青の地平のトーラ プレイログ D組:CSLv.1-R 前半

最終更新:

twnd

- view
管理者のみ編集可


レベル1-R導入<<前    次>>レベル1-R後半
挿話




    文字色説明

    GM : トーラ  PC発言 行動説明、PL発言など  ナレーション、状況説明  雑談、システム文など
    PL : アレット PC発言 行動説明、PL発言など
    見学者 ただし、B組沙紗のPL




  セッションD-1-7 2017/05/24




二人は街に移動し、ダイブ屋にやってきた。
この一角はそれほど人通りはない。トーラは周囲の様子を一通り見まわしてから店に入った。

  BGM:起動
    from アルトネリコ2(バンプレスト/ガスト, 2007)
    Composed by 中河健



必要な手続きを手早く済ませ、準備に入る。


トーラ:「それでは、よろしくお願いしますね。
  ……今度は、それほど変な話にならないように気を付けますので」

アレット:「うん、よろしく。お互いにとって良い時間になるよう、僕も努力するよ」
トーラ:「ありがとうございます」 と言ってダイブポッドのほうに向かいます
アレット:アレットも少し緊張した面持ちをしつつ、ポッドの方に向かいますね。



トーラ:(今回は、終わったあとガルディニエに会うようなことはなさそうですね。
  前のときは余計なことを考えてしまいましたし……今日は集中して……)








  BGM:Di-Ve
    from ロビン・ロイドの冒険(ガスト, 2000)
    Composed by 土屋暁


ダイブポイントの初期値は1000です。
では、これからダイブを開始します。






  <Diver>
  Vital Signs: Normal
  Consciousness: Hypnotized

  <Revatail>
  Install Point Scanning: Completed
  Consciousness: Tranquilized

  DHW Connection Established.
  Determining Dive Level. . . Done

  Initial G.W.C.: 002500Hmag/s
  Start Frequency: 000034770Hz (Lv. 1)

  Extracting Cosmosphere. . . OK

  The dive got start successfully. Good luck!







  BGM:ヴァルシャー(雨季)
    from メールプラーナ(ガスト, 1996)
    Composed by 山西利治



丈の低い草がざわめき、埃っぽい乾いた風が石組みの隙間を通り抜けていく。
巨石の陰の吹き溜まりにわずかな量の砂塵が足され、辺りに静寂が戻る。


再び訪れたコスモスフィアの世界は、前回とは大きく異なっていた。


すでにあの大穴の姿はない。どちらを向いても青黒い虚空しか見えなかったストーンヘンジの周囲には、
白くぼやけた空の光に照らされた、まだ植生の乏しい大地がどこまでも広がっている。
荒涼とした風景ではあるものの、前のダイブの世界と比べれば特段異常があるようには見えない。


「何も無い」と一言で表現されてしまう点では、依然として変わっていないと言えなくもないが――






  cosmosphere.TORAI.Lv.1-R
  a.e. converged world - recursive <概収束世界:再帰>






アレット:「っと、と……随分変わったなぁ、本当に」
  
くるくる一通り辺りを見回して、ストーンヘンジ周辺から何か見えるものが無いか探します。

【感知】どうぞ、結果は出目によって変動します
  5+2D 感知
  DiceBot : (5+2D6) → 5+11[6,5] → 16


  [雑談] 高い!
  [雑談] だいぶ調子が良い出目
  [雑談] こりゃ三段階の情報全部出たな
  [雑談] 全部抜いた!

・遠くに森があることに気が付きます
・森のところで何かが光った気がしました
・遥か上空に小さな浮島があることに気が付きます


アレット今日のアレットくんの感覚は冴え渡っている!
  
「あっちに森と……あの浮島はなんだろう」 とまず感想

  [雑談] 浮島は今はどうにもならないやつですかね
  [雑談] そうですね 飛べるものがないと
  [雑談] 了解です

アレット:(あれは……調べてみたいけど、移動手段が無いとどうしようもないかな。先に森の方を調べてみよう)
  というわけで、森の方向かうアクション取りたいです!




ストーンヘンジを離れようとすると、遠くから「おーい」と呼びかける声が聞こえた。

アレット:びっくりしつつ振り向きます


カルム:「やっぱりいた! 最近はよく人が来るなー」


  BGM:凩 その二
    from 大正もののけ異聞録(ガスト, 2003)
    Composed by 阿知波大輔


  [雑談] おっとぉ?
  [雑談] 「おっと?」と思ってもらえて嬉しい

カルム:「僕はカルム。心の護だよ。お兄さんは?」
アレット:「あ……ぼ、僕はアレットっていうけど……あれ?」
  
トーラさんの心の護ってこんな子だったっけ……?って疑問符浮かべてる
カルム:「アレットさんね、よし覚えた。 ……あれ? なにか変だった?」
アレット:「いや、君自体が変ってわけじゃないんだけど……心の護って、二人以上居ることもあるのかな?」
カルム:「そんなことはないと思う……たぶん、だけど」
アレット:「そうなんだ……ううーん。この前僕がトーラさんにダイブした時は、アスカって子がガイドしてくれたんだ。
  カルムさんは、その子のこと知らないかな?」

カルム:「アスカ? 心の護が? ごめん、よくわからないや」

アレット:この場でこれ以上問答してもどうしようもないかな、と切り上げて、心に一抹の疑問を残しつつ。
  「初対面からいろいろ質問ぶっ放しちゃったね、ごめん。
  ええと、じゃあこの世界はカルムさんが案内してくれる、で良いのかな」

カルム:「もちろんだよ」
アレット:「ありがとう!」
カルム:「まずはどこに行こうか?」
アレットまず森の方を指差して、 「最初にあっちに行こうかな、って思ってたんだけど……」
  
上空を指差し 「あのうっすら見える浮島まで行けそうな手段、って有るのかな?」
カルム:「上のほうは……無理そうかな。僕もあそこまでは飛べないし。
  村のほうに行くのはいいんじゃないかな。たぶんトーラもそこにいるから」 人間よりも小さな手で方向を示して


  [雑談] 森=村?
  [雑談] いえす わざと外した答え方になってるけど
  [雑談] 了解です

アレット:「そうかー……それじゃあ、今は行けるところに向かうしかないか。
  って、村? あの森の近くには村が有るのかい?」

カルム:「うん。最近できた小さな村があるんだ」
アレット:「そうだったんだね。じゃあ、早速向かってみよう」
カルム:「じゃあ、出発だね」

  ポインタ[ストーンヘンジ][凪の大平原][荒野の碑][名前のない村]が追加されました。







  [名前のない村]に移動します。ダイブポイントを50ポイント消費します。
  DP:1000->950



道なき道を進むにつれ、荒れ地はやがて草原に変わり、
集落の姿がはっきりと見えるようになってきたころには、周囲には畑が広がるようになった。


  BGM:コロニー6~再興~
    from ゼノブレイド(任天堂/モノリスソフト, 2010)
    Composed by 清田愛未




村はまだごく小さなものだ。通り沿いの広場の周りに小さな商店や宿屋兼酒場が立地し、
その奥には、まだ新しいが簡素な造りの住宅が、碁盤目の砂利道の区画に並んでいる。



  [雑談] (邪推しながら進むPL)

アレット:「ここは……」 興味津々って感じの顔で辺りを見回します。畑はどんな感じですか?
野菜がメインのようですね 小麦はぱっと見では見当たりません

  [雑談] そっかーーーーーーーー

アレット:思案顔になりながら、村の様子を眺めます。人とかも居る感じですかね?
広場には少しだけ人がいるみたいですね

カルム:「あれ? なにか変わったものでもあった?」 畑を見ていたのに対して
アレット:「いいや、変わってたわけじゃないんだ。小麦畑は有るのかなーって思っただけなんだ」
カルム:「小麦畑? どうして?」
アレット:「職業病みたいなものかな。僕、現実世界では小麦をメインに育ててる農家なんだよね」
カルム:「なるほどね。それじゃ気になるわけだ」



と、そこに、広場の向こうの道から見覚えのある人が近づいて来る。カルムがいち早く察して、

カルム:「あ、トーラが来たみたい。僕はちょっと隠れてるね」

そう言って、カルムは姿を消してしまった。

アレット:「おっと、了解」 頷いて、トーラの姿を探し出して手を振ってみます

相手も気づいたようです こちらに向かってきます

トーラ:「アレットさんじゃないですか、ちょうど良かった」
アレット:「やあ、こんにちは! ちょうどよかった、とは?」
トーラ:「はい。アレットさんがいた方がいいことがちょっとありまして。さっそくですが、ひとつ手伝ってもらえますか?」
アレット:「もっちろん。何をすれば良いんだい?」
トーラ:「来てくださればすぐ分かります」 と言って、酒場のほうに促します
アレット:それじゃあ、促されるままに酒場へ向かいますよ








トーラに連れられ、酒場の一軒に入った。
テーブルと椅子を並べて作った即席の会議場に人が集まり、これから何かを話し合うようだ。
周囲には、見知った顔もあれば、そうでない者もいる。



ガルディニエ:「……」
アスカ:「……」
カナメ:「遅かったね。でも、まだ村長は来てないから大丈夫だよ」
トーラ:「あっ、カナメ。間に合ったみたいですね、よかった」
アレット:(これは一体どういうことだろう、という顔)

  [雑談] ガルディニエくん! ガルディニエくんじゃないか! アスカちゃんまで!
  [雑談] このシーンはNPC多いです
  [雑談] 一気に画面が賑やかになった



まもなく、“村長”が到着したようだ。


会場に入ってきたのは、隙のない所作の凛とした女性だ。
自分で切っているのだろうか、灰青色の直毛の毛先のあちこちに段差がついているのが目につく。



  BGM:雄偉の将
    from 信長の野望 覇王伝(光栄, 1992)
    Composed by 菅野よう子


アカネ:「皆揃っているようですね。では会議を始めます」



  [雑談] わーーーーーアカネちゃんさん!!!!
  [見学用] アカネ将軍だ!!
  [雑談] 最終版ではこのようなデザインになりました
  [雑談] すごい、原作を「この素材の画風」に落とし込んだ感じで、すごい

トーラ:「彼女がアカネ村長です」 とアレットに小声で伝える
アレット:「あの人が村長さんなんだ……」 ひそひそ首肯

アカネ:「議題は以前と同じく、『村の新しい区画の中心に何を作るか』です。
  前回は最後まで話がまとまらないままでしたが、今度こそ決めましょう。
  これ以上先延ばしにするのは、時間の無駄です」


トーラが手を挙げて、アカネが発言を許可する。

トーラ:「それなのですが、アレットさんにも案を出していただくのはどうでしょうか?
  ここに村を作ることを提案した方なので」


  [雑談] なん……だと……?
  [雑談] (様式美)

アカネ:「そうですね、まずは話を聞いてみましょう。アレット殿、どうでしょうか?」

  [雑談] ここからがこの階層のメインになります
  [雑談] Lv1で穴を埋めた時、アレットさんはほんとうは村を作ろうとしていた
  [雑談] なので「どういう村を作ろうか」という感じのフォローアップです
  [雑談] もちろん現状では右も左もわからないと思いますので、いろいろと質問することもできますよ
  [雑談] 各種の条件とか、今までの話の流れとか
  [雑談] ほむほむ 了解ですー


アレット:「僕、ですか?」 虚をつかれた顔をしつつも
  「あー、ええと……前回の会議には参加していなかったんだけど、どんな話が出ていたんでしょう」
アカネ:「なるほど、それもそうですね。話を急ぎ過ぎました」

アカネ:「まず、この村はいま、半分だけが開発された状態なのです。
  中心の道の片側だけ開発して、残り半分はまだ、という形で。
  それで、このたび残りの半分も開発を始めることになったのですが、
  そのときに、新しい区画の中心にどのような施設を作るか、ということを代表者が集まって話し合ってきたのです」

トーラ:「ですが、なかなか決まらなくて」
アレット:「なるほど……流れは把握しました。参考までに聞きたいんですけど、前回の時はどんな意見が?」
アカネ:「わかりました。では説明しましょう」


アカネ:「まずは私から。私は市場を作ろうかと思っています。……個人的には、ですよ?
  町の基本は産業です。仕事のない場所に人は来ません。
  だから、産業振興となる施設を作ろうというのが私の意見です。
  まずはこの村の基盤をきちんと整備して自活できるようにすること。他のことは、それからでもいいのでは」


アカネ:「あるいは、交通関係の施設でも良いと思うのですが。インフラは大事です」

アカネ:「他の意見についても、それぞれお願いします」 と言って会議の参加者に話を振ります


ガルディニエ:「では次は僕から。僕は、なにかランドマークを建てたいと思います。
  現状では、ここはどこにでもある小さな村に過ぎません。……名前もまだないくらいですし。
  この場所が、住む人から愛される土地、他のどこでもない掛け替えのない土地になるためには、
  心の拠り所になるもの、誇りになるものが必要だと思います。
  だから、時計塔など、遠くからでもよく見える目立つものを」


ガルディニエ:「文化によっては寺院や教会でもいいのかもしれないけど……この村には不向きかな、とは思う」


カナメ:「あたしは……学校がいいかな。今だけでなく未来のことも考えるなら、やっぱり必要なものだと思うから。
  それに……子どもたちに限らず、弱い立場の人でも安心して暮らしていける場所って、
  普通の人にとっても住みやすい場所になると思うんだ」


カナメ:「似たような理由で、病院でもいいかも。こっちのほうが大変そうだけど」


アスカ:「最後は俺だな。俺の意見は、せっかく村の中心に広い場所があるんだから、
  できるだけそのまま残しておいたほうがいいんじゃないか?ってことだ。
  イベントにも使えるし、ゆとりを残しておけば何かの役に立つかもしれない。
  土地利用の形式としては、まあ、公園を作ろうってことになるかもしれないが」


アスカ:「あまり金がかからないのもいい所ではあるな」


アカネ:「前回の会議の終わりまで残っていた候補は以上ですね」
アレット:「ありがとうございます、把握しました」

  [雑談] なやむなー
  [雑談] NPCを一気に増やしたのはここから議論するためでもある
  [雑談] どの選択にしてもツッコミが入ってきますので もちろん、アレットさんの独自の意見の場合も含めて
  [雑談] ちょっと考えまとめます
  [雑談] というわけで選択肢は大きく5つですね 紹介した4つと、そのどれでもないやり方
  [雑談] もちろん、もっと質問をして状況を固めてもいいですよ
  [雑談] 村の衣食住は足りてるってわかってても良いですか?
  [雑談] はい 貧乏ですが暮らせないほどではないです ミント区よりはマシだと思ってください
  [雑談] はーい



こめかみを掻きつつ、アレットはしばし考え、自分の意見を固めました。

アレット:「僕は、寺子屋──カナメさんが言ったように、学校を建てるのが良いんじゃないかな、と思います。
  ものを数えるのにも、鍬を振るのにも、教養が有った方が有利になりますから」

アカネ:「なるほど」
カナメ:「賛同してくれた! やった!」
トーラ:「アレットさんはそう考えるのですね」
アレット:「うん、勉強っていうと息苦しいイメージがあるけれど、知識があるとそれだけ選択肢も増えると思うんです。
  皆、いつまでも居られるわけではありませんから」

アカネ:「『いつまでも居られるわけではない』ですか?」 眉の端をちょっと上げて問います

  [雑談] ちょっと気になったのでこっちを先に聞く

アレット:「はい、ちょっと暗い話になりますけど、大抵の場合、大人は子供より先に亡くなってしまいます。
  今の子供たちが、今居る大人たちと同等のことを出来るようにするためにも、教育は重要だと思うんです」


  [雑談] お ちょっとこの話は大きいな 今影響するわけじゃないけど
  [雑談] とある村開拓ゲーで、初期メンバーは教育済みなので何やるにしても効率が良いんだけど、
  [雑談] そいつらがいなくなる前に学校建てないと子供たちが教育受けられずジリ貧になるってやつが根底にあります

ガルディニエ:「世代を超えて受け継ぐために……か」
アカネ:「そういう話でしたか。失礼」
アスカ:「まあ俺も、学校が好ましいものであることに異を唱える気はない。
  ただ……これは前回も同じ話になったんだが、学校はけっこう運営に金がかかるぞ?
  建てるのはともかく、その先のランニングコストが」

アカネ:「財政的には厳しいのは確かですね。ただ、アレット殿は『寺子屋』と言いました。
  簡易なものであればそれだけ支出は抑えられるでしょう」

カナメ:「『学校』じゃなくて『寺子屋』と言ったのは、そういう意味だったの?」

  [雑談] というわけで『寺子屋』の話 メタ・ファルスだもんね、出身

アレット:「はい。僕にとって馴染みの有るものだから、咄嗟に出たってのもありますけど。
  予算が厳しいのであれば、簡単な読み書きや計算方法を教えるだけでも。きっと未来につながると思います」

アカネ:「幸いにして、トールスブルクからはそう遠く離れてはいません。高等教育を受ける機会はそちらでもあります。
  ……私が『交通機関でもいい』といったのは、この意味でもあったのですが」


  [雑談] 電車引くようなイメージなんだろうか(アカネさんの発言)
  [雑談] イメージ的には飛空艇のバスですね

カナメ:「でも地元で勉強できるならそのほうがいいでしょ。特に、小さな子どもだったらなおさらだよ」
ガルディニエ:「そうだな。小さな子が遠くまで出歩くのは好ましくない」

トーラ:「『馴染みのある』って、アレットさんもその寺子屋に通っていたのですか?」
アレット:「うん、やっぱり小さな所だったけれどね」
アカネ:「そこではどんなことを教えていたのですか? 参考までに」
アレット:「確か……読み書きだとか、算術だとか。あとは日付の数え方や、農業の基礎知識も学んだりしましたね」

  [雑談] メタ・ファルス暦の読み方は正直めっちゃ難しそう
  [雑談] わかる
  [見学用] メタ・ファルスの暦は分かってない人←
  [見学用] 普通の暦はいいけど、双月輪が難物
  [見学用] 正直メタ・ファルス暦を使用出来るって時点でメタファルス人みんな数学強すぎね?って気持ちになる
  [見学用] 名前を付けるときに占い師とかに相談する人いるけど、あれみたいに専門の人に
  [見学用] 暦を調べてもらっていたりして 誕生日のやつは

アカネ:「農業も、ですか。どちらかというと実学重視なのですね」
アレット:「はい。中でも頭の良い子や腕っ節の強い子なんかは、都会に行って大きな学校に通ったりもしてました」
トーラ:「アレットさんは、都会の学校には行ったのですか?」
アレット首を横に振り、たははと笑いつつ 「いいや。残念ながら」
トーラ:「そうですか…… すみません、余計なことを聞いてしまったかも」

アカネ:「教える内容がそのくらいなら、教師を雇うのではなくボランティアでも……
  いえ、それだと無責任ですね、やはり」

アレット:「うん、子供たちを預かる以上、責任はハッキリさせておいた方が良いと思う」
アカネ:「そうすると……」 頭の中で運営費を計算している

アスカ:「まあ、お金の話はそこまで問題ではないだろう。投資と思えば安いもんだ。
  ただ、町の中心に作る必要性はどうだ? この会議は『学校を作るかどうか』を決める場じゃない。
  あくまで、『町の中心に何を作るか』だ。前回もこれで話が詰まった」

ガルディニエ:「別に町の外れでもいい、と言われれば、確かにそうですからね……」
カナメ:「うーん」
アレット:「そうだなぁ……」 また思案顔







  [雑談] ううーーーーん
  [雑談] これが反対派からの最大の質問です がんばって
  [雑談] 中心ってなると市場や交通手段って気持ちにもなるよなぁ(無責任なPL)(ちゃんと考えてますのでご安心を)
  [雑談] 議題になってる土地はどれくらいの広さでしょうか?
  [雑談] 現状で、100m四方より一回り小さいくらいです ただ、周りにまだ何も建っていないので、面積には融通が利きます
  [雑談] 了解です
  [雑談] もう一つの質問は、簡単に言えば、公立にするか私立にするか、です

  [雑談] 今回NPC大集合って感じですごくたのしかった
  [雑談] こちらもアカネとカナメを登場させられてよかった
  [雑談] 両方とも登場機会がここだけでは終わらないので
  [雑談] 心の護のナゾ
  [雑談] 心の護交代の理由はまだ先ですね、明かされるのは
  [雑談] うおお 先も楽しみ……
  [雑談] とりあえず学校(寺子屋)のつもりで先を用意します(選択次第で話が変わるので書いていなかった)
  [雑談] はーい




  セッションD-1-8 2017/05/29




暫しの思案の後、アレットは顔を上げます。

アレット:「町の中心に学校を建てるメリットとして挙げられるのは、まず交通の便の良さ。
  他のものでも同じかもだけど、学校に集まるのは子供たちだ。
  子供の足を考えれば、通いやすいことに過ぎたことは無いと思います。
  あとは、意義として。町の中心に学校があることは、この町が未来に繋がるものである事を
  思い出させてくれるのではないかな、と思います。
  もし予算が捻出出来るのなら、建物を立派なものにして……
  ガルディニエくんが言ってたような、ランドマークの役割も担えるかもしれません」


カナメ:表情がぱあっと明るくなります
ガルディニエ:「そういう手もあるか」
アスカ:「……なるほどな。一理ある」

  [雑談] よがっだあああ一理あったあああああ(安堵の叫び)

アカネ:「建物を立派に……」 考えを修正中
トーラ:(そういえば、確かに……)
アカネ:「みなさんはどう思われますか? 今の提案は」
カナメ:「あたしは最初っから賛成だよ」
ガルディニエ:「僕としては、納得できます。ランドマークにならなかったとしても。
  長い時間にわたって受け継がれれば、愛される場所になることは変わりないでしょうし」

トーラ:「私も賛成です」
アスカ:「……俺としては不満はないでもないが、まあ、これだけ賛成がいればいいんじゃないか?」

  [雑談] NPCがしゃべりっぱなしでお待たせしています
  [雑談] 大丈夫です、眺めるのも楽しいので!

アカネ:「そうすると……やはり、お金の問題が残りそうですね。工夫すればなんとかなるとは思いますが……
  そうだ、アレット殿は、授業料のようなお金を要求するのは良いか悪いか、どう考えますか?
  この村に学校を作るにあたって」

アレット:「授業料、となると……」 ちょっと思索顔
アレット:(僕が世話になった所では、確か月謝制だったっけ……
  これをそのまま反映すると、『是』ってことになるんだろうけれど……)

アレット:「……可能であるならば、授業料は無しが良いと考えます。敷居は低い方が、通える子供も多くなるでしょうし」
カナメ:「うん、あたしもそう思う。この村はまだそんなに裕福じゃないし」
アカネ:「わかりました。あと他に何か意見のある者は?」

無言。数呼吸の間を置いて、

アカネ:「……それでは、この会議での結論を出すため、決を取りましょう。
  新しい区画の中心に学校を作ることについて、賛成か反対かを答えてください」


カナメ:「賛成!」
ガルディニエ:「賛成」
アレット:「もちろん、賛成!」
トーラ:「賛成です」
アスカ:「……俺は棄権ってことにしといてくれ。一応、な」
アカネ:「私自身も賛成です」

  [雑談] 最終的には多数決で決めるので、トーラが必ず味方になるのと併せて
  [雑談] 割と雑な議論でも押し切れるのですが……賛成5棄権1まで持っていった
  [雑談] 頑張って考えた甲斐あった……

アカネ:「では、学校を作るということで決定です。後日改めて、村民の皆に伝えます。
  多少時間はかかりましたが、無事に決まって良かったと思います。
  それでは、これで散会としましょう。おつかれさまでした」

ガルディニエ:「おつかれさまでした」
アカネ:「さて、もう少し計画を詰めなければ」
カナメ:「あたしも先に帰ってるね」
アスカ:「俺も戻るか」



ぞろぞろと人が出て行き、即席の会議場には二人だけが残される。

  BGM:コロニー6~再興~

トーラ:「おつかれさまでした。やっぱりアレットさんを連れてきてよかった」
アレット:「おつかれさま。アハハ、力になれたのなら幸いだよ」
トーラ:「学校か……懐かしいなあ」
アレット:「ふむ……トーラさんの所の学校って、どんな感じだったのかな?」
トーラ:「なにぶん、もう100年も前の話ですからね…… 今とはかなり違っているとは思いますし。
  …… …… どうだったかな」 
思い出に耽るような感じ
アレット:(100年前……) 異種族だなーと実感しつつ (懐かしむってことは、悪くない所だったのかなぁ) と考えたり
トーラ:「私たちは造られた生命ですからね。クラスタニアではその数も厳密に決まっていました。
  人間でいうと6歳くらいの身体と知能で生まれて、すぐ学校に入って……
  生まれたばかりだと生活力もなにもないので、学校は全寮制でした」

アレット:「へぇー……やっぱ、全く異文化なんだね。僕からすると、興味深いけど大変そうだなって思うよ」
トーラ:「そうですね、大変なことはいろいろと……」

と、そこに、扉を開けて入ってくる者が一人。カナメだ。

カナメ:「あ、いたいた。トーラ、外で何か起きてるみたい」
トーラ:「? カナメ、一体なにがあったのですか?」
カナメ:「それがよく分からないからみんな集まってるんじゃない。ほら、二人とも来てよ」
アレット:「どうしたんだろう……? わかった、一緒に行こう」







外に出ると、広場から道を隔てた反対側で、先ほどの会議の出席者たちが集まっているのが見える。
その向こうには、大きな建物がある。ここに来たときには、そんなものの姿はなかったはずだが……


トーラ:「あれは……」

  BGM:時の残滓
    from シグマ ハーモニクス(スクウェア・エニックス, 2008)
    Composed by 浜渦正志




カナメに連れられ近づいてみると、謎の建造物はかなり古びた様子なのが分かる。
少し距離を開けた場所で話している面々は、一様に困惑したような顔をしている。



トーラ:「この建物は……?」
アカネ:「分かりません。何の前触れもなく突然現れたのです」
アレット:「突然……」 あっけにとられている
アスカ:「しかも、窓から人影が見えたとか言ってる奴もいる。気のせいだろうと思うが」
ガルディニエ:「だから、間違いなく見たって!」
アレット:「むぅ……人影はどの辺に居たんだい?」
ガルディニエ:「あそこの窓の中に……」 指で示す
アスカ:「そう言われて見たけど、誰もいなかったぞ?」
ガルディニエ:「だから、すぐ隠れたんだって!」

アレット:「……調べてみた方が良いのかな」
アカネ:「はい、中に入って調べてみる必要がありそうですね。
  私は行きますが、誰か私についてくる人は?」

カナメ:「あたしも行くよ。もしかしたらこの建物、学校として使えるかもしれないし、見てみないと」
アスカ:「俺も。こんな面白そうなことはめったにないだろ」
ガルディニエ:「僕は……ここを外から監視しておく」
アスカ:「ん? 怖いのか?」
ガルディニエ:「違う!」
トーラ:「私は…… どうしよう」
アカネ:「アレット殿はどうされますか?」

>中に入る(200DP消費) >外で待つ(300DP消費)

  [雑談] 昨日シナリオ書いてたら分岐が生えた
  [雑談] 建物も生えたし分岐くらい生える生える

アレット:「僕も同行します。何が起きたのか気になりますし……」 >中に入る で!

  DP:950->750

トーラ:「決めました。私も行ってみます」
アスカ:「じゃあお前は一人で留守番だな」
ガルディニエ:「えっ」
アカネ:「外のことは頼みます」
ガルディニエ:「あ、あっ、はい」
アレット:「なるだけすぐに戻ってくるよ」 と、(無駄に)良い笑顔で元気付けます
アカネ:「それでは、行きましょう」
ガルディニエ:「……」

  [雑談] ガルディニエェ……









レベル1-R導入<<前    次>>レベル1-R後半
挿話




記事メニュー
ウィキ募集バナー