
復活の経緯
本来なら存在そのものが消滅する筈だった結だが、自分の罪を認め初に受け入れられたことにより許しが下り、鏡の中の存在としてではあるが再び初達の住む世界に戻ることとなった。鏡やガラス等、初の姿が反射して映る場所なら何処にでも現れ、鏡から出て実体化することも出来る。ただし、鏡の外でエネルギーを使いすぎると消滅してしまうおそれがあり、再び実体化するには10分以上のチャージ時間を要する。性格は相変わらず生意気で人をからかう癖は残っているものの、自分が消滅する未来を変えてくれた初には心から感謝しており、今度は自分が初を待ち受ける悪い未来を変えてみせたいという想いから新たな加速符号を習得することに成功した。
加速符号:『改斬(カイザン)』
罪を許された結が手に入れた新たな力。コンデンサーマイク型の覚声機『歪咄(アスタロス・テイル)』(後述)を使うことで発動する。少し先の未来を先読みし、結が望む通りに捻じ曲げることが出来る。例えば、当たる筈だった相手の攻撃を外させる、逆に外れる筈だった自分や仲間の攻撃が当たるようになる、といった具合で、敵に回せば厄介だが味方にすれば一気に有利になる非常に強力な符号である。デメリットとしては、実体化によるエネルギー制限の関係で一度の戦闘で無限に使えないこと、鏡越しには使えないこと、そして『言羽』と同じく覚声機が無いと使えないことの三つが挙げられる。
覚声機『歪咄(アスタロス・テイル)』
『言刃』を『改斬』に変換することが出来る覚声機。ランクはS。名前の由来は、過去や未来の出来事を全て知り尽くし、その上で自分にとって都合の良いように捻じ曲げて話す悪魔・アスタロトと、悪魔の尾=「tail」と物語を表す英語「tale」のダブルミーニングから。
『言刃』を『改斬』に変換することが出来る覚声機。ランクはS。名前の由来は、過去や未来の出来事を全て知り尽くし、その上で自分にとって都合の良いように捻じ曲げて話す悪魔・アスタロトと、悪魔の尾=「tail」と物語を表す英語「tale」のダブルミーニングから。