トゥルーアイズ001i(イマジナリー)
スペック表
正式名称 | トゥルーアイズ001i(イマジナリー) |
敵性CN | |
分類 | 地中建造第■世代 |
用途 | 地球磁気圏滞留式相互通信監視ネットワーク構築ナノマシン型仮想電脳形成機関搭載人類史永久記録演算装置 |
所属 | 『マザーブレインネットワーク』 |
全長 | 2.5km |
最高速度 | 0km/h |
推進機関 | 無し |
装甲 | 規格外オニオン装甲(耐熱耐冷耐爆耐刃耐光学処理済み装甲1cm×150000層以上) |
主砲 | 無し |
副砲 | 無し |
搭乗者 | 『マザーブレイン』 |
その他 | 無し |
解説
概要:『情報同盟』所属領フィラデルフィア市地下に存在する超大型並列量子コンピューター《マザーブレイン》をコアとする超大型自立維持・稼働工場内蔵型記録媒体オブジェクト。内部に存在する機能維持のために作られた資源掘削機と複数のJPlevelMHD動力炉を除けば余剰スペースの全てが超高純度フォトニック結晶体で構成されており、理論上は地球上で取得できるあらゆる情報を建造時より約40億年分以上保管可能。
オブジェクトの設計者・建造者はマリア=アン=アラウンドワールドのみ。自身以外に対してこのオブジェクトの情報を一切明かすこと無く、無人ドローンを利用して世界中から資源を略奪し単独で建造した。その為このオブジェクトの詳細は彼女以外誰も知らず、彼女が死亡した以上内部で何が行われているのか正確に把握している人間は誰一人として存在しない。
オブジェクトの設計者・建造者はマリア=アン=アラウンドワールドのみ。自身以外に対してこのオブジェクトの情報を一切明かすこと無く、無人ドローンを利用して世界中から資源を略奪し単独で建造した。その為このオブジェクトの詳細は彼女以外誰も知らず、彼女が死亡した以上内部で何が行われているのか正確に把握している人間は誰一人として存在しない。
このオブジェクトは戦闘用に非ず、『情報同盟』含む地球上のあらゆる場所で起きている現象を散布したナノマシンによって構築した地球全域を観測範囲とする超巨大監視網ネットワークによってリアルタイムで収拾し、内部のフォトニック結晶に情報を光へと変換して保存している。即ち、このオブジェクトに保管されているデータは改竄や捏造など一切されていない純度100%の「真実」。故にマリアはこのオブジェクトの名前を「真実を見る眼(トゥルーアイズ)」と名付けた。
そもそもの建造理由としてはマリア=アン=アラウンドワールドが『情報同盟』が行う情報の改竄や真実の上書きに嫌気が差し、「どんな存在でもいい。世界で起こっている物事の『真実』を見て、後世に残す何かが欲しい」という考えに基づいたもの。そのため彼女は己の持つ現行人類が保有するものと比較して数世代先のものと思しきレベルのナノテクノロジーと人工知能創造能力を総動員し、『トゥルーアイズ001i』を建造。ほぼ同時期に『ナンバーズ計画』に参加し、隠れ蓑として《マザーブレイン》と『エリミネーター009』を提出しつつ事実上『ナンバーズ計画』を単騎で完結させてしまうオーバーテクノロジーの塊の様なこの機体を作り上げた。
ナノマシンは内部工場で自動生産されたものを常時散布し続けており、それらは相互に通信網を形成することで独自のネットワークを構築。更にナノマシンを地球圏の磁場に乗せて滞留させることで自然な形でナノマシンの循環経路を構築し、地球そのものを脳に見立てた仮想電脳────《マザーブレイン=アース》を形成した。ナノマシンのサイズ上どのような場所であろうが侵入可能であり、余程の超高温高圧環境で無ければ常時観測可能。電力も静電気を吸収して賄える程度には低燃費なため稼働制限時間は存在しない。ただし金属で出来ている以上劣化はするため随時ナノマシンを工場で生産して代謝を行っている。
コアと外部に構築した地球圏ネットワーク電脳を利用することで既存のどんな演算装置であろうとも追随不可能な処理速度を誇り、およそあらゆる状況をシミュレート可能。『エリミネーター009』が収集するイレギュラー変数の情報を組み込むことでその精度は更に跳ね上がっており、地球の過去・現在・未来を見通すことが出来る。マリアはこれを《ソロモンシステム》と名付け、『ナンバーズ計画』の真の目的である『人類滅亡の未来の回避』のために使用。しかしたった一例を除いて人類存続の未来がディストピアかアナーキー状態という結論に至った結果、シミュレーション結果を全て破棄。その後マリア=アン=アラウンドワールドは事故■■■遘√?蟶ク縺ォ縺雁燕縺溘■繧定ヲ九※縺?k縲よャコ迸槭?陦」繧堤コ上≧縺ェ縺ゥ險ア縺輔↑縺??
そもそもの建造理由としてはマリア=アン=アラウンドワールドが『情報同盟』が行う情報の改竄や真実の上書きに嫌気が差し、「どんな存在でもいい。世界で起こっている物事の『真実』を見て、後世に残す何かが欲しい」という考えに基づいたもの。そのため彼女は己の持つ現行人類が保有するものと比較して数世代先のものと思しきレベルのナノテクノロジーと人工知能創造能力を総動員し、『トゥルーアイズ001i』を建造。ほぼ同時期に『ナンバーズ計画』に参加し、隠れ蓑として《マザーブレイン》と『エリミネーター009』を提出しつつ事実上『ナンバーズ計画』を単騎で完結させてしまうオーバーテクノロジーの塊の様なこの機体を作り上げた。
ナノマシンは内部工場で自動生産されたものを常時散布し続けており、それらは相互に通信網を形成することで独自のネットワークを構築。更にナノマシンを地球圏の磁場に乗せて滞留させることで自然な形でナノマシンの循環経路を構築し、地球そのものを脳に見立てた仮想電脳────《マザーブレイン=アース》を形成した。ナノマシンのサイズ上どのような場所であろうが侵入可能であり、余程の超高温高圧環境で無ければ常時観測可能。電力も静電気を吸収して賄える程度には低燃費なため稼働制限時間は存在しない。ただし金属で出来ている以上劣化はするため随時ナノマシンを工場で生産して代謝を行っている。
コアと外部に構築した地球圏ネットワーク電脳を利用することで既存のどんな演算装置であろうとも追随不可能な処理速度を誇り、およそあらゆる状況をシミュレート可能。『エリミネーター009』が収集するイレギュラー変数の情報を組み込むことでその精度は更に跳ね上がっており、地球の過去・現在・未来を見通すことが出来る。マリアはこれを《ソロモンシステム》と名付け、『ナンバーズ計画』の真の目的である『人類滅亡の未来の回避』のために使用。しかしたった一例を除いて人類存続の未来がディストピアかアナーキー状態という結論に至った結果、シミュレーション結果を全て破棄。その後マリア=アン=アラウンドワールドは事故■■■遘√?蟶ク縺ォ縺雁燕縺溘■繧定ヲ九※縺?k縲よャコ迸槭?陦」繧堤コ上≧縺ェ縺ゥ險ア縺輔↑縺??
「人類の滅亡回避、結構。だが無理に存続させても碌な未来にならないのならば、いっそ綺麗さっぱり終わらせてしまった方が楽じゃない?」
「まあ、別に抗う事を邪魔する気もない。だが私は色々面倒になった。嫌なものね、希望ある未来が来ることを望むのならば、本当に祈るしか方法が残っていないというのは」
「笑ってしまうほど愉快な世界だった。人類皆で手を繋ぎながら宇宙に飛び出て、どっかの馬鹿が連れてきた宇宙人と友達になる。そんな馬鹿馬鹿しい小説みたいな未来」
「……そんなものを見せられては、馬鹿みたいな『不思議な世界』を夢見てしまうじゃない、全く」
「このメッセージを聞いているという事は、君は何等かの手段でこの『トゥルーアイズ』の制御権を手に入れたという事。君が底なしの善人か、それとも世紀の大悪党か、はたまたただの一般人かは知らないけど」
「どうせなら面白い世界を夢見ましょう? If you don’t know where you are going any road will get you there.……幸運を祈るよ」
【《マザーブレイン》の制御権保有者は現在空白状態です】