小此木タカオ(鉄鍋のジャン)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/09/26 Wed 20:10:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(orange){&bold(){だってプライドじゃ料理できないもーん!!}} &color(orange){&bold(){ボクみたいな技術のない料理人じゃおいしいものを作らなきゃならない時は、マネでもなんでもするよ!!}}} 『[[鉄鍋のジャン!]]』に登場するキャラクター。 *概要 [[日本>日本国]]の中華料理店の頂点に立つ五番町飯店で働いている見習い料理人。年齢は本編開始時点で[[ジャン>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]、[[キリコ>五番町霧子(鉄鍋のジャン)]]と同じ16歳。 常に笑顔で他人に気を使ういい人タイプ。&s(){ジャンと共謀して[[大谷>大谷日堂(鉄鍋のジャン)]]のパーティー会場を滅茶苦茶にするぐらいの悪戯はノリノリでやるけど。} ただ、頭はあまり良くなく[[天然]]ボケ気味で周囲からも呆れられている。 料理に失敗して落ち込んでいたジャンを励ましたことを切っ掛けに彼の親友となり、以降はジャンのサポート役に回ることが多い。 容姿はそこそこ整っている方であり、[[女装]]すると結構かわいい。 *人物 作中登場する料理人の中では珍しくプライドなんて物を持っておらず((ほかの料理人が持つ【料理は○○】といった料理への深い心情も持っていない))、冒頭のセリフは大会予選で&bold(){横にいた大前考太の調理をそのまま見ながら真似して作った}際のセリフ。 もちろんただ真似して作った物が上手くいくはずもなかった……のだが、大前が皿を間違えて持って行った為、小此木の方が予選を通過した。&s(){大前は泣いていい。} ジャンの事を純粋に尊敬し、友達として接しており、彼と一緒に野外料理を作りに行ったり食材探しを手伝ったりもしている悪友関係。 小此木の行動が料理のヒントになることも多い。 ジャンもそんな小此木のことを大切な親友であり、数少ない心を許せる相手((背中の傷を見られることにも抵抗がないのは小此木ぐらいである。))だと思っている。 そのため丁寧に料理の基礎を教えたり、小此木を馬鹿にした相手を見返すために特訓をさせたりと面倒を見ている。((特に『R』では(ワザと)見習いに降格した小此木に内心で『何やってんだよ!』とやきもきしたり、課題の新作の回鍋肉を皆の前で披露する場面では『俺がサポートに入る』と(頼まれてもないのに)名乗りを上げる等)) 五番町飯店の見習いをする前の経歴は不明。 描写からして学校に行っている様子もないためおそらく中卒で働いており、家族の話も一切出ない。バイク免許、およびバイクは持っているようだが。 だが『R』で料理大会の会場の食材をくすねた時に楊から「そういうのひょっとして得意?」と聞かれたときに&color(orange){「昔ちょっとね」}と答えていたあたり意外と黒い過去があるらしい。&s(){春巻品評会時にゴミ箱をあさったり、ダチョウ肉欲しさに[[ダチョウ]]を盗み出したりで耐性がついたのかもしれないが。} 案外、天涯孤独の身の上で五番町飯店に盗みに入ったところを睦十や弥一に見つかって見習いとして働かせられることになった、なんて経緯があるのかもしれない。 望月からイジメを受けても五番町を辞めようとしなかったのは、他に行き場がなかったから……なのだろうか? 何度も言うようだが料理人としては未熟も未熟だが、これは(16歳のペーペー相手に)&bold(){周りがきちんと指導・教育をしていなかった}せいもあるわけで、一個人としては結構人たらしなタイプである。 Rから十数年の年月が経過した2ndでは、[[セレーヌ楊>セレーヌ楊(鉄鍋のジャン)]](結婚後はセレーヌ小此木)と結婚。 息子である小此木マリオが五番町飯店で見習いとして働いている。 マリオはフランス系の名前なので、勘のいい人はすぐ奥さんが誰か分かっただろう。 本人は五番町飯店を離れて、神戸にある楊の実家『シードラゴン(=五番町飯店神戸支店)』をマリオの妹である4つ子姉妹と一緒に夫婦で切り盛りしている。 彼の中華のセオリーに囚われない発想と想像力は、楊の「ヌーベル・シノワ」に通じるものがある為、腕が追いついた現在なら、店は繁盛間違いなしだろう。&s(){婿入りした方が良かったんじゃないかな。} &s(){……実は、逆算するとR時点で既に長男のマリオは産まれている。意外にやる事やっちゃっている肉食系である。小此木爆発しろ。} *料理人として まかないの[[野菜炒め]]さえまともに作れず、好き嫌いも多いなど料理人としては未熟も未熟。 その後、ジャンに指導を受けてからは実力を付け始め、後にジャンが海外修行の旅に出た時は、[[望月>望月(鉄鍋のジャン)]]に代わり鍋(炒め物や煮物の担当)を任せられるようになった。 が、本人はそれではジャンが帰ってきた時にサポートできないと、ジャンが帰国したらわざと失敗を繰り返し、『R』では見習いに戻った。 &s(){そして望月が鍋担当に戻ったのと同時に、見習いも全員辞めてしまった。……理由はお察しである。というかこの店は従業員の[[パワーハラスメント]]をもう少し是正しろよ。} 一応強みとして&bold(){柔軟性と発想力が優れており}、蟹クリーム[[コロッケ>コロッケ(料理)]]や[[ピザ]]などの惣菜を具にした[[春巻]]や[[チョコレート]]味の[[回鍋肉>回鍋肉(ホイコーロー)]]など色々とぶっ飛んだ料理を作り出す。 後に開かれた大会でも運が良かったとはいえ本選に出場して[[陸一族>陸一族(鉄鍋のジャン)]]と戦った。 &s(){もっとも、その結果はお察しである……が、実は&bold(){単純な技術負けであり、発想そのものは対戦相手の陸一族と同じコンセプトの料理(=陸一族クラスの発想力はある)だった。}} *作った料理 **無印 ・&bold(){野菜炒め} 作中における小此木の初料理。 シンプルな野菜炒めだが、中華料理の基本がなっていないせいで肉と野菜の水分が全て流れ出して[[スープ]]と化してしまい、結果野菜も肉も水分がなくパサパサのシナシナになってしまっている。 おまけに本人は&bold(){その欠点に全く気がついていなかった}ためボロカスに貶されてしまった。 というか基本も教えてもらっていない16歳の見習い一人に10人分以上のまかないを任せた挙句にボロクソに貶すわ殴りつけるわと[[ひどすぎる有様>ブラック企業]]である。それでいいのか五番町飯店。 泣き言を言う小此木に対してジャンも「そんなもん見て覚えるんだ。みんなそうしてんだ」と返すだけで、本格的に教えることになるのは次の料理から。 ・&bold(){&ruby(チンジャオニューロウス){[[青椒牛肉絲>青椒肉絲]]}(牛肉と[[ピーマン>ピーマン(野菜)]]の細切り炒め)} ジャンが小此木に中華料理の基本&bold(){&font(#ff0000){「&ruby(レンコウ){連鍋}」「&ruby(パオイウ){泡油}」「&ruby(ワンチェン){碗献}」}}を叩き込むために作らせた料理。 +煙が出るくらい強火で空焼きした鍋に汚れを溶かすための油を入れて戻し、次に料理に使う油を入れて炒めた物を鍋にこびり付かないようにする&font(#ff0000){連鍋} +下味を付けた牛肉や野菜を油通しする&font(#ff0000){泡油} +料理に使う調味料を一つの碗に混ぜて素早く使えるようにする&font(#ff0000){碗献} ジャンはこの3つの基本を青椒肉絲作りを通して小此木に教えた。&s(){五番町飯店の先輩方、特に弥一は総料理長なんだからもっとちゃんと教えてあげるべきだったんじゃ……。} ・&bold(){&ruby(ホンロントンユイ){紅龍童魚}(ウロコつき甘鯛)} [[蟇目>蟇目檀(鉄鍋のジャン)]]との料理勝負で両腕を折られたジャンの代わりに作ったもの(ジャンからは作り方を教わっている)。 60cm以上の甘鯛を使った料理で&font(#ff0000){鱗}を美味しく食べられるようにすることに主眼を置いている。 調理法は塩、胡椒、老酒で下味を付けた甘鯛を手で逆さに持ったまま熱した低温の油をかけ続けるだけと極めてシンプル。 選んだのは3kgもある甘鯛で普通は片手で長時間持ち続けられるものではないが、ジャンが課した事前のスパルタ特訓によって腕が硬直した小此木は何時間でも持っていられる。 その際&bold(){相当ボコボコにされている}が、ジャンが&bold(){特訓の意図を事前にしっかり説明し、ミスった時に[[ヘッドバット>頭突き]]の刑}の流れだったので小此木も特訓への弱音こそ吐いてはいるがボコボコにされた文句は一切言わずに真剣に特訓を受けている。 低温の油をかけ続けたことによって鱗はフライの衣よりも軽くスナック菓子のようにパリパリサクサクになり、身はしっとりとジューシー。空気のように軽く香ばしい鱗と甘鯛の身の旨みを存分に楽しめる。 生の赤と青の唐辛子を使ったタレと[[マヨネーズ]]にタバスコ・ケチャップ・酢・香菜を混ぜたタレの2種がさらに味を引き立ててくれる。 ・&bold(){下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる春巻} 新メニュー決定トライアルに出品したメニューで、おそらく&bold(){作中初の小此木完全オリジナル料理。} コロッケなど様々な惣菜を近所で買ってきて具として巻いた春巻。料理技術もジャンとの付き合いで成長したのか、見かけはしっかり春巻として仕上がり皮もしっかりと揚がっている。 しかし手当たり次第無差別に総菜を買って具にしたせいか&bold(){ドカ盛り料理並の本数}の春巻となってしまった。なおコロッケは中身だけ使って衣は廃棄しており、キリコは&bold(){&color(pink){「ひどい手抜き」}}と若干苦虫を嚙み潰したような顔で苦言を呈していた。 具はカニクリームやコーンクリーム、マッシュした&ruby(カボチャ){[[南瓜>カボチャ]]}、ひき肉、[[ポテト>ジャガイモ]]などの当たりもあるが、&bold(){冷めたピザやコールスロー、酸っぱい中華サラダ}などのハズレもある。&s(){一応は出前のピザを使って揚げてもあるのに何で冷めてんだ……?} これらの選定基準は分からないが、ジャンは&bold(){&color(red){「自分の好きなもん無差別に巻きやがったんだ…」}}と引いていた。 #center(){&bold(){「ああそうだな 一応食べますか…」} &bold(){&color(gold){「まぐれもないじゃろうが……」}} &bold(){「そう 確率は極めて低いけど…」} &color(orange){&bold(){ひっ ひどい!}}} と、これまでまともに料理を作れていなかった手前上記のコメント通り審査員だった弥一等からも期待はされず、あまりの馬鹿馬鹿しさとそれを裏付ける名前から呆れられつつも先輩たちの笑いを誘ったが、実食した弥一には&bold(){「下手な鉄砲というよりは『玉石混合』だな」「くだらん石コロの春巻もあるが、ちゃんと中華風に作れば、実にいい春巻になるものもある」}と評価。 先輩達が陥っていた中華の古い固定観念に囚われない斬新な発想の他、本来コロッケを揚げる際の複数の工程をたった1工程に短縮できる点でも評価されている。&s(){てゆーか皮を別のものにするも中身の工夫はしなかった先輩方は小此木のこと笑えない。} 作り方は普通の春巻と全く同じなので、実際に作ってみた読者もいるのではなかろうか。 ただし同時に弥一から&bold(){「中身ぐらい自分で作れるようになれよ。[[肝心な具材が出来合いモノなのは酷すぎる>モロバレル]]」}と酷評もされ、この点は先輩たちにも苦言を呈されており、具の中には取り除ききれなかったコロッケの衣が混じっているのでそういった部分はマイナス点。 結局店に出すものは、弥一から「大人も子供も親しまれる」と推された中華風にアレンジしたカニクリームと、マッシュしたカボチャの2つに絞った。 実際のところ最終候補に残った4人の春巻の中では、楊のスイーツ春巻と並んでお客さんに支持されやすい春巻と思われる。 具がユニークな以外はごく普通の春巻なので、睦十からも調理法からして&bold(){手間はかかるし奇をてらい過ぎた}ジャンやキリコは殺到する注文に調理が間に合わずヘトヘトになってたことを引き合いに出して&bold(){&color(gold){「作り方も簡単で、ユニークで気軽に食べられる春巻らしい春巻」}}と、小此木の料理の技量不足を除けば褒められている((逆に言うと当時技量不足の小此木でも数をこなせる程度に手軽に作れるということでもある))。 ・&bold(){三種の[[おにぎり>おにぎり(食品)]]} 店のまかないで作った料理。 見た目はラップで包まれた[[海苔]]のない大きなおにぎりであり、具はカキフライ、酢豚、[[麻婆豆腐]]の三種類。 &bold(){&color(orange){「ボク最近マジメに料理やってるんですよ」}}と答えた通り、台湾の屋台のおにぎり(「&ruby(ファントァン){飯糰}」と思われる)を参考にしており、表面のラップ側は熱くないがラップを剥がした中のおにぎりは熱々というギャップが特徴。((そんな熱々ならラップ越しに熱が伝わるんじゃないかなとも思うが)) 中の具のボリュームもあっておかずとご飯を纏めて食べられるが、肝心の具は相変わらず&bold(){デパ地下で買ってきた惣菜。} 成長と発想のユニークさは弥一にも認められたが、それはそれとして&bold(){「まかないはみんな楽しみにしてるんだからもっとちゃんとした料理を作れ」}とも注意された。&s(){ちゃんと後進育成してます?} ・&bold(){コピー炒飯} 第2回大会予選「指定された米で日本人の口に合う炒飯」という課題で製作。与えられた米は新米。 近くにいた大前孝太の作っていた炒飯を米のとぎ方・水加減・食材のチョイスに至るまで何から何まで徹底的に真似て&bold(){見た目そっくりに作ってしまった}代物。 おまけに大前の炒飯の横に自分の炒飯を置いたせいで、大前が自分の炒飯と間違えて持っていった結果まぐれではあったが予選通過を果たしてしまった。 確認を怠った大前の過失もあるが、それでも見た目はそっくり(味はまるで違う)に作ってるのは変に技術が高いような気がする。 なお、大前は全く気が付かずに小此木の炒飯を提供したがために敗退となったが、小此木の方は「大前が間違って持っていった」のをわかった上で大前の炒飯を自分のものとして提供して予選通過している((つまり大前の炒飯は順当に美味しかった))のだから完全に人の褌で相撲を取っただけである。結構タチ悪くないかね。 ・&bold(){ドジョウ鍋} 第2回大会第1試合「[[豆腐]]料理」という課題で製作。 土鍋に生きたドジョウ数匹と豆腐を入れて煮込んだシンプルな料理。 熱せられた湯により熱を嫌ったドジョウが豆腐の中に潜り込むミラクルが発生し、&bold(){湯豆腐の中から茹でられたドジョウが飛び出す}インパクト抜群の料理になった((「どじょう豆腐」自体は日本でもある程度知名度がある。ただし、架空の料理として。ドジョウには豆腐内の温度を知って緊急回避を試みるような知恵がない。))。 奇跡の産物と言えるが、そのインパクトを評価され1回戦通過となった。 ・&bold(){変わりギョーザ} 第2回大会第2試合「制限時間60分以内+審査員合計55人分の餃子」の課題で作ったと思われる料理。 見た目は普通の焼き餃子で、具にフルーツと餡子を使っていたこと以外は不明((実はこれは対戦相手の陸麗花の作った餃子とほとんど似たような具材。惨敗だったといえそこそこ点を取ってはいた))。 素早く餃子を作るため&bold(){こっそり会場を抜け出して店で餃子を早く包むためのギョーザ包み器を購入し持ち込む}相変わらずのダーティさだったが、対戦相手が陸麗花だったため完全に泣きが入った状態で作っていた。 なお得点は54点と小此木にしては割と高め。ジャンと付き合う内に最低限の料理技術を身に着けていたのだろうか。 **R頂上決戦 ・&bold(){温泉卵饂飩} 消化の良い温泉[[卵>卵(たまご)]]と[[うどん>饂飩(うどん)]]の組み合わせ。 楊からは「中華の料理人なのに〜?」と少し呆れられていたが、ジャンからは「卵の中で最も消化が良い状態だ」と褒められた。 ちなみに楊が直前に振る舞ったのはママン直伝の甘ーい[[オムレツ>オムレツ(料理)]]。オイ嫁。 ・&bold(){チョコレート回鍋肉} 回鍋肉の定義を学んだ後、小此木が個人的にハマっていた塩チョコやコショウチョコをヒントに思いつきの即興で生み出された皿。 反り返るまで炒めた[[豚肉]]、煮崩れしないように素揚げしたタロイモ、トック((朝鮮半島の[[餅]]))。それらの具を&bold(){大量のチョコレート・ラズベリー}・粒黒胡椒・岩塩で味付けした奇抜な回鍋肉。 一見すると香りも含めて完全にゲテモノだが、黒胡椒の辛味とラズベリーの酸味でチョコレートの甘さを引き締め、味の無いタロイモとトックを加えて甘さを更に半減。 〆に岩塩のしょっぱさによって全体の味をまとめているため見かけ以上に甘ったるくない味わいに仕上がっていた。 &bold(){店では絶対に出せないが味は及第点}だと自由な発想を評価され、総料理長の弥一もギリギリセーフの味と判定している。 かつては「クソ料理人」などと小此木を見下してた蟇目も、嫌みや煽り抜きで&bold(){&font(#9B95C9){「まるで子供の遊び」「料理はお客様に出せるものじゃないとな!つまり商品価値がないと!発想は自由に!料理は手堅く!」}}とコメント。 実際正当の中華料理では絶対に店に出せない一品であり、本人もご&color(orange){&bold(){「ごもっとも!」}}と返している。 また共に乱入してきた五行達も「面白い」と評し、一切ケチは付けていない。が、横にいたジャンはケチを付けてきたと感じていたのか険しい表情をしていたが。 追記・修正は #center(){ &color(orange){&bold(){だってプライドじゃ追記・修正できないもーん!!}} &color(orange){&bold(){ボクみたいな技術のないWiki篭りじゃおもしろい&ruby(もの){項目}を作らなきゃならない時は、マネでも何でもするよ!!}} } ──という人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実は上記のとおり過去が一切不明。いくらイジメられても五番町を出て行かず、親の話さえも出てこない事から、天涯孤独なのかも。 -- 名無しさん (2014-05-02 19:02:53) - ↑そう考えるとあのヘラヘラ笑いとかが悲しいものに見えてくるな…… -- 名無しさん (2014-05-02 19:41:15) - 春巻きは、石三玉七の比率で酒の席に出したら盛り上がりそうだ -- 名無しさん (2014-10-03 15:41:40) - 春巻きも揚げ物だからかコロッケ系の中身とは相性いいのかも -- 名無しさん (2017-06-01 18:57:54) - 息子のマリオのほうが料理がうまいのだがどうしてこうなった? -- 名無しさん (2017-11-14 10:00:57) - ↑本人も最初から料理人目指してればあのくらいのポテンシャルはあったんじゃね -- 名無しさん (2017-11-14 12:35:00) - 実は無印終盤で先輩追い越す(Rでわざと降格)なので、元々ポテンシャルは高いのよ。妻と目されるセレーヌの指導力かもしれんが -- 名無しさん (2018-07-14 10:12:11) - ↑小此木の中華に縛られない創意工夫は楊のヌーベルシノワとの相性も良さそうだしね。…実際アッチの相性も良かった訳だが(苦笑) -- 名無しさん (2018-07-14 13:04:36) - ↑料理人だけに「仕込み」は得意という訳ですな、ガハハハハ。 -- 名無しさん (2018-07-14 13:35:23) - マリオが生まれたのだから結婚はしているのだろう・・・相手誰だ!? -- 名無しさん (2018-11-28 09:50:18) - 作った料理で載ってないのは2回目の大会の分か。まぁコピペだったり、運よく成功したのばっかりだけど。 -- 名無しさん (2019-12-23 10:27:53) - >後に望月が海外修行の旅に出た時は ちょっと待ってどういうことなの… -- 名無しさん (2020-04-28 20:39:58) - ↑直しときました -- 名無しさん (2020-04-28 20:53:01) - オイオイオイオイ、女装するとめちゃ美少女ってのが抜けてるぞ。 -- 名無しさん (2020-04-28 21:51:56) - まあ平行世界の鉄牌では女の子だし。それ以上に美人の四つ子が娘という凄まじい勝ち組。まあ、湯水家も美人の双子がヒロイン役なんだけど。 -- 名無しさん (2020-05-06 18:05:11) - 春巻き勝負は多く作る必要があるランチメニューということを踏まえると、手間がかかるジャン&キリコの春巻きやデザート色が強いヤンの春巻きよりも、手軽に作れる小此木の春巻きが1番条件に合っているように思う。腕のない五番町他の面々も小此木春巻きなら作れそうだし -- 名無しさん (2020-06-06 00:01:15) - ↑作中でもキリコとジャンは春巻き以上のものを作ってしまった(故に手間が尋常でない)と指摘された一方、楊や小此木は手軽かつバリエーションを増やしやすいと評価されていたな。 -- 名無しさん (2020-12-09 19:58:42) - 餃子対決は対戦相手が相手の情報を調べて傾向と対策練るタイプだから単純に見抜かれて被せてこられただけじゃないの? -- 名無しさん (2021-11-22 01:19:48) - 2ndだとかなり癖の強い性格に・・・まああの世界皆そんな感じだから相対的にはマトモな部類に入るが -- 名無しさん (2022-03-12 15:47:12) - 料理人ならオタマで掬った塩の量を感覚でわかって当然という秋山にすれば、自分で最後まで盛り付けて置いた皿と違う皿を手に取ったことに気づかず審査員に持っていった大前孝太は敗退しても当然と思ってそうだな -- 名無しさん (2022-03-12 16:07:23) - 逆算するとジャンが中国に行って2年目位で第一子誕生していてその時点で子持ちなのに見習いに降格しようとしてるのはあまりにもジャン大好き。というかこれからはRで登場するたびにこれで子持ちか、夫婦揃って子供ほったらかしかと思ってしまう -- 名無しさん (2022-05-28 11:38:56) - 揚げた春巻きの中身のピザを冷めた状態にできる凄腕。トマトソースとチーズとサラミの春巻きとかだとなんかうまそうに思える -- 名無しさん (2023-12-25 11:07:45) - ↑多分冷凍のピザを解凍せずに突っ込んだんじゃないかと。中身的にはちゃんとすれば美味しそうなのは同意 -- 名無しさん (2023-12-25 11:25:41) - 成長した小此木とジャンの勝負が観たかった -- 名無しさん (2024-02-11 08:38:30) - ↑↑ピザは出前だぞ。後で宅配ピザの箱が見つかって先輩たちにボロクソ言われてる -- 名無しさん (2024-03-03 23:32:31) - ↑2 『R』が打ち切り(?)にならなかったら描かれたのかもしれない。ジャンや霧子にない柔軟な発想をするから意外と苦戦しそう。 -- 名無しさん (2024-09-09 11:14:54) - 息子が豆腐料理の課題で、ドジョウ豆腐を美味しい料理にするのやっぱ血筋かなぁ -- 名無しさん (2025-07-03 15:56:06) - 昔見た時は馬鹿馬鹿しさに笑った食べ物ばかり作ってた印象があるけど今なら出されても変わってるなくらいに思えるのが凄い。 -- 名無しさん (2025-10-06 14:18:13) - 商品として出すとしたらやっぱり手軽に作れて変わった味も楽しめるあの春巻きの方が良いな -- 名無しさん (2025-10-07 12:17:52) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/09/26 Wed 20:10:14 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(orange){&bold(){だってプライドじゃ料理できないもーん!!}} &color(orange){&bold(){ボクみたいな技術のない料理人じゃおいしいものを作らなきゃならない時は、マネでもなんでもするよ!!}}} 『[[鉄鍋のジャン!]]』に登場するキャラクター。 *概要 [[日本>日本国]]の中華料理店の頂点に立つ五番町飯店で働いている見習い料理人。年齢は本編開始時点で[[ジャン>秋山醤(鉄鍋のジャン)]]、[[キリコ>五番町霧子(鉄鍋のジャン)]]と同じ16歳。 常に笑顔で他人に気を使ういい人タイプ。&s(){ジャンと共謀して[[大谷>大谷日堂(鉄鍋のジャン)]]のパーティー会場を滅茶苦茶にするぐらいの悪戯はノリノリでやるけど。} ただ、頭はあまり良くなく[[天然]]ボケ気味で周囲からも呆れられている。 料理に失敗して落ち込んでいたジャンを励ましたことを切っ掛けに彼の親友となり、以降はジャンのサポート役に回ることが多い。 容姿はそこそこ整っている方であり、[[女装]]すると結構かわいい。 *人物 作中登場する料理人の中では珍しくプライドなんて物を持っておらず((ほかの料理人が持つ【料理は○○】といった料理への深い心情も持っていない))、冒頭のセリフは大会予選で&bold(){横にいた大前考太の調理をそのまま見ながら真似して作った}際のセリフ。 もちろんただ真似して作った物が上手くいくはずもなかった……のだが、大前が皿を間違えて持って行った為、小此木の方が予選を通過した。&s(){大前は泣いていい。} ジャンの事を純粋に尊敬し、友達として接しており、彼と一緒に野外料理を作りに行ったり食材探しを手伝ったりもしている悪友関係。 小此木の行動が料理のヒントになることも多い。 ジャンもそんな小此木のことを大切な親友であり、数少ない心を許せる相手((背中の傷を見られることにも抵抗がないのは小此木ぐらいである。))だと思っている。 そのため丁寧に料理の基礎を教えたり、小此木を馬鹿にした相手を見返すために特訓をさせたりと面倒を見ている。((特に『R』では(ワザと)見習いに降格した小此木に内心で『何やってんだよ!』とやきもきしたり、課題の新作の回鍋肉を皆の前で披露する場面では『俺がサポートに入る』と(頼まれてもないのに)名乗りを上げる等)) 五番町飯店の見習いをする前の経歴は不明。 描写からして学校に行っている様子もないためおそらく中卒で働いており、家族の話も一切出ない。バイク免許、およびバイクは持っているようだが。 だが『R』で料理大会の会場の食材をくすねた時に楊から「そういうのひょっとして得意?」と聞かれたときに&color(orange){「昔ちょっとね」}と答えていたあたり意外と黒い過去があるらしい。&s(){春巻品評会時にゴミ箱をあさったり、ダチョウ肉欲しさに[[ダチョウ]]を盗み出したりで耐性がついたのかもしれないが。} 案外、天涯孤独の身の上で五番町飯店に盗みに入ったところを睦十や弥一に見つかって見習いとして働かせられることになった、なんて経緯があるのかもしれない。 望月からイジメを受けても五番町を辞めようとしなかったのは、他に行き場がなかったから……なのだろうか? 何度も言うようだが料理人としては未熟も未熟だが、これは(16歳のペーペー相手に)&bold(){周りがきちんと指導・教育をしていなかった}せいもあるわけで、一個人としては結構人たらしなタイプである。 Rから十数年の年月が経過した2ndでは、[[セレーヌ楊>セレーヌ楊(鉄鍋のジャン)]](結婚後はセレーヌ小此木)と結婚。 息子である小此木マリオが五番町飯店で見習いとして働いている。 マリオはフランス系の名前なので、勘のいい人はすぐ奥さんが誰か分かっただろう。 本人は五番町飯店を離れて、神戸にある楊の実家『シードラゴン(=五番町飯店神戸支店)』をマリオの妹である4つ子姉妹と一緒に夫婦で切り盛りしている。 彼の中華のセオリーに囚われない発想と想像力は、楊の「ヌーベル・シノワ」に通じるものがある為、腕が追いついた現在なら、店は繁盛間違いなしだろう。&s(){婿入りした方が良かったんじゃないかな。} &s(){……実は、逆算するとR時点で既に長男のマリオは産まれている。意外にやる事やっちゃっている肉食系である。小此木爆発しろ。} *料理人として まかないの[[野菜炒め]]さえまともに作れず、好き嫌いも多いなど料理人としては未熟も未熟。 その後、ジャンに指導を受けてからは実力を付け始め、後にジャンが海外修行の旅に出た時は、[[望月>望月(鉄鍋のジャン)]]に代わり鍋(炒め物や煮物の担当)を任せられるようになった。 が、本人はそれではジャンが帰ってきた時にサポートできないと、ジャンが帰国したらわざと失敗を繰り返し、『R』では見習いに戻った。 &s(){そして望月が鍋担当に戻ったのと同時に、見習いも全員辞めてしまった。……理由はお察しである。というかこの店は従業員の[[パワーハラスメント]]をもう少し是正しろよ。} 一応強みとして&bold(){柔軟性と発想力が優れており}、蟹クリーム[[コロッケ>コロッケ(料理)]]や[[ピザ]]などの惣菜を具にした[[春巻]]や[[チョコレート]]味の[[回鍋肉>回鍋肉(ホイコーロー)]]など色々とぶっ飛んだ料理を作り出す。 後に開かれた大会でも運が良かったとはいえ本選に出場して[[陸一族>陸一族(鉄鍋のジャン)]]と戦った。 &s(){もっとも、その結果はお察しである……が、実は&bold(){単純な技術負けであり、発想そのものは対戦相手の陸一族と同じコンセプトの料理(=陸一族クラスの発想力はある)だった。}} *作った料理 **無印 ・&bold(){野菜炒め} 作中における小此木の初料理。 シンプルな野菜炒めだが、中華料理の基本がなっていないせいで肉と野菜の水分が全て流れ出して[[スープ]]と化してしまい、結果野菜も肉も水分がなくパサパサのシナシナになってしまっている。 おまけに本人は&bold(){その欠点に全く気がついていなかった}ためボロカスに貶されてしまった。 というか基本も教えてもらっていない16歳の見習い一人に10人分以上のまかないを任せた挙句にボロクソに貶すわ殴りつけるわと[[ひどすぎる有様>ブラック企業]]である。それでいいのか五番町飯店。 泣き言を言う小此木に対してジャンも「そんなもん見て覚えるんだ。みんなそうしてんだ」と返すだけで、本格的に教えることになるのは次の料理から。 ・&bold(){&ruby(チンジャオニューロウス){[[青椒牛肉絲>青椒肉絲]]}(牛肉と[[ピーマン>ピーマン(野菜)]]の細切り炒め)} ジャンが小此木に中華料理の基本&bold(){&font(#ff0000){「&ruby(レンコウ){連鍋}」「&ruby(パオイウ){泡油}」「&ruby(ワンチェン){碗献}」}}を叩き込むために作らせた料理。 +煙が出るくらい強火で空焼きした鍋に汚れを溶かすための油を入れて戻し、次に料理に使う油を入れて炒めた物を鍋にこびり付かないようにする&font(#ff0000){連鍋} +下味を付けた牛肉や野菜を油通しする&font(#ff0000){泡油} +料理に使う調味料を一つの碗に混ぜて素早く使えるようにする&font(#ff0000){碗献} ジャンはこの3つの基本を青椒肉絲作りを通して小此木に教えた。&s(){五番町飯店の先輩方、特に弥一は総料理長なんだからもっとちゃんと教えてあげるべきだったんじゃ……。} ・&bold(){&ruby(ホンロントンユイ){紅龍童魚}(ウロコつき甘鯛)} [[蟇目>蟇目檀(鉄鍋のジャン)]]との料理勝負で両腕を折られたジャンの代わりに作ったもの(ジャンからは作り方を教わっている)。 60cm以上の甘鯛を使った料理で&font(#ff0000){鱗}を美味しく食べられるようにすることに主眼を置いている。 調理法は塩、胡椒、老酒で下味を付けた甘鯛を手で逆さに持ったまま熱した低温の油をかけ続けるだけと極めてシンプル。 選んだのは3kgもある甘鯛で普通は片手で長時間持ち続けられるものではないが、ジャンが課した事前のスパルタ特訓によって腕が硬直した小此木は何時間でも持っていられる。 その際&bold(){相当ボコボコにされている}が、ジャンが&bold(){特訓の意図を事前にしっかり説明し、ミスった時に[[ヘッドバット>頭突き]]の刑}の流れだったので小此木も特訓への弱音こそ吐いてはいるがボコボコにされた文句は一切言わずに真剣に特訓を受けている。 低温の油をかけ続けたことによって鱗はフライの衣よりも軽くスナック菓子のようにパリパリサクサクになり、身はしっとりとジューシー。空気のように軽く香ばしい鱗と甘鯛の身の旨みを存分に楽しめる。 生の赤と青の唐辛子を使ったタレと[[マヨネーズ]]にタバスコ・ケチャップ・酢・香菜を混ぜたタレの2種がさらに味を引き立ててくれる。 ・&bold(){下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる春巻} 新メニュー決定トライアルに出品したメニューで、おそらく&bold(){作中初の小此木完全オリジナル料理。} コロッケなど様々な惣菜を近所で買ってきて具として巻いた春巻。料理技術もジャンとの付き合いで成長したのか、見かけはしっかり春巻として仕上がり皮もしっかりと揚がっている。 しかし手当たり次第無差別に総菜を買って具にしたせいか&bold(){ドカ盛り料理並の本数}の春巻となってしまった。なおコロッケは中身だけ使って衣は廃棄しており、キリコは&bold(){&color(pink){「ひどい手抜き」}}と若干苦虫を嚙み潰したような顔で苦言を呈していた。 具はカニクリームやコーンクリーム、マッシュした&ruby(カボチャ){[[南瓜>カボチャ]]}、ひき肉、[[ポテト>ジャガイモ]]などの当たりもあるが、&bold(){冷めたピザやコールスロー、酸っぱい中華サラダ}などのハズレもある。&s(){一応は出前のピザを使って揚げてもあるのに何で冷めてんだ……?} これらの選定基準は分からないが、ジャンは&bold(){&color(red){「自分の好きなもん無差別に巻きやがったんだ…」}}と引いていた。 #center(){&bold(){「ああそうだな 一応食べますか…」} &bold(){&color(gold){「まぐれもないじゃろうが……」}} &bold(){「そう 確率は極めて低いけど…」} &color(orange){&bold(){ひっ ひどい!}}} と、これまでまともに料理を作れていなかった手前上記のコメント通り審査員だった弥一等からも期待はされず、あまりの馬鹿馬鹿しさとそれを裏付ける名前から呆れられつつも先輩たちの笑いを誘ったが、実食した弥一には&bold(){「下手な鉄砲というよりは『玉石混合』だな」「くだらん石コロの春巻もあるが、ちゃんと中華風に作れば、実にいい春巻になるものもある」}と評価。 先輩達が陥っていた中華の古い固定観念に囚われない斬新な発想の他、本来コロッケを揚げる際の複数の工程をたった1工程に短縮できる点でも評価されている。&s(){てゆーか皮を別のものにするも中身の工夫はしなかった先輩方は小此木のこと笑えない。} 作り方は普通の春巻と全く同じなので、実際に作ってみた読者もいるのではなかろうか。 ただし同時に弥一から&bold(){「中身ぐらい自分で作れるようになれよ。[[肝心な具材が出来合いモノなのは酷すぎる>モロバレル]]」}と酷評もされ、この点は先輩たちにも苦言を呈されており、具の中には取り除ききれなかったコロッケの衣が混じっているのでそういった部分はマイナス点。 結局店に出すものは、弥一から「大人も子供も親しまれる」と推された中華風にアレンジしたカニクリームと、マッシュしたカボチャの2つに絞った。 実際のところ最終候補に残った4人の春巻の中では、楊のスイーツ春巻と並んでお客さんに支持されやすい春巻と思われる。 具がユニークな以外はごく普通の春巻なので、睦十からも調理法からして&bold(){手間はかかるし奇をてらい過ぎた}ジャンやキリコは殺到する注文に調理が間に合わずヘトヘトになってたことを引き合いに出して&bold(){&color(gold){「作り方も簡単で、ユニークで気軽に食べられる春巻らしい春巻」}}と、小此木の料理の技量不足を除けば褒められている((逆に言うと当時技量不足の小此木でも数をこなせる程度に手軽に作れるということでもある))。 ・&bold(){三種の[[おにぎり>おにぎり(食品)]]} 店のまかないで作った料理。 見た目はラップで包まれた[[海苔]]のない大きなおにぎりであり、具はカキフライ、酢豚、[[麻婆豆腐]]の三種類。 &bold(){&color(orange){「ボク最近マジメに料理やってるんですよ」}}と答えた通り、台湾の屋台のおにぎり(「&ruby(ファントァン){飯糰}」と思われる)を参考にしており、表面のラップ側は熱くないがラップを剥がした中のおにぎりは熱々というギャップが特徴。((そんな熱々ならラップ越しに熱が伝わるんじゃないかなとも思うが)) 中の具のボリュームもあっておかずとご飯を纏めて食べられるが、肝心の具は相変わらず&bold(){デパ地下で買ってきた惣菜。} 成長と発想のユニークさは弥一にも認められたが、それはそれとして&bold(){「まかないはみんな楽しみにしてるんだからもっとちゃんとした料理を作れ」}とも注意された。&s(){ちゃんと後進育成してます?} ・&bold(){コピー炒飯} 第2回大会予選「指定された米で日本人の口に合う炒飯」という課題で製作。与えられた米は新米。 近くにいた大前孝太の作っていた炒飯を米のとぎ方・水加減・食材のチョイスに至るまで何から何まで徹底的に真似て&bold(){見た目そっくりに作ってしまった}代物。 おまけに大前の炒飯の横に自分の炒飯を置いたせいで、大前が自分の炒飯と間違えて持っていった結果まぐれではあったが予選通過を果たしてしまった。 確認を怠った大前の過失もあるが、それでも見た目はそっくり(味はまるで違う)に作ってるのは変に技術が高いような気がする。 なお、大前は全く気が付かずに小此木の炒飯を提供したがために敗退となったが、小此木の方は「大前が間違って持っていった」のをわかった上で大前の炒飯を自分のものとして提供して予選通過している((つまり大前の炒飯は順当に美味しかった))のだから完全に人の褌で相撲を取っただけである。結構タチ悪くないかね。 ・&bold(){ドジョウ鍋} 第2回大会第1試合「[[豆腐]]料理」という課題で製作。 土鍋に生きたドジョウ数匹と豆腐を入れて煮込んだシンプルな料理。 熱せられた湯により熱を嫌ったドジョウが豆腐の中に潜り込むミラクルが発生し、&bold(){湯豆腐の中から茹でられたドジョウが飛び出す}インパクト抜群の料理になった((「どじょう豆腐」自体は日本でもある程度知名度がある。ただし、架空の料理として。ドジョウには豆腐内の温度を知って緊急回避を試みるような知恵がない。))。 奇跡の産物と言えるが、そのインパクトを評価され1回戦通過となった。 ・&bold(){変わりギョーザ} 第2回大会第2試合「制限時間60分以内+審査員合計55人分の餃子」の課題で作ったと思われる料理。 見た目は普通の焼き餃子で、具にフルーツと餡子を使っていたこと以外は不明((実はこれは対戦相手の陸麗花の作った餃子とほとんど似たような具材。惨敗だったといえそこそこ点を取ってはいた))。 素早く餃子を作るため&bold(){こっそり会場を抜け出して店で餃子を早く包むためのギョーザ包み器を購入し持ち込む}相変わらずのダーティさだったが、対戦相手が陸麗花だったため完全に泣きが入った状態で作っていた。 なお得点は54点と小此木にしては割と高め。ジャンと付き合う内に最低限の料理技術を身に着けていたのだろうか。 **R頂上決戦 ・&bold(){温泉卵饂飩} 消化の良い温泉[[卵>卵(たまご)]]と[[うどん>饂飩(うどん)]]の組み合わせ。 楊からは「中華の料理人なのに〜?」と少し呆れられていたが、ジャンからは「卵の中で最も消化が良い状態だ」と褒められた。 ちなみに楊が直前に振る舞ったのはママン直伝の甘ーい[[オムレツ>オムレツ(料理)]]。オイ嫁。 ・&bold(){チョコレート回鍋肉} 回鍋肉の定義を学んだ後、小此木が個人的にハマっていた塩チョコやコショウチョコをヒントに思いつきの即興で生み出された皿。 反り返るまで炒めた[[豚肉]]、煮崩れしないように素揚げしたタロイモ、トック((朝鮮半島の[[餅]]))。それらの具を&bold(){大量のチョコレート・ラズベリー}・粒黒胡椒・岩塩で味付けした奇抜な回鍋肉。 一見すると香りも含めて完全にゲテモノだが、黒胡椒の辛味とラズベリーの酸味でチョコレートの甘さを引き締め、味の無いタロイモとトックを加えて甘さを更に半減。 〆に岩塩のしょっぱさによって全体の味をまとめているため見かけ以上に甘ったるくない味わいに仕上がっていた。 &bold(){店では絶対に出せないが味は及第点}だと自由な発想を評価され、総料理長の弥一もギリギリセーフの味と判定している。 かつては「クソ料理人」などと小此木を見下してた蟇目も、嫌みや煽り抜きで&bold(){&font(#9B95C9){「まるで子供の遊び」「料理はお客様に出せるものじゃないとな!つまり商品価値がないと!発想は自由に!料理は手堅く!」}}とコメント。 実際正当の中華料理では絶対に店に出せない一品であり、本人もご&color(orange){&bold(){「ごもっとも!」}}と返している。 また共に乱入してきた五行達も「面白い」と評し、一切ケチは付けていない。が、横にいたジャンはケチを付けてきたと感じていたのか険しい表情をしていたが。 追記・修正は #center(){ &color(orange){&bold(){だってプライドじゃ追記・修正できないもーん!!}} &color(orange){&bold(){ボクみたいな技術のないWiki篭りじゃおもしろい&ruby(もの){項目}を作らなきゃならない時は、マネでも何でもするよ!!}} } ──という人がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,13) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実は上記のとおり過去が一切不明。いくらイジメられても五番町を出て行かず、親の話さえも出てこない事から、天涯孤独なのかも。 -- 名無しさん (2014-05-02 19:02:53) - ↑そう考えるとあのヘラヘラ笑いとかが悲しいものに見えてくるな…… -- 名無しさん (2014-05-02 19:41:15) - 春巻きは、石三玉七の比率で酒の席に出したら盛り上がりそうだ -- 名無しさん (2014-10-03 15:41:40) - 春巻きも揚げ物だからかコロッケ系の中身とは相性いいのかも -- 名無しさん (2017-06-01 18:57:54) - 息子のマリオのほうが料理がうまいのだがどうしてこうなった? -- 名無しさん (2017-11-14 10:00:57) - ↑本人も最初から料理人目指してればあのくらいのポテンシャルはあったんじゃね -- 名無しさん (2017-11-14 12:35:00) - 実は無印終盤で先輩追い越す(Rでわざと降格)なので、元々ポテンシャルは高いのよ。妻と目されるセレーヌの指導力かもしれんが -- 名無しさん (2018-07-14 10:12:11) - ↑小此木の中華に縛られない創意工夫は楊のヌーベルシノワとの相性も良さそうだしね。…実際アッチの相性も良かった訳だが(苦笑) -- 名無しさん (2018-07-14 13:04:36) - ↑料理人だけに「仕込み」は得意という訳ですな、ガハハハハ。 -- 名無しさん (2018-07-14 13:35:23) - マリオが生まれたのだから結婚はしているのだろう・・・相手誰だ!? -- 名無しさん (2018-11-28 09:50:18) - 作った料理で載ってないのは2回目の大会の分か。まぁコピペだったり、運よく成功したのばっかりだけど。 -- 名無しさん (2019-12-23 10:27:53) - >後に望月が海外修行の旅に出た時は ちょっと待ってどういうことなの… -- 名無しさん (2020-04-28 20:39:58) - ↑直しときました -- 名無しさん (2020-04-28 20:53:01) - オイオイオイオイ、女装するとめちゃ美少女ってのが抜けてるぞ。 -- 名無しさん (2020-04-28 21:51:56) - まあ平行世界の鉄牌では女の子だし。それ以上に美人の四つ子が娘という凄まじい勝ち組。まあ、湯水家も美人の双子がヒロイン役なんだけど。 -- 名無しさん (2020-05-06 18:05:11) - 春巻き勝負は多く作る必要があるランチメニューということを踏まえると、手間がかかるジャン&キリコの春巻きやデザート色が強いヤンの春巻きよりも、手軽に作れる小此木の春巻きが1番条件に合っているように思う。腕のない五番町他の面々も小此木春巻きなら作れそうだし -- 名無しさん (2020-06-06 00:01:15) - ↑作中でもキリコとジャンは春巻き以上のものを作ってしまった(故に手間が尋常でない)と指摘された一方、楊や小此木は手軽かつバリエーションを増やしやすいと評価されていたな。 -- 名無しさん (2020-12-09 19:58:42) - 餃子対決は対戦相手が相手の情報を調べて傾向と対策練るタイプだから単純に見抜かれて被せてこられただけじゃないの? -- 名無しさん (2021-11-22 01:19:48) - 2ndだとかなり癖の強い性格に・・・まああの世界皆そんな感じだから相対的にはマトモな部類に入るが -- 名無しさん (2022-03-12 15:47:12) - 料理人ならオタマで掬った塩の量を感覚でわかって当然という秋山にすれば、自分で最後まで盛り付けて置いた皿と違う皿を手に取ったことに気づかず審査員に持っていった大前孝太は敗退しても当然と思ってそうだな -- 名無しさん (2022-03-12 16:07:23) - 逆算するとジャンが中国に行って2年目位で第一子誕生していてその時点で子持ちなのに見習いに降格しようとしてるのはあまりにもジャン大好き。というかこれからはRで登場するたびにこれで子持ちか、夫婦揃って子供ほったらかしかと思ってしまう -- 名無しさん (2022-05-28 11:38:56) - 揚げた春巻きの中身のピザを冷めた状態にできる凄腕。トマトソースとチーズとサラミの春巻きとかだとなんかうまそうに思える -- 名無しさん (2023-12-25 11:07:45) - ↑多分冷凍のピザを解凍せずに突っ込んだんじゃないかと。中身的にはちゃんとすれば美味しそうなのは同意 -- 名無しさん (2023-12-25 11:25:41) - 成長した小此木とジャンの勝負が観たかった -- 名無しさん (2024-02-11 08:38:30) - ↑↑ピザは出前だぞ。後で宅配ピザの箱が見つかって先輩たちにボロクソ言われてる -- 名無しさん (2024-03-03 23:32:31) - ↑2 『R』が打ち切り(?)にならなかったら描かれたのかもしれない。ジャンや霧子にない柔軟な発想をするから意外と苦戦しそう。 -- 名無しさん (2024-09-09 11:14:54) - 息子が豆腐料理の課題で、ドジョウ豆腐を美味しい料理にするのやっぱ血筋かなぁ -- 名無しさん (2025-07-03 15:56:06) - 昔見た時は馬鹿馬鹿しさに笑った食べ物ばかり作ってた印象があるけど今なら出されても変わってるなくらいに思えるのが凄い。 -- 名無しさん (2025-10-06 14:18:13) - 商品として出すとしたらやっぱり手軽に作れて変わった味も楽しめるあの春巻きの方が良いな -- 名無しさん (2025-10-07 12:17:52) - カボチャ春巻き、この前作って家族と食べたけどめちゃめちゃ美味かった。チーズとか入れても美味しいと思う -- 名無しさん (2025-10-22 07:10:02) #comment #areaedit(end) }

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