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AHMT-080γ ウルカヌス

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AHMT-080γ ウルカヌス

スペック表

正式名称 AHMT-080γ ウルカヌス
種別 浮揚式重装機動戦車(Air-cushion vehicle Heavy Mobility Tank)
所属 『資本企業』
全高 8.3m
全長 22.1m
全幅 6.5m
重量 160.2t
動力系 マグノリアファクトリー社製水素プラズマ式ジェネレーター、大型大容量バッテリー、高効率太陽光発電システム
最高速度 80km/h(長距離移動用ブースター起動時250km/h)
推進機関 エアクッション+キャタピラ式複合推進システム
装甲 特殊合金製積層装甲、感圧式電磁装甲など
主武装 レーザー推進複合式155mm大型レールキャノン
副武装 対装甲兵器用大口径ガトリングガン×1、対人用機銃×4、対空拡散レーザー発振ユニット×2、近接防御用短距離高出力プラズマ放射装置
乗員人数 2人
その他 メインカラーリング:雪原迷彩

特徴

 資本企業に属する軍需関係企業『マグノリアファクトリー社』が開発した大型の重装戦車。
 開発コンセプトとしては「単騎で戦局を覆せる高機動・高防御・高火力の戦車」。それを実現するためにはどうしても機体を大型化せざるを得ず、そうすると重すぎる重量のせいで速度や運動性が大幅に制限される上、主な運用予定地の北欧禁猟区の悪地相手には相性最悪なためエアクッションによるフロートと無限軌道の併用式を採用することで重量問題をクリア。無事完成に至った。
 主砲には試験的に複合加速式のものを採用。電磁加速によって弾頭を発射すると同時に高出力レーザーを弾頭後部に埋め込まれた固体推進剤に照射し点火。二段階の加速を経て実にマッハ7.5という超音速に至りつつ対象へと飛翔する。大口径の大型弾頭が凄まじい速度で叩き込まれるためその威力は凄まじく、攻撃対象との距離が視界に入る程度の距離内であればよっぽどの極厚装甲でもなければ容易く貫徹し破壊できる。
 推進機関であるエアクッション式フロートとキャタピラはそれぞれ四つに分割され独自ユニットとして稼働しており、もし戦車本体からの電力供給が断たれた場合でも内蔵されたバッテリーによってある程度は駆動する。そして問題が起きて稼働停止に追い込まれた際にはデッドウェイトとしてパージすることも可能。ただし三つ以上のユニットをパージすれば普通に動けなくなるため切り離せるのは二つが限界。
 中央の本体部分には前後左右に緊急回避用のブースターが内蔵されており、起動させることで瞬間的に時速300kmに到達して機体に回避機動を行わせることができる。が、乱用すると中の乗員たちがシェイクされてしまうため一回使ったらクールタイムを挟むようにシステム的なリミッターが掛けられている。しかしボタン一つで任意に解除できるガバガバ仕様なため、事実上名前の響きを優先したロマン仕様である。
 防御においては炭素配合の鋼を基本とした特殊合金による積層装甲だが、装甲内部に感圧センサーが鋳込まれている。これにより一定以上の衝撃を感知すると機体内部の電磁装甲発生装置……簡単に言えば高出力プラズマが装甲の表面に展開され、あらゆる攻撃を高エネルギーの皮膜によって遮断してしまう。耐久力は戦闘機による対地ミサイルの直撃を受けても無傷で耐えられる上、例え貫通できる攻撃を受けたとしても積層装甲は従来の戦車よりも遥かに高い防御力を持っているためこの戦車の防御を貫くには既存の兵器ではかなり苦労することだろう。
 操作形態は早期慣熟のために手動と思考操作のハイブリッド式を採用。更に高性能のOSと戦闘用AIを積み込んだことによって高い即応力と柔軟性を確保することに成功した。既存の兵器ではまず貫けない防御力に護られながら圧倒的な火力による一方的な殲滅力、高い走破性と一秒以内に180度旋回可能な運動性。間違いなく史上最強の戦車が完成したと言えよう。
 そしてお客様方が知りたいであろう待ちに待ったそのお値段なんと1台辺り2憶2000万ドル(フルオプション付き)。お高めの戦車を20台買ってお釣りがくるレベルである。当然ながら馴染みの顧客たちは「知ってた」と呟いたという。
 そんな声に対して「この戦車を十全に運用させればただの戦車20台如き10分でスクラップにできるのだから十分お得と言えるのでは?」というのがマグノリアファクトリー社からのコメントである。

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