青の地平のトーラ プレイログ B組:CSLv.1 後半
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文字色説明
GM: トーラ PC発言 行動説明、PL発言など ナレーション、状況説明 雑談、システム文など
SGM: カルム PC発言 行動説明、PL発言など
PL : 沙紗 PC発言 行動説明、PL発言など
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セッションB-1-3 2016/02/21
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[凪の大平原]に移動します。ダイブポイント消費はありません。
BGM: ヘーマンタ(冬)
from メールプラーナ(ガスト, 1996)
Composed by 山西利治

トーラから「何か楽しいものを作って欲しい」という難題を振られ、
沙紗は再び荒野にやってきた。
カルム:「沙紗さん、戻ってきたんだね。何か進展はあった?」
沙紗:「ええ。やっとトーラさんに会えたわ」
カルム:「トーラに会えたんだ、それは良かった」
沙紗:「ただ、そこで難題を頼まれてね。今も考えてるの」
カルム:「難題?」
沙紗:「ええ。トーラさんにとって、楽しいものをこの世界に作って欲しいって頼まれたの。
でも、まだトーラさんのこと、あまり知らないし、何を作ったら良いか……」
カルム:「作りたいものが決まっていないってことだね」
沙紗:「ええ」
[雑談] あれ? 鍛冶屋作るんじゃなかったっけ?
[雑談] そうですね。ただまだ迷ってる感じを出したかったので
カルム:「トーラが楽しいものを作って欲しいって言うなら、沙紗さんが思う、楽しいものを思い描いてみれば良いんじゃないかな?」
沙紗:「あたしが思うもの……」
カルム:「少なくとも自分の感覚で楽しいと思えないと、トーラが楽しいと感じないからね」
沙紗:「……」
沙紗は記憶をたどりながら思案する。やがて、
沙紗:「やっぱり、これしかないかな」
カルム:「決まったようだね」
沙紗:「ええ。あたしのお店を、ここに作ろうと思う。
本当はトーラさんと話した時に考えていたのだけれど、本当にそれでいいのか迷っていたの」
沙紗:「あたしは今の仕事がすごく楽しいし、トーラさんが来た時も、あたしの仕事を興味深く見てくれていたわ」
沙紗:「だからね、その時の思い出をここに残したい!」
カルム:「トーラが興味を持ったってことだね。
お店自体が楽しいかは僕には分らない、でも、そこにある“物”や“記憶”が良いと感じるなら作るべきだと思うよ」
沙紗:「ありがとう、カルム。あたし、頑張るよ」
カルム:「作る物が決まったのなら、さっそく取り掛からないと!」
沙紗:「そうね。まずは材料を探すことからだね」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
では、このイベントの説明をします。
ダイバーの方には、次の3つのことをしてもらいます。
1つめ、何を作るか決めます。
2つめ、必要な素材を集めます。
3つめ、目的のものを作成します。
1についての説明は、もう決まっているので省略します。
2つめ、素材を集めます。素材は、ソーシャルゲームのガチャの要領で集めます。
つまり、ダイブポイントを支払ってダイスロールを行い、その結果によって
得られる素材の種類とレアリティが決まります。
より具体的なやり方は、その時にまた説明します。
3つめ、ものの作成です。基本的には【想い】でロールして成功判定をします。
作るのが難しそうなものほど難易度が上がりますが、ダイプポイントを支払うことによって
成功率を上げることもできます。
作成するもの: 沙紗の鍛冶屋
必要な材料: 火N 火R 火SR 水N 木N 金N 金R 土N
難易度: 24
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
では次に、素材を集めます。
やりかたは、まずダイブポイントを40ポイント払い、2B6で1回ロールします。
この出目によって、得られる素材の種類とレアリティが決まります。
これを繰り返して、必要な素材を全部集めます。
1つめの出目は、素材の属性を表します。
属性は 火 水 木 金 土 の5種類あり、これが1~5に対応します。
また、6が出た場合は、好きな属性を選ぶことが出来ます。
2つめの出目は、レアリティを表します。
1~3はノーマル(N)、4~5はレア(R)、6がスーパーレア(SR)です。
レアはノーマルの代わりに使うことができます。同じように、スーパーレアは
ノーマルやレアの代わりに使うことができます。
属性の出やすさは、どこで採取するかによります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
カルム:「材料を探すなら、この辺りが良いんじゃないかな?」
カルム:「材料は、[凪の大平原]と、[オアシス]と、[鉄床の丘]の3か所で取れると思うよ。
[凪の大平原]はどの属性も採れるはず。
[オアシス]と[鉄床の丘]は、採りやすい属性と全く採れない属性があるから注意してね。
勿論、採取地の移動にはダイブポイントを支払う必要があるよ」
ポインタ[オアシス][鉄床の丘]が開放されました。
カルム:「あとは沙紗さんの強い“想い”が大切だから、頑張ってね」
沙紗:「ええ。ありがとう」
沙紗:「さて、まずはどこに行こうかな?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[オアシス]に移動しました。
DP: 1230
BGM: 第20番「麗流」
from エリーのアトリエ(ガスト, 1998)
Composed by 土屋暁

沙紗:「さて、早速始めますかー」
2B6
DiceBot : (2B6) → 1,5
DP: 1190 水R // 残り: 火N 火R 火SR 木N 金N 金R 土N
カルム:「水が手に入ったね。その調子だよ」
沙紗:「よし、もう一度」
2B6
DiceBot : (2B6) → 2,6
DP: 1150 水SR
沙紗:「ここでは、あと木が欲しいわね……」
2B6
DiceBot : (2B6) → 6,1
DP: 1110 どの属性にするか選べます どれにしますか?
「木」にします
木N // 残り: 火N 火R 火SR 金N 金R 土N
カルム:「これは、万能な素材……? 凄いものを引いたね」
カルム:「エーテル変化? 選択したのは木だね。素材は木材になったよ」
沙紗:「あたしね、採取は慣れてるの。もちろん引きの良さは必要だし、現実のものとは違うかもしれないけど……」
カルム:「だから手際がいいんだね」
沙紗:「よし。これで、ここで取れるものは終わりかな。次はどこに行こうかしら……」
[雑談] 選択をミスったかなーとちょっとだけ後悔
[雑談] まあ大丈夫だと思います 鬼門はどう考えてもSRなので
[雑談] まぁSR出るまでの間になんとかなるかな?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[鉄床の丘]に移動しました。
DP: 1060
BGM: 龍の宝石箱
from エリーのアトリエ(ガスト, 1998)
Composed by 土屋暁

沙紗:「おおっ!? いかにも良いものがありそうな予感……」
沙紗:「っとと、ここは現実世界じゃないんだった。こんな場所、現実のほうにもないかなぁ……」
カルム:「見た目に反して何が取れるか分らないからね」
沙紗:「そうだよね……。さ、気を取り直して行ってみよー」
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,4
DP: 1020 金R // 残り: 火N 火R 火SR 金N 土N
沙紗:「お? これはなかなかな物ね」
カルム:「金属が取れたよ。最も必要な素材なんじゃないかな?」
沙紗:「そうだね。建物を作るとなると、ある程度は頑丈さがないといけないし……」
沙紗:「まだまだ行くよー」
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,5
DP: 980 金R // 残り: 火N 火R 火SR 土N
カルム:「さっきと同じものが取れたね」
沙紗:「そうね。でも、余分にあって困るものではないわ」
[雑談] 火が取れない!w
[雑談] ガチャのお約束展開w
[雑談] 廃課金になってしまう……
[雑談] 火SRは1/12だから辛いな……
2B6
DiceBot : (2B6) → 4,1
DP: 940 金N
カルム:「これは鉄かな?」
沙紗:「さっきのよりは、少し質が低いわね……」 触って確かめてるよ
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,1
DP: 900 金N
カルム:「同じく鉄だね。なかなか、欲しいものが取れない……」
沙紗:「鉄も捨てたものじゃないし、取っておきましょ」
2B6
DiceBot : (2B6) → 2,6
DP: 860 火SR // 残り: 火N 火R 土N
[雑談] !?
[雑談] きた!これで勝つる
沙紗:「うわっ、何これ!?」
カルム:「エネルギー源だね。珍しい物を引いたようだね」
沙紗:「エネルギー源?」
沙紗:「あたしのお店にあるものだと、火とかかなぁ…… もう少し必要かな」
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,6
DP: 820 金SR
[雑談] なんかカネになりそうなのが出たw
[雑談] しかし、既に金の材料は揃っているのだよ(白目)
[雑談] www
カルム:「何! この光り輝く鉱石は!?」
沙紗:「良い金属ね。使わずに取っておきたいわ」
沙紗:「現実にあるものとは違うのかもしれないけど、とても希少価値がありそうね」
2B6
DiceBot : (2B6) → 6,6
DP: 780 どの属性にしますか?
土にします
土SR // 残り: 火N 火R
[雑談] クリティカルきた
[雑談] そういえば、作成時にクリティカル判定はあるのかな?
[雑談] 作成時はないですね
[雑談] 了解です
[雑談] ファンブルもないのでごあんしんです
[雑談] ファンブルの数字だと、どちらにせよ失敗になるねw
[雑談] ファンブルあると鍛冶屋作ろうとして火事になったりするのでw
カルム:「エーテル変化、属性は土だね。品質の良い土が取れたよ?」
沙紗:「良い土ね。これなら、良い土台になりそう」
2B6
DiceBot : (2B6) → 1,1
DP: 740 火N // 残り: 火R
[雑談] ???
[雑談] 誰だフラグを立てたのは!?
[雑談] www
[雑談] クリティカルからのファンブルで思わず吹いたw
カルム:「純度の低い固形燃料だね」
沙紗:「使えなくはなさそうね。取っておきましょう」
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,1
DP: 700 土N
カルム:「土だね……そこらへんにある……」
沙紗:「……」 捨てようとするが、思い止まる
沙紗:「まだ足りないわね。もう少し頑張らないと」
2B6
DiceBot : (2B6) → 6,3
DP: 660 どの属性にしますか?
「火」にします
火N
沙紗:「……」
カルム:「エーテル変化、属性は火。純度の低い固形燃料がもう一度手に入ったよ」
沙紗:「だ、大丈夫よきっと。うん。なんとかなる」
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,3
DP: 620 土N
カルム:「土……」
沙紗:「次、行きましょ」
[雑談] なんとかなるよ(ならない)
[雑談] 確率1/4がなかなか出ないー
[雑談] 属性火、R以上でそこそこ楽なはずなんだけどなー
2B6
DiceBot : (2B6) → 2,1
DP: 580 火N
カルム:「固形燃料は沢山溜まるね」
沙紗:「だいぶたくさん集めた、わよね?」
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,3
DP: 540 土N
カルム:「中々、お目当ての物がでないね」
沙紗:「そうね。今日はついてないわ」
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,1
DP: 500 金N
沙紗:「多分、残った材料で何か作れるわよね、これ」
カルム:「そうなのかな……? 少し考えてみようか」
沙紗:「まぁ、まずはお店を作ってからね。それまでは考えないことにしましょ」
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,1
DP: 460 金N
カルム:「採取ちょっと待ってくれる? たぶん、方法があるから」
沙紗:「……へ?」
カルム:「持ってる素材を見せてくれる?」
沙紗:「え、ええ」
カルム:「火Nが3個でSRが1個だね
これなら僕に“想い”を送ってくれれば品質を上げられるかもしれないね」
ただし、DP60消費します
沙紗:「え、ええ。やってみるわ」
DP: 400
[雑談] あとは火を引くだけか……
[雑談] 確率は1/3ですね
[雑談] 大変だなーw
2B6
DiceBot : (2B6) → 4,6
DP: 360 金SR
沙紗:「これも惜しいけど、今はそれが欲しいわけじゃないのよね」
2B6
DiceBot : (2B6) → 4,2
DP: 320 金N
カルム:「……」
沙紗:「……」
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,2
DP: 280 金N
沙紗:「……」
2B6
DiceBot : (2B6) → 1,2
DP: 240 火N
2B6
DiceBot : (2B6) → 3,4
DP: 200 金R
[雑談] お・ま・え・じゃ・な・い
[雑談] 何度もシミュしてたけど、Rでここまでハマッたのは初めてだw
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,6
DP: 160 土SR
[雑談] これ、クリティカルダウンしたら、鉄床の丘の最初から再開ってことでいいんだよね?
[雑談] クリティカルダウンの場合はそうですね
[雑談] そろそろ限界ですかね
[雑談] 今から、今ある材料で作るものを変更することも可能です
[雑談] 一度クリティカルダウンの場合もやってみたい感はある(GM、心の護に申し訳ないけど)
[雑談] 作るものを変える、か。今思いつくかな……
2B6
DiceBot : (2B6) → 2,2
DP: 120 火N
[雑談] もしあれなら、これで材料がそろった、ってことにしてもいいですよ
[雑談] N3つでRに調合しよう
[雑談] その場合、想いの要求値上がりますかね?
[雑談] とくに変動はないです
[雑談] ちなみに、ここで残しておかなければならないDPっていくつですか?
[雑談] 0です 0ならギリギリでクリティカルダウン回避ということで
[雑談] もう少し続けてみましょう(棒読み)
2B6
DiceBot : (2B6) → 5,5
DP: 80 土SR
2B6
DiceBot : (2B6) → 6,5
DP: 40 どの属性にしますか?
火にします!
火SR
[雑談] でたー!
[雑談] ホッ
[雑談] 胃が痛いよ……
[雑談] 苦節27回……
[雑談] やりすぎぃっ!
[雑談] ガチャは怖いね(白目
[雑談] ダイブポイントの8割くらいここで消費してる……
[雑談] まあ、そういう設計ではあるので……
[雑談] 使いすぎじゃないですかね……?
カルム:「エーテル変化、属性は火。最高品質の燃料だよ! やったね!」
沙紗:「これで、やっと揃ったわ」
沙紗:「さっそく、作りましょう!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最後に、集めた素材を使って目的のものを作成します。
作成が成功するかどうかは、【想い】でロールして決めます。
ただし、事前にダイブポイントを支払うことによって、成功率を上げることができます。
具体的には、ダイブポイントを40ポイント支払うごとに、難易度を1下げることができます。
また、ダイブポイントを120ポイント支払うごとに、ダイスを1つ増やすことができます。
なお、奇跡ポイントも使用できます。
なお、失敗した場合でも、集めた素材は失われません。
ダイブポイントを40ポイント支払って、すぐに再挑戦することができます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[雑談] まあ奇跡をぶっこむだけですね あとはカルムが少し助けてくれるかも
[雑談] 奇跡4点でも厳しいところだな……
カルム:「あれだけ探し続けたからね。少しは疲れていると思うから、僕も手伝うよ」
ダイスが1つ追加されます。
沙紗:「ありがとう、カルム。でも、なるべく一人で頑張ってみるわ」
作成します
【想い】で判定 難易度24
奇跡消費宣言 奇跡4点を消費し、「想い」ダイスに4つのダイスを追加します
奇跡: 4->0
10+2D+4D+1D 想い+奇跡4点+カルムの手伝い
DiceBot : (10+2D6+4D6+1D6) → 10+10[4,6]+12[1,4,1,6]+3[3] → 35
[雑談] なんとまぁ凸凹なダイスなんだ
[雑談] ダイスがデレるまでの長かったこと……
[雑談] いやぁ、接戦でしたね(ダイスとの戦闘が)
カルム:「おめでとう、完成したね」
沙紗:「ええ、ようやく出来たわ。これで、トーラさんも覚えてくれるかな」
カルム:「きっと覚えていてくれるよ。さぁ、トーラに会いに行こうよ!」
沙紗:「ええ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[ストーンヘンジ]に移動します。ダイブポイントの消費はありません。
BGM: 慶雲の彼方
from 信長の野望 覇王伝(光栄, 1992)
Composed by 菅野よう子

ストーンヘンジの石舞台の中央、沙紗が目覚めたその場所で、
トーラは無造作に脚を投げ出し座っていた。
近づいてくる人影に気づくと、トーラは立ち上がり、
裾をはたきながら軽く会釈をして、沙紗を迎え入れた。
トーラ:「お帰りなさい、沙紗さん。変なお願いをしてごめんなさいね」
沙紗:「トーラさん、完成したよ。あたしのお店」
トーラ:「……ええ、見ていましたよ」
沙紗:「少し、時間かかっちゃったけど……」
トーラ:「本当にごめんなさいね、だいぶ苦労していたみたいで……」
沙紗:「ううん、トーラさんに覚えていてもらいたいって想いは本気だもの……
このくらい、何でもないわ」
トーラ:「本当に、沙紗さんの鍛冶屋、ですね」
沙紗:「……」
トーラ:「中も見せていただけませんか?」
沙紗:「ええ、もちろんよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[沙紗の店]に移動します。
トーラ:「……」
沙紗:「どう、かな?」
トーラ:「……こうやって改めて見てみますと、面白い場所ですね」
トーラ:「この棚に乗っているのはなんでしょうか?」
沙紗:「それは……」
沙紗:「それは、あたしが初めて作ったものよ。まだ幼くて、父が手伝いながら作ったもの……」
トーラ:「……」
沙紗:「一緒に作った、思い出の……」
トーラ:「……お父さまの思い出も、ここにはあるのですね」
トーラ:「……」
【話術】ロールをお願いします 難易度は14です
12+2D 話術
DiceBot : (12+2D6) → 12+11[5,6] → 23
トーラ:「……一つ聞かせてください。沙紗さんはどうして、このお店をここに作ろうと思ったのですか?」
沙紗:「……ここは、あたしとトーラさんが会うきっかけの一つだったからよ」
沙紗:「あの日、あたしはいつものように散策に出かけたの。そして、トーラさんは蒼谷の郷へ行っていた。
そして、その帰りにトーラさんと出会った。
それはただの偶然かもしれないけど、トーラさんがクラスタニアのレーヴァテイルって知ってから、
そんな一言で済ませたくないって思ったの。
あたしが、この鍛冶屋を継いでなかったら、こんな出会いはなかったと思うから……」
トーラ:「“出会い”ですか……」
【話術】ロールをお願いします 難易度は14です
12+2D 話術
DiceBot : (12+2D6) → 12+12[6,6] → 24
トーラ:「私も思います。幸せな出会いが、ここであったのだと」
トーラ:「だから…… 私も……」
その時、外から光が差しこんできた。
突如、ストーンヘンジの中央から、光の柱が立ちのぼったのだ。
沙紗:「これは……?」
トーラ:「パラダイムシフト……ですね」
沙紗:「どういうこと?」
トーラ:「……ストーンヘンジに戻りましょう」
沙紗:「え、ええ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[ストーンヘンジ]に移動します。
BGM: 夢の向こう側へ
from リリーのアトリエ(ガスト, 2001)
Composed by 小林美代子
トーラ:「パラダイムシフト、それは私の想いや考え方が少し変わった証」
沙紗:「……」
トーラ:「沙紗さんの想いが、私を、ちょっとだけ前向きにしてくれた」
沙紗:「……良かった」
トーラ:「今まで私にダイブした人は、機械的にそれっぽいものを作ってくるか
何をすればいいか分からず逃げ出してしまうような人ばかりだった。
こんなに想いの詰まったものを作ってくれた人は初めて、かも」
沙紗:「あたしも……」
沙紗:「あたしも、もしかしたら、そうなっていたかもしれない。
でも、やっぱり、トーラさんに、あんな世界にいてほしくない。
もっと、もっと楽しい場所で、ものがたくさんある場所で……
そして、色んな人といてほしいなって思ったの」
トーラ:「……沙紗さんは、どうしてここがこんな世界になったのだと思いますか?」
沙紗:「……え?」
トーラ:「……100年を超える長い年月の中で、世の中とはこういうものだっていう固定観念がたくさん生まれ、
心を動かされることはほとんどなくなっていました。
そうして、かつては心の中にもたくさんあった、楽しいもの、ワクワクするようなものは
いつのまにか消えて無くなってしまったのです。
その結果が、この荒野……」
沙紗:「そう……なのね」
トーラ:「だけど今日、こうやってあなたがダイブしてくれたことによって、
またひとつここに素敵なものが新しく生まれた。
あなたからもらったこの想いは、きっと私の中で生き続けますから
もしまたここに来ることがあったら、その時は一緒に――」
沙紗:「……一緒に?」
僅かな間。 トーラは微笑み、
トーラ:「――沙紗さん、また、私にダイブしていただけますか?」
少しだけ考える沙紗。そして、
沙紗:「うん、いいよ。」
トーラ:「本当ですか!? ありがとうございます、とても……嬉しいです」
沙紗:「あたしも、トーラさんがあたしのことを受け入れてくれて、嬉しいわ」
トーラ:「はい、私も、沙紗さんに出会えて、本当に良かった」
沙紗:「……これからも、よろしくね」
差し出された手を取り、トーラは笑顔で答える。
トーラ:「……はい!」
トーラ:「……お別れの時間ですね」
トーラ:「次にダイブするときは、この荒野の姿は、びっくりするぐらい変わっているかもしれませんね」
トーラ:「それでは…… また、会いましょう」
沙紗:「ええ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トーラは先に光の柱の中に消え、カルムの姿は既に見当たらず、
沙紗はひとりストーンヘンジに、そしてこの世界に残された。
光の柱は消えることなく、沙紗を待っているかのようだ。
ここに入れば、今回のダイブを完了できるのだろう。
沙紗:「トーラさん……」
立ち上る光の柱を見上げながら、既にいなくなったトーラのことを想う。
沙紗:(どうか、次の世界が、明るくありますように……)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BGM: 沃野に吹く風
from 信長の野望 将星録(光栄, 1997)
Composed by 山下康介
沙紗は光に包まれ、眠りに入る時のように感覚がぼやけていくのを感じた。
薄らいでいく意識の中、ここに来たときには確かに存在しなかった
あるものの姿が沙紗の目に映った。
しかしそれも刹那のこと、まもなく沙紗は光の柱とともに
何処かへと消えていった。
石と草とまばらに生える低木が地平線まで続く大地は、太陽のない空の
青とも白ともつかぬ曖昧な色に照らされ、どちらを向いても彩度の低い
退屈な光景を織りなしている。
しかし、沙紗が初めて訪れた時とは、二つほどの違いがあった。
一つは、沙紗がトーラの心に残した、彼女の店の存在。
そしてもう一つ――
ストーンヘンジの石組みのひとつ、トーラが身を預けていた巨石の足元。
トーラの髪色を思わせる青い花が一輪、いつの間にか吹き始めていた
爽やかな風に、揺れていた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
BGM: Di-Ve
from ロビン・ロイドの冒険(ガスト, 2000)
Composed by 土屋暁

cosmosphere.TORAI.Lv.1 - a.e. converged world - Cleared.
トーラのコスモスフィアレベル1<概収束世界>が沙紗によって完了されました。
トーラのダイブレベルが1になりました。
トーラは経験点を5ポイント獲得しました。
沙紗のダイブレベルが1になりました。
沙紗は経験点を5ポイント獲得しました。
ダイブを終了します。お疲れさまでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――トコシヱ隧道――
BGM: 闇市場
from アルトネリコ3(バンダイナムコ/ガスト, 2010)
Composed by 中河健

ダイブからの帰り道。すでに夜の時間帯に入ったが、街は相変わらず喧騒に包まれている。
トーラ:「……」
沙紗:「……」
トーラ:「……ちょっとお店に寄って行ってもいいですか? なんとなく、見てみたい気がして……」
沙紗:「ええ、良いわよ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――沙紗の店「鋼の庵」――
BGM: カリンの製鉄工房
from リリーのアトリエ(ガスト, 2001)
Composed by 小林美代子
トーラ:「…… なぜか、ちょっとだけ、懐かしい気がします」
沙紗:「懐かしい?」
トーラ:「はい、どうしてかは分からないのですが……」
沙紗:(もしかして、これがダイブの効果なのかしら……)
トーラは、棚の上にあるものを眺めている。視線につられて見る沙紗。
ダイブ中の記憶は、本人には残らないはずだが……
トーラ:「……あれは、沙紗さんの大切なもの、そうですよね?」
沙紗:「そうよ」
トーラ:「ダイブ中に何が起こったのかは、私はまったく覚えていません。
だけど……記憶は失われても、想いは残り続ける。
私はそう思います」
沙紗:「あたしも、そう思うわ」
沙紗:(記憶がなくても、想いは残る、ね……)
トーラ:「もしかしたら、いずれ何かお仕事を頼むかもしれません。
その時は、また……」
沙紗:「その時は、しっかりともらいますよ?」 にやりと笑いながら
トーラ:「……はい!」
沙紗:「それにしても、今見ると恥ずかしいわね。最初なんて、こんなものなのかもしれないけど……」
トーラ:「最初? きっと、最初に作ったものなのですね」
沙紗:「そうだよ……って、ダイブ中の記憶があるわけじゃないんだ?」
トーラ:「はい、本当に覚えていないのですよ。夢を見ても、すぐに忘れてしまうように。
ダイブって不公平ですよね」
沙紗:「そ、そうかもね……」
沙紗:「ま、まぁこれはあたしが一番最初に作ったものだから、やっぱりこのままの形で残しておきたいのよね。
多少形がいびつでも、大切な思い出だから……」
トーラ:「……」
沙紗:「ささ、もう時間も遅いし、そろそろお開きにしましょっか」
トーラ:「はい、今日はありがとうございました。
とても楽し…… いえ、嬉しかったです」
沙紗:「こちらこそ、嬉しかったわ。また会いましょう」
トーラ:「はい。それでは、いつか、また……」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
トーラが店を出ていき、店の中に静寂が訪れる。
沙紗:「トーラさん……か」
沙紗:「この二日間、いろいろあったなぁ」
沙紗:「あっ、依頼の確認しなきゃ!」
沙紗:「うーん、明日は忙しくなりそうだなぁ……」
こうしてまた、日常が続く
しかし、その中で沙紗の中にも変化が……
to be continued...
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
[雑談] はい、終わりですw
[雑談] あ、別にこれ以降のシナリオに直接影響するということはない(はず)です
[雑談] あくまでも「日常の変化」ですから
[雑談] では、これで〈青の地平のトーラ〉レベル1を終了です 約13時間、お疲れさまでした
[雑談] トーラではなくGMとしての質問です 次のレベルにダイブしますか?
[雑談] やります!
[雑談] では、次のレベルのシナリオはこれから書くことになるので少しお待たせすることになります
できれば来月中には上げたいですね
[雑談] それまでに今回のダイブの結果をキャラクターシートに反映お願いしますね
[雑談] 了解ですよ
[雑談] さて、もしお時間があれば聞いてみたいのですが、ダイブをしてみて、どうでしたか?
[雑談] 話の進め方、難易度、ロールプレイ、その他なんでも
[雑談] ずっと緊張しっぱなしでしたが、すごく楽しかったですよ
[雑談] やっぱり緊張はしますよね
[雑談] 開発者視点だとゲームバランスは良い感じ 誰でもクリアできる感じの難易度だと思います
[雑談] 多分、難易度もこのくらいがちょうど良いんじゃないですかね(すっとぼけ)
[雑談] なんのことかなー >難易度
[雑談] シナリオを見て実際プレイして、システム面は考えられてると思います
[雑談] 話の進め方は、シナリオ、キャラによりけりですし、これでも十分かと
[雑談] あと、「もともとのGMが心の護をやる」という観点からも
[雑談] 個人的な主観だと、レーヴァテイルがメイン進行するので元々のGMは役割が薄くなるのかなと思いました
[雑談] しかし演出面、今回の場合はアイテム採取周りですか
[雑談] あの辺りは心の護で演出できて、好印象
[雑談] 仕掛け周りは、心の護でも良いかもしれませんね
[雑談] ダイバーと交流しつつ、演出ってのが割と印象強く残ります
[雑談] なるほど 参考になります
[雑談] やっぱり、心の護として、演出しやすい場面としにくい場面があるって感じですね
開発者として、その差はどこにあると思いますか?
[雑談] 情景描写はレーヴァテイル専門だと考えています
[雑談] ここだけは心の護ではできないので
[雑談] 心の護がダイバーと共に居るなら比較的一緒に行動できて、進行が簡単になると感じます
[雑談] 理由としましては石碑を調べた辺りですか
[雑談] 心の護と共に調べていくのはお互いの特徴を活かしつつ、物語の鍵を探せて良い構成だなと思いました
[雑談] 今回のシナリオは、前半がロールプレイ中心、後半は判定をそこそこ取り入れた構成になっています
正直言って、どちらがやりやすかったですか?
[雑談] あまり判定を多く入れすぎると、少しやりにくさはありましたね。
採集の最後の方はほとんど判定のみで進んじゃいましたし(ほとんど私のせいですけど)
[雑談] あれはむしろダイスの女神のせいw >採取の最後の方
[雑談] ただ、ロールプレイばかりですと、おそらくGM、NPC、PC全員に負担が大きすぎるかと
[雑談] 多少の判定はあったほうが、リズムも取りやすいと思います
[雑談] リズムじゃないテンポ
[雑談] ちょっと一息いれる感じ、ですかね?
[雑談] 一息入れる、ですか なるほど
[雑談] 自由選択行動について
[雑談] 今回は選択肢をあまり出さない感じでやりましたが、これについてはどうでしょうか?
[雑談] もうちょっと選択肢を表示してほしいとかありますか?
[雑談] あまりに時間が空く場合は、提示する必要はあると思います。
[雑談] 慣れてない人なら表示したほうが良いかも知れませんね
[雑談] 少なくとも(沙紗のPL)さんが、事前に原作をプレイしており、歩き方を知っていたからこそ、
GMのシナリオ通りに動けてたって感じがあります
[雑談] 予想される行動がシナリオと一致していて驚きです
[雑談] (そうだったのか……)
[雑談] 了解です A組の時には機会があれば試してみます >選択肢
[雑談] 今回の石碑の件は、最後の選択のみ出していましたが、あれは良かったと思います。
[雑談] 予想される行動が、というのはマスタリングの問題ですね ただ、この観点でいうと、
サブGMとして心の護が使えるというのはかなり助かります
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