安価でオブジェクト製作スレ @ ウィキ

カンブリアン819

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
だれでも歓迎! 編集

カンブリアン819

スペック表

正式名称 CAMBRIAN819
分類 海中専用第二世代
用途 深海域制圧用兵器
所属 『情報同盟』
全長 66m
最高速度 180ノット(≒333km/h)
行動圏 水深1000m~6500m
最大潜行 水深10050m
推進機関 超伝導MHD+ウォータージェット式推進システム
装甲 強化複合式耐圧殻装甲+TLスクリーン
主砲 AGIレーザービーム砲×1
副砲 ナノエレクトルアームズ、両式海洋整波装置、超深海鰾、ハイエンド量子COMP機構、全周式ソナーアレイなど
搭乗者 ポリプ=ブルーハワイ
その他 メインカラーリング:サイケデリック(無反響+対光学加工済み)

解説

「深海」という新たな戦場での絶対優位を求められた『情報同盟』所属の海中専用第二世代オブジェクト。
定義では水深200メートル以深から深海だが、設計と運用の都合上、漸深海帯から超深海帯までを行動圏とする。
極限水圧下の深海帯で行動するオブジェクトの例に漏れず、主砲や副砲は全て内蔵されている本体同一型構造。
推進方式にはJPlevelMHD動力炉に使われている電磁流体力学技術を利用した超伝導MHD式推進システムを採用。
超伝導MHD式推進によって発生するローレンツ力により海水を噴射するウォータージェットの混合式となっている。
両式海洋制整波装置による水流操作や超深海鰾による超精密水圧比調整などにより抵抗に妨げられない三次元機動を確立。
またTLスクリーンを採用し機体に人工的な変温層を形成することで光学兵器を屈折させ無効化する。
主砲は本体同一型のため開いた目のように見える砲口を持つ、連続加速式のAGIレーザービーム砲。
AGIレーザーは赤外化学に分類されるため肉眼によって見ることはできない凶悪極まりないもの。
射程、威力、連射速度共に申し分ないが燃費が悪いため動力炉の周りに複数のAIP機関を設置することで出力を確保している。
そして最も異形として際立っているのが海水そのものが触手の形を取って蠢く不可視の触腕、ナノエレクトルアームズ。
内部で培養したバイオナノマシンを放出、海水を通して電磁操作を行うことでバイオナノマシンを骨格とし、海水を肉として触手のように動かすことができる。
サイズは可変であり、最大で100m級オブジェクトを掴めるほど。最大数は10本であり、基本数は8本で運用される。
塗装は艶やかで生命を感じさせるサイケデリック迷彩。深海では色の吸収の問題で極彩色の方が目立たないという理由がある。
これらの性能からカンブリアン819は深海からの「一撃離脱戦法」を好み、普段は水深6000m以深の超深海帯に身を潜めている。

コンセプト

深海域の極限水圧下でオブジェクトの戦闘能力と多彩な武装の維持

特徴

超深海層までの広大な海域を自由に巡航することができる

弱点

最高速度を越える速さで水揚げすると水圧比に異常が起こって機密保護装置が起動する。後、核兵器

推進機関

推進機関は超伝導MHD(磁気流体力学)+ウォータージェット式推進システム。
オブジェクト推進に用いられる出力を有する超伝導電磁石の開発を海中限定だが実現することに成功。
電気抵抗0で永久に電気が流れ続ける超伝導電磁石によって強力な磁場を推進機関内に作り出す。
よって取り込んだ磁場中の海水に電流を流すことでローレンツ力により海水を噴射することで推進を行う。
これにスクリュープロペラなどが不要となり、ほぼ完全な無音航行の実現に加え、振動もない静粛性の高い機関となった。
また推進機関の出力をより生かすためにバリア研究の技術系列に位置する両式海洋整波装置を採用。
機体の面する海水の流れを操作することで巨大なオブジェクトが移動する際の莫大な水抵抗を大幅に抑制する。
整波装置は基本機体各所に分散する形で装甲に組み込まれているが1つが破損したからと言って減衰機能が消滅するわけではない。
しかし1つ破壊されるごとに水抵抗の減衰力が落ちることは事実であるため破損しないに越したことはない。

装甲とスクリーン

装甲は強化複合式耐圧殻装甲+TL(サーモレイヤー、水温躍層)スクリーンシステム。
耐圧殻とは名前の通り船体における水圧に耐えるための外殻構造で、通常は船員が乗り込む空間を指す。
しかし元々本体が球状に設計されているオブジェクトでは全体を「耐圧殻」とする耐圧殻装甲が用いられる。
水深4000m以深では球体構造で、積層、複合、空間、増加の四種類の装甲概念を擁するオニオン装甲でも水圧によって圧壊される。
よって耐水圧能力に特化した耐圧殻装甲を用いなければならないが戦闘では副砲クラスでも破壊される恐れがある。
そこで従来はチタン合金で作られていた耐圧殻をセラミック、チタン、繊維強化プラスチック、アラミドなどを配合した強化複合鋼板を開発。
また複合式を採用することで副砲への防御力と耐圧能力だけでなく、オニオン装甲クラスの耐電磁能力が付属することとなった。
強化複合鋼板を極力、真球に近い形状(誤差0.5mm以内)でのオブジェクトを形成する強化複合式耐圧殻装甲が完成した。
しかし副砲や極限水圧に耐えられる程度の防御能力は獲得したが、当然主砲級レーザーや核兵器への脆弱性は残っている。
そのため機体周辺に人工的な変温層を構築することが可能なTLスクリーンを採用することで光学兵器を無効化する。
動力炉の熱による温水と取り込んだ冷水を撹拌し混合した海水を両式海洋整波装置によって操作することで実現している。
整波装置によって操作され流動する撹拌された海水を纏うことで機体周辺に人工的な変温層を形成しビームなどを屈折させる。
この人工的な変温層によって海水中を電波する音波伝播を攪乱することもでき、相手に自身の正確な位置を把握させないことも可能。
また機体に塗装されているサイケデリック塗装はプリズム光学素子構造を採用しているため光学無効化能力に一役買っている。

AGIレーザービーム砲

主砲はAGI(全気相化学ヨウ素)レーザービーム砲。
極限水圧下による環境で主砲も副砲も持ち込むことはできないため当然本体に内臓された本体同一型主砲となる。
サイケデリック色のほぼ真球の眼球から瞳孔のように見える砲口から放たれるのは赤外線領域のAGIレーザービーム砲。
赤外線レーザーのため肉眼では捕捉することが出来ず、連続加速式を採用することで発振時間の確保を行っている。
励起装置は本体内部に存在し、塩素ガス、ヨウ素分子、過酸化水素と水酸化カリウムなどの混合水溶液を媒体とする。
化学反応により発生する一重項デルタ酸素はエネルギーをガス流に注入されたヨウ素分子に引き渡され励起し誘導放出を起こす。
またガス流の速度を音速に近づける必要があるが、連続加速式の超音速流設計のためレーザーは絶大な威力を有する。
分類としては気体レーザーであるが励起速度、射程、威力、連射性共に優秀でありオニオン装甲を貫くに必要十分な出力を備えている。
しかし超音速流は電力を多く消費するため動力炉周辺に複数のAIP機構(超高密度水素吸蔵合金製レーザー式強化実用電動炉)を配備している。

ナノエレクトルアームズ

副砲、多目的作業用にナノエレクトルアームズを採用。
本体にAGIレーザービーム砲の機構などを搭載したことによる対オブジェクトに十分なマニピュレーター格納領域を確保できなかった。
そのためマニピュレーターを装備するのではなく、内部の機構を利用することにより生成することにした。
マニピュレーター格納領域予定空間に極限水圧環境再現型バイオナノマシン培養場および電磁伝播通信ユニットを設置。
AGIレーザービーム砲やその他機構によって発生するカリウム塩、水、酸素などを餌として使用する。
アーム生成時に内部で培養したバイオナノマシンを深海空間に放出し、電磁伝播通信ユニットと海水を媒体に接続。
通信操作されたバイオナノマシンは水圧で凝縮された海水を取り込み人為的な筋肉繊維を再現する水塊を形成。
サイズは可変であるが最大で100級オブジェクトまでを確保できるほどにまで巨大化が可能。
基本的に使用する際は8本で運用されることが多いが、最大で10本まで増加することができる。
操作は基本的にエリートと『戦略AI』の分担で行われることが多いが、雑用の小型サイズだとエリート単独で行うこともある。
また腕として成形せずに分離させて使い捨てにすることでパッシブソナーやデコイとしても用いることができる。
この特性からナノエレクトルアームズは敵に使用せずとも長大なパッシブソナーの役割を果たすため付けっぱなしにしてることも多い。
弱点として生成された水深±1000以内で運用をしなければバイオナノマシンが水圧比に耐えきれずに自壊してしまう。
また強力な電磁攻撃の際にも通信が阻害され霧散する。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー