青の地平のトーラ プレイログ E組:CSLv.1 前半

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  文字色説明

  GM: トーラ  PC発言 行動説明、PL発言など  ナレーション、状況説明  雑談、システム文など
  PL: キリサメ PC発言 行動説明、PL発言など
  見学者 ただし、B組沙紗のPLD組アレットのPL




  セッションE-1-3 2017/02/19




  BGM:起動
    from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健


約束の時刻。二人はダイブ屋の前で落ち合った。


トーラ:「こんにちは、キリサメさん」
キリサメ:「あ、ああ……おはよう」
トーラ:「……大丈夫ですか? 昨日はよく眠れました?」
キリサメ:「まあまあかな……」 (気を強く持て……私)
トーラ:「そうですか……やっぱりちょっと変なお願いでしたよね」
キリサメ:「……今更、細かいことは考えてられない。早くしよう」
トーラ:「そうですね。中に入りましょうか。
  こちらのダイブ屋は、ソル・クラスタの店とは多少雰囲気が違いますし、その点では大丈夫だと思います」

  とドアを開けて促します
キリサメ:「……ふぅ」 深呼吸して中に入ります
トーラ:続いて中に入ります







年末の休暇時期に入ったためか、他にもダイブの利用者がいるようだ。
巨大な機械特有の低い唸りが奥から聞こえてくる。



ダイブ屋:「いらっしゃい」
トーラ:「こんにちは。いま空いていますか?」
ダイブ屋:「はい、すぐ入れますよ。……そちらのお嬢さんは、ダイブの利用は初めてですか?」
キリサメ:「あ、ああ……は、初めてだ……」 ド緊張
ダイブ屋:「わかりました。まずはこちらの利用者カードの記入をお願いします」
トーラ:名前などの情報と、ダイブされる側であることを普通に書きます
キリサメ:「……」 無言で少し手を震わせながらそこそこ達筆に記入
ダイブ屋:「当店のダイブ利用に関するルールはこちらの通りとなっています」 と簡単に説明
ダイブ屋:どこの店でもありそうなルールや事故時の対応が手短に説明されます

ダイブ屋:「使い方ですが、ダイブポッドを開けると中に寝台がありますので、蓋を閉めたらそこに横になって下さい。
  ダイブする方はそのまま寝るだけです。準備が整いましたら枕元のスイッチで消灯してください。
  あとは頭の近くにある装置が自動的にダイブを処理しますので、そのまま眠ってしまっても問題ありません。
  と、使い方はこのようになっています。なにかご不明な点はありますか?」

キリサメ:「いや、特に何も……」
ダイブ屋:「わかりました。ではさっそく準備します」 と言ってダイブポッドのふたを開け、二人を招きます

キリサメ:(自分の頬を叩いて気合入れる)
トーラ:「それほど気を張らなくても大丈夫ですよ……と私がいうことではないかも知れませんが。
  よろしくお願いします。向こうの世界で会いましょう」

キリサメ:「あ、ああ」
トーラ:「それではまた後ほど」 とだけ言って、自分のほうのダイブポッドに入ってふたを閉めます
キリサメ:「……ふぅ」 深呼吸してダイブポッドに入る



トーラ:「さて、もう一度確認して、精神統一しておかないと。
  私がキリサメさんに相談してみたいことは――」


キリサメ:(いよいよか……っ)







  BGM:Di-Ve
    from ロビン・ロイドの冒険(ガスト, 2000)
    Composed by 土屋暁



ダイブポイントの初期値は 1000+キリサメさんの【想い】×20です。
【想い】ロールをお願いします。


  3+3D 【想い】
  DiceBot : (3+3D6) → 3+10[5,1,4] → 13


ダイブポイントの初期値は1260です。では、これからダイブを開始します。





  <Diver>
  Vital Signs: Normal
  Consciousness: Hypnotized


  <Revatail>
  Install Point Scanning: Completed
  Consciousness: Tranquilized


  DHW Connection Established.
  Determining Dive Level. . . Done


  Initial G.W.C.: 002100Hmag/s
  Start Frequency: 000027050Hz (Lv. 1)


  Extracting Cosmosphere. . . OK


  The dive got start successfully. Good luck!







  [見学用] 周波数帯が違う……
  [見学用] おっと?


  BGM:澄んだ景色
    from アルノサージュ(ガスト, 2014)
    Composed by 柳川和樹



深い谷を刻んだ山は、瑠璃の空の下を鮮やかな緑のグラデーションで染める。
視線を下げて見てみれば、澄んだ水が乳白の岩肌を鼠色に濡らして通り過ぎていく。


渓流のそばの狭い平地、周囲の大自然にはやや不釣り合いと思える石組みがあった。
円周上に並ぶ巨石の中心には、円盤状の石が置かれている。
磨かれた円盤の表面には、同心円と正六角形を組み合わせた幾何学模様が彫られている。


ここは、現実世界とレーヴァテイルの精神世界を結ぶ「ストーンヘンジ」 だ。
気が付いたとき、キリサメは石の円盤の中心に佇んでいた。


周囲に人の気配はない。ストーンヘンジの端の石にちょこんと座っている、
普通の人間よりは二回りほど小さな女性を除いて――




―――――――――――――――――――――――――――――――――――


  cosmosphere.TORAI.Lv.1
  afternoon of a methuselah <メトシェラの午後>

―――――――――――――――――――――――――――――――――――



  [見学用] おっと???????
  [見学用] メトシェラ……(ググってきた)

アスカ:「おっ、新顔か、最近はまた増えてきたな。あんたの名前は?」
キリサメ:「私は、キリサメ……」
アスカ:「そうか。俺はアスカ、心の護だ」
キリサメ:「あれ? ここは……どこだ?」
アスカ:「? もしかして、ダイブするのは初めてか?」
キリサメ:「ああ。少なくとも記憶の中ではな」
アスカ:「そうか、ならそう思うのも仕方ないか。ここがトーラの心の中、精神世界だ」
キリサメ:「ああ、彼女の……」
アスカ:「……意外だったか?」
キリサメ:「いや、意外も何もないな……そもそも何がどうなってるのか分からない」
アスカ:「あー……なるほどな。心の護のことも知らなければ、ここで何をすればいいかも分からないってことか」

  [見学用] アスカちゃんさんのこの差分すごいkawaii
  [見学用] このビジュアルで男口調なのナイス
  [見学用] でも3組目なのに誰も突っ込んでくれないwww
  [見学用] 何故だろうな……細かいことを気にしない人たちばかりだった……?
  [見学用] 男口調の美人さん好きです(Not ガサツ)
  [見学用] わかるorわかる

キリサメ:「そうだ。私は何をすればいい?」
アスカ:「そうだな、最初っからあれこれ説明するのもあれだし……
  まずはトーラに会ってくればいいんじゃないか?」

キリサメ:「そうか……あ、案内……頼んでもいいか?」
アスカ:「うーん……」 ちょっと考えている
  「俺は心の護だから、トーラには会いたくないんだが……」
キリサメ:(心の護……ってそういうものなのか?)
キリサメ:「会わなければいいじゃないか。近くまで案内してくれれば構わない」
アスカ:「まあ、途中までならいいか」

キリサメ:「あの……トーラは今、どうしてるんだ?」
アスカ:「いちおう聞くが、『この世界の』トーラが何をしているか、の話か?」
キリサメ:「まあ、そうだ……悪いが、本当に何も知らない」
アスカ:「分かった分かった、それなら、これから行って見てみるのが早いと思うぞ。なんなら本人に聞いてみればいい」
キリサメ:「すまない……変なこと訊いたな」
アスカ:「いや、責めてるつもりじゃない、悪かった。……なんか調子狂うな」

  [雑談] これまでの2組は両方ともダイブ経験者いたから……

キリサメ:「アスカ……といったな、私のような者は初めてか?」
アスカ:「初めてというか、久しぶりだ。
  昔は、お前のような、右も左もわからないようなのがたくさん来たが……」

キリサメ:「そうか……」
アスカ:「さて、これからちょっと歩くぞ。お前は体力はあるほうか? 変わった格好をしているようだが」
キリサメ:「一応、並の人間程度くらいはな」
アスカ:「そうか、そりゃ心強い。出身は? 見た感じ、ソル・クラスタのほうか?」
キリサメ:「ああ……そうだ」
アスカ:「ま、どこ出身だろうと俺には関係ないけどな。
  こんな何もない所にいてもしょうがないし、そろそろ行くぞ」 
と言って河原を下り始めます
キリサメ:(割と淡白な奴だな……)








二人は大小の石が転がる河原を進んで行く。
緑に包まれた渓谷はどこまでも続いているように見える。



アスカ:「ダイブするのは初めてだと言ってたな。この世界の姿を見てどう思う?」
キリサメ:「今のところ何も……現実世界と対して変わらないな」
アスカ:「ほう、お前はこういう風景を見たことがあるのか」 となぜか笑顔で
キリサメ:「久しぶりに見る気はするな……懐かしいというか」
アスカ:「残念ながらトーラ自身は、なかなかこういう風景を見ることができないがな。
  ……羨ましがられるかもしれないぞ」

キリサメ:「そうなのか? まあ、ソル・シエールではあまり見かけないな」
  (もしかして、しきりにダイブを促すのは……)
アスカ:「そういうわけではないが……っと、俺が言うべきことでもないな」
キリサメ:(……この風景を見たかったからとかいうわけではないだろうな?)
  (まあ、それは理由として単純過ぎるか……)


アスカ:「一つ教えておいてやろう。精神世界の姿は、たいていは現実世界の何かを反映したものだ。
  それが実際の世界であるのか、それとも記憶であるのか、あるいは何らかの想いの象徴なのかは場合によるが。
  この風景が何を意味するのかは……そのうち分かるかもしれないし、最後まで分からんかもな」

キリサメ:「あまり見れないということは、この風景に憧憬があるのだろうな」
アスカ:「……ま、その推測が正しいかどうかも、そのうち分かるだろう」


キリサメ:「……だいぶ下ってきたんじゃないか?」
アスカ:「ああ、もうすぐだ」

河原を歩いていくと、やがて小さな橋が見えてきた。道があるようだ。

アスカ:「俺が案内できるのはここまでだ。この道をさらに下れば山小屋が見えてくる。>
  トーラはそこにいるはずだ。行けばすぐ分かるだろう」

キリサメ:「ああ、分かった」
アスカ:「もう一度言っておくが、俺は心の護だから、トーラの前に姿を現すようなことは避けたい。
  だからまずは一人でやってみな。でも、離れたところから見ているから、
  もし助けが必要なら呼んでくれ。いつでも出られるとは限らんが」

キリサメ:「ああ……恩に着る、すまなかったな」
アスカ:「気にするな。俺の仕事の一つだ」
キリサメ:「じゃあ、行ってくる」
アスカ:「ああ、行ってこい。じゃあまたな」







  [山小屋]に移動します。ダイブポイントを50ポイント消費します。
  DP:1260->1210


  BGM:あした晴れたら
    from リーナのアトリエ(ガスト/アメージング, 2009)
    Composed by 阿知波大輔




道を進むと、やがて谷が少し広くなった場所に木造の建物が見えてきた。
どうやらここが件の山小屋のようだ。窓越しに数人の人影が見える。



キリサメ:「ここにトーラがいるのか……」

キリサメ:「すぅー……はぁー……」
キリサメ:「……よし!」 入ります



中に入ると、小さな食堂兼売店があった。利用客が三人ほど、テーブルを囲んで談笑しながら食事をしている。
カウンターの向こうにはトーラとカナメがいる。服装を見る限り、二人は利用客ではなく、山小屋のスタッフのようだ。



カナメ:「あ、こんにちは」
トーラ:「キリサメさん、お待ちしていました」
キリサメ:「うわっ! びっくりした……」 (いきなり声掛けられると思ってなかった)

  [見学用] カレーとかありそう(適当)
  [見学用] なぜわかった
  [見学用] あるのかw
  [見学用] 3人が食べてるのがそれでした まだなにも描写してないのにw
  [見学用] まじでw
  [見学用] 山小屋系のレストランのカレーある率(スキー場のレストランはだいたいカレーだよね)
  [見学用] スキー場のカレーはだいたいレストランだよねと言っても通じるレベル
  [見学用] スキー場のカレーってなんであんなに美味しく感じるんでしょうね……(脱線アンド脱線)

トーラ:「あれ? どうかしました?」
キリサメ:「い、いや、別に……いきなり声掛けられると思わなくて」

  [雑談] 買い物で店員に声掛けられるの苦手なタイプ

トーラ:「ちょうどよかった。これから私たちも食べるところなんですけど、いま用意しますね」
  と3人分の食事をよそいます 食欲をそそる匂いが特徴的な食べ物です
キリサメ:「あ、ああ……」 完全に呆気にとられてる
カナメ:「? キリサメさん、どうかしたの?」
キリサメ:(私、今トーラの精神世界にいるんだよな?)
カナメ:「今日は手伝いに来てくれたんだよね?」
キリサメ:「ふぇっ?」 裏返った声で返事する
  (あれ……? 手伝い? どういうことだ?)
トーラ:「?」
キリサメ:「あ、そ、そうだったな! な、何すれば良い?」 あたふた

  [雑談] いい反応www
  [雑談] ダイブ始まる時って絶対困惑するよね 舞台設定を毎回把握しなきゃならないので

トーラ:「それは後でお願いしますから、まずは食べましょう」
キリサメ:「……もう、なにがなんだか」 (超小声)
カナメ:「ほら。早く食べようよ」
キリサメ:「確かに、お腹すいたな……」 (精神世界でも食事するもんなんだな……)

そうして、キリサメは見晴らしのいいテーブルに誘導され、一緒に食事をすることになった

  [雑談] だってじゃがバターの話をしていたじゃないですか そういうところを拾って
  [雑談] なるほど
  [見学用] なんか和気藹々とした雰囲気でたのしそう(なおここはコスモスフィア)


トーラ:「まずはおつかれさまでした。人の足では遠かったでしょう、ここは」
キリサメ:「ああ、結構歩いたな」
トーラ:「周りは山と川しかありませんから」
キリサメ:「……好きなのか? こういう景色」
トーラ:「はい。こういう緑に溢れた場所はいいですよね」
キリサメ:「私も好きだ。久しぶりに見た気がするよ」
トーラ:「あ、キリサメさんも好きなんですね!
  どこかおすすめの場所はありますか? 私が知っている場所はそれほどなくて」

キリサメ:「そうだな……あれ? どこがあったかな……?」
  (……? そういえばなんで私、この風景に懐かしさを感じてるんだ?)
トーラ:「ここも眺めはいいことはいいのですが、ちょっと単調なんですよね。
  やっぱり山の上のほうに登らないと」

キリサメ:「ん? ああ、そうだな、山の上からの眺めは最高だ」
トーラ:「ですよね。歩いて登るのは大変ですが、その価値はありますよね」
カナメ:「あたしはちょっとパスしたいかな……登るのは」

キリサメ:(なにか引っかかるな……なんだか分からないが……)
  (久しぶり? 私は似たような風景を知っている……)

キリサメ:「いつからここで暮らしてるんだ?」
トーラ:「私はここの管理人ですから、この小屋ができてからずっと」
カナメ:「あたしはただのバイトだけどね」
キリサメ:「長いのか?」
トーラ:「はい、もうそれなりに時間が経っていますね。それが今回のお願いにも関係するのですが……」
キリサメ:「ふむ……そうか」







  [雑談] 今回からダイブ開始ですが……脅しておいたわりには割と平和ですね、今のところ
  [雑談] 内心は穏やかじゃなさそうですがw
  [雑談] 新しい設定ができました(汗) 風景の記憶
  [雑談] 実際どこで見たんでしょうねー 同じ世界出身でも、トーラはあまり見ていないので
  [雑談] (ちゃんと説明はつきますが)
  [見学用] 設定は生えるもの
  [見学用] 設定を埋めて水を与えると新しい設定が実るんじゃ
  [見学用] 生えた設定でロストさせられるのまでがワンセット(クトゥルフ脳)
  [見学用] まじでw
  [見学用] えげつないw
  [見学用] 下手に設定生やすとシナリオにされるのです
  [見学用] セクハラ魔人にはしないのでご安心をw
  [見学用] カルナ的にはなんとも思わないので大丈夫ですよ(?)
  [見学用] あってラッキースケベ程度です←
  [見学用] ラッキースケベしたいのですか……? (じと目
  [見学用] キリサメは別にラッキーではありませんw むしろ落ち込んでいくほうですw
  [見学用] ラッキーかどうかはダイス神が決めるもの 【幸運】振ってみれ
  [見学用] www

  3+2D 【幸運】
  DiceBot : (3+2D6) → 3+4[3,1] → 7


  [見学用] 不幸だったwwwww
  [見学用] 不幸だ……
  [見学用] 薄幸の歌舞伎役者……
  [見学用] 垣間見える半生からしてあまり運の無い方なのは確かかもしれない




  セッションE-1-4 2017/03/12




トーラ:「キリサメさんに頼みたいことは、ですね。
  これからカナメに物資の調達に行ってもらうのですが、それに一緒についていって、
  なにか『暇つぶしになるもの』を買ってきていただけないでしょうか?
  ほら、ここは周りに何もありませんし、私はここにいなくてはなりませんし」


キリサメ:「暇つぶしになるもの?」
トーラ:「はい。その内容は、キリサメさんのセンスで選んでいただきたいと」
キリサメ:「私のセンスって、急にそんなこと言われても……」
トーラ:「とはいえ、私が選ぶと変わり映えしないですし」
カナメ:「あたしはもう選んだことがあるし」
キリサメ:「うーん……まぁ、いいけど」
トーラ:「では、お願いできますか?」
キリサメ:「分かった、行ってくる」
トーラ:「はい、楽しみにしています」

トーラ:「ところで、キリサメさんはスクーターを運転できますか?」

そう言って、トーラは窓の外を向く。視線の先のスペースには、独特の形をした乗り物が停めておいてある。
キリサメ:「スクーター? ああ、あれか……運転はあまりしたことないな」
カナメ:「運転できるなら代わってもらおうと思っていたけど、どうしようかな……」
キリサメ:「Vボードなら昔ちょっとだけ乗ったことあるが……」
トーラ:「Vボードに乗れるなら大丈夫ですよ。バランス取る必要もありませんし」
キリサメ:「まぁ運転してみてもいいかもな」
カナメ:「やった! あたしはちょっと苦手なんだよね」

カナメ:「じゃあ、さっそく出発する?」
キリサメ:「よし、行くか」
トーラ:「それではよろしくお願いしますね」
カナメ:「よろしくね」







  BGM:旅立ち
    from ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル(スクウェア・エニックス, 2003)
    Composed by 谷岡久美



二人を乗せたスクーターは、川の上の低空を駆け足程度の速度で飛んでいく。
緩やかなS字を描いてカーブする谷に沿って曲がるたび、
水飛沫を上げる小さな滝、渦を巻きながら流れる瀬など、川は違った表情を見せる。


道中、運転するキリサメの横に立つカナメが話しかけてきた。


カナメ:「ねえ、キリサメさんって、暇なときはどうしてる?」
キリサメ:「暇なとき? うーん……散歩とかかな」
カナメ:「散歩? どういう場所を?」
キリサメ:「今はほたる横丁を歩き回ることが多いかな。公演中はその地域周辺を歩き回るよ」
カナメ:「へー……ほたる横丁だと、店がいっぱいある市街地?
  それとも猫が住んでたりするような裏路地のほうが好き?」

キリサメ:「買い物とか見たいものがあれば市街地も行くけど……
  人が少ない落ち着いたところのほうが好きだな」

カナメ:「あ、あたしもそうかも。あまり人が多すぎるとちょっと気になるかも」
キリサメ:「それに一人で練習したりすることもあるし、見られたら恥ずかしいだろ?」
カナメ:「そうそれ! さすがに人前では練習できないや、あたしの場合は自己流もいいとこだし」
キリサメ:「いつも練習するのに適したところがあれば良いんだけど……」
カナメ:「家の中だとちょっと難しい?」
キリサメ:「出来なくはないけど、少し狭いかな」
カナメ:「そっか…… やっぱり動きが派手だからかな」
キリサメ:「私、そんなに派手な動きするかな……」
カナメ:「あたしのゆっくりした踊りと比べたら、ね」
キリサメ:「確かに、私の舞いはメリハリが重要だな」
カナメ:「そうそう。動きに特徴があるというか、分かりやすいというか」
キリサメ:「演劇の側面も強いからな……ときに大きく動くこともある」
カナメ:「へー……」 と感心して聞いている

  [雑談] キリサメさんって身長どれくらいでしたっけ どっちかというと小柄なほう?
  [雑談] そこそこですね、165cmくらいかな
  [雑談] 結構ありますね
  [雑談] トーラが168なのであまり変わらず カナメは151なので小さいです
  [雑談] だとすると迫力は男性とそれほど変わらないかもですね
  [雑談] 歌舞伎って本来男所帯ですし……


カナメ:「あ、この先のところが狭いから気をつけて」

話の通り、目の前に大きな岩が張り出し谷幅が狭くなった場所が迫ってきた。

【敏捷】または【集中】でどうぞ 難易度8

  3+2D 【敏捷】
  DiceBot : (3+2D6) → 3+10[6,4] → 13

では素早く操作して難なく通過できます

  [雑談] 判定に成功したので、次の移動にかかるコストが0になります

カナメ:「やっぱり運転うまいなー……」
キリサメ:「い、いや、そんなことは……」
カナメ:「そういえば、Vボードは今でも乗ったりするの? 昔は乗ってたって言ってたけど」
キリサメ:「ソル・シエールに来てからは乗ってないなぁ……」
カナメ:「あー、そっか……こっちにも似たようなものはあるけど、ちょっと高いし……」
キリサメ:「Vボード……親方の姉弟子によく教えてもらったものだ」
カナメ:「へー…… あっちにもちゃんと、キリサメさんの近くにいろんな人がいたんだ」

  [雑談] 姉弟子ってもしかして……
  [雑談] ズバリ、ココナですw
  [雑談] やっぱりw

カナメ:「……こっちだとあまりVって感じはしないかもしれないけど」
キリサメ:「そうだな」 ふふっと笑います
カナメ:「トーラは苦手なんだよね、Vボード。やっぱり人を選ぶみたい」
キリサメ:「体がそこそこ丈夫じゃないと扱うのは大変と聞いたな」
カナメ:「トーラはそっちは大丈夫だと思うんだけど……たぶんバランス感覚の問題かな?
  でもキリサメさんはそういうのは得意そうだよね」

キリサメ:「あはは、運動神経も随分と鍛えられたよ」
カナメ:「なるほど」 とこっちも笑って返します


カナメ:「さっきの暇つぶしの話に戻るけど、もし周りに散歩できるような場所がなかったらどうする?」
キリサメ:「その時は帰るよ」
カナメ:「いや、そうじゃなくて、最初っから近くにいい場所がなかった場合。
  例えば…… 家の周りを行き尽くして飽きてしまった場合とか」

キリサメ:「さぁ……まだ飽きたことはないし、どうするのかな」
カナメ:「そっか。それならそのほうがいいか」 と納得
キリサメ:「そのほうがいい?」
カナメ:「ううん、それはこっちの話」
キリサメ:「そうか……」
カナメ:「そのうち、分かると思う」


カナメ:「もうそろそろ着くよ」

急に谷幅が広くなり、前方の視界が開けてきた。遠くには町が見える。


カナメ:「とりあえず町の広場に降りるから、キリサメさんは頼まれたものを買って、終わったら広場に戻ってきてね。
  あたしはそのままあちこちに買い出しに行ってくるから」

キリサメ:「分かった。じゃあまたあとでな」







  [エルヴィル]へ移動します。ダイブポイントの消費はありません。

  BGM:鐘の鳴る街
    from イリスのアトリエ エターナルマナ(ガスト, 2004)
    Composed by 中河健



ほどなく、町の中心近くにある広場に到着した。
周囲には様々な種類の店が並び、行き交う人の数も多い。



カナメ:「じゃあよろしくね」 と言って去っていきます
キリサメ:「気をつけてな」 手を振ります

キリサメ:「さて……」


  では、このイベントのルールを説明します。


  トーラから依頼された「暇つぶしになるもの」 を購入してください。
  周囲には多くの店があり、よほど専門的なものでなければたいていのものが置いてあります。
  現代日本で一般人が普通に購入できるようなものは店に置いてあるとして構いません。


  購入にはダイブポイントを消費します。1DP=1リーフ(=10円)程度とお考えください。
  ダイブポイントがある限りは何種類でも購入できます。
  また、購入時にDPが足りない場合、その不足を補うぶんだけ奇跡ポイントの換金も可能です。
  奇跡1=100DP(=1000円)とします。換金できるのは一度だけです。


  各商品の価格は、現代日本にあるものは実勢価格を参考に決めます。
  それ以外のものについてはその都度考えます。


  なお、以降の進行に必要な100DPをここで先払いで消費しておきますので、
  ポイントを残しておく必要はありません。


  DP:1210->1110


  [雑談] では、何を買うかを決めて下さいね いくらくらいか分からないものは言ってくれれば値段を決めます
  [雑談] 決まったらメインでの宣言をお願いします

キリサメ:「しかし私のセンスっていったってなぁ……」 早速雑貨屋に入ります

  [雑談] どういう系の雑貨屋にしましょうかね?
  [雑談] 生活雑貨とか100均とかファンシーショップとかいろいろあるので
  [雑談] 動く仕掛けのあるインテリアとかですね
  [雑談] ファンシーショップ!!!
  [雑談] !を3つも付けられてもwww







  BGM:マッタリビング
    from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
    Composed by 中河健



キリサメは近くを探して、雰囲気がよさげな雑貨に入ります
中にはかわいいものもおしゃれなものも、いろいろなアイテムが並んでいます


キリサメ:「ペペンだ! ゲロッゴも……かわいいなぁ」 ペンギンやカエルのおもちゃを見て

  [雑談] やっぱり趣味に走ってるw 間違ってはないけどw

キリサメ:「はぁ~幸せだぁ~……」
――しばらくそのままでお待ちください――

  [雑談] ちょっと待てwwwww
  [雑談] www
  [雑談] さすがに予想外だったwww
  [雑談] 普段押さえ込んでるので、こういうときくらいはw
  [雑談] はいはいwww
  [雑談] 店員さんに声掛けられるまで続きますw

【回避】振って下さい 難易度13「以下で成功」

  5+2D 【回避】
  DiceBot : (5+2D6) → 5+10[6,4] → 15


はい まだ気が付かれません

いつの間にかキリサメの周りにはかわいいグッズが増えていきます
ちょうど今も、ほどよく泡を吹く仕掛けつきのペペンに気が付いたところです
そんなキリサメにまだ店員は気が付きません 高い棚に思いっきり商品がならぶ見通しの効かない店内です

キリサメ:「もう……ずっと、ここにいたい……」

えーと、じゃあ次は【知識】いきましょう 難易度10、今度は普通に

  3+2D 【知識】
  DiceBot : (3+2D6) → 3+7[2,5] → 10


ではキリサメはいったんは使命を思い出します

キリサメ:「はっ?! そうだ……お使い頼まれたんだったな。でも……
  このペペン、堪らんなぁ……」 
再びうっとりモード
キリサメ:「よし、これ買おう!!!」

  [雑談] 結局趣味に走ったwwwww

店員:「はい、なにかお探しですか?」 とようやく声を掛けてきます
キリサメ:「これをくれ!!!」 泡を吹く仕掛けつきのペペンを指して興奮気味に
店員:「ペペンブロワーですね。ありがとうございます、200リーフになります」

価格:200DP これを買いますか?
キリサメ:買います!!!
DP:1110->910

店員:「ありがとうございます。プレゼント用ラッピングは必要でしょうか?」
キリサメ:(ラッピング……あっ、そうだ……お使いだったな……)

  [雑談] 今日のキリサメはデレデレですねwww
  [雑談] たまにはこういうのもいいかとw

キリサメ:「ああ、頼む」
店員:「はい、ただいま」 と可愛い包装にリボンを掛けて渡してくれます
キリサメ:「あぁ……包装もかわいい……」 うっとり

というわけでキリサメは最初にお風呂用グッズを買いました

キリサメ:「買ってしまった……ぐふふ」 完全に緩みきった顔



  [雑談] というかこれ、渡すときにトーラやカナメに見られるんですからねw
  [雑談] カナメに似合いそうだった、で逃げ通しますw
  [雑談] 逃げたwww
  [雑談] 次はおもちゃ売り場ですかね 雑貨とはまた違った感じの







  BGM:広場で一休み
    from アーシャのアトリエ(ガスト, 2012)
    Composed by 柳川和樹



次にキリサメは玩具店にやってきた。対象年齢も性別もさまざまなおもちゃ類が並んでいる。


キリサメ:「何が良いかなぁ……」 まだ緩みが取れてない顔で

  [雑談] 手頃なボードゲームかカードゲーム的なものを
  [雑談] パッケージのかわいいやつ!!!
  [雑談] パケで選ぶか どういうゲームかじゃなくてw

ではボードゲームやカードゲームの売り場にやってきました

  [雑談] amazonでボードゲームで検索して見てるけど、どういうのにしようかな……
  [雑談] というかそもそもプレイ人数! 何人で遊べるものをイメージしています?
  [雑談] 最低2人で出来るけど基本4人くらいでやるのが良いです
  [雑談] なるほど
  [雑談] ガイスターって確か2人だったよなぁ……
  [雑談] はい
  [雑談] では、この3つの中ではどれを選びます? ちょっと方向性を絞ります
    ・印象的な絵がパッケージになっている、発想がものを言うボードゲーム
    ・かわいいキャラクターをあしらった、中身的には割と普通なカードゲーム
    ・見かけに反して駆け引きが重要なタイプのボードゲーム

  [雑談] 具体名は出しませんが、いずれも自分が知っている所からチョイス
  [雑談] 直感で3つめにします
  [雑談] これでは?
    ・ちょっとキャラの絵に癖があるけど、たくさんの小間物を使う見かけが楽しいゲーム
    ・戯画化された虫をあしらった、やや対象人数多めのカードゲーム
    ・かわいいとはちょっと違うけど雰囲気のいい、極めるのがとても難しいボードゲーム

  [雑談] 1つめで

さまざまなボードゲームが並んで目移りしそうです
キリサメはパッケージを重視しているようですね
表面の絵だけでなく、プレイの様子の写真も見て面白そうなものを探しているようです

キリサメ:「さっきは完全に衝動買いしてしまったからな……ここではちゃんと面白そうなのを買わないと」

選んでいくなかで、キリサメはたくさんの小物を使うゲームが気になったようですね

価格:550リーフ(550DP)
これにしますか?

キリサメ:「よし、これにしよう」
DP:910->360

というわけで2つめにボードゲームを購入しました 楽しいかどうかはプレイしてのお楽しみです

キリサメ:「これなら暇つぶしにもなりそうだな」 わくわく

  [雑談] どうしよう、ガイスターも買おうかな……
  [雑談] どうぞwww ガイスターは250DPでいいか
  [雑談] オバケのコマがかわいいw
  [雑談] 買うなら説明含めて任せます

キリサメ:「さっき見たの、2人用のゲームだったみたいだけど……
  かわいかったからこれも買う! ええい!!!」


DP:360->110
そしてボードゲーム追加 かわいいコマを使った、短時間でできる2人対戦型のボードゲームです

キリサメ:「いっぱい買っちゃった……」 ホクホク

  [雑談] さて残り110DP、奇跡全部ぶっこんで610DPです 次行きますか?
  [雑談] ルールで説明した通り、奇跡を利用して購入できるのは1つだけです
  [雑談] うーん……もういいかな? 暇つぶしには十分な買い物だし

キリサメ:「うわっ、もうこんな時間! 急いで広場に戻ろう!」 小走りで広場に向かいます







  BGM:鐘の鳴る街


キリサメは広場に戻ってきた。隅の方でカナメが待っている。


カナメ:「あ、お帰り。いいものは買えた?」
キリサメ:「あ、ああ、面白そうなものがあったぞ」 顔が緩みそう
カナメ:「よくわからないけど、いいものが見つかったようだね」
キリサメ:「暇つぶしには良さそうだ」
カナメ:「じゃあそろそろ出発しよう。忘れ物はない?」
キリサメ:「ああ、大丈夫だ」
カナメ:「また運転よろしくね」
キリサメ:「帰りもか……まったく、世話の焼ける」







  [雑談] 街に来てから終始デレっぱなしの回でしたw
  [雑談] www
  [雑談] いちおう、トーラに「なぜこれを選んだか」 を説明することになるので、その時はよろしくお願いしますねw
  [雑談] ペペンブロワーはカナメの趣味!w
  [雑談] カナメ:「えっ……」 困惑
  [雑談] ……という思い込みとしますw 見るからにこういうの好きそう!
  [雑談] トーラ:「なるほど、よかったですね、カナメ」
  [雑談] カナメ:「えっ、えっ」 さらに困惑
  [雑談] キリサメはしたり顔(緩み顔)

  [雑談] こんな感じで、今回はダイブシナリオとは言いつつも全体的に軽めですw
  [雑談] なので気楽にやってくださいね 実のところ、このイベントが過ぎればもう後半戦なので
  [雑談] トーラも他のレベルほどは手強くないですし……
  [雑談] 今回は緩めですね
  [雑談] 難易度調整はほんとに手探りです……
  [雑談] 自由度はダイレクトに難易度に反映されちゃうので いろんなパターンでやってみないと
  [雑談] それにしても今日ははっちゃけられて特に楽しかった
  [雑談] あ、それ実はこのシナリオの裏目的です >はっちゃける
  [雑談] いいですねぇ^^
  [雑談] <メトシェラの午後>はキリサメさん専用に書いたので、最初っから意識してます
  [雑談] けっこう悩んだんですが、お買い物で好きなものを表現してもらえるかな、と
  [雑談] この形になりました もちろん、ある程度はトーラの悩みともリンクしていますが
  [雑談] かわいいものを見てうずうずしている様子は前からあったので、そこはぜひつつかないとw

  [雑談] トーラの悩みっていっても、今回のはダイレクトで分かりやすいので
  [雑談] どちらかというと、トーラの悩みにかこつけてキリサメさんを暴走……もとい
  [雑談] 思う存分動かしてもらえたなら、GMにとっては大勝利です
  [雑談] 買い物はズバリそこ行きますね、もう無意識に店に入ってるレベルでw
  [雑談] 雑貨屋に行く宣言は早かったですもんねw
  [雑談] www
  [雑談] 店のパターンは最初からいくつか想定してはいたんですよね だからスチルBGM用意できてた
  [雑談] 雑貨屋とおもちゃ屋は当然想定していました そりゃこのシナリオの裏目的があれですからw
  [雑談] ちなみに、他に想定していたのは
  [雑談] 本屋(各種書籍) 電器屋(ビデオゲームとか) スポーツ洋品店(釣り具など) でした
  [雑談] まあでも……案の定ファンシーショップに突進していったwww
  [雑談] そりゃもう普段の抑圧からの解放ですからwww
  [雑談] 現実世界と違って人目がないからよけいにw
  [雑談] 傍から見たら引くでしょうねw
  [雑談] 一瞬でも使命を思い出さなかったら散財してた可能性w
  [雑談] 自分のものを買っちゃっても良かったんですけどねw
  [雑談] それでもシナリオの意図には完全に合致してますから
  [雑談] キリサメが使命を思い出してくれて助かりました(?)





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