アンセム
概要
かつて
ホロウバスティオンを治めていたとされる賢者。心と闇に関する研究をしていた。すべては闇に始まり闇に終わると考えている。「闇の探求者アンセム」とも呼ばれる。
長い銀髪に褐色の肌、目はオレンジ色がかっている。
KH
島が闇に落ちる瞬間に入り込もうと、未来からやってきたソラに異端の印を刻んだ。(『3D』)
心を失った
カイリを救うためにホロウバスティオンで闇に傾倒したリクは本来の
キーブレードの持ち主として、ソラからキーブレードを強奪するがソラの心の強さの前に敗れる。アンセムはリクの心が負けていたと挑発し、リクが闇に心を開いた隙に彼の肉体を乗っ取った。
マレフィセントは
セブンプリンセスの心を使って
闇へと通じる鍵穴を召喚するが、アンセムはカイリの心が欠けているため不完全であることを指摘する。アンセムはソラに打ち負かされたマレフィセントの心を解放し彼女はドラゴンへと変身するが再びソラに敗れた。アンセムは
ハートレスを支配しようとしたマレフィセントも所詮ハートレスの操り人形だったと嘲笑った。
ソラはリクが体を乗っ取られていることを悟ると、アンセムは闇の探求者アンセムと名乗りソラに刃を向けた。アンセムがカイリの心がソラの中に眠っていることを明かすと、ソラは人の心のキーブレードを使って、自らハートレスとなりカイリの心を解放した。カイリの心が揃い闇へと通じる鍵穴が完成すると、アンセムはカイリを始末しようとするが、
ドナルドダック、
グーフィー、リクが立ちはだかった。
アンセムは消滅する前、
真XIII機関*のメンバーを集めようとする
ヤング・ゼアノート*とともに未来へ時間移動していた。その時代でソラを真XIII機関に引きずり込むため闇の器にしようとするが失敗。時間移動の記憶を失い、元の時代に帰還していた。(『3D』)
その後、アンセムの心はレプリカに入れられ、再び未来へ時間移動し、真XIII機関のメンバーとして光の守護者たちと対決したが敗北し、再び元の時代へと戻った。(『KHIII』)
「リク編:Reverse/Rebirth」にのみ登場。
忘却の城を進む
リクの心の闇に棲み着いており、象徴として目の前に現れてはリクを挑発したり導くような素振りを見せていたが、このアンセムは
ディズによる変装であったことが明らかになる。
リクの心の闇の中に眠るアンセムは忘却の城の地上1階にある闇の中心でリクを待ち受け、再び彼の身体を支配しようとするが返り討ちにされてしまう。「いつかまた必ず」という不穏な言葉を残して姿を消した。
「リク編:Reverse/Rebirth」では地下12階と地下1階にボスとして登場。1回目は序盤のボスであることもあり、攻撃は緩くHPも400と低め。2回目はラスボスとして登場し、闇の力を用いた猛攻を仕掛けてくる。HP:2240。『Re:COM』では1回目のバトルが新モード「デュエル」のチュートリアルになっている。2回目のHPは1780。
「ソラ編」では「リク編:Reverse/Rebirth」のクリア後に忘却の城の宝箱から入手できるエネミーカード「アンセム」の効果は「ストックブライン」。通信対戦時に自分のストックしたカードやストック技の名前を相手から見えなくする。炎、氷、雷属性を半減させる。『Re:COM』では入手方法が「リク編:Reverse/Rebirth」のクリア後に
トワイライトタウンの宝箱から入手に変更。通信対戦が廃止されたため、
ソラが使用した際の効果は炎、氷、雷の耐性のみとなった。
アンセムは既に消滅しているが、アンセムそっくりな男性が登場する。彼の正体は闇の力を解放し姿を変えた
リクで、
ディズにはアンセムと名乗っていた。
登場作品
2000年代
2010年代
2020年代
声
最終更新:2024年11月03日 12:51