時も場所も定かではないが、これは確かに起こった出来事の記録。
世界が滅んだときの記憶である。敵に取り囲まれ、陥落寸前の城。
年若い女帝と、彼女を護るように剣を携えた女騎士が立っている。
「皇帝陛下。この先の抜け道を行けば、包囲を突破することはできましょう。ですが、城の外も既に連中が溢れているとの報告もあります。くれぐれもお気をつけて」
「こんなとき……。ヴィント様がいたら、私たちを助けてくださるでしょうか」
「陛下……」
「大丈夫です。私は、強くなると決めたのですから。あの方が傍にいなくても、私一人でなんとかできるように──。さきの戦のときも、あれほど絶望的な状況だったというのに私たちはこうして生きています。信じましょう、今回も必ず道は開けると」
表の方が騒がしくなる。ついに城門が破られたのだろうか。
「さあお行きください、陛下。私と、この城に残っている兵が必ずやあなたの背後をお守りします」
「それは無茶です! その程度の寡兵では、どう抗ったところで……」
「あなたの臣下をご信頼ください陛下! 威信ある帝国近衛騎士団の精鋭が、あのような有象無象に遅れをとるなどということはありえません。ですから決して――決して、後ろを振り向かれぬよう」
「…………………すみません。後を、頼みます」足が不自由で、一人逃げ遅れた老人。老若男女かまわず平等に破壊し尽くす『敵』がすぐそこまで迫っていた。思わず辞世の句を考え始めてしまった老人の前に、青年と少女の2人組が現れる。
「お爺さん、大丈夫ですか!?」
「あ、あんたら、いったいなぜここに?」
「もちろん、逃げ遅れた人を助けるためですよ」
「はい♪ 間に合ってよかったです」
「じゃが、わしの足は見ての通り動かんのじゃ。わしのことはいいから、あんたら2人だけでもすぐに逃げて──」
話している間にも刻一刻と『敵』が迫ってくる。その数は地を埋め尽くさんばかり。
「やだなぁ、誰が逃げるなんていいましたか? ──全滅させるんですよ、こいつらを」
「な、何を馬鹿な! そんなことできるワケがないじゃろうが!」
「安心してください、お爺さん。これでも僕達……」
「「世界を救った経験があるんですから──!」」
青年が少女の手をしっかりと握り、少女もその手を握り返す。次の瞬間、辺りが光で満たされたかと思うと青年の手には鞘に包まれた美しい一本の長剣が収まっていた。
青年は『敵』が迫ってくるギリギリまで剣を腰溜めに構えたまま動かない。そして最初の攻撃が青年に届こうとしたとき。
「行くぞ! 雷神抜刀流・奥義ッ──!!」こちらは別の城。過去の経験からくる危機管理の賜物か、ほとんどの者がすでに退避した後。合流するのが遅れて一人逃げている新兵がいる。
すると行く手に、身長は彼の肩にも満たぬものの、高貴な気品に満ちた少女が一人佇んでいた。
「残っている者はそなたが最後か?」
「じょ、女王陛下!? なぜこのような場所に!」
「うむ。残って敵の足止めを、と思ってな」
「いけません! あなたは自分の立場というものをわかっておられるのですか!?」
「ああ、よくわかっておる。ここで敵を足止めしなければ、先に逃げている者たちが追撃を受け多くの命が失われるだろうこともな」
「だからといって、何も陛下がお残りになることは……」
「ふふっ、そう思うか。実はわらわも先程までそう思っておった」
「い、意味がわかりません! 何を笑っておられるのですか!?」
「いや──。母上もあのとき、このような気持ちであったのだろうなと、そう思っただけじゃ。ああ、安心せよ。わらわはまだ命を落とす気はない」
そのとき、前方の扉が破られて大量の敵が迫ってくる。女王の横に並び立ち震える手で剣を構える兵士。
「何をしておる?」
「助太刀いたします!」
「……死ぬかもしれんぞ?」
「陛下は先程、まだ死ぬ気はないと仰いました。でしたら、陛下のお傍にいれば一番生き残れる確率が高いのではないですか?」
「なるほど、一理あるな。……よかろう! わらわの傍を離れるでないぞ!!」
「はいっ!」
キャンペーン予告
──夢を、見ていた。
ひとりぼっちの私が、いつも誰かを求めて泣いている夢。
幾度日が昇り、そして沈もうとも決して終わることのない夢。
暗くて冷たくて、そしてほんの少しだけ寂しい、そんな夢を。
セブン=フォートレスEX&Advancedキャンペーン
「Butterflie's Dream」
そして今夜も、闇が来る。
GM
一度こういうのをやってみたかった。
一同
はあ……(絶句)
GM
ほら、世界の危機と言ってはみても、実際に世界滅亡寸前って状態にはならないだろ?
クレイグ
まあそれはわかる。わかるが自分ではやる気はしないな(笑)
GM
しかしこんな予告とは関係なく、本編はいたって平和な状況からスタートいたしますのでそのへんよろしく(笑)
キャラ紹介
ノース=トラム
学者。25歳。神官の家系の次男坊で、気ままに趣味の星の研究を続けている。クレイグの師でもある。何が起こっても飄々とした雰囲気を崩さないが、その言葉には深い含蓄があるとか。
テイルという名の発光する不思議な猫を連れている。
ジリアス
旅の戦士。24歳。一度見たものは決して忘れない記憶力を持つ。
数年前にたった一人の肉親だった妹を亡くしている。命のやり取りに没頭している間はそれを忘れていられるという理由で戦いを求めている。
ヴィート=クローチェ
探索者の少年。17歳。幼馴染のナナという少女に片想いをしていて、男をあげるため故郷を発つ。ナナの父ロウガから剣の教えを受けており短剣の扱いを得意とする。
無口でクールな外面を装ってはいるが、根は善人。
クレイグ
類稀な魔法の素質を持つ少年。14歳。9歳以前の記憶を失っている。両親は健在だが、家はたいへんな貧乏で多額の借金を抱えている。
直情型で考えるより先に行動するタイプ。ノースを師と仰ぎ教えを受けている。
今回予告
時の凍った世界がある。
街は、人々は、大地は氷の中に閉ざされ、難を逃れた者は極僅か。
そんな絶望の中に今、最後の希望の灯がともろうとしていた。
セブン=フォートレスキャンペーン「Butterflie'sDream」 第一夜
『FREEZING WORLD』
「お願いです、勇者様。世界を救ってください!」
クレイグ
誰だ勇者様って(笑)
ヴィート
とりあえず自分ではないな。
GM
さて、オープニングは時系列順に進めていこうかと思うが。そうすると一番最初に回ってくるのはヴィートのシーンなんだよな……。いきなり疲れるシーンをやりたくないんだが。
ヴィート
あれ?
一同
(笑)
GM
いいだろう、始めようか! 2年前、君が故郷の村を旅立つ日のことだ。
ヴィート
おお、いきなりか。
フォーラとフレイスの国境近くにある緑豊かな小さな村、ルクス。
当時15歳の少年ヴィートは、剣の師匠ロウガとその娘ナナに見送られ村を旅立とうとしていた。
ロウガ
「ヴィート君の剣はまだ未熟だ。だが、どうしても外に出るというのであれば止めはせんよ。旅で何かをつかんで、また戻ってきなさい」
ヴィート
ええと……。呼び方はどうしようか。剣の先生だから「師匠」なのか、それとも「ロウガさん」か「おじさん」か。
GM
……「お義父さん」?
一同
(笑)
ヴィート
「お義父さん、立派になって帰ってきます」とかそんな台詞が浮かんでしまった。そんなキャラではない(笑)
「――はい。必ず何かをつかんで戻ってきます、ロウガさん」
ロウガ
「うむ。では私はここらで退散しようか。ヴィート君もその方が嬉しかろう」
一同
(笑)
ナナ
「え、ちょ、ちょっと父さん!? ……行っちゃった。いったいどういう意味よ?」
ヴィート
「さ、さあね。まあ、おじさんもあれで結構変わり者だし」
クレイグ
気をつけろ、GMの罠に嵌まるな。早くもクールキャラが崩れかけてるぞ(笑)
ナナ
「……まあいいか。それにしても、あなたがいなくなるとつまらなくなるな。稽古の相手がいなくなっちゃうじゃない。どうして急に旅になんて出ることにしたの?」
ヴィート
「ああ。道場で練習するのもいいんだけど、それじゃあ、何か足りないっていうかさ……。少しは腕に自信も出てきたし、旅に出ていろんな経験を積みたいんだ」
「……そう、仕方ないな」
ナナは諦めたように苦笑するが、次の瞬間、何か面白いことを思いついたように悪戯っぽく微笑んだ。
「それじゃあ、もし私が危ない目にあったら、どんなところからでも飛んできて私を助けてくれるって約束できる? それでこのことは許してあげる」
「ああ、任せろよ。今までそういうことで、一度でも俺が間に合わなかったことがあったか?」
「フフッ、そうね、期待してるわ。……じゃあ、元気で。体に気をつけてね」
GM
てなところで。「生まれる前から…」のEXパラメータを塗っていいよ(笑)
クレイグ
クールキャラから横滑りしていった感が……。
ヴィート
ナナ相手だったから仕方ない。次からはちゃんとクール。
GM
続いてはジリアス。あなたは数年前に妹を亡くしている。妹は当時十歳、死因は一言でいうと……食われた。
ジリアス
食われた?
GM
事件の唯一の目撃者だった男が恐慌状態で以下のように話していたのを、今でもあなたは一句一語違わずに覚えている、「超記憶力」で(笑)
「確かに俺は見たんだ! 黒衣のばかでかい大男が大口を開けて、娘さんを頭から……。なんか訳のわかんねえこと喋ってた。あ、あれは人間なんかじゃねえ、化け物だ!」
GM
さて、時は現在。あなたがどこかの街角を歩いていると、ふと一人の少女に目を留める。 少女は見た目10歳程、真っ白い髪に透き通るような肌、赤い瞳という目立つ容姿をしていたが、よく見ると顔立ちや雰囲気が妹にどこか似ているような。
ジリアス
「あれは……?」思わずそっちを見てしまう。
GM
少女は何をするでもなく、ただ立っている。
ジリアス
近づいて声をかけてみる。ええと、妹の名前はイリスだったということで。
「イリス……!?」
GM
少女はそちらを見て、不思議そうな表情を浮かべている。その顔にはやはり妹の面影がある。
ジリアス
思わず声をかけてしまったことに自分でも戸惑いながら。
「ああ、すまない。妹に似ていたものだから。……君の名前は?」
白い髪の少女
「……エルジェ」
ジリアス
「エルジェか。ここで何をしていたんだ。誰かを待っているのか?」
GM
ふるふると首を横に振る。
質問に首を振るか短い答えを返すかしかしないエルジェからなんとか話を聞き出したところ、彼女はセレーヌという人物にここに連れてこられたらしい。遊んでこいと言われたのだがどうすればいいかわからず途方にくれていたようだ。
ジリアス
……どうしようか。心情的には放ってはおけないが。
クレイグ
戦闘マニアが遊びに連れて行く所といったら、闘技場とかか。
ジリアス
流石にそんな場所には連れて行けない(笑) 近くに公園でもあるといいんだけど。
GM
じゃあしばらく歩いた場所に見晴らしのいい広場があることにしよう。
広場に連れてこられた少女は、何をするでもなく、ただ一心に空を見上げていた。
「……空が、青い」
「ああ。今日はいい天気だな」
「……きれい。とっても」
「そうだな。空はいつも綺麗だ。……苦しいくらいに」
少女は不意に顔を曇らせたジリアスを見上げ、不思議そうな表情をする。
「すまない、たいしたことじゃないんだ。……ただ、君が本当によく似ているから……」
その後もジリアスは会話を試みるが、少女の回答はあまり要領を得ない。
GM
会話が途切れると少女は再び空を見上げている。どうも気に入ったようだ。
ジリアス
うーん……。そのまま黙って、一緒に空を見ていよう。
GM
では、しばらくの間そうしていると君たちの前にメイド姿の女性が現れ……。
一同
(笑)
クレイグ
好きだなー、メイド。
GM/メイド姿の女性
うるさい(笑) 「エルジェ様、お帰りの時間です。……あなたは?」
ジリアス
「この子が街中で一人でいたから、危ないかと思ってついていたんだが。あんたがセレーヌさんか?」若干怒りを込めて、「こんな小さな子を街中に一人で放っておくなんて、危ないんじゃないか?」
セレーヌ
「エルジェ様に危害が及ぶことはありえませんから」
ジリアス
「どうしてそんなことが言い切れる!?」
GM/セレーヌ
「あなたには関わり合いのないことです」セレーヌは警戒心の強い表情でそちらを見ているが、君の顔を見て、突然何かを理解したかのように表情を緩める。
「……いえ。エルジェ様のことを見ていただいて、どうもありがとうございました」
ジリアス
「礼を言われるようなことはしちゃいない」
セレーヌ
「…………。宜しければ、またエルジェ様と遊んでいただけないでしょうか。エルジェ様は見ての通り、他人と接した経験がとても少ないのです。そして、私では残念ながらエルジェ様のお相手は務まりません。もしもあなたがエルジェ様のご友人となってくだされるのでしたら、これほど喜ばしいことはございません」
ジリアス
「ああ、それぐらいのことは別に構わないぜ」かがんでエルジェの方を向いて、「俺とお前は、今日から友達だ」
エルジェ
「……ともだち?」
ジリアス
「ああ、友達だ」
GM
肯いた。
ジリアス
それで手を差し出して握手するんですが、その手の感触にかつての妹のことを思い出し、思わず力が入ってしまう。
GM
少女は痛そうに顔をしかめる。
ジリアス
「あ、ああ。ごめん」と慌てて力を緩める。改めて握手を交わし、じゃあまたな、と。
GM
2人はどこへともなく消えてゆく。
クレイグ
あれ? 自分の名前って教えたっけ。
ジリアス
ああっ、忘れてた!(笑) 「すまん、ひとつ忘れていた。俺の名前はジリアスだ!」
エルジェ
「……ジリアス?」
ジリアス
「そうだ。それじゃ、またな!」
GM
少女はコクリと肯く。では次のシーンに移ろうか。
クレイグは夢を見ていた。どこか見知らぬ家、辺りは炎に包まれている。目の前に人影が2つ倒れている。死体だろうか。視界の向こう、家の奥の方で男が数人、忙しく動き回っている。クレイグはそれを見ているうちに、頭の中に何か強大な、恐ろしいものが湧き上がってくるような感覚がし――そして目が覚める。
クレイグ
「――またこの夢か」でいいのかな。
GM
うん、これまでにも何回か同じ夢を見たことがある。目覚めた直後は激しく動悸が上がっているが、君が身に着けている由来のわからないペンダントを握り締めていると心が落ち着いていくのが感じられる。
クレイグ
ふぅん。ところで、僕はこの街に両親と3人暮らしをしているんだっけ?
GM/借金取り
そう。君が落ち着いたころ、表のほうではドンドンドンと戸を叩く音がして、
「奥さん、奥さん! 今日こそ借金耳そろえて返してもらいますよ。もう返済期限はとっくの昔に過ぎてるんですからね!」
一同
(笑)
クレイグ
そういえばそういう話が!(笑) 悪夢に浸っている暇もない。
GM
借金取りの人は、普段は別の街にいるのか定期的にやってきてはドンドンドンとやるのが恒例のようで。
クレイグ
ちなみに借金に返済の目途は。
GM
ないです(笑)
クレイグ
僕はそれに対してどういうスタンスでいればいいんだ? いや、きっと自分の力でなんとかしてやろうと思っているんだろう。思おう。思おうじゃないか。
一同
おお。
クレイグ
「父さん、母さん。僕の魔法なら借金取りなんて……!」
一同
(笑)
ジリアス
踏み倒す気マンマンですか!?(笑)
クレイグ
いやまあそれもアリかなと。
GM/クレイグ母
アリじゃねーよ! と、君のところに母親がやってきて、「ああクレイグ、今日はノース先生のところに伺う予定だったでしょう? うちの方は数日はこの調子でしょうから、その間できれば先生のところにご厄介になってきなさい」(笑)
クレイグ
なんだそれは。あまり緊迫した状況でもないのかな?
GM
もはや日常の一部と化しているからな(笑)
クレイグ
「う、うん。できるだけそうするよ。……父さんも母さんも、頑張って」
GM/クレイグ母
「ごめんなさい、クレイグ。でもあなたはうちのことは何も心配しなくていいのよ?」
そうは言ってもその莫大な借金の一部はすでに君の身の上にも降りかかっている訳だが。
クレイグ
しめて110GPがな。痛い(笑)
GM
では続いてノースのシーン。君はエンネンの街中を歩いている。目的は散歩でも買い物でもなんでもいいんだが。
ノース
ここは学者らしく、本を漁りに出ているんでしょう。
GM/怖い爺さん
なるほど。テイルも君の肩に掴まって付いてきている。ちなみにテイルは、面倒を見ていたらいつの間にか飼い猫になっていた感じで。
さて、君が通りを歩いていると、突然目の前を凄い勢いで馬車が行き過ぎて危うく轢かれそうになる(笑) 馬車は土煙をあげながら停止したかと思うと、扉が開いて
「……若造。…………気をつけな」
一同
(笑)
GM
片目に眼帯をつけ、頬に傷痕があったりする筋骨たくましい爺さんが顔を出す。
ジリアス
怖っ。
ノース
「いやあ、たしかに私の不注意でしたね。すみません」
GM/馬車から出てきた女性
などと話していると、反対側の扉が開いて今度は二十歳前後の女性が出てくる。
「あれ? もしかして……ノース!? ノースじゃない?」
女性の名はシノン=ファルネージュ。
シェローティアの古い神官家の出で、同じく神官の家系に生まれたノースとは旧知の知り合いである。7年前に家出をして乗り込んだ船が海賊に襲われたとかで行方不明扱いになっていた。
ノース
「久しぶりですね。7年前にいなくなったと聞いていましたが……何があったのですか?」
GM/シノン
「ん。まあ……いろいろあってね。今では商売を始めてるの」
彼女は商会を経営していてね。アルセイルに本店を持つ、その名もシノン商会。
ノース
どんなものを扱っているんですか?
GM
主には日常雑貨……
クレイグ
おい。
GM
以外の全般(笑) 具体的には、貴族相手の嗜好品とか軍相手に武具とか。探索者向けの装備の販売も取り扱っている。
設立5年ほどだが商売も軌道に乗り始め、そろそろ国外にも進出しようということで今回フレイスにやってきた。
あとさっきの怖い人は彼女の養父で商会の顧問を務めている、レイドッグ=バルザスという。
以下身の上話に花が咲くが、突然シノンが思い出したように言う。
シノン
「あ、そういえば! ちょっと今困ったことが起きててね、もし良かったら知恵を貸してくれない?」
ノース
「ほう。いったいどうしました?」
シノン
「うーん、ここで話す内容じゃないし、ちょっと場所を変えない?」
ノース
「そうですね」
GM
と、このへんで。二度説明するのも手間なのでそろそろ登場してくれ(笑)
クレイグ
お、おう、わかった。ではちょっと街角を通りがかると、馬車から出てきた女性とノース先生がなにやら親しげにご歓談をしていらっしゃると。……ここはやはり席を外そう。
一同
(笑)
GM
登場してないだろうが!(笑)
ノース
じゃあこちらがそれに気が付くということで。「おや、クレイグじゃありませんか」
クレイグ
「あ、ノース先生!」せっかく気を利かせたのに、と思いながら(笑)
ノース
「紹介しましょう。こちらは私の親戚のシノンさんです」
シノン
「お弟子さん? よろしくね」
クレイグ
「はい。僕はクレイグといいます。よろしくお願いします」
とりあえずシノンから話を聞くことにして、2人は連れられてシノン商会のフレイス支店(開店準備中)にやってくる。
聞くところによれば、この店は今から3日後に開店セールを控えており、その目玉としてラ・アルメイア産の珍しいホワイトタイガーを2頭連れてきていた。しかしそのホワイトタイガーが昨夜のうちに盗まれてしまったらしい。その行方を探って欲しいという話だった。
GM/シノン
「もう広告もうっちゃったからね~。取り戻せないととても困るのよ」
経費として前渡しが50GP、1匹でも取り戻してくれれば報酬200GP。ただし経費はしっかり帳面につけて、余った分は返却してもらうので。
クレイグ
超過した分は自分で払わないといけない、と。
シノン
「探索者協会の方にはもう依頼を出してあるから、あとでそっちの方の人員が合流すると思うわ」
ノース
「わかりました。こちらもいろいろと入り用だったところです。引き受けましょう」
クレイグ
「僕もお手伝いします!」これで少しでも借金が(笑)
ここでクレイグは「異邦人」、ノースは「再会」と「お金」のEXパラメータをチェックする。このキャンペーンではEXパラメータをチェックすると即座に特殊能力が成長するというルールを採用しているので……
クレイグ
GM、「魔導の素質」が成長したので冥力伸ばしますね。
GM
ああっ、そういえばそうなるのか! バランスが~! ……まあいいや(笑)
ノース
こっちは……「発光」の特殊能力はどこが光るかとか決めておいたほうがいいですかね?
GM
ああ、それはすでに決まっている。光るのはテイル。
一同
テイル!?(笑)
ジリアス
光るのか、この猫!?
GM
お願いしてくれればいつでも光るよ。
ノース
……テイルランプ?
一同
おお、なるほど(納得)
GM
そんな駄洒落のつもりはまったくなかったんだが。
一方、探索者協会でたまたま同じ依頼に目を留めたジリアスとヴィートは、連れ立ってシノン商会までやって来ていた。
クレイグ
「これからどうしますか、先生!?」
ノース
「そうですね。まずは盗まれたときの状況を探るのが先決でしょう」
クレイグ
「そうですね!」などと話していると、見知らぬ探索者2人がこちらにやって来るわけか。
ジリアス
「虎を探すっていう依頼を受けてここに来たんだが……」
ノース
「あなた方が探索者の方々ですか。私はノース、天文学者の端くれです。こちらはクレイグといい私の弟子です」
ジリアス
「俺はジリアスってんだ。まあよろしく頼む」
ヴィート
「……ヴィートだ」
クレイグ
「よ、よろしくお願いします」
設定された期限は明後日までであり、余裕はあまりない。合流を果たしさっそく調査を開始する一行。
状況から推察すると、虎は夜のうちに馬車などに載せて保管場所から盗み出されたと考えられるが、昨晩の警備を担当していた3人の警備員のうち誰も異常を目撃してはいないという。一行は3人の警備員のうちいずれかが嘘をついていると考え、手分けして身辺調査から進めることにする。
GM
うーん、商会側の資料から分かるのは、年齢と性別とあとは居住地ぐらいかな。
クレイグ
警備を任せるぐらいなんだからもう少し調べておけよ。
ジリアス
それ以前に、そんな人間に一人ずつ担当させている時点で……。
シノン
「経費削減よ。そんなところに余計なお金かけていられないでしょう」(笑)
クレイグ
ええい、リスク・マネージメントがなってない!
捜査線上に上がった警備員の一人目はゴードン。18:00~22:00までの警備を担当。58歳の初老の男性で、最近孫が仕事で失敗し多額の借金を抱えているとか。
二人目はマーカス。22:00~2:00までの警備を担当。35歳男性で、特筆すべき点は見つからず。
三人目はテッド。2:00~6:00までの警備を担当した18歳の少年。病弱な母親の薬代を稼ぐために働いているらしい。
ヴィート
テッドと境遇が重なるので(片親で母と2人暮らし)、ちょっと気にかかる。テッドの家に様子を見に行ってみます。
ノース
ここはあれでしょう、「いつもすまないねえ」「それはいわない約束だ」という会話が……。
テッド母/テッド
「ゴホッゴホッ、テッド、おまえには心配ばかりかけて……。いつもすまないねぇ」「何を言ってるんだ母さん、それは言わない約束だよ」
一同
(笑)
ノース
本当に言ってた(笑)
ヴィート
テッドはシロだな、と若干安堵して皆のところに戻ります。
と、ここまで調べたところで一日目が終了する。
シノン
「夜はうちの商会の提携相手の宿があるから、そこに泊まって。宿代は払わなくていいわ。ただし……」
一同
ただし!?
シノン
「もしかしたらライバル商会が襲撃でもかけてくるかもしれないから、そのときはよろしくね♪」
ジリアス
……つまりいつそんな襲撃があってもおかしくない状況だと。
クレイグ
それはあなた方の商売の姿勢に問題があるのではないんですか!?
シノン
「……。さあね」(何かを誤魔化すような視線)
クレイグ
所詮は海賊かッ!(笑)
ノース
素直に自分の家に帰って寝た方が安全な気がするんですが……。
GM
護衛代込みでの報酬だから。
ジリアス
それに、うまく襲撃者を捕えれば情報を訊き出せるかもしれない。
クレイグ
では寝るとしますか。見張りを立てた方がいいのかな?
GM
そこまでは必要ない、と言ってくれるよ。襲撃が来たら叩き起こすから。
そしてその夜。
夢の中で、4人は同時に誰かが助けを求めるような声を聞く。
そして目の前には眩い虹色の光が現れ、厳かな声で告げる。
「――4つの宿縁を背負いし者達が、今宵同じ場所に集った。今こそ運命の鐘が奏でられる時。
4人の人の子らよ。助けを求める声が聞こえるのならば、願わくばこの世界をそなたらの力で救いたまえ」
ヴィート
「……厄介だな」
クレイグ
クールな反応だ(笑)
GM
光は消え、君たちは声のする方向へと落ちていく。そして――。
目を開けるとそこは宿のベッドの上ではなかった。
見知らぬ祠のような場所で、目の前には17、8の神官服を着た少女が立っていた。少女は一行が現れたのを見ると顔を輝かせる。
「ああっ、あなた方が勇者様なのですね!? 本当に現れてくださるなんて……夢のようです……!」
GM
少女の傍らに控えていた屈強な戦士は、突然現れた君たちを見て信じられないといった表情をしている。
一同
信じられないのはこっちの方だっ!!!(笑)
ヴィート
目茶苦茶警戒しています。
GM
辺りは小さな山の山頂のような場所だ。周囲を一望すると、地面一帯が分厚い氷で覆われている。気温もそれ相応に寒い。見上げる空は一面黒雲に覆われ、今が何時なのかも判然としない。
クレイグ
我々は装備をした状態と考えていいのか? パジャマにナイトキャップ姿なんてことは(笑)
GM
装備はしている。ただしテイルはいない。
ノース
あれ、いないのか。
とにかく突然の状況に戸惑う一行。突然こんな状況に放り込まれたら混乱するのも無理からぬことである。GMの陰謀に嵌まったのが不運だったと思って諦めてもらう他はない。
ヴィート
「……話が見えないんだが」
ノース
「状況を教えてもらえますか?」
クレイグ
「いったいあなたは!?」
GM
彼女の方もちょっと戸惑っている感じだ。
クレイグ
そんな面白半分で召喚するからっ!(笑)
GM/マリン
誤解だ、彼女が召喚したわけじゃない。
「私は、マリン=ファルネージュ=ステイシア。この世界は見ての通り、滅びの危機に瀕しています。勇者様……どうか、この世界をお救いください!」
ヴィート
「……ひとつ、確認していいか。まずここはどこだ?」
マリン
「フェイスの街のすぐ近くで……この山はフォルトゥナという霊峰です」
ヴィート
ここはシェローティアなのか……。
クレイグ
今は紋章暦何年?
GM
返ってくる答えは、君たちにとっての現在から一年前の暦だ。
クレイグ
一年前? シェローティアで一年前、こんな事件が起こったという話は。
GM
まったく聞き覚えがない。ちなみに言えばこの氷が覆っているのは世界全域だ。
一同
???
クレイグ
分からないことだらけだが、とりあえずもう少し落ち着いた状況で話を聞いたほうがいい気がする。
マリン
「あ、はい。この場所にあまり長く留まっていると危険があるかもしれません。私たちが拠点にしている神殿がありますから、そちらまでおいでいただけますか?」
道すがら、マリンはこの世界を襲った災厄について訥々と話をする。
「――今から40日前のことです。突然、空から星が落ちてきました。星は光の粒をばらまき、それはまるで雪のように大地に降り積もり、世界中を覆い尽くしていきました。一晩が経つと光は地面を覆う氷に変わって、たくさんの人々がそれに閉じ込められてしまいました」
ジリアス
閉じ込められた?
クレイグ
氷漬けになった人はまだ生きてるんですか。
GM
かれこれ40日経つが、外見に変化はない。氷を砕くか溶かすかすれば救い出せるのかもしれない。
「――ですが、事態はそれだけでは終わりませんでした。かろうじて難を逃れた人々を、落ちた星の中から出てきた無数の巨大な“蟲”が襲い始めたんです。私は数十名の人々と共に神殿の中に逃げ込むことができましたが……。そのまま40日が経つというのに、私たち以外の生き残りは、誰も……」
マリン
「或いは、神殿がこの世界最後の砦なのかもしれません……」
一同
…………。
クレイグ
「それで、僕たちにどうしろと……?」すでに及び腰なんですが(笑)
マリン
「皆さんには、この世界を救うことのできる力が備わっているはずなんです!」
ノース
「どうしてそれがわかるのですか?」
マリン
「私は神官の家系に生まれた者でして、天啓を授かる才を授かっています。『フォルトゥナ山の山頂に世界を救いうる力を持った者たちが降臨する』という啓示を賜り、こうして皆様をお迎えにあがった次第です」
ノース
「……。啓示は、それだけですか?」
マリン
「はい」
一同
おいっ!!!(笑)
ジリアス
丸投げかいっ!
クレイグ
たしかに1%でも確率があれば、『救いうる』ではあるが……。
偉い人
「世界を救えるかどうかはおぬしたちの努力次第なのぢゃ~」(笑)
ヴィート
無茶なことを言わないで。
クレイグ
私たちを元の世界に帰すことはできないんですか。
GM/オラン
どうやら君たちが渋っているらしい様子を見て、後ろに控えていた戦士が、「マリン様。果たしてこの者たちが本当に世界を救うだけの力を持っているのか、私は少し懐疑的です」
クレイグ
勝手に召喚したクセにぃっ!
GM/マリン
だから違うって。
「そんなことを言ってはいけません、オラン!」(笑)
予想外に絶望的な状況にビビりまくる一同、相談を始める。
しかし結局はマリンの願いを聞き届けなければ何も始まらないと判断し、意を決して頼みを引き受けることに。
ノース
「これも、星の巡り合わせでしょうか――。
私は一介の学者で、果たして世界を救うような力があるのかはわかりませんが……こんな殺風景な世界も御免ですしね。できるだけのことはやらせてもらいますよ」
クレイグ
「流石は先生! 僕もお伴します!!」
ジリアス
「何にしても、この状況をなんとかしないことには始まらないみたいだしな……。一応、俺たちも手伝わせてもらうぜ」
ヴィート
「……他に手がないなら、仕方がないか」
マリン
「あ――ありがとうございます! よろしくお願いします、勇者様!」
頼みを引き受けた一行は、ひとまずは神殿に合流するためにフェイスの街まで降りてくる。その神殿には『神官長の許可を得た者以外の通行を拒む』という効果を持つ結界が張られていて蟲の侵入を防いでいるらしい。神殿を目指してしばらくフェイスの街中を歩いていると。
GM
突然、前方の建物の陰から巨大な芋虫状の生物が。
一同
うわあ、出た。
GM
芋虫は君たちの眼前を横切ろうとし……途中で何かに気が付いてそちらの方に鼻先を向け、一気に速度をあげて襲い掛かってくる!
クレイグ
屈強な戦士談によれば、こいつには勝てないんですよね?
オラン
「今のお前たちの腕でかなう相手ではないな」
ヴィート
ならば三十六計――
ノース
「一度退くことにしましょうか」
クレイグ
「はい、先生!」
あまりスピードのない芋虫は、すぐに追跡をあきらめ元の方へ戻っていった。しかし不意を撃たれるようなことがあればたまったものではない。一行はフェイスの街を一望できる建造物、時計塔に登り周囲を警戒する。
GM
見た感じ、神殿の周囲をぐるりと芋虫たちが取り囲み、警戒するように周囲を回っている。まるで何者かに操られているかのように統率のとれた動きだ。
ノース
「これは困りましたね」
クレイグ
「このままでは、僕たちは凍死してしまいますよ!?」
GM/マリン
マリンはぽつりとつぶやく。
「バランシャの香水があれば、なんとかなるかもしれないのに……」
ジリアス
「? なんだ、それは?」
マリン
「え? ああ、その香水はある種の植物のエキスを配合したものなのですが、あの蟲たちはどうやらその匂いを酷く嫌っているらしいのです」
クレイグ
「その香水は、どこに?」
GM/マリン
「それは……」マリンは周りの状況を見回し、「この状況では、とても手に入らないでしょうね……」
クレイグ
調達は不可能と。やはり現状の装備でなんとかするしかないのか。
GM
と、そろそろこっちの世界に来てから1時間が経過したころでしょうか。突然君たちの目の前が暗くなり、どこかに浮かび上がっていくような感覚がする。
一同
へ?
ジリアス
ああなるほど、そういう仕掛けになっているのか!
GM
目が覚めると、そこは宿の中です。
クレイグ
僕はナイトキャップを被っているのかな(笑)
GM
か、被ってるんじゃないか?
クレイグ
「……変な夢だったなぁ」
ノース
「夢というには、少しおかし過ぎるような――」
ジリアス
「妙な夢を見たな。氷漬けになった世界で、勇者になれとか……」
クレイグ
「えっ、ジリアスさんもその夢を……!?」
ジリアス
「もしかしてお前らもか!?」
改めて情報を整理する一行。
向こうでの記憶を全員が共通して持っていることや、こちらでの持ち物が向こうでも反映されるらしいことを確認する。
クレイグ
「ただの夢として片付けていいんでしょうか……?」
GM
向こうの世界の風の肌寒さまで、君の感覚ははっきりと覚えている。
ヴィート
「……とにかく、わからないことについて考えていても仕方がない。今は仕事の話に戻らないか」
クレイグ
「あ――。そ、そうですね」
一行は2日目の捜査方針について作戦会議。テッドはシロとして、借金を抱えているゴードンに疑いが向けられる。
クレイグ
直接接触をもつと警戒されそうだな……。やはりテッドを使うべきだ。疑いがかかっていることを伝えて協力させよう。
ノース
ゴードンを見張らせるとかでしょうか。
ヴィート
……どんどん黒くなっていく14歳。
クレイグ
と、いうような意見はあくまでPL発言だ(笑)
ヴィート
じゃあそういう話はこっち(ヴィート―ジリアス間)で済ませておこう。
「こういう方針でいくべきだろう」
ジリアス
「ああ、そうだな」
クレイグ
「そうですね……気が進みませんけど……」
一同
(笑)
どの口で言うのか、説得力の欠片もない。
というわけでテッドの脅迫、もとい交渉のためにヴィートが派遣された。
ヴィート
家の前に立って扉を叩く。
GM/テッド
ガチャッと戸が開いて、ええと、どう見えるんだ? 年下だよな。
「――君は?」
ヴィート
「俺はヴィート。商会に雇われた者だ」と適当に証拠っぽいものを。
「はっきり言うが、今君とゴードンに疑いがかかっている」
テッド
「そ、そうなのか!?」
ヴィート
「まあ落ち着いてくれ。俺は別に疑っちゃいない。ただ――ゴードンの方はなんともいえない。そういうわけで、君にゴードンのことを見張っておいて欲しいんだ」
GM/テッド
「いや、でも――」と家の奥の方に視線を向ける。そこには彼の母親が寝ているベッドが。
ヴィート
もちろんお母さんのことは…いや、こんなことは言わないな。「――もちろん、仕事なんだからタダとは言わない。報酬は払う」
クレイグ
必要経費の50GPがあるからな。
GM
2、3日代わりに看病してくれる人を雇うだけの金なら……2GPぐらいかな。
ヴィート
じゃあ経費からそれだけ減らしておいてください。さらに個人的なお金も付け足して、5GPほどを。「これだけあれば人を雇うこともできるだろう。余った分は薬代の足しにでもしておいてくれ」
GM/テッド
ほほう。
「こ、こんなに!? いいのか?」
ヴィート
「……必要なんだろう? 俺は別に困っちゃいないからな」
いや、本当は困ってるんですけど、すごく。
一同
(笑)
クレイグ
見栄っ張りだな(笑)
テッド
「……ところで、君たちはゴードンさんを疑っているんだな」
ヴィート
「こういうことが起きた以上、誰かが犯人なんだろう。それとも何か心当たりでもあるのか?」
テッド
「ああ、いや……」
ヴィート
まじまじと顔を見つめてみます。(ころころ)知覚力のジャッジは24。
GM
言おうか言うまいか、迷っているような素振りをしている。
ヴィート
「何かあるんなら、言ってくれた方がいいんだが」
テッド
「そう…だな……。実は俺の前に警備をしているマーカスさん、あの人はときどき仕事中に酒を飲んでいるみたいでね」
一同
おおいっ!!(笑)
ヴィート
「それは怠慢じゃないのか?」
テッド
「いや、はっきりした証拠があるわけでもないし。相手は先輩だし、トラブルを起こして仕事をクビになっても困るし……」
どうやらマーカスは事件当日の夜も酒を飲んでいたらしい。思わぬ情報がもたらされたことで、調査の矛先はマーカスに向かう。
クレイグ
しかし、マーカスが勤務中に居眠りをしていたとしても、そこから犯人逮捕のための情報にはつながらないはずだが……?
ヴィート
とはいえ、情報を聞き出してみないことには始まらないんじゃ。
ノース
じゃあカツ丼で尋問コースですか(笑)
クレイグ
証拠はないし、なんとかハッタリで押し切るしかないな。
一方まだテッドがシロであると信用しきれないクレイグ(のプレイヤー)は、テッドのいきつけの薬屋に探りをいれる。
クレイグ
「――そんなわけで、テッドさんには現在疑いがかかっているんです。最近テッドさんの様子がおかしいとか、羽振りがよくなったとかいうことはありませんか?」
薬屋
「いや。あの子は真面目でいい青年だし、盗みを働くようには思えないけどねえ」
クレイグ
「はい! 僕もそう思うんですけど、こういうことはちゃんと調べておかなきゃ駄目だって先生が言うものですから!」
一同
(笑)
GM
黒い話を今度は先生に投げやがった。
ヴィート
先生が勝手に黒キャラに。
薬屋
「彼は昨日薬を買いに来たが、支払いを翌月まで待ってくれと言われたよ」
クレイグ
流石にこれは完全にシロ、か。
2日目、昼の行動。
ジリアスとノースはマーカスの家に押し入り尋問を行っていた。
ジリアス
「それで、あんたの勤務時間中に異常なことは何もなかったと、そう断言できるんだな?」
マーカス
(あからさまに動揺した声で)「あ、ああ、その通りだ」
ジリアス
「だがな。こっちはあんたがよく仕事中に酒飲んでるっていう話をつかんでいるんだが」
マーカス
「いいい、いったいどこからそんな話を」
ジリアス
「今はそんなことはどうでもいい。ただこれが事実だとすると――あんた、事件当日に酒かっくらって寝てたりしてないだろうな!?」
マーカス
「そそ、そんなことはない、ちゃんと警備していた!」
ノース
「ほう、そうなのですか? 事件当日のあなたが警備していた時間中、商会から馬車が出て行くのが目撃されているのですがね。酒を飲んでいなかったとするとあなたは嘘をついている、つまりは犯人の一味ということに――」
マーカス
「すみません寝ていました」
一同
(笑)
マーカス
「い、いや、普段だったら酒を飲んで寝るなんてことはなかったんだ! ただ、あの日はたまたまベイカーの持ってきた酒が旨すぎて……」
ジリアス
「ベイカー? そいつが酒を持ってきたのか?」
ここにきて新事実発覚。事件の日の警備時間中、マーカスの飲み友達というベイカーが酒を土産にやって来た。マーカスはその酒に口をつけた途端、眠気が差しそのまま警備時間終了まで眠ってしまったという。
ジリアス
「というようなことがわかった。たぶん酒に睡眠薬でも仕掛けられていたんだろうな」
クレイグ
「それは怪しいですね……。ベイカーという人をあたってみましょう」残り時間的にも、決め打ちでいくしかなさそうだな。
GM
そんなところで2日目が終了か。
ヴィート
あ、シノンにちょっと聞いてみます。「ちょっと変なことを訊ねるが、バランシャの香水というものについて知っていることはないか?」
GM/シノン
おお、やっと聞いてくれたか。
「バランシャの香水? ああ、たしか最近、材料になっている植物が採れなくなったとかでもう生産してないのよね。それがどうかしたの?」
ヴィート
買うとなるといくらぐらい?
GM
100GPぐらいかな。
クレイグ
高っ! 香水にしては異様に高くないか。
GM/シノン
稀少品だからね。「その香水が欲しいの? 特別報酬としてなら付けてあげてもいいけど」具体的には、1匹でも取り戻せばOKのところを2匹とも取り戻せれば。
クレイグ
1匹も2匹も同じだ。結局やることは変わりないな。
GM
で2日目の夜。誰か向こうの世界に行きたいと思わない?
ジリアス
行きたいと思ったらそっちに飛ばされるのか。
ヴィート
でもまだ香水は手に入れてないし……。
クレイグ
向こうの世界でどれだけ時間が経ったのかは気になるけど、別にいいかな。
GM
OK、では翌日に。
タイムリミットの日である3日目。
マーカスからベイカーが闘技場の常連だということを聞き出した一行は、闘技場に張り込んで待ち伏せる。
すると程なくして聞いていた人相の男がやって来た。
ノース
やっぱり羽振りがよさそうですか?
GM
うん、もう鼻歌交じり(笑)
ノース
じゃあ声をかけます。「やあ、ベイカーさん」
ベイカー
(柄の悪い声で)「んん? 誰だアンタ」
ジリアス
すかさず後ろに回りこんで拘束する。
ベイカー
「な、なんだてめえ!? このっ、放しやがれ畜生!」
ノース
「少し聞きたいことがありましてね。一昨日の晩、あなたはマーカスさんという人のところにお酒を持っていきましたね?」
ベイカー
「ああん? ……知らねえな」
ジリアス
「嘘はつくな。マーカスから話は聞いている」
ノース
「そのお酒の瓶から睡眠薬が出てきましてね……あなたのやったことはもうわかっているんですよ」
ヴィート
おお、いいハッタリだ。
ジリアス
「大人しく白状しろ」
ベイカー
「く……てめえら、シノン商会の者か。そこまでバレてるんなら仕方ねえ……しゃべってやってもいいが、そいつが俺の雇い主に漏れるとコトだ。そのへんは保証してくれるんだろうな?」
ノース
考えておきます……いや、「もちろん保証しますよ」
クレイグ
先生が黒い! 絶対保証する気ないだろうっ!?(笑)
首尾よく生きた証拠を捕えた一行は、ベイカーをシノンのところに連れて行く。
ベイカーは商会の怖い人たち(笑)に引っ張っていかれ……その後の彼の運命がどうなったかは定かではない。証拠をつかんだシノンはライバル商会に交渉に向かい、2時間ほどして戻ってくる。
シノン
「ありがとう、助かったわ。あなたたちのおかげでホワイトタイガーの1匹は取り戻せたし、明日のセールはなんとかなりそうね」
クレイグ
「1匹? それはどういうことなんですか?」
シノン
「ああ、奴らホワイトタイガーを運んでる途中にヘマをしたみたいでね。閉じ込めてた木箱の造りが甘かったのか、蓋が取れて……」
ジリアス
まさか、外に逃げたとか?
シノン
「1匹が下水の中に入っていったみたい」
一同
なにい!?
ノース
「下水ですか?」
GM/シノン
「ええ。出てきたんだったら街で噂になるでしょうから、たぶんまだ中にいるんだと思うけど」生きているか死んでいるかはともかく。
ノース
……下水の中にフォートレスが広がっていたりしませんよね?
GM
何を言っている、フォートレス扱いに決まっているだろう(笑)
残る1匹のホワイトタイガーは下水の中。
200GPで装備などを整え、一行は追加報酬目当てに探索を行うことに。
GM
スタート地点はここ。ちなみに下水の中は明度0~1だ。
ノース
「テイル、光ってください」(笑)
GM/テイル
「にゃあ」ぴか~って光る(笑)
ジリアス
「なんだこの猫は?」
クレイグ
「せ、先生の猫はちょっと不思議な猫なんです!」
他に解説のしようがないわっ!(笑)
・
・
・
ヴィート
脇道の扉を調べよう。(ころころ)
GM
罠はないな。
ヴィート
じゃあ、開けて進んでみます。
GM
…………。虎は扉を開けられないんじゃないかなあ、とテイルは思っている。
ノース
テイルが!?(笑)
一同
(笑)
ヴィート
……やっぱりやめておくか。
クレイグ
ひょっとしたら宝箱があるかも。
GM
い、行きたければどうぞ。さあアドリブダンジョ~ン(笑)
ノース
「……まずは虎を見つけることが先決ですね」
当たり前である。
・
・
・
GM
橋を渡る人、一人ずつ幸運ジャッジ。
ヴィート
(ころころ)成功。
ノース
(ころころ)成功。
ジリアス
(ころころ)成功。
クレイグ
(ころころ)失敗(笑)
GM
おいしいな(笑) すると、水中から1匹のトビウオが飛び上がって君に突っ込んでくる。奇襲扱いだ。命中が(ころころ)クリティカルして25!
クレイグ
(ころころ)そんなのかわせるわけがない。
GM
ダメージが……(ころころ)ファンブった、5点(笑) しかし敏捷度で14を出さなければバランスを崩して水に落ちる。
クレイグ
ここはプラーナを解放! (ころころ、出目は3)すげえ、落ちたっ!
一同
(笑)
クレイグ
おかしい、なんでこんなに出目が悪いんだろう。
ノース
「怪我はありませんか、クレイグ!?」
クレイグ
「だ、大丈夫です!」うわあ、帰ったら洗濯をしないと……。
GM
ちょっと幸運度ジャッジを振って。
クレイグ
(ころころ)ええと、16。
GM
ふむ、そうか、仕方がない。では次に行こう。
クレイグ
うわああ、何だったんだああ。
・
・
・
GM
ここまで進んでくると、このクリーチャーが視界に入ってくるな。……全員知名度判定は失敗? 名前はわからないが、なにやらかわいそうな人がナタを持って膝を抱えている(笑)
クレイグ
ま、まずい! 奴か!
GM
君たち全員の行動はこのクリーチャーを対象に取らなくてはいけない。そしてさらに、君たちの前後を挟みこむようにクリーチャーが出現。「ジャイアント・ラット」が計6体だ。
登場したのは「アナタワック」。
彼の特殊能力「かわたな」によって、PC全員はこのクリーチャーを対象とした行動しか取ることができなくなる。
現在アナタワックがいるのは水路の向こう側であり、橋のある位置は遠い。直接攻撃をするためには大きく回りこまなければならない。そしてその間、PC側はジャイアントラットの攻撃を一方的に受けなくてはならないのである。
ノース
何かをしないといけないんですか? この位置だと何もできそうにないですが。
クレイグ
ならこいつに向かってダッシュだな。大回りになるが。
ノース
うわ、マジですか。
GM
別に泳いできてもいいんだぜ~(笑)
ジリアス
こっちの行動もダッシュのみか。
ヴィート
まあアナタワックは一番厄介なクリーチャーだからな……。
クレイグ
奴はいくつものパーティをその能力で屠ってきたッ!(笑)
GM
こんなにかわいそうなのに。「俺、こんな下水に迷い込んじまってこれからどうすればいいんだろう」と呟きながら膝を抱えているのに(笑)
PC側がアナタワックに攻撃できる手段はクレイグの魔法のみ。アナタワックの神力はそれなりに高く、そう簡単に落とされることはない。その間、PCたちは回復もできずにジャイアントラットの攻撃を受け続ける……はずだったのだが。
そのクレイグが行動値ジャッジでクリティカルして2回行動、さらに。
クレイグ
≪貫く氷牙≫! (ころころ)発動成功、(ころころ)命中して(ころころころ)クリティカル、31点。
GM
(ころころ)うあ、瀕死。
「魔導の素質」でクレイグの冥力が上昇しているのが計算に入っていなかった。アナタワックは見事に1ターンキル。回避も防御もHPも死ぬほど低いラットたちが攻撃の矛先を向けられて耐えられるわけもなく、敵はあっさり蹴散らされた。
・
・
・
途中、渡るのが難しそうな丸木橋があるが、一旦水門を閉じることで一行は安全にここを渡りきる。その先のエリアは明かりに反応する虫が大量に繁殖しており、明かりを消して進まなければならない。
GM
前方は貯水池のような水たまりが広がっていて、暗がりから2体の「水走り」が獲物に狙いをつけている。ちなみにこいつらはここでの生活が長いので「暗視」を獲得した特別なタイプだ。では戦闘開始!
水走りは口から水鉄砲を吐き視界をつぶしてこようとする。
GM
命中値は(ころころ)17。
ジリアス
(ころころ)当たった。
GM
よし。視界を封じられている1D6/2ラウンドの間、対象をとる行動はできなくなるぞ。持続時間は(ころ)1ラウンド……ということはこのラウンドの終わりに切れるのか?
クレイグ
そうなるな。
ジリアス
もう行動ありませんけど。
GM
役に立たねえっ!(笑)
その後水走りは水中に引きずり込もうとあがくのだがことごとく抵抗され、被害らしい被害もあたえられないまま殲滅された。
GM
さて……この辺りまでくると、君たちの前方の通路を白い虎が横切る。
ジリアス
おお!?
ヴィート
急いで追いかけましょうか。
クレイグ
いや、全力で逃げられたらどちらにしても追いつけん。ここは慎重に接近しよう。
GM
では……前方のT字路の片方は行き止まりになっていて、ここに虎が。
クレイグ
げへへへ、追い詰めたぜ。
一同
(笑)
GM
虎は酷く怯えた様子で……君たちの背後の方向に注意を向けている。
クレイグ
へ? 後ろ? ……嫌な予感が。
ヴィート
恐る恐る振り返ってみる。
振り返った一行が見た光景は――。
通路の向こうから地響きをあげて迫り来る、体長6メートルほどの巨大なワニだった。
GM
ミュータント・アリゲーターと呼んでくれ。
戦場は壁と水路に挟まれた、幅1Sqの狭い通路。PCたちに逃げ場はない。
戦闘の開始である。
GM
よし、行動ジャッジにクリティカルしたので2回行動だ。初めの行動は(ころ)ここのSq全体に尻尾で攻撃。命中が(ころころ)クリティカルして23。
ヴィート
回りすぎですよ~。(ころころ)1差で回避。
ジリアス
(ころころ)駄目だ。
GM
(ころころ)ダメージは34。
ヴィート
うわ……。俺がくらったら下手すると死んでるな。
GM
さらにダメージを受けた人は敏捷ジャッジ、目標値は12。
ジリアス
それは……(ころころ)プラーナを使って成功!
GM
ち。失敗したら弾き飛ばされて水路に落ちていたんだが。
一同
危ね~っ!
ジリアスの反撃、メイス二刀流アタックはどちらも空を切る。しかし続くクレイグの魔法が直撃、アリゲーターのHPを半分近く奪い去る。……やはり「魔導の素質」の見落としのせいである。
アリゲーターは酸を吐いてクレイグを狙うが、魔法属性のため致命傷には至らない。
クレイグ
「先生、僕この分なら探索者としてもやっていけそうです!」
ノース
「がんばるんですよ、クレイグ」
クレイグ
そこは調子に乗ってはいけませんとか言うんじゃないのか!?(笑)
ノース
いやいや、子供は誉めて伸ばさないと(笑)
次のラウンド、よりによって行動値をファンブルして動けないアリゲーター(笑)
ヴィートの攻撃は命中するがアリゲーターを僅かに傷つけたに止まる。ジリアスは新たな剣技≪旋風≫を習得し命中値を上げて攻撃を繰り出す。
クレイグ
≪煌めく冷光≫を使います。これで命中はさらに+4。
ジリアス
(ころころころ)片方はクリティカル! 31と25。
GM
そんなに上げなくっても当たるって……(ころころ)両方命中。
ジリアス
(ころころころ)26と27。
GM
う~ん、ちくちくきてる。だがまだ倒れない。
ヴィート
2回目の行動で、こっちも剣技習得。≪雷破≫≪砕破≫とさらに「致命の一撃」。(ころころ)命中してダメージが(ころころ)回って(ころころ)合計37!
GM
(ころころ)こ、これは痛い……!
クレイグ
これで終わりかな。(ころころ)≪貫く氷牙≫発動、(ころころ)命中、(ころころ)ダメージ29。
GM
(ころころ)出目でギリギリで耐えた! 舐めるな、次のラウンドだ!
一応ボス敵たるもの、せめてPCに一矢は報いたい。クレイグは次の行動はMPを集積する必要があるため、もう一度行動できるチャンスはある……と思われたが。
ヴィート
さっきと同じ攻撃、(ころころ)命中値23。
GM
(ころころ)くっ、同値――命中! 死ぬ、死ぬ~!
ヴィート
(ころころ)クリティカルして31点。
GM
(ころころ)ああああ、重傷値にいった。
クレイグ
よおし、片付いた。
結局、最初の一撃以外PC側はほぼ無傷の完勝であった。
すっかり怯えてしまったホワイトタイガーをなんとか手なずけて、一行は街に帰還する。……本当に虎なんだろうか、こいつは。まるで借りてきた猫のようである。
シノン
「えっ、もう一頭も見つけてきてくれたの!? じゃあ、たしか約束してた報酬が……この香水でいいのよね?」
ノース
「ありがとうございます」
シノン
「これで明日のセールも成功間違いないわね、本当に助かるわ」
ノース
「いえいえ。がんばってくださいね」
クレイグ
「じゃあ、そろそろいいですか? 僕お風呂に入ってこないと……」(笑)
目的の香水を手に入れ――その日の夜。一行は集まって相談をする。
クレイグ
「これから、あの夢の世界に行くんですか?」
ノース
「ええ。この香水があれば、あの神殿に入れるでしょうからね」
ヴィート
「あまり関わりたくはないけど……放っておくのもアレだしな」
ジリアス
「まあ、仕方ないな。付き合おう」
クレイグ
「わかりました! じゃあそういうことで」
GM/マリン
君たちが眠りにつくと、再び落ちていくような感覚にとらわれ――そして目を開けると、この前別れた時計塔の一室に現れる。
「ゆ、勇者様!? いったいどこに行っていらしたのですか!?」
ノース
さっきからどのくらい経ちました?
マリン
「4時間と少しになるでしょうか……」
ジリアス
一日あたり2時間ぐらい……?
ノース
「私たちのいる世界とこちらの世界のリンクが不安定なのか、どうやら私たちは行ったり戻ったりしてしまうようなのです。まあそれはともかく――」と香水を取り出します。「これがあれば、蟲をなんとかして神殿に入ることができるのでしょう?」
マリン
「ああっ、そうです! 流石は勇者様!!」(笑)
クレイグ
……なんかムカついてきた。
一同
ええっ!
クレイグ
人の苦労も知らないで……(笑)
ノース
まあまあ、抑えて抑えて。「では、早速行きましょうか」
マリン
「はい、ご案内します!」
香水の効果は覿面で、蟲たちは寄ってこない。一行は真っ直ぐに進んで神殿の傍に到着する。
GM
では、マリンは一歩進み出て先に神殿の敷地に入る。内側から招かないといけないからな。そして改めて君たちに手を差し出し――。
「ティアナ神殿の巫女、マリン=ファルネージュ=ステイシアがお迎え申し上げます、勇者様。これから、共に戦いましょう!」
次回予告
こうして探索者たちは夢の世界最後の砦、ティアナ神殿に合流した。
しかし息つく暇もなく事態は急展開を迎え、神殿は最大の危難に晒される。
事態を打開するため、一行はあるものを手に入れようとするのだが。
セブン=フォートレスキャンペーン「Butterflie'sDream」 第二夜
『STRUGGLE』
「私にはわかりました。犯人は、あなたですよ」
ヴィート
誰が言うんだ、この台詞。
クレイグ
むしろ言われる側なんじゃあ……(笑)
ノース
名探偵NPCが出てくるんですよ、きっと。