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グレン=ハイワン

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グレン=ハイワン

概要

性別:男
年齢:100
名前:グレン=ハイワン
性格:全身を生命維持のための管で繋がれた老人。辛うじて意識だけは保っている
大層な思想を掲げてはいるが、実態は世界が核で包まれて壊れていく光景を見たいだけの狂人。しかし極めて高いカリスマ性で光芒を率いており、彼の本性を知る者は誰一人としていない

解説


全身を生命維持装置に繋がれた一度目を閉じたら二度と目覚めないと思わせるほどに弱りきった老人。瞳には意志の強さと虚ろな諦観が同居している。
強いカリスマ性を持っているが、「全」をよく見ている一方で「個」を見落としがち。導くことはできても救うことはできない。
かつて『大陸』に存在した『大国』において軍に所属し、多くの作戦で戦果を挙げた優秀な指揮官だった。退役後は政界に進出して「国家主席に最も近い男」と称されるほどの高級官僚にまで登り詰める。
しかしオブジェクト黎明期の動乱の勃発に際し、周囲からの要望に応えて軍に復帰。『真人杀戮部队』の発足や『王虎』の建造などの様々な国家防衛に関わるプロジェクトを主導した。(武真龍はこの頃に知り合う。グレンが直々に出向いてスカウトを行った。)
その中には国産エリートを生み出すための多くの非人道的な試行錯誤や、万の敵を討ち滅ぼすために千の無関係な自国民を巻き添えにする凄惨な作戦も多く含まれた。
葛藤や苦悩は確かに存在したが、「国を守るため」ならば悪魔に魂を売ってでも進まなければならないと全ての責任を抱え込んだ。
こうして最悪の中で最善を選び続けた先に待っていたものは、『大国』の崩壊と最小限の犠牲で済ませたのに、守りたかったはずの大地で動乱を忘れて争い合う「元人民」達であった。
グレンは彼らに失望を覚えたが、「過去の亡霊の自分が介入するわけにはいかない。きっと自分達で気付いてくれるはずだ」と期待を捨ててはいなかった。
しかし五十年待っても一向に纏まる気配を見せない様子と、現在の『大陸』を終わらせてもう一度自分の目で平和な『故国』を見たいという生涯唯一にして最大の我儘から今回の事件を引き起こす。
『绝命』のエリートであるシュエン=リウに対しては、「利用する者」の責任から衰えによって満足に身体が動かせなくなるまで自らが甲斐甲斐しく世話を焼いた。
シェリンが誤った時はいつも叱らずに嗜める程度だったが、自分のことを「父」と呼んだ時にのみ語気をやや強くして否定した。
これ以上彼に愛着を持たないため、茶番に付き合わせている自分にその資格は無いと思ってのことだった。

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