青の地平のトーラ プレイログ D組:CSLv.1-R 後半

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    文字色説明

    GM : トーラ  PC発言 行動説明、PL発言など  ナレーション、状況説明  雑談、システム文など
    PL : アレット PC発言 行動説明、PL発言など
    見学者 ただし、B組沙紗のPL




  セッションD-1-8 2017/05/29




  BGM:古き城を訪れて
    from イリスのアトリエ グランファンタズム(ガスト, 2006)
    Composed by 中河健




建造物は窓が多く、内部は自然光だけでも調査には充分な明るさがある。


入口から中に入ると、すぐに案内図が見つかった。
大きく2つの部分からなる建物で、片方には「寮」、もう片方は「教室棟」の表記がある。
現在地は教室棟の一階のようだ。



アカネ:「これは……」
カナメ:「学校そのもの、だよね。どう見ても」
アレット:「うん、学校だよな……さっき言ってたから?」
アスカ:「学校を作ると決まった途端にその建物が出現した? ずいぶんとまあ都合の良い話だな」
トーラ:「……」
アレット:「確かににわかには信じがたいけど、実際に建物は現れたわけだし。
  調査して問題がなければ、そのまま使っちゃっても良いんじゃないかな。渡りに船だ!」

カナメ:「そうだよね! お金の節約にもなるでしょ」
アカネ:「ただ、何者かの意図を感じなくもないですね……
  『人影を見た』との報告もありましたし、慎重にいきましょう」

カナメ:「まずは教室を見てみようよ」
アスカ:「なんか俺以上に楽しんでる奴がいるような」
アレット:「うん、そうだね。教室棟へ向かってみよう」
アカネ:「そうですね。移動中は、周りに常に気を付けるように」







  DP:750->700


教室棟は、それほど大きくない部屋が多数並んでいる構造だ。
机や椅子などの設備まで整っている。


カナメ:「すごい! すぐにでも使えそう!」
アカネ:「まさかここまでとは」
アスカ:「どちらかというと少人数の教室、だな」
アレット:「本当に整ってるなぁ……」 きょろきょろ見回しつつ、人影の正体が居ないか探る
ここでは判定無しで、人影やその痕跡のようなものがないことがわかります

アレット:「ここには、怪しい人影の気配は無いみたいだね。ひとまず、一安心かな」
カナメ:「ボードにまだ文字が残ってる。ほんとに、昨日まで使っていたような感じ」
アレット:「わ、本当だ……」 文字は読めますか?

【知識】どうぞ 難易度7(ファンブル以外成功)
  4+2D 知識
  DiceBot : (4+2D6) → 4+9[6,3] → 13

  [雑談] やけに出目が高い!

授業のルール:
1.変な質問なんてない
2.参加することが重要
と書いてあります


  [雑談] 元写真に書いてあったことをそのまま

アレット:「……至って普通のルールだね」
トーラ:「……」
アカネ:「突然、人だけがいなくなって、建物だけがここに現れたような……」
アスカ:「ガルディニエが見たのは本物の幽霊だったりしてな」

  [雑談] choice[怖い,怖くない] アレットはオバケが
  DiceBot : (CHOICE[怖い,怖くない]) → 怖くない

  [雑談] 怖くなかった

アレット:「あはは、悪いオバケだったら僕がやっつけちゃうよ。
  さて、こっちにはあまり手がかりはなさそうだし……寮の方に行ってみようか?」

アカネ:「そうしましょうか」








寮の部分は、1階にカフェテリアや共同浴場などの共用部、2階~4階が生徒の部屋になっているようだ。


  [雑談] まずどこに移動します?
  [雑談] では最初にカフェテリア調べてみます~

  DP:700->650


まずはカフェテリアへと足を踏み入れた。
部屋は薄暗いが、誰かが隠れているような雰囲気はない。


カナメ:「ここは食堂だね」
アスカ:「さすがに水は出ないか」 水道を見つけて試している
アレット:「これはまた、普通の食堂だ」 誰かが使用してたような痕跡とかはありますか?

【集中】または【想い】でどうぞ 難易度12
  7+2D 集中
  DiceBot : (7+2D6) → 7+9[3,6] → 16


テーブルや調理場はよく整頓されている。誰かが使っていたかどうかはもう分からない。
ただ、それとは別のところに違和感を感じた。入口の、メニュー表だ。

アレット:「うん? このメニュー……」

「今日のランチ」のデザートの項が、後から書き足されているように見える。「チーズケーキ」と。

アレット:「チーズケーキ、って……」 確かトーラが好きなやつだったはず、と

アカネ:「ある程度の改修は必要になるとはいえ、ここもほとんどそのまま使えそうですね」
カナメ:「うん、運良くそうみたい」
アレット:「ふむむ……」 いくつかつっかかりは覚えるけど、まだそれが像を結ぶことはない
アスカ:「運がいいで片付けられるような話か?」
アレット:「調査を進めれば、この建物の根源もわかるかもしれないし。次の場所に向かおう」
アカネ:「ついでに水回りを見ておきたいですね。浴室に向かいましょう」







  DP:650->600



共同浴場は、脱衣場や浴室が1つだけあるタイプのものだ。
浴室の入口には「故障中」の札が掲示されている。



カナメ:「『故障中』?」
トーラ:「……」
アレット:「ひとつだけなんだね……時間帯で男女を切り替える方式なのかな」
アスカ:「そうかもな」
アカネ:「中を見てみましょう」

浴室は特に異常がないように見える。もちろん、誰もいない。

アレット:「こっちの水道はどうなんだろう」 蛇口をひねってみる
水は出ないようです
アレット:「ふーむ……水道は軒並み通ってないってことなのかな」
アカネ:「ここも要改修……」 メモを書いている

カナメ:「ロッカーは……全部空いてるみたい」
アレット:「開かずのロッカーは無し、と。脱衣所の方は問題なさそうかな」
アカネ:「浴室も異常はないようです。水が出ないことを除けば」

  [雑談] しかし名前の最初が「ア」のキャラが多い
  [雑談] まったくw チャットパレットでアカネとアスカが並んでいるので間違えそうで困る
  [雑談] 大変だあ

カナメ:「やっぱり、人影なんて見間違いだったのかな」
アレット:「そうだね、単なる見間違いなら何も問題無いってことになる。崩れだしたりもしていないし」
アスカ:「だな。あとは上を調べるだけ、だ」
アレット:「じゃあ、残りを調べに行ってみよう」
アカネ:「部屋数が多いので、手分けして調べましょう。私は2階を」
カナメ:「じゃああたしは3階」
トーラ:「……」
カナメ:「トーラ、大丈夫? さっきから無口だけど」
トーラ:「……いえ、何でもありません」
カナメ:「トーラもあたしと一緒に3階でいいよね」
アレット:「それじゃあ、僕は4階かな」
アスカ:「俺は2階にするか」
アカネ:「アレット殿、一人でお任せして大丈夫ですか?」
アレット:「うん、大丈夫だと思う。何か有れば呼ぶから」
アカネ:「わかりました。では移動しましょう」







  DP:600->550



アレットは4階に上ってきた。通路の片側に、全く同じ構造の部屋が並んでいる。
それぞれ2人部屋、バス・トイレは共用のものを使うようだ。


アレット:(寮なんて他に見たことないけど、多分良いやつなんだろうな……)
  と思いつつ、部屋をひとつひとつ見ていきます


どの部屋もベッドなどの家具があるだけで、個人の所有物と思われるものは何もない。
一か所ずつ調べていき、残る部屋の数はあと3つ。



【想い】どうぞ 難易度不明
  4+2D 想い
  DiceBot : (4+2D6) → 4+8[2,6] → 12


  [雑談] 期待値ではあるけど……!
  [雑談] 今日は出目好調だなあ
  [雑談] ここまでの判定全部6出てる
  [雑談] これは成功なので、ちょっとお待ちを



次の部屋を開けた瞬間、他の部屋とは様子が違うことに気が付きます
中にある2つのベッドと机のうちの片方、そしてソファーの上に衣服などが散らかっています


アレット:「ここは……」 壁を背にするように進んで、部屋の様子を調べます

まず、見渡せる範囲には、散らかっている以外の異常はありません
死角になりそうなのは、ベッドの下とクローゼット


  [雑談] choice[ベッド,クローゼット]
  DiceBot : (CHOICE[ベッド,クローゼット]) → ベッド


アレット:「……」 まず、ベッドの下を調べてみます

ベッドの下は……片付いているほうのベッドには何もありません
片付けられていないほうのベッドの下も、ゴミがそこそこ落ちているだけです


アレット:「こっちはハズレか……」 では、残ったクローゼットの方を調べてみます

クローゼットの中は……ハンガーには何もかかっていません
床に服がいくつか落ちているだけです




  BGM:古き城を訪れて

アレット:「……ここには誰もいない、のかな。生活の跡があるのは、要報告だけど」
  落ちている服が男物か女物か、はわかりますか?
女物ですね 個性のない無地のものばかりです

  [雑談] うーん これで以上です
  [雑談] 了解です 部屋を出ますか?
  [雑談] 出ますー そして何もなければ次の部屋向かいますー
  [雑談] はーい


部屋を出ようとして入口に向かったとき、突然、後ろから声が!

???:「誰なの? さっきからうろうろしてるのは」

  BGM:大地は共鳴する
    from アルトネリコ3(バンダイナムコ/ガスト, 2010)
    Composed by HIR


アレット:「なっ、誰だっ!?」 振り向きます
???:「おまえ、ニンゲン、でしょ? 気の抜けたような話し方をしないのは珍しい」


  [雑談] 今日は! ここまでです!
  [雑談] ワーッハ







  [見学用] なにーっ!?
  [雑談] わあああああ
  [雑談] おつかれさまでした! 次回日程はまた後日調整かけますね
  [雑談] 了解です こんなヒキ卑怯だよおおおおおうおおおお
  [雑談] やったぜ
  [雑談] 次回が楽しみで仕方ないというかこの子かわいいがすぎない?というか
  [雑談] この展開がやりたかった 立ち絵一枚とたった一言でいろいろ情報があるこの展開!
  [雑談] 見事にしてやられた!
  [雑談] 濃度の高さ
  [雑談] すこしずつ伏線張ってきたかいがあったものよ
  [雑談] 「これクラスタニア製じゃね?」と思ってはいたけどこういう展開になるとは
  [雑談] というわけでここからがある意味この階層の真のメインイベントです がんばって
  [雑談] がんばりゅううううう




  セッションD-1-9 2017/06/02




アレット:「君は……トーラさん?」 外見はそうだよなと思いつつ、初対面っぽい反応に首を傾げます
???:「そっちから先に名乗りなさい。もし名乗れる名前が残っているのならば」
アレット:「あ、ああ、わかったよ。初めまして……になるのかな? 僕はアレット・ヴィナーグルだ」
  
『そういうもの』なのかなと推理して、初対面であるものとして対応します
???:「そう」

アレットの知るトーラと比較すると身長が頭半分ほど小さく、雰囲気が若く見える“彼女”は答える。

トーラ:「確かに、私はトーラ。おまえがどこで名前を知ったのかは知らないけどね」
アレット:「ああ、やっぱりそうだったんだね」

アレット:(昔のトーラさん、ってことなのかな。今の彼女とは、随分と雰囲気が違うんだなぁ……) と推測しつつ
  「君はこの部屋の住人なのかい? もしよければ、この建物について尋ねたいことがあるんだけれど、良いかな」
トーラ:「尋ねたい? それはそうでしょうね。こうやってこんな所にまで侵入してくるくらいなんだから」
  
と皮肉を一つ入れてから 「好きにしなさい。ただしそれを答えるかどうかは私の自由」

  [見学用] PL知識を総合すれば、あれがこれでそうなっていることはもう明白だとは思うので……
  [見学用] このシーンはアレットさんにその一端を開示する役割もある 予定より少し早い先行開示だけど
  [見学用] ある程度は……と言いたいところだけど、たぶん理解できた部分はそう多くない

アレット:「ありがとう! まず僕たちは、この建物は町の中心にいきなり現れた、と認識している。
  だから調査の為に入って来ていたんだ。
  結果として、不法侵入みたいな真似になっちゃったのは、ごめん」 
経緯を話して、

アレット:「この建物は、5分前にいきなり形成された、って感じじゃない。
  前は別のところに有った、と僕は推理している。だから、ええと……」 
また違和感を覚えつつ
  
「トーラさんは、元は何処に有ったか知ってる?」
トーラ:「元はどこにあったか? なにを言っているの?
  最初からクラスタニアにあるに決まっているじゃない。当然、今でも」

アレット:(クラスタニア……ってのは、トーラさんの……)
アレット:「ええっと……窓の外の風景の変化は認識している? それとも、ここも『クラスタニア』なのかな」
トーラ:「窓の外? いつもと変わらないじゃない」

アレットさんも見てみますか?
アレット:見ます


窓から見える景色は、森の近くの小さな村とは全く違っている。
それはアレットの見たことのない風景。緑豊かな計画都市の中心地に近い一角……

  [雑談] こうきたかああああああ
  [雑談] つまりもう想像はついていると思いますが、一緒に調査していた人を呼ぶことももうできません
  [雑談] この場面を切り抜けるまでは
  [雑談] ぎゃー(次それ確かめようとしてた)
  [雑談] 切り替わったのは想い判定の辺りかなー


アレット:「………………」 唖然として
  「ということは……ここは、クラスタニアの学校なんだ。確かに、トーラさんの話と合致している……」 小声で
トーラ:「理解したようね。よろしい」 唖然としているその様子を見て
アレット:「移動したのは僕の方だったかぁ…… というか、となると、他にも人が居たりするかな……?」
  
その場合まずくない?という気づきの顔
トーラ:「当たり前じゃない。……本当に、どうやって入ってきたんだか。
  こんなところを勝手にニンゲンがうろついているなんて知られたら、
  良くて“再教育”、悪かったら“処分”でしょ。私の機嫌がいいことに感謝しなさい」


  [雑談] トーラちゃんかわいい(鳴き声)
  [雑談] ちょっとハーヴェさまっぽくなった気がする

アレット:「あはは、心遣い痛み入るよ……」 再教育だの処分だの、物騒な単語にちょっと引きつった笑みを浮かべつつ


アレット:「さて、このまま外に出ても、単にあの風景の中に出ることになりそうだな。無事外に出られるかも微妙だし。
  ……どうしよう。元の場所に戻りたいのだけど……」 
頭を抱えます。
トーラ:「元の場所? スレイヴってこと?」

  [見学用] スレイヴに戻りたい人はなかなかいないだろうなぁw
  [雑談] アレット、クラスタニアの避難民との交流もあるだろうし、「スレイヴ」が何かくらいは知っているかな……?
  [雑談] そこらへんは自由にどうぞ アレットさんのことですし
  [雑談] 了解ですー

アレット:「いいや、スレイヴじゃないんだ。
  まず、僕たちがこの学校に入った時は、クラスタニアじゃない場所から入ったはずなんだ。
  森の近くの小さな村から。戻りたいのはその村だよ」

トーラ:「? いまひとつ言っている意味がよく分からないけど……
  私からも聞きたい。あなた、どうも他のニンゲンとは雰囲気が違う。
  授業で出てきたサンプルのニンゲンなんて、言われたとき以外は一言もしゃべらなかった。
  ……あなた、もしかして、ニンゲンではないの?」


  [雑談] サンプルのニンゲンか…………授業で出してくるのか…………(こういうクラスタニアの話すき)
  [雑談] 細かいところはほぼ捏造でやっているけど……まあそれほど外していないという自信はある

アレット:(確か、かつてのクラスタニアでは、人間は『クレンジング』っていうのにかけられていたんだっけ……)
  ぼやっとした認識を想起しつつ

アレット:「いいや、僕は確かに人間だよ。ヒュムノスは分からないし、魔法も使えないし」
トーラ:「なんだ。おまえはやっぱりニンゲンなのね」 二人称が元に戻る

  [雑談] かわいい(二人称)

トーラ:「……せっかくしもべとしてニンゲンを貰えるなら、こういうふうに
  ちゃんと話し相手になれるようなのがいいんだけどなあ」


  [雑談] 反応に困るような話ばかりなのは認識している
  [雑談] えーっと、確認したいんですけど、今の所元の場所に戻る手段はない感じです?
  [雑談] ありません アレットさんにできることは「待つ」ことだけです
  [見学用] クラスタ以外の人間だと、まずなさそうな話である(逆パターンならシエールになきにしもあらず?)
  [見学用] えっこれLv1……?
  [見学用] はい
  [見学用] その反応、来るだろうと思ってたw
  [見学用] おかしいなぁ、Lv3以上ぐらいに見える……
  [見学用] ただこの内容は、ちょっと下のところを先行公開している節がある
  [見学用] 忍者ミシャ、魔法使いルカみたいに見える
  [見学用] その認識はある意味で合ってる

アレット:「しもべ、しもべかぁ……」 苦笑いして、
  「……そうだなぁ。しもべってわけにはいかないけど、友人として、僕を話し相手にしてみないかい?
  代わりに、暫くの間僕を匿ってくれれば助かるのだけど」


  [雑談] そうきたか!
  [雑談] 手段が見つからないなら 見つかるまで匿って貰えばいいじゃない あれを

トーラ:「まあいいけど。こんな面白そうなニンゲンをむざむざ処分させてしまうのは惜しいし」

  [雑談] トーラちゃんの満面の笑みかわいいすぎる
  [雑談] 100億リーフの笑顔
  [雑談] 年齢3桁のほうはこの笑顔は出ないから……よけいに

アレット:「良かった! それじゃあ、暫くの間よろしくね」
トーラ:「そう。じゃあまずは、ルームメイトがすぐに帰ってこないようにす……」

と、突然、トーラの姿が消失した。同時に、窓の外の都市の姿も、元の寒村に戻る。

  [雑談] なん……だと……?

アレット:「……え?」 ぽかん

アカネ:「……ト殿! アレット殿は!」 階段のほうから呼ぶ声が聞こえる
アレット:その声に我に返り、返答しながら階段の方へ向かいます
アレット:「おおーい! 僕は大丈夫だよー!!」
アカネ:「無事なようですね! では終わったら下の食堂へきてください!」 と呼びかける
アレット:「……ひとまず、終わったということでいいよな」 
  
見ていない部屋が2つくらい残っているけど、さっきのことを報告する方が先だと判断して食堂へ







  BGM:時の残滓



アカネ:「では報告を。2階にはなにもありませんでした」
カナメ:「3階もなにもなかったよ」
アレット:「僕からはひとつ。4階の、奥から三番目の部屋が……」 と、かくかくしかじか
  ・突然別の都市『クラスタニア』の同じ建物と思しき場所にテレポートしたこと
  ・そこで女の子と出会ったこと(トーラだったことは言わない)
  ・戻ってくる時も突然、何の予兆もなかったこと
  と、かいつまんで話します。


カナメ:「……怪奇現象?」
アスカ:「その女の子ってのが、ガルディニエが見た人影なのかもな」
アカネ:「クラスタニア…… その人物は、なにか言っていましたか?」
トーラ:「……」 無言のまま沈痛な表情
アレット:「この建物は、ずっと前からクラスタニアに有るものだ、って言ってたよ。
  あとは、重要度は下がるけど……僕のような人間は珍しいだとか、話し相手が欲しいだとか、そんな話をしたかな」

アカネ:「そうですか……何にせよ、もう一度見てみましょう。今度は私がその部屋に行きます」
アスカ:「俺も一緒に行く。外で待ってるヤツに報告してやらんとな」
アカネ:「では、他の方はここで待っていてください」

そう言って二人は4階に向かう。

カナメ:「……大丈夫なの? 具合悪いの?」
トーラ:「いえ……」
カナメ:「ちっとも大丈夫そうに見えないんだけど……そうだ。ちょっと水を汲んでくるね。少し落ち着こうよ」

と言って棚からコップを取り出し水道へ向かうカナメ。……蛇口から、水が出ている。

カナメ:「はい」 とトーラに水を差しだす
トーラ:「……」 水を飲む
アレット:「……あれ? 水道は通っていなかったはずじゃ……?」
カナメ:「……あれ? そういえば」
アレット:「一体どういうカラクリなんだろう……? うーん……」
カナメ:「お風呂場も同じかな」
アレット:「ちょっと見てこようか。アカネさんたちが戻ってきた時に、誰もいないとアレだから、
  代表1人か2人でってのが良いかな」

カナメ:「うん。……でも、あたしはトーラが心配だからここにいるね」
アレット:「オーケー、じゃあ僕が見てくる。トーラさんのことは任せた」
  というわけで、お風呂場の様子を見に行きます。

  [雑談] トーラさんを気遣うロールも入れたいけどなかなか入れる隙がない
  [雑談] カナメがガードしている感じにw







DP:550->500


再び浴場にやってきた。まず、「故障中」の掲示がなくなっていることに気付く。
また、こちらでも水は出るようになっている。


アレット:「……僕が『クラスタニア』に行ったのがキッカケ、なのかな。単純に過ぎるかな」
  
蛇口をひとつひとつ捻って確かめながら








食堂に戻ると、カナメが声を掛けてきた。

カナメ:「あ、戻ってきた。上に行ってた二人ももう戻ったよ。外に出たところで合流しようって」

トーラももう外に行っているようだ。

アレット:「わかった、連絡ありがとう」 では外に出る前に、ちょっとメニューを確認しますー

アレットはメニュー表を確認した。
後から書き足されたと思しき「チーズケーキ」の文字はそのまま残っている。

アレット:(こっちは変化なしか……)







  BGM:コロニー6~再興~



アカネ:「これで全員集まりましたね」 出てきたアレットを見て
アレット:「お待たせしました」 手を振りつつ駆け足で合流
ガルディニエ:「ふう……長かった」

アスカ:「まずは、こっちから報告かな。4階の奥から3番目だよな? ……特に異常はなかったぜ?」
アレット:「……僕が見た時は、人の生活してる痕跡も有ったりしたのだけど、それも?」
アカネ:「はい。念のため、撮影もしておきました」 とテレモで写真を見せる

写真を見る限りでは、他の部屋と同じく、ベッドなどの家具以外は何もありません

アスカ:「4階の部屋は全部見たけど、どれも異常なしだ」
アレット:「妙だな……僕の方に要因があるのかもだ」
アスカ:「じゃあ今度はアレットのほうだ。アレットが見た女の子が、ガルディニエが見た人影と同じかどうか確認したい」
ガルディニエ:「どんな感じだったか教えてほしい」
アレット:「わかった。僕が会った女の子は、まず長い青色の髪をしていて、背丈はこれくらいだったかな」
  
手で高さを示します
ガルディニエ:「青い髪……は確かにそうだったな。他には?」
アレット:「あとは、学生っぽい服を着ていて、目は藍色だったよ」
ガルディニエ:「学生っぽい服……は、そうかもしれない。目の色までは分からなかった」
アカネ:「かなり一致していると見てよさそうですね」
トーラ:「……」

アレット:「あと、こちらからの報告。何故か水道が使えるようになっていたんだ。
  食堂のもそうだし、入浴場のもちゃんと水が出たよ。『故障中』の掲示もいつの間にやら消えていたし」

アカネ:「水が出るように? もし本当にそうなら、至れり尽くせりなのですが……」
カナメ:「うん、あたしも見たから間違いないよ」
アカネ:「いずれまた調査が必要になりそうですね…… ただ、この建物を学校として使うのはよさそうです」
アレット:「うん。怪奇現象も、巻き込まれるのは今の所僕だけみたいだし」
カナメ:「やった!」
ガルディニエ:「……学校ができる前から七不思議の一つは確定だな、これは」
アスカ:「ほんと、いろんな意味で名を残しそうだな……」 アレットのほうを見ながら言う


アカネ:「では、今日はこれまでとしましょう。皆さん、ありがとうございます」
ガルディニエ:「おつかれさまでした。ああ、もう一人で待つのは勘弁したいな……」
アスカ:「俺は文句なく楽しかったから満足だ」
アレット:「お疲れ様でした。いやー、なんだか大冒険してきた気分だよ」
カナメ:「じゃあ、帰ろうか」
トーラ:「いえ、カナメは先に帰っていてください。私はアレットさんと話が」
カナメ:「わかった。じゃあ、またあとでね」

そうして、アレットとトーラを除く4人は、村のほうへと戻っていった。



トーラ:「……」
アレット:「それで、話題は何かな」 トーラに改めて向き直り
トーラ:「……」 長い間があって、

  BGM:夜の底にて
    from クロノ・トリガー(スクウェア, 1995)
    Composed by 光田康典


トーラ:「……正直に答えて下さいね。アレットさんが見た女の子って、『私』ですよね?」
アレット少し間があって、首肯し、
  
「ああ。随分と雰囲気は違ったけど、トーラさんを小さくしたような姿をしていたし、確かにトーラと名乗っていた」
トーラ:「……やっぱり」 大きくため息をひとつ

トーラ:「何か、変なことは、言っていませんでしたか? 失礼なこととか……」
アレット:「いいや? 文化の違いは感じたけれど、完全に不法侵入者だった
  僕の話を聞いてくれて、匿ってくれようともしたし」

トーラ:「文化の違い……を感じた、ですか」 もうちょっと問うてみる
アレット:「人間がレーヴァテイルをどう見るか、逆はどうか。その文化の違いを感じたよ」
トーラ:「……それで、いいのでしょうか? 私は、そうは思いません。少なくとも今は。
  でも、この建物を見たとき、ちょっと、懐かしくなってしまって……
  あのころの自分を思い出して……あのころ好きだったもの、嫌いだったもの、
  人間というものを始めて知った日、意識するようになったころ……
  だから、つい、私は……!」


  [雑談] というわけで今回のネタバラシでした
  [雑談] トーラさんがあの頃を思い出したから、クラスタニアと一時的に繋がったりした、ということなんですかね
  [雑談] そうです つまり小さなトーラは一時的にできた人格だったのです
  [雑談] なるほどなるほど

トーラ:「私はそれを隠そうとした。でも、隠そうとすればするほど、それを意識してしまい、抑えきれなかった……!」
アレット:「うん、うん。大丈夫だよ。
  僕はビックリしたけど、嬉しかった。トーラさんの新たな一面を知れたから」

トーラ:「アレットさん、あなたは、それでいいのですか!
  こうやってダイブをしている以上は、不愉快な思いをすることも多いと思います。
  でも、それでも、受け容れてくれると、言うのですか……」


  [雑談] H波のぶつけあいじゃー

アレット:「ああ。全部納得ずくだからこそ、僕はここに居るんだ」
トーラ:「……」 それきり無言になる ただ、少しずつ落ち着いてきているようだ
アレット:「……どうかな。気分は良くなってきた?」
トーラ:「はい。なんとか…… お見苦しいところをお見せしてすみません」
アレット:「構わないさ」 元気づけるように笑顔を見せる

トーラ:「……やっぱり、私には、まだわかりません。そして、知りたいのです。
  アレットさんの、レーヴァテイルというものに対する考え方を。だから……
  もう少し、私につき合っていただけますか?」

アレット:「もっちろん!」
トーラ:「ありがとうございます。では」

その言葉を合図に、世界は暗転した――








  BGM:Di-Ve


  cosmosphere.TORAI.Lv.1-R - a.e. converged world - recursive - Cleared.
  トーラのコスモスフィアレベル1-R<概収束世界:再帰>がアレットによって完了されました。


  トーラは経験点を5ポイント獲得しました。
  アレットは経験点を5ポイント獲得しました。








  [見学用] いいですねぇ……
  [雑談] それではこれにて、Lv1-R<概収束世界:再帰>は完了です おつかれさまでした!
  [雑談] おつかれさまでしたーーー楽しかったーー!!
  [雑談] 予告通り、このままLv2、仮称<異種族・共存・離心率> our.eccentric.coexistence に突入です
  [雑談] おおー(パチパチ)
  [見学用] 危ないワードが……
  [雑談] Lv2のテーマはもう提示した通りです そしてやはり難易度は上昇します
  [雑談] がんばる(ふるえ声)
  [雑談] ……終わってみれば今回は難易度4じゃなかったですね 当初計画では確かにそうだったんですが、
  [雑談] 小トーラ登場が決定して難易度6くらいになってた気が
  [雑談] 不思議ダナー
  [見学用] アレットくんなら、どんな難易度でもするっといきそう(なんとなく)
  [見学用] 難易度はあてにならない、覚えた
  [見学用] PCはいけてもその裏でPLがのたうちまわる
  [見学用] そ れ な
  [見学用] GMだってのたうちまわってるんですよ!!!!!
  [見学用] 私も、PCロール入れてる裏で、頭フル回転だったからね……
  [見学用] 参加者がみんなのたうちまわった結果美しい物語が出来上がるのだ
  [見学用] 普通のシナリオに比べてどこ行っても負荷が増えるから仕方ないね

  [雑談] この階層のテーマは、<概収束世界:再帰>の「再帰」の部分で、
  [雑談] 「作ろうとしたものが記憶の底から掘り返される」ということでした
  [雑談] ほほう
  [雑談] アレットさんは前のレベルで穴を埋める選択をしましたよね
  [雑談] でも、C組で出てきた回答を見れば分かるとおり、実は記憶はちゃんと残っていました
  [雑談] それが顔を出したというわけで、実はアレットさんの選択に対するトーラの無意識の反発が現れています
  [雑談] なるほど!
  [雑談] 前にもどこかで言った気がするけど、とても一筋縄ではいかない人です……
  [雑談] 人間は真と偽だけじゃないからね 仕方ないね
  [雑談] 100年生きた人なので頑固な所は当然あって
  [雑談] アレットさんの聖人君子な対応も信じられない所がどこかにあって、
  [雑談] 次はそこをつついていきたい
  [雑談] わはは
  [雑談] いいぞ





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