犬飼猛雄

「ハッ! 私に成り替わり、忠実な僕共が人々の辞書から、ある言葉を消してしまうでしょう」「ワイリー様の最も嫌いな言葉、人の『愛』でございます!」

【名前】 犬飼猛雄
【読み方】 いぬかいたけお
【分類】 登場人物
【所属】 WWW
【所有ナビ】 ビーストマン
【登場作品】 『3』
【アニメ版CV】 梁田清之

【詳細】

よかよか村動物園に園長として侵入したワイルドな風貌をした男性。
動物たちの体に埋め込まれた体調管理用のICチップに細工を施し、ビーストマンを使って暴走事件を引き起こさせた。

自分のネットナビすら道具と見なす冷徹な性格で、二つ目のテトラコードを入手し逃走した。
その後 再登場し、禁断のプログラムを奪うためにウラランキングに参加するが、同じく禁断のプログラムを求めるロックマンらと再戦し敗北する。
この失敗を受けて、Dr.ワイリーに見限られ処分された。

かつてはサーカス団の団長であったが、経営不振でサーカス団を廃業している。動物を操る技術はその当時に培われたもの。
なお、プロトが倒された後、他のメンバーはジャンクデータから精神データが発見されて保護されたが、彼についてはどうなったのかは不明。

ストーリー上では熱斗と直接 対面することはなく、終盤ではWWWオペレーターが集結するシーンがあったが、このシーンは前述の処分後の話なので犬飼は出てこない。
彼にはフィールドでのドットが用意されていない…と思いきや、1章終了時の西古レイがアジトに戻るシーンでのみ登場している。
上記の台詞はその時の発言。

外伝作の『バトルチップGP』では対戦相手として熱斗と対面するためか、後ろを向いたドットが追加されている。
本作は時系列的には『3』と『4』の間なので、犬飼の処分がハッタリであり、ワイリーなりの残ったメンバーへの威圧だった可能性がある。
…が、『2』で「消された」とされている風吹アラシもやはり同様に登場している。
バトルチップGPは過去キャラ総登場のお祭りゲーな側面もあり、こういった作品では死んだはずのキャラクターが理由なく復活することもままあるため、結局のところ彼の生死に関しては不透明。

【アニメ版】

『Stream』第3話で初登場し、終盤まで登場し続けた。
元々IPC傘下のアニマルファーム職員で、動物に対する支配的な態度を問題視され解雇された。

解雇されたその日のうちにスラーが接触、アステロイドのビーストマンを与えられる。
動物を用いたテロは熱斗達に阻止され失敗したものの、テスラ・マグネッツ直々のスカウトによりネオWWWに加入。

ネオWWW加入後は準レギュラーキャラとして複数回登場し、様々な悪事を働いた。
中には自動車をハッキングして動物型に変形させ、暴れさせるという原理が全く謎のものも。おそらくアステロイドであるビーストマン故にできる技だろう。
ナルシー・ヒデとは犬猿の仲で顔を合わせる度に口喧嘩になるが、なんやかんやで共同戦線を張ることも多い。
科学省襲撃事件の後、他メンバーとともに逮捕され重要参考人となるが、ダークロックマンの手によりネオWWW時代の記憶を消されている。

アニマルファーム職員時代から「ウマノスケ」という名前のライオンを相棒にしている*1
ネオWWW入り以降も犬飼に忠実に従っていたが、逮捕後はジャスミンによって引き取られた*2
熱斗・炎山の視点から見て「動物を扱う仕事に携わっているものの動物を手荒く扱う強面の悪人」として描かれたものの、ウマノスケを大切にしていたり、ビーストマンも犬飼を信頼しているなど、一概に悪人とは言い切れないような描写も存在する。

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最終更新:2025年03月05日 09:39

*1 テレ東のあらすじでは「馬之助」と漢字表記

*2 犬飼に本心で従っていたわけではないようで、ジャスミンに引き取られた際にはメディが「悪い奴に蹂躙されていた心の傷」があった事を語っており、ジャスミンも「本当は心が優しい」と語っている