レクイエム(ガンダムSEED DESTINY)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/17 Fri 17:11:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){「フォーレ、チェルニー、姿勢安定。フィールド展開中。」} &bold(){「レクイエム、ジェネレーター作動中。臨界まで480秒。」} &bold(){「護衛艦隊は射線上から退避せよ。」} &bold(){照準は何処に?} &font(b,#808080,#FFFF77){アプリリウスだ!決まっているだろう、これは警告ではない!!} &bold(){照準、プラント首都アプリリウス!} &bold(){「目標点入力、アプリリウス。最終セーフティ解除。全ジェネレータ、臨界へ」} &bold(){「ファーストムーブメント、準備よし。レクイエム・システム発射準備完了」} &bold(){「シアー開放。カウントダウン開始。発射までGマイナス35。」} &font(b,18){トリガーを回せ!!} &font(b,18,#808080,#FFFF77){さぁ、奏でてやろうデュランダル…!お前達の為のレクイエムを!!} } レクイエムとは『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する[[地球連合軍>地球連合(ガンダムSEED)]]の[[戦略兵器>戦略兵器(ガンダム)]]である。 登場は第44話。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *【概要】 実態は月面ダイダロス基地に設置された巨大ビーム砲と、月の周辺に配置された筒状の廃棄コロニー複数基から成る&bold(){軌道間全方位戦略砲。} 要は[[反射衛星砲]]の一種。 この廃棄コロニーの内側全面には、[[フォビドゥンガンダム]]が装備していたエネルギー偏向装置&bold(){「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」}が設置されており、コロニーそのものが大型のゲシュマイディッヒ・パンツァー発生装置となる。 つまり、廃棄コロニー自体が囮とも言える。 廃棄コロニーは&bold(){「中継ステーション」}と呼ばれており((コードネームとして有名なレクイエムの作曲者の名前が付けられている))、位置の調整により&font(b,#ff0000){月の裏側にいながら全方位どこでもリモコン操作で高出力のビームを撃ち込める。} その利便性を生かし、[[ロード・ジブリール]]が宇宙へ脱出した時には、アルザッヘル基地に行かずにダイダロス基地から、レクイエムをプラントに向けて発射した。 その威力は1発で複数のプラントのコロニーを&font(b,#ff0000){ぶった切るように崩壊させられる}絶大なものであり、アスランは&bold(){「あの[[ジェネシス>ジェネシス(ガンダムSEED)]]に匹敵する」}とまで畏怖した。 ちなみに小説版ではダイダロス基地はレアメタル採掘に従事している地球連合軍の資源基地との事で、本来のプラント前線拠点は月面アルザッヘル基地である。 にもかかわらずダイダロスに建設されたのは ・プラントから見て正面位置するアルザッヘルの反対側に位置しているため警戒されにくい ・資源基地であるため、既に大規模な地下空洞のスペースが確保できる 等が挙げられる。 位置関係上、プラント方面からダイダロスの直接攻撃には膨大な戦力を有するアルザッヘルの月艦隊を突破する必要もあるため、ザフトとしては非常に攻めにくい場所にあるとも言える。 反応炉自体はダイダロス基地の地下に埋設されており、解体が不可能となっている。 単純な威力では「一撃で地球軍艦隊の半数が消滅」「地球に着弾したら全生物の8割が死滅する」ジェネシスに及ばないが、実用性や有用性に置いては&bold(){ジェネシスすら遥かに上回る}代物である。 特に&bold(){どんな位置、距離でもピンポイントでターゲットを仕留められる}というのは使用者(支配者)にとっては最高のアドバンテージであり、逆にこの兵器の脅威に曝される者たちにとっては恐怖の権化でしかない。 ジェネシスは一撃で全てを滅ぼすために撃てば最期、後には何も残らないので支配も何もないし、地球に撃てば地球そのものが死の星と化すため地上の国家や拠点への攻撃には使えない。 しかしレクイエムは敵対国の目標地点だけをピンポイントで撃ち抜けるので、実用性は比べるべくもない。 またこのレクイエムは位置や距離に関係なく射線上の敵すらも一気に薙ぎ払えるので、対MS、艦隊戦に置いても非常に厄介な兵器として機能する。((ジェネシスは規模こそ広いものの直線状の敵しか撃てないのに対して、このレクイエムは偏向リングさえあれば全方位攻撃さえも可能に出来る。)) 総じてSEEDシリーズに数多く出て来た大量破壊兵器の中でも、&bold(){その総合性能は頭一つ抜けており}、多くの勢力がこの兵器を(秘密裏に)開発、使用、修復、再利用している始末である。 *【欠点】 全方位を攻撃できるため死角はないが、弱点が無いわけではない。 構造上、ビーム砲の直上のステーションワンが破壊されるとどうやってもビームを曲げることができなくなる。 また、多大な電力を必要とする為エネルギー充電に時間がかかりどうしてもインターバルが必要となる。 廃棄コロニーは巨大ではあるものの脆弱なため防衛戦力の配置は必須であり、コロニーのスラスターを破壊されれば射角調整もできなくなり目標から逸れてしまう。 またそれ自体の図体があまりに巨大なので、「廃棄コロニーが動いている」という非常に目立つ、かつ分かりやすい異常事態を敵に察知されやすいという問題もある。 作中でも廃棄コロニーが地球軍部隊を伴って移動している事をプラントに察知され、&bold(){「何を考えているか分からんが絶対ロクな事じゃないからとりあえず止めとく」}とばかりに攻撃を受け、攻撃目標を撃ち損じる結果に繋がっている。 ビーム砲の防御力自体もさほど高くはなく、高威力のものならMSの持ちうる装備で破壊可能である。 *【劇中での活躍】 #center(){&bold(){しかし、本当に撃つのですかな?貴方は『コレ』を。} &font(b,#808080,#FFFF77){当たり前だ。そのためにわざわざこちらへ上がったんだからな} &bold(){…それは頼もしいお言葉だ。嬉しく思いますよ} &bold(){ならば我々も懸命に働いた甲斐もあるというもの。こんなところでもね} &font(b,#808080,#FFFF77){ん?} &bold(){最近は…必要だと巨費を投じて作っておきながら、肝心なときに撃てないという優しい政治家が多いものでね…} &bold(){それでは我々軍人は、一体何なのかと…つい思ってしまうのですよ} &font(b,#808080,#FFFF77){フッ!私は大統領のような臆病者でも、デュランダルのような夢想家でもない} &font(b,#808080,#FFFF77){撃つべき時には撃つ。守るために……} &bold(){なるほど……}} PHASE-44(HD版ではPHASE-43)で初登場。第一射ではプラント首都アプリリウス・ワンを狙い発射される。 遠い位置だったためにプラント側の警戒が遅れたが、意図不明の中継ステーションとそれを守る大部隊とそれが攻撃を仕掛けてきたことを不審に思った[[ジュール隊>イザーク・ジュール]]が奮戦し、 発射直前に所定位置に制動をかけて停止しようとしたステーションのエンジン部分を破壊した。 これにより照準がずれた事で首都直撃こそ回避に成功した──が、プラント全体への回避は叶わず、ヤヌアリウス・ワンからフォーに直撃。 その崩壊に巻き込まれる形で&font(red,b){ディセンベル・セブン、エイトが壊滅、合計6基のプラントが崩壊}という大惨事を与えた((血のバレンタインの犠牲者≒プラント1基の人口が約24万人である事を考えると、単純計算で150万人近くの死者が出た可能性がある。))。 血のバレンタイン事件以来となるプラントそのものへの甚大な被害に、ザフトは阿鼻叫喚となる。 当然ながら[[デュランダル>ギルバート・デュランダル]]は怒りをあらわにして戦闘を命令した。((ただし最初はその威力自体には感心を示すような表情をし、周囲の副官の反応を見てから怒りを見せており、この時点で後述の事後対応を考えていたようである))。 もちろんアークエンジェル組も驚愕し、そしてこれから起こるであろう報復で再び憎悪の連鎖が始まる事に絶望してしまうが、 諦めてはならないと、この後に議長が行うであろう更なる致命的な報復を止めるべく動き始める。 ミネルバ艦長[[タリア・グラディス]]も、母国プラントの危機にミネルバクルーを奮い立たせるのであった。 &font(#994c00){「みんな…連戦で疲れていると思うけど…ここが正念場よ。ここで頑張らねば、帰る家がなくなるわ…!いいわね!」} 再チャージまでの時間が不明のため、ザフトは直ちに破壊作戦を決行。 発射寸前のレクイエム内部に潜入した[[ルナマリア・ホーク]]が[[ブラストインパルス>インパルスガンダム]]でコントロール施設を破壊したことで、 レクイエム第二射は不発に終わる。 直後にダイダロス基地はザフトに制圧され、レクイエムはデュランダルの命により&bold(){秘密裏に}修復。 それから間もなくの[[デスティニープラン]]発表後、反抗の為の軍事行動を開始しようとしていた月のアルザッヘル基地とその艦隊に向けて発射、これを壊滅させた。 それに続けて、同じくデスティニープランに反対しているオーブ((※これは国土の方。迫っていたオーブ艦隊に対しては自分達で元々用意していたネオ・ジェネシスで一部の友軍諸共半壊させた。))に対しても照準を合わせたが、 メサイア攻防戦にてオーブを照射する前に破壊された。 なお、レクイエムも修理時に陽電子リフレクターが設置されたことで、抱えていた弱点もある程度改善された。 しかしプラントに甚大な被害を与えたレクイエムを廃棄せず裏で修復し、そして自身の反対勢力((余談だがデスティニープランは突然の発表だった(恐らくだが議会などもほぼ無視した発表)ので、プラントやザフトですらも明確な反対はなかっただけで混乱は生じていた。))に躊躇なく使用する彼の強硬姿勢には、 ミネルバのクルーですら困惑し、ザフト内部から彼に対する大きな不信感を招かせる事にも繋がった。 元々中盤から議長の行動に対して疑問を抱きつつも自分達の立場の危うさも理解して行動を起こせずにいたイザーク・ジュールが(策を弄したとはいえ)実質的に造反する最大のきっかけとなったと思われ、戦後の様子からも議長に不信感を抱いた者達が多く出てきたと察することが出来る。 何しろ大量の自国民を悪辣に殺戮されてまだまだ間もない頃、その呪われた兵器を修復して自分で使おう等と考えれば反対も当然と言える。((イザークに至ってはノベライズ版ではレクイエムの砲撃を目撃してデュランダルへの疑念を棚上げにしてプラント防衛の専念した経緯もあるので、レクイエムを修復して自分達で使ったデュランダルを見限ったのも当然と言える。)) メサイア攻防戦ではリフレクターによって砲撃を防いでいたが、[[∞ジャスティスガンダム]]にはビームシールドで僅かな抵抗の後に突破され、 更に全身がビーム反射装甲である[[アカツキ>アカツキ(MS)]]に対しては全く効果が無く、突入した2機の連携攻撃によってビーム砲口を破壊された。 *【[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]】 #center(){&bold(){&color(blue,#f1c232){&color(#F54738){ラクス・クライン}の名の下に、レクイエムによる制裁を下す。その頭上にメギドの火が落ちることになるだろう}}} 続編の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でまさかの&bold(){再登場&s(){してしまった}}。 メサイア戦後はプラント側で反応炉を動力炉として利用し、レクイエム自体は解体するという取り組みになっていたが、 プラント国防委員長のハリ・ジャガンナートによって何時ぞや秘密裏に修復され、アウラ・マハ・ハイバル率いる&bold(){[[ファウンデーション>ファウンデーション王国(SEED FREEDOM)]]}に提供していた事が判明。 前作との相違点としては、ビーム偏向用の中継ステーションが廃棄コロニーから巨大なリングになっている点。 リング自体に航行能力はないのか、移動については専用の艦艇が牽引して行っている。 廃棄コロニーと比べてはるかに小型化しただけでなく、リングおよび牽引艦艇にはミラージュコロイドステルスも搭載されていて&bold(){位置が分かるのは発射直前}のみ、と秘匿性および取り回しが大幅に改善されている。 一方、ステーションワンに当たる第一次中継点の偏向リングを介す必要がある点は変わっておらず、必然的に"&bold(){どれだけ隠そうとも発射直前には必ずレクイエム直上に第一次中継地点が存在する(=計算で大まかな位置を割り当てられ、最悪見えていなくても破壊される恐れがある)}"ことになる。 また、相応の装備があればMS単機でも偏向リングの破壊は可能と、施設規模が小さくなったことによる弊害も生まれている。 とはいえこの方法でレクイエムを攻略するには、&bold(){発射直前の最重要戦略兵器の間近}という敵の厳重警戒の只中にして複数の意味での危険地帯へと飛び出し、 「&bold(){こっそり近付いた少数部隊で総攻撃をかける}」か、それこそ劇中の様に「&bold(){&color(red){ミラージュコロイドステルス}を持つコンテナに&color(red){世界最高峰の対ビーム防御力を持ったMS}を詰め、&color(red){無理矢理括りつけた[[規格に合っていない巨大砲撃装備>オーバードウェポン(ACV)]]}で、&color(red){「おそらくはそこにある」見えない目標を攻撃}する(そして然る後&color(red){レクイエムに耐えて}離脱する)}」という特攻同然の作戦とそれを実施する気概のあるパイロットが必要になる。 構造上どうしても避け得ない点には違いないが、これを弱点や付け入られる隙というにはあまりに弱いだろう。 劇中ではファウンデーションに宇宙要塞アルテミス共々占領され、自国への核攻撃への報復((但しこの核ミサイル発射もブラックナイトスコードの策略によるファウンデーションの自作自演の為、完全にユーラシア連邦にとってはとばっちりである。))としてユーラシア連邦にある首都モスクワへ発射された。 その後、地球圏にデスティニープランの導入を強要し、従わない場合はレクイエムによる無差別攻撃を行うと宣言をした。この後、ファウンデーション軍及びザフト反乱軍と交戦していた連合軍宇宙艦隊に対して発射し、壊滅に追いやっている。 ちなみに、犠牲になったモスクワの人々や艦隊の乗組員達は、&bold(){ビームが着弾するよりも前に全身が炎に包まれている。}それほどまで発する熱エネルギーが凄まじかったのか…一瞬で火だるまになる様はサイクロプスやジェネシス程ではないにせよえげつない描写である。((なお最初に焼け死んで蒸発したのは民間人の幼い少女であり、今までのグロ描写は軍属の人間ばかりだったのに対して更に情け容赦無い非人道的な描写となっている。)) 更にラクス救出のためにミレニアムがオーブから出港したことを口実に、次の標的地をオーブの首都オロファトに向けるが、キラが国際救難チャンネルを介して自身の生存をアウラ達に伝え彼女らを「大量殺戮者」と煽り、激昂したアウラが目標をミレニアムに変更。 だが、艦長を務めたマリューの的確な指示&s(){と[[ノイマン>アーノルド・ノイマン]]の神がかり的操舵}により繰り出されたコブラ機動によって、&bold(){攻撃が回避されてしまう。}((回避されたビームもオーブ近海に着弾し直接本土に被害は出なかった。)) 終盤では再びオロファトに標準を定めるが、[[ムウ>ムウ・ラ・フラガ/ネオ・ロアノーク]]の駆る[[アカツキ>アカツキ(MS)]]によって発射直前に第一次中継点の偏向リングを牽引艦もろとも破壊され、発射したビームも&bold(){アカツキに反射されてしまい}、周辺のレクイエム防衛艦隊に甚大な被害が発生。 反射により損傷した外殻の修理と次弾装填に後を追われてしまう事になりながらも最終的に再び発射を試みるものの、発射まで後僅かというところでミーティアを装備したインパルスSpecⅡにより外殻がアカツキによるビーム反射以上の損傷を外殻に受けたことでリフレクターが機能しなくなった所へ[[デスティニーガンダム]]SpecⅡがアカツキから受け取った新装備[[ゼウス]]シルエットにより、レクイエムの砲門に一撃を打ち込まれて完全に破壊された。 &bold(){かつてデスティニープランの守護神となるはずだったガンダムによって、アウラが目論む偽りのデスティニープランが完全に打ち砕かれる皮肉な形でレクイエムはオーブへ奏でられること無く再び消え去るのであった………}。 なお上記の凶行とアウラの幼い容姿から、Vtuber[[しぐれうい>しぐれうい(イラストレーター)]]の楽曲をもじって&bold(){「粛清!!ロリ神レクイエム」}というあんまりな渾名を付けられてしまっている。 *【各作品での扱い】 ◇[[機動戦士ガンダムSEED SEED Club 4コマ]] 何故か猫…こと我丁留塾長がレクイエムのリモコンを所持しており、自分をハブにしたらくすとざふと仮面に向かって発射しようとする。 だがそれは移動ボタンであり、廃棄コロニーが学校に向かって接近。 そこで[[らくす>ラクス・クライン]]が学校をエターナルロボに変形させ、絶対無敵ソードでコロニーを破壊した。 &font(#f09199){らくす「完全平和斬り!!ですわ」} 一同「おおー」 &font(#ff0000){あすらん「そんなバカな!?」} ◇[[スーパーロボット大戦Z]] 大体原作通りの役回りを果たす。 その見た目から、ジロンから「でかい筒」呼ばわりされた。 マイクロウェーブ送電施設を経由してD.O.M.Eで電力を供給していたが、[[ティファ>ティファ・アディール]]の説得に応じたD.O.M.Eにより二度目の発射が阻止される。 ◇[[スーパーロボット大戦L]] 原作通りだが、[[ヒイロ>ヒイロ・ユイ]]に破壊される。 この時、ツイン・バスター・ライフルの標的もレクイエムの砲台になっており、芸が細かい。 &font(#00008b){「リリーナ、今度こそ助け出す…!」} &font(#00008b){「ツイン・バスター・ライフル、最大出力…!攻撃目標、レクイエム…!」} &font(#00008b){「発射する…!」} ◇[[スーパーロボット大戦UX]] 原作終了後だが、ラクスの手に渡って修理されており、第三部では月のヒトマキナの拠点を破壊するという大役を与えられた。 [[「人の歪んだ英知が生み出したもので人を救ってみせる」>ロラン・セアック]]という展開から、[[過去作>スーパーロボット大戦W]]の[[あの兵器>ジェネシス(ガンダムSEED)]]を思い出した人もいるだろう。 &font(#800080){アイラ「瞳の中に映し出された希望のカケラ。時を越えて絆を描く、未来…」} &font(#ffdc00){ルーベンス「そう…この一撃は、我々人類が未来を掴むための希望!そして、偽りの神への鎮魂歌(レクイエム)!」} &font(#f09199){ラクス「……これが、私達の選ぶべき運命なら…私達は喜んで、この呪われた鎮魂歌を奏でましょう!」} 追加・修正はレクイエムを奏でてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/17 Fri 17:11:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){「フォーレ、チェルニー、姿勢安定。フィールド展開中。」} &bold(){「レクイエム、ジェネレーター作動中。臨界まで480秒。」} &bold(){「護衛艦隊は射線上から退避せよ。」} &bold(){照準は何処に?} &font(b,#808080,#FFFF77){アプリリウスだ!決まっているだろう、これは警告ではない!!} &bold(){照準、プラント首都アプリリウス!} &bold(){「目標点入力、アプリリウス。最終セーフティ解除。全ジェネレータ、臨界へ」} &bold(){「ファーストムーブメント、準備よし。レクイエム・システム発射準備完了」} &bold(){「シアー開放。カウントダウン開始。発射までGマイナス35。」} &font(b,18){トリガーを回せ!!} &font(b,18,#808080,#FFFF77){さぁ、奏でてやろうデュランダル…!お前達の為のレクイエムを!!} } レクイエムとは『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』に登場する[[地球連合軍>地球連合(ガンダムSEED)]]の[[戦略兵器>戦略兵器(ガンダム)]]である。 登場は第44話。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *【概要】 実態は月面ダイダロス基地に設置された巨大ビーム砲と、月の周辺に配置された筒状の廃棄コロニー複数基から成る&bold(){軌道間全方位戦略砲。} 要は[[反射衛星砲]]の一種。 この廃棄コロニーの内側全面には、[[フォビドゥンガンダム]]が装備していたエネルギー偏向装置&bold(){「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」}が設置されており、コロニーそのものが大型のゲシュマイディッヒ・パンツァー発生装置となる。 つまり、廃棄コロニー自体が囮とも言える。 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またこのレクイエムは位置や距離に関係なく射線上の敵すらも一気に薙ぎ払えるので、対MS、艦隊戦に置いても非常に厄介な兵器として機能する。((ジェネシスは規模こそ広いものの直線状の敵しか撃てないのに対して、このレクイエムは偏向リングさえあれば全方位攻撃さえも可能に出来る。)) 総じてSEEDシリーズに数多く出て来た大量破壊兵器の中でも、&bold(){その総合性能は頭一つ抜けており}、多くの勢力がこの兵器を(秘密裏に)開発、使用、修復、再利用している始末である。 *【欠点】 全方位を攻撃できるため死角はないが、弱点が無いわけではない。 構造上、ビーム砲の直上のステーションワンが破壊されるとどうやってもビームを曲げることができなくなる。 また、多大な電力を必要とする為エネルギー充電に時間がかかりどうしてもインターバルが必要となる。 廃棄コロニーは巨大ではあるものの脆弱なため防衛戦力の配置は必須であり、コロニーのスラスターを破壊されれば射角調整もできなくなり目標から逸れてしまう。 またそれ自体の図体があまりに巨大なので、「廃棄コロニーが動いている」という非常に目立つ、かつ分かりやすい異常事態を敵に察知されやすいという問題もある。 作中でも廃棄コロニーが地球軍部隊を伴って移動している事をプラントに察知され、&bold(){「何を考えているか分からんが絶対ロクな事じゃないからとりあえず止めとく」}とばかりに攻撃を受け、攻撃目標を撃ち損じる結果に繋がっている。 ビーム砲の防御力自体もさほど高くはなく、高威力のものならMSの持ちうる装備で破壊可能である。 *【劇中での活躍】 #center(){&bold(){しかし、本当に撃つのですかな?貴方は『コレ』を。} &font(b,#808080,#FFFF77){当たり前だ。そのためにわざわざこちらへ上がったんだからな} &bold(){…それは頼もしいお言葉だ。嬉しく思いますよ} &bold(){ならば我々も懸命に働いた甲斐もあるというもの。こんなところでもね} &font(b,#808080,#FFFF77){ん?} &bold(){最近は…必要だと巨費を投じて作っておきながら、肝心なときに撃てないという優しい政治家が多いものでね…} &bold(){それでは我々軍人は、一体何なのかと…つい思ってしまうのですよ} &font(b,#808080,#FFFF77){フッ!私は大統領のような臆病者でも、デュランダルのような夢想家でもない} &font(b,#808080,#FFFF77){撃つべき時には撃つ。守るために……} &bold(){なるほど……}} PHASE-44(HD版ではPHASE-43)で初登場。第一射ではプラント首都アプリリウス・ワンを狙い発射される。 遠い位置だったためにプラント側の警戒が遅れたが、意図不明の中継ステーションの移動とそれを守る大部隊を不審に思った[[ジュール隊>イザーク・ジュール]]が奮戦し、 発射直前に所定位置に制動をかけて停止しようとしたステーションのエンジン部分を破壊した。 これにより照準がずれた事で首都直撃こそ回避に成功した──が、プラント全体への回避は叶わず、ヤヌアリウス・ワンからフォーに直撃。 その崩壊に巻き込まれる形で&font(red,b){ディセンベル・セブン、エイトが壊滅、合計6基のプラントが崩壊}という大惨事を引き起こした((血のバレンタインの犠牲者≒プラント1基の人口が約24万人である事を考えると、単純計算で150万人近くの死者が出た可能性がある。))。 血のバレンタイン事件以来となるプラントそのものへの甚大な被害に、ザフトは阿鼻叫喚となる。 当然ながら[[デュランダル>ギルバート・デュランダル]]は怒りをあらわにして戦闘を命令した。((ただし最初はその威力自体には感心を示すような表情をし、周囲の副官の反応を見てから怒りを見せており、この時点で後述の事後対応を考えていたようである))。 もちろんアークエンジェル組も驚愕し、そしてこれから起こるであろう報復で再び憎悪の連鎖が始まる事に絶望してしまうが、 諦めてはならないと、この後に議長が行うであろう更なる致命的な報復を止めるべく動き始める。 ミネルバ艦長[[タリア・グラディス]]も、母国プラントの危機にミネルバクルーを奮い立たせるのであった。 &font(#994c00){「みんな…連戦で疲れていると思うけど…ここが正念場よ。ここで頑張らねば、帰る家がなくなるわ…!いいわね!」} 再チャージまでの時間が不明のため、ザフトは直ちに破壊作戦を決行。 発射寸前のレクイエム内部に潜入した[[ルナマリア・ホーク]]が[[ブラストインパルス>インパルスガンダム]]でコントロール施設を破壊したことで、 レクイエム第二射は不発に終わる。 直後にダイダロス基地はザフトに制圧され、レクイエムはデュランダルの命により&bold(){秘密裏に修復}。 それから間もなくの[[デスティニープラン]]発表後、反抗の為の軍事行動を開始しようとしていた月のアルザッヘル基地とその艦隊に向けて発射、これを壊滅させた。 それに続けて、同じくデスティニープランに反対しているオーブ((※これは国土の方。迫っていたオーブ艦隊に対しては自分達で元々用意していたネオ・ジェネシスで一部の友軍諸共半壊させた。))に対しても照準を合わせたが、 メサイア攻防戦にてオーブを照射する前に破壊された。 なお、レクイエムも修理時に陽電子リフレクターが設置されたことで、抱えていた弱点もある程度改善された。 しかしプラントに甚大な被害を与えたレクイエムを廃棄せず裏で修復し、そして自身の反対勢力((余談だがデスティニープランは突然の発表だった(恐らくだが議会などもほぼ無視した発表)ので、プラントやザフトですらも明確な反対はなかっただけで混乱は生じていた。))に躊躇なく使用する彼の強硬姿勢には、 ミネルバのクルーですら困惑し、ザフト内部から彼に対する大きな不信感を招かせる事にも繋がった。 元々中盤から議長の行動に対して疑問を抱きつつも自分達の立場の危うさも理解して行動を起こせずにいたイザーク・ジュールが(策を弄したとはいえ)実質的に造反する最大のきっかけとなったと思われ、戦後の様子からも議長に不信感を抱いた者達が多く出てきたと察することが出来る。 何しろ大量の自国民を悪辣に殺戮されてまだまだ間もない頃、その呪われた兵器を修復して自分で使おう等と考えれば反対も当然と言える。((イザークに至ってはノベライズ版ではレクイエムの砲撃を目撃してデュランダルへの疑念を棚上げにしてプラント防衛の専念した経緯もあるので、レクイエムを修復して自分達で使ったデュランダルを見限ったのも当然と言える。)) メサイア攻防戦ではリフレクターによって砲撃を防いでいたが、[[∞ジャスティスガンダム]]にはビームシールドで僅かな抵抗の後に突破され、 更に全身がビーム反射装甲である[[アカツキ>アカツキ(MS)]]に対しては全く効果が無く、突入した2機の連携攻撃によってビーム砲口を破壊された。 *【[[機動戦士ガンダムSEED FREEDOM]]】 #center(){&bold(){&color(blue,#f1c232){&color(#F54738){ラクス・クライン}の名の下に、レクイエムによる制裁を下す。その頭上にメギドの火が落ちることになるだろう}}} 続編の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でまさかの&bold(){再登場&s(){してしまった}}。 メサイア戦後はプラント側で反応炉を動力炉として利用し、レクイエム自体は解体するという取り組みになっていたが、 プラント国防委員長のハリ・ジャガンナートによってまたもや秘密裏に修復され、アウラ・マハ・ハイバル率いる&bold(){[[ファウンデーション>ファウンデーション王国(SEED FREEDOM)]]}に提供していた事が判明。 前作との相違点としては、ビーム偏向用の中継ステーションが廃棄コロニーから巨大なリングになっている点。 リング自体に航行能力はないのか、移動については専用の艦艇が牽引して行っている。 廃棄コロニーと比べてはるかに小型化しただけでなく、リングおよび牽引艦艇にはミラージュコロイドステルスも搭載されていて&bold(){位置が分かるのは発射直前}のみ、と秘匿性および取り回しが大幅に改善されている。 一方、ステーションワンに当たる第一次中継点の偏向リングを介す必要がある点は変わっておらず、必然的に"&bold(){どれだけ隠そうとも発射直前には必ずレクイエム直上に第一次中継地点が存在する(=計算で大まかな位置を割り当てられ、最悪見えていなくても破壊される恐れがある)}"ことになる。 また、相応の装備があればMS単機でも偏向リングの破壊は可能と、施設規模が小さくなったことによる弊害も生まれている。 とはいえこの方法でレクイエムを攻略するには、&bold(){発射直前の最重要戦略兵器の間近}という敵の厳重警戒の只中にして複数の意味での危険地帯へと飛び出し、 「&bold(){こっそり近付いた少数部隊で総攻撃をかける}」か、それこそ劇中の様に「&bold(){&color(red){ミラージュコロイドステルス}を持つコンテナに&color(red){世界最高峰の対ビーム防御力を持ったMS}を詰め、&color(red){無理矢理括りつけた[[規格に合っていない巨大砲撃装備>オーバードウェポン(ACV)]]}で、&color(red){「おそらくはそこにある」見えない目標を攻撃}する(そして然る後&color(red){レクイエムに耐えて}離脱する)}」という特攻同然の作戦とそれを実施する気概のあるパイロットが必要になる。 構造上どうしても避け得ない点には違いないが、これを弱点や付け入られる隙といのは少々酷だろう。 劇中ではファウンデーションに宇宙要塞アルテミス共々占領され、自国への核攻撃への報復((但しこの核ミサイル発射もブラックナイトスコードの策略によるファウンデーションの自作自演の為、完全にユーラシア連邦にとってはとばっちりである。))としてユーラシア連邦にある首都モスクワへ発射された。 その後、地球圏にデスティニープランの導入を強要し、従わない場合はレクイエムによる無差別攻撃を行うと宣言をした。この後、ファウンデーション軍及びザフト反乱軍と交戦していた連合軍宇宙艦隊に対して発射し、壊滅に追いやっている。 ちなみに、犠牲になったモスクワの人々や艦隊の乗組員達は、&bold(){ビームが着弾するよりも前に全身が炎に包まれている。}それほどまで発する熱エネルギーが凄まじかったのか…一瞬で火だるまになる様はサイクロプスやジェネシス程ではないにせよえげつない描写である。((なお最初に焼け死んで蒸発したのは民間人の幼い少女であり、今までのグロ描写は軍属の人間ばかりだったのに対して更に情け容赦無い非人道的な描写となっている。)) 更にラクス救出のためにミレニアムがオーブから出港したことを口実に、次の標的地をオーブの首都オロファトに向けるが、キラが国際救難チャンネルを介して自身の生存をアウラ達に伝え彼女らを「大量殺戮者」と煽り、激昂したアウラが目標をミレニアムに変更。 だが、艦長を務めたマリューの的確な指示&s(){と[[ノイマン>アーノルド・ノイマン]]の神がかり的操舵}により繰り出されたコブラ機動によって、&bold(){攻撃が回避されてしまう。}((回避されたビームもオーブ近海に着弾し直接本土に被害は出なかった。)) 終盤では再びオロファトに標準を定めるが、[[ムウ>ムウ・ラ・フラガ/ネオ・ロアノーク]]の駆る[[アカツキ>アカツキ(MS)]]によって発射直前に第一次中継点の偏向リングを牽引艦もろとも破壊され、発射したビームも&bold(){アカツキに反射されてしまい}、周辺のレクイエム防衛艦隊に甚大な被害が発生。 反射により損傷した外殻の修理と次弾装填に後を追われてしまう事になりながらも最終的に再び発射を試みるものの、発射まで後僅かというところでミーティアを装備したインパルスSpecⅡにより外殻がアカツキによるビーム反射以上の損傷を外殻に受けてリフレクターが機能しなくなり、さらに[[デスティニーガンダム]]SpecⅡがアカツキから受け取った新装備[[ゼウス]]シルエットにより、レクイエムの砲門に一撃を打ち込まれて完全に破壊された。 &bold(){かつてデスティニープランの守護神となるはずだったガンダムによって、アウラが目論む偽りのデスティニープランが完全に打ち砕かれる皮肉な形でレクイエムはオーブへ奏でられること無く再び消え去るのであった………}。 なお上記の凶行とアウラの幼い容姿から、Vtuber[[しぐれうい>しぐれうい(イラストレーター)]]の楽曲をもじって&bold(){「粛清!!ロリ神レクイエム」}というあんまりな渾名を付けられてしまっている。 *【各作品での扱い】 ◇[[機動戦士ガンダムSEED SEED Club 4コマ]] 何故か猫…こと我丁留塾長がレクイエムのリモコンを所持しており、自分をハブにしたらくすとざふと仮面に向かって発射しようとする。 だがそれは移動ボタンであり、廃棄コロニーが学校に向かって接近。 そこで[[らくす>ラクス・クライン]]が学校をエターナルロボに変形させ、絶対無敵ソードでコロニーを破壊した。 &font(#f09199){らくす「完全平和斬り!!ですわ」} 一同「おおー」 &font(#ff0000){あすらん「そんなバカな!?」} ◇[[スーパーロボット大戦Z]] 大体原作通りの役回りを果たす。 その見た目から、(中継コロニーが)ジロンから「でかい筒」呼ばわりされた。 マイクロウェーブ送電施設を経由してD.O.M.Eで電力を供給していたが、[[ティファ>ティファ・アディール]]の説得に応じたD.O.M.Eにより二度目の発射が阻止される。 ◇[[スーパーロボット大戦L]] 原作通りだが、[[ヒイロ>ヒイロ・ユイ]]に破壊される。 この時、ツイン・バスター・ライフルの標的もレクイエムの砲台になっており、芸が細かい。 &font(#00008b){「リリーナ、今度こそ助け出す…!」} &font(#00008b){「ツイン・バスター・ライフル、最大出力…!攻撃目標、レクイエム…!」} &font(#00008b){「発射する…!」} ◇[[スーパーロボット大戦UX]] 原作終了後だが、ラクスの手に渡って修理されており、第三部では月のヒトマキナの拠点を破壊するという大役を与えられた。 [[「人の歪んだ英知が生み出したもので人を救ってみせる」>ロラン・セアック]]という展開から、[[過去作>スーパーロボット大戦W]]の[[あの兵器>ジェネシス(ガンダムSEED)]]を思い出した人もいるだろう。 &font(#800080){アイラ「瞳の中に映し出された希望のカケラ。時を越えて絆を描く、未来…」} &font(#ffdc00){ルーベンス「そう…この一撃は、我々人類が未来を掴むための希望!そして、偽りの神への鎮魂歌(レクイエム)!」} &font(#f09199){ラクス「……これが、私達の選ぶべき運命なら…私達は喜んで、この呪われた鎮魂歌を奏でましょう!」} 追加・修正はレクイエムを奏でてからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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