安価でオブジェクト製作スレ @ ウィキ

タタラ=ツジカゼ

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

タタラ=ツジカゼ

概要

おろちのエリート
性別:男
年齢:67
名前:タタラ=ツジカゼ
性格:枯れた暗殺者。笑ってるけど笑ってない

解説

髪の毛を剃り落とし、糸のように細い目(見えてる)の杖をついた小柄な老人。常に乾いた薄ら笑いを浮かべている。非戦闘時は甚平や作務衣などのラフな和服を着用。
性格は飄々として掴み所がなく、酒と博打と女を嗜むなど割と俗っぽい。
その正体はオブジェクト黎明期から現在まで刃を振るう暗殺者、通称「人類史上最も人間を斬り殺した男」。
居合いを軸とした剣術に闇討ち、騙し討ち、毒、剣ですらない仕込んだ銃などのあらゆる手段を織り交ぜる独自に編み出した暗殺術、「蛇蝎」を用いて標的の命を刈り取る。普段携行している杖にも様々な改造が施されている。
他の剣士は信念や誇りに欠けた「卑剣」と呼んだが、タタラは「自分は所詮ただの『人殺し』で『剣士』ではないから構わない」と流しつつ、そういった連中が蔑み侮って唾棄する卑劣な方法で全て切り捨ててきた。いつもと変わらぬ乾いた笑みのまま。そもそも「蛇蝎」という決してポジティブではない名前を付けているとおり、彼自身も自分の修めた技術は自慢できるような高尚なものではないと自覚している。

『島国』出身。50年程前はたった一人残った家族である妹と支え合いながら、裕福ではないが幸福な生活を守るために少しでも強くなろうと近所の剣道場に通う少年だった。そんな中迎えたオブジェクト動乱期、『島国』に報復しようとした多国籍軍が住んでいた地域を侵攻。妹が重症を負う。
「必ず助かる」
「絶対に死なせない」
「兄ちゃんがついてる」
背中でぐったりしている守ろうとした存在よりも自分へ言い聞かせるように走り、何とか無事だった病院に辿り着くものの妹の出血は余りにも多く、そのまま昏睡状態に陥ってしまう。
何も持たない自分が手っ取り早く治療費を稼ぐために『島国』の瓦解を画策する革命派の門を叩いて暗殺者としての訓練を受ける。
待っていたのは殆ど帰還が想定されない鉄砲玉同然の任務ばかりだったが、「剣」は凡庸でも「殺し」の才能には恵まれていたのか標的とその周囲を皆殺しにしながら次々と達成していく。
しかし組織に入って一年後に治療の甲斐なく妹が死亡。最後まで意識を取り戻すことは無かった。
回復すると信じて手を汚して来たのに全てが無意味だった。もはや何を憎めばいいのかわからない。勝手に戦争を引き起こした国、民間人を巻き込んだ多国籍軍、満足な治療を行わなかった医者、間に合うようにもっと速く走れなかった自分……。今更憎もうとしても意味は無く、真っ当に生きる道も気力も既に彼には残されてはいなかった。そこにはただ枯れた人殺しだけが存在した。
その後も革命派の便利な排除装置のように保守派の要人の暗殺を重ねて、やがて『島国』が国名を維持できなくなる程のダメージを与えていった。
現『島国』樹立後は政財界の重要ポストに就くことが約束されようとしたが報酬だけを受け取って全て断り、現在でも不穏分子の排除やエリートとしての『開発』を受けつつ未だに人斬りとして世界各地へ派遣されている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー