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nanatoride@replay
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nanatoride@replay

第2話

最終更新:

toride

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ニアナ
GM、前回手に入ったマジハンパねー剣はどうなりましたか。
GM
ああ、あれはマジックアイテムでですね、その名も「クインテュプル・ウェポン」と……
セレス
ちょっと待て。

クインテュプルウェポンとは5つセットの武器で、併せると巨大バズーカに変形しどんな魔法生物でも消し飛ばすという……まあどこぞの五人組変身ヒーロー番組には欠かせないアイテムのことである。ちなみにオフィシャルのルールブックに載っている。


一同

(笑)
セレス
阿呆か。
ガドル
あと4人仲間を集めないと(笑)
セレス
……私に仲間などいない。
GM
あ、ついでにその武器で攻撃すると氷の属性防御を無効化できますので。
セレス
とりあえず4つ揃うまでは無視していいよね。……いや、重要なのは属性防御を無効化する能力だけだな。
一同
(笑)
ガドル
現実から目を逸らしちゃいけませんよ。
セレス
私までそっちの世界に行ってどうするんだー!
ガドル
という、イヤな事実が船の上あたりでわかったんじゃないでしょうか。
ニアナ
「どうしたセレス、顔色が冴えんようじゃが?」(笑)
セレス
「いえ、少し……。つまらない事に気付いてしまいまして」
カレン
「つまらないんですか?」
セレス
「つまらないです」

そんなことがありつつも船足は順調に進み、一行はリーンの港町ベルモーゼに降り立った。

ニアナ

「ふむ、ここがリーンの地か」
カレン
「そのようですね。この港にも行商の方がたくさんいらっしゃいます。クレス様、あれはいったいどのような果物なのでしょうか?」
ニアナ
「わらわが書物で読んだところによると、あればミパミパの実といってな……」
GM
と無駄話をしていると、ガドルの背中がパシパシと叩かれる。
ガドル
ん?
GM/配達人
君が振り向くと信じがたい力で引っ張られ。
「お兄ちゃーーん!! 帰るのずっと待ってたんだよ!」
そのまま君を路地まで引っ張っていく。抵抗する?(笑)
ガドル
……抵抗します。(ころころ)筋力ジャッジは25。
GM
君が抵抗した感触を認めると、君のボディに重い一撃が。
絶対命中。(ころころ)攻撃力は46。
一同
強っ!!(笑)
GM/配達人
「あ、ごめんなさーい。人違いだったみたーい」と少女は去っていき、うずくまる君の手には手紙が残される。
ガドル
やっぱりあいつか。これは逆らってはいけないということか……?
セレス
なんとも凄まじいな(笑)

GM
さて、ガドルがそんな目にあっている一方。王女様、知覚力ジャッジを。
ニアナ
ええ? プリーストなんだけど……(ころころ)14。
GM/刺客
じゃあ不意打ちで。
「クレスニアナ王女、覚悟!!」と叫ぶ声が。刃物を構えた男が斬りかかってきます。
セレス
恨み買ってるなー。
GM
……庇わないんですか?
セレス
気付いていいのか。知覚力だな。(ころころ)ファンブル(笑)
ニアナ
護衛ー、ごーえーいー!?(笑)
セレス
わかった幸運の宝石使おう。
GM
君が寸でのところで気付くと、君と同じように割ってはいる青年が一人。2人がかりで止めてください。
セレス
(ころころ)受けました。(ころころ)ダメージは10点。
GM
ではそれは青年の方が受け流したので。

「衛兵は何をしている。この港で乱暴狼藉を許した覚えはないぞ!」
青年が命じるとわらわらと衛兵がやってきて男を取り押さえる。この青年の名はアムステル・ダグラス。0話で少し登場したベルモーゼの領主であった。

ニアナ

「ふむ。そなたがダグラス卿か。先日は妹が世話になったそうじゃな」
GM/ダグラス
「はい。クレス様にもお目にかかれて光栄です。それにしても、大事がなくて幸いでした。普段はあのようなことはないのですが……」
とそんな話をしていると、遅れてやってくる人が。タチバナさんです。
マナート
「おう、おやっさんじゃねえか」
タチバナ
「ああ、戻ってくるという連絡を受けてな、ご苦労だった。他の皆さんにもうちのマナートが世話になったようで。まあこんなところで立ち話もなんだ」
セレス
「そうですね」
ニアナ
「ダグラス卿は如何なされる?」
ダグラス
「そうですね、私も少し付き合いましょう」

という訳で、タチバナさんが経営する宿屋にやって来た一行。
自己紹介などを済ませつつ、今後の方策についての話に移る。

ダグラス

「ところで皆さんは、ここリーンに巣食う悪の組織『スターシャドウ』を討つのに協力してくださるとか」
ニアナ
「うむ、そのつもりじゃ」
ダグラス
「まあ協力していただけるのはありがたいのですが、目下のところ新しい情報も入ってきていないので、特に打つ手がありません」(笑)
一同
おい(笑)
GM/ダグラス
「ですので今は、リーンの街を見て回るなり探索者協会を覗いてみるなり、好きになさっていてください」タチバナさんも宿は自由に使ってくれていいと言っている。
というわけで自由行動をどうぞ。
マナート
ということは、俺にもしばらく暇ができるのか。
ニアナ
街を見て回る~!
セレス
ガドルを呼ぼう。「ガドル、私は少し用事があるのでその間ニアナについていてくれますか。また先程のようなことがあるかもしれません」
ガドル
「ああ、任せておけ。と、その前にひとつ聞いておきたい事があるんだが……」と声を潜めて、「あんたは誰に雇われているんだ?」と。
セレス
ほう? ……まあもはや隠すことでもないか。
「セレニア王国近衛兵のニーシロという男に」
ガドル
「……そうか。俺も国の方から頼まれてやっているんだが」
セレス
ふぅん? 意思の統一がされていないな、と思った。まあそういうこともあるか。
ガドル
「ま、目的は同じだ。頑張っていこうや」
セレス
「そうですね。いろいろ苦労を……いえ、忘れてください」(笑)
ニアナ
(遠くの方から)「何をしておる? 早く行かなければ日が暮れてしまうぞ」
ガドル
「おおう、ちょっと待ってください、今行きます」
マナート
「まあ、案内なら任しておいてくれ」地元民だしな。
GM
では3人は街に行くと。

セレス

私は刺客の男と話がしたいのですが。
GM/ダグラス
「なるほど、わかりました。ついて来てください」とダグラス卿に案内される。
牢の中にはふてくされた男が。
セレス
「少し聞きたいことがある。お前はあの方をクレスニアナ王女と知って狙ったな。どこからその情報を得た?」
刺客
「顔を知っていたから、ではおかしいか」
セレス
「……おかしいな。たまたまあそこに居合わせて、その顔を見たから狙ったと?」
刺客
「そうだ」
セレス
……信じられん。拷問にかけるか。
一同
(笑)
セレス
いやまあ拷問とまでは言わないが。何か魔法的な解決手段があればそれで。
GM
じゃあ魔法官が≪そのウソほんと?≫(発言が真実か否かを判定する魔法)を使ってあげよう。
セレス
ホントだった?
GM
ウソ。
セレス
……叩き殺すぞコイツ。
一同
(笑)
セレス
「魔法によればお前の証言は嘘をついていると出ているが?」
刺客
「発動に失敗したんじゃねえか?」(笑)
セレス
「随分とシステム的なことを言うな」(笑)
GM
男は口を割る気がないようだ。
ガドル
その手帳で恥ずかしい過去を暴露してやれば。
一同
(笑)
GM
そんなことは載っていない。
セレス
どこの日記帳だ(笑)
ガドル
お前のポエムを暴露してやるぞ、とか。
GM
泣くぞ、そんなことされたら(笑)

結局男は口を割らず、後ほど≪神明裁判≫(強制的に口を割らせる魔法)をかけてもらうことになった。一方、残りの3人は街で噂を聞き込む。

ニアナ

(ころころ)幸運ジャッジは17。
GM
ここから東に行ったオルガナという街に、「奇跡の織り手」と呼ばれる服職人が……
セレス
なにぃ!?
GM
彼女が織る服には魔力が宿るという評判です。
セレス
それは稀少ランクD以上と判断されるな!?

なぜセレスが必死になっているかというと、彼女の特殊能力「男装趣味」の効果でランクD以上の服を着ている際、ファンブルを3回まで無効化できる能力が付加されるからである。

ニアナ
「ふむ。それは一度見てみたいものじゃの」
ガドル
(ころころ)幸運度15。
GM
オルガナからさらに東にいった街に、「火打つ鍛冶師」と呼ばれる鍛冶師がいるそうです。なんでも彼の打った剣には永遠に炎が宿るとか。
ガドル
ほう。
マナート
(ころころ)こっちは14。
GM
このあたりで猫を捜している子供たちがよく見かけられる。
マナート
あれ?(笑)
ガドル
なんか急にどうでもよくなった(笑)

GM/ダグラス

そうこうしているうちに≪神明裁判≫も終わったんじゃないでしょうか。セレスのところに魔法官の人とダグラス卿がやって来ます。
「どうやら、あの男は金で雇われたようですね」
セレス
ほう。……誰に?
ダグラス
「スターシャドウ、と」
セレス
へー。そこまで恨み買うほどのことをやったっけな。
ニアナ
というか、スターシャドウに王女だってことばれてたっけ?
セレス
ひょっとすると一行の中にスパイがいるのかも。
ガドル
……カレン?
一同
(笑)
GM
そういえばカレンは噂表を振ってなかった。(ころころ)何もわからない(笑)
セレス
この役立たずが(笑)

こうして一日目が終了し、情報交換タイムに入るが。

セレス

さて。このパーティの中で信用していいのは王女とカレンだな。
……ここは石橋を叩こう。王女にだけ話す(笑)
GM
叩かれてしまった(笑) カレンさんは料理でも作ってます。

翌日は馬車で王都オルガナの方に向かうというダグラス卿に、これ幸いとばかりに同乗させてもらうことに。数日ののち、一行は無事にオルガナに辿り着く。

ニアナ

さっそく街を見て回るとするか。
セレス
王女に付きながら情報収集でも。
ガドルマナート
こっちは探索者協会に行ってみます。
GM
では散策組の方から。どうやら、ちょうどリーンの騎士団が外征から帰ってきたところにでくわす。
ニアナ
「ほう、よく訓練されておる。なかなか大層なものじゃな」
GM/アイギール
先頭に立つ男は君達の方に目を留めると、「よし、ここで解散だ!」と騎士団を散らしてしまう。そしておもむろに馬を降りて君達の方に歩いて来る。
「お嬢様方、この街ではお見かけしない顔ですね」
セレス
こいつ女性の顔は全員覚えているのか(笑)
アイギール
「あなた方のようにお美しい方ならば、私が顔を覚えていないはずがありませんからね(笑) 私の名はアイギール。不肖ながら、この国の騎士団長を務めております」

このキャラクターは昔リーンを舞台に行われた別のキャンペーンに出てきたNPCで、見ての通りたいそうな女好きである。ダグラス卿の父親に当たるが、いまいち親子の絆が薄そうに見えるのは他にもたくさん子供がいるからなのだろう。

アイギール

「お嬢様方のお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか」
ニアナ
「ニアナという。まあ、旅の神官戦士じゃな」
アイギール
「神官戦士ですか。戦う女性もまた美しい」(笑)
セレス
「……セレスティーヌです」
GM/アイギール
「セレスティーヌさんですか。美しい響きだ。その少し背伸びをしたような格好もよく似合っていらっしゃる」と視線をぶつけてきます。
セレス
思わずニアナの影に隠れる(笑)
アイギール
「どうです? いい店を知っているのでご馳走させてもらえませんか」
ニアナ
「ほう、それは良いな」
セレス
(ニアナの発言を遮って)「いえ、お構いなく! 私たちはこれから行くところがありますので」
GM/アイギール/シオン
「そうでしたか。ですが女性2人というのは物騒だ。エスコートさせてください」(笑)
などとやっていると、「あんた、なに油売ってるんだい!!」と声が。
「また女の子に声かけてるのかい? こんな近くにいい女がいるっていうのに。あんたたちもこんな男について行っちゃ駄目だよ。この男がいいのは腕と顔ぐらいだからね」(笑)

彼女はシオン・ソルト。同じ過去のキャンペーンで使われたPCである。結婚願望の強い女性でアイギールにもアタックをかけていたが、さしたる成果は挙げられていなかった。

セレス

「助かりました」
シオン
「いいんだよ。……あんた、なかなかいい格好してるね」
セレス
「あ、ありがとうございます」
シオン
(小声で)「あんたが男だったら……」
一同
(笑)
セレス
なにこれ。
GM/シオン/アイギール
「アイギール、あんたには嫁さんもいるんだからそんなことばっかりやってるんじゃないよ!」「ちょ、ちょっと待ちたまえ!!」などと言いながら引きずられていきます。
ニアナ
「……この国の騎士団にもいろいろあるようじゃな」

2人はそのまま「奇跡の織り手」と呼ばれるユニという女性が経営する店に向かう。一方、探索者協会に向かった残りの2人は。

ガドル

「何かおもしろい噂はないか?」
受付
「噂、ですか……」
ガドル
「具体的に言うと、暗躍する組織とか」
受付
「黒ずくめで人を浚っていくとかいう連中のことですか。ここ2週間ぐらいは新しい事件は起こっていませんね」
マナート
よく事件が起きる場所とかは?
GM
特にない。全国的にちょくちょくと起こっているようです。
ニアナ
……それなのに対抗する組織はベルモーゼローカルなのか(笑)
GM
リーンの軍も忙しいんですよ。

いくつか依頼もあったが相談してから決めようということになり退散する2人。場面はユニの店までやって来た王女組の方に移る。

GM/ユニ

「いらっしゃいませ」ユニさんはセレスの方を見ると表情を変える。
「あら、やっと受け取りに来てくださったんですか。さぁ、入ってください」
セレス
「私、ですか?」
ニアナ
「何か頼み事でもあったのか」
セレス
「いえ……。まったく記憶にありませんが」
GM/ユニ
「セレスさんですね。こちらになります」といって出してきたのは。
セレス
出してきたのは?
GM
フリフリのドレス(笑)
セレス
「……悪いのですがこれは受け取れません」
ニアナ
「何故じゃ? けっこう似合うのではないかと思うが」
セレス
「私がこれを着ると戦力がダウンします」(笑)

「男装趣味」の特殊能力所持者は性別に合った服を着るとあらゆるジャッジに-1される。

ユニ

「たしかに、これを受注したのは6年も前の話ですが……」
ニアナ
注文をしたのは?
GM
リュクレインという男性です。その名前にセレスは引っかかるものを覚えた。
セレス
リュクレインか。覚えておこう。
GM
その方が、手付け金として3000GP。さらに追加で7000GP。
セレス
どんな服だ。
GM
さらにお金がかかってしまったのでもう1万GPいるんですが。
セレス
は?
一同
(笑)
セレス
(渡されたデータを見る)……うーん、これに1万GP払う気はしないな。
ニアナ
全ジャッジ-1されるしな(笑)
ユニ
「どうしても仰るのでしたら仕立て直しいたしますが」
ニアナ
でも追加料金かかるよね? 1万GP+αか。
GM/ユニ
「……セレス様ほどお美しい方のお願いでしたら、そんなに無理は」と顔を赤らめる。
ニアナ
……この人、「同性が好き」?
GM
うん(笑)
セレス
そんな気はしてた(笑)

その後、ユニの趣味でコスプレさせられて遊ばれたりという一幕もありつつ。結局、最終的には130GPの追加料金に1万GPは後払いという話でウェディングドレスは普通の服に仕立て直されたのであった。
その夜、宿で合流する一行であるが。


ガドル

(仕立て直された服を見て)「おう、似合ってるじゃないか」
セレス
「……ええ、どうも」
ガドル
「どうした? 疲れた顔をしているな、何かあったのか」
セレス
「あまり人には言えないようなことが」(笑)
ガドル
「何なんだ。姫さん、いったいどうしたんだ」
ニアナ
「む? 楽しかったぞ。いろいろな服を着せてもらってな」
セレス
「…………」(疲れた溜め息)


翌日。ここまで来たら行けるところまで行ってしまおうという方針の元に、ハザンまでの隊商護衛の仕事を受けることにした一行。
スターシャドウはどうした。


GM

ハザンは対クリーチャーの前線の街なので物々しい雰囲気です。あまり観光に回るような場所はありません。
ガドル
「火の打ち手」のドンゴとかいう人に会いたいんだが。
GM
場所は教えてくれる。行ってみるとカーンカーンという鉄を打つ音が。
ガドル
「あんたがドンゴさんかい。ひとつ斧を打って貰いたくて訪ねてきたんだが」
GM/ドンゴ
ドンゴは君の方を見ると目の色が変わる。
「おう兄ちゃん、いい身体してるな。これならかなりの獲物でも扱えそうだな」
どんなものを頼みたい?
ニアナ
重量2倍攻撃力2倍のハルバードとか。
ガドル
武器持っただけで終わりですよ(笑)
ニアナ
いや、将来的に筋力36を目指すなら充分ありな選択だと思う。
ドンゴ
「屑鉄ならいくらでもあるからな。注文を貰えれば、俺がこいつらに命を吹き込んでやるよ」

結局、重量14攻撃力30超の化け物的ハルバードが作られることになった。
……誰か止めろよ。

ガドル

「頼んだぜオヤジさん!」
GM/ドンゴ
「おう任せておきな、こいつは久しぶりに腕が鳴るぜ。熱くなるからあんたたちは上に上がってな」と言うと信じられないほど巨大な火をおこし、彼は熱くないのだろうか、ものすごい量の屑鉄を入れてとんでもないものを作り上げようとしている。
セレス
そのハルバードを持つのに私が2人ぐらい要るんだけど。
マナート
こっちは3人がかりでやっとだ。

そして夜が明けた。

GM/ドンゴ

完成品を渡し、「ちょっとそれを振るってみてくれねえか」と。
ガドル
じゃあ「うおおー!」と雄叫びをあげて、こう横薙ぎに。
GM
するとその軌跡には火花が立ち昇る。
一同
おお。
ドンゴ
「そいつは俺の最高傑作だ。持っていきな」
ガドル
「オヤジさん、あんた最高だぜ!」

やばい戦力を手に入れたものの、他にハザンでやることも特になくオルガノの街に戻ってきた一行。
そこに再びダグラス卿がやって来る。

GM/ダグラス

「連中に動きがあったようです」なんでも月の出る晩に、人5人分ぐらいの塊が迫ってくるとか。
一同
はあ?
セレス
訳がわからんな。嫌な予感しかしないが。
GM/ダグラス
場所はベルモーゼの近くだ。「私はハザンで所用があるので手伝えませんが、ラ・アルメイアを救った皆さんなら大丈夫でしょう。期待しています」

一行はベルモーゼ近郊、事件が起きている農村にやって来る。
ちなみにここはガドルの同族たちが住んでいる村でもある。

メノウ

「ガドル兄さん、たいへんなんです! 畑が……村が……!」
ガドル
「おう、メノウか」
ニアナ
妹と言われると、冒頭のアレが……(笑)
セレス
思ったけど敢えて言わなかったのに(笑)
メノウ
「なにかあったの?」
ガドル
「いや、なんでもない(笑) まあ任せておけ、俺がなんとかしてやる」
メノウ
「……うん。ガドル兄さんなら大丈夫だよね」

話を聞くと、その人五人が絡まりあったようなグロテスクな球体は月の出てくる毎夜現れてはビームを撒き散らして帰っていくという。ついでにその横では白い髭の爺さんが「わっはっはっは! こいつは無敵じゃー!」と笑っているそうな。

セレス

なんだそれは。
マナート
とりあえずその爺さんは捕まえていろいろ聞き出したいな。
GM
何事もなければそのまま夜に進みます。

そして夜。噂通り、森の向こうから謎の球体が現れる。

セレス

とりあえず攻撃してみよう。(ころころ)攻撃力37。
GM
吸収された。
セレス
通ってない?
GM
近くでよく見ると色の違う5体の怪人が絡まりあって玉になっていてですね、ダメージがそれぞれに拡散されて薄まってしまったようです。
セレス
じゃあ、属性防御の無効化を期待して赤いやつを狙って見よう。(ころころ)43。
GM
1点通った。
一同
1点!?
マナート
≪貫く雷弾≫を。(ころころ)攻撃力35。
GM
止まった。
ガドル
攻撃。(ころころ)53。
GM
それは2点。

攻撃が通じず悩む一同。
一方、球体からのビーム攻撃も飛ぶがこちらもあまり有効打にならず、千日手の様相を呈してくる。

GM/博士
君たちが手を出しあぐねていると白いお爺ちゃんが高笑いを始める。
「わっはっはっはっは! 月が出ている限り、この合体怪人は無敵じゃー!」
マナート
捕まえにいったら逃げられそうな雰囲気ですか。
GM
うん。
セレス
せっかく話かけてくれたんだから、何か返してあげたら(笑)
ガドル
それはヒーローの仕事でしょう。
博士
「わっはっは! わしは天才じゃ。魔法生物と怪人の合体、これぞ芸術!」
マナート
「そんなくだらん怪人など、俺が粉砕してやる!」
ガドル
「ほう、何か策があるのか?」
マナート
ねえよ(笑)
ニアナ
「……たしかにたいした技術じゃな。いったいどのようにしておるのじゃ?」
博士
「魔法的なリンクで5体の怪人を繋げてダメージが拡散されるようにし! しかもその際にダメージの属性を変える仕組みを完成させ! なんとダメージを5分の1にしてしまうのじゃ!」
ニアナ
「ほう。それを破る方法はないのじゃろうか」
GM/博士
「フッ、この防御を破れるわけがあるまい!」とか言ってますが。
ニアナ
しゃべれよ。
セレス
ここでしゃべったらGMの苦労が無意味になるだろーが(笑)
ニアナ
よし、その魔法を解除してやれ。≪光と闇のはざまで≫(3レベルまでの解除魔法)で。
GM
さすがに3レベルではない(笑)

渾身のジェットストリームアタック(3人同時攻撃)も通じず決着はつかず終いに。

GM/博士

「試験はもう充分じゃろう。さらばじゃー!」
球体は目くらましに極彩色の光線を撒き散らしながら深い森の彼方に飛んでいった。
ガドル
オヤジさんの斧が通じないとは。
マナート
あの魔法技術は脅威だな。
GM
では、ちょっと知力ジャッジを。
ニアナ
(ころころ)クリティカルして29。
GM
じゃあ王女様はセレスの剣を見て思った。これが5振り揃えば……。
セレス
おい。
ニアナ
そうか、その手があったか!
「そなたの持っている剣、それの仲間を5つ揃えれば、バズーカが出てきてあのようなものなど一撃で消し飛ばせるのではないか?」(笑)

この話の冒頭を参照のこと。
たしかに「魔法生物」ではあるが。

セレス

そういう世界とは遠くはなれていたかったんだが。
ガドル
もう引き返せないようだ(笑)

ダグラス卿に話を聞くと、セレスの持っている剣はとある廃墟の街にある神殿から盗まれたもので、そこに行けば残りの武具が手に入るだろう、とのこと。教えられた神殿にやって来た探索者一行は、鏡を回したり宝箱の爆発に巻き込まれたりしながらも最深部まで辿り付いた。

GM

台座があって、武器が収められています。
その前にはケルベロスが。
ニアナ
トリプルアタックwithTか。
GM/ケルベロス
知能は人並みなので会話できます。「何をしにきた。がおー」
セレス
がおーはいらん(笑)
ニアナ
「そなたではなく、そこにある武具に用がある」
ケルベロス
「またか。人間もせせこましいものだ。一度にすべて持っていけばいいものを」
マナート
まったくだ(笑)

武具が欲しければ力を示すがよい、ということで戦闘に入る一行。
ケルベロスはなかなかの強敵で、トリプルアタックwithTという名の4回攻撃に苦しめられる。

セレス

そのTはどこから来てるんですか。
ニアナ
ツメ(笑)
セレス
爪のTかよ。
GM
なら次はブレスだ。(ころころ)命中22。
セレス
(ころころ)うわ~、当たるわけにはいかんな。幸運の宝石。
マナート
こっちは当たりました。12点くらう。
ニアナ
じゃあ≪虹色の衣≫。重傷値に入ってなければ回復できる、大丈夫だ。
ガドル
攻撃いきます。(ころころ)命中27で、(ころころ)攻撃52!
GM
何それ。(ころころ)ちょっと降参したい気分(笑)
ニアナ
「どうじゃ、この辺でやめておかぬか?」
ケルベロス
「ふむ。先の一撃でおぬしらの実力を認めた。持って行くがよい」
ガドル
「これが伝説の武器、クインテュプルウェポン……!」
セレス
イヤだイヤだ。すべてが終わったら売り払ってくれる(笑)

再びベルモーゼに戻り球体の来襲に備える一行。
マジカルスピアはニアナ、グレイトハルバードはガドル、メイスはマナート、シダライトソードをセレスが持つことになる。足りないミスリルボウの使い手はというと。

GM/エスト
エストが出てきます。「またあんたたちか。まあよろしく頼む」
マナート
「おまえさんも大変だな」
エスト
「ふん。……弓の扱いなら心得はある。任せておけ」
セレス
「……では、シャウト役はあなたに任せます」

クインテュプルウェポンをバズーカに変形させるには、コマンドワードという名の決め台詞が必要なのである。ルールブックにちゃんと書いてある。

ガドル

何を言ってるんですか。普段使ってる人が言うに決まってるでしょう。
セレス
「ですが氷は透明です。やはりここは赤を持っている人が」(笑)
エスト
「レッドはハルバードだな。俺は地味なグリーンだ」
ニアナ
「わらわの読んだ書物でも、こういう場面で先頭に立つのは赤い色の者じゃったな」
セレス
「ではレッド、よろしくお願いします」(笑)
ガドル
しまった(笑)
GM/デビル博士
そうしていると月の出る頃合に。「わーっはっはっはっは! リベンジを果たしに来たぞ! 今度は攻撃性能と命中精度が当社比5割増しじゃー!」
ガドル
強いな。
ニアナ
「じゃが今回の我々も以前とは違うぞ」
GM/デビル博士
「フッ、我が超科学の護りを破ることなどできんわ!」
ではコマンドワードを唱えて準備してください。
ガドル
……コマンドワードと言われても。思いつきませんよ。
マナート
がんばれレッド!
GM
君が悩んでいるうちに前線を支えている兵士たちが一人また一人と。
ガドル
えっ、リアルタイム!?(笑)
セレス
「レッド、まだなのですか! このままでは前線が破られてしまいます」
ガドル
「落ち着け、これはとても重要な話だ(笑) 意見があるなら言ってくれ」
セレス
そんなもんあるか。
マナート
ねーよ。
エスト
「俺が口を出す話じゃないしな」
ニアナ
「そなたに任せよう」
ガドル
任せるなー!!(笑)

その後さらに悩むことしばし。そうしているうちに徐々に迫ってくる怪球体。

GM/タチバナ
「戦場での迷いは死に繋がるぞ!」とタチバナさんが。
ニアナ
かっこいいけどこんな場面で使われるセリフじゃない(笑)
ガドル
……じゃあ行きます。

「行くぞ、みんな!」叫ぶと、ガドルはハルバードを掲げる。
「全てを焼き尽くす炎の力を、ここに!」
「全ての命を育む森の力を、ここに!」ボウ。
「全てに安息をもたらす闇の力を、ここに!」メイス。
「全てを凍てつかせる氷の力を、ここに!」ソード。
「全てをあまねく照らす空の力を、ここに!」スピア。
5つの武器が重なり巨大な砲身が現れる。
「――今こそ放て! ギャラクティカ・マグナム!!!」



閃光。


GM

5体の怪人はバラバラになって地に落ちた。さあ戦闘を始めようか。
ガドル
……もうやってられねーよ。
セレス
……やってて空しくなるな。

以下、分離した怪人5体+デビル博士との戦闘になる。怪人はバラバラになってもそれなりに硬く、あまり有効なダメージは与えられない。……約一名を除いて。

GM/デビル博士

「怪人よ、ダブルビームじゃ!」
2色の光線が混ざって威力アップ。(ころころ)54点だ。
ニアナ
それはきっついな。(ころころ)ファンブってるー! 43点を≪虹色の衣≫で半減して21……重傷値+1。
GM
じゃあ次はデビル博士が。(ころころ)命中26。
ニアナ
死ぬー!
セレス
……無理だなこれは。
ニアナ
≪桜花≫して回避にプラーナ全部入れて……ダイスで9以上か。(ころころ)7……はクリティカル! 回避。
GM
くっ、殺せると思ったのにー。
ニアナ
自分に≪静寂の月と海≫をうって回復しておこう(ころころ)

ガドル

黄色いやつに攻撃。(ころころ)命中23、(ころころ)攻撃56。
GM
なんだその攻撃力! 自分で渡したものとはいえ恐ろしい。(ころころ)墜ちた。
まずいな、これは緊急事態だ。……こいつに自爆指令。
一同
うお!?
GM
絶対命中! 46点!
セレス
プラーナ5点消費(ころころ)……生きてます。

GM/デビル博士

そっちは詠唱中か。「こしゃくな。わしの銃を嘗めるなよ」(ころころ)命中23。
ニアナ
……当たりました。
GM
攻撃力は(ころころ)ファンブル。
一同
博士ー!?(笑)
GM
それでも51点はあるぞ。
ニアナ
くらって、≪虹色の衣≫して16点。重傷にはならない。
GM/デビル博士
「くそっ、わしの肉弾戦美技を見せるときがきたか」(笑) ではネクストラウンド。そろそろ変身しよう。
ガドル
(ころころ)うわ、ファンブル。行動ありません。
セレス
(ころころ)(ころころ)そうか、(ころころ)私が君の分まで頑張るしかないな。行動値42(笑)
ガドル
これは変身する前に倒してしまえば!
GM/デビル博士
待ってー! 終わる! 終わるー!(笑)
「ちょ、ちょっと待たんかね」(笑)
セレス
「私はおまえに死を告げる鐘。……消え去るがいい」

そのまま、デビル博士は変身を披露する間もなく退治された。

GM
こうして君たちは見事にデビル博士を倒し。
マナート
どんな怪人に変身するつもりだったんだろう(笑)
GM
……3回攻撃が。
一同
(笑)
GM/タチバナ
「やったのか!?」とタチバナさんが駆けつけてくる。
マナート
「ああ、見ての通りだ」
タチバナ
「おお、これはスターシャドウ幹部のイカデビル博士!」(笑)
ガドル
やっぱりイカか。
タチバナ
「それにしてもなぜ変身していないんだ」
一同
(笑)

後ほど、デビル博士からはスターシャドウのアジトの場所その他もろもろを聞き出すことに。そして。
GM/メノウ
村を救ってくれた君にメノウが。
「ガドル兄さん、みなさん、ありがとうございます」
ガドル
「メノウ。任せておけって言っただろう」
メノウ
「今はグオム兄さんが仕事で村にいなかったので、本当に助かりました」
ガドル
グオムはどこかに行ってるのか。
GM/メノウ
まあ探索者としての仕事とかでね。
「それにしても、ガドル兄さんやグオム兄さんは畑を耕すよりそうやって誰かの為に戦っているほうが似合ってますね。……男らしくて、格好いいです」
ガドル
「ははは、照れるじゃないか」

こうして事件はとりあえずの一段落を得たのであった。
次回に続く。




ニアナ

ところで、このマジカルスピアもどきは返したほうがいいんだろうか。
GM
今回の件の報酬代わりとして、無期限に貸与という形なら持っていていいですよ。
ニアナ
貸与?
GM
売るなということです。また使うときに困るので。
ガドル
……誰が使うんだろう、こんな恥ずかしい武器。



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