Åland Coastal fortifications
スペック表
正式名称 | マリエハムン096 |
種別 | 沿岸要塞群 |
用途 | 多島海域周辺防衛用永久要塞群 |
所属 | 『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』 |
製造 | 『正統王国』『情報同盟』協賛 |
諸島面積 | 約13000平方キロメートル |
水面積率 | 77.5% |
動力系 | 収束設計済み重イオン慣性核融合炉×12+強化実用式蒸気タービン機構×192 |
副動力 | 小型蒸気タービン複合式強化実用燃料電池機構×384 |
装甲 | 強化複合セメントコンクリート |
防壁 | 電磁パルス、土嚢防壁、塹壕網、センサー監視網、鉄条網、人工林、地雷地帯、機雷地帯 |
対空レーザー、対空ミサイル、対空機関砲、二連装対艦砲、魚雷発射管、重機関銃など | |
主要塞 | 12 |
主砲 | 核融合炉直結式荷電粒子砲×12 |
副砲 | レールガン、レーザービーム、荷電粒子砲、対空ミサイル、対空機関砲、近接防空ミサイル、要塞砲など×12 |
副要塞 | 60 |
主砲 | 二連装粒子線加速式レールガン×60 |
副砲 | レーザービーム、荷電粒子砲、対空機関砲、対空ミサイル、対空機関砲、対潜ミサイル、海防機関砲など×60 |
特務砦 | 24 |
主砲 | なし |
副砲 | 可視光攪乱拡散砲、電磁攪乱拡散砲など×24 |
総指揮官 | 『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』所属 |
乗員人数 | 約30000人 |
エリート | 12人(『正統王国』『情報同盟』提供) |
その他 | メインカラーリング:灰色ダズル迷彩+ダズル迷彩色人工林 |
コンセプト | 北欧禁猟区のオブジェクトからの防壁、後ついでに派手にやられてインパクトになる怪獣役 |
特徴
北欧禁猟区のボスニア湾に蓋をするように存在するオーランド諸島を全て沿岸要塞として改造したもの。
スウェーデン王族を有する『正統王国』とボスニア湾の利権を持つ『情報同盟』の利害の一致し、『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』と合議の結果生まれた永久要塞群。
仮想敵に『信心組織』『資本企業』を想定するため「一主要塞、一オブジェクト。一副要塞、一0.5世代オブジェクト」を掲げる。
「カネ」と「思想」という常時流動する原理で行動する二大勢力がいつ北欧禁猟区の建前を破ってもいいように、単独で複数のオブジェクトと敵対することを前提に築城された。
要塞の建材料は"一切動けない永久要塞"を前提としてオブジェクトの貫徹特化電磁加速砲を想定した分厚いコンクリートを採用。
また要塞外の諸島領土は要塞と同じ灰迷彩柄の葉っぱの色の人工林で多い尽し、旧世代の陣地から最新鋭の防衛システムを持って揚陸に警戒。
ボスニア湾を蓋をするように存在する諸島全てが要塞化され、当然の如く用意された海上貿易ルート以外には機雷が敷き詰められ、海上戦力への抑止を行う。
要塞全体の動力源は収束設計済み重イオン慣性核融合炉12基。万が一、突破された際に他主要塞に被害が及ばぬように配置され、かつ収束設計とは上空に向けて爆破時の衝撃波や放射線などを逃し、最後っ屁の超強力な電磁攪乱を狙ったもの。
重イオン慣性核融合炉とは要するに荷電粒子ビームによって核融合を行う仕組みであり、主砲は動力系である核融合炉と直結し、オブジェクトの主砲に匹敵する絶大な威力の荷電粒子砲を放つ。
副要塞の主砲もきちんとオブジェクトの主砲程度の威力はあり、加えて諸島の重要な箇所に配置された特務砦は対空警戒を行う。
レーザー兵器対策としてあらゆる可視光を攪乱するスモッグと、レーダー対策としてあらゆる電磁波を上書きする電磁波を放つ砲を定期的に使用する。
これによって常に要塞の天気は曇りであり、日光がほぼ届かないが人工林は問題なく生育している。
特務砦がある限り、上空からの光学兵器および周辺からのレーダーは通用しないが、実弾兵器は関係ない。
それを警戒し、主要塞、副要塞、防壁には偏執的なまでに対空に特化した兵装を組み、主砲も含めれば小惑星落下級の攻撃に対して迎撃可能な措置を組んでいる。
また12の主要塞の地下30メートルで接続されている巨大な地下要塞群でもあるため、全ての要塞が繋がっているが、主要塞ごと12ブロックに区切られる。
これは1つの主要塞が陥落し、核融合炉が爆発した際に他の主要塞に影響が出ないようにするためであり、事実上のトカゲの尻尾切りを可能にしている。
しかし偏執的なまでの防衛陣地によってオーランド諸島は事実上北欧から切り離されたようなものであり、大地と接続しているのは無数の海底ケーブルのみ。
1つ破壊されれば要塞外は超規模の放射能地帯のため、長期間の籠城戦を考慮し、地下要塞には大規模なプランテーションや浄水施設、下水処理施設などを完備。
当然居住空間やリラクゼーション施設なども備えられ、自給自足が可能なため1つの自治州のような30000皆兵都市となっている。
またオブジェクトの動力炉ではないにしろ、主砲と無数の副砲の操作の補助として、主要塞に1人ずつエリートを導入し人員を大幅に削減。
『正統王国』と『情報同盟』が北欧禁猟区から発掘したエリートであり「オブジェクトから北欧禁猟区を死守する」ことのみを絶対命令として与えている。
また要塞全体の指揮官は『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』から、北欧全体にある程度の求心力を持つ旧スウェーデン人を採用。
沿岸要塞群守備軍約30000人を統括する総指揮官にも同様に「オブジェクトからの北欧禁猟区の死守命令」のみが与えられている。
なぜ細かく指示を出さないのかは、大雑把な大方針のみを示すことによって現場の事情と相談して臨機応変に対応して貰うためである。
スウェーデン王族を有する『正統王国』とボスニア湾の利権を持つ『情報同盟』の利害の一致し、『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』と合議の結果生まれた永久要塞群。
仮想敵に『信心組織』『資本企業』を想定するため「一主要塞、一オブジェクト。一副要塞、一0.5世代オブジェクト」を掲げる。
「カネ」と「思想」という常時流動する原理で行動する二大勢力がいつ北欧禁猟区の建前を破ってもいいように、単独で複数のオブジェクトと敵対することを前提に築城された。
要塞の建材料は"一切動けない永久要塞"を前提としてオブジェクトの貫徹特化電磁加速砲を想定した分厚いコンクリートを採用。
また要塞外の諸島領土は要塞と同じ灰迷彩柄の葉っぱの色の人工林で多い尽し、旧世代の陣地から最新鋭の防衛システムを持って揚陸に警戒。
ボスニア湾を蓋をするように存在する諸島全てが要塞化され、当然の如く用意された海上貿易ルート以外には機雷が敷き詰められ、海上戦力への抑止を行う。
要塞全体の動力源は収束設計済み重イオン慣性核融合炉12基。万が一、突破された際に他主要塞に被害が及ばぬように配置され、かつ収束設計とは上空に向けて爆破時の衝撃波や放射線などを逃し、最後っ屁の超強力な電磁攪乱を狙ったもの。
重イオン慣性核融合炉とは要するに荷電粒子ビームによって核融合を行う仕組みであり、主砲は動力系である核融合炉と直結し、オブジェクトの主砲に匹敵する絶大な威力の荷電粒子砲を放つ。
副要塞の主砲もきちんとオブジェクトの主砲程度の威力はあり、加えて諸島の重要な箇所に配置された特務砦は対空警戒を行う。
レーザー兵器対策としてあらゆる可視光を攪乱するスモッグと、レーダー対策としてあらゆる電磁波を上書きする電磁波を放つ砲を定期的に使用する。
これによって常に要塞の天気は曇りであり、日光がほぼ届かないが人工林は問題なく生育している。
特務砦がある限り、上空からの光学兵器および周辺からのレーダーは通用しないが、実弾兵器は関係ない。
それを警戒し、主要塞、副要塞、防壁には偏執的なまでに対空に特化した兵装を組み、主砲も含めれば小惑星落下級の攻撃に対して迎撃可能な措置を組んでいる。
また12の主要塞の地下30メートルで接続されている巨大な地下要塞群でもあるため、全ての要塞が繋がっているが、主要塞ごと12ブロックに区切られる。
これは1つの主要塞が陥落し、核融合炉が爆発した際に他の主要塞に影響が出ないようにするためであり、事実上のトカゲの尻尾切りを可能にしている。
しかし偏執的なまでの防衛陣地によってオーランド諸島は事実上北欧から切り離されたようなものであり、大地と接続しているのは無数の海底ケーブルのみ。
1つ破壊されれば要塞外は超規模の放射能地帯のため、長期間の籠城戦を考慮し、地下要塞には大規模なプランテーションや浄水施設、下水処理施設などを完備。
当然居住空間やリラクゼーション施設なども備えられ、自給自足が可能なため1つの自治州のような30000皆兵都市となっている。
またオブジェクトの動力炉ではないにしろ、主砲と無数の副砲の操作の補助として、主要塞に1人ずつエリートを導入し人員を大幅に削減。
『正統王国』と『情報同盟』が北欧禁猟区から発掘したエリートであり「オブジェクトから北欧禁猟区を死守する」ことのみを絶対命令として与えている。
また要塞全体の指揮官は『北欧禁猟区平和的開発事業協力会議』から、北欧全体にある程度の求心力を持つ旧スウェーデン人を採用。
沿岸要塞群守備軍約30000人を統括する総指揮官にも同様に「オブジェクトからの北欧禁猟区の死守命令」のみが与えられている。
なぜ細かく指示を出さないのかは、大雑把な大方針のみを示すことによって現場の事情と相談して臨機応変に対応して貰うためである。
弱点
無数の防衛システムが組まれているが、いざ突破された時の士気崩壊が懸念される。
また分散式の核融合炉のため主要塞1つが爆散しても継戦は可能だが、吹き飛んだ場合、諸島全域(要塞内除く)が超高濃度の放射能で汚染されるため、その土地の復活に最先端技術でも最短で半世紀は必須。
逆に1つでも爆散させてしまえば、中の人員は継続して抵抗を続けることは構造上可能だが、放射能によって外に脱出することが出来ない。
また分散式の核融合炉のため主要塞1つが爆散しても継戦は可能だが、吹き飛んだ場合、諸島全域(要塞内除く)が超高濃度の放射能で汚染されるため、その土地の復活に最先端技術でも最短で半世紀は必須。
逆に1つでも爆散させてしまえば、中の人員は継続して抵抗を続けることは構造上可能だが、放射能によって外に脱出することが出来ない。