A/M/F-09ι エウロス
スペック表
正式名称 | A/M/F-09ι エウロス |
種別 | 換装式多用途特化戦闘機(Exchange unit Multimission Fighter) |
所属 | 『資本企業』 |
全高 | 7.0m |
全長 | 17.2m |
全幅 | 12.5m |
重量 | 20~25.5t(装備によって変わる) |
動力系 | マグノリアファクトリー社製プラズマ利用正式採用型ラムジェットエンジンFF-5000/N2/VTOL×1 |
最高速度 | 時速2700km(アフターバーナー展開時) |
武装 | 25mm高速弾機銃×1、正式採用型パルスレーザー機銃×1、隠顕式単装レーザー砲×1、給電用電磁波受信装置、廉価版電磁制御式特殊粒子防護膜発生装置(以下換装によって選択可能:高機能空対空ミサイル×12、高機能空対地ミサイル×8、40ミリ地上攻撃ロケット×16、30ミリ地上攻撃ガトリング×2、対人用拡散レーザー発振器×2、対重装甲兵器用大型レーザービーム×1、欺瞞兵装など) |
その他 | メインカラーリング:グレー |
特徴
資本企業に属する軍需関係企業『マグノリアファクトリー社』が開発した汎用型戦闘機にして主力商品の一つ。『正統王国』のS/G-31を素体としつつ基礎スペックと操作性を向上させつつ、パッケージ化された装備を換装することによって単一の機体でも様々な任務や作戦に即時対応できるように再設計したオールマイティな戦闘機。
特筆すべき特徴は二つ。マグノリアファクトリー社が開発した『電磁波式無線給電システム』、廉価版電磁制御式特殊粒子防護膜発生装置の実用化と搭載である。
エウロスはその稼働に際し化石燃料の類の一切を使用しない。推進機関はマグノリアファクトリー社が長年研究して実用化させた圧縮空気をエンジン内部で発生させたプラズマによって加熱させ爆発的に膨張、余剰プラズマと共に排出することで加速するシステムを採用。飛ぶ時には空気と電気しか使用しない。
廉価版電磁制御式特殊粒子防護膜発生装置……ドミネーターに搭載した特殊な防御武装もデチューンしたものの実装。この装備は期待の周囲に特定の磁気に反応する特殊粒子で見えない格子状の「膜」を張ることで光学・物理兵装問わず”逸らす”ことができる装備である。要するに機体の周りに空気だけを透過する強靭な球体を生成するようなものと思えばいい。
元となったドミネーターのモデルはオブジェクトの主砲クラスであっても直撃弾で無ければ致命傷を確実に回避できる超高性能なものであったが、こちらは大分性能を落とし、対空ミサイルの直撃くらいなら3、4発耐えれるくらいに留まっている。
しかし弱点としてこの機体には電力消費が激しいというものがある。多大な電力を消耗する関係上防護膜は常に展開することは推奨されない死、エンジンにおいてもプラズマを発生させるためには大量の電力を消費してしまうという問題が解決できなかった。マグノリアファクトリーはそのような問題の解決のために無線式での給電システムに着目。長い研究の末、実現することに成功した。
『電磁波式無線給電システム』は電気を電磁波として返還し、専用の機器で受信することで遠距離での充電を可能とする。当初は変電効率や距離の問題があったものの、様々な技術的ブレイクスルーを経て送電用の塔から百数十キロ圏内であれば問題無く給電可能な域にまでに至り、それを兵器に搭載することで給電可能な圏内であれば無制限での稼働を現実のものとした。この戦闘機はそんな夢の様なシステムの試験作第一号である。
が、世間というものは新しい物に対しては非常に辛辣であり、基地設置型の大型給電システムとのセット運用が基本なのもあり当初の売れ行きはあまりよろしくなかった。しかし北欧禁猟区においてこのシステムと戦闘機を投入した区域が鉄壁染みた防衛戦を繰り広げたことで評価が一転。給電システム本体が非常に「高価(ここ重要)」ではあるが、戦闘機の性能も悪くない、むしろ扱いやすい、余計なものだと思っていたバリアも慣れれば中々便利との声が出てきて売り上げがジワジワと伸び始めた。
後に一部で「全てが電動駆動なのはちょっと信頼性が……」という声もあったのでエンジンを通常のジェット燃料稼働式に変更したモデルも一応販売している。なお、その一部の声とは石油の利権で利潤を得ている方々からのクレーム()だった。
特筆すべき特徴は二つ。マグノリアファクトリー社が開発した『電磁波式無線給電システム』、廉価版電磁制御式特殊粒子防護膜発生装置の実用化と搭載である。
エウロスはその稼働に際し化石燃料の類の一切を使用しない。推進機関はマグノリアファクトリー社が長年研究して実用化させた圧縮空気をエンジン内部で発生させたプラズマによって加熱させ爆発的に膨張、余剰プラズマと共に排出することで加速するシステムを採用。飛ぶ時には空気と電気しか使用しない。
廉価版電磁制御式特殊粒子防護膜発生装置……ドミネーターに搭載した特殊な防御武装もデチューンしたものの実装。この装備は期待の周囲に特定の磁気に反応する特殊粒子で見えない格子状の「膜」を張ることで光学・物理兵装問わず”逸らす”ことができる装備である。要するに機体の周りに空気だけを透過する強靭な球体を生成するようなものと思えばいい。
元となったドミネーターのモデルはオブジェクトの主砲クラスであっても直撃弾で無ければ致命傷を確実に回避できる超高性能なものであったが、こちらは大分性能を落とし、対空ミサイルの直撃くらいなら3、4発耐えれるくらいに留まっている。
しかし弱点としてこの機体には電力消費が激しいというものがある。多大な電力を消耗する関係上防護膜は常に展開することは推奨されない死、エンジンにおいてもプラズマを発生させるためには大量の電力を消費してしまうという問題が解決できなかった。マグノリアファクトリーはそのような問題の解決のために無線式での給電システムに着目。長い研究の末、実現することに成功した。
『電磁波式無線給電システム』は電気を電磁波として返還し、専用の機器で受信することで遠距離での充電を可能とする。当初は変電効率や距離の問題があったものの、様々な技術的ブレイクスルーを経て送電用の塔から百数十キロ圏内であれば問題無く給電可能な域にまでに至り、それを兵器に搭載することで給電可能な圏内であれば無制限での稼働を現実のものとした。この戦闘機はそんな夢の様なシステムの試験作第一号である。
が、世間というものは新しい物に対しては非常に辛辣であり、基地設置型の大型給電システムとのセット運用が基本なのもあり当初の売れ行きはあまりよろしくなかった。しかし北欧禁猟区においてこのシステムと戦闘機を投入した区域が鉄壁染みた防衛戦を繰り広げたことで評価が一転。給電システム本体が非常に「高価(ここ重要)」ではあるが、戦闘機の性能も悪くない、むしろ扱いやすい、余計なものだと思っていたバリアも慣れれば中々便利との声が出てきて売り上げがジワジワと伸び始めた。
後に一部で「全てが電動駆動なのはちょっと信頼性が……」という声もあったのでエンジンを通常のジェット燃料稼働式に変更したモデルも一応販売している。なお、その一部の声とは石油の利権で利潤を得ている方々からのクレーム()だった。