帝のようだ。
故ジャニー喜多川氏が児童虐待をしていたことについての記者会見であるにも関わらず「落ち着いてください笑」「子どもたちに揉めている姿を見せたくない」などと発言し、直後には「神対応!」「会場からは拍手!」といった提灯記事がリリースされ、旧ジャニーズ事務所がいかにマスコミを囲い込んでいたかが明らかとなった。まさに三権を統一した聖帝のようだ。
- ※参考
トーンポリシング(Tone Policing)とは、社会的課題について声を上げた相手に対し、主張内容ではなく、相手の話し方、態度、付随する感情を批判することで、論点をずらすこと。話し方のトーン(Tone)を取り締まる(Policing)という意味から。「口調警察」とも。モラルに訴える論証。
【ジャニーズ事務所会見】井ノ原快彦、怒号飛び交う場をしずめる神対応「どうか落ち着いてお願いします」
関連
ルール守んなきゃ
やはり皆さんルールはしっかり守っていこうではありませんか
そんなに興奮しないでください
あまりにも委員が興奮されるからこういうのはしっかりと落ち着いた議論をしましょうよ
一生懸命貶めようとしているその努力は認めますよ
後藤さん、少し言葉には気をつけた方がいいと思いますね。
不毛なレッテル貼りはやめお互いに政策論争をしていきましょう
子どもも見ていますから(イノッチ語録集)
ルール守んなきゃ
やはり皆さんルールはしっかり守っていこうではありませんか
そんなに興奮しないでください
あまりにも委員が興奮されるからこういうのはしっかりと落ち着いた議論をしましょうよ
一生懸命貶めようとしているその努力は認めますよ
後藤さん、少し言葉には気をつけた方がいいと思いますね。
不毛なレッテル貼りはやめお互いに政策論争をしていきましょう
子どもも見ていますから(イノッチ語録集)
回答を差し控えさせていただく
いつもの逃げ口上。第二次安倍政権以降にこの手法が急増したことが国会議事録から確認されている。
立命館大学・桜井啓太准教授による調査 (2024/1/27版)
https://twitter.com/sakuey/status/1751091980661314025
https://twitter.com/sakuey/status/1751091980661314025

一例
希望の党玉木の「安倍総理大臣が加計学園の獣医学部の創設について知ったのはいつか?」という問いに対し、「これは繰り返し答弁をしておりますが」「平成二十七年十一月に今治市が獣医学部新設を提案していることを知った」「昨年一月に事業者の公募を行い、加計学園から応募があった」「一月二十日に諮問会議で認定した」と微妙にずれた回答を繰り返した。こんなやり取りを7往復くらいしてから玉木が「一月二十日まで知らなかった、そういう理解で進めますよ」と根負けしている。
第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号 平成30年4月11日
第196回国会 衆議院 予算委員会 第21号 平成30年4月11日
対人論証
衆人に訴える論証
人々に支持されていることを論拠にする詭弁。
- ずぶずぶの関係とかいう品の悪い言葉は使うのをやめた方がいいですよ。それが民進党の支持率にあらわれているんですよ、はっきり申し上げて。
- ↓8割が国有地払い下げの説明に納得していないという世論調査の結果を突き付けられて


権威に訴える論証
命題が真であることを立証するために、権威によって裏付ける帰納的推論の一つである。
法律についての説明は全く正しいと思いますよ、私は総理大臣なんですから
本当だったら、どうするんですこれ。これあなた本当だったら。嘘だと言っているんだから、総理大臣に
総理大臣として事実を述べてはならないということではないんだろう
法律についての説明は全く正しいと思いますよ、私は総理大臣なんですから
本当だったら、どうするんですこれ。これあなた本当だったら。嘘だと言っているんだから、総理大臣に
総理大臣として事実を述べてはならないということではないんだろう
嘲笑に訴える論証
相手の主張を不条理、馬鹿げている、または滑稽であるとし、従ってまともに取り合う価値はないと結論する非形式的誤謬である。
- 山尾委員は、議会の運営ということについて少し勉強していただいた方がいいかもわかりません
- この心構えがそんなにおかしんでしょうかね、皆さん
- これはちょっと3秒くらい考えればわかることだと思いますよ
- もう少し国語力を鍛えていただきたい
新しさに訴える論証
主題が現在または未来の流行もしくはファッションに適合しているので正しいと見做す論証。加計学園が不当に利益誘導を受けているとの指摘に対して、「ドリルの刃となってあらゆる岩盤規制を打ち破っていく、その決意であります」と規制の改革がなされているから正しいという主張の仕方。
恐怖に訴える論証
相手に恐怖と先入観を植えつけることで自身の考えを支持させようとする誤謬の一種
サリンを弾頭に付けて着弾させるという能力については既に北朝鮮は保有している可能性がある
サリンを弾頭に付けて着弾させるという能力については既に北朝鮮は保有している可能性がある
自然に訴える論証
「あるものが良いのは『自然』だからであり、悪いのは『不自然』だからである」と主張する議論。自然主義の誤謬。デイヴィッド・ヒュームは「『~である』から『~べき』は導き出せない」と主張したため、この命題をヒュームのギロチンと呼ぶ。
うなぎのぬらぬら論法
定義をでんでんして不可知論の立場へ逃げて確答を避ける論法。仏教文献にあらわれる釈迦と対峙したサンジャヤ・ベーラッティプッタがとった態度に類似するため当記事で独自に命名。
ヒトラーに例える論証
ヒトラーやナチスが支持していたという理由だけで、あるアイデアやポリシーを「悪」と決めつける手法。「ヒトラーは禁煙運動を推進した。だから禁煙政策はファシズムだ。」のような論法。
聖帝の場合は共産主義に結び付ける場合が多い。
関連項目
推定の誤謬
誤ったまたは不当な認識論的ないしイデオロギー的な仮定を立てているもの。
「彼は正直者だ。なぜなら彼は嘘をつかないからだ」のような論法
偽りのジレンマ
不当に選択肢を狭めて二つの選択肢だけしか考慮しない状況を指す
景気回復、この道しかない
景気回復、この道しかない
あいまいさの誤謬
定義の曖昧な語彙を使用したり、文の構造や語順が曖昧であるために、複数の解釈が可能になってしまい、その曖昧さを利用して誤った論理を導き出す非形式的誤謬。
ご飯論法
いわばまさに自民党の国会答弁から生まれた新語。だが曖昧語法 (amphibology)の部分集合と見なしうるかもしれない。
議論の際に追求を逃れるため、わざと論点をずらして回答すること。
「朝ごはん(朝食)は食べましたか?」という質問に対して、実際はパンを食べたにもかかわらず「ご飯(米)は食べていない。」と答える例から「ご飯論法」という名前がつきました。
言葉遊び
「全滅」を「玉砕」、「撤退」を「転進」と言い換えたような定義を見失わせるレトリック。大本営発表として揶揄される場合もある。日本政治の伝統芸能であり、「戦時性奴隷制」を「従軍慰安婦」、「水蒸気爆発」を「爆破弁」など枚挙に暇がない。
ダブルスピーク
ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に登場した技法で、「戦争は平和である」といった風に元ある言葉を本来の語義とは矛盾する意味に拡大して使用する修辞法
- 集団的自衛権を容認する安保法制を「平和法」
- 集団的自衛権を行使して他国の紛争に積極的に関与することを「積極的平和主義」(本来の意味は、紛争の原因となるような暴力・貧困を根絶するところから平和主義を徹底して行うことを意味するトマス・ガルトゥング氏(平和学)による術語)
霞が関文学、永田町文学
政治責任を回避するために簡単なことを遠回しに、確実なことを曖昧に答える話法。頭がよくないとできないため安倍政権から引ける用例は少ない。
例えば「私や妻が関係していたということになれば総理大臣も国会議員も辞める」は不必要な断言によって安倍政権を窮地に陥れた例で永田町文学の対極にあると言える。
しかし、安倍総理の自信満々に断言する姿勢はむしろ国民から多くの支持を集める要因になっていたのではないだろうか。奥歯にものが挟まった言い回しの「直ちに影響はない」がいつまでもミームとして残り、「将来も全く問題ない」という断言はもはや誰も問題にしないのである。
英語で詐欺師のことをConfidence man(直訳すると「自信男」)というのはよく出来た表現である。
例えば「私や妻が関係していたということになれば総理大臣も国会議員も辞める」は不必要な断言によって安倍政権を窮地に陥れた例で永田町文学の対極にあると言える。
しかし、安倍総理の自信満々に断言する姿勢はむしろ国民から多くの支持を集める要因になっていたのではないだろうか。奥歯にものが挟まった言い回しの「直ちに影響はない」がいつまでもミームとして残り、「将来も全く問題ない」という断言はもはや誰も問題にしないのである。
英語で詐欺師のことをConfidence man(直訳すると「自信男」)というのはよく出来た表現である。
飛び石話法
「政治家の日本語力」の著書がある信州大の都築勉教授が分析した安倍首相の使う論法。毎日新聞の取材で語った。
「安倍さんの説明方法は、まるで『飛び石』を渡っているようなんですね。自分の信念から導かれた結論をぽんぽんと断片的に提示するが、それぞれがどうつながっているかの説明が乏しいんです」
「例えば『自分には国民の命を守る責任』があり『日本を取り巻く安全保障環境が変わった』から『憲法解釈を変更して集団的自衛権を行使できるようにする』と言う。しかし、どんな変化があり、なぜ解釈の変更という方法を選ぶのかはよく分からない。野党やメディアは論理の一貫性を求めているのだから、かみ合うはずがありません」
「あの時と今、首相の言葉に共通しているのは『私が言うのだから信用してくれ』と訴えるだけで、その根拠ははっきりしないことです。これでは首相を支持している人以外には届かない」
特集ワイド:続報真相 集団的自衛権行使で犠牲は? なぜ解釈の変更でいいのか? 核心答えぬ「安倍語」(2014/07/11)
それっぽいことをぽんぽん提示するが、どうつながってるのかよくわからない例
現状が国難だから国難を突破するために解散する
子ども手当は子育てを家族から奪い取るからポル・ポトやスターリンが行おうとしたこと
ジェンダーフリー推進は家族制度を破壊するから共産主義
現状が国難だから国難を突破するために解散する
子ども手当は子育てを家族から奪い取るからポル・ポトやスターリンが行おうとしたこと
ジェンダーフリー推進は家族制度を破壊するから共産主義
因果誤謬
原因を誤った誤
単一原因の誤謬
何か物事が起こった時にその原因を単一の単純な原因があると想定する誤謬
悪夢の民主党政権の不況は円高のせいというような論法。実際的には円高自体がリーマンショックや東日本大震災によって引き起こされており、またそれらは直接に国内景気へ影響を与えるものである。
悪夢の民主党政権の不況は円高のせいというような論法。実際的には円高自体がリーマンショックや東日本大震災によって引き起こされており、またそれらは直接に国内景気へ影響を与えるものである。
前後即因果の誤謬
前後して起こった出来事に因果関係を見出す誤謬
「アベノマスクは需給を安定させた」(『安倍晋三回顧録』)。
実際には、お隣中国のマスク工場は、3月時点で日産1億枚に達し(*3)、5月までに7万もの業者が新規参入(*4)、7月には「世界中の人が毎日1枚使ったとしてもなお、中国の生産能力は過剰だ」(*5)と言われるほどに膨れ上がっている。とくにパンデミック化においては、布マスクと不織布マスクは質的に異なる商品であるため慎重に検討せねば真相はわからない。
実際には、お隣中国のマスク工場は、3月時点で日産1億枚に達し(*3)、5月までに7万もの業者が新規参入(*4)、7月には「世界中の人が毎日1枚使ったとしてもなお、中国の生産能力は過剰だ」(*5)と言われるほどに膨れ上がっている。とくにパンデミック化においては、布マスクと不織布マスクは質的に異なる商品であるため慎重に検討せねば真相はわからない。
帰納的誤謬
不足した証拠から結論に飛びつくもの。サンプル数の少なさに特徴づけられる。
認知バイアス
これまでの経験や先入観、周囲から影響や生物学的状況によって、物事の判断や認識が不合理にゆがめられること
敵対的メディア認知
メディア論の分野での心理学用語であり、「メディアが自分とは反対側の陣営にとって有利な方向に歪んでいる」と認知する傾向を指す言葉。
哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした。
哀れですね。朝日らしい惨めな言い訳。予想通りでした。
偽の合意効果
自分の態度や行動こそがもっとも一般的であり、他人も同じように考えていると信じるバイアス
事実4000ページ、これはみなさんも読んでおられないと思います
事実4000ページ、これはみなさんも読んでおられないと思います
その他
官僚論法
コロナ禍で岩田健太郎(感染症専門家)が発したもの
森友加計、国葬や東京五輪など様々な場面が思い浮かびます。
森友加計、国葬や東京五輪など様々な場面が思い浮かびます。

日本語への挑戦
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