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#center(){\ソラの桜井政博です/}
*概要
&ruby(さくらい まさひろ){桜井政博}とは、ゲームクリエイター。あの[[カービィ]]の生みの親でもある。
1970年8月3日生まれ。東京都武蔵村山市出身。
ファンからのあだ名は「サークライ」。言わずもがな由来は[[ダークライ]]。
……が、後述の忙しさから「&bold(){むしろ悪夢を見る側}」なんて言われもする。
2020年には遂に&bold(){50歳}を迎えたが、それを感じさせないぐらいの若々しさ。
むしろ昔の方が老けて見える、と言うか年々若返っている((『夢の泉の物語』が出た20代前半頃の写真については、多忙かつ健康的に最悪だったのであんな写りになっているんじゃないかと回顧している。))。
そのため、&bold(){ネット上では[[吸血鬼]]ではないかとまことしやかに囁かれている。}
実際、健康を考えて「炭水化物は控えめに」「軽い運動する」「日焼けをなるべくしない」ことを心がけているそう。
余談だが、桜井は同じ吸血鬼疑惑((このことを取材で触れられた際は「荒木先生は別格です。一緒にすること自体がおこがましい!」と語っている。))がかけられている[[荒木飛呂彦]]の代表作「[[ジョジョの奇妙な冒険]]」の大ファンでもある。
中でも二部が好きなようで、ファミ通のコラムではジョジョ立ちも披露している。
また、後述するスマブラ拳にて『ジョジョ』の三部ゲーである『未来への遺産』に登場する花京院のコンパチキャラである『恐怖を乗り越えた花京院』に対して、
「いいなぁこの手」と関心を示しており、その影響からか『スマブラ』でも[[ルキナ>ルキナ(FE)]]や[[ブラックピット]]やシモンとリヒター等といった[[コンパチキャラ>ダッシュファイター(スマブラ)]]をいくつか出している。
1990年に株式会社[[ハル研究所>ハル研究所(企業)]]に入社。
後に大人気シリーズとなる[[星のカービィ]]シリーズや[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]を生み出し、それから2003年に同社を退社。
しばらくフリーとして活動し、2005年に有限会社ソラを設立して同社の代表となる。というよりソラは桜井の個人事務所のようなもので、正規スタッフは本人とアシスタント(2008年6月に桜井と結婚)の家族2名のみ。
以後はスマブラシリーズを中心に[[任天堂]]の依頼に応じた[[ゲーム]]を作って活躍中。
研究の一環としてありとあらゆるゲームをプレイしまくっている。
その数なんと年間100本以上で、2005年に遊んだゲームを羅列するだけで丸々2ページ埋まってしまう程。
廃人もビックリである。どこにそんな時間が……。
事実、2020年にはCOVID-19の影響で自宅からの収録となった『スマブラ』DLCファイターの解説動画内では、自宅リビングに相当数のゲーム機が並んでいた。勿論PCゲームもプレイしている。
ちなみにファミコンは四角ボタンコントローラー時代に購入してコントローラーを壊すことなく使っていたらしい。((コントローラーだけは今でも持っている。))
特に『スマブラ』に深く関わるタイトル(『[[ゼルダ>ゼルダの伝説シリーズ]]』、『[[ポケモン>ポケットモンスター]]』、『[[FE>ファイアーエムブレムシリーズ]]』等)は必ずやりこむとの事。本人いわく「&bold(){もはや義務}」。
勿論ゲームに限らず、インプットのために観光や映画鑑賞等も日頃から行っている。
健康管理のために自宅にエアロバイクを置いているが、大切だと分かっていても運動自体は面倒臭いと感じているため、エアロバイクをやりながらゲームをプレイ(+動画の視聴)している。
その影響もあって、『ファミ通』でコラム『桜井政博のゲームについて思うこと』を2003年から2021年まで長らく連載していた。
切っ掛けはこっそり[[FFXI>FINAL FANTASYシリーズ]]をプレイしているのが、同紙の編集者に見つかったからだとか。
連載も終了し、長きにわたって投稿していた『スマブラSP』の「今日の一枚」((『スマブラ』開発中に撮影したスクリーンショットから面白いものをピックアップして本人のTwitterに掲載していた。社内日報の中で開発進捗の画像にスタッフが大喜利的に一言コメントを付けていたことがきっかけのようだ。))のストックもなくなってきて、ようやく活動を落ち着かせる時が来るのかと思われたが、そうもいかないのがこの男。
なんと、&bold(){「桜井政博のゲーム作るには」と題したYouTubeチャンネル}を開設。
自身のゲーム作りの持論や過去に企画した作品のアイデアを共有することで、ゲーム開発に携わる者やそれを目指す者に気づきを与えて「&bold(){全世界のゲームの面白さを少しだけ底上げ}」し、ゲームをプレイするだけの者もゲームについてより深く知ることでより楽しめるようになるというコンセプト。
『スマブラfor』以降同作に関する発表で見せた分かりやすくユーモラスな解説は健在で、専門的な知識がなくともゲームに関する造詣を深められること請け合い。
開発に携わった作品の新しい裏話もちゃっかり披露することも。[[日本語]]のみならず国外向けに[[英語]]版も同時に配信されている。
クリエイターであると同時に本人自身も相当の[[ゲーマー]]であるため、UIについては非常に丁寧に作っていることが見てとれる。
2024年10月22日に、コラボや総集編を除き&bold(){256本}というキリの良い数の動画を残した同チャンネルでの動画投稿を終えることを告知。最後の動画はチャンネルの内幕を明かす内容だったが、そこで驚愕の事実をいくつも発表している。
実はここまでの期間YouTuberとして専念していたのではなく、2021年に『スマブラSP』の制作を終えた時点で次のゲーム企画に着手しており、実際の開発が始まるまでの&bold(){休みとなったわずか数ヶ月の期間}を使って動画の素材となる撮影を終え、以降は編集を制作会社に委託し、ゲーム開発業務と並行して動画内容の監修や動画の投稿を行っていた。あらかじめ期間限定である旨を告知してデビューしたのは、こういった事情があっての苦肉の策だったのである。
仕事術の動画を見ていた筈が、[[録画映像を活用した>ルルーシュ・ランペルージ]][[トリック>イオリア・シュヘンベルグ]]にハメられていたことが判明し多くの視聴者は驚愕。同時に、「ゲーム作るには」こういった気力や体力、そして企画力と計画力が何より必要であることを見せつけた。
&s(){[[2年半前に撮り終えたよ>オジマンディアス(ウォッチメン)]]}((ただし『ゲームセンターCX』コラボ回と最終回スペシャルは後から追加撮影したものとなっている。撮影用の別宅もとっくに引き払っていたのでこれら2本だけは違う場所で撮影した))
このため、チャンネルを収益化していないにも関わらず''9000万円''もの制作費((桜井自身の人権費を計上していない上に撮影場所の費用も含まれていないため、実際の制作費はもっと上と思われる。))が発生したと明かしている。
なお、コメント欄もしっかり見ていたようで解説の本筋と全く関係ないものや茶化すようなコメントを見て落胆もしていたが広くものを届けられた証と前向きに捉えている。
アクションも格ゲーもシューティング((シューティングに関しては[[メガドライブ]]miniに収録されてる[[ダライアス]]のボスラッシュモードを生放送内で1発ノーコンクリアをする腕前。しかも自身は解説や雑談を交えながらである。))もRPGも何だって高いレベルでこなすが、そんな彼もギャルゲーだけは苦手らしい。ホラーゲーム(ホラー映画や[[肝試し]]も)もあまり怖いとは感じないとのこと((遊んでいるとゲームの仕組みや開発の背景をついつい考えちゃうからのこと))。またパズルゲームも不得意。
また若い頃、対戦アーケードで相手が素人女性とは知らずに全力でコンボを決めてしまったのが[[トラウマ]]なんだとか。
またオンライン要素については比較的疎いのか、マルチプレイ前提のゲームをマルチプレイ可能と知らずにソロでやり込み、[[マフィア梶田>マフィア梶田(SP田中)]]にフレンドで呼び出されて初めて知ったなんて事も。
ゲーム以外ではドライブが趣味。現在の愛車はダイムラーの「メルセデス・ベンツ Sクラス」とアルピーヌ((日産自動車と同じくルノーの子会社。))の「A110」。ペットとして猫「ふくら」を飼っており、時々自身のTwitter等で様子が投稿されている。
64のスマブラ拳の質問コーナーや、forの「大・参・戦!」など、冗談で嘘を用いることが多い。特に「ま、嘘なんですけどね」と5秒でゼロスーツサムス不参戦を撤回した件は未だにネタにされている。
SPでは「キングクルールだと見せかけてデデデと見せかけてやっぱりキングクルール」とか「&bold(){キングクルールの時の天丼で}バンジョー&カズーイだと見せかけてダックハントと見せかけてやっぱりバンカズ」などやっぱりウソ……というかひっかけが多い。
とはいえ悪意のあるウソはつかない。特に最近は&s(){一部の過激な連中が本気でブチギレるので}「○○なんですよ(うそ)」など嘘の場合は大抵はっきり示す。
彼が作るゲームは初心者から上級者まで、誰もが高い満足度を得るものが多い。特に初心者には徹底的に配慮している。
これはファミコン・[[ゲームボーイ]]が主体だった1990年頃、難易度が高いゲームばかりが発売されて初心者お断りのような雰囲気を打開したいと思ったのがきっかけ。
その願いを込めて作られたのがご存知『[[星のカービィ]]』である。
また、全体的に珍しいゲームシステムを採用する為に評価を誤解されやすく『スマブラ』も最初は微妙ゲー扱いされていた。
その誤解を解く為にホームページの作り方を学び、製作者自らがゲーム説明をしている公式攻略サイト「スマブラ拳!!」を立ち上げたのは有名な話。
&bold(){その一方でゲーム開発を「やめたい」と思うのも時にはあるとのこと。}
実際、ゲームは作るより遊ぶ方が楽しいが、仕事で一所懸命にやらないといけないから続けられていると語っている。
上記のスマブラ拳の話もそうだが、とにかくやる事が凄い。
世界初のゲーム音楽コンサート「PRESS START -Symphony of Games-」を開催したり、パルテナの鏡のキャラをモチーフにした《たちねぷた》を企画したり、
『スマブラX』以降は、"ぼくがかんがえたさいきょうのおんがくぐんだん"ばりのゲーム音楽界の精鋭達を大集合させたり……もはや何でもありである。
2025年には、芸術選奨文科大臣賞のメディア芸術部門を受賞した。
*手掛けた作品
・[[星のカービィシリーズ]]
吸って吐いて飲み込む大人気キャラ、カービィを操作するアクションゲーム。
アクションながら自由に飛行できるため初心者も安心。コピー能力で上級者も満足。
GBの1作目は初のディレクターを務めたソフトであり、全世界累計500万本以上を売り上げ、
同時にこれが務めていたハル研の経営危機を救済することにもなった。
ちなみに、発売当時&bold(){22歳}、企画書を最初に書いたのは&bold(){19歳}である。現在の顔と比較すると&bold(){22歳とは思えないほど老けて見える。}
桜井がハル研を退社するまで、開発に関わったのは正確には『夢の泉デラックス』まで。
ディレクターを務めた作品に限定すると、『[[初代>星のカービィ]]』、『[[夢の泉>星のカービィ 夢の泉の物語]]』、『[[SDX>星のカービィ スーパーデラックス]]』、『[[エアライド>カービィのエアライド]]』の4作であり、実は意外と多くない。
しかし退社前から開発が進んでいたのか、次作の『[[鏡の大迷宮>星のカービィ 鏡の大迷宮]]』では監修を手掛けている。
夢デラ、鏡の大迷宮はめっちゃコピー説明文がふざけまくっていた(参ドロでは彼は関わっていないものの説明文のおふざけは受け継いでいる)。
ハル研退社後も『星のカービィ 25周年記念オーケストラコンサート』でゲスト出演して[[熊崎信也]]と対話したり、カービィ関連イベントに直筆サインを送っていたりするなどの関わりがあり、ゲームシリーズでも『USDX』(『スマブラX』で作った[[戦艦ハルバード]]のモデル提供)や『[[ロボボプラネット>星のカービィ ロボボプラネット]]』(「ほんの少しだけ見ています」とのこと)に関わっている。
#openclose(show=そして…){
・カービィのエアライダー
22年越しに発売される[[エアライド>カービィのエアライド]]の続編。桜井がディレクターを務めるカービィ作品としてもエアライド以来5作目となり、HAL研独立後では初である。
前述のYouTubeチャンネル最終話で語っていた「&bold(){次のゲーム企画}」とはまさに本作のことである。
現在はニンダイで公開された初報PV以外の情報は不明。続報に期待しよう。
}
・[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]
任天堂を中心に様々なゲームのキャラが一堂に集う格闘ゲーム。
…っぽいが体力制ではなく、相手を場外に吹っ飛ばしたら勝ちというルールで正式には対戦アクションゲーム。桜井本人は冗談半分に「パーティゲーム」とも称している。
ターニングポイントとなったのが三作目となった[[スマブラX>大乱闘スマッシュブラザーズX]]で、任天堂が05年5月のE3で発表したことから、
何も聞いていない桜井自身は何がどうなっているかわからず、後に岩田聡にロサンゼルスのホテルの最上階に呼び出されてディレクター就任の打診を受ける。
当時は先行して多方面からオファーを受けており、次世代ハードを見てからということで保留にしていた事情から二つ返事とはいかず悩んだが、
「もし就任しないならDXをそのまま移植する」という岩田の&s(){脅し}構想((GC→Wiiの互換性を考えれば、『Wiiであそぶ』シリーズのようなよっぽどの追加要素がない限りわざわざ買う理由もないため、移植では採算がとれない。))を聞いたこと、そしてゼルダの伝説のDである青沼英二が「桜井さんのいないスマブラはシリーズの終わりを意味する」という言葉に感銘を受け、
抜けるか続投かの瀬戸際にあった同シリーズにおいて、3作目以降も担当するようになった。
なおXの開発にあたっては、新オフィスを立ち上げ、引っ越しもするという任天堂の手厚い準備もあり、かなり気合の入れようだった。
というように、[[スマブラSP>大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]は前作の[[スマブラfor>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]から開発体制がそのまま継続されていたため、&bold(){2011年前後~2021年まで10年間も開発に携わっていた}。
広報も無印からXに掛けては公式Webサイト、for以降はSNSと本人出演の動画で行っていた。
参戦ムービーも彼が台本を手がけていたらしい。
名実ともに彼にしか監修できない文字通りの代表作とされているが、スマブラSPの時は特に大変で且つ忙しい事を度々語っており、「私はいつ休めるんでしょうね」とは本人の談。昔も昔でスマブラDXの開発の時は休みを全部返上して開発してるし…
それくらいやる事が過密すぎて、持病も抱えていることから「休め」とファンからは言われる事が多い。さらには「演じるキャラクターが腹黒いのが[[櫻井孝宏]]、&bold(){仕事が黒いのが桜井政博}」などと言われたりしている。
スマブラSPのDLC解説動画内では、昼休みにまで開発スタッフと[[テスト]]対戦していたことを明かした。
これはバランス調整の為ということで、COVID-19絡みでリモートワークになって対戦が出来なくなったのでバランス調整が難しいと明かしていた。
その数ヶ月後には通信システムに暗号化を掛けられる専用のスマブラSPが開発されて、そちらでバランス調整を行っていたとか。
なお、スマブラに参戦した作品は参考の為にちゃんとプレイしているが、開発中に発売した参戦作品を本格的にやり込むのは流石に厳しいようで「一気に終わらせてしまうのでやり込めない」と語った事も。
世界中で新要素の予想が飛び交うスマブラシリーズだが、それ故、自分の些細な発言であれこれ反応、推測されるのがどうも苦手で精神的にも辛かったらしい。桜井自身のTwitterに要望を送る人が多いとのことだが、これに関しては控えてほしいと語っている。
というのもファイターパス制作を発表した段階で、既にAとBとCとDとEという形でキャラが確定しているため、言われても無駄というのもある。
またスマブラ参戦拳という投票イベントを以前行ったが、『64』のときは結果が公表されたものの、『for』では公表は控えられた。
これも「向こうの企業に『スマブラ新作に出せ!』や『なんでスマブラに出さないんだ』と問い合わせが行くことを避けるため」と同じ番組で明言していた。
なお、原作がゲーム以外の出身キャラを要望をする人たちが後を絶たないが、「&bold(){スマブラにはゲームが原作じゃないキャラクターは絶対に出さない}」とはっきり明言している。
また身近な所から変な噂が立たない様に、職場でも目立たない様にマスクをしたり、極力共有スペースを使わないようにしていたらしい。
SP開発終了後のスマブラシリーズの今後の見通しは一切決まっていないとのこと。またシリーズとして続けていくにあたって「(自分に代わって)0から1の部分を作れる人材」が確保できるかの課題も挙げている。
ちなみに[[ファミリーコンピュータロボット]]の参戦にあたり参考資料として&bold(){自身の私物を使った}。かなり大切に扱っていたらしく、&bold(){2021年現在、ブラウン管テレビさえあればまだ動く}。
あとSoraのオフィスの上は資料と称して市販のフィギュアだらけだとか。
・[[メテオス]]
落ちものパズルゲーム。
積みあがった隕石を縦に入れ替え、
3つ揃えることで&font(b,red){↑↑}&font(b,#0000ff){打ち上げて}&font(b,red){↑↑}送り返すという斬新なシステムが話題を呼んだ。
通常落ち物パズルというと、文字通り上から降ってくるオブジェを揃えることで消すシステムが多いが、
メテオスは言わば揃えたブロックを発射点にすることで「ロケット」のように“塊”を飛ばし、
画面外まで推進力で運ぶ、という視覚的にもエンタメ的にも分かりやすいアイディア。
パズルゲーながらアクション性も高く、パズルが苦手な人でもあっちゃこっちゃ忙しなく飛ばし回ってる間に夢中になっていること請け合い。
なるべく多くのブロックを揃えることで一気に飛ばそうとしたり、あるいは少量ずつコツコツ飛ばしたり……とプレイヤーによって変わる個性も。
選ぶ&bold(){惑星}によって落下速度、対空時間、打ち上げ力、&bold(){フィールドの横幅}etc...といったパラメータが&bold(){極端なまでに}変わる。((少々極端な例を挙げると、ヨコ点火では打ち上げ力が弱いもののタテ点火すると塊が確実に画面外まで飛んでいくフォルテや、一度点火すると塊が3秒強も時間を掛けてゆっくり打ち上がった後ストンと落ちるブビット、そもそも余程塊が重くない限り点火と共に塊が消し飛ぶヘブンズドアなどがある。))
前の惑星と同じ感覚で選んだらまるで違うプレイ環境に悲鳴すら上がるかもしれない。こうしたバラエティ性もさすがの一言。
只、想定よりもゲームスピードが速くなってしまったと反省点として挙げている。
公式サイトも桜井節全開で面白い。しかしゲームの出来とは裏腹にあまり売れなかった不遇のソフト。
メテオス自体はその後も幾つか作品が出ているが初代以外は一切関わっていないとの事。
・[[新・光神話パルテナの鏡]]
スマブラXでのリデザイン・ピックアップを経て25年ぶりのシリーズ続編であるアクションシューティングゲーム。
空中戦と地上戦、二種類の射撃を楽しめる。
何とシナリオは全て桜井自身が書いたとか。
それにより、[[女神パルテナ]]や[[自然王ナチュレ>自然王ナチュレ(パルテナの鏡)]]等といったキャラ設定も声優への指示も全て桜井が担当している。
続編やリメイク移植の要望もあるがモデルの作り直しで費用が掛かることから現状は難しいとのこと。遊べるうちに3DSで遊んでほしいと語っている。
・そだてて![[甲虫王者ムシキング]]
架空の昆虫をイメージしたハイドラ同様にゲームデザインを手掛けたが、[[たまごっち]]と紛らわしい不出来に終わってしまう。
開発中にスマブラXのオファーも受けたため、並行して製作するのはかなり大変だったそうな。
その他にも、独立直後は「ゲーム業界にもっと貢献したい」という理由から、様々なゲームの監修やコンサルティングに携わったようだが、自分が開発したように見えてしまい本来のスタッフが気の毒だということで名前は伏せてもらっていたとのこと。
もしかしたら、意外なビッグタイトルに関わってるのかも…?
*余談
-カービィの声優でお馴染みの[[大本眞基子]]は初代スマブラのオーディションで桜井によってカービィの声を抜擢された事で彼女の代表キャラになり、以降のカービィやスマブラシリーズなど現在まで担当している。&br()この件をきっかけに公私でも親交を持つようになり新パルテナのナチュレもそのまま担当する事になった。
--尚、ライバル(?)のデデデのスマブラでのボイスは桜井氏がX~SPまで直接担当しているのは有名。
-スマブラと言うクロスオーバー作品を開発している都合上、開発中特定の作品を推したりする行為は控えているとのこと。現在では先述のYouTubeチャンネル上での説明に、様々なゲームを例に挙げて用いている。
-SNSではふとした発言が深読みされることが多々あることが悩みの種となっており、[[Toby Fox>UNDERTALE]]氏からは「深読みされる仲間」と同情されている。&s(){大体上記の嘘つき癖のせいだと思われるが…}
-スマブラSPに[[ホムラ/ヒカリ>ホムラ(ゼノブレイド2)]]が参戦し、【ホムラ/ヒカリのつかいかた】がYoutubeのNintendo公式チャンネルに載っているが、その中で&bold(){「私はどちらかというとホムラの方が好きかなあ。あ、ファイターの話ですよ?やっぱりホムラかなあ。いや、ファイターの話ですからね?」と%%性癖暴露%%発言している。}
-意外にもプライベートに於いてはとてもフットワークの軽い人物である。&br()前例として、ゲームライターの[[マフィア梶田>マフィア梶田(SP田中)]]と連絡先を交換したばかりの時、「明日、富士サファリパークに行きませんか」と唐突に誘われたにもかかわらずこれを快諾。((なお、誘った梶田本人は「本当に来てくれるとは思わず驚いた」「実はおっかない印象を持っていたが、この人滅茶苦茶付き合いの良い人だなと思った」と語ってたり。))&br()声優の[[中村悠一]]、漫画家の[[大川ぶくぶ>ポプテピピック]]を含めた4人で遊びに行ったとの事。その後彼らとの交友は深まり、その縁もあり彼らの開設したYouTube番組に幾度となくゲスト出演している。
--この縁が巡り巡って&bold(){中村と桜井のメン・イン・ブラックごっこ}に発展することになる。
-お菓子等の甘い物が好物。スマブラ開発時にも(主にブルボンのお菓子を)スタッフに提供していた。&br()好きな飲み物は『[[コカ・コーラ ゼロ>コカ・コーラ]]』。普通の水とお酒((下戸なので、お酒以外でもアルコールが少量含まれている物は受け付けられないとの事。))は苦手。本人が出演してるスマブラの解説動画では毎回スタッフの方に用意して頂いているとのこと。
-ファミコンロボを所有していると上記したがその他、&bold(){四角ボタン時代のファミコンをボタンを潰さないまま使い通した}。この時のコントローラーは切り離して手元に残している。((ファミコンの四角ボタンはゴム製であり、下手するとボタンが押し込まれたまま元に戻らなかったり、ゴムが劣化してちぎれる可能性があったため、早々にプラスチックの丸ボタンにモデルチェンジしたという経緯がある。))&br()
--またファミリーベーシックも所有しており、これがゲームクリエイターの道を志すきっかけになったそうである。2023年時点で十分に動く状態にあることが「ゲーム作るには」の動画で確認されている。
-よく休めと言われる桜井だが、その理由はスマブラSPの「私はいつ休めるんでしょうね」発言((DLCファイター5体(当時の予定)を全て新規で製作すると発表した際に発言。上記の通りforの頃からぶっ通しで開発している))もそうだが、スマブラDX開発時の過酷な労働環境についての裏話も一つの原因と思われる。&br()というのも、桜井はゲームバランスからフィギュアの説明文、音楽の監修に公式サイトの質問コーナーまで多岐に渡り仕事をした結果、&bold(){&color(red){13ヶ月間休暇なしで開発作業}}というブラック企業もいいとこなスケジュールを組んだらしく、挙句には&bold(){オーケストラ音源の収録後ぶっ倒れた}ようだ。&br()その後も&bold(){点滴打ちながら40時間徹夜し、睡眠のために帰宅して&color(red){4時間だけ寝る}}など過労死ギリギリの開発作業だったらしい。&br()後にYouTubeチャンネルにて「DXまでは自らテストプレイしていた」と語っており、流石に懲りたのかX以降は自身は開発に集中し、テストプレイヤーの意見を受けてバランスを調整、昼休みには自身もプレイしてみる…という方針に転換したと続けている。
--スマブラDX開発後期になるとカービィシリーズ統括ディレクターに任命され、アニカビや夢デラの監修やらエアライドやらの開発にも携わることになっている。自身のYouTubeチャンネルではその頃の開発状況を&bold(){「まぁ大変でした」}の一言で済ませており、視聴者に戦慄が走っている。
--勿論桜井1人がこんな過酷な環境だったわけではないことには留意。開発期間の短さやGC初期のキラータイトルにしなければならないというプレッシャーで現場は過酷を極めた様子。任天堂に移籍したばかりの岩田もプログラミング作業で補佐に入っている。
--その岩田が多忙さに苛まれてか55歳という若さで亡くなったことも記憶に新しいため、「いつ休めるんでしょうね」の発言関係なく本気で心配する声も少なくない。
「…私はいつ追記・修正を休めるんでしょうね」
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- 異論がなかったのでリセットしました。 -- 名無しさん (2023-05-18 16:35:26)
- 全然関係ないゲームでこの方のチャンネルがチラッと話題になったか -- 名無しさん (2023-05-18 16:47:43)
- (途中失礼)話題になったから何事かと思ったら、唐突にしろがね坂が出てきて草生えた -- 名無しさん (2023-05-18 16:48:59)
- この記事を読み、もう生きていることが奇跡な人だなと思った。ゲーム開発してくれて有り難いなぁ···、とりあえずスマブラは本当しばらく休んでいいと思う。 -- 名無しさん (2023-06-08 02:57:25)
- 自覚があるのかないのかわからんが確実にワーカーホリックだよな、突然ぶっ倒れてそのままは勘弁してくれー -- 名無しさん (2023-07-31 17:52:47)
- 思ったこと、ノウハウをわかりやすく言語化する才能が凄い。 -- 名無しさん (2023-07-31 17:57:37)
- YouTube開設してもうすぐ1年で次回の企画コンセプトはスマブラSP。これは1周年記念にそれをやる可能性…? -- 名無しさん (2023-08-08 20:53:50)
- 労働時間だけみるといつ死ぬかわからない人… -- 名無しさん (2023-10-31 20:44:10)
- ホムラ派 -- 名無しさん (2023-11-20 15:40:21)
- youtube見れば見るほど、この人の仕事は替えが効かないのがまざまざとわかる -- 名無しさん (2024-01-01 20:52:05)
- YouTubeのゲーム作るにはが今年中に終わるのか…。 -- 名無しさん (2024-01-10 16:47:37)
- ゲーム作るにはを見てると、良くも悪くもこの人だからできることが多すぎることがまざまざとわかる。こりゃ、自身の後任の人材の確保が大変だというのもすごくわかるわ。 -- 名無しさん (2024-01-10 17:14:30)
- YouTubeチャンネルが今年中に終了するのはまたゲーム作り再開との噂もあるがスマブラSPも5年以上経ってるからまた新作の可能性もありそうだがそれだと後任の人材は見つかってないまま次もディレクターって事になるんだが…。 -- 名無しさん (2024-01-19 15:56:28)
- YouTubeチャンネルでの説明がとても分かりやすい -- 名無しさん (2024-06-08 18:10:00)
- ゲーセンのトラウマエピソードをYouTubeチャンネルで語っていたけど50連勝ってマジ? -- 名無しさん (2024-08-13 20:14:50)
- カービィは黒歴史 -- 名無しさん (2024-09-12 09:41:46)
- YouTubeチャンネル終わってしまった…。 -- 名無しさん (2024-10-22 20:56:25)
- ゲームを作るには最終回、スマブラDXの終盤を思わせるレベルのホラーだったな… -- 名無しさん (2024-10-23 08:34:44)
- バケモンの中のバケモンの中のバケモン。バイタリティと行動力が異常。怖いよこの人 -- 名無しさん (2024-10-23 22:21:52)
- 激務の中、少ない時間を縫って猫とゲームを楽しんでいる人かと思ったら休暇の間に予定をギチギチに入れるタイプの人だった -- 名無しさん (2024-10-25 02:57:44)
- これだけ先が読めるこの人をして自分が会った中で一番頭がいいと言わしめた故岩田社長のやばさよ、というかこの人ですら、完成までに辛酸をなめたDXの開発現場の助っ人に入れる上役って時点でなんか色々とヤバすぎるわな。 -- 名無しさん (2024-10-25 09:34:10)
- ゲーム業界への投資と言えばそうなんだけど、やってることはボランティアで自身へのリターンはほぼないよね。本当に開発含めたゲームが好きなんだなあ。 -- 名無しさん (2024-10-25 12:37:21)
- 桜井は政博の労働搾取をやめろって言われててなんか面白かった -- 名無しさん (2025-02-01 07:38:12)
- エアライド以来にまさかカービィのゲーム開発にまた携わるとは。 -- 名無しさん (2025-04-02 23:12:53)
- 声も喋り方も特徴的すぎて、モノマネのネタにされたり、「桜井政博が絶対に言わないこと」的な大喜利ネタが作られてたりするのが凄く笑えるw -- 名無しさん (2025-04-02 23:35:20)
- イベントなどではカービィに関わってたけど、ゲームとして携わるのは22年ぶり。いやぁ長かったなぁ~初期からのシリーズファンとしては嬉しい限りだわ -- 名無しさん (2025-04-03 00:01:08)
- ↑失礼。鏡の大迷宮が2004年発売だったから21年ぶりでした -- 名無しさん (2025-04-03 00:10:51)
- 桜井さん、今年で55歳(岩田社長が無くなった年齢)なんだよね。長生きしてほしい -- 名無しさん (2025-04-03 13:30:56)
- 「ほうほう・・・」「僕が何を言っても勘ぐられてしまうけどSwtch2の情報については外部の人間だから本当に知らない」→「おっ(すっとぼけ)」 自分で首を締めおってからに・・・ -- 名無しさん (2025-04-03 13:35:09)
- 桜井さんのエピソードを見る度に、やっぱデキる人って仕事量自体半端ねえよなあと認識させられる。才能どころか労働時間も到底真似出来ん -- 名無しさん (2025-04-03 14:26:58)
- youtubeチャンネルの動画撮影後エアライダー開発スタートまでの間休めたんだろうか。でも開発期間とか考えたら数日休んでさぁ仕事!とかしてておかしくなさそう -- 名無しさん (2025-04-03 14:52:17)
- 天才とか怪物とか、そういう言葉が良く似合う -- 名無しさん (2025-04-11 21:26:42)
- Switch2当選したそうだが、貴方は当たらなきゃダメだろうよ。 -- 名無しさん (2025-04-26 15:01:49)
- 出せば売れる見返りが大きいビッグタイトルの開発に身を削って携わり続けるか、間違いなく今後楽できるほど稼げたと思うので余暇を楽しむか。できればその中間をとってほしいけどねぇ… -- 名無しさん (2025-05-10 05:07:16)
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&font(#6495ED){登録日}:2012/04/15 Sun 00:21:46
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#center(){\ソラの桜井政博です/}
*概要
&ruby(さくらい まさひろ){桜井政博}とは、ゲームクリエイター。あの[[カービィ]]の生みの親でもある。
1970年8月3日生まれ。東京都武蔵村山市出身。
ファンからのあだ名は「サークライ」。言わずもがな由来は[[ダークライ]]。
……が、後述の忙しさから「&bold(){むしろ悪夢を見る側}」なんて言われもする。
2020年には遂に&bold(){50歳}を迎えたが、それを感じさせないぐらいの若々しさ。
むしろ昔の方が老けて見える、と言うか年々若返っている((『夢の泉の物語』が出た20代前半頃の写真については、多忙かつ健康的に最悪だったのであんな写りになっているんじゃないかと回顧している。))。
そのため、&bold(){ネット上では[[吸血鬼]]ではないかとまことしやかに囁かれている。}
実際、健康を考えて「炭水化物は控えめに」「軽い運動する」「日焼けをなるべくしない」ことを心がけているそう。
余談だが、桜井は同じ吸血鬼疑惑((このことを取材で触れられた際は「荒木先生は別格です。一緒にすること自体がおこがましい!」と語っている。))がかけられている[[荒木飛呂彦]]の代表作「[[ジョジョの奇妙な冒険]]」の大ファンでもある。
中でも二部が好きなようで、ファミ通のコラムではジョジョ立ちも披露している。
また、後述するスマブラ拳にて『ジョジョ』の三部ゲーである『未来への遺産』に登場する花京院のコンパチキャラである『恐怖を乗り越えた花京院』に対して、
「いいなぁこの手」と関心を示しており、その影響からか『スマブラ』でも[[ルキナ>ルキナ(FE)]]や[[ブラックピット]]やシモンとリヒター等といった[[コンパチキャラ>ダッシュファイター(スマブラ)]]をいくつか出している。
1990年に株式会社[[ハル研究所>ハル研究所(企業)]]に入社。
後に大人気シリーズとなる[[星のカービィ]]シリーズや[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]を生み出し、それから2003年に同社を退社。
しばらくフリーとして活動し、2005年に有限会社ソラを設立して同社の代表となる。というよりソラは桜井の個人事務所のようなもので、正規スタッフは本人とアシスタント(2008年6月に桜井と結婚)の家族2名のみ。
以後はスマブラシリーズを中心に[[任天堂]]の依頼に応じた[[ゲーム]]を作って活躍中。
研究の一環としてありとあらゆるゲームをプレイしまくっている。
その数なんと年間100本以上で、2005年に遊んだゲームを羅列するだけで丸々2ページ埋まってしまう程。
廃人もビックリである。どこにそんな時間が……。
事実、2020年にはCOVID-19の影響で自宅からの収録となった『スマブラ』DLCファイターの解説動画内では、自宅リビングに相当数のゲーム機が並んでいた。勿論PCゲームもプレイしている。
ちなみにファミコンは四角ボタンコントローラー時代に購入してコントローラーを壊すことなく使っていたらしい。((コントローラーだけは今でも持っている。))
特に『スマブラ』に深く関わるタイトル(『[[ゼルダ>ゼルダの伝説シリーズ]]』、『[[ポケモン>ポケットモンスター]]』、『[[FE>ファイアーエムブレムシリーズ]]』等)は必ずやりこむとの事。本人いわく「&bold(){もはや義務}」。
勿論ゲームに限らず、インプットのために観光や映画鑑賞等も日頃から行っている。
健康管理のために自宅にエアロバイクを置いているが、大切だと分かっていても運動自体は面倒臭いと感じているため、エアロバイクをやりながらゲームをプレイ(+動画の視聴)している。
その影響もあって、『ファミ通』でコラム『桜井政博のゲームについて思うこと』を2003年から2021年まで長らく連載していた。
切っ掛けはこっそり[[FFXI>FINAL FANTASYシリーズ]]をプレイしているのが、同紙の編集者に見つかったからだとか。
連載も終了し、長きにわたって投稿していた『スマブラSP』の「今日の一枚」((『スマブラ』開発中に撮影したスクリーンショットから面白いものをピックアップして本人のTwitterに掲載していた。社内日報の中で開発進捗の画像にスタッフが大喜利的に一言コメントを付けていたことがきっかけのようだ。))のストックもなくなってきて、ようやく活動を落ち着かせる時が来るのかと思われたが、そうもいかないのがこの男。
なんと、&bold(){「桜井政博のゲーム作るには」と題したYouTubeチャンネル}を開設。
自身のゲーム作りの持論や過去に企画した作品のアイデアを共有することで、ゲーム開発に携わる者やそれを目指す者に気づきを与えて「&bold(){全世界のゲームの面白さを少しだけ底上げ}」し、ゲームをプレイするだけの者もゲームについてより深く知ることでより楽しめるようになるというコンセプト。
『スマブラfor』以降同作に関する発表で見せた分かりやすくユーモラスな解説は健在で、専門的な知識がなくともゲームに関する造詣を深められること請け合い。
開発に携わった作品の新しい裏話もちゃっかり披露することも。[[日本語]]のみならず国外向けに[[英語]]版も同時に配信されている。
クリエイターであると同時に本人自身も相当の[[ゲーマー]]であるため、UIについては非常に丁寧に作っていることが見てとれる。
2024年10月22日に、コラボや総集編を除き&bold(){256本}というプログラマー的にキリの良い数の動画を残した同チャンネルでの動画投稿を終えることを告知。最後の動画はチャンネルの内幕を明かす内容だったが、そこで驚愕の事実をいくつも発表している。
実はここまでの期間YouTuberとして専念していたのではなく、2021年に『スマブラSP』の制作を終えた時点で次のゲーム企画に着手しており、実際の開発が始まるまでの&bold(){休みとなったわずか数ヶ月の期間}を使って動画の素材となる撮影を終え、以降は編集を制作会社に委託し、ゲーム開発業務と並行して動画内容の監修や動画の投稿を行っていた。あらかじめ期間限定である旨を告知してデビューしたのは、こういった事情があっての事だったのである。
仕事術の動画を見ていた筈が、[[録画映像を活用した>ルルーシュ・ランペルージ]][[トリック>イオリア・シュヘンベルグ]]にハメられていたことが判明し多くの視聴者は驚愕。同時に、「ゲーム作るには」こういった気力や体力、そして企画力と計画力が何より必要であることを見せつけた&s(){[[2年半前に撮り終えたよ>オジマンディアス(ウォッチメン)]]}((ただし『ゲームセンターCX』コラボ回と最終回スペシャルは後から追加撮影したものとなっている。撮影用の別宅もとっくに引き払っていたのでこれら2本だけは違う場所で撮影した))
このため、チャンネルを収益化していないにも関わらず''9000万円''もの制作費((桜井自身の人権費を計上していない上に撮影場所の費用も含まれていないため、実際の制作費はもっと上と思われる。))が発生したと明かしている。
なお、コメント欄もしっかり見ていたようで解説の本筋と全く関係ないものや茶化すようなコメントを見て落胆もしていたが広くものを届けられた証と前向きに捉えている。
アクションも格ゲーもシューティング((シューティングに関しては[[メガドライブ]]miniに収録されてる[[ダライアス]]のボスラッシュモードを生放送内で1発ノーコンクリアする腕前。しかも自身は解説や雑談を交えながらである。))もRPGも何だって高いレベルでこなすが、そんな彼もギャルゲーだけは苦手らしい。(遊んでいるとゲームの仕組みや開発の背景をついつい考えちゃうせいで)ホラーゲーム(ホラー映画や[[肝試し]]も)もあまり怖いとは感じないとのこと。またパズルゲームも不得意。
また若い頃、対戦アーケードで相手が素人女性とは知らずに全力でコンボを決めてしまったのが[[トラウマ]]なんだとか。
オンライン要素については''遊ぶ方としても''比較的疎いのか、マルチプレイ前提のゲームをマルチプレイ可能と知らずにソロでやり込み、[[マフィア梶田>マフィア梶田(SP田中)]]にフレンドで呼び出されて初めて知ったなんて事も。
ゲーム以外ではドライブが趣味。現在の愛車はダイムラーの「メルセデス・ベンツ Sクラス」とアルピーヌ((日産自動車と同じくルノーの子会社。))の「A110」。ペットとして猫「ふくら」を飼っており、時々自身のTwitter等で様子が投稿されている。
64のスマブラ拳の質問コーナーや、forの「大・参・戦!」など、冗談で嘘を用いることが多い。特に「ま、嘘なんですけどね」と5秒でゼロスーツサムス不参戦を撤回した件は未だにネタにされている。
SPでは「キングクルールだと見せかけてデデデと見せかけてやっぱりキングクルール」とか「&bold(){キングクルールの時の天丼で}バンジョー&カズーイだと見せかけてダックハントと見せかけてやっぱりバンカズ」などやっぱりウソ……というかひっかけが多い。
とはいえ悪意のあるウソはつかない。特に最近は&s(){一部の過激な連中が本気でブチギレるので}「○○なんですよ(うそ)」など嘘の場合は大抵はっきり示す。
彼が作るゲームは初心者から上級者まで、誰もが高い満足度を得るものが多い。特に初心者には徹底的に配慮している。
これはファミコン・[[ゲームボーイ]]が主体だった1990年頃、難易度が高いゲームばかりが発売されて初心者お断りのような雰囲気を打開したいと思ったのがきっかけ。
その願いを込めて作られたのがご存知『[[星のカービィ]]』である。
また、全体的に珍しいゲームシステムを採用する為に評価を誤解されやすく『スマブラ』も最初は微妙ゲー扱いされていた。
その誤解を解く為にホームページの作り方を学び、製作者自らがゲーム説明をしている公式攻略サイト「スマブラ拳!!」を立ち上げたのは有名な話。
&bold(){その一方でゲーム開発を「やめたい」と思うのも時にはあるとのこと。}
実際、ゲームは作るより遊ぶ方が楽しいが、仕事で一所懸命にやらないといけないから続けられていると語っている。
上記のスマブラ拳の話もそうだが、とにかくやる事が凄い。
世界初のゲーム音楽コンサート「PRESS START -Symphony of Games-」を開催したり、パルテナの鏡のキャラをモチーフにした《たちねぷた》を企画したり、
『スマブラX』以降は、"ぼくがかんがえたさいきょうのおんがくぐんだん"ばりのゲーム音楽界の精鋭達を大集合させたり……もはや何でもありである。
2025年には、芸術選奨文科大臣賞のメディア芸術部門を受賞した。
*手掛けた作品
・[[星のカービィシリーズ]]
吸って吐いて飲み込む大人気キャラ、カービィを操作するアクションゲーム。
アクションながら自由に飛行できるため初心者も安心。コピー能力で上級者も満足。
GBの1作目は初のディレクターを務めたソフトであり、全世界累計500万本以上を売り上げ、
同時にこれが務めていたハル研の経営危機を救済することにもなった。
ちなみに、発売当時&bold(){22歳}、企画書を最初に書いたのは&bold(){19歳}である。現在の顔と比較すると&bold(){22歳とは思えないほど老けて見える。}
桜井がハル研を退社するまで、開発に関わったのは正確には『夢の泉デラックス』まで。
ディレクターを務めた作品に限定すると、『[[初代>星のカービィ]]』、『[[夢の泉>星のカービィ 夢の泉の物語]]』、『[[SDX>星のカービィ スーパーデラックス]]』、『[[エアライド>カービィのエアライド]]』の4作であり、実は意外と多くない。
しかし退社前から開発が進んでいたのか、次作の『[[鏡の大迷宮>星のカービィ 鏡の大迷宮]]』では監修を手掛けている。
夢デラ、鏡の大迷宮はめっちゃコピー説明文がふざけまくっていた(参ドロでは彼は関わっていないものの説明文のおふざけは受け継いでいる)。
ハル研退社後も『星のカービィ 25周年記念オーケストラコンサート』でゲスト出演して[[熊崎信也]]と対話したり、カービィ関連イベントに直筆サインを送っていたりするなどの関わりがあり、ゲームシリーズでも『USDX』(『スマブラX』で作った[[戦艦ハルバード]]のモデル提供)や『[[ロボボプラネット>星のカービィ ロボボプラネット]]』(「ほんの少しだけ見ています」とのこと)に関わっている。
#openclose(show=そして…){
・カービィのエアライダー
22年越しに発売される[[エアライド>カービィのエアライド]]の続編。桜井がディレクターを務めるカービィ作品としてもエアライド以来5作目となり、HAL研独立後では初である。
前述のYouTubeチャンネル最終話で語っていた「&bold(){次のゲーム企画}」とはまさに本作のことである。
現在はニンダイで公開された初報PV以外の情報は不明。続報に期待しよう。
}
・[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]
任天堂を中心に様々なゲームのキャラが一堂に集う格闘ゲーム。
…っぽいが体力制ではなく、相手を場外に吹っ飛ばしたら勝ちというルールで正式には対戦アクションゲーム。桜井本人は冗談半分に「パーティゲーム」とも称している。
ターニングポイントとなったのが三作目となった[[スマブラX>大乱闘スマッシュブラザーズX]]で、任天堂が05年5月のE3で発表したことから、
何も聞いていない桜井自身は何がどうなっているかわからず、後に岩田聡にロサンゼルスのホテルの最上階に呼び出されてディレクター就任の打診を受ける。
当時は先行して多方面からオファーを受けており、次世代ハードを見てからということで保留にしていた事情から二つ返事とはいかず悩んだが、
「もし就任しないならDXをそのまま移植する」という岩田の&s(){脅し}構想((WiiはGCソフトをそのまま遊べる互換性ゆえに『Wiiであそぶ』シリーズのようなよっぽどの追加要素がない限りわざわざ買う理由もないため、スマブラの移植では採算がとれない。))を聞いたこと、そしてゼルダの伝説のディレクター青沼英二が「桜井さんのいないスマブラはシリーズの終わりを意味する」という言葉に感銘を受け、
抜けるか続投かの瀬戸際にあった同シリーズにおいて、3作目以降も担当するようになった。
なおXの開発にあたっては、新オフィスを立ち上げ、引っ越しもするという任天堂の手厚い準備もあり、かなり気合の入れようだった。
というように、[[スマブラSP>大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]は前作の[[スマブラfor>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]]から開発体制がそのまま継続されていたため、&bold(){2011年前後~2021年まで10年間もシリーズ開発に携わっていた}。
広報も無印からXに掛けては公式Webサイト、for以降はSNSと本人出演の動画で行っていた。
参戦ムービーのほぼ全て(ホムヒカ参戦PVを除く)も彼が台本を手がけていたらしい。
名実ともに彼にしか監修できない文字通りの代表作とされているが、スマブラSPの時は特に大変で且つ忙しい事を度々語っており、「私はいつ休めるんでしょうね」とは本人の談。昔も昔でスマブラDXの開発の時は休みを全部返上して開発してるし…
それくらいやる事が過密すぎて、持病も抱えていることから「休め」とファンからは言われる事が多い。さらには「演じるキャラクターが腹黒いのが[[櫻井孝宏]]、&bold(){仕事が黒いのが桜井政博}」などと言われたりしている。
スマブラSPのDLC解説動画内では、昼休みにまで開発スタッフと[[テスト]]対戦していたことを明かした。
これはバランス調整の為ということで、COVID-19絡みでリモートワークになって対戦が出来なくなったのでバランス調整が難しいと明かしていた。
その数ヶ月後には通信システムに暗号化を掛けられる専用のスマブラSPが開発されて、そちらでバランス調整を行っていたとか。
なお、スマブラに参戦した作品は参考の為にちゃんとプレイしているが、開発中に発売した参戦作品を本格的にやり込むのは流石に厳しいようで「一気に終わらせてしまうのでやり込めない」と語った事も。
世界中で新要素の予想が飛び交うスマブラシリーズだが、それ故、自分の些細な発言であれこれ反応、推測されるのがどうも苦手で精神的にも辛かったらしい。桜井自身のTwitterに要望を送る人が多いとのことだが、これに関しては控えてほしいと語っている。
というのもファイターパス制作を発表した段階で、既にAとBとCとDとEという形でキャラが確定しているため、言われても無駄というのもある。
またスマブラ参戦拳という投票イベントを以前行ったが、『64』のときは結果が公表されたものの、『for』では公表は控えられた。
これも「向こうの企業に『スマブラ新作に出せ!』や『なんでスマブラに出さないんだ』と問い合わせが行くことを避けるため」と同じ番組で明言していた。
なお、原作がゲーム以外の出身キャラを要望をする人たちが後を絶たないが、「&bold(){スマブラにはゲームが原作じゃないキャラクターは絶対に出さない}」とはっきり明言している。
また身近な所から変な噂が立たない様に、職場でも目立たない様にマスクをしたり、極力共有スペースを使わないようにしていたらしい。
SP開発終了後のスマブラシリーズの今後の見通しは一切決まっていないとのこと。またシリーズとして続けていくにあたって「(自分に代わって)0から1の部分を作れる人材」が確保できるかの課題も挙げている。
ちなみに[[ファミリーコンピュータロボット]]の参戦にあたっては参考資料として&b(){自身の私物を使った}。かなり大切に扱っていたらしく、&b(){2021年現在、ブラウン管テレビさえあればまだ動く}。
あとSoraのオフィスの上は資料と称して市販のフィギュアだらけだとか。
・[[メテオス]]
ニンテンドーDSの落ちもの系アクションパズルゲーム。水口哲也率いるキューエンターテインメントとの共同制作。
積みあがった隕石を縦に入れ替え、
3つ揃えることで&font(b,red){↑↑}&font(b,#0000ff){打ち上げて}&font(b,red){↑↑}送り返すという斬新なシステムが話題を呼んだ。
通常落ち物パズルというと、文字通り上から降ってくるオブジェを揃えることで消すシステムが多いが、
メテオスは言わば揃えたブロックを発射点にすることで「ロケット」のように“塊”を真上に打ち返し
画面外まで推進力で運ぶ、という視覚的にもエンタメ的にも分かりやすいアイディア。
パズルゲーながらアクション性が高く、パズルが苦手な人でもあっちゃこっちゃ忙しなく飛ばし回ってる間に夢中になっていること請け合い。
なるべく多くのブロックを揃えることで一気に飛ばそうとしたり、あるいは少量ずつコツコツ飛ばしたり……とプレイヤーによって変わる個性のみならず、
選ぶ&bold(){惑星}によって落下速度、対空時間、打ち上げ力、&bold(){フィールドの横幅}etc...といったパラメータが&bold(){極端なまでに}変わる。((少々極端な例を挙げると、ヨコ点火では打ち上げ力が弱いもののタテ点火すると塊が確実に画面外まで飛んでいくフォルテや、一度点火すると塊が3秒強も時間を掛けてゆっくり打ち上がった後ストンと落ちるブビット、そもそも余程塊が重くない限り点火と共に塊が消し飛ぶヘブンズドアなどがある。))
前の惑星と同じ感覚で選んだらまるで違うプレイ環境に悲鳴すら上がるかもしれない。こうしたバラエティ性もさすがの一言。
只、開発終盤に最適化が進んだことで想定よりもゲームスピードが速くなってしまったと反省点として挙げている。
公式サイトも桜井節全開で面白い。しかしゲームの出来や評価とは裏腹にあまり売れなかった不遇のソフト。
メテオス自体はその後も幾つか作品が出ているが、初代以外は一切関わっていないとの事。
・[[新・光神話パルテナの鏡]]
スマブラXでのリデザイン・ピックアップを経て25年ぶりのシリーズ続編であるアクションシューティングゲーム。
空中戦と地上戦、二種類の射撃を楽しめる。
何とシナリオは全て桜井自身が書いているため、やはり桜井節全開である。
それにより、[[女神パルテナ]]や[[自然王ナチュレ>自然王ナチュレ(パルテナの鏡)]]等といったキャラ設定も声優への指示も全て桜井が担当している。
続編やリメイク移植の要望もあるがモデルの作り直しで費用が掛かることから現状は難しく、遊べるうちに3DSで遊んでほしいとのこと。
・そだてて![[甲虫王者ムシキング]]
架空の昆虫をイメージしたハイドラ同様にゲームデザインを手掛けたが、[[たまごっち]]と紛らわしい不出来に終わってしまう。
開発中にスマブラXのオファーも受けたため、並行して製作するのはかなり大変だったそうな。
その他にも、独立直後は「ゲーム業界にもっと貢献したい」という理由から、様々なゲームの監修やコンサルティングに携わったようだが、自分が開発したように見えてしまい本来のスタッフが気の毒だということで名前は伏せてもらっていたとのこと。
もしかしたら、意外なビッグタイトルに関わってるのかも…?
*余談
-カービィの声優でお馴染みの[[大本眞基子]]は初代スマブラのオーディションで桜井によってカービィの声を抜擢された事で彼女の代表キャラになり、以降のカービィやスマブラシリーズなど現在まで担当している。&br()この件をきっかけに公私でも親交を持つようになり新パルテナのナチュレもそのまま担当する事になった。
--尚、ライバル(?)のデデデのスマブラでのボイスは桜井氏がX~SPまで直接担当しているのは有名。
-スマブラと言うクロスオーバー作品を開発している都合上、開発中特定の作品を推したりする行為は控えているとのこと。現在では先述のYouTubeチャンネル上での説明に、様々なゲームを例に挙げて用いている。
-SNSではふとした発言が深読みされることが多々あることが悩みの種となっており、[[Toby Fox>UNDERTALE]]氏からは「深読みされる仲間」と同情されている。&s(){大体上記の嘘つき癖のせいだと思われるが…}
-スマブラSPに[[ホムラ/ヒカリ>ホムラ(ゼノブレイド2)]]が参戦し、【ホムラ/ヒカリのつかいかた】がYoutubeのNintendo公式チャンネルに載っているが、その中で&bold(){「私はどちらかというとホムラの方が好きかなあ。あ、ファイターの話ですよ?やっぱりホムラかなあ。いや、ファイターの話ですからね?」と%%性癖暴露%%発言している。}
-意外にもプライベートに於いてはとてもフットワークの軽い人物である。&br()前例として、ゲームライターの[[マフィア梶田>マフィア梶田(SP田中)]]と連絡先を交換したばかりの時、「明日、富士サファリパークに行きませんか」と唐突に誘われたにもかかわらずこれを快諾。((なお、誘った梶田本人は「本当に来てくれるとは思わず驚いた」「実はおっかない印象を持っていたが、この人滅茶苦茶付き合いの良い人だなと思った」と語ってたり。))&br()声優の[[中村悠一]]、漫画家の[[大川ぶくぶ>ポプテピピック]]を含めた4人で遊びに行ったとの事。その後彼らとの交友は深まり、その縁もあり彼らの開設したYouTube番組に幾度となくゲスト出演している。
--この縁が巡り巡って&bold(){中村と桜井のメン・イン・ブラックごっこ}に発展することになる。
-お菓子等の甘い物が好物。スマブラ開発時にも(主にブルボンのお菓子を)スタッフに提供していた。&br()好きな飲み物は『[[コカ・コーラ ゼロ>コカ・コーラ]]』。普通の水とお酒((下戸なので、お酒以外でもアルコールが少量含まれている物は受け付けられないとの事。))は苦手。本人が出演してるスマブラの解説動画では毎回スタッフの方に用意して頂いているとのこと。
-ファミコンロボを所有していると上記したがその他、&bold(){四角ボタン時代のファミコンをボタンを潰さないまま使い通した}。この時のコントローラーは切り離して手元に残している。((ファミコンの四角ボタンはゴム製であり、下手するとボタンが押し込まれたまま元に戻らなかったり、ゴムが劣化してちぎれる可能性があったため、早々にプラスチックの丸ボタンにモデルチェンジしたという経緯がある。))&br()
--またファミリーベーシックも所有しており、これがゲームクリエイターの道を志すきっかけになったそうである。2023年時点で十分に動く状態にあることが「ゲーム作るには」の動画で確認されている。
-よく休めと言われる桜井だが、その理由はスマブラSPの「私はいつ休めるんでしょうね」発言((DLCファイター5体(当時の予定)を全て新規で製作すると発表した際に発言。上記の通りforの頃からぶっ通しで開発している))もそうだが、スマブラDX開発時の過酷な労働環境についての裏話も一つの原因と思われる。&br()というのも、桜井はゲームバランスからフィギュアの説明文、音楽の監修に公式サイトの質問コーナーまで多岐に渡り仕事をした結果、&bold(){&color(red){13ヶ月間休暇なしで開発作業}}というブラック企業もいいとこなスケジュールを組んだらしく、挙句には&bold(){オーケストラ音源の収録後ぶっ倒れた}ようだ。&br()その後も&bold(){点滴打ちながら40時間徹夜し、睡眠のために帰宅して&color(red){4時間だけ寝る}}など過労死ギリギリの開発作業だったらしい。&br()後にYouTubeチャンネルにて「DXまでは自らテストプレイしていた」と語っており、流石に懲りたのかX以降は自身は開発に集中し、テストプレイヤーの意見を受けてバランスを調整、昼休みには自身もプレイしてみる…という方針に転換したと続けている。
--スマブラDX開発後期になるとカービィシリーズ統括ディレクターに任命され、アニカビや夢デラの監修やらエアライドやらの開発にも携わることになっている。自身のYouTubeチャンネルではその頃の開発状況を&bold(){「まぁ大変でした」}の一言で済ませており、視聴者に戦慄が走っている。
--勿論桜井1人がこんな過酷な環境だったわけではないことには留意。開発期間の短さやGC初期のキラータイトルにしなければならないというプレッシャーで現場は過酷を極めた様子。任天堂に移籍したばかりの岩田もプログラミング作業で補佐に入っている。
--その岩田が多忙さに苛まれてか55歳という若さで亡くなったことも記憶に新しいため、「いつ休めるんでしょうね」の発言関係なく本気で心配する声も少なくない。
「…私はいつ追記・修正を休めるんでしょうね」
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 異論がなかったのでリセットしました。 -- 名無しさん (2023-05-18 16:35:26)
- 全然関係ないゲームでこの方のチャンネルがチラッと話題になったか -- 名無しさん (2023-05-18 16:47:43)
- (途中失礼)話題になったから何事かと思ったら、唐突にしろがね坂が出てきて草生えた -- 名無しさん (2023-05-18 16:48:59)
- この記事を読み、もう生きていることが奇跡な人だなと思った。ゲーム開発してくれて有り難いなぁ···、とりあえずスマブラは本当しばらく休んでいいと思う。 -- 名無しさん (2023-06-08 02:57:25)
- 自覚があるのかないのかわからんが確実にワーカーホリックだよな、突然ぶっ倒れてそのままは勘弁してくれー -- 名無しさん (2023-07-31 17:52:47)
- 思ったこと、ノウハウをわかりやすく言語化する才能が凄い。 -- 名無しさん (2023-07-31 17:57:37)
- YouTube開設してもうすぐ1年で次回の企画コンセプトはスマブラSP。これは1周年記念にそれをやる可能性…? -- 名無しさん (2023-08-08 20:53:50)
- 労働時間だけみるといつ死ぬかわからない人… -- 名無しさん (2023-10-31 20:44:10)
- ホムラ派 -- 名無しさん (2023-11-20 15:40:21)
- youtube見れば見るほど、この人の仕事は替えが効かないのがまざまざとわかる -- 名無しさん (2024-01-01 20:52:05)
- YouTubeのゲーム作るにはが今年中に終わるのか…。 -- 名無しさん (2024-01-10 16:47:37)
- ゲーム作るにはを見てると、良くも悪くもこの人だからできることが多すぎることがまざまざとわかる。こりゃ、自身の後任の人材の確保が大変だというのもすごくわかるわ。 -- 名無しさん (2024-01-10 17:14:30)
- YouTubeチャンネルが今年中に終了するのはまたゲーム作り再開との噂もあるがスマブラSPも5年以上経ってるからまた新作の可能性もありそうだがそれだと後任の人材は見つかってないまま次もディレクターって事になるんだが…。 -- 名無しさん (2024-01-19 15:56:28)
- YouTubeチャンネルでの説明がとても分かりやすい -- 名無しさん (2024-06-08 18:10:00)
- ゲーセンのトラウマエピソードをYouTubeチャンネルで語っていたけど50連勝ってマジ? -- 名無しさん (2024-08-13 20:14:50)
- カービィは黒歴史 -- 名無しさん (2024-09-12 09:41:46)
- YouTubeチャンネル終わってしまった…。 -- 名無しさん (2024-10-22 20:56:25)
- ゲームを作るには最終回、スマブラDXの終盤を思わせるレベルのホラーだったな… -- 名無しさん (2024-10-23 08:34:44)
- バケモンの中のバケモンの中のバケモン。バイタリティと行動力が異常。怖いよこの人 -- 名無しさん (2024-10-23 22:21:52)
- 激務の中、少ない時間を縫って猫とゲームを楽しんでいる人かと思ったら休暇の間に予定をギチギチに入れるタイプの人だった -- 名無しさん (2024-10-25 02:57:44)
- これだけ先が読めるこの人をして自分が会った中で一番頭がいいと言わしめた故岩田社長のやばさよ、というかこの人ですら、完成までに辛酸をなめたDXの開発現場の助っ人に入れる上役って時点でなんか色々とヤバすぎるわな。 -- 名無しさん (2024-10-25 09:34:10)
- ゲーム業界への投資と言えばそうなんだけど、やってることはボランティアで自身へのリターンはほぼないよね。本当に開発含めたゲームが好きなんだなあ。 -- 名無しさん (2024-10-25 12:37:21)
- 桜井は政博の労働搾取をやめろって言われててなんか面白かった -- 名無しさん (2025-02-01 07:38:12)
- エアライド以来にまさかカービィのゲーム開発にまた携わるとは。 -- 名無しさん (2025-04-02 23:12:53)
- 声も喋り方も特徴的すぎて、モノマネのネタにされたり、「桜井政博が絶対に言わないこと」的な大喜利ネタが作られてたりするのが凄く笑えるw -- 名無しさん (2025-04-02 23:35:20)
- イベントなどではカービィに関わってたけど、ゲームとして携わるのは22年ぶり。いやぁ長かったなぁ~初期からのシリーズファンとしては嬉しい限りだわ -- 名無しさん (2025-04-03 00:01:08)
- ↑失礼。鏡の大迷宮が2004年発売だったから21年ぶりでした -- 名無しさん (2025-04-03 00:10:51)
- 桜井さん、今年で55歳(岩田社長が無くなった年齢)なんだよね。長生きしてほしい -- 名無しさん (2025-04-03 13:30:56)
- 「ほうほう・・・」「僕が何を言っても勘ぐられてしまうけどSwtch2の情報については外部の人間だから本当に知らない」→「おっ(すっとぼけ)」 自分で首を締めおってからに・・・ -- 名無しさん (2025-04-03 13:35:09)
- 桜井さんのエピソードを見る度に、やっぱデキる人って仕事量自体半端ねえよなあと認識させられる。才能どころか労働時間も到底真似出来ん -- 名無しさん (2025-04-03 14:26:58)
- youtubeチャンネルの動画撮影後エアライダー開発スタートまでの間休めたんだろうか。でも開発期間とか考えたら数日休んでさぁ仕事!とかしてておかしくなさそう -- 名無しさん (2025-04-03 14:52:17)
- 天才とか怪物とか、そういう言葉が良く似合う -- 名無しさん (2025-04-11 21:26:42)
- Switch2当選したそうだが、貴方は当たらなきゃダメだろうよ。 -- 名無しさん (2025-04-26 15:01:49)
- 出せば売れる見返りが大きいビッグタイトルの開発に身を削って携わり続けるか、間違いなく今後楽できるほど稼げたと思うので余暇を楽しむか。できればその中間をとってほしいけどねぇ… -- 名無しさん (2025-05-10 05:07:16)
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