塔野高速鉄道八真線 - (2022/11/18 (金) 12:06:17) の編集履歴(バックアップ)
塔野高速鉄道八真線とは,新都特別市八城区の新都工大八城駅から笠布町の笠布駅までを結ぶ運行系統の通称である。ラインカラーは■青緑色,路線記号はHS。
塔野高速鉄道八真線 | |
系統データ | |
総延長 | 78.7km (ただし北八城〜桜樹間14.9kmは新都環状線と重複) |
駅数 | 29(始終点含む) |
複線区間 | 新八城〜北真砂 |
電化区間 | 新都工大八城〜北真砂 |
電化方式 | 直流1500V/非電化 |
軌間 | 1067mm |
最高速度 | 110km/h(新都工大八城〜北真砂) 95km/h(北真砂〜笠布) |
閉塞,保安装置 | TR-TIACS ver1.18 |
路線の成り立ち
八真線はもともと1つの路線だったのではなく,
1:判ノ谷鉄道線として開業した部分(商栄〜笠布)
2:八商都市鉄道線として開業した部分(新都工大八城〜商栄)
この2つの区間の総称として名付けられた。路線名も「八」城と「真」砂を結ぶことから。
1:判ノ谷鉄道線として開業した部分(商栄〜笠布)
2:八商都市鉄道線として開業した部分(新都工大八城〜商栄)
この2つの区間の総称として名付けられた。路線名も「八」城と「真」砂を結ぶことから。
沿線概要
1面1線の新都工大八城駅を発車するとすぐに複線になる。北西方向に進み、高層ビルが多くなってくると右手に判ノ谷検車区の八城分室が見え,そこからの連絡線と合流してビルの2階にある1面2線の新八城駅に入る。次の東八城駅も同じく1面2線の高架駅で、ここでは散野急行鉄道都東線との乗り換えが可能。北八城駅からは新都環状線との複々線区間(八真線は外側の快速線)となる。近年再開発が続く榊野区に入るが、榊野町駅周辺は古くからの百貨店などが残る新都の中でも昔の面影を色濃く残す地域となっている。中央区に入り、次のしろがね橋駅はしんトラム市内線との乗り換えが可能。周囲には多数の企業の本社が集中し,会社員を見かけることが多い「サラリーマンの街」となっている(新都では駿田町駅周辺も同じく)。金屋通駅を過ぎるとここまで高架線だったのが地上に降り、新都東部を代表するターミナル駅にして新都特別市の中心駅に位置付けられる新都中央駅に入る。ここは多くの路線が集中するが、八真線・新都環状線のホームは2面4線のみとコンパクトにまとまっている。新都中央駅を発つとまた高架に上がり,次は君島駅。その次の柏井駅では新都メトロ常柏線の下をくぐる。船橋重工業の本社も位置する電気街はここが最寄り。次の日暮駅は駅からネオン看板のよく見える歓楽街の駅。桜樹駅手前でB線は地下に潜り,地下ホームに到着する。桜樹を出発するとA線も地下線となり,北桜樹駅に到着する。また地上に上がるとほどなく商栄駅。八真線は5,8番線を使用する。地上駅ではあるが,周囲を建造物に覆われているため地下駅のような雰囲気だ。商栄駅を過ぎると線路は大きく進路を西に変え、地下鉄奈川線からの連絡線と合流すると高架に上り商栄本町駅に到着する。ここからは真砂台地に入ってゆくため線路は上り坂が続く。新都特別市を出て新畿地方判ノ谷市に入り、最初の駅は八真線でもっとも新しい駅である2020年に開業した川間新町駅で、交通の便の良さから現在急速に高層マンションの建設が進んでおり、都心部と郊外の境目を曖昧としている。次は判ノ谷市東部の中心駅である川間駅で、駅前は雑多に開発されている。この駅は八真線、また塔野高速でもかなり珍しい2面3線の駅であり、中線では朝夕ラッシュ時に特別快速の通過待ちが行われる。次の南判ノ谷駅は判ノ谷市の市街地の南端にあったのでこの名がついたが、現在中心市街地が移転したため駅名が混乱を招いており、改名が何度か検討されている。ここからは所要時間短縮のため1988年に付け替えられた新線を通るため、勾配が最大35‰と急になる。判ノ谷駅は現在でこそ判ノ谷市の中心駅だが、1988年以前の旧駅(現在の駅より北側にあった)周辺から30年を経て市街地が移動している。八真線としての開業に伴って大幅に拡張された判ノ谷検車区への分岐線と分かれると、ここからは全長4253mの判真トンネルで一気に真砂市の中心へ抜ける。トンネル内には湯川駅があり、これも移転したものであるが本来の湯川地区とは離れた位置にある。トンネルを抜けると旧線跡と合流し、真砂市の中心駅である真砂駅に到着する。都西線、新月千舟線、学園都市交通4号線との乗り換えが可能である新都北西の交通の要衝であるこの駅を抜けると、緩やかな曲線で2駅間7kmかけて真砂市街地の外縁をなぞりつつ進路を北に変える。2005年に市庁舎の移転に伴い開業した請願駅である真砂市役所前駅を抜けると次の北真砂駅に着く。この駅より北側は極端に需要が少なく、現在すべての電車がここで系統分離されている。そのことから新都方面は始発電車で着席を確保できるという需要のためか、近年駅周辺は開発が進んでいる。北真砂駅を抜けると郡部である都北郡車谷町に入るが、ここからの八真線沿線は新都への生活・産業用水の水質維持のため大部分が市街化調整区域に指定されており、同じ路線でも都市路線である北真砂以南と異なりローカル線の様相を呈する。
以下加筆中……
駅名一覧
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
列車種別 | 接続路線 | 所在地 | |||
普 通 |
各 駅 停 車 |
快 速 |
特 別 快 速 |
||||||
HS00 | 新都工大八城駅 | 0.0 | 0.0 | ● | ● | 八城区 | |||
HS01 | 新八城駅 | 2.6 | 2.6 | ● | ● | 風都東環鉄道:TH本線(TH02) [八城総合市場駅]新都メトロ:K榊野線(K16) |
|||
HS02 | 東八城駅 | 1.5 | 4.1 | ● | ● | 散野急行鉄道:CT都東線(CT26) | |||
HS03 | 北八城駅 | 1.2 | 5.3 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL29) | |||
HS04 | 榊野町駅 | 2.4 | 7.7 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL31) 新都メトロ:F船津線(F01) EV東部縦貫軽電鉄(EV15) MO新都モノレール(MO02) |
榊野区 | ||
HS05 | しろがね橋駅 | 3.4 | 11.1 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL34) | 中央区 | ||
HS06 | 金屋通駅 | 1.1 | 12.2 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL35) | |||
HS07 | 新都中央駅 | 1.1 | 13.3 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL01)・AB青葉浜線(AB01) 香花急行電鉄:■新香新幹線 新月急行電鉄:TT新都本線(TT01)・KA河城本線(KA01) 新都メトロ:S志根線(S01)・R新城線(R10) 雨川高速鉄道:HM春咲本線(HM01) 散野急行鉄道:TE 散野線(TE-01) YA夢吊橋空港アクセス鉄道(YA01) |
|||
HS08 | 君島駅 | 2.5 | 15.8 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL03) 新都メトロ:M君島線(M23) |
柏井区 | ||
HS09 | 柏井駅 | 1.0 | 16.8 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL04) 新都メトロ:T豊崎線(T34)・J北條線(J07) |
|||
HS10 | 日暮駅 | 2.3 | 19.1 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL06) | |||
HS11 | 桜樹駅 | 2.1 | 21.2 | ● | ● | 塔野高速鉄道:SL新都環状線(SL08) 新都メトロ:G坂樹線(G14) |
桜樹区 | ||
HS12 | 北桜樹駅 | 1.1 | 22.3 | ● | ● | 新都メトロ:N奈川線(N02) | |||
HS13 | 商栄駅 | 1.0 | 23.3 | ● | ● | ● | 塔野高速鉄道:TN塔野線(TN05) 新都メトロ:N奈川線(N01)・O商志線(O01)・Y弓田線(Y25) 雨川高速鉄道:HE商栄線(HE01) |
商栄区 | |
HS14 | 商栄本町駅 | 2.3 | 25.6 | ● | ● | ● | 塔野高速鉄道:SO新都大海ライン(SO01) 新都メトロ:F船津線(F19) 都西開発鉄道:TJ東城線(TJ19) |
||
HS15 | 川間新町駅 | 1.3 | 26.9 | ● | ● | | | 判ノ谷市 | ||
HS16 | 川間駅 | 1.5 | 28.4 | ● | ● | | | |||
HS17 | 南判ノ谷駅 | 2.5 | 30.9 | ● | ● | | | |||
HS18 | 判ノ谷駅 | 2.3 | 33.2 | ● | ● | ● | 新都メトロ:A判鷲線(A21) | ||
HS19 | 湯川駅 | 2.3 | 35.5 | ● | ● | | | 真砂市 | ||
HS20 | 真砂駅 | 2.5 | 38.0 | ● | ● | ● | 塔野高速鉄道:TS都西線(TS01) 新月急行電鉄:CF千舟線(CF18) 学園都市交通:44号線(401) |
||
HS21 | 真砂市役所前駅 | 3.7 | 41.7 | ● | ● | ● | |||
HS22 | 北真砂駅 | 3.6 | 45.3 | ● | ● | ● | ● | ||
南古力駅 | 4.2 | 49.5 | ● | 車谷町 | |||||
古力駅 | 4.9 | 54.4 | ● | ||||||
北古力駅 | 5.7 | 60.1 | ● | ||||||
車谷駅 | 5.6 | 65.7 | ● | ||||||
具志山駅 | 5.9 | 71.6 | ● | 笠布町 | |||||
笠布駅 | 7.1 | 78.7 | ● |
運行形態
起点の新都工大八城駅から終点の笠布駅まで運転される列車はなく、北真砂駅で運行系統が分断されている。
列車種別
■特別快速 Special Rapid
略して特快とも表記される。この路線の最優等種別。日中は新都工大八城〜北真砂間で毎時4本が運転される。優等種別ではあるが日中の電車は途中駅での接続、また先行電車を追い抜くことは基本的にない。朝夕ラッシュ時は商栄本町駅で快速(各駅停車)に接続することや、川間駅で先行の電車を追い抜くことがある。ほぼ全ての電車が北真砂駅から新都工大八城駅、または新八城駅までの運転であるが、早朝には判ノ谷発北真砂行の電車が2本(6600H,6602H)、また平日朝に奈川線からの直通電車である音色原発判ノ谷行が1本のみ設定されている。(940H。奈川線内は通勤快速)2022年3月のダイヤ改正までは日中のみの運転かつ商栄以南にも通過駅があったが、3月の改正で朝夕にも運転時間帯が拡張され,商栄以南の停車駅が快速と同様になった。表示は特別快速または特快,ただし3色LED車は特別快速。
略して特快とも表記される。この路線の最優等種別。日中は新都工大八城〜北真砂間で毎時4本が運転される。優等種別ではあるが日中の電車は途中駅での接続、また先行電車を追い抜くことは基本的にない。朝夕ラッシュ時は商栄本町駅で快速(各駅停車)に接続することや、川間駅で先行の電車を追い抜くことがある。ほぼ全ての電車が北真砂駅から新都工大八城駅、または新八城駅までの運転であるが、早朝には判ノ谷発北真砂行の電車が2本(6600H,6602H)、また平日朝に奈川線からの直通電車である音色原発判ノ谷行が1本のみ設定されている。(940H。奈川線内は通勤快速)2022年3月のダイヤ改正までは日中のみの運転かつ商栄以南にも通過駅があったが、3月の改正で朝夕にも運転時間帯が拡張され,商栄以南の停車駅が快速と同様になった。表示は特別快速または特快,ただし3色LED車は特別快速。
■快速 Rapid
実際には各駅に停車するが,八真線そのものが(商栄以南において)新都環状線の快速線扱いのため快速を名乗る。日中は新八城〜真砂間で毎時4本、新八城〜商栄本町間で毎時4本運転され、後者は商栄本町で奈川線直通電車と接続する。なおB線(真砂方面)では商栄以北では各駅停車として運転される。表示は快速,ただし3色LED車は快速。
実際には各駅に停車するが,八真線そのものが(商栄以南において)新都環状線の快速線扱いのため快速を名乗る。日中は新八城〜真砂間で毎時4本、新八城〜商栄本町間で毎時4本運転され、後者は商栄本町で奈川線直通電車と接続する。なおB線(真砂方面)では商栄以北では各駅停車として運転される。表示は快速,ただし3色LED車は快速。
■各駅停車 Local
略して各停とも表記される。地下鉄奈川線直通電車のうち真砂方面の電車は直通先の種別にかかわらず各駅停車として運転される(ただし前述した940H特別快速のみ例外で、商栄駅で種別変更を行う)ほか、B線快速の商栄以北では快速ではなく各駅停車と表示される。線内のみ運転の純粋な各駅停車も早朝深夜に僅かな本数ではあるが設定されている。なお、発車電車すべてが各駅に停車する真砂駅・真砂市役所前駅B線の時刻表・発車標では種別表記そのものが省略されているが、この場合でも車両側では(快速はすでに各駅停車に表記変更されているが)特別快速は終点まで表記を各駅停車に変更しない。
略して各停とも表記される。地下鉄奈川線直通電車のうち真砂方面の電車は直通先の種別にかかわらず各駅停車として運転される(ただし前述した940H特別快速のみ例外で、商栄駅で種別変更を行う)ほか、B線快速の商栄以北では快速ではなく各駅停車と表示される。線内のみ運転の純粋な各駅停車も早朝深夜に僅かな本数ではあるが設定されている。なお、発車電車すべてが各駅に停車する真砂駅・真砂市役所前駅B線の時刻表・発車標では種別表記そのものが省略されているが、この場合でも車両側では(快速はすでに各駅停車に表記変更されているが)特別快速は終点まで表記を各駅停車に変更しない。
■普通 Ordinary
北真砂以北でのみ運転される。各駅停車との区別の理由は、かつては途中駅(おもに具志山駅。参考として1990年3月18日改正時のダイヤでは上下合わせて17本が通過)を特別通過する列車があったためと、加速性能の低い旧型車両で運転の列車を区別するため。全ての列車がワンマン運転となっている。
北真砂以北でのみ運転される。各駅停車との区別の理由は、かつては途中駅(おもに具志山駅。参考として1990年3月18日改正時のダイヤでは上下合わせて17本が通過)を特別通過する列車があったためと、加速性能の低い旧型車両で運転の列車を区別するため。全ての列車がワンマン運転となっている。
日中の運転形態
新都工大八城 | … | 新八城 | … | 商栄 | … | 商栄本町 | … | 判ノ谷 | … | 真砂 | … | 北真砂 | … | 笠布 | |
特別快速 | 4本 | ||||||||||||||
快速 | 4本 | ||||||||||||||
4本 | |||||||||||||||
各駅停車 | (←奈川線内快速・音色原) | 4本 | |||||||||||||
普通 | 0~1本 |
直通運転
2006年より,(検見山駅〜)商栄駅〜真砂駅間で新都メトロ奈川線との直通運転を行っている。2021年に運転範囲が音色原駅まで延長された。なおこれらの列車は10両で運転されるため,一部駅ではドアカットが行われていた(現在はホーム延長で解決)。
使用車両
本線運用(8連)
- 塔野高速鉄道TR-4000系電車/八商都市鉄道1000系電車
- 塔野高速鉄道TR-5000系電車(35,36Fのみ)
- 塔野高速鉄道TR-11000系電車
地下鉄直通運用(10連)
- 塔野高速鉄道TR-6000系電車
- 新都メトロ12000系電車(212000系電車)
ワンマン・非電化区間運用(4連)
- 塔野高速鉄道TR-2000系電車30番台
塔野高速鉄道の路線 | ||
営業中の路線 | SL新都環状線 - HS八真線 - TN塔野線 - RT緑園都市線 - TS都西線 - AB青葉浜線 - SO新都大海ライン | |
計画路線 | ||
関連路線 |