【今回予告】
今、仮に人の一生を旅から旅への連続だとすると、
人は一生でいくつの旅立ちを迎えるのだろう。
旅立ちとは未来への門出であり、始まりであり、そして終わりである。
つまりこれもまた、ひとつの物語の、終わり。
The Moon also rises 最終話
『そしてまた、月は昇る』
第5話で沈んだセレニア城の下層部には、「月の神殿」という名のフォートレスが封印されていた。今、フォートレスは起動され海上に浮遊している。
意識を支配されたガドルとマナートは、シャドウに連れられてそこにやってくる。
シャドウ
「見ろ、我が兄弟。我らは長い雌伏の時を強いられていた。だが…月はまた、昇るのだ」
シャドウは2人を「月の祭壇」と呼ばれる場所まで連れて行く。そこには闇の宗教の指導者インノケンティウスを中心に幹部や構成員がずらりと並び、時を待っていた。
GM/シャドウ
シャドウは君たちを率いて最前列まで進み出て、月の欠片を取り出す。
「諸君、今宵ここに月の欠片はすべて揃った。欠片はひとつになって宝珠となる」
空の月、宝珠、海に写った月が一直線上に並ぶ。
「迎えよう、我らが盟主“カグヤ”が降臨するその時を」
GM/カグヤ
広場を熱狂が包み込む。
ほどなくして声がする。マナートが変身のときに何度か聞いたことのある声だ。
「よくぞ宝珠にここまで力を溜め込んでくれた。わらわも、心地よい目覚めができそうじゃ。して、わらわの器はここにあるのか?」
インノケンティウスが前に進み出て、棺の蓋を取る。
そこに眠っていたのはオーフェリア=マルグレイブ。クレスニアナの母であった。
ニアナ
へー……。
インノケンティウス/カグヤ
「この者はカグヤ様の血をひく者。そして優れた戦士としての力も持っていた者でございます」「そんなことはどうでもよい。良い見た目じゃ。気に入ったぞ」
一同
(笑)
GM/カグヤ/インノケンティウス
閃光が3つの月を一直線に結び、その力を受けて遺体が起き上がる。
「――ご苦労であった。して、わらわを呼び覚ましたのは誰じゃ?」
「私でございます。さあ、すぐにでもそのお力で世界を覇するといたしましょう」
「そなた、名は?」
「インノケンティウスと申します」
「そうか。ではわらわはこの世ではそう名乗るとしよう」
「……は?」
「そなたのような醜い親爺の顔は見ておれん。――消えるがよい」
一同
うわあ(笑)
GM/シャドウ
彼女が腕を一振りするとインノケンティウスは眩い光に包まれ、跡には誰もいない。
動揺する闇の宗教の中でシャドウは余裕たっぷりに微笑んでいる。
「皆の者、落ち着け」
闇の宗教A
「し、しかし、閣下が!」(笑)
シャドウ
「だからどうしたというのだ。我々がやることは変わらぬ。カグヤ様に付き従いこの世界を支配する、それだけだ」
闇の宗教A
「そんな話は聞いていないぞ!」
闇の宗教B
「そうだ、俺たちが従うのはインノケンティウス閣下だ!」
セレス
意外と人望あったんだな(笑)
GM/カグヤ
「そなたたち、黙っておれ」
カグヤが広間を見回すと、目から怪しい光線が……
セレス
やめろ。やっていいことと悪いことがあるだろうがっ!!(笑)
「目から誘惑光線」。段階次第ではダメージを与えた対象を永遠に隷属させることのできる、あまりにも極悪な特殊能力である。
GM
視線が広場を薙ぎ払っていく。
ニアナ
「誘惑光線」で「なぎはらい」か(笑) 恐ろし過ぎるな。
GM/カグヤ
すると騒いでいた闇の宗教の者たちは一瞬で静まりかえる。
「改めて言おう。そなたたち、わらわの前にひざまずくのじゃ」
セレス
こんなのがカグヤ姫だなんて思いたくない~(笑)
GM/カグヤ
「わらわの復活に最も功ありし者よ、前に出るがよい。以後わらわの騎士となって仕えよ」カグヤが言うと、シャドウとマナートは前に出てひざまずく。
「ご苦労であった。そなたらの功に報い力を与えよう」
マナートは制限時間を無視していくらでも変身していられる能力を与えられた。
カグヤ
「今後も、わらわの為に尽くすがよい」
マナート
「――は」
カグヤ
「では、この世界を我が物にするとしようかの」
カグヤが命令をくだすと攻撃部隊が繰り出され、内情のよくわかっていないフォーラだとか、フォーラだとかを侵略し始める。
ニアナ
フォーラ……(笑)
GM
一応軍隊も出るんですが、まあ一蹴され。
兵士
「うわーもうだめだー」
セレス
お約束だな。
一方残された2人は、記憶の回廊を脱出してブラムと合流する。
ブラム
「戻ってきたか。……だが2人ほど足りんな」
セレス
「実は――」かくかくしかじかと。
要するにシャドウが実はアレで、カグヤというやばいのが復活するらしく。
GM/ブラム
「カグヤ?」実にイヤそうな顔をする。
ニアナ
知ってるのか。
ブラムの話ではカグヤは異世界で「プリンセス」と呼ばれる存在であり、強大な力を身につけて神に喧嘩を売ったが結果敗北し、ラース=フェリアまで逃げてきて眠りについたのだという。
セレス
プリンセスかよ(笑)
ニアナ
「そやつが復活したらどうなる?」
GM/ブラム
「あれは欲望の塊のような存在だ。すべてを手中に収めるまでこの世界を蹂躙し続けるだろう」本来ならこれほどの事態には守護者が出てきて治めてくれるはずなんですが、どういうわけかその気配もない。
セレス
私はカグヤについても知っているんだったよな。
「クレス様、カグヤを放置することはできません。それに2人のことも気にかかります」
ニアナ
「……よかろう。わらわも今更神頼みをしようとは思わん、この手で決着をつけよう。ついてきてくれるか、セレス」
セレス
「勿論。どこまでもお供いたします」
月の神殿の中はヴァンパイアであるブラムの力を持ってしても転移させることはできず、攻略するには正攻法しかないとのこと。2人は戦力を揃えるため、一旦ベルモーゼに戻る。
対して、カグヤに支配されている2人。マナートは親衛隊を率いてカグヤの傍に控え、ガドルは一兵士として前線で暴れまわっていた。
そんなあるとき、ガドルは何かに呼ばれているような感じを受ける。
GM/配達人
ふらふらとそちらの方へ近づいていくと。
「お久しぶりですね~!」
一同
(笑)
ガドル
条件反射で思わず腹を押さえながら(笑)
「お前は誰だ!? そもそも俺はなぜこんなところを押さえているんだ」
GM/配達人
「私は案内人ですよ♪ こっちです」
無理矢理、君の手をぐいぐい引っ張って。
ガドル
なにか懐かしいものを感じる(笑)
GM/?
城の最下層、泉のようなものがある部屋につれていかれる。そこに見覚えのある人が。
「君はたしか、クレスの護衛をしていた男だったな」
ガドル
「クレスだと? ……知らないな」
?
「君の名前はなんという?」
ガドル
「ゴラン=ガドルだ」
GM/?
「ガドルか。君は、ついこの間まで仲間と旅をしていたはずだ。思い出せるか?」
そう言われると、君の頭の中を記憶の断片がフラッシュバックしていく。彼は君を泉の前までつれていき、「どうやら君の洗脳は薄いようだ。この泉を覗いてみたまえ」
ガドル
戸惑いながらも言われた通りに。
GM
すると今まで冒険をしてきた記憶などが浮かび上がる。
ガドル
「どこの風景だ? いや、これは俺の頭の中にあったもの……?」
GM/?
「その泉は真実しか映さん。それは確かに君の記憶の中にあったものだ。もう一度心を静かにして覗いてみるんだ」
そうすると、頭の中の霧が晴れていくように君は自分の意識を取り戻す。
ガドル
「そうか、思い出した! あなたは、国王陛下」
ニアナの父、前王フレデリックは脱出用の小船をレオノーラたちに与えた後、神殿からでることもできずにずっと留まっていたのだという。
フレデリック
「浮上した今なら脱出する手立てはある。他に力を貸してくれそうな者に心当たりはないかね?」
ガドル
「ええ、とっておきの仲間がいますよ。あの親善大使の」(笑)
セレス
そういえばそんな肩書きがあったな(笑)
ガドルはマナートを半ば強引に泉の部屋まで連れてくる。
同じように泉を覗き込むと、マナートが持っていたロザリオが反応して光を放ち、彼も自分の意思を取り戻す。
ガドル
「思い出したか」
マナート
「ああ。いくらか余計なものまで思い出しちまったがな。王様も、お久しぶりです」
フレデリック
「いきなりで申し訳ないが我々の置かれている状況は厳しい。それでも、協力してくれるのか?」
マナート
「ええ、もちろんです」
3人は神殿の守護者であるフレデリックだけが知っていた飛空艇を操り敵陣を離脱する。
一方ニアナたちはベルモーゼに帰還し、ニーシロの出迎えを受ける。
ニアナ
「ご苦労。早速だが、ひとつ厄介ごとが出てきてな」
ニーシロ
「あの西の海に浮かんでいるという遺跡のことですね」
ニアナ
「話が早いな。――あれを落とす」
ニーシロ
「かしこまりました。実は、このようなこともあろうかと……」(笑)
セレス
えええ?
GM
彼はフィルナ=メイに頼んで故郷の森に戻り、飛虎の仲間をたくさん連れてきたそうです。
これで空中戦もばっちり。
一同
おお。
アイギール指揮の下、決戦の準備が進められる。
そんなとき、敵陣の方から3名を乗せた船が降り立つ。
GM
船にはマナート&ガドルと、そして君の父が乗っていた。
セレス
「2人とも、無事だったのですか!?」とかこっちは適当にやっておくから、感動の再会はそっちでどうぞ(笑)
ニアナ
「父上……? 生きていらっしゃったのですか!?」
フレデリック
「……クレス。すまない。私は、ふがいない父だな」
ニアナ
「いいえ! そのようなことはありません。父上がこうして生きていらっしゃっただけで、私は……」父に体を預け、胸にすがりつく。「――父上。クレスは、寂しかったです。ずっと……一人になってしまったのだと思っていましたから」
GM/フレデリック
娘を抱きとめ、目を潤ませる。
「すまない。お前もよく生きていてくれた。……今まで、一人で辛かっただろう。王族であるというだけで、お前には重い運命を背負わせてしまった」
ニアナ
「……いいのです。父上が生きてここにいらっしゃるというだけで。それだけで今、クレスは、幸せですから――」
ニアナ
あ、そういえば。「父上、これをお返しいたします」と預かっていたフルムーンナイフを。
私には必要信仰心が足りないので(笑)
GM/フレデリック
「いや、それはお前が使うがいい」と。王族の者なら信仰心足りなくもオッケーということで。レオノーラが持っていたブレードの方でもいいですが。
ニアナ
マジか。じゃあ「超速読」最終段階で取得する能力ひとつ前借りしてもいい? せっかくだから「二刀流」で両方使いたい。
準備も整い、ついに決戦のときがやってくる。
GM/キャザリー
しかし神殿にはバリアが張られていて通常の手段では突破できない。そこでキャザリーが「それなら、あのクインテュプル・ウェポンを使えば……」
セレス
おい待て。
一同
(笑)
GM
キャザリーその他4名が開けた穴を突破して、部隊は神殿に接近する。しかし敵軍に阻まれ、飛虎に乗った兵士たちも応戦するが、なかなか侵入することができない。
……そんなとき、君に力を貸してくれるなにかの声が聞こえたような気がする。
ニアナ
「誰じゃ? ……わらわに、力を貸そうというのか」
GM
そう、それは「気合」の最終段階!(笑)
特殊能力「気合」は最終段階で天使を召喚できるようになる。
GM/クラウディア
地の底から一人の天使を筆頭に、すごい数の天使が浮き上がってくる。
「幼き人の子よ、あなた方には果たすべきことがあります。私は天使クラウディア。その使命に手を貸しましょう。……この世界の為に」
クラウディアが号令を下すとたちどころに闇の宗教の有象無象どもは薙ぎ払われ。
一同
(笑)
GM
その空隙を縫って君たちは神殿に肉薄する。
一行を乗せた飛虎は神殿内部に侵入した。
そして神殿最深部まで行き着く寸前、眼前にシャドウが再び立ちはだかる。
シャドウ
「どこまでも俺を裏切るというのか、兄弟よ。お前たちをカグヤ様の元に行かせるわけにはいかん!」
しかし所詮再生怪人の器なのか、ニアナのチャージ二刀流とセレスのフェイント隙間打ちでガンガンHPを削られていくシャドウ。
セレス
(ころころ)クリティカル! 「見切り・弐」で絶対命中、「隙間打ち」で防御力ゼロ、そして「連続攻撃」発動。(ころころ)62点。
もう一発は(ころころ)絶対命中防御力ゼロ(笑)
GM
強いい~(笑) この人なんだか急に強くなった。
ガドル
「チャージ」最終段階でも使いましょうか。……勿体無いですかね?
ニアナ
やめておいた方がいいんじゃない?
GM
シャドウの頭に「ザコ」と書いてある気がする(笑)
セレス
まあ、もはやザコだな。私にプラーナ6点も使わせた時点で満足すべきだろう。
ニアナ
その程度のプラーナ、メルシィミミアゲハでも削れる(笑)
GM
まだだ、HPが0になれば「鋼の意志」が……。
ニアナ
(ころころころ)56点×2発と75点×2発。……そういえば、フルムーンブレードって防御ジャッジ振れないから簡単にHP調整できるよな。
GM
あ、ホントだ。全快した。
一同
うぜええええー!!
土壇場で粘りを見せるシャドウは、≪闇槍≫や「粉砕」+「魔剣」でガドルのプラーナ……もとい、HPの最大値をじりじりと削り取っていく。
ガドル
……洒落にならないな。もう最大HPが半減してるんですけど。
ニアナ
仕方ない、このまま地味に削られるよりは一気に行くべきか。HP調整の余地もない地平の彼方まで飛ばしてくれる。「チャージ」最終、命中に不安が残るが……分身するか。
セレス
始まったよ(笑)
ニアナ
3体に分身して縦横無尽に斬りつける(笑) (ころころころ)全部命中して、(ころころころ)184×2発と154×2発! <海>魔法ダメージ、ジャッジ不可。
GM
……初めてこんなダメージくらった。プラーナでも対応しきれん、墜ちた。
「カ、カグヤ様ぁっ……!!」
マナート
「……惑わされ使われるだけの力など、所詮はそんなもんか」
GM
玉座の間に進むと、そこにいるのは母の姿をした魔王カグヤ。
ニアナ
そのへんの話は聞いているんだったっけ。
カグヤ
「何があったのじゃ、マナート」
マナート
「これが答えだ――」と言いながら≪貫く雷弾≫でも撃とうか、演出で。
GM/カグヤ
演出は演出で消されるんだが(笑) 手をかざして軽くそれを弾き飛ばし、
「わらわに歯向かおうというのか、愚かな人間共よ。死して後悔するがよいぞ」
ニアナ
「……黙れ。貴様のその姿には虫唾が走る。母上の体から離れよ!」
GM/カグヤ
「ほう、そなたはこやつの娘か。おもしろい」
では戦闘に突入しましょうか。
ラスボスの貫禄か、当然のように行動値60(上限値)に鎮座ましますカグヤ様。
GM
羽衣でふわりと。(ころころ)117。
セレス
……それ命中の値じゃないだろ。
ニアナ
かわそうという意気が消滅したんだけど。
GM
(ころころ)187。
ニアナ
(ころころ)……死ぬ。母上の属性を参考に<海>で≪虹色の衣≫撃ってみるが。
GM
半分になったよ。
ニアナ
やったー! よってたかって計3発分の≪虹色の衣≫が。8分の1って偉大……。
GM
では次は魔法でも使うか。≪聖なる光の爆裂≫。(ころころ)攻撃力120。
ニアナ
あーはいはい気合。(ころころ)消した。が、毎回この調子ではさすがにもたん。
こちらの攻撃は(ころころころ)46と41が2発ずつ。
GM
(ころころころ)ファンブルで一発だけもらったけど(ころころ)通らない。
ガドル
回避も高いなー。
セレス
いつも通りに。(ころころ)クリティカル絶対命中防御力ゼロ連続攻撃。
GM
……それはどうしようもない。
ニアナ
よし、君が主戦力だ(笑)
カグヤは大技への準備か、小さな月を浮かべる。
一方セレスとガドルは、合体攻撃を可能にするオリジナル剣技≪竜爪≫を発動させる。
セレス
プラーナ全部使い切った、準備はいいか。≪竜爪・地≫!
疾、旋、烈、雷、砕、剛、隙間打ち×3、フェイント最終段階×3、死点突き。
ガドル
≪竜爪・天≫! 疾、旋、烈、雷、砕、剛、二刀流、渾身の一撃。
セレス
(延々と計算と命中判定をして)……1913点! 防御力もゼロ!
一同
(笑)
セレス
こんなに出るとは思わなかった(笑)
GM/カグヤ
なんだこのダメージ~!
「今のはさすがに痛かったの」セレスに誘惑光線を送ってみようか。
セレス
おい待て! 今プラーナ無いって!
ニアナ
……こんなところで裏切り者が出ても困るんだが。絶対命中防御ゼロ連続攻撃が味方に向くのか(笑)
GM
(ころころ)命中121。
セレス
絶対命中と変わらん。どうしようもないな。
ニアナ
ちょっと待て、「超速読」でなんとかしよう。
……よし決定。残り2つの能力は「光の刃」と「勇者立つ」で。
支配の魔力を込めた視線がセレスに直撃しそうになったとき、寸前に目の前に現れたニアナが気合で魔力を弾き飛ばす。
「この者はわらわの臣下。貴様などに従うことは有りえぬ!」
一同
(笑)
セレス
まさか「勇者立つ」を取ってくるとは思わなかった。
ニアナ
超対抗で使えるからな。
ニアナ
次のラウンドか。≪覇神光臨≫発動。さらに「超級泳者」最終段階の効果で一発殴らせてもらおう。「光の刃」で攻撃力10倍。(ころころころ)命中して、(ころころころ)305と167。
GM
(ころころころ)後のは止めた。
ニアナ
167が通らない!? ……恐ろしいな。二刀流はやめてブレード一本に絞ろう。
GM
こっちの行動か。お、月が残ってる。やったあ。
一同
げ。
ニアナ
……次のチャージで破壊しておく予定だったんだが。
GM
サテライトキャノン……という名前はアレなので正式名称「火具矢」。カグヤの放った魔力が月に当たり、四散した光が君達を襲う。命中値が(ころころ)116。攻撃力(ころころ)139。
ガドル
HPの最大値を削って神力を上げないと死ぬんですが……。
セレス
本末転倒だな(笑)
ニアナ
一旦倒れてもらって、≪還魂≫で復活させるしかないか。マナートには≪虹色の衣≫……って属性は何だ。<月>か?(笑)
マナート
……<幻>で。
GM
お、よかったね。半分だ。
セレス
「肉を斬らせて」! (ころころ)絶対命中連続攻撃。やっぱり楽しいなコレ(笑)
GM
(ころころ)チマチマ削られてる。こっちの攻撃はどうしようかな。マナートに誘惑光線でも撃とうか。(ころころ)命中117。
マナート
無理ですっ。
ニアナ
「勇者立つ」でさっきと同じことをやってもいいが……。「気合」を発動させる自信が全くない。残りプラーナ3。
マナート
「M魔法の素質」が最終段階にいってるのでこれで何とか。精神攻撃を無効化する魔法とか。
GM/カグヤ
いいだろう。MPとプラーナの上限値を削っておいてね。
「わらわも新しい魔法を創ってみたいのう」(笑)
セレス
そんなことされたら勝てんわ。
続くカグヤのまねっこ死点突き及びまねっこチャージで、為す術もなくセレスとマナートがダウンさせられた。残りは瀕死の2人のみという危険な状況だったが、ニアナの力の紋章≪世界樹の雨≫の効果で全快して次のラウンドに移る。
ニアナ
「チャージ」最終段階に「光の刃」初期段階を重ねる。(ころころ)465点が2発。ダメージ2倍!
GM/カグヤ
(ころころ)死ぬんじゃないか……? さっきから散々使われているそれを真似ようか。
「そういえば、そなたの属性は海のようじゃな」
ニアナ
……イイエ、チガイマスヨ?(笑)
GM
≪虹色の衣≫。しかしだいぶ減ったな、もうHPが普通の値だ。
カグヤも危機感を感じたのかまねっこ超チャージを連打、オニの力を解放してHP上昇中のガドルと気合持ちのニアナ以外は耐えられず戦線離脱する。
ガドル
オニの力で「渾身の一撃」! (ころころ)命中72、(ころころ)攻撃689。
ニアナ
なぜ渾身でそんな命中値が出るんだ……。これがバーニングナイトか。
GM
≪虹色の衣≫で半減したけどこのクラスの攻撃をもう1度くらったらヤバそう。
こっちの攻撃はサテライトキャノン。対象が減ったので2発ずつ飛ぶ。(ころころ)148点。
ガドル
(ころころ)こっちは大丈夫です。同じのが後一発きたら死にますが。
ニアナ
きついな。(ころころ)……EXプラーナがあと5点あれば。何かないか。
セレス
さすがに無理じゃないかそれは。
ニアナ
GM、こんな状態になった母上を見て改めてかけがえのないものを失った(「代償」)と看做していいでしょうか。
GM
いいでしょう。
ニアナ
同じ要領で「死」と「天国への階段」と「儚き命」を塗ってもいいでしょうか。母上を「断罪」していいでしょうか。
一同
(笑)
GM
……好きにしてください。
ニアナ
よし足りた!(笑) 「鋼の意志」でHP全快。……そして2発目をくらって即瀕死。プラーナはもう無いし、次で仕留められなければ負けるな。
ガドル
落とせるんならやっちゃってください。
ニアナ
君を巻き込んでもいいかな(笑) 例のアレだが。
ガドル
確実に倒せますか?
ニアナ
大丈夫。自信はある。
ガドル
……じゃあお願いします。
ニアナ
よし。「力の紋章」最終に「光の刃」初期を加える。受けろ≪海神の鉄槌≫!
「人界の女王として、異界の女王に命じる。還れ!」
生み出された聖海の瀑布がカグヤを捉え、その魂を消滅させる。
「……まだこの世界の者も手強いな。今しばらく休むとしよう――」
ニアナ
そしてそっちには(ころころ)270点軽減不可のダメージが。
ガドル
(ころころ)おお、HPぴったりゼロ(笑)
セレス
美しい終わり方……なのか、これは?(笑)
GM
カグヤが消滅すると、残った君の母親の体はそのまま倒れこむ。
ニアナ
「母上!」
マナート
生きてるんですか?
GM/オーフェリア
仮死状態だったんです、死ぬ寸前で。
「よくやりました、クレス」
ニアナ
「…! 母上なのですか!?」
GM/オーフェリア
「ええ。妾もこの体に入ってきた愚か者を追い出そうと試みてはいたのですが……いつの間にか、おまえは母を越えてしまったようですね」と、どこか寂しそうに言う。
ニアナ
「母上……」
オーフェリア
「クレス。父様や、ユセトやレオノーラは無事ですか」
ニアナ
「はい。母上が身を呈して皆を守ってくれたおかげです」
オーフェリア
「ではクレス、これから先は貴方が皆を守るのです。あなたはもう、充分に立派になりました。いつまでも泣き顔をしているようではいけませんよ。盾となりて人々を守る――それが私達王族の使命なのですから」
ニアナ
「わかっています。ですが今だけは……今だけは、こうしていさせてください……」
と母に抱きついて顔を埋めている。
GM/オーフェリア
「まったく。クレスも、まだまだ子供ですね――」
オーフェリアは微笑み、応えるように少しだけそれに力を返す。そして、そのまま静かに息を引き取った。
GM/ニーシロ
カグヤが倒され彼女の加護が失われることにより、闇の宗教は総崩れとなって敗走。事をやり遂げた君達はニーシロと合流します。
「姫様、ご無事ですか!」
ニアナ
「ああ、大事ない。――これで全て終わった」
ニーシロ
「そうですか、それは良かった。…? どうかなさいましたか?」
ニアナ
「……いや、なんでもない。
それより、さすがに国政を長く空け過ぎた。情勢はどうなっている?」
ニーシロ
「はっ、只今!」
エンディング
こうして事件は解決し、平穏な日常が戻ってきた。
――力を合わせて世界の危機を退けた4人も、それぞれの道を歩き出す。
キャザリー
「終わったようだね」
セレス
「ええ。これでしばらくは世界にも平和が戻るでしょう」
キャザリー
「あたしもそう願うよ。で、あんたはこれからどうするんだい?」
セレス
「そうですね……」
うーん、どうしよ。
ニアナ
落ち着いたら君の元には国からオファーが行くと思うけど。
ガドル
世界征服の夢を果たさないんですか?(笑)
セレス
そのポジションにはレオノーラがいるからなあ。キャラでもないし。
キャザリー
「行く宛がないんなら、気ままに旅をしてみるのもいいんじゃない?」
セレス
「――いえ、やめておきましょう。しばらくはリーンに腰を落ち着けて、体を休めることにします」
キャザリー
「そうかい、まあそれもいいだろうさ。適当に手紙ぐらいは寄越すよ。じゃあ、元気でね」
セレス
「ええ、そちらも」
一人になっていろいろ考えたいからな。まさか自分が男だったとは。
ニアナ
いいじゃないか、『実は犬だった』よりはマシだ(笑)
マナート
「いろいろあったが、ようやく一段落か。とにかく、疲れたな」
タチバナ
「お疲れ。お前さんはよくやったよ」
マナート
「しばらく休むとして……それからどうするかねぇ。旅先ではいろんなものを見てきたし、いろいろ面白い奴らにも会えた。魔法の研究がてら、また旅にでも出るとするか」
タチバナ
「そうか。お前さんが残ってくれりゃあいい用心棒になるかと思ったんだが」
マナート
「それも面白いかもしれねえけどな」
タチバナ
「わしぐらいの年になると、生まれた街を離れるわけにもいかん。しばらくはこの街で、復興のためにできることをするさ。安心しろ、お前さんの帰る場所はきっちり守ってやる」
マナート
「『帰る場所』か……。俺にもあるんだな、そんなもんが」
タチバナ
「わしは、この世界に生まれた者は誰しも帰る場所があるべきだと思っとる。この宿もそんな場所のひとつになれば、ってな。……おかげでちっとも儲からんが」
マナート
「ハハッ、そりゃそうだ」
タチバナ
「まあそういうわけだ。何かあったらいつでも頼ってきてくれ。お前さんはわしにとって家族みたいなもんだからな」
マナート
「……ありがとよ、おやっさん」
GM
メノウとの会話があるわけだが、ガドルはこの後どうするんだろう。
ニアナ
オファーは行くよ。新しく国の方にオニの部隊を創設しようと考えているので、ぜひその隊長にと。
GM
リーンの戦力が跳ね上がりそうな気がする……。
ガドル
……鬼兵隊?(笑) なんかカッコいいかも。
GM
では事件からしばらく経って落ち着いたころ、身辺にそんな話もあって、報告がてら君はグオムの墓までやってきていた。
ガドル
墓に向かって語りかけます。
「……グオム。ちゃんとカグヤから世界を守ってきたぜ。あんたと約束した通り、俺はこの村を、この国を守っていく。姫さんが今度、鬼兵隊ってのを創るって話でな」
ニアナ
え。今、名前決定された?(笑)
ガドル
「その隊長として招かれてるんだ。まあ、しっかりやっていくから見ていてくれ。いつか俺もこの穴に入ることになったら、そんときは一緒に酒でも飲もうや」
GM/メノウ
すると君の後ろから、花を換えに来たメノウが現れる。
「ガドルさんもいらっしゃってたんですか。……グオム兄さんは、幸せ者ですね」
ガドル
「今でもこいつは俺にとっては師匠で、一番の親友だよ」
GM/メノウ
そう言われると彼女も嬉しそうに微笑む。「ありがとうございます」
ガドル
ちょっと照れて、そっぽを向いて頬でも掻いてます。
メノウ
「本当に、感謝しているんです。ガドル兄さんがいたから、兄さんがいなくなっても私は元気でいることができたんです。村のみんなにとっても、ガドル兄さんは誇りなんですよ」
ガドル
「そいつはお互い様だな。俺だって、グオムやメノウがいてくれたからここまでやってこれたんだ」と、頭を撫でてやります。
メノウ
「――はい。これからも、一緒に頑張りましょうね!」
ニアナ
国の今後については考えていることがあるんだが。
GM
ほう、何でしょうか。
ニアナ
セレニアが沈んだ一年後の日に慰霊祭などを開こうと思っているんだが、そこで少々演説を。
一同
おお。
ニアナ
果たしてその場に皆さんの姿があるかどうかはわかりませんが。
セレス
いるんじゃないかな。
ガドル
いるでしょうね。
マナート
一年も経てば、戻ってきていてもおかしくないか。
GM
では全員集まっているようですね。さあどうぞ!
「……この度の動乱では、リーン・セレニア両国の民に大きな犠牲を強いた。家が、財産が、あるいは大事な人が、二度と戻らぬ結果となった者も少なくはないだろう。
我らはそれら失われたものすべてを決して忘れることなく、しかし、前に進まねばならない。かつて我らの先達が、いくら世界を焼け野原にされようともそこから復興してきたように。そしてそのためには、国と国、人と亜人の枠を乗り越えて協力し合うことが必要だ」
「――よいか!
リーンとセレニアという古き国は、今日、その役目を終えた。
わらわは女王クレスニアナの名を以って、
新たに統一国家『オルフェリア』の建国をここに宣言する!」
こうして、ひとつの物語は終わった。
しかし、人生という旅に終わりがないように、
この別れもまた、幾多ある旅立ちの内のひとつであり、
出会いの始まりでしかないのだろう。
かくして月はまた昇り、世界は変わらずに動いていく。
――fin.