世界情勢
概略
時代は紋章暦310年。"Three Hundred"の10年後。
長らくの平穏を打ち破り世界を揺るがした危機から10年。
過去を忘れたかのように、世界は再び2派に分かれて対立を続けていた。
すなわち守護者を信奉する旧冥の三角陣営。新しき神を信奉する旧天の三角陣営。ただし人々から神に対する実感は薄れており、ただ対立のための建前・大義名分のようなもので扱いである。人々は危機に対して鈍感であり、また神も魔王も遠い存在という認識であった。
指標
以下に各国の状況を簡易に説明するが、その際の指標を大まかに定義する。
| 統治度 |
高い |
政府がその地方を掌握する唯一の政治主体である。 |
| 標準 |
政府に対抗できるだけの力を有した勢力が存在する。 |
| 低い |
その地方を治める政府が事実上存在しない。 |
| 治安 |
高い |
人間による犯罪、クリーチャーの横行、いずれも少ない。 |
| 標準 |
人間による犯罪あるいはクリーチャーの横行がみられる。 |
| 低い |
人間およびクリーチャーによる事件が後を絶たない。 |
外交 姿勢 |
積極的 |
他国への干渉を積極的に行う。 |
| 消極的 |
他国への干渉をあまり行わない。 |
生活 水準 |
高い |
余剰の物資に溢れ、豊かな生活が実現されている。 |
| 標準 |
これまでのラース=フェリア人としては平均的な生活が送れる。 |
| 低い |
食糧等の基礎的な物資の供給が途切れがち。貧困。 |
| 軍事力 |
高い |
国内を治めるのに十分、他国に侵攻する余力を残している。 |
| 標準 |
自国防衛には足りるが、遠征に耐える能力が無い。 |
| 低い |
国内を安定させるためにすら足りない。 |
シェローティア地方
| 国名 |
神聖シェローティア帝国 |
| 元首 |
皇帝 |
| 統治度 |
高い |
治安 |
標準 |
| 外交姿勢 |
積極的 |
生活水準 |
高い |
| 軍事力 |
高い |
- 情勢
- 現在のラース=フェリアで最も強い影響力を有しており、天の三角陣営の盟主的立場である。国策として魔法戦士の育成を進めており、強力な親衛隊が存在する。現在主に闇の国と抗争中。自国内に攻め入られることはなく、一方的に押し捲っている情勢である。皇帝の方針は「真に強大な帝国による、ラースフェリアの単独支配。それによる世界平和の実現」である。彼にとって天の三角同盟はそのための一時的な協力関係に過ぎない。また、暗界・冥界への探索に力を注いでおり、冥界の扉から探索を進めている。
フレイス地方
| 国名 |
オアシスの国 |
| 元首 |
|
| 統治度 |
標準 |
治安 |
低い |
| 外交姿勢 |
消極的 |
生活水準 |
標準 |
| 軍事力 |
低い |
- 情勢
- かつて砂漠に点在したオアシス都市郡は、時代とともに消滅し近年では、フレイス中央にできた巨大な湖にも匹敵するオアシスを中心に1つの国家が成立している。俗説によれば、各オアシスが枯れていったのは、水を自在に操ることのできる一族の力によって、このオアシスに水が集積されたためだといわれている。そのため歴代国王は水龍の生まれ変わり・ウンディーネの混血などと噂され、実際この地域にのみ定期的に雨が降り、草木が生い茂り、余りある水に包まれている。砂漠という地形が他国からの軍事的圧力を遠ざける一因にもなり、国外の圧力はないが、枯れたオアシスの出身者が俗説になびいてこの国を恨み転覆を図っている為、治安は低い。
フォーラ地方
| 国名 |
フォーラ |
| 元首 |
フォーラ王 |
| 統治度 |
高い |
治安 |
標準 |
| 外交姿勢 |
積極的 |
生活水準 |
高い |
| 軍事力 |
標準 |
- 情勢
- 隣国アルセイルとしばしば交戦状態となる。空の援護を受け物量で圧倒するも戦術面での敗退を繰り返し、密林でのゲリラ戦によって辛うじて防衛線を保っている状態。国王はその戦争の弱さに容姿の情けなさもあいまって、世界一威厳のない国王と呼ばれている。国内には世界でも有名な無限に成長するフォートレス「」が存在し、その攻略を狙う探索者で賑っている。豊かな森の恵みと、強国空との同盟により国民の生活水準は安定して高い。それゆえに兵士が弱いのではという説もある。
フォーチューン地方
| 国名 |
フォーチューン |
| 元首 |
神官長 |
| 統治度 |
高い |
治安 |
高い |
| 外交姿勢 |
消極的 |
生活水準 |
高い |
| 軍事力 |
無し |
- 情勢
- 信仰の薄れた現・ラースフェリアにおいて、神官の権威が高い唯一の国家である。世界的な対立軸に対して中立を宣言している。魔法の研究を中心に学術的な振興を国策で促している。世界中の国と国交を開いているため、交易の利が多く比較的豊かである。また自衛の為の軍備を持たないことで知られている。全世界の国家と、どこかが海の国を攻めた際に、海を連帯して防衛する約束を取り付けており、その見返りとして自由な交易と魔術知識の伝播を行っている。他国の戦争に対して仲介役を買うことが多い。
リーン地方
| 国名 |
オルフェリア王国 |
| 元首 |
オルフェリア女王 クレスニアナ |
| 統治度 |
高い |
治安 |
高い |
| 外交姿勢 |
消極的 |
生活水準 |
低い |
| 軍事力 |
標準 |
- 情勢
- リーン地方は全体的な日照不足により生産性の低い土地柄であり、生活水準が低い。過酷な環境下であるため、国家としての統制は強固で規律がもっとも行き届いている。治安に関しては世界一安全な国とされる。また近年は新女王の国策により侵略戦争を行わなくなったため、次第に空の攻勢によってジリ貧になっている。幾度となく滅亡の危機はあったが、そのたびに世界で最も著名な預言者である、三巫女の助言を受けて適切な対処を取ってきたため国家の命脈を保ってきた。女王は武力を用いない、国家間の歩み寄り・調停での和平を実現できると信じており、かたくなにその理想を貫こうとしているが現実はその通りに進展していない。
アルセイル地方
| 国名 |
アルセイル |
| 元首 |
アルセイル女王 オルティア |
| 統治度 |
高い |
治安 |
高い |
| 外交姿勢 |
積極的 |
生活水準 |
低い |
| 軍事力 |
高い |
- 情勢
- 空と比肩する軍事力を有する、冥の三角同盟の主。森の王と対比されるほど戦争が強く、戦略的不利を戦術で覆してきた。氷の国は著名な剣士を輩出することが多く、多数の流派が興っており、一兵卒の錬度が他国とは比較にならないほど高い事も戦争に強い一因とされる。
- 氷の国には紋章暦100年代末に起こった世界の滅亡を乗り越えた英雄の一人が冷眠している。有事の際には目覚め、実際に世界を救ったという記述も残っている。正式には国王の位は、彼女のものであるという考えから、氷の王は代々国王代理の地位に就任している事が知られている。
- 戦費がかさみ、生産性も乏しいため国民生活は貧しい。
ラ・アルメイア地方
| 国名 |
ラ・アルメイア |
| 元首 |
ラ・アルメイア王 ストーリア |
| 統治度 |
低い |
治安 |
標準 |
| 外交姿勢 |
積極的 |
生活水準 |
高い |
| 軍事力 |
低い |
- 情勢
- 冥の三角を中心とした交易と、幻獣の森から得られる品で栄えている都市国家。海の国が品揃えの幅広さを売りにしているとすれば、幻の国は扱う品の希少性を売りにしている。一方を海。他3方を高い城壁で覆われている。
- 10年前に国王が失踪。300年の危機により王宮は崩壊状態で、政治を行うものがおらず、しかたなく国内の有力商人たちが合議制で都市の運営を行っている。国防のために傭兵を雇っているが、重大な危機の際には、もっぱら氷の国の騎士団頼みである。一方で資源面で不足のある冥の三角陣営への供給を支える役割をこなしている。
| 国名 |
夜の国 |
| 元首 |
|
| 統治度 |
低い |
治安 |
標準 |
| 外交姿勢 |
消極的 |
生活水準 |
標準 |
| 軍事力 |
低い |
- 情勢
- フォーチューンが出資した入植者たちにより、ラ・アルメイア地方南西の島に建国された。世界的に未解明である事の多い「夜の属性」についての研究が進められる際、サンプルとしてかき集められた経緯から夜の属性の人が多く、夜の国の由来となる。事実上の人狩りであり、海本国で公に進めることができなかった事について研究を進める為の地として始まり、現在も属国のような立場である。海の国の出資は現在も続いており、神託魔法や七属性の属性紋章魔法については海本国が、それ以外の系統の魔術・精霊・世界の成り立ちなど、主流とはされない学問分野の研究機関としての性格が強い。