SAW-006λ アルシア
スペック表
正式名称 | SAW-006λ アルシア(SAW-006λ ALTHEA) |
分類 | 航空戦特化型第二世代(Air combat Specialized type Second generation Object) |
用途 | 音速巡航強襲用兵器(Sonic cruise Assault Weapon) |
所属 | 『資本企業/マグノリアファクトリー』 |
全長 | 45m |
最高速度 | 1655km/h |
推進機関 | VASIMR式推進システム |
装甲 | 5cm×100層+電磁制御式プラズマ防護膜 |
主砲 | 弾頭切り替え式アサルトプラズマキャノン×4 |
副砲 | なし(電磁制御式プラズマ防護膜生成装置) |
搭乗者 | フランク=スティンガー |
その他 | メインカラーリング:ボトルグリーン |
人工プラズマ乱流型機密保護装置 |
コンセプト
プラズマ特化型オブジェクト、推力と火力の完全制御
特徴
オブジェクト基本要素の「高機動」「高火力」「高防御」を突き詰めた機体
弱点
推進、武装、装甲を全てプラズマに統一しており、全体的に電力消費が激しいため、搭乗者には完璧な消費管理が求められる。
解説
超音速巡航と遷音速機動、自由度の高い運動性と瞬間加速能力を併せ持つ航空戦特化型オブジェクト。
恐ろしい巡航速度と機動性の両立のため限りなく理想的な雫型を取り、先端を正面とした横倒しの形状を持つ。
推進機関には宇宙巡航に用いられるVASIMR式推進システムを採用。
特殊ガスより発生するプラズマをRF放電によるICRH現象を利用したエネルギーブーストによって推進する。
全身要所に同システムを利用したサブブースターが存在し、自由な可動域から三次元流動的な機動を取る。
装甲はマグノリアファクトリー社独自配合の対光学攻撃、対エネルギー攻撃に特化した複合鋼板を開発。
加えて電磁制御式の高出力プラズマの被膜装甲を常時展開することで実弾兵器を灼き尽すことで防御を行う。
主砲は本体に埋め込まれる形で存在している弾頭切り替え式アサルトプラズマキャノンを4門搭載。
従来のプラズマ投射式とは異なるプラズマ制御弾頭を保持する砲弾を消費するプラズマ兵器。
砲弾1つにつきの値段は非常に高いが、下位安定式プラズマ砲の超威力を保持しつつ、優秀な射程と連射速度、初速の確保に成功。
副砲はなし。超音速で目標にまで迅速に到達し、超火力で処理、道中の妨害は全てプラズマバリアで無効化するコンセプト。
恐ろしい巡航速度と機動性の両立のため限りなく理想的な雫型を取り、先端を正面とした横倒しの形状を持つ。
推進機関には宇宙巡航に用いられるVASIMR式推進システムを採用。
特殊ガスより発生するプラズマをRF放電によるICRH現象を利用したエネルギーブーストによって推進する。
全身要所に同システムを利用したサブブースターが存在し、自由な可動域から三次元流動的な機動を取る。
装甲はマグノリアファクトリー社独自配合の対光学攻撃、対エネルギー攻撃に特化した複合鋼板を開発。
加えて電磁制御式の高出力プラズマの被膜装甲を常時展開することで実弾兵器を灼き尽すことで防御を行う。
主砲は本体に埋め込まれる形で存在している弾頭切り替え式アサルトプラズマキャノンを4門搭載。
従来のプラズマ投射式とは異なるプラズマ制御弾頭を保持する砲弾を消費するプラズマ兵器。
砲弾1つにつきの値段は非常に高いが、下位安定式プラズマ砲の超威力を保持しつつ、優秀な射程と連射速度、初速の確保に成功。
副砲はなし。超音速で目標にまで迅速に到達し、超火力で処理、道中の妨害は全てプラズマバリアで無効化するコンセプト。
推進機関
推進機関はVASIMR(比推力可変型プラズマ)式推進システムを採用。
システム内の磁場場でのプラズマの複雑な挙動を技術力によって完全に支配することで実現するまでに至った。
推進剤は下位安定式プラズマ砲と類似した特殊ガスを使用し、低温の人工的なプラズマを生成。
JPlevelMHD動力炉由来の電力による高周波放電でのイオンサイクロトロン共鳴加熱を利用したエネルギーブーストを実行。
高エネルギーを得て磁場ノズル内で膨張するプラズマからの電磁気推進によって加速を行う。
また電極の必要ない機構のため電極損耗に伴う寿命制限から開放される上に電磁加速型推進よりも遥かに高いプラズマ温度を獲得。
加えてシステムがプラズマ生成と再加熱が分離しているため、電力投入の調整により推力と比推力のバランス調整を自由に行える。
これは任務のあらゆる状況で推進機関の性能を最適化できるということであり、超加速だけでなく状況に最適な速度の選択も可能。
メインブースターは機体後部に存在するが、他にも機体の要所要所に同システムを利用したサブブースターが存在する。
よって超加速接近だけでなく流動的な三次元駆動による近接戦闘、急加速急停止、高速旋回、莫大な初速など自由自在に機体を操作できる。
弱点として高い出力、高い運動性の代償としてエリートに要求される技術力が非常に高い上、電力消費もまた非常に激しい。
システム内の磁場場でのプラズマの複雑な挙動を技術力によって完全に支配することで実現するまでに至った。
推進剤は下位安定式プラズマ砲と類似した特殊ガスを使用し、低温の人工的なプラズマを生成。
JPlevelMHD動力炉由来の電力による高周波放電でのイオンサイクロトロン共鳴加熱を利用したエネルギーブーストを実行。
高エネルギーを得て磁場ノズル内で膨張するプラズマからの電磁気推進によって加速を行う。
また電極の必要ない機構のため電極損耗に伴う寿命制限から開放される上に電磁加速型推進よりも遥かに高いプラズマ温度を獲得。
加えてシステムがプラズマ生成と再加熱が分離しているため、電力投入の調整により推力と比推力のバランス調整を自由に行える。
これは任務のあらゆる状況で推進機関の性能を最適化できるということであり、超加速だけでなく状況に最適な速度の選択も可能。
メインブースターは機体後部に存在するが、他にも機体の要所要所に同システムを利用したサブブースターが存在する。
よって超加速接近だけでなく流動的な三次元駆動による近接戦闘、急加速急停止、高速旋回、莫大な初速など自由自在に機体を操作できる。
弱点として高い出力、高い運動性の代償としてエリートに要求される技術力が非常に高い上、電力消費もまた非常に激しい。
装甲と防護膜
装甲は5cm×100層+電磁制御式プラズマ防護膜を採用。
プラズマの特性から実弾兵器は防護膜で止め、装甲は対光学&対エネルギー攻撃に特化と隙のない防御理論を掲げる。
電磁制御式プラズマ防護膜は磁場の形成と機体内で生成されたプラズマの安定環流によって実現したもの。
高出力のプラズマの球体を機体外部に形成することで触れたものを灼き消す、空間装甲と爆発反応装甲両方の面を持つ。
よって実弾兵装の殆どを無効化することに成功、低空軌道を取ると触れた地面が消し飛ぶなどの副作用がある。
機体を覆う関係から主砲が問題なく通過できるように特定挙動のプラズマを登録することで主砲プラズマと制御弾頭を通過できるように。
高出力式を採用することで攻撃を防いだ際の防護膜減衰が極僅かであり、耐久度もまた高く、再展開速度もとても優秀。
統合的に防護膜を見るとオブジェクト主砲が直撃しても5発程度までなら耐え、また再展開も良好、非常に堅牢な仕上がりとなっている。
また高出力プラズマを機体周辺に展開する都合上、電磁干渉は通用しないという対電子戦能力(物理)を獲得。
しかし防護膜の展開による消費電力は非常に高いという無視できない問題も存在する。
上記の防護膜で実弾を全て防ぐことを前提としているためオニオン装甲は対光学、対エネルギー性能に特化している。
採用された装甲板はマグノリアファクトリー社独自配合のプリズム構造を利用した特殊鋼板。
軽量化との兼ね合いと防護膜への信頼から通常オブジェクトの約半分の5メートルの装甲厚となっている。
そのため防護膜が剥がれると実弾兵器への脆弱さが露呈するが、主砲級であろうとも光学&エネルギー兵器に対しては無類の強さを誇る。
プラズマの特性から実弾兵器は防護膜で止め、装甲は対光学&対エネルギー攻撃に特化と隙のない防御理論を掲げる。
電磁制御式プラズマ防護膜は磁場の形成と機体内で生成されたプラズマの安定環流によって実現したもの。
高出力のプラズマの球体を機体外部に形成することで触れたものを灼き消す、空間装甲と爆発反応装甲両方の面を持つ。
よって実弾兵装の殆どを無効化することに成功、低空軌道を取ると触れた地面が消し飛ぶなどの副作用がある。
機体を覆う関係から主砲が問題なく通過できるように特定挙動のプラズマを登録することで主砲プラズマと制御弾頭を通過できるように。
高出力式を採用することで攻撃を防いだ際の防護膜減衰が極僅かであり、耐久度もまた高く、再展開速度もとても優秀。
統合的に防護膜を見るとオブジェクト主砲が直撃しても5発程度までなら耐え、また再展開も良好、非常に堅牢な仕上がりとなっている。
また高出力プラズマを機体周辺に展開する都合上、電磁干渉は通用しないという対電子戦能力(物理)を獲得。
しかし防護膜の展開による消費電力は非常に高いという無視できない問題も存在する。
上記の防護膜で実弾を全て防ぐことを前提としているためオニオン装甲は対光学、対エネルギー性能に特化している。
採用された装甲板はマグノリアファクトリー社独自配合のプリズム構造を利用した特殊鋼板。
軽量化との兼ね合いと防護膜への信頼から通常オブジェクトの約半分の5メートルの装甲厚となっている。
そのため防護膜が剥がれると実弾兵器への脆弱さが露呈するが、主砲級であろうとも光学&エネルギー兵器に対しては無類の強さを誇る。
弾頭切り替え式アサルトプラズマキャノン
主砲は弾頭切り替え式アサルトプラズマキャノンを採用。
プラズマ兵器の下位安定式プラズマ砲とは異なり、プラズマ制御弾頭による砲弾消費型兵器である。
切り替え先としては主に【収束式】【拡散式】【投射式】の三種類の切り替え先が存在する。
【収束式】は高出力のプラズマを核となる砲弾で制御しながら投射するというもの。
収束制御式は下位安定式プラズマ砲の最大火力を基本射程の10kmを越える射程先にまで投射できる利点が存在する。
弾頭はミサイルのように精密な機器各種が積まれているため弾頭制御も可能。
【拡散式】は収束式のように弾頭を制御するマルチロックと散弾銃のように広域爆撃のショットの二種をさらに選択できる。
要するに分裂して飛翔するプラズマ達を制御するかしないかであるため切り替えによる操作の手間はあまりない。
マルチロックでもショットでも威力は変わらず、オブジェクトの副砲程度の火力は持つ。
【投射式】はプラズマ制御弾頭を使用せずに直接プラズマをキャノンで投射する方式。
つまりはただの下位安定式プラズマ砲となること。最大効率でエネルギーを破壊力に変換できる方式でもある。
精密機器を積むことによる電磁攪乱への脆弱さは内部機器が破壊されてもプラズマは維持されるため問題はない。
ハッキングも考慮し、機体本体からの第8世代暗号通信に干渉があった場合、精密機器は物理的に自壊する。
弱点として出力によって威力が調整可能なため、オブジェクト主砲級にすると消費電力が激しいこと。
またプラズマ制御弾頭の値段は非常に高く、弾頭を利用しない【投射式】はただの下位安定式プラズマ砲であること。
威力射程利便性対応力などと出力&値段が等価交換であるため賢い使い分けが必須となる。
プラズマ兵器の下位安定式プラズマ砲とは異なり、プラズマ制御弾頭による砲弾消費型兵器である。
切り替え先としては主に【収束式】【拡散式】【投射式】の三種類の切り替え先が存在する。
【収束式】は高出力のプラズマを核となる砲弾で制御しながら投射するというもの。
収束制御式は下位安定式プラズマ砲の最大火力を基本射程の10kmを越える射程先にまで投射できる利点が存在する。
弾頭はミサイルのように精密な機器各種が積まれているため弾頭制御も可能。
【拡散式】は収束式のように弾頭を制御するマルチロックと散弾銃のように広域爆撃のショットの二種をさらに選択できる。
要するに分裂して飛翔するプラズマ達を制御するかしないかであるため切り替えによる操作の手間はあまりない。
マルチロックでもショットでも威力は変わらず、オブジェクトの副砲程度の火力は持つ。
【投射式】はプラズマ制御弾頭を使用せずに直接プラズマをキャノンで投射する方式。
つまりはただの下位安定式プラズマ砲となること。最大効率でエネルギーを破壊力に変換できる方式でもある。
精密機器を積むことによる電磁攪乱への脆弱さは内部機器が破壊されてもプラズマは維持されるため問題はない。
ハッキングも考慮し、機体本体からの第8世代暗号通信に干渉があった場合、精密機器は物理的に自壊する。
弱点として出力によって威力が調整可能なため、オブジェクト主砲級にすると消費電力が激しいこと。
またプラズマ制御弾頭の値段は非常に高く、弾頭を利用しない【投射式】はただの下位安定式プラズマ砲であること。
威力射程利便性対応力などと出力&値段が等価交換であるため賢い使い分けが必須となる。
コクピット周り
オブジェクトのコクピット周りは音速を超えることから戦闘機に酷似した形式を採用。
またオブジェクトという巨体と超音速の合わさり、航空機として最適化された戦闘機とは比べものにならないGが発生する。
そのため同社製品であるドミネーターのコクピット周りを流用することで対応した。
主に搭乗エリートが行うのは膨大な情報量の整理と操縦、主砲の操作などは通常のオブジェクトと同じ。
問題なのは機体各所のサブブースター制御と、推進機関防護膜主砲のプラズマ出力の制御という膨大という数で収まらない処理。
社長が「多機能」を掲げるマグノリアファクトリーのアルシアが洗練されたフォルムとなったのも制御リソースを機動性に割り振ったため。
必要な操作だけでプラズマの出力による推力と比推力の制御、防護膜の出力設定、主砲の出力設定など多岐にわたる。
よって搭載されていた人工知能は機体制御に全ての容量を割くことで補助に徹する演算プログラム形式へと移行。
オブジェクト内に存在する複数の光量子コンピューターの演算システムプログラムによってプラズマの完全制御を実現した。
加えて操作制御にエリートの脊椎から始まる神経系を細部まで改造することによる神経接続式思考操作システムを採用。
これによってエリートが自分の思う通りに機体を操作できるようになった。
しかしコクピット形式がドミネーターの流用であり、戦闘機に酷似しているからと言っても第二世代オブジェクト。
加えてアルシアが独自のオブジェクトの系統に誕生したため、既存エリートの流用ができないという問題がある。
エリートとしての「資質」と、脳と肉体(主に神経系)をアルシア専用に改造することが必須であることは決して忘れてはいけない。
またオブジェクトという巨体と超音速の合わさり、航空機として最適化された戦闘機とは比べものにならないGが発生する。
そのため同社製品であるドミネーターのコクピット周りを流用することで対応した。
主に搭乗エリートが行うのは膨大な情報量の整理と操縦、主砲の操作などは通常のオブジェクトと同じ。
問題なのは機体各所のサブブースター制御と、推進機関防護膜主砲のプラズマ出力の制御という膨大という数で収まらない処理。
社長が「多機能」を掲げるマグノリアファクトリーのアルシアが洗練されたフォルムとなったのも制御リソースを機動性に割り振ったため。
必要な操作だけでプラズマの出力による推力と比推力の制御、防護膜の出力設定、主砲の出力設定など多岐にわたる。
よって搭載されていた人工知能は機体制御に全ての容量を割くことで補助に徹する演算プログラム形式へと移行。
オブジェクト内に存在する複数の光量子コンピューターの演算システムプログラムによってプラズマの完全制御を実現した。
加えて操作制御にエリートの脊椎から始まる神経系を細部まで改造することによる神経接続式思考操作システムを採用。
これによってエリートが自分の思う通りに機体を操作できるようになった。
しかしコクピット形式がドミネーターの流用であり、戦闘機に酷似しているからと言っても第二世代オブジェクト。
加えてアルシアが独自のオブジェクトの系統に誕生したため、既存エリートの流用ができないという問題がある。
エリートとしての「資質」と、脳と肉体(主に神経系)をアルシア専用に改造することが必須であることは決して忘れてはいけない。
総評
推進の弱点:消費電力、武装の弱点:消費電力、装甲の弱点:消費電力。
実用に耐えうる限界にまで電力消費を効率化最適化しているが、それ以上に出力を欲張ったため結局燃費は悪い。
出力重視の「超機動」「超火力」「超防御」の代償として、高い個体依存性と無視できない燃費の悪さを持つ。
消費電力が激しく、またプラズマ出力制御の飛び抜けた自由度から、極めてシビアな管理技術が求められるオブジェクト。
実用に耐えうる限界にまで電力消費を効率化最適化しているが、それ以上に出力を欲張ったため結局燃費は悪い。
出力重視の「超機動」「超火力」「超防御」の代償として、高い個体依存性と無視できない燃費の悪さを持つ。
消費電力が激しく、またプラズマ出力制御の飛び抜けた自由度から、極めてシビアな管理技術が求められるオブジェクト。