デーボス軍

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&font(#6495ED){登録日}:2016/10/01 Sat 15:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){ホーロホロ ホロボレロー}} #center(){&bold(){ホーロホロ ホロボレロー}} #center(){&bold(){星を渡りゆく運命に}} #center(){&bold(){心震え胸踊る}} デーボス軍とは、[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]に登場する敵組織の名称である。 *【概要】 全銀河の災厄と謳われた[[暗黒種デーボス]]を神とする[[悪魔]]の軍団。 かつて太古の昔に地球に襲来し恐竜を絶滅させたが、その後に[[賢神トリン>キョウリュウシルバー/賢神トリン]]と[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]によってデーボスは北極に封印された。 現在は百面神官カオスを初めとした部下たちが封印から復活。 主デーボス復活のために、人間から怒り、悲しみ、喜びの3つの感情のエネルギーを吸い取っている。 構成員は&bold(){皆デーボスの細胞から生み出された生命体}であり、創造主であるデーボスのことは「神」として崇めている。 この「デーボスの肉体から構成員を生み出せる」というのがキモで、戦況や状況に応じ多様な幹部やデーボモンスターを用意出来るため、戦力の幅や柔軟性は高い。 また幹部である「戦騎」や配下のデーボモンスター達は、身体の何処かに自分たちが司る「喜怒哀楽怨」の顔を模した石膏のような装飾を有しており、この顔の様な装飾が「装飾に対応する人間の感情」を吸い取りデーボスに供給する役目を果たしている。 *【組織構造】 特徴として、&bold(){幹部全員のフットワークが非常に軽い事}が挙げられ、配下のデーボモンスターの援護に積極的に駆けつけたり、頻繁に幹部陣が前線に出てキョウリュウジャーと交戦することが多い。 組織的な団結力も強く、怠け者のラッキューロに対して処刑などといった最後まで厳しい処置を取らないなど、一見すると大らかな組織スタイル。 ……に見えるが、実態は&bold(){デーボス至上主義のワンマンスタイル}であり、デーボスからすれば戦騎もデーボモンスターも、そして最下層のゾーリ魔も&bold(){&color(red){全て使い捨て上等の消耗品。}} 重要なのはデーボスから神託を受ける指揮官のカオスただ1人であり、そのカオスもデーボスの意向次第で味方を容赦なく捨て駒扱いで切り捨てる事に一切躊躇しない。 つまり物語前半で部下を大切にしているように見えたのは、デーボスが力を取り戻せていない状態だったため&bold(){単に戦力を無駄遣い出来ないから}以上でも以下でもなかったのである。 事実そういったブラックな実態が明らかになったのはデーボスが完全復活した後半からであり、用済みになったor失敗作と判断された部下の切り捨てがいよいよ本格化して行った。 しかしその行動が初期の幹部達の離反とキョウリュウジャーの奮起を招き、結果として軍の崩壊、ひいてはデーボス自身の破滅へと繋がって行く事となる。 *【関連用語】 ・&bold(){氷結城} デーボス軍の本拠地であり、封印されたデーボスの肉体そのもの。 北極の海中にそびえる要塞であり、幹部陣はこの中で生活を送っている。 ・&bold(){大地の闇} 死んだデーボモンスター達が集まる[[死後の世界]]のような異世界。「地獄」とも。 終盤、入り口が拡大し拡がったことで死したデーボモンスター達が実体化して蘇った。 蘇ったモンスターは不死の存在と化すため、 大地の闇を閉じる、或いは滅ぼさない限り、蘇ったデーボモンスターは倒せないというインチキみたいな状態となる。 デーボス軍の奥の手とも言うべき世界。 *【構成員】 **首領 ・&bold(){[[暗黒種デーボス]]/蝶絶神デーボス} 通称:&bold(){「恐怖の暗黒種/滅亡のエンペラー」}。 デーボモンスターや各戦騎を創り出した源であり、デーボス軍の創造神。 &bold(){「星の病」}として恐れられ、襲来した星の支配種を滅ぼす事を目的としている宇宙生命体。 詳しくは個別項目参照。 **神官 ・&bold(){&font(black,#999999){百面神官カオス}} #center(){&bold(){&font(black,#999999){『氷結城』が動き始めた……。}}} #center(){&bold(){&font(black,#999999){我等デーボス軍。6000年を超え、完全復活の時!}}} 身長:222cm(デーボスカオスによる巨大化超増殖時身長:55.5m) 体重:176kg(デーボスカオスによる巨大化超増殖時体重:440.0t) 司る感情:喜び、怒り、哀しみ、など 成分:喜び、怒り、哀しみ、自由、など 配合:フレキシバイブル、呪術数珠、ブラスティック教鞭 特記事項:得意技は百面相。 声:菅生隆之 通称&bold(){「忠義深い&ruby(シャーマン){祈祷師}」}。 デーボス復活までの実質的なデーボス軍の総指揮官であり、封印されたデーボスの代弁者である祈祷師。 頭部に「何も考えず大笑いする表情」「血管を露わにして激怒する表情」「大粒のナミダで号泣する表情」のシンボルを持つ、髑髏の顔をした異形の自由の女神のような外見。 あらゆる感情をコントロールし、常に冷静沈着で大勢を達観する落ち着いた性格。デーボスに絶対的な忠誠を誓い冷静かつ威圧感溢れる態度で他者に接する。 デーボスが欲する感情を的確に読み取り各戦騎達に命令を下すだけでなく、自ら肉体をデーボスの復活の媒体にするのを苦にせず、主であるデーボスのためなら自らの命さえ躊躇なく投げ捨てる絶対的な忠誠心を有している。 最後までサボり癖のあるラッキューロを許容するなど比較的度量の深いように思われるが、実際はデーボスのためなら部下をも平気で使い捨て、切り捨てることも厭わない冷酷さも兼ね備えるなど本質は非情。 良くも悪くも性格のアクが強い戦騎達に内心悩まされていた節があり、終盤感情のコントロールが不能になった際は、泣き叫び、爆笑し、怒り狂いながら戦騎達への不満を露わにしていた。 賢神トリンとも互角に渡り合う実力者で、邪悪な感情を玉状に練り上げた&bold(){「呪術数珠」}により敵を拘束、鞭打つなどの攻撃を行う他、 光弾を発射する等ある程度の戦闘力を備えている。 また常に片手に持つ&bold(){「フレキシバイブル」}は最新鋭のタブレットPCよろしく情報やデータを魔術表示し、これによって様々な作戦を立案する。 実は&bold(){賢神トリンの実の兄。}彼の背中の翼はトリンに斬られたもの。 またトリンが最初に地球に来た際は別の惑星に行っていた。これは第22話にて復活を遂げた暗黒種デーボスのデザイン、およびドクターとプレズオンの調べていた小惑星の情報から&bold(){そこに住んでいた「昆虫に似た知的生命体」を約1億年前に滅ぼしていた}ことが示唆されているのだが……? #openclose(show=【10年越しに回収された伏線……?】){ [[獣電戦隊キョウリュウジャー]]の放送終了から約10年後、戦隊史上初の「昆虫モチーフ&異世界の星“チキュー”を舞台」とした[[王様戦隊キングオージャー]]が放送を開始。 そして彼らの相棒であると同時に、それぞれが治める国の守護神でもある&bold(){「昆虫型の自我を有する機械生命体」}こと[[シュゴッド>シュゴッド(王様戦隊キングオージャー)]]が作中で登場。 奇しくも、公式チャンネルで後を追うように再放送が開始したキョウリュウジャーに登場する、&bold(){「機械の身体を与えられブレイブに進化した恐竜」}である[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]と似通った存在として、ちょっとだけ話題になるもすぐに流れていった。 ――だが、キングオージャー第32-33話の内容に視聴者は度肝を抜かれることとなる。 [[とある存在>ダグデド・ドゥジャルダン]]によってキングオージャーの面々が飛ばされたのは、本編から約10年後のキョウリュウジャーの世界。 復活した新生デーボス軍(後述)に対して2つの戦隊が共同戦線を張る……という劇場版さながらの熱い展開も見どころの1つだが、問題はそこではない。 『シュゴッドソウル注入による獣電池の&bold(){活性化}』『獣電竜とシュゴッドの身体構造には&bold(){互換性があり[[合体も可能>キョウリュウジン]]}』 『異世界の星と思われた&bold(){“チキュー”}の民は、約2000年前にキョウリュウジャーの&bold(){“地球”}から移住した人々の末裔』 すなわち&bold(){『獣電戦隊キョウリュウジャー』と『王様戦隊キングオージャー』は別々の星で活動している同一世界観の2大戦隊ヒーロー}という、単純なコラボ企画の域をはるかに超えた、ブレイブにも程がある驚愕の事実が次々と判明した。 しかも、キングオージャー第&bold(){32}話が放送された2023年10月8日のわずか2日後に公式チャンネルで再放送されたのは、 上記のキョウリュウジャー第&bold(){22}話。そう、&bold(){「昆虫に似た知的生命体」がデーボス軍の手で滅ぼされていた事実が判明する回である((さらに話数もまるで図ったかのように「10」話後だったりする))。} そして後にキングオージャー第1部で争っていた[[地帝国バグナラク]]もまた、第2部の終盤で同じく他の星から移民してきた種族と判明。 母星が滅ぶ[[原因となった人物>グローディ・ロイコディウム]]が&bold(){大量のシュゴッドソウルを摂取していた}ことに加え、 それを行った[[黒幕>ダグデド・ドゥジャルダン]]が&bold(){シュゴッド自体を作り出し、キョウリュウジャーの地球に新生デーボス軍を送り込んだ張本人}であったことから、 『((少なくとも『王様戦隊キングオージャー』の世界においては))デーボス軍およびその関係者を産み出し、数億年前から現在に渡って、2つの地球/チキューを苦しめてきた全ての元凶なのではないか?』 『賢神トリンによってデーボス軍との戦いに志願した恐竜たちの進化形が獣電竜ならば、シュゴッドは望まずして誕生or元の姿から改造された、彼らのIF的な存在だったのでは?』 などの、両作品に対する新たな考察も浮上している。 } 基本的にデーボモンスターを生み出したりはしないのだが、稀に直属の配下であるデーボモンスターを生み出すこともあった。 #openclose(show=※配下){ ・&bold(){デーボ・キビシーデス} 身長:208cm 体重:169kg 考え:「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」 集める感情:なし 成分:黒板、教科書、机、先生、など 配合:ブラスティック教鞭、ガトリングペンシル-HB、超時空爆弾 特記事項:得意技は先制攻撃 CV:[[稲田徹]] &bold(){「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」}というカオスの考えから誕生した、怠け者の根性を超スパルタ教育で「今!」叩き直すデーボモンスター。 キョウリュウジャーを倒すために必要な様々な知識を、マンツーマン指導で厳しく教育する熱血教師のような性格を持つ。 &bold(){作中初のカオス製作デーボモンスター}で、エンブレムはカオスと同じく怒り・悲しみ・喜びの3種。 武器は出来の悪い生徒に電撃をお見舞いする「ブラスティック教鞭」とチョーク弾を連射して懲らしめる「ガトリングペンシル-HB」。 頑丈な要塞も一瞬で消滅させることが可能な超時空爆弾を発明するなど知能も高い。 ブラスティック教鞭は後にカオスに受け継がれた。 ・&bold(){デーボ・タイリョーン} 身長:213cm(巨大化復元時身長:53.3m) 体重:182kg(巨大化復元時体重:455.0t) 考え:「魔洞湖に沈んだ大事な物を釣り上げる」 集める感情:なし 成分:カジキ、投網、大漁旗、漁船、など 配合:ガッ釣り竿、海鮮山モリ 特記事項:マナーの悪い釣り人にだけは、我慢ならない。 CV:[[梁田清之]] &bold(){「魔洞湖に沈んだ大事な物を釣り上げる」}というカオスの考えから誕生した、どんな大物も釣り上げてしまうデーボモンスター。 周囲がどんなに騒いでもどっしりと構える図太さを持つが何故か土佐弁訛りをこじらせている。 エンブレムはカオスと同じく怒り・悲しみ・喜びの3種。 一つのポイントでジッと我慢し、狙った獲物を絶対に釣り上げる能力を持つ。 その力は地獄の影響で何も釣れない魔洞湖ですらデーボスの魔力をハリめぐらせることで獲物を釣り上げてしまう。 また獲物を待つ闇の忍耐力が自慢であり、いかなる敵の必殺技にもウキ足立つことなく、ひたすらじっと我慢して耐え抜くことが可能。 解説曰く&bold(){「その我慢強さにはキョウリュウジャーも真っサオ」}。 } ・&bold(){&color(red,black){魔剣神官マッドトリン}} #center(){&bold(){&color(red,black){お前は鏡を見たことが無いのか?俺はお前だ}}} 身長/204cm([[巨大化]]復元時身長:51.0m) 体重/174kg([[巨大化]]復元時体重:435.0t) 成分/賢神トリン、悪、など 配合/魔剣マッドネスフレイム 特記事項/魅力は、不良っぽいところ。 声:[[森川智之]] カオスの&bold(){「本来の邪悪な自分の姿をトリンに見せつけ苦しめる」}という考えから作り上げた、悪のトリンとも言うべき新たな神官。 本物のトリンよりも好戦的で残虐な性格。 カオスのことを&bold(){&color(red,black){「兄上」}}と呼び彼に従順で、カオスも&bold(){&font(#999999){「聞き分けのいい弟」}}と太鼓判を押す。 しかし兄であるトリンの事は&bold(){&color(red,black){「不良品」}}と唾棄している。 素早い飛行能力と専用の細身の剣&bold(){「マッドエッジ」}によるスピード戦を得意とし、トリンを上回るほどの剣術の腕前で戦闘する。 最大の技は、灼熱の闇の炎をまとった刀身がクロス状に斬りつける、相手にとって命トリの必殺技&bold(){「魔剣マッドネスフレイム」}。 実際の剣術自体はトリンとも勝るとも劣らないが、長きの戦いの影響で弱体化の一途を辿るオリジナルと違い、全力を振るうことができるという特徴を持つ。 **戦騎 ・&bold(){[[喜びの戦騎キャンデリラ]]} #center(){&font(black,#ff1493){&bold(){美貌の秘訣は笑顔!キープスマイリングよ~!アハッ♡}}} 声:[[戸松遥]] 通称&bold(){「笑顔の&ruby(ディーバ){歌姫}」}。 「喜び」の感情を司る、ハートマークを全身にあしらった風船人形のような姿の戦騎。 戦斧&bold(){「キャハハルバート」}を武器に、喜びの歌をデーボスに捧げる歌姫であり、人間を堕落させようと考えている。 ……が、口癖が&bold(){&font(black,#ff1493){「キープスマイリング」}}で、&bold(){&font(black,#ff1493){「美貌の秘訣は笑顔」}}と公言するように、 性格が底抜けにポジティブすぎて、&bold(){自身や味方が勝っても負けても平然と笑っていたり喜び続ける}という無責任な一面がある度を越した楽天家。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[怒りの戦騎ドゴルド]]} #center(){&color(gold,#8b0000){&bold(){フン、腹立たしい!!お忘れか!?}}} #center(){&color(gold,#8b0000){&bold(){俺はデーボス軍怒りの戦騎、ドゴルドだ!}}} 声:鶴岡聡 通称&bold(){「憤怒のクラッシャー」}。 「怒り」の感情を司る、雷神や鎧のような体にライオンのような顔を持つ戦騎。 &color(gold,#8b0000){&bold(){「腹立たしい!」}}が口癖の非常に怒りっぽく攻撃的な武闘派だが、 集める感情の特性上、直接的な手段よりも精神を追い詰める搦め手的な策謀が得意。 愛剣&bold(){「喧嘩上刀」}を振り回す喧嘩殺法めいた戦い方が特徴。 しかし何故か獣電竜プテラゴードンを操れるなど不可思議な特性を持つ。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[哀しみの戦騎アイガロン]]} #center(){&font(#000080,#b0c4de){&bold(){怖そうな奴が増えてたなぁ~……}}} #center(){&font(#000080,#b0c4de){&bold(){くぅ~、沁みるわぁ~!}}} 声:水島裕 通称&bold(){「涙のパワーファイター」}。 「哀しみ」の感情を司る、西洋甲冑のような重厚なボディと泣き顔の仮面のような顔を持つ幹部。 &bold(){&font(#000080,#b0c4de){「沁みるわぁ~」}}が口癖の、いつも何かにつけて嘆いているネガティブで後ろ向きな性格。 それ故戦闘時においても泣きながら相手に攻撃を仕掛けてくる。 しかしそんな口癖に反し、実際は武器の片手斧&bold(){「トホホーク」}を操るかなりのパワーファイターであり、実行する作戦もえげつないものが多い。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[怨みの戦騎エンドルフ]]} #center(){&font(#1e90ff,#dc143c){&bold(){はぁ、頭が痛え…。ああ悪い悪い。こっちの話だ}}} #center(){&font(#1e90ff,#dc143c){&bold(){お前らが憎すぎて、今眩暈がしたのさ…}}} 声:松風雅也 通称&bold(){「恐ろしい&ruby(リベンジャー){復讐者}」}。 「怨み」の感情を司る、全身に炎や人魂を纏わせたような体と般若のような顔を持つ戦騎。 感情を集めるのではなく、主に「感情を怨みで彩る」という他の戦騎のサポートを担当する。 常に怨みが原因の頭痛に慢性的に悩まされているダウナーな性格だが、本性は執念深く好戦的。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[獰猛の戦騎D>デスリュウジャー/獰猛の戦騎D]]} #center(){&font(#e2041b){&bold(){俺は獰猛の戦騎…。勝者は俺一人でいい!}}} 声:[[宮野真守]] 通称&bold(){「&ruby(プレデター){捕食者}」}。 劇場版で登場したが、後に本編でも登場。 「獰猛」の感情を司る、全身に鋭利な牙や獣の口をあしらった外見の戦騎。 地球でのデーボス軍における最初に創造された戦騎で、恐竜達の獰猛の感情を吸うため創造された。 ドゴルド以上に凶暴且つ好戦的な性格で、非常に気性が荒い戦闘狂。 詳しくは個別項目を参照。 ・&font(#0b5394){&bold(){新・哀しみの戦騎アイスロンド}} #center(){&font(#0b5394){&bold(){死人に恋など出来ません。哀しいですよねぇ……。おお、何かいい曲が生まれそうだ。ハハハ!}}} 身長:205cm(黒マント時巨大化超増殖身長:51.3m) 体重:175kg(黒マント時巨大化超増殖体重:437.5t) 司る感情:哀しみ 成分:哀しみ、涙あふれるドームアイ、上回るアーマー、よせつけないメタルボディなど 配合:ガクブル楽譜、ぜつぼうしきぼう 特記事項:悩みはつらくて哀しいドライアイ 声:[[竹内良太]] 通称&bold(){「地獄の&ruby(コンダクター){指揮者}」}。 終盤に登場した新たな哀しみの戦騎。 蛇口や[[ロボット]]を思わせる頭部や肩、指揮者風の黒いスーツを纏った見た目が特徴。 デーボス完全復活に必要な「濃い哀しみの感情」を収集をすべく、カオスに創造された。 最新鋭の戦闘マシンのようなメタルボディに、アイガロンを上回る数々の武装を収納し、&bold(){「ガクブル楽譜」}と&bold(){「せつぼうしきぼう」}で作曲した悪のメロディを操ることができる。 人間の「濃い哀しみ」をメロディに変え、ガクブル楽譜せつぼうしきぼうを用いた音波攻撃を得意とする。 必殺技は&bold(){「爆音符」}。「雷電残光・五連突き」さえも耐え切る強固な防御力が売り。 他者の嘆きや哀しんでいる姿を嘲笑い、更にそこからインスピレーションを受け取り作曲するアイガロン以上に悪辣で冷酷な性格。 46話ではカオスの命令によりキャンデリラやラッキューロ、アイガロンの抹殺に向かい、アイガロンを蹂躙。 更にアイガロンの真実を告げ小馬鹿にしたように嘲笑った上でキャンデリラを処刑しようとするが、 [[爆音符の一撃をアイガロンが庇った>自己犠牲]]上に、彼の重い悲しみを背負ったイアンのディノスグランダーとトホホークの連撃を防ぎ切れず、巨大化する事なく爆散した。 ・&font(#bf9000){&bold(){新・喜びの戦騎キルボレロ}} #center(){&font(#bf9000){&bold(){全地球の生命体も自然も全て死滅するんだ!ラッパッポ~!}}} 身長:204cm(巨大化超増殖身長/51.0m) 体重:178kg(巨大化超増殖体重/445.0t) 司る感情:喜び 成分:喜び、ウキャウキャ管楽器、ドカドカ頭お花畑、お祝いブラスバンド、など 配合:アッパラッパー 特記事項:悩みは、嬉しいけどソロパートが終わらない 声:陶山章央 通称&bold(){「地獄の&ruby(パフォーマー){演奏者}」}。 終盤に登場した新たな喜びの戦騎。 全身に管楽器をあしらった演奏者みたいな見た目が特徴。 デーボス完全復活に必要な「濃い喜びの感情」を収集すべくカオスに創造された。 &font(#bf9000){&bold(){「ラッパッポ~!」}}が口癖で子供のように陽気な口調で話すが、本性は前任のキャンデリラとは違い他人を傷つける事に喜びを見出す残虐な性格。 アイスロンド同様、キャンデリラたち初期の戦騎達を&font(#bf9000){&bold(){「不良品」}}と見下している。 無数の抜差管とピストンバルブをボディに持ち、キャンデリラを上回る音楽テクニックで、戦闘らっぱ&font(#bf9000){&bold(){「アッパラッパー」}}を吹いて悪のメロディを自在に演奏する 最終話ではベースに襲撃を掛け、[[獣電池]]がデーボスの「滅びのメロディ」に毒されて変身できないイアンたちをものともせずに基地を半壊させるが、 ベースに戻ったことで電池が浄化されたイアンたちがブラック、ブルー、グリーンに変身。 3人のアームズを合体させたスラッシュシールドショットによって真っ二つに両断されたことで致命傷を負うと、 最後まで必死の抵抗を続けるキョウリュウジャーを嘲笑いながら爆散した。 ちなみにこいつを含む新・戦騎はいずれも巨大戦を行っていないが、これはデーボスに由来する「超増殖細胞」による任意の巨大化が可能になったのが遠因。 この細胞による巨大化は&bold(){細胞を持つ戦騎が自らの意志で行わなければならない=倒された後では細胞による巨大化ができない}という落とし穴があったのだが、本来その&bold(){「倒された後の巨大化」を可能とするラッキューロをカオスが放逐してしまった}ため、巨大化による反撃ができず等身大戦で倒されてそのまま退場……という結末になってしまったのである。 **その他構成員 ・&bold(){[[楽しみの密偵ラッキューロ]]} #center(){&font(#00ff00,#008000){&bold(){僕はラッキューロ!}}} #center(){&font(#00ff00,#008000){&bold(){キャンデリラ様の直属の部下で、楽しみの密偵だよ!}}} 声:[[折笠愛]] 通称&bold(){「お気楽なスパイ」}。 「楽しみ」の感情を司る、ゆるキャラや縫いぐるみのような体を持つキャンデリラ直属の配下。 &font(#00ff00,#008000){&bold(){「ラッキュー!」}}が口癖の子供っぽい口調と性格のキャラクターで、主に人間社会に潜伏しての諜報活動を担当している。 ……が子供っぽい性格が原因で自分の楽しみを優先する為すぐサボろうとする、驚く程働かないダメな子。 ただし年がら年中サボる訳ではなく、真面目に働く場面ではしっかり仕事はする。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){ゾーリ魔} 今回の戦闘員。 地球中に染み着いたデーボスの細胞片から生まれる兵士で、全身にゾウリムシのような柄を持つ単細胞生物。 丸鋸のような刃の付いた銃を武器とし、「ヌル、ヌル」という奇妙な鳴き声が特徴的。 世界各国に自由に出現可能なかなりワールドワイドな活動範囲を有している。 デーボスが活性化した際は戦闘員とは思えぬ戦闘力を発揮し、キョウリュウジャーを苦しませた。 数十体のゾーリ魔が融合することで、巨大な怪獣めいた姿&bold(){「巨大ゾーリ魔」}になるなど、中々のハイスペックな戦闘員。 ・&bold(){ビューティフルゾリー魔ー} 身長:192cm(巨大化復元時身長/48.0m) 体重:125kg(巨大化復元時体重/312.5t) 成分:ゾーリ魔、美、など 配合:ヌル塗るブラシ 特記事項:スリーサイズは秘密、とのこと。 「美しさを奪われた人間(女性限定)は哀しむ」という考えによって、キャンデリラとアイガロンのパワーを受けて成長したゾーリ魔の強化個体。 &bold(){「ヌル塗るブラシ」}でなでることによって、人間の女性から美しさを色として奪う能力を持つ。 この色はゾーリ魔たちに分け与えることができるほか、自分に塗ればさらに美しく強くパワーアップすることも可能である。 扱いは&bold(){「美のカリスマ」}。 めくるめくメイク術とおすすめコスメ情報に詳しい、ゾーリ魔たちの憧れの存在である。 ・&bold(){守護騎士カンブリ魔} 平均身長:204cm(巨大化復元時平均身長:51.0m)  平均体重:166kg(巨大化復元時平均体重:415.0t) 成分:三葉虫、アノマロカリス、オパビニア、など 配合:カンブレード 特記事項:「カンブリア紀の海」をイメージしてほしいだけで、「幹部」ではありません。 声:松田健一郎、西脇保 三葉虫などの古代生物が合成されたような姿のカオス直属の守護騎士。 ボディには、カオスを象徴する、喜・怒・哀の3つの面が付いている。 邪悪なパワーで複数体生み出すことが可能で、デーボス軍の上級戦闘員ともいうべき存在。 人語を話すことが出来るが、語尾へ「ヌル」とつくのが特徴。 さらに、&bold(){「ゾーリ魔の100倍強い」}と称するだけあって、初登場回のブレイブ9は専用の剣「カンブレード」だけでなく三つの面を用いた[[オールレンジ攻撃]]でキョウリュウグリーン&ピンクを翻弄し人質にするほどであった。 ただし、あくまでも上級戦闘員扱いなので翌話であるブレイブ10で[[オールレンジ攻撃]]はあっさりグリーン&ピンクに破られてしまい、以降割と雑な扱いに。中盤ではもっぱらドゴルドの憑依先として重宝された。 ・&bold(){大地の魔神ガドマ} 身長:71.9m 体重:584.4t 成分:墓場、門、屍、手向けの花、など 配合:墓射光線、墓威力 特記事項:攻めの姿勢で守る 1億年前にデーボスが全獣電竜に追い詰められた際、 デーボスが&bold(){「あらゆる外敵から我が身を守らせる」}という考えの元、地球の土壌から創造した伝説の巨大魔神。 墓石や棺、城門で出来た巨大な[[ゴーレム]]のような見た目を有するが、 核となる中枢部は掌サイズの小型の人形。この中枢部が大地を吸収することで本来の姿となる。 ブラギガスのギガント砲にも耐える圧倒的な耐久力もさることながら、 &bold(){「&ruby(はかいりき){墓威力}」}と呼ばれる怪力や、一瞬にしてガーディアンズ獣電竜を退ける程の威力を誇る必殺ビーム&bold(){「&ruby(はかいこうせん){墓射光線}」}を持つ、火力面も充実した強敵。 その他呪いを掛けてキョウリュウスピリッツの力を阻害しキョウリュウジャーと獣電竜を弱体化できるなど搦め手も使える。 戦う時には、教会の鐘のような音が響くのが特徴。 *【デーボモンスター】 今作における今週の怪人枠。 デーボスの細胞から創造される生命体達で、広義で言えば各戦騎やカオス達神官もデーボモンスターと扱って差し支えない。 主な任務はデーボスが欲する人間の感情の収集。 3戦騎が自分の司る感情の柱に触れる事で生み出す事が出来、 そのため体の何処かには、生みの親である戦騎と同じ採取する感情を象った面が付いている。 なお戦騎のみしか創造出来ない訳ではなく、劇中ではラッキューロやカオスもデーボモンスターを製作している。 また、パワー充電による復活や幽霊といった形で再登場を果たす事も多く、その気になれば同じモンスターを再度創る事も可能。 感情を集めることが主任務であるため、都市の破壊といった直接的な破壊活動よりも人間に対する精神攻撃が多いのが特徴。 えげつない能力の持ち主から、脱力するような面白キャラまでその種類は多種多様。 ・&bold(){[[ゼツメイツ]]} デーボモンスターの中でも、とくに強大な力をもったデーボモンスターたちの総称。 太古の昔、地球の支配種だった恐竜を絶滅に追いやり、以降も現在に至るまで様々な時代で獣電竜やキョウリュウジャーたちと死闘を繰り広げてきた。 メンバーは「冷気」のデーボ・ヒョーガッキ、「病気」のデーボ・ウイルスン、そして「熱気」のデーボ・ナガレボーシの3体。 ……と設定は恐ろしげだが、実際は&bold(){色々とネタだらけな面白集団。} ただし実力は設定通り非常に優れているから始末に負えない。 #center(){&font(#ff0000){&bold(){以下最終盤のネタバレ}}} 首領であるデーボスの正体はなんと&bold(){人造生命体。} 即ち&font(#ff0000){&bold(){宇宙に居る何者かが創造した生命体である}}ことがデーボス自身の口から暴露された。 デーボスを生んだ全ての元凶は結局TV本編では現れなかったが、 スーパー戦隊祭『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]VSキョウリュウジャー THE MOVIE』にてその姿は露わとなった。 ・&font(silver,#00ffff){&bold(){創造主デビウス}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){おお……此処まで来るとは、褒めてやらずばなるまい!}}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){余が、創造主デビウスである!}}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){そしてこれが、貴様がこの世で聴く最後の言葉となる!!}}} 身長/215cm(完全覚醒巨大時身長/53.8m) 体重/175kg(巨大化復元時体重/437.5t) 成分/昆虫、宇宙、GXL無人宇宙ステーションなど 配合/マジカナ・ワンド、ウイニングウイング 特記事項/魔法のようなパワーでも、イマジネーションとブレイブにはマジ敵わなかった 声:てらそままさき 多くの惑星を滅ぼす為にデーボスを創造した&bold(){「闇の創造主」}と呼ばれる超生命体で、デーボス軍の真の支配者とも言うべき存在。 地球を破壊するべくデーボスを送り込んだがキョウリュウジャーの活躍で失敗に終わったため、自ら地球へ出向いてきた。 デーボスの創造主らしく性格は尊大して傲慢。他の生命を露骨に見下している。 その正体は肉体を持たない&bold(){強大なエネルギー生命体}。 ただし地球上ではエネルギー体のままでは活動できないことから、劇中では己の肉体を得る為ギャラクシーラインの宇宙ステーションを占拠。 自身が肉体を得るまでの間の時間稼ぎと「闇」の収集を目論み、配下のサラマズに[[シャドーライン]]に協力を求めるように命じ、水面下で暗躍する。 「闇」を集めるという命令を達成したサラマズに、用済みとなったシャドーライン本拠地キャッスルターミナルに火を放たせ、シャドーラインを滅ぼそうとするもこれは失敗。 結果的にこの行為が[[闇の皇帝ゼット]]の逆鱗に触れ、シャドーラインを完全に敵に回してしまう。 最後はトッキュウジャー・キョウリュウジャー、シャドーラインの三者連合軍の一体攻撃&bold(){「20連結カミツキブレイブラッシュ」}を受け倒された。 モチーフは「[[オズの魔法使い]]」の魔女。それと蛾の要素が混ざっている。 ・&font(#ff9900){&bold(){紅蓮神官サラマズ}} #center(){&bold(){&font(#ff9900){……うるせぇなぁ。用無しなのはテメェだよ!闇の力は手に入ったからなぁ!}}} 身長:203cm 体重:182kg 成分:ナマズ、サラマンダー、マグマ、新幹線など 配合:プロミランス 特記事項:神官が大爆破 声:天野ひろゆき デビウスの側近を務める神官。 炎をあしらった杖&bold(){&font(#ff9900){「プロミランス」}}を持ち、ウナギみたいな頭に炎を吹き出す岩石のようなゴツゴツした身体が特徴。 当初は丁寧な口調で話していたが、実際は粗暴で荒っぽい性格。 [[二つ名]]の通り炎を自在に操り、シャドーラインを味方につけるために交渉したが、その裏で闇を手に入れようと画策していた。 最後はクロックシャドーが死んだ際に発する闇を吸収し、更にクローズまで取り込んで「究極体」へと変貌するも、 その外見は、&bold(){新幹線みたいな見た目になったサラマスの車両っぽい部分1つ1つにクローズがそのまま嵌っている}ふざけた見た目。 そんな姿のサラマズを見たイアンは&bold(){「電車ごっこか?」}と%%マジレス%%率直な感想を述べた。 同じ神官であるカオスやトリン、マッドトリンと異なりゴツめな体型であるが、 背中の衣装などはよく見ると他の神官に類似したところがある。 *【壊滅後の変遷】 **新生デーボス軍 &bold(){2023年}に放送された『[[王様戦隊キングオージャー]]』で復活したデーボス軍。 首領であるデーボスとデーボモンスター1体のみであるが、ほぼ地球を掌中に収めかけている。 詳細は[[宇蟲王一味(王様戦隊キングオージャー)]]を参照。 ・&bold(){&color(purple,silver){&ruby(かぶとぶしん){兜武神}デーボス}} #center(){&bold(){&color(purple,silver){我はデーボス軍の首領『兜武神デーボス』!この星の支配種、人間を全て排除する!}}} 身長/210cm(巨大化兜増殖時身長/52.5m) 体重/179kg(巨大化兜増殖時体重/447.5t) 集める感情/ブレイブ 成分/[[カブトムシ]]、武将、甲虫甲冑、ブレイブ、最終進化、など 配合/デーボスウォード、デーボストール、テンカブトアーマー 特記事項/蝶絶神を超越した、カブトムシの化身。 CV:江川央生 スーツアクター:神前元 第二部の2年ほど前(=第一部と同時期)にダグデドの手によってキョウリュウジャーのいる地球に送り込まれた、新たなデーボス軍の首領。 第二部時点ではデーボス城を拠点とし、デーボ・センキングの能力で世界中から「ブレイブ=人間の感情」を奪い、獣電竜を捕らえることでキョウリュウジャーの力を封じると、2年もの間、デーボス城を居城にしながら地球を支配していただけでなく、ブレイブを集めることで完全な復活を目論んでいる。 ・&bold(){&color(#72777B,silver){デーボ・センキング}} #center(){&bold(){&color(#72777B,silver){えーッ!?全ての感情を司るデーボ・センキングを知らないとはァ~!沁みるわぁ~!}} &bold(){&color(#72777B,silver){どうやらまだブレイブが残っている様だなァ!!}}} 身長/203cm 体重/173kg 集める感情/ブレイブ 成分/カオス、ドゴルド、アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロ、エンドルフ、獰猛の戦騎D、など 配合/氷結杖、ブレイブキューイン 特記事項/厳密には戦騎だけでなく、実は神官も密偵も混じっている。 CV:武内駿輔 スーツアクター:米岡孝弘 兜武神デーボスが&bold(){「兜武神デーボスの力を完全復活させる」}という目的のために誕生させたデーボモンスター。 そのビジュアルは[[かつてのデーボス軍の幹部をひとまとめにした>スーパー悪者ワルド]]ようなもの((ただし、原型を保っているアイガロンやドゴルドと対照的に、地球側に付いたキャンデリラとラッキューロの部分は歪んだ見た目となっている))。 **100年後のデーボス軍 『[[帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100years after]]』に登場した新生デーボス軍。ただし全体的に司る感情がネガティブでパッとしない。 ・&bold(){千面神官ガオス} 分類:最高幹部 集める感情:卑屈、嫉妬、後悔など 特記事項:得意技はノリツッコミ CV:菅生隆之 百面神官カオスの[[そっくりさん]]。 カオスの顔にあった感情のオブジェがなくなり、額には『1000』の文字がくっついている。 新たなデーボス軍の(一応の)司令官。 テンションは低いが、ノリツッコミが得意。 ・&font(red,#cccccc){&bold(){後悔の戦騎アースレバン}} #center(){&font(red,#cccccc){&bold(){ああああっ!?先程のガオス様へのご説明!もっと丁寧にすべきだったぁ!!言葉が足りなかったぁ…クウゥ…!!}}} 司る感情:後悔 成分:後悔、航海半ばの海賊、悔いの残る杭、コナゴナ陶器など 配合:アースレバヨ・カッター 特記事項:後悔ばかりのblogは現在は非公開 声:[[森久保祥太郎]] 「後悔」の感情を司る、陶器で出来た海賊の様な外見の戦騎。 100年後のデーボス軍の軍師的立ち位置にあり、常に落ち着いた口調と丁寧な態度で様々な助言を行うが、 その後に&font(red,#cccccc){&bold(){「言葉遣いが足りなかった」「もっと解り易く説明すれば良かった」}}と後悔ばかりする面倒な性格。 詳細はVシネマ項目を参照。 ・&bold(){卑屈の戦騎スネルド} 分類:幹部 司る感情:卑屈 特記事項:大好物はヤケ酒 CV:鶴岡聡 卑屈の感情を司る、[[怒りの戦騎ドゴルド>怒りの戦騎ドゴルド]]のそっくりさん。 外見の大きな違いは太眉など。 &bold(){「どうせ俺は……」}が口癖で、大好物のヤケ酒をかっ食らう一幕も(顔が赤いのはそのせいだろうか?)。 「腹立たしいぜ!」とは言わないが、&bold(){「苛立たしいぜ!」「忌々しいぜ!」}と言うこともあった。 ウッピーにも言ったので、[[ライバル]][[フラグ]]が立った? ・&bold(){嫉妬の戦騎ホシイガロン} 分類:幹部 司る感情:嫉妬 特記事項:大好物は焼き餅 CV:水島裕 嫉妬の感情を司る、[[哀しみの戦騎アイガロン>哀しみの戦騎アイガロン]]のそっくりさん。 外見の大きな違いは頭の[[リボン]]など。 しばしば&bold(){「欲しいわ~」「妬ましいわ~」}と言うオネェ系の性格。 *【余談】 首領であるデーボスや幹部の戦騎やカオス達のデザインモチーフは「オズの魔法使い」。 配下のデーボモンスターは特に決まった固定モチーフは無いが、デーボス軍全体のキャラデザインを担当したK-SuKe曰く「服怪人」「ジオラマ怪人」とのこと。 日韓合同作品である『[[獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ]]』では1億年前に獣電竜に屈辱を味合わされたという総帥デイザルスが率いる&bold(){ネオデーボス軍}が登場。 火・水・風・土・氷・雷の六属性を持つ魔王を率いて、&b(){『竜の王の力』}を狙って暴れはじめた。 100年後と言い、デーボス軍はしつこくしぶとい悪の組織である。 追記・修正は感情を集めながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 新・哀しみの戦騎アイスガロン 、名前、アイスロンドじゃないですか? -- 名無しさん (2016-10-01 15:41:37) - デビウスのとこでサラマズが「ザマラス」「サラマス」みたいにちょくちょく間違ってますね -- 名無しさん (2016-10-01 16:43:23) - 紅蓮神官線 -- 名無しさん (2016-10-01 20:41:31) - 下手にラッキューロに温情をかけなかったら、カオス様はあれだけ無残な死に方せんかっただろうに...... -- 名無しさん (2016-10-01 20:48:31) - ラッキューロのクビはよく働いたし地球が滅びるまでは自由にすればいいって感じらしいから甘いには甘いんだよな -- 名無しさん (2016-10-02 01:33:42) - ボウケンジャーのネガティブシンジケート同様に、宿敵なり対話なりで戦隊メンバーと因縁持ちの幹部が多かったのは良い塩梅 -- 名無しさん (2016-10-02 12:48:32) - アイスロンドのとこ、終盤に登場した新たな喜びの戦騎になってますよ? -- 名無しさん (2016-10-02 15:07:08) - カオス様がラッキューロを甘く見たのが、デーボス軍最大の敗因だと思う......そうでなゃ、大地の闇の完全破壊は出来んかっただろう。 -- 名無しさん (2016-10-03 20:16:14) - 司る感情に裏付けされた濃いキャラ、戦隊メンバーと因縁や対話で接点持ちの多さ、何よりほぼ毎回前線に出撃するおかげでよく印象に残る面々 -- 名無しさん (2017-02-07 14:51:47) - 消滅した幹部はネガティブな感情のが多かったよな。哀しみ、怨み、怒りといった具合に。あと喜びもキルボレロのように使い方を誤るととんでもないことになるって感じ -- 名無しさん (2017-03-01 22:06:40) - デビウス・・・どうせなら、デーボス軍だけじゃなくて、シャドーラインや、メサイアなど等の歴代の悪の組織を産み出したり、ザンギャックが崇める神とか、そーゆう存在にしてほしかったな・・・個人的に。 -- 名無しさん (2018-08-26 23:19:24) - 年が変わる前に、完全に死亡した幹部がいない珍しい組織。 -- 名無しさん (2019-11-01 21:09:03) - カオスの項目がまだ無い -- 名無しさん (2019-12-20 00:17:21) - ゾーリ魔はデーボスの細胞から生まれるけど別にデーボスの正体がゾーリ魔の集合体とかいうわけではないという -- 名無しさん (2021-08-19 16:49:55) - ↑もしかしたらデビウスによって元のゾーリ魔から改造されたのがデーボスなのかも。ジニスみたいに。 -- 名無しさん (2021-08-19 18:10:47) - 新たなデーボモンスターって、幹部格の合体怪人だったか。劇場版の「獰猛」の要素まであって細かい。 -- 名無しさん (2023-10-08 14:15:32) - ↑加えて劇中の時系列を踏まえると、アースレバンが入っていないのも芸が細かいですね。 -- 名無しさん (2023-10-08 14:20:38) - デビウスに作られた「デーボス」は複数いて、そのうちの一体がキョウリュウジャー本編に出てきたデーボス、もう一体がダグデドに連れて来られたデーボス…みたいな解釈になるのかなこれは -- 名無しさん (2023-10-08 19:04:46) - ↑本当の創造主はダグデドで、デーボス達の生成管理をデビウスに任せてたという解釈も出来る -- 名無しさん (2023-10-09 02:37:39) - まあメタいこと言うとvsで「創造主」としてデビウスを設定したのはトッキュウジャー側のスタッフって話もあるんで、キョウリュウジャー単体の宇宙(もしくはトピア)においてはデビウスの存在自体が無かったことにされてるまであり得る -- 名無しさん (2023-10-09 02:49:23) - ガジャ「ある意味コイツらもカラフルな連中」 -- 名無しさん (2025-04-26 21:45:11) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/10/01 Sat 15:13:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 14 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){ホーロホロ ホロボレロー}} #center(){&bold(){ホーロホロ ホロボレロー}} #center(){&bold(){星を渡りゆく運命に}} #center(){&bold(){心震え胸踊る}} デーボス軍とは、[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]に登場する敵組織の名称である。 *【概要】 全銀河の災厄と謳われた[[暗黒種デーボス]]を神とする[[悪魔]]の軍団。 かつて太古の昔に地球に襲来し恐竜を絶滅させたが、その後に[[賢神トリン>キョウリュウシルバー/賢神トリン]]と[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]によってデーボスは北極に封印された。 現在は百面神官カオスを初めとした部下たちが封印から復活。 主デーボス復活のために、人間から怒り、悲しみ、喜びの3つの感情のエネルギーを吸い取っている。 構成員は&bold(){皆デーボスの細胞から生み出された生命体}であり、創造主であるデーボスのことは「神」として崇めている。 この「デーボスの肉体から構成員を生み出せる」というのがキモで、戦況や状況に応じ多様な幹部やデーボモンスターを用意出来るため、戦力の幅や柔軟性は高い。 また幹部である「戦騎」や配下のデーボモンスター達は、身体の何処かに自分たちが司る「喜怒哀楽怨」の顔を模した石膏のような装飾を有しており、この顔の様な装飾が「装飾に対応する人間の感情」を吸い取りデーボスに供給する役目を果たしている。 *【組織構造】 特徴として、&bold(){幹部全員のフットワークが非常に軽い事}が挙げられ、配下のデーボモンスターの援護に積極的に駆けつけたり、頻繁に幹部陣が前線に出てキョウリュウジャーと交戦することが多い。 組織的な団結力も強く、怠け者のラッキューロに対して処刑などといった最後まで厳しい処置を取らないなど、一見すると大らかな組織スタイル。 ……に見えるが、実態は&bold(){デーボス至上主義のワンマンスタイル}であり、デーボスからすれば戦騎もデーボモンスターも、そして最下層のゾーリ魔も&bold(){&color(red){全て使い捨て上等の消耗品。}} 重要なのはデーボスから神託を受ける指揮官のカオスただ1人であり、そのカオスもデーボスの意向次第で味方を容赦なく捨て駒扱いで切り捨てる事に一切躊躇しない。 つまり物語前半で部下を大切にしているように見えたのは、デーボスが力を取り戻せていない状態だったため&bold(){単に戦力を無駄遣い出来ないから}以上でも以下でもなかったのである。 事実そういったブラックな実態が明らかになったのはデーボスが完全復活した後半からであり、用済みになったor失敗作と判断された部下の切り捨てがいよいよ本格化して行った。 しかしその行動が初期の幹部達の離反とキョウリュウジャーの奮起を招き、結果として軍の崩壊、ひいてはデーボス自身の破滅へと繋がって行く事となる。 *【関連用語】 ・&bold(){氷結城} デーボス軍の本拠地であり、封印されたデーボスの肉体そのもの。 北極の海中にそびえる要塞であり、幹部陣はこの中で生活を送っている。 ・&bold(){大地の闇} 死んだデーボモンスター達が集まる[[死後の世界]]のような異世界。「地獄」とも。 終盤、入り口が拡大し拡がったことで死したデーボモンスター達が実体化して蘇った。 蘇ったモンスターは不死の存在と化すため、 大地の闇を閉じる、或いは滅ぼさない限り、蘇ったデーボモンスターは倒せないというインチキみたいな状態となる。 デーボス軍の奥の手とも言うべき世界。 *【構成員】 **首領 ・&bold(){[[暗黒種デーボス]]/蝶絶神デーボス} 通称:&bold(){「恐怖の暗黒種/滅亡のエンペラー」}。 デーボモンスターや各戦騎を創り出した源であり、デーボス軍の創造神。 &bold(){「星の病」}として恐れられ、襲来した星の支配種を滅ぼす事を目的としている宇宙生命体。 詳しくは個別項目参照。 **神官 ・&bold(){&font(black,#999999){百面神官カオス}} #center(){&bold(){&font(black,#999999){『氷結城』が動き始めた……。}}} #center(){&bold(){&font(black,#999999){我等デーボス軍。6000年を超え、完全復活の時!}}} 身長:222cm(デーボスカオスによる巨大化超増殖時身長:55.5m) 体重:176kg(デーボスカオスによる巨大化超増殖時体重:440.0t) 司る感情:喜び、怒り、哀しみ、など 成分:喜び、怒り、哀しみ、自由、など 配合:フレキシバイブル、呪術数珠、ブラスティック教鞭 特記事項:得意技は百面相。 声:菅生隆之 通称&bold(){「忠義深い&ruby(シャーマン){祈祷師}」}。 デーボス復活までの実質的なデーボス軍の総指揮官であり、封印されたデーボスの代弁者である祈祷師。 頭部に「何も考えず大笑いする表情」「血管を露わにして激怒する表情」「大粒のナミダで号泣する表情」のシンボルを持つ、髑髏の顔をした異形の自由の女神のような外見。 あらゆる感情をコントロールし、常に冷静沈着で大勢を達観する落ち着いた性格。デーボスに絶対的な忠誠を誓い冷静かつ威圧感溢れる態度で他者に接する。 デーボスが欲する感情を的確に読み取り各戦騎達に命令を下すだけでなく、自ら肉体をデーボスの復活の媒体にするのを苦にせず、主であるデーボスのためなら自らの命さえ躊躇なく投げ捨てる絶対的な忠誠心を有している。 最後までサボり癖のあるラッキューロを許容するなど比較的度量の深いように思われるが、実際はデーボスのためなら部下をも平気で使い捨て、切り捨てることも厭わない冷酷さも兼ね備えるなど本質は非情。 良くも悪くも性格のアクが強い戦騎達に内心悩まされていた節があり、終盤感情のコントロールが不能になった際は、泣き叫び、爆笑し、怒り狂いながら戦騎達への不満を露わにしていた。 賢神トリンとも互角に渡り合う実力者で、邪悪な感情を玉状に練り上げた&bold(){「呪術数珠」}により敵を拘束、鞭打つなどの攻撃を行う他、 光弾を発射する等ある程度の戦闘力を備えている。 また常に片手に持つ&bold(){「フレキシバイブル」}は最新鋭のタブレットPCよろしく情報やデータを魔術表示し、これによって様々な作戦を立案する。 実は&bold(){賢神トリンの実の兄。}彼の背中の翼はトリンに斬られたもの。 またトリンが最初に地球に来た際は別の惑星に行っていた。これは第22話にて復活を遂げた暗黒種デーボスのデザイン、およびドクターとプレズオンの調べていた小惑星の情報から&bold(){そこに住んでいた「昆虫に似た知的生命体」を約1億年前に滅ぼしていた}ことが示唆されているのだが……? #openclose(show=【10年越しに回収された伏線……?】){ [[獣電戦隊キョウリュウジャー]]の放送終了から約10年後、戦隊史上初の「昆虫モチーフ&異世界の星“チキュー”を舞台」とした[[王様戦隊キングオージャー]]が放送を開始。 そして彼らの相棒であると同時に、それぞれが治める国の守護神でもある&bold(){「昆虫型の自我を有する機械生命体」}こと[[シュゴッド>シュゴッド(王様戦隊キングオージャー)]]が作中で登場。 奇しくも、公式チャンネルで後を追うように再放送が開始したキョウリュウジャーに登場する、&bold(){「機械の身体を与えられブレイブに進化した恐竜」}である[[獣電竜>獣電竜/獣電巨人(獣電戦隊キョウリュウジャー)]]と似通った存在として、ちょっとだけ話題になるもすぐに流れていった。 ――だが、キングオージャー第32-33話の内容に視聴者は度肝を抜かれることとなる。 [[とある存在>ダグデド・ドゥジャルダン]]によってキングオージャーの面々が飛ばされたのは、本編から約10年後のキョウリュウジャーの世界。 復活した新生デーボス軍(後述)に対して2つの戦隊が共同戦線を張る……という劇場版さながらの熱い展開も見どころの1つだが、問題はそこではない。 『シュゴッドソウル注入による獣電池の&bold(){活性化}』『獣電竜とシュゴッドの身体構造には&bold(){互換性があり[[合体も可能>キョウリュウジン]]}』 『異世界の星と思われた&bold(){“チキュー”}の民は、約2000年前にキョウリュウジャーの&bold(){“地球”}から移住した人々の末裔』 すなわち&bold(){『獣電戦隊キョウリュウジャー』と『王様戦隊キングオージャー』は別々の星で活動している同一世界観の2大戦隊ヒーロー}という、単純なコラボ企画の域をはるかに超えた、ブレイブにも程がある驚愕の事実が次々と判明した。 しかも、キングオージャー第&bold(){32}話が放送された2023年10月8日のわずか2日後に公式チャンネルで再放送されたのは、 上記のキョウリュウジャー第&bold(){22}話。そう、&bold(){「昆虫に似た知的生命体」がデーボス軍の手で滅ぼされていた事実が判明する回である((さらに話数もまるで図ったかのように「10」話後だったりする))。} そして後にキングオージャー第1部で争っていた[[地帝国バグナラク]]もまた、第2部の終盤で同じく他の星から移民してきた種族と判明。 母星が滅ぶ[[原因となった人物>グローディ・ロイコディウム]]が&bold(){大量のシュゴッドソウルを摂取していた}ことに加え、 それを行った[[黒幕>ダグデド・ドゥジャルダン]]が&bold(){シュゴッド自体を作り出し、キョウリュウジャーの地球に新生デーボス軍を送り込んだ張本人}であったことから、 『((少なくとも『王様戦隊キングオージャー』の世界においては))デーボス軍およびその関係者を産み出し、数億年前から現在に渡って、2つの地球/チキューを苦しめてきた全ての元凶なのではないか?』 『賢神トリンによってデーボス軍との戦いに志願した恐竜たちの進化形が獣電竜ならば、シュゴッドは望まずして誕生or元の姿から改造された、彼らのIF的な存在だったのでは?』 などの、両作品に対する新たな考察も浮上している。 } 基本的にデーボモンスターを生み出したりはしないのだが、稀に直属の配下であるデーボモンスターを生み出すこともあった。 #openclose(show=※配下){ ・&bold(){デーボ・キビシーデス} 身長:208cm 体重:169kg 考え:「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」 集める感情:なし 成分:黒板、教科書、机、先生、など 配合:ブラスティック教鞭、ガトリングペンシル-HB、超時空爆弾 特記事項:得意技は先制攻撃 CV:[[稲田徹]] &bold(){「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」}というカオスの考えから誕生した、怠け者の根性を超スパルタ教育で「今!」叩き直すデーボモンスター。 キョウリュウジャーを倒すために必要な様々な知識を、マンツーマン指導で厳しく教育する熱血教師のような性格を持つ。 &bold(){作中初のカオス製作デーボモンスター}で、エンブレムはカオスと同じく怒り・悲しみ・喜びの3種。 武器は出来の悪い生徒に電撃をお見舞いする「ブラスティック教鞭」とチョーク弾を連射して懲らしめる「ガトリングペンシル-HB」。 頑丈な要塞も一瞬で消滅させることが可能な超時空爆弾を発明するなど知能も高い。 ブラスティック教鞭は後にカオスに受け継がれた。 ・&bold(){デーボ・タイリョーン} 身長:213cm(巨大化復元時身長:53.3m) 体重:182kg(巨大化復元時体重:455.0t) 考え:「魔洞湖に沈んだ大事な物を釣り上げる」 集める感情:なし 成分:カジキ、投網、大漁旗、漁船、など 配合:ガッ釣り竿、海鮮山モリ 特記事項:マナーの悪い釣り人にだけは、我慢ならない。 CV:[[梁田清之]] &bold(){「魔洞湖に沈んだ大事な物を釣り上げる」}というカオスの考えから誕生した、どんな大物も釣り上げてしまうデーボモンスター。 周囲がどんなに騒いでもどっしりと構える図太さを持つが何故か土佐弁訛りをこじらせている。 エンブレムはカオスと同じく怒り・悲しみ・喜びの3種。 一つのポイントでジッと我慢し、狙った獲物を絶対に釣り上げる能力を持つ。 その力は地獄の影響で何も釣れない魔洞湖ですらデーボスの魔力をハリめぐらせることで獲物を釣り上げてしまう。 また獲物を待つ闇の忍耐力が自慢であり、いかなる敵の必殺技にもウキ足立つことなく、ひたすらじっと我慢して耐え抜くことが可能。 解説曰く&bold(){「その我慢強さにはキョウリュウジャーも真っサオ」}。 } ・&bold(){&color(red,black){魔剣神官マッドトリン}} #center(){&bold(){&color(red,black){お前は鏡を見たことが無いのか?俺はお前だ}}} 身長/204cm([[巨大化]]復元時身長:51.0m) 体重/174kg([[巨大化]]復元時体重:435.0t) 成分/賢神トリン、悪、など 配合/魔剣マッドネスフレイム 特記事項/魅力は、不良っぽいところ。 声:[[森川智之]] カオスの&bold(){「本来の邪悪な自分の姿をトリンに見せつけ苦しめる」}という考えから作り上げた、悪のトリンとも言うべき新たな神官。 本物のトリンよりも好戦的で残虐な性格。 カオスのことを&bold(){&color(red,black){「兄上」}}と呼び彼に従順で、カオスも&bold(){&font(#999999){「聞き分けのいい弟」}}と太鼓判を押す。 しかし兄であるトリンの事は&bold(){&color(red,black){「不良品」}}と唾棄している。 素早い飛行能力と専用の細身の剣&bold(){「マッドエッジ」}によるスピード戦を得意とし、トリンを上回るほどの剣術の腕前で戦闘する。 最大の技は、灼熱の闇の炎をまとった刀身がクロス状に斬りつける、相手にとって命トリの必殺技&bold(){「魔剣マッドネスフレイム」}。 実際の剣術自体はトリンとも勝るとも劣らないが、長きの戦いの影響で弱体化の一途を辿るオリジナルと違い、全力を振るうことができるという特徴を持つ。 **戦騎 ・&bold(){[[喜びの戦騎キャンデリラ]]} #center(){&font(black,#ff1493){&bold(){美貌の秘訣は笑顔!キープスマイリングよ~!アハッ♡}}} 声:[[戸松遥]] 通称&bold(){「笑顔の&ruby(ディーバ){歌姫}」}。 「喜び」の感情を司る、ハートマークを全身にあしらった風船人形のような姿の戦騎。 戦斧&bold(){「キャハハルバート」}を武器に、喜びの歌をデーボスに捧げる歌姫であり、人間を堕落させようと考えている。 ……が、口癖が&bold(){&font(black,#ff1493){「キープスマイリング」}}で、&bold(){&font(black,#ff1493){「美貌の秘訣は笑顔」}}と公言するように、 性格が底抜けにポジティブすぎて、&bold(){自身や味方が勝っても負けても平然と笑っていたり喜び続ける}という無責任な一面がある度を越した楽天家。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[怒りの戦騎ドゴルド]]} #center(){&color(gold,#8b0000){&bold(){フン、腹立たしい!!お忘れか!?}}} #center(){&color(gold,#8b0000){&bold(){俺はデーボス軍怒りの戦騎、ドゴルドだ!}}} 声:鶴岡聡 通称&bold(){「憤怒のクラッシャー」}。 「怒り」の感情を司る、雷神や鎧のような体にライオンのような顔を持つ戦騎。 &color(gold,#8b0000){&bold(){「腹立たしい!」}}が口癖の非常に怒りっぽく攻撃的な武闘派だが、 集める感情の特性上、直接的な手段よりも精神を追い詰める搦め手的な策謀が得意。 愛剣&bold(){「喧嘩上刀」}を振り回す喧嘩殺法めいた戦い方が特徴。 しかし何故か獣電竜プテラゴードンを操れるなど不可思議な特性を持つ。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[哀しみの戦騎アイガロン]]} #center(){&font(#000080,#b0c4de){&bold(){怖そうな奴が増えてたなぁ~……}}} #center(){&font(#000080,#b0c4de){&bold(){くぅ~、沁みるわぁ~!}}} 声:水島裕 通称&bold(){「涙のパワーファイター」}。 「哀しみ」の感情を司る、西洋甲冑のような重厚なボディと泣き顔の仮面のような顔を持つ幹部。 &bold(){&font(#000080,#b0c4de){「沁みるわぁ~」}}が口癖の、いつも何かにつけて嘆いているネガティブで後ろ向きな性格。 それ故戦闘時においても泣きながら相手に攻撃を仕掛けてくる。 しかしそんな口癖に反し、実際は武器の片手斧&bold(){「トホホーク」}を操るかなりのパワーファイターであり、実行する作戦もえげつないものが多い。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[怨みの戦騎エンドルフ]]} #center(){&font(#1e90ff,#dc143c){&bold(){はぁ、頭が痛え…。ああ悪い悪い。こっちの話だ}}} #center(){&font(#1e90ff,#dc143c){&bold(){お前らが憎すぎて、今眩暈がしたのさ…}}} 声:松風雅也 通称&bold(){「恐ろしい&ruby(リベンジャー){復讐者}」}。 「怨み」の感情を司る、全身に炎や人魂を纏わせたような体と般若のような顔を持つ戦騎。 感情を集めるのではなく、主に「感情を怨みで彩る」という他の戦騎のサポートを担当する。 常に怨みが原因の頭痛に慢性的に悩まされているダウナーな性格だが、本性は執念深く好戦的。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){[[獰猛の戦騎D>デスリュウジャー/獰猛の戦騎D]]} #center(){&font(#e2041b){&bold(){俺は獰猛の戦騎…。勝者は俺一人でいい!}}} 声:[[宮野真守]] 通称&bold(){「&ruby(プレデター){捕食者}」}。 劇場版で登場したが、後に本編でも登場。 「獰猛」の感情を司る、全身に鋭利な牙や獣の口をあしらった外見の戦騎。 地球でのデーボス軍における最初に創造された戦騎で、恐竜達の獰猛の感情を吸うため創造された。 ドゴルド以上に凶暴且つ好戦的な性格で、非常に気性が荒い戦闘狂。 詳しくは個別項目を参照。 ・&font(#0b5394){&bold(){新・哀しみの戦騎アイスロンド}} #center(){&font(#0b5394){&bold(){死人に恋など出来ません。哀しいですよねぇ……。おお、何かいい曲が生まれそうだ。ハハハ!}}} 身長:205cm(黒マント時巨大化超増殖身長:51.3m) 体重:175kg(黒マント時巨大化超増殖体重:437.5t) 司る感情:哀しみ 成分:哀しみ、涙あふれるドームアイ、上回るアーマー、よせつけないメタルボディなど 配合:ガクブル楽譜、ぜつぼうしきぼう 特記事項:悩みはつらくて哀しいドライアイ 声:[[竹内良太]] 通称&bold(){「地獄の&ruby(コンダクター){指揮者}」}。 終盤に登場した新たな哀しみの戦騎。 蛇口や[[ロボット]]を思わせる頭部や肩、指揮者風の黒いスーツを纏った見た目が特徴。 デーボス完全復活に必要な「濃い哀しみの感情」を収集をすべく、カオスに創造された。 最新鋭の戦闘マシンのようなメタルボディに、アイガロンを上回る数々の武装を収納し、&bold(){「ガクブル楽譜」}と&bold(){「せつぼうしきぼう」}で作曲した悪のメロディを操ることができる。 人間の「濃い哀しみ」をメロディに変え、ガクブル楽譜せつぼうしきぼうを用いた音波攻撃を得意とする。 必殺技は&bold(){「爆音符」}。「雷電残光・五連突き」さえも耐え切る強固な防御力が売り。 他者の嘆きや哀しんでいる姿を嘲笑い、更にそこからインスピレーションを受け取り作曲するアイガロン以上に悪辣で冷酷な性格。 46話ではカオスの命令によりキャンデリラやラッキューロ、アイガロンの抹殺に向かい、アイガロンを蹂躙。 更にアイガロンの真実を告げ小馬鹿にしたように嘲笑った上でキャンデリラを処刑しようとするが、 [[爆音符の一撃をアイガロンが庇った>自己犠牲]]上に、彼の重い悲しみを背負ったイアンのディノスグランダーとトホホークの連撃を防ぎ切れず、巨大化する事なく爆散した。 ・&font(#bf9000){&bold(){新・喜びの戦騎キルボレロ}} #center(){&font(#bf9000){&bold(){全地球の生命体も自然も全て死滅するんだ!ラッパッポ~!}}} 身長:204cm(巨大化超増殖身長/51.0m) 体重:178kg(巨大化超増殖体重/445.0t) 司る感情:喜び 成分:喜び、ウキャウキャ管楽器、ドカドカ頭お花畑、お祝いブラスバンド、など 配合:アッパラッパー 特記事項:悩みは、嬉しいけどソロパートが終わらない 声:陶山章央 通称&bold(){「地獄の&ruby(パフォーマー){演奏者}」}。 終盤に登場した新たな喜びの戦騎。 全身に管楽器をあしらった演奏者みたいな見た目が特徴。 デーボス完全復活に必要な「濃い喜びの感情」を収集すべくカオスに創造された。 &font(#bf9000){&bold(){「ラッパッポ~!」}}が口癖で子供のように陽気な口調で話すが、本性は前任のキャンデリラとは違い他人を傷つける事に喜びを見出す残虐な性格。 アイスロンド同様、キャンデリラたち初期の戦騎達を&font(#bf9000){&bold(){「不良品」}}と見下している。 無数の抜差管とピストンバルブをボディに持ち、キャンデリラを上回る音楽テクニックで、戦闘らっぱ&font(#bf9000){&bold(){「アッパラッパー」}}を吹いて悪のメロディを自在に演奏する 最終話ではベースに襲撃を掛け、[[獣電池]]がデーボスの「滅びのメロディ」に毒されて変身できないイアンたちをものともせずに基地を半壊させるが、 ベースに戻ったことで電池が浄化されたイアンたちがブラック、ブルー、グリーンに変身。 3人のアームズを合体させたスラッシュシールドショットによって真っ二つに両断されたことで致命傷を負うと、 最後まで必死の抵抗を続けるキョウリュウジャーを嘲笑いながら爆散した。 ちなみにこいつを含む新・戦騎はいずれも巨大戦を行っていないが、これはデーボスに由来する「超増殖細胞」による任意の巨大化が可能になったのが遠因。 この細胞による巨大化は&bold(){細胞を持つ戦騎が自らの意志で行わなければならない=倒された後では細胞による巨大化ができない}という落とし穴があったのだが、本来その&bold(){「倒された後の巨大化」を可能とするラッキューロをカオスが放逐してしまった}ため、巨大化による反撃ができず等身大戦で倒されてそのまま退場……という結末になってしまったのである。 **その他構成員 ・&bold(){[[楽しみの密偵ラッキューロ]]} #center(){&font(#00ff00,#008000){&bold(){僕はラッキューロ!}}} #center(){&font(#00ff00,#008000){&bold(){キャンデリラ様の直属の部下で、楽しみの密偵だよ!}}} 声:[[折笠愛]] 通称&bold(){「お気楽なスパイ」}。 「楽しみ」の感情を司る、ゆるキャラや縫いぐるみのような体を持つキャンデリラ直属の配下。 &font(#00ff00,#008000){&bold(){「ラッキュー!」}}が口癖の子供っぽい口調と性格のキャラクターで、主に人間社会に潜伏しての諜報活動を担当している。 ……が子供っぽい性格が原因で自分の楽しみを優先する為すぐサボろうとする、驚く程働かないダメな子。 ただし年がら年中サボる訳ではなく、真面目に働く場面ではしっかり仕事はする。 詳しくは個別項目を参照。 ・&bold(){ゾーリ魔} 今回の戦闘員。 地球中に染み着いたデーボスの細胞片から生まれる兵士で、全身にゾウリムシのような柄を持つ単細胞生物。 丸鋸のような刃の付いた銃を武器とし、「ヌル、ヌル」という奇妙な鳴き声が特徴的。 世界各国に自由に出現可能なかなりワールドワイドな活動範囲を有している。 デーボスが活性化した際は戦闘員とは思えぬ戦闘力を発揮し、キョウリュウジャーを苦しませた。 数十体のゾーリ魔が融合することで、巨大な怪獣めいた姿&bold(){「巨大ゾーリ魔」}になるなど、中々のハイスペックな戦闘員。 ・&bold(){ビューティフルゾリー魔ー} 身長:192cm(巨大化復元時身長/48.0m) 体重:125kg(巨大化復元時体重/312.5t) 成分:ゾーリ魔、美、など 配合:ヌル塗るブラシ 特記事項:スリーサイズは秘密、とのこと。 「美しさを奪われた人間(女性限定)は哀しむ」という考えによって、キャンデリラとアイガロンのパワーを受けて成長したゾーリ魔の強化個体。 &bold(){「ヌル塗るブラシ」}でなでることによって、人間の女性から美しさを色として奪う能力を持つ。 この色はゾーリ魔たちに分け与えることができるほか、自分に塗ればさらに美しく強くパワーアップすることも可能である。 扱いは&bold(){「美のカリスマ」}。 めくるめくメイク術とおすすめコスメ情報に詳しい、ゾーリ魔たちの憧れの存在である。 ・&bold(){守護騎士カンブリ魔} 平均身長:204cm(巨大化復元時平均身長:51.0m)  平均体重:166kg(巨大化復元時平均体重:415.0t) 成分:三葉虫、アノマロカリス、オパビニア、など 配合:カンブレード 特記事項:「カンブリア紀の海」をイメージしてほしいだけで、「幹部」ではありません。 声:松田健一郎、西脇保 三葉虫などの古代生物が合成されたような姿のカオス直属の守護騎士。 ボディには、カオスを象徴する、喜・怒・哀の3つの面が付いている。 邪悪なパワーで複数体生み出すことが可能で、デーボス軍の上級戦闘員ともいうべき存在。 人語を話すことが出来るが、語尾へ「ヌル」とつくのが特徴。 さらに、&bold(){「ゾーリ魔の100倍強い」}と称するだけあって、初登場回のブレイブ9は専用の剣「カンブレード」だけでなく三つの面を用いた[[オールレンジ攻撃]]でキョウリュウグリーン&ピンクを翻弄し人質にするほどであった。 ただし、あくまでも上級戦闘員扱いなので翌話であるブレイブ10で[[オールレンジ攻撃]]はあっさりグリーン&ピンクに破られてしまい、以降割と雑な扱いに。中盤ではもっぱらドゴルドの憑依先として重宝された。 ・&bold(){大地の魔神ガドマ} 身長:71.9m 体重:584.4t 成分:墓場、門、屍、手向けの花、など 配合:墓射光線、墓威力 特記事項:攻めの姿勢で守る 1億年前にデーボスが全獣電竜に追い詰められた際、 デーボスが&bold(){「あらゆる外敵から我が身を守らせる」}という考えの元、地球の土壌から創造した伝説の巨大魔神。 墓石や棺、城門で出来た巨大な[[ゴーレム]]のような見た目を有するが、 核となる中枢部は掌サイズの小型の人形。この中枢部が大地を吸収することで本来の姿となる。 ブラギガスのギガント砲にも耐える圧倒的な耐久力もさることながら、 &bold(){「&ruby(はかいりき){墓威力}」}と呼ばれる怪力や、一瞬にしてガーディアンズ獣電竜を退ける程の威力を誇る必殺ビーム&bold(){「&ruby(はかいこうせん){墓射光線}」}を持つ、火力面も充実した強敵。 その他呪いを掛けてキョウリュウスピリッツの力を阻害しキョウリュウジャーと獣電竜を弱体化できるなど搦め手も使える。 戦う時には、教会の鐘のような音が響くのが特徴。 *【デーボモンスター】 今作における今週の怪人枠。 デーボスの細胞から創造される生命体達で、広義で言えば各戦騎やカオス達神官もデーボモンスターと扱って差し支えない。 主な任務はデーボスが欲する人間の感情の収集。 3戦騎が自分の司る感情の柱に触れる事で生み出す事が出来、 そのため体の何処かには、生みの親である戦騎と同じ採取する感情を象った面が付いている。 なお戦騎のみしか創造出来ない訳ではなく、劇中ではラッキューロやカオスもデーボモンスターを製作している。 また、パワー充電による復活や幽霊といった形で再登場を果たす事も多く、その気になれば同じモンスターを再度創る事も可能。 感情を集めることが主任務であるため、都市の破壊といった直接的な破壊活動よりも人間に対する精神攻撃が多いのが特徴。 えげつない能力の持ち主から、脱力するような面白キャラまでその種類は多種多様。 ・&bold(){[[ゼツメイツ]]} デーボモンスターの中でも、とくに強大な力をもったデーボモンスターたちの総称。 太古の昔、地球の支配種だった恐竜を絶滅に追いやり、以降も現在に至るまで様々な時代で獣電竜やキョウリュウジャーたちと死闘を繰り広げてきた。 メンバーは「冷気」のデーボ・ヒョーガッキ、「病気」のデーボ・ウイルスン、そして「熱気」のデーボ・ナガレボーシの3体。 ……と設定は恐ろしげだが、実際は&bold(){色々とネタだらけな面白集団。} ただし実力は設定通り非常に優れているから始末に負えない。 #center(){&font(#ff0000){&bold(){以下最終盤のネタバレ}}} 首領であるデーボスの正体はなんと&bold(){人造生命体。} 即ち&font(#ff0000){&bold(){宇宙に居る何者かが創造した生命体である}}ことがデーボス自身の口から暴露された。 デーボスを生んだ全ての元凶は結局TV本編では現れなかったが、 スーパー戦隊祭『[[烈車戦隊トッキュウジャー]]VSキョウリュウジャー THE MOVIE』にてその姿は露わとなった。 ・&font(silver,#00ffff){&bold(){創造主デビウス}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){おお……此処まで来るとは、褒めてやらずばなるまい!}}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){余が、創造主デビウスである!}}} #center(){&bold(){&font(silver,#00ffff){そしてこれが、貴様がこの世で聴く最後の言葉となる!!}}} 身長/215cm(完全覚醒巨大時身長/53.8m) 体重/175kg(巨大化復元時体重/437.5t) 成分/昆虫、宇宙、GXL無人宇宙ステーションなど 配合/マジカナ・ワンド、ウイニングウイング 特記事項/魔法のようなパワーでも、イマジネーションとブレイブにはマジ敵わなかった 声:てらそままさき 多くの惑星を滅ぼす為にデーボスを創造した&bold(){「闇の創造主」}と呼ばれる超生命体で、デーボス軍の真の支配者とも言うべき存在。 地球を破壊するべくデーボスを送り込んだがキョウリュウジャーの活躍で失敗に終わったため、自ら地球へ出向いてきた。 デーボスの創造主らしく性格は尊大して傲慢。他の生命を露骨に見下している。 その正体は肉体を持たない&bold(){強大なエネルギー生命体}。 ただし地球上ではエネルギー体のままでは活動できないことから、劇中では己の肉体を得る為ギャラクシーラインの宇宙ステーションを占拠。 自身が肉体を得るまでの間の時間稼ぎと「闇」の収集を目論み、配下のサラマズに[[シャドーライン]]に協力を求めるように命じ、水面下で暗躍する。 「闇」を集めるという命令を達成したサラマズに、用済みとなったシャドーライン本拠地キャッスルターミナルに火を放たせ、シャドーラインを滅ぼそうとするもこれは失敗。 結果的にこの行為が[[闇の皇帝ゼット]]の逆鱗に触れ、シャドーラインを完全に敵に回してしまう。 最後はトッキュウジャー・キョウリュウジャー、シャドーラインの三者連合軍の一体攻撃&bold(){「20連結カミツキブレイブラッシュ」}を受け倒された。 モチーフは「[[オズの魔法使い]]」の魔女。それと蛾の要素が混ざっている。 ・&font(#ff9900){&bold(){紅蓮神官サラマズ}} #center(){&bold(){&font(#ff9900){……うるせぇなぁ。用無しなのはテメェだよ!闇の力は手に入ったからなぁ!}}} 身長:203cm 体重:182kg 成分:ナマズ、サラマンダー、マグマ、新幹線など 配合:プロミランス 特記事項:神官が大爆破 声:天野ひろゆき デビウスの側近を務める神官。 炎をあしらった杖&bold(){&font(#ff9900){「プロミランス」}}を持ち、ウナギみたいな頭に炎を吹き出す岩石のようなゴツゴツした身体が特徴。 当初は丁寧な口調で話していたが、実際は粗暴で荒っぽい性格。 [[二つ名]]の通り炎を自在に操り、シャドーラインを味方につけるために交渉したが、その裏で闇を手に入れようと画策していた。 最後はクロックシャドーが死んだ際に発する闇を吸収し、更にクローズまで取り込んで「究極体」へと変貌するも、 その外見は、&bold(){新幹線みたいな見た目になったサラマスの車両っぽい部分1つ1つにクローズがそのまま嵌っている}ふざけた見た目。 そんな姿のサラマズを見たイアンは&bold(){「電車ごっこか?」}と%%マジレス%%率直な感想を述べた。 同じ神官であるカオスやトリン、マッドトリンと異なりゴツめな体型であるが、 背中の衣装などはよく見ると他の神官に類似したところがある。 *【壊滅後の変遷】 **新生デーボス軍 &bold(){2023年}に放送された『[[王様戦隊キングオージャー]]』で復活したデーボス軍。 首領であるデーボスとデーボモンスター1体のみであるが、ほぼ地球を掌中に収めかけている。 詳細は[[宇蟲王一味(王様戦隊キングオージャー)]]を参照。 ・&bold(){&color(purple,silver){&ruby(かぶとぶしん){兜武神}デーボス}} #center(){&bold(){&color(purple,silver){我はデーボス軍の首領『兜武神デーボス』!この星の支配種、人間を全て排除する!}}} 身長/210cm(巨大化兜増殖時身長/52.5m) 体重/179kg(巨大化兜増殖時体重/447.5t) 集める感情/ブレイブ 成分/[[カブトムシ]]、武将、甲虫甲冑、ブレイブ、最終進化、など 配合/デーボスウォード、デーボストール、テンカブトアーマー 特記事項/蝶絶神を超越した、カブトムシの化身。 CV:江川央生 スーツアクター:神前元 第二部の2年ほど前(=第一部と同時期)にダグデドの手によってキョウリュウジャーのいる地球に送り込まれた、新たなデーボス軍の首領。 第二部時点ではデーボス城を拠点とし、デーボ・センキングの能力で世界中から「ブレイブ=人間の感情」を奪い、獣電竜を捕らえることでキョウリュウジャーの力を封じると、2年もの間、デーボス城を居城にしながら地球を支配していただけでなく、ブレイブを集めることで完全な復活を目論んでいる。 ・&bold(){&color(#72777B,silver){デーボ・センキング}} #center(){&bold(){&color(#72777B,silver){えーッ!?全ての感情を司るデーボ・センキングを知らないとはァ~!沁みるわぁ~!}} &bold(){&color(#72777B,silver){どうやらまだブレイブが残っている様だなァ!!}}} 身長/203cm 体重/173kg 集める感情/ブレイブ 成分/カオス、ドゴルド、アイガロン、キャンデリラ、ラッキューロ、エンドルフ、獰猛の戦騎D、など 配合/氷結杖、ブレイブキューイン 特記事項/厳密には戦騎だけでなく、実は神官も密偵も混じっている。 CV:武内駿輔 スーツアクター:米岡孝弘 兜武神デーボスが&bold(){「兜武神デーボスの力を完全復活させる」}という目的のために誕生させたデーボモンスター。 そのビジュアルは[[かつてのデーボス軍の幹部をひとまとめにした>スーパー悪者ワルド]]ようなもの((ただし、原型を保っているアイガロンやドゴルドと対照的に、地球側に付いたキャンデリラとラッキューロの部分は歪んだ見た目となっている))。 **100年後のデーボス軍 『[[帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100years after]]』に登場した新生デーボス軍。ただし全体的に司る感情がネガティブでパッとしない。 ・&bold(){千面神官ガオス} 分類:最高幹部 集める感情:卑屈、嫉妬、後悔など 特記事項:得意技はノリツッコミ CV:菅生隆之 百面神官カオスの[[そっくりさん]]。 カオスの顔にあった感情のオブジェがなくなり、額には『1000』の文字がくっついている。 新たなデーボス軍の(一応の)司令官。 テンションは低いが、ノリツッコミが得意。 ・&font(red,#cccccc){&bold(){後悔の戦騎アースレバン}} #center(){&font(red,#cccccc){&bold(){ああああっ!?先程のガオス様へのご説明!もっと丁寧にすべきだったぁ!!言葉が足りなかったぁ…クウゥ…!!}}} 司る感情:後悔 成分:後悔、航海半ばの海賊、悔いの残る杭、コナゴナ陶器など 配合:アースレバヨ・カッター 特記事項:後悔ばかりのblogは現在は非公開 声:[[森久保祥太郎]] 「後悔」の感情を司る、陶器で出来た海賊の様な外見の戦騎。 100年後のデーボス軍の軍師的立ち位置にあり、常に落ち着いた口調と丁寧な態度で様々な助言を行うが、 その後に&font(red,#cccccc){&bold(){「言葉遣いが足りなかった」「もっと解り易く説明すれば良かった」}}と後悔ばかりする面倒な性格。 詳細はVシネマ項目を参照。 ・&bold(){卑屈の戦騎スネルド} 分類:幹部 司る感情:卑屈 特記事項:大好物はヤケ酒 CV:鶴岡聡 卑屈の感情を司る、[[怒りの戦騎ドゴルド>怒りの戦騎ドゴルド]]のそっくりさん。 外見の大きな違いは太眉など。 &bold(){「どうせ俺は……」}が口癖で、大好物のヤケ酒をかっ食らう一幕も(顔が赤いのはそのせいだろうか?)。 「腹立たしいぜ!」とは言わないが、&bold(){「苛立たしいぜ!」「忌々しいぜ!」}と言うこともあった。 ウッピーにも言ったので、[[ライバル]][[フラグ]]が立った? ・&bold(){嫉妬の戦騎ホシイガロン} 分類:幹部 司る感情:嫉妬 特記事項:大好物は焼き餅 CV:水島裕 嫉妬の感情を司る、[[哀しみの戦騎アイガロン>哀しみの戦騎アイガロン]]のそっくりさん。 外見の大きな違いは頭の[[リボン]]など。 しばしば&bold(){「欲しいわ~」「妬ましいわ~」}と言うオネェ系の性格。 *【余談】 首領であるデーボスや幹部の戦騎やカオス達のデザインモチーフは「オズの魔法使い」。 配下のデーボモンスターは特に決まった固定モチーフは無いが、デーボス軍全体のキャラデザインを担当したK-SuKe曰く「服怪人」「ジオラマ怪人」とのこと。 日韓合同作品である『[[獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ]]』では1億年前に獣電竜に屈辱を味合わされたという総帥デイザルスが率いる&bold(){ネオデーボス軍}が登場。 火・水・風・土・氷・雷の六属性を持つ魔王を率いて、&b(){『竜の王の力』}を狙って暴れはじめた。 100年後と言い、デーボス軍はしつこくしぶとい悪の組織である。 追記・修正は感情を集めながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 新・哀しみの戦騎アイスガロン 、名前、アイスロンドじゃないですか? -- 名無しさん (2016-10-01 15:41:37) - デビウスのとこでサラマズが「ザマラス」「サラマス」みたいにちょくちょく間違ってますね -- 名無しさん (2016-10-01 16:43:23) - 紅蓮神官線 -- 名無しさん (2016-10-01 20:41:31) - 下手にラッキューロに温情をかけなかったら、カオス様はあれだけ無残な死に方せんかっただろうに...... -- 名無しさん (2016-10-01 20:48:31) - ラッキューロのクビはよく働いたし地球が滅びるまでは自由にすればいいって感じらしいから甘いには甘いんだよな -- 名無しさん (2016-10-02 01:33:42) - ボウケンジャーのネガティブシンジケート同様に、宿敵なり対話なりで戦隊メンバーと因縁持ちの幹部が多かったのは良い塩梅 -- 名無しさん (2016-10-02 12:48:32) - アイスロンドのとこ、終盤に登場した新たな喜びの戦騎になってますよ? -- 名無しさん (2016-10-02 15:07:08) - カオス様がラッキューロを甘く見たのが、デーボス軍最大の敗因だと思う......そうでなゃ、大地の闇の完全破壊は出来んかっただろう。 -- 名無しさん (2016-10-03 20:16:14) - 司る感情に裏付けされた濃いキャラ、戦隊メンバーと因縁や対話で接点持ちの多さ、何よりほぼ毎回前線に出撃するおかげでよく印象に残る面々 -- 名無しさん (2017-02-07 14:51:47) - 消滅した幹部はネガティブな感情のが多かったよな。哀しみ、怨み、怒りといった具合に。あと喜びもキルボレロのように使い方を誤るととんでもないことになるって感じ -- 名無しさん (2017-03-01 22:06:40) - デビウス・・・どうせなら、デーボス軍だけじゃなくて、シャドーラインや、メサイアなど等の歴代の悪の組織を産み出したり、ザンギャックが崇める神とか、そーゆう存在にしてほしかったな・・・個人的に。 -- 名無しさん (2018-08-26 23:19:24) - 年が変わる前に、完全に死亡した幹部がいない珍しい組織。 -- 名無しさん (2019-11-01 21:09:03) - カオスの項目がまだ無い -- 名無しさん (2019-12-20 00:17:21) - ゾーリ魔はデーボスの細胞から生まれるけど別にデーボスの正体がゾーリ魔の集合体とかいうわけではないという -- 名無しさん (2021-08-19 16:49:55) - ↑もしかしたらデビウスによって元のゾーリ魔から改造されたのがデーボスなのかも。ジニスみたいに。 -- 名無しさん (2021-08-19 18:10:47) - 新たなデーボモンスターって、幹部格の合体怪人だったか。劇場版の「獰猛」の要素まであって細かい。 -- 名無しさん (2023-10-08 14:15:32) - ↑加えて劇中の時系列を踏まえると、アースレバンが入っていないのも芸が細かいですね。 -- 名無しさん (2023-10-08 14:20:38) - デビウスに作られた「デーボス」は複数いて、そのうちの一体がキョウリュウジャー本編に出てきたデーボス、もう一体がダグデドに連れて来られたデーボス…みたいな解釈になるのかなこれは -- 名無しさん (2023-10-08 19:04:46) - ↑本当の創造主はダグデドで、デーボス達の生成管理をデビウスに任せてたという解釈も出来る -- 名無しさん (2023-10-09 02:37:39) - まあメタいこと言うとvsで「創造主」としてデビウスを設定したのはトッキュウジャー側のスタッフって話もあるんで、キョウリュウジャー単体の宇宙(もしくはトピア)においてはデビウスの存在自体が無かったことにされてるまであり得る -- 名無しさん (2023-10-09 02:49:23) - ガジャ「ある意味コイツらもカラフルな連中」 -- 名無しさん (2025-04-26 21:45:11) #comment #areaedit(end) }

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